平成18年6月24日。 レインボーブリッジを歩いてわたり、品川台場まで行ってみました。
品川駅から都営バスで芝浦埠頭で降りると、高いところを通る道路やゆりかもめの線路が見えます。 ちょっと歩くとレインボーブリッジの入り口につきます。 徒歩はOKですが、自転車は禁止のようです。 歩道は北側と南側がありますが、台場を見たかったので、南側ルートに行きました。 エレベータであがると歩道に出ます。 南側ルートは世界の童話コースと名前がついていました。 台場口までの距離は1.7kmだそうです。 ちなみに主塔間距離は570m、吊橋部の距離が798mなので、吊橋を抜けてからお台場側にかなり長く道がある事になります。
歩き出すと予想通り揺れていました。
トラックが通り過ぎる時はちょっと怖いかもしれません。
上は抜けていて、風がそのまま通るので、雨の日の通行は危険そうです。
幸い曇りで風もなく、揺れは小さなものでした。
平日なので誰もいないかと思っていましたが、何人か見かけました。
吊橋は中央部で高さが60mあり、眺めはいいです。 曇りで遠方は見えませんでしたが、下を通る船が小さく見えます。 ちょうどジェット船が通り過ぎていきました。
吊橋部を抜けると品川台場が見えてきました。 台場とは砲台を置く場所です。 品川台場は江戸幕府が江戸を守るため、ペリー来航の翌年の1853年8月から1年3ヶ月かけて作ったものです。
最初に見えるのは第6台場です。
四角い島の一角に船着場が見え、立ち入り禁止の札が下がっていました。
橋側に砂浜っぽくなっている部分があり、鳥がいっぱいいました。
そのあたりの木は白くなっていて、第6台場は野鳥の宝庫になっているようです。
木がうっそうとして、島の中がどうなっているかわわかりません。
次に第3台場が見えてきました。
台場の距離は江戸末期の大砲の性能を元に決められたのだと思いますが、
当時の大砲はあまり飛ばなかったようです。
第3台場はお台場から陸続きで、昭和3年に公園として整備されています。 上から見ると芝生のきれいな四角形の場所です。 中央は凹んでいます。 弾薬庫跡やかまど跡や陣屋跡などがありますが、全て江戸時代のものではないようです。
橋の遊歩道を出てすぐに第3台場に向かいました。
中に入るとけっこう草ぼうぼうでした。
あまり歴史を感じさせるところでもなく、どちらかといえばレインボーブリッジやお台場を眺めるかっこうの場所でした。
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