2003年12月27日。 城ヶ島に行きました。 前に行ったのが夏で暑かったけど、今度は冬の寒さでした。 といっても三浦半島だし、晴れて穏やかな天気なので、凍える事はありませんが。 冬は空気が澄んでいるので、遠くまで見えます。 水平線上に、丹沢山系や箱根の山や伊豆半島や伊豆大島が見えます。 ちょっと雲がかかっていたけど、富士山も大きく見えました。
城ヶ島の海沿いに(太平洋側)に遊歩道があり、
西から東に歩くと、途中に馬の背洞の門とウミウの住んでるガケがあります。
遊歩道と言っても、半分は岩だらけの海岸で道らしい道はありませんでしたが。
隆起海岸らしく、海岸は傾いた地層がにあわせて傾いた岩でした。
冬で寒いせいか、フナムシなどの生き物は見られませんでした。
馬の背の洞門は砂岩が波や風の浸食で穴が開いてできたトンネルです。 高さ8m、幅6m、厚さ2mなので、それほど巨大ではありません。 上部はあまり強度がなさそうで、立ち入り禁止になっていましたが、 かなり人が歩いたような跡がありました。 隣にもっと小さい穴も開いていて、そこから覗くと船がきれいに見えました。
馬の背の洞門の脇の階段を上がると、笹薮の間の道に出ます。
およそ3mぐらいの笹薮が左右に密に生え、藪に入れば間違いなく迷子になるでしょう。
海は全く見えない道を進むとウミウが見える展望台に出ます。
ウミウやヒメウやクロサギが住むのは、赤羽根海岸の東側の崖です。
10月下旬から4月ごろまでいるそうなので、まさに冬に見えます。
行ったとき海岸の白くなった崖に多数の鳥がいました。
500羽近くいたような気がします。
急斜面によくいられるなぁとびっくりです。
昭和35年5月31日に神奈川県が指定した天然記念物(地域指定)だそうです。
崖の裏側は県立公園になると思いますが、公園と崖の間は笹薮で仕切られていて近づけません
(崖側から見ても面白くないと思うけど)。
県立城ヶ島公園からの眺め。 左手に見える岬は三浦半島の一部で、剱崎です。 奥に霞んで見えるのは房総半島で、高い山は鋸山です。 | 安房崎灯台。 灯台まで行くと崖の上り下りが大変なので、遠くから写真を撮っただけです。 | 県立公演の案内版。 変な所に現在地が描いてあります。 安房崎から海沿いに城ヶ島大橋へ向かう道は崩れて立ち入り禁止だそうです。 |
城ヶ島公園(http://www.kanagawa-park.or.jp/kenritu/08jou/08jou.htm)
Presented by Ishida So |