「瑞沼小学校」さつき小学校と統合きまる

9月定例議会が1日から22日まで開会され、瑞沼小学校の廃校が条例改正により正式に決定しました。この問題については、一般質問、ホームページにおいて、現状、又将来にわたり生徒の減少が続く事が予想されると言う事で、さつき小学校との統廃合を訴えて来ましたが、今議会に於いて正式に決定しました。条例改正には、2/3以上の賛成が必要と言う事でしたが、共産党6名を除く全員が賛成し可決されました。今後は、瑞沼小学校をより市民にとり有効な施設として活用して行くかと言う事を考えて行かなければと思います。大切な施設ですので多くの市民の皆さんが利用出来る
施設にして行かなければと思います。
 9月議会は、平成15年度の決算を承認する議会でもあります。決算額は歳入総額360億3200円と言う事で前年比0.4l増でした。しかし、起債を昨年より10億多い51億発行した結果でした。小泉内閣の三位一体改革の影響も大きく財政的には-9.8億の減収と言う事です。人口減少が続いている影響も市税に現れ3.2lの減収、一方、国民健康保険、老人保健、介護保険等への補てんが19億と毎年増加しています。市税、国民健康保険の収納率も改善せず、併せて51億円の未収金がある状況です。回収は無論、歳出全般に思い切った見直し、改革をしない限り減収による市民サービスの低下を回避する事が出来ないのではと思います。議会が大胆に政策提案をしなければと思います。
 財政難もここまで来たかと言う程の補正予算でした。総額8746万円でした。昨年の9月補正予算に対して-90l以上の減額予算でした。行政、市民、事業者が協力して防犯意志高揚の条例を制定する。本格的な事業は難しく、農産物直売場に400万の補助金がついた事が新しい事業です。
・三郷市防犯のまちづくり推進条例
・三郷市立学校設置及び管理に関する条例の一部改正
・平成15年度一般会計決算承認について
・平成15年度、国保、介護、公共下水道、上水道等の決算認定
・教育委員2名、再任1、新任1の任命について他
1.一般競争入札率を上げる事による税の節減は出来ないか、 企業と良好な関係 を、誘致を促進する課の設置の考えは
入札に関しては、私は関与していないので、助役に答弁させます。(市長)
平成14年度一般競争入札は142件の内6件で4.2l、平成15年度では、96件の内10件で10.62lです。平成15年度から一般競争入札の拡大を進めている。一般競争入札は落札率が低いと言う事で税の節減にも寄与していると考えている。検討してゆきたい。(助役)
三郷市には工業団地はおろか、工業専用地域すらありません。せめて工業専用地域が出来ればと思っている。誘致するためには、専門的知識を持った職員を採用する必要があると思うが、大変難しい点がありますので、専門の業者に委託する事が良いのではないかと思います。(市長)

2.学校統廃合校舎を活用した不登校生徒の公的フリースクール創設の考えは
学校統廃合後の校舎利用につきましては、統廃合が実施された後に検討して行きたい。公的フリースクールについては、教育委員会に調査させ研究して行きたい。(市長)
不登校の相談はある面繊細な活動であると同時に専門性を必要とする事から今後は十分配慮しつつ市民ボランティアを含めた取り組みについて検討して行きたい。(教育長答弁)

3.テレビ放映されるほどのシルバー元気塾の今後の取り組みは、統廃合校舎を拠点
に! シルバー元気塾について、市民の健康については特に強い関心を持っている。効果は十分に承知している。心身ともに元気になる事業と考えている(市長)
参加者の増加に、会場の増設も限界に近づいている。拠点施設を作る事も選択肢の1つと考えている。医療分野についても一定の成果があったと考えている。参加者の足腰の年齢測定では、6歳若返った効果も出ている(教育長答弁)

4.新和吉川線の記念碑通りまでの延伸計画は、又、建設費と財源について
事業化の段階ではないので具体的費用は積算していないが、概算では草加流山線までは約36億円、記念碑通りまでは16億円かかる。財源は担当部局と十分調整しなければならないが、国庫補助金や起債に頼らざるを得ないと思っている。他の幹線道路の整備については、道路単独で整備をして行かなければならないと考えている。(都市整備部長)

2問目の答弁

市長 私が全て万能であるとお考えの様ですが、組織ですので、私が口ちを挟む処と出来ないところがあります。入札に関しまして、方向性を示すと言う事でしたが、そうしますと、入札をコントロールする事に成ってしまう。又、関与してしまうと言う事に成ってしまう。自らコントロールする事は好ましい事でない。業者の選定につきましては誤解を招かないよう、指名業者選定委員会で決定をしてもらう事電子入札については、三郷市としては、将来的には参加するが、現状では、財政的な事もあり、又どうゆう形のシステムか、又、完成したシステムを確認した上で参加したいと県に伝えてある。
三郷市では大企業を設置する場所がない。そのためにインター周辺の開発を進めそこに大企業を誘致したと考えている。議員の皆様のご支援をお願いしたい。
シルバー元気塾については、市民の健康については特に強い関心を持っている。効果は十分に承知している。心身ともに元気になる事業と考えている
答弁は要約です。詳しくは議事録をご覧ください