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歯科治療における構造化 |
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歯科治療は、ほとんどがシステム化されていて、構造化が導入しやすい環境にあります。 ただ、自閉症のもっとも苦手な
の三つはどうしても避けてとおれない関門です。これをクリアーするために、構造化を工夫することが、治療前の仕事になるでしょう。 |
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ユニットの周りはすっきりとさせよう(物理的構造化) |
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私の医院の一番奥のユニット。ここで小児や障害児の治療をする。あまり物を置かないようにしているが、それでも自閉症児にとっては刺激的なものが一杯ある。 |
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治療器具や薬品を置くテーブルです。非常にごちゃごちゃしている。かれらは、この中から的確に自分の嫌なものを見つけ出す。ただ、テーブルの後ろには、いろいろなものが置かれているので、気が散るのも確かだ。 |
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ユニットに横になるとこのように見える。ライトのほかに、時計やカレンダー、写真などいろいろなものが目に飛び込んでくる。 |
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椅子に座った状態でこどもの目線から見たところ。加湿器からは湯気が出ている。 |
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自閉症児が来ると、みんなで模様替え。移動式のついたてで囲む。周りの視覚刺激の遮断をする。 |
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もちろん中にあるものはきれいに片付ける。 すっきりしたでしょう(^^) 特にブラッシング指導するときに効果的。周りのものに気を取られないので、集中して話を聞くことができる。 他の患者さんは入れないで、静かな環境を作ることも大事。 |
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椅子に座っても、気が散るものはほとんどありません。 (といっても水の出るスピットン(うがいをする場所)、ライトのスイッチ、陰に隠しておいたビデオデッキなど、まだまだ、完全じゃない。) |