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消防博物館地図

正面玄関 2004年5月25日。 消防博物館は四ツ谷消防署に併設されています。 丸の内線四谷三丁目駅とつながっているので、雨の日でも濡れずに行けます。 無料なのにしっかり維持されていて、子供と遊びに行くには適当な所です。

馬牽き蒸気ポンプ
消防用蒸気ポンプがイギリスで誕生したのは、1880年代のことです。わが国は、明治3年(1870)に、早くも最初の蒸気ポンプを購入しています。その後、輸入したり国内で作られた蒸気ポンプは、全部で15台に達しますが、この展示車は、明治32年(1899)に製造された国産品で、石炭で火を起こしてから、放水に必要な蒸気圧力が得られるまで、約20分を要しました。 入口を入った、1階と地下1階には、歴史的な、消防車、馬引き蒸気ポンプ、 消防ヘリコプターなどが展示してあります。 消防車のメーカーがメルセデス・ベンツなのは、ちょっとカッコいいかも。 はしご車の梯子は木製のもありました。

アエロスバシャル アルウェットIII型
昭和47年(1972)、東京と消防庁航空隊に第3号機として配置され、「かもめ」と命名されました。以後16年間、災害や救急患者の搬送に活躍し、その運行時間は4957時間50分に及びます。
出力:550馬力
最高速度:210km/h
登場人員:7名 屋上にもヘリコプターが置いてありました。 1階に置いてあるのと同じ型です。 こちらは中に入れる見たいです。 親子連れが操縦席に座って楽しんでいました。

江戸時代の消火活動 上の階には消防の歴史が展示してあります。 みごとなジオラマが置いてあります。 江戸時代には消防車も消火栓もなかったので、大火災の消火といえば、火災現場の周りの燃える物、 つまり家を破壊して火災が広がらないようにする破壊消火でした。 江戸時代の最初は武士が消火活動をする大名火消しです。 戦国大名が敵味方の区別に使ったまといとのぼりが、消火活動で組のシンボルの纏になったそうです。 その後、いろは48組と本所深川16組の町火消しが組織され、梯子乗りの曲芸が生まれた様です。 当時の町火消し間には競争意識があり、消火活動をしたら、どの組が消したか札を建てて自慢して痛みたいです。 明治に入り近代的な消防が始まりました。 最初は警察と消防はいっしょだったそうです。

消火活動中消火活動中 3階に入ってすぐの所に、子供向けの動く消火作業の模型があります。 消火活動をしている人形がかわいかったりします。

スタンプ

消防博物館1階のスタンプ 消防博物館地下のスタンプ、日付入り

関連リンク

消防博物館(http://www.tfd.metro.tokyo.jp/ts/museum.htm)


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Presented by Ishida So