このページは、震災直後に送られた木下邦男君からの写真である。
彼の自宅は1・2・4枚目の写真中央付近にある、後ろ向きに写っている小型車の奥の家である。
3月11日 震災直後に命からがら、諏訪神社に駆け上がり、木下君の奥さんお母さんや近所の方々数十人が、
震えながら、一夜を明かしたという。その時、カメラを持っておられた方が撮影したものである。
海から7〜800mの距離にある木下宅はあっという間に波に飲み込まれていった。
2枚目と5枚目の写真に写っている木の枝に注目してほしい。
3ページ目にも同じアングルで、この木の枝が写っています。
写真でも迫力がありますが、現在は、何も残っていません。
しかし、何も残っていないむなしさと悲しみが感じられます。