大学時代の同期生で木下邦男という男がいる。
彼は、私と同じゼミに所属し、4年間一緒に書道を学んだ。

出身は、岩手県陸前高田市。卒業と同時に岩手の教員採用試験を受け、合格。採用となった。
卒業して、30数年以来あっていない。あの日、震災の日、日本中が震撼し、私も震えた。

幸い、彼と彼の家族は無事で、自宅だけが津波で流されてしまっていた。
早く訪問したいという気持ちと、野次馬のような行動に見えないかという気持ち。
日々の仕事に追われ、ついつい今日まで来てしまった。

今回訪問がかなったので、そのときの写真をアップしようと思った。
写真では、生の様子が伝わらないのが残念である。感想は後日アップしたい。

                                                                  

       
札幌駅発青森行き 10:00頃の夜行寝台に乗り、青森駅で、 東北新幹線に乗り換えた。   一関市に宿を取り、レンタカーを借りる。
       
レンタカーで陸前高田市へ  友人と矢作小学校で待ち合わせ  彼の案内で、自宅のあったところへ。 右手は、700mほどで海。
       
土台のコンクリートだけが残っている。 他の人は、あった家の写真を飾ったり ボランティアの集合所 ビニールハウスの中は、家の残骸
       
祭りのだし 彼の奥さんと母さんが避難した諏訪神社(高さは 海抜約20m位に思われた)石段の途中、津波が来た場所が表示されている。確か、海抜11.5m  。