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国立科学博物館 地図

国立科学博物館本館とシロナガスクジラ模型 2005年2月5日。 国立科学博物館に行きました。 随分久しぶりです。 本館と、その横のシロナガスクジラの模型は健在でしたが、本館は改装中でした。 以前にロケットなどが置いてあった中庭やその周りの建物は、新館に変っていました。 本館が改装中のため入口は本館の脇を通った奥のみどり館からでした。 入場料は変っていない様でした。

大型哺乳類の剥製集団 ちょうど特別展の翡翠(ヒスイ)展をしていたので、見に行きました。 翡翠の本来の色は透明で、不純物によりいろいろな色になるそうです。 緑色以外に、赤色などの翡翠もあるそうです。 実際、翡翠の『翡』は赤色『翠』は緑色を意味します。 また、翡翠は美しい鳥のカワセミの意味でもあります。

翡翠にそっくりな石もいろいろあるそうです。 正直私には区別が付きません。 会場にでかい翡翠の石がいくつも置いてありました。 1mぐらいの大きさのもあります。 触っていいと書いてあったので、触って見ましたが、普通の石と何が違うかよくわかりません。 素人にはそんなもんでしょう。

なんでも翡翠を使い出したのは縄文時代の日本が世界で初めてだそうです。 日本にはいくつか翡翠の産地があり、糸魚川周辺のものが最高品質だそうで、 縄文時代の翡翠も糸魚川周辺のものだそうです。

縄文時代や弥生時代の翡翠と言えば、ほとんどが勾玉でした。 縄文に次いで古い翡翠文化は、南米のアステカ文明だそうです。 どちらの文化も途中で途絶えてしまい、近年になって翡翠が再発見されています。

翡翠の美術品としては、中国の彫刻があります。 翡翠展の後半は中国の工芸品でした。 いかにも中国らしい竜などの細かい細工の翡翠を彫った置物や食器などが展示してありました。

九元連立方程式求解機
アメリカのウェルバーは1936(昭和11)年に土木の構造解析や経済学上の計算を行える機械を考案、製作した。本機はその情報を元に帝国大学航空研究所が1944(昭和19)年に製作した国内初の大型計算機械である 新館の展示の仕方は、昔のただ置いてある感じの展示ではなく、 最近流行の、触ったり感じたりに重点を置いた展示でした。

3階のたんけん広場は、いろんな所に仕掛けがあり、 子供があちこち覗きまわって、いろいろ発見できるようになっていました。 いじりすぎるせいか、故障してるものも多かったようです。

その奥には大型哺乳類の剥製が、これでもかというぐらいにたくさん展示してありました。 少し暗めだったので、子供には動物に睨まれているようで怖かったかもしれません。

日本初のブラウン管テレビの模型 2階の探検広場は、身近な不思議な現象を体感するようになっていました。 内容的には、地域の科学館などでよくあるようなものです。

奥の展示スペースには、博物館ならではもので、昔の機械、計算機、などが置いてありました。 計算機の原点である機械式の計算機なども置いてありました。 動態展示してもらえるともっと面白かったかも。

日本最初の、カタカナの「イ」の字を写したブラウン管の複製も置いてありました。 これは実際に「イ」の字を撮影して写していて、字の前で手を振ったら、 ブラウン管の表示も揺れていました。

大名時計など江戸時代の機械も展示してありました。 見てると、動かしたい・・、と思うのですが、動いていませんでした。 残念。

生物の多様性:多種多様な松ぼっくり 1階は生物関係の展示でした。 そろそろ見るのに疲れてきたので、休憩にしました。

スタンプ みどり館の地下でワイルドライフ写真大賞展をしていました。 覗いてみたら、野生動物のすごい瞬間の写真が並んでいました。 解説を読んでると、何ヶ月も撮影した中での貴重な1枚とか、 偶然動物がいいポーズを取ってくれたとか。 ホントびっくりするようなすごい写真ばかりでした。


リンク

国立科学博物館(http://www.kahaku.go.jp/)
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Presented by Ishida So