shopping is my life!
2000年11月前半の物欲日記



【11月13日】
 数日ぶりに本屋さんへ。でも昼休みにちょこっと行っただけなのであんまり色々はみられず。うう〜なんか欲求不満です〜。

 で、あわてて買ったのは大地丙太郎/SUEZEN風まかせ月影蘭(\580、角川コミックスA)。なんか表紙から別人だぞ(^^)。ミャオ姐さんはヤダモンが大きくなったみたいだし。でもやはり無茶苦茶上手いですわSUEZENさん。お話の雰囲気はTVどおりなんだけど、ミャオの蘭への接し方がちょっとやさしい。ミャオって蘭あってのキャラクターだから、この点が違うとまるで違う人みたいになっちゃう。あでもそれが良くないってわけじゃなくて。SUE版のミャオも可愛くていいです。

 ギャラリーベルセーブからまたいろいろ買っちゃったんだけど訳あって詳細は後日ということで。
 で、今回はおまけに
風鈴丸カレンダーをもらっちゃいました〜。ベルセーブさんっていつもいろいろおまけをつけてくださるんで嬉しいです〜。あまりにいろいろ良くして下さるんで、もっと利用してあげたいのですけど、扱ってる商品のうち値の安いものは大体手に入れちゃったんで、あとは本物の美術品ばかりなのです・・・。流石に6桁の品にはそう簡単には手が出ませんわ(^^)。


【11月12日】
 朝日新聞の読書欄に
E.J.ホブズボームの新刊が紹介されてる。19世紀専門の歴史学者が予測する21世紀の世界。う〜んおもしろそう。でも読む時間がね〜(^^)。なんかも〜さいきんこればっか。

 今日もお仕事、で会社行こうとしたらなんとなく熱っぽくて頭痛まで。勤務としては休みになってるので、とりあえず午前中だけ静養しちゃいました。う〜んいいなぁ昼まで家にいるのって(^^)。でもその分明日がまた忙しくなってしまうのでした。


【11月11日】
 来週東京に行く事になったけど殆どとんぼ返りで何処にも寄れそうにありません・・・。ああ〜ん静岡まで行けば
風鈴丸さんの展覧会があってるのにな〜とかBLOODもきっとどっかで上映中のはずだよな〜とかいろいろ行きたいところが!あるのに!重い荷物しょって歩くだけになりそうです・・・。


【11月10日】
 忙しいので、本屋に行ってもゆっくり眺めてる時間が取れないんで久々に
Bk1を利用、例によって3日で届く。いや流石早いです。これでまとめ買いすれば送料なしってんですから驚き。そんなんで経営成り立つのか、人事ながら心配になってしいます。Amazonだってまだ黒字出したことはないって言うしなぁ・・・。

 で、買ったのは丁度昨日の朝日の1面下に広告がでてた2冊、丸田祥三さんの写真集少女物語・棄景IV(\2,900、春秋社)と、その丸田氏と切通理作氏の対談日本風景論(\2,000、春秋社)。「棄景」で注目された丸田さんのシリーズもこれで4作目なのだけれど実際に買ってみるのは初めて。
 いまから10年ちょっと前には、こんなにたくさんの「廃墟」が日本中に存在してるなんて思いもしなかった。現に人が生活している建物ですら、地上げと称して次々と新しいビルディングになっていってたんだがら。けどいまこうして残っている廃墟からは、昭和の頃には人がいて、生活する場所だった、あるいは多くの人を乗せて動いていたという重みと空虚さが同時に感じられて不思議な気分。バブル>バブル崩壊というプロセスの中で発生してしまった廃墟ってのもきっとたくさんあるのだろうな〜。こんな不思議な風景を作り出してしまったってのは、バブル時代の数少ない功績の一つだわ(^^)。撮影者の丸田氏は64年生まれで、私と年が近いっていうのもなんか共感できる理由かも。いま廃墟になってるまさにその風景の中で、遊んでいた世代だからってうか・・・。
 さらに今回は廃墟と少女という組み合わせが奇妙に相性が良くて。日本風景論のほうでは、その組み合わせの意味するものを
「地球はウルトラマンの星」の切通氏(同級生なのだそうです)が論じてるみたい。・・・ちっ、これも読むのは年末かなぁ。

 えっ?内閣不信任案に加藤派が同調?・・・う〜ん森氏にははやく引っ込んで欲しいけどこのいそがし〜年末にさらに選挙中継なんかやらされたらかなわんなぁ(^^)。


【11月9日】
 終日お仕事〜。なんかも〜書く事無いんで一日あいちゃったし〜。ここ2日本屋にも行ってません。家に帰るとなんとなくなにもする気がおきないのでエアチェックテープも溜まる一方。仕事する気もだんだん失せつつあります。唯一の楽しみは一日に30分ずつ読んでる(大体それくらいで眠くなってしまうので・・・)
カーニバルだけ。
 現在の予定だと12月末、あるいは正月まではちゃんと休めそうにありません。このまま連続出社記録つくっちゃお〜かなほんとに。


【11月7日】
 終日お仕事〜。ちょっと合間見て本屋に行って、瀬名秀明
八月の博物館(\1,600、角川書店)を購入。出世作パラサイト・イブを含め氏の作品って読んだ事ないんですけど、出没記者のタニグチリウイチ氏の書評によるとヒロインの美宇はフリクリのニナモリのように可愛いって話だったんでついふらふらと手を出す(^^)。いいよね博物館と女の子って組み合わせ。そういう記号(的組み合わせ)にはめちゃくちゃ弱い私でございます〜。もちろん頭から猫耳生やしたりロボットにとり込まれたあげく主人公にコンボで足蹴り食らわせたりなんてことはないでしょうけど。でもなんかすごいことやってくれるらしいんで、楽しみ。
 でもとりあえず読まないといけない本が山になってる上にいそがし〜ので、これも年末〜正月あたりになんとか、というところです。はぁ。

 皆様BBSへのたくさんの書き込みありがとうございます。ちょっと今お返事する余裕を失っております。とりあえずこの週末にでも少しずつ書き込みますので、ご容赦を・・・。


【11月6日】
 終日お仕事〜。ちょっと合間見て本屋に行って
ガンパレード・マーチの記事が出てるプレステマガジンと、Newtype誌に連載されてた榎戸洋司氏の小説少年王の単行本(\1,600、角川書店)を買うもそのまま会社に忘れてきてしまいしおしお〜。しょうがない、カーニバルの続きを読もうっと。


【11月5日】
 終日お仕事〜。でも結構待ち時間も長かったりして、清涼院流水
カーニバル(講談社ノベルズ)を半分くらい読んじゃったりする(^^)。前々作コズミックの連続密室殺人事件もかなり無茶な設定だったけど今回の秘密結社RISEによる全人類抹殺事件ってもはや推理小説って範疇を大きく逸脱してて・・・・・・面白いのです(^^)。
 地上では名探偵達が地道に(といっても道に迷ってたり眠らなかったり嫉妬してたりするのだけれど)捜査と推理をしているのに、その上空じゃ見えない巨大空中要塞がうろうろしてたりその首領は牛頭人だったり裏切り者は瞬時にスキャナーズになってたり(^^)するんですからもう殆ど異世界のお話って感じ。それでもこれは
流水大説(小説でなく「大説」(^^)。清涼院氏は自作をこう称する)であって並の小説とはレベルが違うのだと許せてしまうってのはやはり氏の人徳かも。ここまで読んじゃったら完結編カーニバル・デイまで再読しなきゃ、って気になってます。

【11月4日】
 終日お仕事〜。
 取材で出身高校の100周年の式典にいく。特に目だってすごい事はないけどきちん運営されたよい式典でした。ただしニューヨーク市立大の
霍見芳浩教授(OBなんだそうです。しらんかった)による記念公演は「戦う学者」の異名どおり舌鋒鋭くとても楽しめるお話で、さすが100年の歴史のある学校、よいOBがいるもんだなぁとちょっと感心。日本の政治の現状をかなり辛辣に批判してて、臨席してた議員さん方はさぞや耳が痛かった事でしょう(^^)。残念ながら途中で退席しちゃったのがとっても心残り。午後から別の仕事が入ってなかったら最後までききたかったんだけどな〜。そのうち同窓会報かなんかで全文採録してくんないかしら。


【11月3日】
 色々と読まなきゃいけない本はあるんだけど、昨晩なぜかついつい清涼院流水
カーニバル・イヴ(講談社ノベルズ)を再読し始めたらとまんなくなっちゃって最後まで読んでしまう(^^)。あああ今日は早起きだったのに〜。結構辛い一日になってしまいまいした。
 奇想天外(ルール違反とも言う(^^))な謎解きと、あまりに個性的な探偵達でおなじみ
JDC(日本探偵倶楽部)シリーズの第3作にして大問題作「カーニバル三部作」の導入となる本作、推理小説のくせにとうとう事件は最後までまったく起こらないという・・・。第1部からしてもう問題作としての貫禄十分。(^^)
 とにかく「カーニバル」をはじめるにあたって、JDCの探偵達の人となりを再確認(初登場の探偵もかなりいるので、彼らに関しては「紹介」)するのが主な目的だったんだと今にしてみればわかるのだけれど、第2部「カーニバル」の発行が随分おくれた(たしか1年以上あいたはず)こともあって、初読時にはなんじゃこのハナシはと思ったものでした。でも後に続く「カーニバル」「カーニバル・デイ」はもう事件が次々起こるばっかりで(しかも犠牲者は十億人以上(^^))人物描写なんてやってる余裕なくなっちゃってましたので、これはこれで正しい構成だったのだとも思います。物語そのものは無茶苦茶ですけどね。
「コズミック」はまだまともだったとファンの間でも言われてるとか(^^)。さもありなん。
 今作初登場の探偵ではとんち少女探偵の
一体ちゃんことサムダーリン・雨恋(推理方法は「頓知勘知」)と嫉妬の力で推理する女探偵架空山菅家(かくうさん・かんけ=三角関係)が印象的・・・・っつ〜か出てくる探偵は他のもみんな例によって無茶苦茶なのばかり。長時間寝ないと頭が冴えてくる奴とか道に迷ってうろうろ歩いてると真相を悟る奴とか「作者」の意図を悟ってしまうメタ探偵とか。そんなおよそ推理小説という枠をハズれまくったお話をどうして最後まで放り出さずにちゃんと読めるかっていうと、キートンの喜劇のごとくあくまで清涼院氏の文章が真面目にかれらを描写してるから。そう、コメディアンは自分で笑っちゃいけないのです(^^)。みんな真面目に嫉妬し、真面目に道にまよい、真面目に徹夜する・・・。それだけで十分楽しめるのです。もう謎解きについても「どれほどばかばかしい解決か」ってことの方に興味が行っちゃっうんですけど、氏はあくまで真面目に、その期待に十分応えてくださいます(^^)。

 続く「カーニバル」「カーニバル・デイ」はそれぞれ1000ページ近い大作で、しかも「カーニバル」は意図的に時系列がシャッフルしてあったりってこともあってお話をちゃんと憶えてない部分もかなりあるので、通しでもいちど読んでみてもいいかも、なんて思ってます。毎日少しずつ、寝る前に。・・・あくまで少しずつ(^^)。


【11月2日】
 ついに超いそがし期間に突入(^^)。そんなときにゲームなんか買ったってやる暇無いのはわかってるんだけどあまりに話題なんでとりあえず確保だけしとこうとPSの
ガンパレード・マーチ(購入価格\5,450、ソニーCE)を購入。高自由度学園生活&ロボットアクションものとしてシステムの評価も高いのですが、なんつっても舞台が熊本(^^)。市街地とかかなり正確に再現されてるらし〜。こりゃやってみなけりゃだわ。
 とりあえず年末あたりにドラクエ終ってから楽しむとしましょ。


【11月1日】
 やっとこさ1週間以上遅れで
機巧奇傳ヒヲウ戦記の一回目をみる。会川脚本と言う事で少々斜に構えてみてたけど、(予想外に)かなり面白くて嬉しい。
 「ひを〜」の掛け声が楽しいオープニングがまずヒット。ちょっと岸田(ヤマトタケルの、です)入ってる逢坂キャラも好みだし、なんつっても第1話最大の見どころ、少々奥ゆかし系かと思われたお姉さん(すいません、まだ名前まで認識してません)が真っ先に敵を引きつける囮になるくだりはもうだめ(^^)。負けました(^^)。
 やってることは定番の積み重ねだし、いまのところなんであの里だけが機械化されてるのかとかの設定もまったく不明ですし、主人公・ヒヲウの機械への思い入れの深さ(30分で2回も泣いたぞ(^^))の部分がちょっと唐突な感じもしました。けどキャラクターがちゃんと元気に動いてるとやっぱり楽しくなってきちゃいます。これこそアニメーション(^^)。まぁ今日のところはとりあえず
お姉ちゃん(名前未確認)もえ〜、ということで(^^)。

 キャラクターがいいといえば、これもこないだ初めて見たデビチルヒロイン(こっちも名前知らない。未来ちゃん・・・・ですっけ?)もいいよね〜。・・・って単にデザインが好みなの。おでこにスカーフに長靴。デ・ジ・キャラットと同じで、彼女もアニメファン向けの「萌え記号」の集合体に過ぎないと言えば過ぎないんですけど、それでもいいんですわ。
 ちなみに私はデザインとしてのでじこはそれほど好みでない(言動まで含めたキャラクターとしてはかなり面白いけど)のです。つまりメイドとか緑髪とか猫耳という記号には反応しないわけ(^^)。でじこはだめなのになのにデビチルは良いと思える人間が少なくとも一人はいる、というわけですね。つまり「萌え記号」ってのはいかに強力であっても100%すべてのアニメ好きの人に適用されるわけじゃない、やっぱり各個人の揺るがない好みの基準と言うのは混沌の90年代を潜り抜けた現代にあっても厳然として存在するという事例を自ら示して・・・って何言ってるんだかわし(^^)。
 デビチルに関しては、自分としては東氏のいう「80年代的視点」で、つまり最高の品ではない事をわかってて楽しんでるつもりなのですが、かなり反射的にはまってしまってる傾向もあるという自覚もまたあり・・・(^^)。まぁそれでもいいわなたのしけりゃ(<最近ちょっと投げやり)。


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