【2002年12月】

【12月31日(火)】
  朝からビデオ屋に行って、手元にない主題歌ビデオを大量に借りてくるの第2陣。主にコナンとか犬夜叉とかデジモンとかの定期的に主題歌が入れ替わる長期ものや、熊本未放映(かつCS未放映)のものなどを。年末で割り引きになっていてありがたい限り。ああよかった。全然脈絡のない(しかも巻数もバラバラな)アニメビデオを10本以上も借りたので店員さんから怪訝な目で見られたけどな。

 そのまま立田に戻ったりとかしてたらあっという間に夕方。今年も無事一年過ごせてよかったよかった。夜は紅白を冒頭部だけ見て、あとは買ったけど未見だった少林サッカーのDVDを。劇場でも見たんだけどやっぱりまた日本語吹き替えの方を選択してしまう。だってこっちのほうが楽しそうなんだもん。山寺氏の演技もはや芸術の域ですわ。吹き替え評論家のとり・みき氏も以前から高く評価してたけど、最近さらに磨きがかかった感じ。
 惜しむらくはラストカットの「二人が今度は少林ボウリングに挑戦!」という街頭ニュースに日本語字幕がなかったこと。画面の中国語の看板だけではちょっとわからないもんな〜。最初から字幕モードでみたら表記されてたのかしら。このオチは大好きだったので、ちょっともったいない気がした。

【12月27日(金)】
 仕事納めで早々に帰宅。

 さて。この連休はなにをして過ごそうか、作りかけの模型を作るかCGでも描くか・・・と室内を見回して目に付いたのが未整理のビデオテープの山・・・・・。よし、これじゃ! ということでとりかかったのは「テレビアニメーションのオープニング/エンディングビデオを放送日順に編集していく」作業。結構大変なのだけれどやらなきゃ溜まる一方だしなので観念して作業にかかる。

 手順としては、先ず各Op/Edの正確な放送開始日のリストを作成することになる。新番組の開始日時については、毎年アニメディアの1月号の付録についてくる「データブック」をみれば概ねわかるので、それにそって日付順リストをつくればいい。問題なのは放送途中での主題歌の変更日時。これはアニメージュ誌のミニ情報記事「重箱のスミデータ」がおそらく現状で唯一のまとまったソースだと思われるので、ここをいちいちあたるしかない。各作品ごとのHPとかみれば資料がある番組もあるだろうけど、全番組についての詳細な資料といえばやはりここなのだ。ただこのコーナー、ハシラなので字が小さい小さい(^^)。とりあえず2000年までのリストは以前に作っていたので2001・2002年のを全部チェックしたのだけど・・・・目が疲れた。

 次は録りためてある主題歌のビデオ素材が、テープのどこにあるかを確認してこれもリストを作成する。幸いな事にDVテープはテープ上の絶対番地であるタイムコードが記録されるので、VHSのカウンターのようにイジェクトする度にリセットされるということがない。なのでこの数字をきちんと把握しておけば必要なタイトルをすぐに取り出す事ができる。

 で、そのあといよいよ実際の編集作業になるのだが、やはり熊本の田舎であるという地理的条件もあって手元にないタイトルというのが結構でてくる。これはもうレンタルビデオのお世話になるしかない。それでも手に入らないのはあきらめる・・・・。ま、そもそも完璧は望むべくもないのだから、そこは妥協ということで。

 さて今回の作業だけれど、以前に98年放送分くらいまでは完成していたのでその続きという事になる。この連休中に2001年を終われるといいなぁって感じ。さて、どうなりますやら・・・。

【12月25日(水)】
 帰りに本屋でお買い物。1月の月間テレビ雑誌を2種。さらに帰るとスカパーの1月のガイド誌がきてたので、録画予定番組のチェックなど等。こうして見るとけっこう新番組があるなぁ。タイトルだけは知ってるけど中身はさっぱりなのもいくつか。ストラトス・フォーとかマウスとか。桜井/大地ラインのななか7/16はちょっと楽しみかも。
 本屋では丸川トモヒロ成恵の世界<5>(角川コミックスA)、明治カナ子リアル1/2(\600、光彩C)も購入。30代も半ばな男が光彩コミックスなんか買うかフツー(^^)。でも明治さんの本はデフォルトなのだ。

【12月24日(火)】
 年も押し詰まり、仕事の方も殆ど暇状態。早々に帰って年賀状書いたりとか。昨日放送分のRAW、マイケルズが特別レフリーとなったRVD対HHH戦でマイケルズが露骨にRVDに有利なカウントの採り方をするのがえらく可笑しかった。でもマイケルズはベビー(=善玉キャラ)なので何をやっても許される(^^)。
 このベビーかヒールかという割り振りは基本的には台本に沿って行われるのだけれど、観客が必ずしもそれにそった応援をするわけではないというのがWWEの面白いところだったり。今年で言うと8月特番でのザ・ロック対レスナー戦。最強善玉のはずのロックに対し、次週から彼が映画撮影のためにリングを降りる(=いま行われている世界王座戦には負ける)ことをしっている観客は大ブーイング、というシチュエーション。そういう妙な盛り上がりが時々あるのでやはりWWEは見逃せない。 

 ・・・・しょうがない、やっぱPPV特番の年間契約するかな。

【12月23日(月)】
 今夜は月に一度の梶尾真治氏を囲む会・・・・あ、先月梶尾氏から「おもしろいよ〜」と貸してもらったビデオをみてない。しまったしまった。ということで午前中はビデオ鑑賞。2009ロストメモリーズ(2002、韓国)。
 韓国映画だけど主演は仲村トオル。冒頭、ハルピン駅頭で安重根が伊藤博文を射殺しそこなうシーンから始まる。おお、架空歴史モノか。そこから歴史はどんどんずれていき、日本は連合軍として二次大戦に参戦、朝鮮は戦後も併合されたままで、2009年に至っても京城には日本総督府がおかれていたり。仲村はそこで働く特種警察(JBI・・・日本捜査局?)という役どころ。当然独立を求めたテロなんかもあったりして、同僚の朝鮮人警官坂本(当然創氏改名が実施されたままだから、朝鮮人キャラも皆日本風の名前)とともに大活躍。おお、なかなか捻った設定、楽しめそうですなぁ。歴史改変モノは多々あるけど、日韓関係を絡めるとはさすが韓国。カット割のセンスとかBGMの使い方とかは日本映画よりもずっとハリウッド風でかっこいい。こりゃ掘り出し物だ。でも日本じゃ公開されてないんだろうなぁ・・・。通販でDVDは手に入るようなので早速注文してしまった。ここなんかみてみてちょ。

 以下、本編を見てみようかな〜と思った方にはネタバレです。 後半、テロリストが執拗に狙っていた高句麗の遺物が実は「タイムトンネルの鍵」であり、劇中の歴史はそれを使って過去のハルピンに戻って伊藤暗殺を阻止し、その後2代目朝鮮総督になった日本人の男(現在朝鮮を支配する財閥の創始者でもある)の暗躍で捻じ曲げられたものだと判明する。で、朝鮮人警官坂本はテロリスト(=歴史修復派)側に寝返って仲村トオルと対決というのがクライマックス。いや〜すごい。なにがすごいって、朝鮮人警官坂本が歴史を戻そうという側について行動することを、主人公として「なすべき」行動だと描いているところが。
 改変世界において、確かに朝鮮は引き続き日本帝国主義の支配下にあるのだけれど、逆にいえば南北分裂もなかったわけだし当然あの数百万人が死ぬという惨禍を極めた朝鮮戦争もない。いってみれば朝鮮半島は本来の歴史よりもずっと平和な60年間を過ごしてきたともいえる。もしここで歴史を元に戻してしまうと、この世界に存在できなくなる朝鮮人も大勢居るはずだ(親が朝鮮戦争で死んでたり、とかだったら)。それでも主人公は歴史を改変した日本人を憎み闘いを挑む、そして韓国の観客はその行動をヒロイックなものとして応援する(多少論争もあったらしいけど)・・・・・。日本支配の40年間が、いかに深い怨嗟の念とともに朝鮮半島の人々の心に記憶されているかということですな。
 ネットで感想などを検索してみたなかに、「面白いけど日本が悪役風に描かれているのが気に入らなかった」みたいな意見がいくつかあったが、それはあまりに呑気すぎる考えではないかな〜。ここはやはり、如何に表面上協調関係を保っているように見えようとも、今でも根本においては朝鮮半島の人民にとって日本は憎き支配者であり、復讐の対象なのだということを再認識すべきだと思う。新聞の社説でもなく政治家の演説でもない、こういうエンタテイメント作品において自然にかつ当然のように描かれてしまうのを見ると、ほんとにそう痛感せざるを得ない。
 世界史を客観的に眺められる立場にある諸外国の人々は、おそらく朝鮮の人々のこのような対日認識、心情といったものは十分理解しているはず。この認識を前提にしない対アジア外交は国際的な支持もえられないし、成功もしないだろう。・・・・・・韓国でもこうなのだから北朝鮮においてはなおさら。そこんとこわかってんのか安倍晋三。

 夜、宴会行くついでにメイトによって梶尾氏への誕生日プレゼント用に東方不敗湯呑みとか購入。本屋にも寄る。安彦良和機動戦士ガンダムTHE ORIGIN<3>(\560、角川Cエース)、島本和彦吼えろペン<2>(\533、小学館サンデーGXC)、木尾士木げんしけん<1>(\505、講談社アフタヌーンC)。

 宴会はいつもの感じ。そのあと皆で黄泉がえりの業務試写に。いい出来だった。十分見る価値あり。多少いいたいこともないではないけど、それは公開後に(^^)。是非皆様ご覧下さい。

【12月22日(日)】
 昼過ぎに宅配から電話。なんと昨日注文したNV-SXG-550(売値28,800、Panasonic)がついたらしい。マジか?注文からおよそ23時間で神戸から熊本まできてしまったよこの年末に。ありがとうヤマト運輸。
 早速結線してみる。あ、なるほどアナログBSチューナがオミットされてるからこんなに安いのか。そういう用途では使う気がないのでこれは全然問題ないけど。
 さて地上波GCRチューナーは以前持っていた東芝のと似た感じで残念ながらNEC機のようなBSと見紛う程の驚異的な解像度はない。価格から見ても当然だが。でもまぁ確かにスルーよりも大幅にゴーストが減るのは確かなのでよしとする。少々ノイズっぽいけどこの程度なら77Hのほうでなんとか補正できる。
 VHSの再生能力はそこそこ。といっても所詮デジタル処理の塊なので、メカニカルな部分での性能はあまり問題とされてない。だからこそこの価格で出せるんだろうけど。なんせ軽いのだ本体が。それでも見られる程度の絵を出すのはそれはそれですごいことだが。しかしこのほとんど中身はがらんどうのような軽さでこの価格の機械がPanasonicのSデッキのフラッグシップだというのだから驚くしかない。20年前、私が最初に使ってた機械はVictorの当時のハイエンドHR-7650だったが、重かったの何の。最高のアナログ信号を記録すべく駆動部にもヘッドにも惜しみなく安定化用のパーツを載せまくってた。だからか、それで録画したテープは今見ても案外きれいだったり。・・・時代は変わりますなぁ。

 先日買ったデジタルレコーダー徹底活用テクニックをぱらぱら。画質比較で使われている素材といいEPG予約録画のサンプルにされている番組といいこの本作った人相当なアニメーション好きみたい。いくらなんでも一般誌で小麦ちゃんはなかろう・・・・。さらに、BSデジタルだとサッカー番組がたくさん見られるという記事の見出しが「Can you dig it サッカー!」・・・ってこんなんわからんよ普通のAV機器ファンもしくはアニメファン。
 この本では、BSデジタルの録画についてはとりあえずD-VHSに保存して、Blu-rayが出るのを待つという戦略を推奨している。たしかに現状デジタルHD信号をそのまま録画できるのはD-VHSしかない。だがコピーワンスの問題があるので相当リスキーでもある。なぜなら、この本でも指摘されている通りD-VHSからBlu-rayへのデジタルコピーができる仕様になるかどうか保証の限りではないからだ。だからとりあえず私は現状のDVD録画(もしくはDV録画)を選択しているのだけど・・・。でも悩ましい問題ではあるなぁ。D-VHSかぁ・・・。
 もひとつ、スカパー2のビットレートがスカパーのそれより実は相当に高いという記事を見てちょっとepステーションが欲しくなったりもしたのだけど、スカ2はほぼすべてのチャンネルにCGMS-AコピーガードがかかっているのとPPVチャンネルがないという理由で見送り。特に後者は痛い。PPVなしじゃ来年のロイヤルランブル以降のWWE特番が見られないのでねぇ。 

【12月21日(土)】
 結局昨日ネット検索の結果見つけ出した現行最安のGCR内臓デッキPanasonicのNV-SXG550の購入を決意、朝から熊本市内の電器店を彷徨うも発見できず。なんで〜?
 どの店にも1ランク下の330ならあるのだが550はみつからない。VictorのGCRつきの新製品もあったが店によっては5万を超える値段なので、チューナー代わりにするためだけに買うのはちょっと気が引ける。結局昼過ぎまでかかって収穫ナシ。なんだかな〜。諦めてネットで安いところを探して注文。はぁ・・・。

 夜、テレ朝のアニメベスト100みたいな番組があってたので見る。この手のにしては編集がまともでしかもランキングもしっかりしてると思ったら、Newtype誌とかTSUTAYAとかで投票募集してた結果が反映されてるらしい。ハイジとかとかの定番モノも、いつもとは違うシーンがピックアップされててそこそこ見られる出来だった。

【12月20日(金)】
 NECのGCチューナーは会社に返却。惜しいけど。でもGCは要るよな〜ということでネットで安い物件を捜索。画質的にはもちろんNECのGCT-500をオークションで探すということになるのだろうけど、そこまではという気もするのでGC内臓のVHSを物色。おお、確かに安いのもあるなぁ。どうしようかなぁ。

 Amazonからは金子勝・青木雄二悪魔の予言(\1,600、五月書房)が到着。少なくとも平蔵さんより金子氏のほうが信頼に足ると思う。

 昨日のSMACKDOWN!を見る。WWEはきちんと毎回見ているのだが最近特筆するようなことがあまりなくて。ネット上ではオースチンとロックの復帰が取りざたされてるけど、あの二人が帰ってきて盛り返すといいのだけれど。・・・それにしても気持ち悪いぞスコット・スタイナーの。なんか入ってるようにしか見えない・・・。

【12月19日(木)】
 昼休みと夕方に本屋へいっていろいろ買う。岡本倫エルフェンリート<2>(\505、集英社YJC)は相変わらず表紙と中身に大きな落差が。この漫画、にゅうに惨殺される(予定の)キャラクターに対し如何に読者を感情移入させるかってのが肝ですな。ちょっと遅ればせながら島本和彦吼えろペン<1>(\533、小学館サンデーGXC)とかわぐちかいじジパング<9>(\514、講談社KCモーニング)も購入。原えりすんさんとこで薦められてたインフォレストのムック、デジタルレコーダー徹底活用テクニック(\933、インフォレスト)と記録型DVD激裏大全(\1,200、インフォレスト)も。まぁリッピングとかは今の所しないし出来るだけのPC環境もないけど、なんかの時のために情報はもっておいたほうがいいかと。

【12月18日(水)】
 以前から目をつけていた、会社の戸棚の上に放置されているNECのゴーストクリアチューナーを担当部長に一言いれて自宅に持ってかえる。ブツはデザインから見てNECの初代のやつだと思うが前面のフタが既にとれてしまってて確認できず。名機といわれるGCT-3000よりもひとつ前のタイプですな。
 さて帰宅後早速接続を・・・ってU入力はフィーダー線かい! でも何故かU/V分波器が押入れにあったので事無きを得る。で、その効果はもうすさまじいの一言。現在地はマンションが増えてて受信状況は最悪なのだけれど、ゴーストは見事に消滅した上に、チューナーとしての基本性能がいいのかBSと見紛う程の解像感。いや〜古い機械といって馬鹿にしてはいけませんなぁ。
 ただ電源部に問題があるらしく、動作中に耳障りな異音を発する上に画面にもかなりビートがのってしまうので残念なことに実用には耐えない。う〜ん惜しいなぁ・・・・。現行機種(ってこれももう作ってないようだけど)のGCT-500がほしくなっちゃったなぁ。

 その美しい画面(ビートは77HのデジタルNRでかなり軽減)でみたのはTBSの特番報道スクープ決定版02。タイトルどおり今年のニュースを報道の舞台裏も含めて振り返るというおなじみの企画なのだけれど、北朝鮮の話題よりも「ブッシュが如何に馬鹿者か」「小泉が如何に無責任だったか」に相当の時間を割いていてちょっと感心。とくにブッシュが「知性的でない」とまで言い切ったのは日本の電波媒体でははじめてではなかろうか(ネット上では有名だけど)。う〜ん画期的。さすが報道のTBSだなぁ。

【12月17日(火)】
 訂正。土曜に買ったモニターのメーカーは「CORNEA」でした。そう打ってたつもりだったんだがな〜。BBSでのご指摘に感謝を。ついでに同じ土曜の日記でエンプラのおもちゃを「プロップに近いイメージ」と表現したけど、最近のエンプラは全部CGなのでプロップは存在しないのだった。これも訂正。

 そのエンタープライズの昨日放送分、バルカンの修道院とそこに条約違反の基地があるのではと強行査察にやってきたアンドレア人との争いに巻き込まれたエンプラというエピソード。アーチャー船長は修道院でも例によってアメリカ人風に傍若無人に振る舞い、修道院であるからと闘いを拒むバルカンを詰りつつアンドレアと抗争を展開。やられる前にやれ、まさにアメリカ的ですなぁ。どうもアーチャーを演じるスコット・バクラ氏の顔がブッシュに似てるからイメージがだぶるというのもあるのだが、でもなんか物語にも今のアメリカの空気が反映されているような気がして。アメリカ(=地球)が「世界武力征服」という未知の大海(=深宇宙)に漕ぎ出すのを、倫理とかばっかリ振りかざして押しとどめようとする実は腰抜けな国連(=バルカン)という構図。こうなると原作者ロッデンベリーの精神からは随分外れてしまっていると思うのだが、実際そう見えるのだから仕方がない。このエピソードとしては、結局実道院は本当にバルカンの秘密基地だったことが明らかになり、アーチャーは(武力を投入した上で)喧嘩両成敗的な裁定をしておわるのだが、これは地球が当事者ではないからできることだともいえる。もしアメリカがアンドレアの立場だったら、当然修道院は光子魚雷で一発ですな。・・・・・番組としての出来はわるくないんだけどなぁ。

【12月16日(月)】
 77H導入以後、録画した番組を高速ダビングでライブラリ化できるという恩恵にあずかってかなり助かってるのだけれど、それは中身を見ないまま引出しにしまってしまうどうにも本末転倒な結果になってしまったり。ははは〜。なので最近の新番組もあんまりちゃんと見てるのは少ないのだ。

 そんな中珍しくちゃんと見たウィッチハンターロビンの2話(AT-X放送分)。村瀬修功氏の絵は相変わらず流麗、本人が監督まで兼ねてるからか、氏のお得意なロングスカートでひらひらの多い美女(例:リリーナ/ハリエット)を主役に据えて、絵的には完全な村瀬ワールドになっております。だけどガンダムWのときのようなインパクトはだんだんなくなってきてるような気もする。氏もその辺感じてるのか、前作アルジェントソーマのときには正面顔には鼻を描かないといった実験もしていたようだけど、今回は普通な感じ。主人公の髪型はヘンだけど。あと、さりげなく背景が3Dなのがちょっと新しめな感じか。お話のほうはまだ始まったばかりでなんともいえないけど、ソーマがどうにもな幕切れだった印象があるので・・・ってあっちは村瀬氏は絵だけだったか。アニメーターとしては珍しく原作にも名を連ねてしまった(サンライズで過去こういう例は「ゴーグ」だけだと思う)氏の手腕に期待しましょ。

【12月15日(日)】
 朝からせっせと昨日買った薄型ディスクケース用のタイトルラベル作り(薄いんでちゃんと背中から中身を認識できるようにしとかないと訳わかんなくなりそうなのだ)とか年賀状の作成とかして終日家で過ごす。ああ食卓で見るWWE、至福の時間。
 WWEといえば来年の1月特番ロイヤルランブルからは、日本でもPPV放送に変更になるというアナウンスが。う〜ん1回1,500円は高いのか安いのか。1,500円あればAT-Xが一月見られると思うと・・・・でも特番ナシではストーリーがさっぱりだし。ああああああ。

 夜、何気にAT-Xをつけたら妙な番組が。今日あたりから年末編成に入っているらしく、以前から告知していた自社製作の声優番組の時間だったようだ。ぽややんとみていたのだが・・・・案外面白かった。中身といえばあずまんがのレギュラーだった3人が上野動物園に行ったり魚屋に行ったり居酒屋でだらだらとしゃべったり松岡由貴さんの自宅(と思しきところ)で七輪囲んだりという、どうにも予算のかかっていないもの。しかし3人のキャラクターのせいもあってか、少なくともTVのあずまんがを見ていたという人間ならそこそこ楽しむことができたのではないかと思われる。そうか〜こういう作り方もありか〜。こういう低予算でターゲット絞った作りの番組って、今後の中小テレビ局の生き残りの方向の一つかも知れんな〜、とか思ったり。だめか? 
 途中、居酒屋のシーンでゲストに入ったサエキトモさんが、えらく男前でかっこよかった。あんな人だったのか。

【12月14日(土)】
 休み。朝からちょっと立田に戻ったついでに久々にトイザらスに寄ってみる。ひょっとしたらやまとの完全変形バルキリーがあるのではと思ったのだけど残念ながらというか案の定というか売り切れ。フィギュアコーナーではWWEものでTAJIRIがあるではないか!でも似てないので買わなかった。3Dスキャンのはずなのにあんなに似てないってのはど〜ゆ〜ことだ〜? 
 で、結局購入したのはARTASYLUMってメーカーの12インチNX-01エンタープライズ(\2,980、販売やまと)。パネルラインの塗り分けもしっかりしてるしデフレクターのディテールもなかなか。プレイメイト社のシリーズに比べるとかなりプロップに近いイメージの仕上がりになっている。うんうんいいですなぁ。このメーカーで他の船も出してくれないかな〜。エクセルシオルとか。
 ついでにアプライドに寄ってエレコムのスリムCDケース3枚組を大量に購入(\99、ELECOM)。これ、通常のCDプラケースの半分の厚さなので、これまでに買った大量のDVD-RWを入れ替えれば保存空間が半分で済むという魂胆。結構DVDもたまってくるとスペースを喰ってしまうのだ。大量にプラケースを廃棄しないといけないのはちょっと気が重いけど、生活空間の確保のためには止むを得ない・・・・。最近時々買ってるSuperXっていう安くて怪しい生ディスクは、はじめからこの薄型ケースに入ってて助かる。Rディスクの信頼性にはちょっと問題があるようだが、RWディスクはいまのところちゃんと使えてる。

  で、夕方に大買い物第2弾が到着。ブツはCORENA社製17インチ液晶モニター、CT1702T(\58,800、CORENA)。あまり知らないメーカーだけど、この機種は実はIIYAMAあたりにもOEMで出されてたりする。最近の液晶モニタでは珍しくビデオ入力とチューナを装備。私の使用環境では、ビデオ入力がないとプレステもできんしパソコンの隣に設置してあるDVDレコーダー(DVR-7000)を見ることもできないのでこれは必須。それだけを条件にネット上をかなり探してたどり着いたのがこの機種なのだ。
 OEMのIIYAMAのやつについてのネットでの評判では可もなく不可もなくというところ。デザインはかなり不評だったけど、私が買ったのはブラックバージョンなのでそこそこいい感じにみえる。よしよし。早速接続してみると、心配されたドット欠けもないしXGAでの表示も鮮明。この値段としてなら十分満足できるものだった。よかったよかった。DVI入力もあるので、デジタル出力のあるボードもそのうち買ってみよう。さてこれで広い画面で快適に大戦略を・・・いかんいかん。

 で、更なる買い物、VESA規格によるモニタースタンドARM-11(\11,800、シネックス)も購入。机の端っこにクランプするタイプのやつですな。これを食卓に取り付けて、これまでPCモニタにしていた三菱のVISEOをセット・・・おお、見事にはまったぞ。居間からDVR-77Hの出力を引っ張ってきて接続、これで食卓でもDVDやスカパーが自在に見られるようになった。う〜ん昔から夢だったのよ卓上空間に薄型モニタがあるって生活。また一つ野望が達成されたのことよ。

【12月13日(金)】
 とりあえず昨日ついた本を開封。未読なので一覧のみ。
 ガンダムエース1月号(\619、角川書店)、うすた京介ピューと吹く!ジャガー<4>(\390、集英社ジャンプC)、柳沼 行ふたつのスピカ<3>(\514、メディアファクトリーMFCフラッパーシリーズ)、諸星大二郎氏の小説掲載、小説現代メフィスト1月増刊号(\1,400、講談社)、千年女優画報(\2,700、マッドハウス/アニメスタイル・河出書房新社)、忍空戦隊ハリケンジャーヒロイン写真集(\2,000、角川書店)、週刊ワールド・ウェポン<11〜13>(各\560、デアゴスティーニ)、J Ships10号(\1,333、イカロス出版)、週刊オートスポーツ11/28、12/5、12/12(各\390、三栄書房)、アニメージュ1月号(\562、徳間書店)。わはは、久々にたくさん買ったな〜。
 実は明日あたりこの年末の大買い物第二弾が来たりする。そのための準備もかねてソフトDVDプレーヤー、WinDVD DVS(\4,980、InterVideo)も買ってみる。基本的には前の「Ver.4」と同じものだろうけど、バーチャルサラウンド機能が追加され、液晶モニタでの発色もよくなったらしい。

【12月12日(木)】
 帰りが遅かったので昨日の本が届いてたけど開封せず。

 昨晩、寝る直前にTVつけたらNHK-HVでスター・トレック3があってて。・・・・・・・見ちゃったよ最後まで。どうやら月曜からずっとあってたらし〜。当然今夜は故郷への長い道なんだけど、デジタルチューナーはまほろまてぃっくのためにBS-iにセットされてるので見られない。今夜は早く寝よ。

【12月11日(水)】
 昼休みに行きつけの本屋LIBRO熊本店に。久々なんでぐるぐると店内回って目に付いたものをぽいぽいと確保してレジに行ったら、取り置きになってたAUTOSPORTSだの週刊ワールドウエポンだのガンダムエースだのが思いのほか大量にあって、とても持ち帰れない状況に。しょうがないのでまとめて配送にしてもらう。ちっ、本屋で配送なんてはじめてだわ(^^)。なので詳細はまた改めて。ついでになじみの店員さんからいろいろとお勧めをうけたのを予約したりとか。とりあえず洋泉社のWWEムック第4弾What?アメリカンプロレス読本(\1,200、洋泉社)だけ持ち帰り〜。
 さて今回の読本は昨年の12月特番ヴェンジェンスから、日本ではついこないだ放送されたばかりの11月特番サバイバー・シリーズまでの丁度1年間のストーリーをカバー。ほぼ私がWWE(WWF)を見始めてからの時期にぴったりあたる。ふむふむこんなこともあったなぁとか思いつつ本文を読むと各所に「今年のWWEの展開は低調だった」という評価がされてて・・・う〜ん、私はそこそこにはおもしろかったのだけど、去年はもっ良かったのか。なんか悔しい。
 確かに鳴り物入りでやってきたnWoが良くわかんないまま解体されたりロック様が映画出演のためという誰もが知ってる理由でブーイングを浴びつつ休養に入ったりとか、なんか盛り上がんない部分も多かったの事実ですな。でもホーガンがトレーラーで救急車に体当たり事件とかビショフ変装事件とかステーシーの萌えキャラコスプレとかWWEらしい馬鹿馬鹿しいアングル(ネタ)もそれなりにあったし、面白くない訳ではなかったと思うけど。
 ま、ネット上での噂と同じくこの本でも来年の1月特番にはストンコがもどってくるということのようなので、それを期待して待つとしましょ。

 帰りに更に家のそばの本屋で懲りずに追加購入。LIBROで買った分手持ちにしてたらこんなこと出来なかったな。珍しい西炯子さんの4コマ漫画ひとりで生きるモン!(\657、徳間書店Chara C)は小学館パレット文庫のしおりに連載されてたのがようやく一冊に・・・ってなんで徳間なの? 西さんつーたら昔プチフラワーでデビューした頃は読んでたけど最近のボーイズラブ系のはとんとご無沙汰で。久々に買った単行本はどっちかというとナンセンス系、相変わらず端正な絵柄とのギャップはかなり可笑しい。表紙にもなってる何事にも動じない女子高生森川さん、いいキャラクターかも。
 買い逃してた梶尾真治黄泉がえり(\629、新潮文庫)も確保。

 ノーベル平和賞授賞式でのカーター氏の演説。まだアメリカにもまともな人がいるのだなぁ。いま氏が大統領だったら世界は変わってただろう。せめてゴアでも。

【12月10日(火)】
 会社にNewtypeの1月号が来ていたのでぱらぱらと。また今年の新番組も多そうで、とてもフォローできそうにない(首都圏でしか見られんのもあろうし)。この雑誌情報とかネットとかから何を見るかを選択する技術というか眼というか、の重要度は増すばかりだなぁ。ま、ブツをみてみんとわからんというのももちろん真実なんだけど、もう私にはそんな時間はないのだ・・・。とりあえず現段階で期待できそうなのは明日のナージャかな。
 噂のエヴァンゲリオン10周年は音声リミックス&画面デジタルリニューアルのDVDが当面の動きなのだそうで。おお、あのカットが変わるごとにがたついていた画面がフィックスされますか。これで3度目のDVDだけど、これはかなり欲しいかも。

 夜中についに大戦略WIN IIをアンインストール。最近なんだか中毒症状になってて、あまりにこのゲームに生活時間をうばわれているので。簡単なマップだったら15分くらいで気軽に遊べるってのがいけないんだよな〜・・・。そのうちきっとまたやりたくなるんだろうけど、暫く封印。


さらに前の物欲日記

戻る