【2月15日】
小中さんと玲音のおかげで、昨日一日で100以上カウンタが進みました。お越し頂いた方、ありがとうございます。
普段テレビの仕事してて、自分の書いた文や編集した映像は、毎週万単位の方々にとどいているはずなのですが、こうして100人単位であってもHPを見てもらえるととても嬉しいのは、やはりこのサイトが完全に自分の手になるものなのだからだと思います(著作権のあるキャラクターの模型を展示している以上、本当の完全ではありませんけれども)。
テレビ番組の制作というのは、取材の対象となっている事物や人物を如何に正確に伝えるか、あるいはそれらの力を借りて自分の主張を伝えるか、ということなので、いずれにしても完璧には自分の意思通りにならないものを使って仕事をするわけです。そこが制作の面白さでもありますが、仮にそれで良い番組が出来たとしてもやはりどこか「借り物」なんですよね〜私にとっては。ドラマやアニメーション番組だったりするとまたその度合いが違うのでしょうし、そういうのもやってみたいとは思いますが、いかんせんローカル局ではそういう番組作ることはまずありません。
・・・とにかく、このサイトは出来はどうあれ他人の言葉や行動を借りることなく好きな様に作れます。ありがたいことです。 当然ですが、TVを見るのとはちがってより主体的な選択行動の結果このサイトを見てもらってる、といううれしさも大きいです。ほんとにありがとうございます。よろしければまた時々おいで下さいまし。
アニメージュに大地監督と倉田英之氏の対談が載ってたことに、人に言われて気づく(^^)。なかみは先月のNewTypeでも大地氏が語ってたように、今僕は意識して戦争の悲惨さを前面に出した、それは今必要な作業だった、と言うようなお話。
結局今僕が提示し得たのはその悲惨さの部分だけで、それを避けるためにどうしたらいいといった具体的方策には全く踏み込みませんでしした。シュウが助かったの自体かなり僥倖だったわけで、まっとうにいけば彼も生き残ってるはずないんですよね。戦争を回避するどころか人一人が生き残る方策も提示してません。ほんとにただ悲惨だっただけ、にもなりかねないお話でした。
けどそれに意味がないかというとおそらくそんな事はないっしょ。
最近の防衛とか改憲に関する論議って、そこのところが抜け落ちてるような気がするので。交戦権は独立国に固有の権利、国際紛争を解決する手段として戦争は正当なもの、徴兵制をしけばいじめ根絶景気回復(^^)などなどの様々な論議。軍備を持つ事で平和が保たれると言う主張もあるでしょうし。でもその戦力が実際に行使されたとき、前線にいる兵士や市民はこういう状態になるんだ、ということがなんか忘れられてるような。
もちろんそれを承知の上で改憲や軍備の必要性を説くのはありでしょう。けど論議の前提として、戦争の大義名分がなんであれ戦闘行為そのものは基本的に「悪」に近いものであること、戦争やその準備によってなにがしかの得るもの(国の名誉?威嚇による安全の確保?民族の自立?)があったとしてもそれは「悪」を行った結果であること、を思い出させる作業。必要な作業だったと私も思います。それだけでも十分意味のある番組だったと。
もちろん番組として面白く、多くの人に見てもらわないとその主張は広くひろまらないわけですが(^^)。そこんとこも上手くいってたと思いますよ〜。最終回まで目離せなかったもん、私。
・・・・あと、血しぶきとかの画面上の表現は意識的に押さえたということですが、お話的にはやっぱり勢いで作っちゃってたんですねぇ。スーンとブゥのエピソードとか。・・・やっぱこのシチュエーション思いついたら使わずにはいられないですよね〜。
※読みなおして一部文意がとおらない部分があったので、2/16付で一部改稿しておりますです。
【2月14日】
昨晩おそく更新をアップロードして、確認のために繋いでみるとえらく突然アクセスカウンタが増えててびっくり。もしやと思ってAlice6に行ってみたらなんと表紙になってる・・・!あややや〜!
先日、気に入ってもらえるかなと画像をお送りしたところ紹介していただける旨のメールを頂いてたので、そのうちのるかな〜と思ってはいましたが、表紙に使ってもらえるとは予想外。小中さんありがとうございます〜。2000年の2月14日、ミューミューからチョコをもらったような気分です。はにゃ〜ん。
昨日夜、先日買ったグンゼのリニアコンプレッサーを実際に使ってみて、あらためてその静かさに感激。もしコンプの導入を検討されてる方いらっしゃいましたら、お勧めですこれ。ほんと。
で、レギュレーターに2本ジャックがあってピースを二つ同時につなげられることに気づいて、ああそれは便利そうだと納得。軍艦色と甲板色を交互に吹くときなんか便利そうですね〜。塗装作業で二番目に面倒くさいのがピースの洗浄なんですけど(一番はもちろんマスキング)、これならその回数大幅に減るかも・・・。ということで思い立ったら吉日WAVEのSUPER AIR BRUSH(\12,000のところ\7,800)を今回もパトリックモデルワークスさんで購入。ずいぶん割引してあってラッキーでした。ダブルアクションははじめてなので、ぼちぼち慣れていくつもり。
いっしょに海洋堂の完成品フィギュア、ファティマ・コンコード(\1、280)も。これちっちゃいです〜。でも良く塗れてます。特に目とか。
また街中で2時間ほど時間をつぶさないといけなくなってまたまた本屋へ。最悪のパターンっすね。
新刊棚に一冊だけ残ってた田中賀朗北朝鮮と自衛隊〜日本海警備の攻防戦〜(\1,500、明窓出版)を捕獲。この手の中小出版社の本って見たときに買わないとあとで手にはいんないので迷ってはいけません。著者は自衛隊幕僚総監部のOBでそのあと公安で対ソ連のスパイをしてた方。大部分のページは昨年の日本海での銃撃事件など一連の侵入工作とそれに対応する韓国軍、自衛隊の内情のルポになってます。私、去年三月のこの事件起こった日にそれを知らなくて、TV中継見ないで寝てしまったという大失敗をしてまして、それを取り返す(?)ためにも是非この本は読まなきゃならないのです(^^)。
ルポのあと最後の20ページくらい使って、日本の再軍備と徴兵制導入、それによるアメリカ従属外交からの脱却が力説されてます。この手の本には珍しく、太平洋戦争の非は日本にあるとして、そのことの反省・謝罪を十分に行い近隣諸国の理解を得た上での再軍備を説いてるところは、自由主義史観の方々とは一線を画した主張で一部は肯けるところもあり。徴兵にあたって高額所得者や官僚、医師など国家のリーダーを目指す人には強制的に兵役についてもらえ、という主張も流石軍人さんなかなか立派ですが、それによって学校のいじめがなくなり景気も回復する!とまで言っちゃうとそりゃちょっとトンデモになっちゃうのでは・・・。それとも平成イリュージョンの世界(^^)かも。
バランスとるため(^^)に、纐纈 厚侵略戦争〜歴史事実と歴史認識(\660、筑摩書房)もあわせて購入。
放送終了による値崩れでDXピースギャリーは結構お手ごろに手に入るんですけど、搭載する飛行機がなくて残念だったところにシグファイターEX(\1、980、バンダイ)がうまいこと再販されてたのでゲット。きちんと6角形に折り畳まって、展開したら主脚もでてくる楽しいおもちゃ。ガイアのDVD発売に合わせての再販だったのかな〜。なら戦車とかもほしいぞ。
【2月13日】
今週こそクウガをみるべと起きたら30分勘違いしててタイムレンジャーの1話を見る。もう何作目だかわかんない戦隊シリーズ、ゴレンジャーとジャッカーをカウントするようになったのはダイレンジャーの時だったっけ・・・記憶不鮮明。とにかくなにか新機軸ないと辛いよね〜とおもってみてたら赤い戦士が悪人・・・?おおこりゃすごい!ってやっぱり違ったかあたり前ですね(^^)。女性がリーダーってのはカクレンジャーの時にもありましたけど、赤だけが組織外の素人ってのは確かに新機軸だこりゃ。
一見皆同じに見えてもジェットマンからカーレンジャーまで幅の広い戦隊シリーズ、さて今年はハード系なのかおちゃらか系なのか。1話見た限りじゃ前者のような雰囲気ですが、タイムマシン発進させるのに巨大ロボットがトンカチで一発!ってシーンもあったんで断言は出来ず。もし後者で行くんだったらやっぱしカーレンジャーくらいにはぶっ飛んでくれないと続けては観ませんぞ。
で、クウガ。脚本荒川稔久さんなんですね〜。最近セラフィムコールにみらくるみと面白いことやってくれてる方ですのでちょっと期待。センチメンタルジャーニーで一番楽しめた禅問答の回も確かこの方です。見てみると、うわ〜すごいまじめな・・・という第一印象。あんなに場所と時間明示されたら東映お得意のいつのまにか昼、いつのまにか地獄が原ってのは出来ませんね。意気込み感じますです。来週も期待。
そいえば折角のハイビジョン撮影なんですからBS−9でもやってくれないかな〜。
久しぶりにDVD通販のサイト見てたら青の6号、カウボーイビバップ、ガンダムWの米国版がComing Soonになってました。ガンダムWはまだ国内版出てないし、ちょっと欲しいですぅ。5話収録で17ドルちょっとという値段も魅力的〜、というより国内のDVDが高すぎるのか。でも今の日本のアニメーションの制作費の大部分って多分ここから出てるんでしょうしねぇ。難しいですね〜いろいろ。・・・とりあえずガンダムは注文すっかな。
【2月12日】
やっぱり置き忘れてたアニメージュを会社で読む。巻頭のリヴァイアス、私見てない上にそのうちソフト買うつもりだから読めない(^^)。KKT(熊本の日テレ系の局)の土曜深夜ってどうしても必ず3回に1回は見るの忘れちゃって、リヴァみたいな続き物だとそこで視聴断念ってことになってしまいます。前回のヤマモト・ヨーコもそうだったし、その前の彼氏彼女の事情も・・・。私が悪いんであって誰に怒り様もないけどとにかくリヴァ特集は封印。ああ〜ん黒田インタビュー読みたいですぅ。
ゆ〜さくさんのアフレコルポ読んで先週のミルクチャン見なかったのをくやむ。ああそうか、あれってたしかにBWメタルスのメンツですね〜。楽しそうなわけだ(^^)。前のDVD買おうかしら。いまやアニメージュの看板ページ(と思う)小黒さんのインタビューは小中千昭さん。帰ってからじっくり読みましょう。
模型(特にキャラもの)を作る楽しみの46%くらいは資料集めにあると思う私、大和1994のために早速DVDのJMSDF FleetPowers(バンダイビジュアル)を購入。日本海軍に関する資料はかなり集まってるんですが自衛隊はさっぱりなもので、まぁ前から欲しかったことでもあるし。ほんとに作るかどうかは仕事の忙しさ次第なんですけど、いざ作りたくなったときのために、必要な資料は手元にあるに越したことはなし(^^)。
移転してなんとなく売り場が狭くなっちゃいましたが枚数はあるベスト電器下通り店、ついつい色々目がいっちゃってSF サムライフィクション(中野裕之監督、ポニーキャニオン)とこれも前から欲しかった四月怪談(小中和哉監督、ビクター)のDVDもいっしょに・・・。
本屋ではメディアワークスのまるごとキャラドール!(\2,400)を発見、ちょっち高かったですが買いました。白虎かなめさんのドールは一貫して素体に削るとか貼るとかの手を入れてらっしゃるので、同じような作り方をする私にとっては大変参考になります。けど総シリコン製ボディの自作とは・・・。こりゃもう別次元の世界だ(^^)。まぁそれはおいといても、各社ボディ毎の改造方法とか植毛の仕方とかふくやまけいこさんのイラストとか高名な方々の作例とか見所満載。買って損無し。
あと、ちょっと時期を逸しましたが林明美さんのインタビューにひかれてArt of UTENA(\2,500、美術出版社)も。林さん、ぼく地球のはじまったころの花とゆめを熱心に読んでたのだそうで。つーことは私と同年代くらいの方なのかな〜。ほぼ全編スタッフインタビューと原画/レイアウトで構成されてて資料的に良い本です。劇場での梢ちゃんのお風呂場かみそりのシーンものっててちょっとどきどき(^^)。モノクロページでの版権ものの原画を収録したページも圧巻でした。やっぱすごいわプロの線は。
【2月11日】
表紙のややアップデートされた大和のイラストにつられて買った小だまたけし平成イリュージョン(\850、メディアワークス)にびっくり。満州危機(^^)をひたすら耐えてしのいだ平成日本はいまだに軍事国家で主人公の美少女は憲兵さん。っていうと架空戦記ものみたいですけど全然そうでなはなくて、資源が無いために太陽発電が一般化し火星開発用メイドロボが跋扈、呉港沖には戦艦大和が鎮座する世界は妙な現実感にあふれてて、キャラクターたちはその中をあくまで自然に動き回る・・・ああなんて楽しい!
より平和的選択をして太平洋戦争を「戦わなかった」日本が軍事国家として細々と生き残ってる・・・凡百の架空戦記の作家さんに見せてやりたいですねこのひねり具合(とそれを眼前に見せてくれる絵の力)。って私そんなに架空戦記ってよんだことないけど(^^)。
ともかく!帯の推薦文のメンツもすごいけど、そんなん無くたって中身だけで十分読む者を圧倒します。あ〜ん自衛隊風装備に換装された大和、作りたくなっちゃったよ〜。でもこれ「ほんとの世界」の幻影の件がいまいち未解決。きっとそのうち続きも出ることでしょう。第1巻とは書いてないけど。でるよね?
今日はえらくたくさん買いこんじゃったのでタイトルだけ。あしたは仕事で早起きなんでもう読む時間ないんですぅ。いわずと知れた大傑作漫画あずまきよひこあずまんが大王<1>(\680、メディアワークス)、これずいぶん最近の連載分まで収録されてますね。また表紙買いはPSゲーム幻想のアルテミス公式パーフェクトコレクション(\1,800、メディアワークス)。猫有馬さんのキャラクターはセル画よりイラストのほうが魅力的です。AX
Bookのおジャ魔女どれみ[1](\1,200、ソニー・マガジンズ)はわざと子供向け風に編集されてるけど紙資料があんまりでまわってないおジャ魔女ですから貴重です。番組は殆ど見そこなったGAKKENN MOOKのそれいけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨ−コ(\1,600、学研)を買ったのはひとえに渡辺明夫さんによるキャラクターが好きだから。みんな鼻のあながあるんですよねぇ〜。CDはでじこの音楽会(\2,520、キング)とギャルゲー音楽集(ってなんか他の表現方法無いんでしょうか(^^))のMy Best Heroines(\3,200、NECインターチャネル)。知ってる曲はハートのクッキーfrom Paletteだけでしたが、どの曲も愛らしくてほっとします。でもこのCD、JASRACとおってないのね。うっかり番組で使わないようにしないと(^^)。三沢あけみさんの風まかせ(\1,020、ビクター)もほっとする曲。でも会社のブッキング担当の方によると、イベントで三沢さん呼んでもこの曲は「企画モノ」だからってことで歌って下さらないそうです。残念。
あとたしかアニメージュとか買ったはずだったんですけど、あれ〜・・・ないです。会社に忘れてきたみたい(^^)。
日経に文化庁メディア芸術祭の結果発表が見開きで。アニメーション部門はおじゃる丸(第2期)が優秀賞にはいってました。この部門って短編も自主制作も劇場もごっちゃなんですけど、やはり連続テレビアニメーションってのが一番制約と規制の厳しい形式だと思いますので、そこからなにが選ばれるかは毎年注目してます。昨年がlainで今年がおじゃる。う〜んお役所もいい目してるじゃん、って選考者がいいんでしょうけど、委員を選んだのは文化庁ですからね。ここは素直に敬意を表しますです。
関連イベントで受賞者によるシンポジウムがあるそうです。ああああくやし〜っ!田舎住まいの悲しいところってこういうときよね〜っ!特に第2部門のヒーローとしてのロボットに関するシンポには、安彦氏、富野氏、カトキ氏など一度は生の声を聞いてみたい(どの方にも直接お会いしたことはありませんです私)方々がぞろぞろと・・・・。ああもう会社やすんじゃおうかなっ!!!
【2月10日】
単行本が出たら必ず買うことにしている作家さんのひとり、橋本みつるさんの新刊幼い恋(\520、ソニーマガジンズ)を購入。この方デビューは花とゆめ、最近はきみとぼくで描いてらっしゃいます。なんでか知りませんが花とゆめの頃にはとうとう単行本一冊も出なかったので、うちの物置には橋本さんのまんがが載ってる花とゆめがいつまでも捨てられないまま十数冊(^^)。ソニーからやっと出た(もう多分デビュー10年過ぎてると思います)単行本に、花ゆめの頃のもかなり再録されたので助かりました。物置のダンボールの中じゃ所有してるだけですもんね。やっぱ本は読めなきゃ。
正直この方のまんが、万人にはお勧めできません。ちょっと読みにくいんです昔から。線は整理されてないしデッサンもややあやしい(そこは私は好きなところなんですけど)しコマの流れもちょっちスムーズさに欠けるような。10年読みつづけてるけどそこはぜんぜん変わりません・・・と思ってたんですがこの本に収録されてる花ゆめの頃の作品みると今のより読みやすいぞ(^^)ど〜してだ〜?絵柄はそんなに変わってないのに。まぁとにかく、特に少女まんが読みつけてない人にはとっても読みづらいと思います。私は好きなんですけどね(^^)。
今回の表題作は好きな人のそばだと体が光り出してしまう女の子のお話。光る彼女を見たがる彼氏。彼は自分が好きなのか、それとも自分が「光ること」が好きなのか?
ゆれる少女の心・・・ってなんかすごい話(^^)。ときどき橋本さんって世界観を超えた超常現象出してくるんですよね〜。けどそれはいつも道具だてにしかなってないからSFじゃないの(^^)。あくまで主題は女の子(男の子のこともアリ)の心の動揺。少女まんがの王道ですぅ。 かちっとした終わり方をしない(すいません、表現難しいです)で、ふっととぎれるように終わるのもいつもどおりの橋本流でした。多分、次も買っちゃうでしょう。
一緒に買ったのはofficeYOU増刊Crimsonの12号。TONOさんとか描いてらしたのでつい(^^)。
【2月9日】
完全に1週間遅れでみてる風まかせ月影蘭の第2回。ああこれもうどうでもいいっす〜、ってほめてるんですよ(^^)。大地さんはなんにも考えないでぼぉ〜っとただ楽しむ番組をめざす、っておっしゃってましたがまさに狙いどおりの出来。予想外の展開一切無く、お約束で進むお話。果たしてそれだけで楽しめるのかという疑問はあるでしょうけど私は楽しいんだからこれでオッケーです。十兵衛ちゃんみたいなひねったところを期待するとちょっと違うかもしれないですが。
ですんで話が普通である以上、当面現状の月影蘭を楽しめるかどうかは、単純ですがキャラクターが気に入るかって要素がかなり大きいと思われます。多分元ねたにしてるドラマも主人公の言動のおかしさ楽しさが魅力なんだと思いますし。見てないけど。その点でいうとわたしゃミャオ姐さんは好きなんで、とりあえずは十分楽しめます。岡村さん今回の酔っ払い演技も素敵です(^^)。まぁシリーズ後半はどうなるかわかんないし大地氏のことだからきっとなんかやってくれると思いますけど。今僕もインパクトあるのは3話以降だったし。・・・って私も結局「なんかある」のを期待してるのね(^^)
会社にニュータイプの3月号が来てたのでぱらぱらとめくる。ラブひな発表されてますね。一部ではキャラが違う〜!という声も聞きましたが、私原作詳しくないのでわかりません(^^)。なかなかいいと思うけどなぁ。おやNiea_7はwowowなのか〜。いずれにしろ電波峡で受信可能な局でよかった。一安心。
前々から噂はでてたタイムボカンシリーズ怪盗きらめきマンも決まったみたいでよかったよかった。三悪(今度は刑事だそうなんで「悪」じゃないのかも)キャストも昔のまま。楽しみです。
CSのおかげで最近よくタイムボカンシリーズの再放送見るんですけど、あれって今の目からみるとギャグのテンポ、というか間はかなりスローです。もちろん放送当時は最高に面白かったし今でも十分鑑賞には堪えられるんですけど、折角の新作なんですからここはひとつ「こどちゃ以後」らしい演出を期待したいです。やはりタイムボカンには常にギャグアニメの最前線にいていただかないと(^^)。声優さんの演技は心配無し。八奈見さんなんかついこないだもBWメタルスでぶちかましてくれちゃってたし。きっとどんなハイテンポでも見事な三悪の声を聞かせてくれることでしょう。
あ〜でも山本まさゆきさんだけはいつものペースのままかもしんない(^^)。
【2月8日】
完全に1週間遅れてみてるリスキー☆セフティ「SUPER桃太郎伝説」、なんか悪乗りしすぎ(^^)。黒田さんが雑誌のエッセイとかでいつもリスペクトしてる諸作品がぼろぼろと・・・。イデオンねたが一番笑えました。よく出来てておもしろかったんで見終わるまで気がつかなかったけど、これって文字通りの全編紙芝居アニメだったのでは・・・(^^)。
中CMのサントラの発売告知新年ご挨拶編(?)も手持ち素材の流用の仕方がお上手で楽しいです。こりゃ買うしか。
噂では2年続いたアニメコンプレックスも3月一杯なのだそうです(嘘だったらすいません)。一本7分〜15分と言うほかにはないサイズと、MAOCO2010、ネオランガ、D4プリンセスといった数々の秀作や実験作(^^)。この枠やめちゃうのはすごくもったいない気がします。なんとかなんないんでしょうかポニーキャニオンさん・・・残念ですぅ。
【2月7日】
今日は特に買い物はなし。昨日買った本をつらつらと読む。
ColorfulPUREGIRL、この雑誌買うのずいぶん久しぶり〜。ひょっとしてビブロスに移ってからは初めてだったかも。前あった巻頭のオリジナルイラストのページが無くなってて残念〜、と思ったら真ん中へんにちゃんと生き残ってました。よかった。それとぱらぱらめくってたらコラムのページが案外面白くて拾い物でした。サブカル畑のおたくに対するスタンスへの不満を書いてらっしゃるBIG・BURNさんのなにわオタク道、大塚英志が80年代にこだわりつづけるのは、80年代世代(つまり私くらいの人間ですね)をターゲットとしたマーケティングの結果であって軍事雑誌で毎年同じゼロ戦の戦記を書いてノスタルジアをくすぐる人に似ている、という表現はなんとなく納得。
もひとついえば、かがみあきら・岡崎京子・桜沢エリカ・藤原カムイといった俊英をを見出し、「おたく」という言葉を創造した、無敵の漫画ブリッコ編集長だったあの時代があったればこその今の大塚であり、その時代をアピールするのはセルフマネージメント上損はないという読みなんじゃないのかな、などと想像がふくらみます。・・・ってひとの執筆動機なんか想像してもしょうがないんですけど。
BIGさんの結論としては、サブカルサイドはたった30年くらいの歴史に妙なプライドをもたずおたくの側に歩み寄っていらっしゃい、ということでしたがそれに概ねうなずいちゃう私はやっぱりおたくサイドの人間なのね。
にしてもこの図式、かつて(30年くらい前なんでしょうか?)の「文学>SF」、その後の「SF>アニメ」という軽蔑(差別)>反発のパターンの繰り返しですねぇ。結局どちらの対立図式も世代を経るにしたがって双方の境界線が曖昧になって自然消滅しちゃいましたけど、今度はどうなんでしょう?
軽蔑「する側」の拠って立つところがいまいち脆弱な感じなんで、立場逆転ってのもアリかも、なんて。
ところでひょいひょいと眺めた中では一番CGが好みだったフォークソング(REWNOSS)って、攻略本の広告1ページだけで記事のってないじゃん〜!あううう残念。攻略本が出るくらいだからちょっと前のゲームなのでしょうか。ゲームはあんまり詳しくないもので・・・。
【2月6日】
訳あって3時間程街で時間をつぶすことになって本屋をはしごしてたらいつのまにか買うわ買うわ(^^)。浪費癖のある人は意味無く街を徘徊してはいけません。
倉田英之+たくま朋正TRAIN+TRAIN<1>(\550、メディアワークス)は、どうせ連載で読んでも1ヶ月の間にハナシ忘れちゃいそうだったんで単行本化を待ってたマンガです。列車学校「スペシャルトレイン」に巻き込まれパターンで引っぱりこまれた主人公とワイルドで裏のありそうなヒロインのおはなし。まだ列車のスペシャルさはちょっとしか見えていないけれど、おもしろそーな舞台設定は流石オルフェの倉田今僕英之さん。たくま朋正さんの絵柄はキャラクターがやや筋肉質なかんじでそれほど好みではなかったのですが、このお話にはあってます。次巻期待ですぅ。
複数の友人や知り合いの方のサイトによるといいらしい、って事だったんでToHeartアンソロジーMAX(\1,200、ティーツー出版)をおくればせながら買ったらやっぱりよかった。目の肥えた友人ってありがたいです。近永さんのマルチだけでも1,200円分はあります。コアラブックスのアニメ・美少女キャラ事典2000(\1,000)はタイトルからしていかにも突っ込みの浅そうなキャラクター紹介本なんですけど(実際少し読んだらそのとおりでした(^^))、表紙に倉田紗南をつかった一点のみを評価して購入。
先日ガッシュでの彩色に失敗したからって訳ではありませんがニュータイプのHOW to ART VOL.3(\1,900、角川)も。ガッシュのページで紹介された方は皆さん淡彩で、もともと人形の目をべた塗りしかしたことが無かった私には、おおガッシュってこんな使い方もあるんかという感じ。もすこし勉強してみよ〜。
ちゃんと見てなかったからかもしれないけど終わり方にやや違和感が残ってたような記憶があるポポロクロイス物語のオフィシャルファンブック(\1,400、ソニーマガジンズ)は表紙のクレイ人形がかわいい〜。けど最終回のあらすじ読んでも今一つ当初の疑問は解決せず。今度再放送があったらみてみましょ。
この本で驚いたのは真下耕一監督のプロフィール。43歳・・・!? つーことはウラシマンやってたころって25歳ってこと? キャリア長いんでもう少しお年を召した方かと思ってました〜。いやいやびっくり。それともう一つ、我が心のアイドル(^^)宮島依里さんの写真がたくさん載ってたのはちょっとうれしい。ずいぶん髪長くなりましたね、薫くん。あとはまだ読んでないので書名だけ。またしても表紙買いのColorfulPUREGIRLの3月号(\630、ビブロス)、萩尾望都さんの表紙が麗しい佐藤茂文庫版∀ガンダムの3巻(\400、角川)、今朝の朝日の書評蘭でなんとなく面白そうだったので田中克彦「スターリン言語学」精読(\1,000、岩波)、ちょっと後学のために宮本光晴変貌する日本資本主義〜市場原理を超えて(\660、筑摩書房)。
【2月5日】
行き付けの模型屋さんパトリックモデルワークス(熊本市健軍)からセールの案内のはがきが届いていたので寄ってみる。模型は3割引き、工具類も2割引と言うことで、まえまえから欲しかったグンゼのMr.リニアコンプレッサーをえいやっと購入。
ああああああなんて静かなの〜!パトリックさんによると私が今まで使ってたタミヤのスプレーワークってコンプレッサーの中でも特に騒音のひどいことで有名なんだそうです。あたしゃいままでコンプってみんなこれくらいの音がするものと思ってました。ちょっとたかかったけど満足です、さて
桜、作るかな(^^)。
そのまま本屋で高田慎一郎シリウスの痕<1>(\560、角川)を表紙買い。少年Aはあんまり読まないのでこの作品は全くの初見です。サイボーグによる賭けバトリングのファイターだった主人公・小夜子(とーぜん頭部以外は機械、ハイテク金物なヴァンデミエールって印象)が5年ぶりに自我を取り戻し弟とともに脱走、のこり7日程度と思われる寿命を何とかする方法を求め旅する、ってはなし。整理された線で今風の絵柄、読みやすいです。最初の「あと7日」って悲壮感が話が進むに連れてだんだん薄れてるような気もしますが、多分次巻でどーんとひっくり返すおつもりなのでしょう。楽しみです。
そのほかに買い逃してた北道正幸スカタン天国の3巻(\457、講談社)と、これも表紙買いで富士野もやむマインドリーム(\552、エニックス)も。どっちもまだ読んでません(^^)。ガンガンも雑誌のほうは読みませんが、この人みたいなちょっと昔のふぁんろーど入ってるような絵柄の作品が結構あって、本屋で手に取ることが良くあります。いつもは手に取るだけなんですけど今日はモノはついでと勢いで買ってしまいました。
10日遅れくらいで見るメダロットの#28「タコ焼き大作戦」、岡村監督自らの演出で快調でした。うる星やつらやパトレイバー等の押井モノのTVシリーズでは食い物エンスーねたの回は必ず盛りあがってたものですが、メダロットも同様のようで(^^)。こういう一発ものは最近の1クール番組じゃなかなか見られませんです。1年もの番組ならではのお楽しみ。
で、今回のゲストキャラ、大阪タコ焼き少女のナダコちゃんがちょっとツボにはまっちゃいました。お下げでめがねでそばかすでほっぺた色トレスでジーンズすそ曲げてて惚れっぽくて荒木香恵で。メダロットの女性キャラって類型的なんだけど、類型要素の組み合わせ方が上手でみんないい味だしてるんですよね。ゲストキャラまで含めて。
またでないかな〜、ナダコちゃん(^^)。
【2月4日】
地方在住の悲しさ、去年一番見たくてみられなかったイベント∀ガンダムwith菅野よう子コンサートのライブ版が出ていたので買う。というかこのCDかなり待ってました(^^)。当然舞台裏収録のDVDがついてるほう。何度か聞いたことはありますけど、菅野さんのあの!インタビューでのしゃべりと指揮棒振ってる姿がどーも一致せず。曲始まるといきなりかっこいいんですもん。音楽詳しくないからあの指揮が指揮者としてちゃんとしてるかについては良くわかんないですけど。コーラスの女性用に自前のアクセサリ持って来たり練習でスタジオ中跳ね回ってたり、ほんとに演奏が(と多分∀が)好きな方なんですね〜。指揮してても顔が笑ってるもんな。
話題のディアナ/キエルのコスプレもかわいいです。でもディアナさまに演技をつける富野カントクがもっとかわいい。この方のサービス精神には頭下がります。なんかブレンパワードのDVDでもアニメ演出の基本を自ら演じてたそうですが、持ってるのに見てない(^^)。見なきゃね。
音のほうは、やや会場がノイジーですが演奏はすばらしいです。泣けます。主題歌Moon劇中版よりちょっと硬質なボーカルがいいかんじな上に、少し聞き取りにくいけど日本語詩つき!あううううやっぱしライブで見たかったですぅ。∀ the concert DVD封入スペシャルボックス(\5,250、キング)。
一緒に買ったのはA・LI・CE
OLIGINAL SOUNDTRACK featuring Caori Shimizu(\3,059、AVEX)と、菅野よう子/奥井亜紀による∀の新ED月の繭(\1,020、キング)。どっちも未聴ですけど、A・LI・CEの清水lain/ブギー香里嬢のVo.曲は少年AのCMでかかってた曲、のはず。しっとりしたいい曲です。
【2月3日】
きのう財布を持たないまま寄った本屋で欲しかった本が2冊。今日寄ってみたら2冊とも既に無し。あ〜あ。で、手ぶらで帰るのもなんだったんで買ってみたのが二宮ひかるさんの初恋(白泉社 \505)ってまんが。以前からちょっと表紙の絵柄で気になってたものの結構な冊数が並んでるので、今更って感じでなんとなく手が出なかったブツ。
二宮さんってどんな人か全然知らないし、ヤングアニマルもよまないのでこの作品が雑誌のなかでどんな位置付けなのかわかんないですけど、スピリッツでの榎本ナリコさんのような立場(どんな立場だ)なのかな、などど想像しつつ読む。えっちマンガのしばりはあるけどストーリーに無理がなくて、描線もきれいで楽しく読めました。この本の中では長編エンゲージのみつあみが出来ないお姉ちゃんが良いかんじ。他のも買ってみようかな。冊数多いけど。
【2月2日】
ここ数日TVの感想文ばっかりになってるのは、買い物してないからです。私にしてはめずらしいことです。
今日も今日とて財布を忘れて出勤(^^)。当然購入物はなし。あ〜あ。
帰り道によった本屋で、話題のリングにかけろ2(集英社スーパージャンプ)を立ち読み。わははは、これは面白いや。冒頭のかっこいい青年(どう見ても「おやじ」じゃねーぞ不良諸君)が石松だってのもすごいけど、いきなり第1話からギャラクティカ・マグナムっ!
やられました。もうこれで旧作の最初のころのような「ボクシング漫画」に戻る気がないのがはっきりしましたね(^^)。最初5ページくらいの間は、ありゃ、まじめにやるのか〜、とか思ったんですけど。そんなはずないですよね車田先生だもん。
私旧作は最初の頃しか読んでないんですが、それは派手派手な展開が嫌いだったとかじゃなく、なんか別の理由でジャンプ本誌を読まなくなってしまったから。なんでかは忘れちゃいましたが。その後の聖闘士星矢は大好きでしたから、いわゆる車田ノリは全然おっけ〜。さぁこれは楽しみな漫画が増えたなぁ〜。
今、そこにいる僕のサントラCDを棚の奥で発見。あううううやっぱり買ってたか〜。見事にだぶっちゃいました。
【2月1日】
∀ガンダムをみる。#40「月面の海戦」。これでやっと福岡放送分に追いつきました。ここんとこ毎週ワンダーイメージが次々と繰り出されてる∀、今回は月面の都市生活がワンダー。なんか雰囲気がじゃりん子チエの大阪に近いような・・・ってちょっと語弊ありますけれど。西洋風だし。でもたこ串がえらく強烈だったもので。あんな下町ライクな月面未来都市のイメージって初めて見たぞ(^^)。ずいぶん前、7話か8話くらいで牛を探してたおじさんがすごく庶民的だったのときれいにリンクしましたね。お見事。さて今週、首都ゲンガナムがどんなけったいな街なのか楽しみです。
ちなみに先々週のワンダーは生首Xね。
∀のコンテってOPに表記されるんで見逃しちゃうこと多いんですけど、先々週(「小惑星爆烈」)が奥田誠二さんで先週がアミノテツローさん。奥田さんってダンクーガやゴーバリアンやアタッカーYOU!のあの奥田さんですよね? どっちかっていうと富野TVシリーズって、総監督が全体を支配してて演出やコンテはその下で勉強してる若手の方が担当、ってイメージがあったんですけど。とくに他のTVシリーズの監督経験者のコンテなんて見たことなかったなぁこれまで。いったいどうしちゃったんだろ。でも面白いからいいや。
CSのTVじゃま〜る、フィギュアの王国の今月分にあさのまさひこ氏ほかワンダーショウケースの主要メンバーが出演、現状を説明してました。曰く、反応がなくてがっかりしてるとか。
WSCの意義についてはモデルグラフィクス誌で度々説明されてるんでわかってはいるつもりだし、ワンフェスに折角これだけの「オリジナリティあるフィギュアを作れる人」がいるんだから、版権キャラ人気による売れ筋だけじゃなくてそんな実力者も紹介しよう、という趣旨にはもちろん賛成します。
けど、ピックアップされた方々(現在5人ですっけ?)が、全ワンフェスディーラーの中でもっとも一般にアピールする力をもってる人なのかというと多分そうではないでしょう。WSCの選定をされる人たちは、ワンフェスがその看板をかけて選ぶものだからということで、一般受けよりも芸術性(・・・というものなのかな、表現難しいですぅ)を重視して作品・作者を選んでいるように見受けられます。第1期のちびすけマシーン氏とか。
なのだから反応がないこと、売れないことは当然予想されることなのであって、そのことに関して、ワンフェスの参加者または日本のフィギュア愛好者の民度が低いからだ、みたいな言い方をされるのにはちょっとね〜。ほとんどボランティアに近い形でおめ〜らのためにワンフェスという場をつくってやってるわれわれが選んだ名品だぜ、買わないなんて失礼じゃないの〜?、とでもおっしゃりたいのでしょうか。
残念ながらフィギュア市場はいまだ発展途上、作品の良し悪しの基準は人それぞれで、何百年の歴史を持つ西洋の美術界みたいな絶対的な評価の尺度は確立されていないように思えます。今後も確立されないかもしれないとも思います。 作品の評価からキャラクターの人気という要素をなるべく除外して「いいもの」の基準を示したいという趣旨はわかるので、反応がないからってここでやめたりはしないでほしいですけど、ただ現状どんなに大きな影響力を持つ人であっても、無理やりものさしを押し付けて「今すぐ従えっ!」ってのは無理でしょうね。
時間がかかる仕事です、気長にやって欲しいなぁ。応援はしてますです。