.1.都市計画税についての懇話会の人選に問題はないか、説明不足ではないか、又、行政努力はどうなのか、区画整理済の早稲田地区の再整備については−懇話会を設け都市基盤整備に関すること、又、都市計画税の仕組みについて説明し皆さんからご意見を聞いた。その後、12月議会に上程し議員の議員としての責任において十分なる議論を得て議決を頂いた。過去に都市計画税に変わって一般財源を投入した経緯があり、早稲田地区の住民の方から都市計画税を頂くことは不合理ではないと考えています。早稲田地区の道路整備につきましては、整備済み地区で有ることから道路、公園
下水道等の維持管理が主なものとなります。
2.2007年問題について、財政的影響はどの程度か、市としての団塊の世代を意識した政策が見あたらないが、どう考えているのか−これを想定いたしましてインターA地区、あるいは中央地区、それから武繰跡地につきましても、十分に踏まえた上で計画をしている処です。今後、シルバー人材センターを積極的に活し団塊の世代の能力や経験を地域に生かしてゆきたいと思います。いずれにいたしましても団塊の世代の方々の地域貢献活動の拡大に市として対応して行きたいと思います。
3.公共事業を実施するとき直接市民に説明する事が少ない。回覧で済ましていないのか、どんな小さな事業でも、現地で市民に説明すべきではないか。この結果、地域内分権化が出来、協働の公共事業が出来るように成るのではないか−市の担当職員が現地沿線関係者に直接説明を行い同時に町会長さんを介してチラシ回覧をお願いするなど内容の周知を図っている処です。議員ご指摘の市民と共に作る公共事業の進め方につきましては利害関係でありますとか、地域の愛着といった側面、或いは、計画実施にどの様な形で参加して頂くのか研究をさせて頂きたいと思います。
4.下水処理場の上部デッキの整備は将来の整備に繋がる第一期工事と言う考えで整備すべきで、取りあえず芝生広場の整備と言う考えでは税金が無駄になるのではないか−トイレ、水飲み場と管理棟、倉庫 駐車場、案内看板等を整備する予定です。今後整備してゆく予定施設は、多目的利用を行うにあたり必要最低限な施設でありまして将来にわたりこれらの施設は不要になることのないよう十分配慮しゆく。
平成18年3月1日から23日まで議会が開催され平成18年度予算が審議され総額314億8000万円の予算が可決成立しました。歳入では、個人市民税、法人市民税が6.7l、21.5l増を見込みました。固定資産税については18年度評価替えと言う事もあり前年比-1.3lと言う予算でした。
18年度からは、都市計画税が新たに市街化区域の土地建物の課税標準額の0.15l課税される事になり総額7億5000万円を見込んでいます。又、たばこ税についても16.4l増の1億1700万を見込んでいます。しかし、地方交付税等が約9億減額になり総額では前年比40億円の減となり前年比マイナス10.4lの予算と成りました。又、市民センターとして活用が決まった瑞沼小学校は、シルバー元気塾、青少年体験活動施設、子供の居場所施設、障害者交流ルーム等として活用を考え、エレベーター、エアコン等の整備をし、夏休み前にはオープンする事に決まりました。又、埼玉県の中川下水処理センターの上部デッキに造成していました、6.9fが芝生広場が本年10月に三郷市に移管される事に成りました。この土地の活用が三郷市の市民スポーツの核施設と成るようにして行く事が必要と思っています。関連工事費5600万を計上しました。武繰跡地の開発も7月には決定する見通しです。インターA地区のイトーヨーカドーのあと大型店の進出が続いています。三郷市の地の利を活かす企業誘致を進め、人口減少財政難に歯止めをかけなければと思っています。
2006年度予算成立
総額三百十四億八千万円 前年比十.四l減