2004年6月19日。 天気がいいので、レンタカーを借りて、鷹取山に行きました。 鷹取山周辺は住宅街で、駐車場がないので、追浜駅からバスで行くのが適当でした。 鷹取山の登り口はなんともわかりにくいです。 本来の入口と思われるのは、高取4丁目第2公園の脇からの登る道です。 但し、住宅街の奥にあるので、知っていないと行けないかもしれません。 もう1つはSEIYUの近くの水道局の貯水槽への階段を登っていく道です。 看板が出ていたのですが、車からは気づきませんでした。
鷹取山は比較的軟らかい凝灰岩で出来ていて、
明治から昭和初期にかけて石材の採取場になっていていました。
このため垂直な崖や、奇妙な形の岩が無数にあります。
さらに、町から近く、崖の具合がよかったためか、岩登りの練習場になりました。
この結果岩に多数の穴が開き、独特の景観となっています。
安全のため高鳥山安全登山協議会の指導に従う必要がありますが、
現在は横須賀市の公園として、合法的に練習しています。
この日も少なくとも6組以上のグループがあちこちで練習をしていました。
鷹取山の頂上には展望台があります。
高さは139m。
展望台に上がると東京湾も太平洋も相模湾も見えます。
眼下に横浜横須賀道路が通っていました。
結構近くです。
展望台には岩登りをしても行けそうですが、普通の人向けに、 わかりにくい場所に、階段があります。 ここに限らず鷹取山全般にわき道が多く、 切り通しなどで道の続きがわかりにくく、 方向標識も少ないので迷いそうです。 もっとも迷って出られなくなるほど広大ではありません。
展望台周辺は比較的低く、階段状の窪みを伝って装備なしで 上がれる岩が多いので、子供が遊ぶ事もできます。 見ていてハラハラするけどね。
展望台から見えた磨崖仏の方へ行って見ました。
道はりっぱな階段ですが、上り下りが多く、大変です。
磨崖仏は昭和40年ごろの製作だそうです。
高さは8mぐらいでしょうか。
見た目は大きく感じませんが、下に人がいるとその大きさがわかります。
Presented by Ishida So |