のぞみの日記・4年生になって
春休み
6日目
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昨日は早めに寝たので体がスッキリしています。の〜のが起きるとパパは起きてい てポットでお湯を沸かしています。 「パパ〜、おはよう。何してるん?」 「おはよう希。繭子にワカメご飯を作ってんねん。昨日お粥を作ってくれるって言 ってたけど、味がどんなんか分からんやん。希も食べてみるか?とりあえず2つ作 るわ」パパが笑いながら時間を計っています。
「今日は8時半に出発やからゆっくり出来るね」パパに言って顔を洗い、7時半に レストランに行くと繭子と繭ママが食べていました。繭子はお粥を食べています。 「繭〜、おはよう。お粥はどう?」の〜のが聞くとまあまあの味だと笑っています。 パパが食べるか?とワカメご飯を出すと嬉しそうに頷きました。の〜のもワカメご 飯を食べました。ワカメご飯はお湯を入れた時は熱いけど、ご飯になると持てるく らいなり、ファスナー付だからレストランまで持って行けます。
お姉ちゃん達がおはようと言いながら入って来るとワカメご飯を見て笑っています。 「繭ちゃん、どうや、大丈夫か?」由香里姉ちゃんが聞くと、はい、もう大丈夫で す。と元気に笑いました。1度お部屋に戻って長袖のシャツに着替え、お水を移し 替えてデイパックに入れると帽子を持って行きました。
最初にメムノンの巨像という所に行きました。道路の側で畑みたいな中にドデーン と建っています。バスを降りて側まで行くとすごく大きくて、こんなんをよく作っ たなぁと思いました。ここでは写真を撮っただけです。 次はハトシェプスト葬祭殿という所です。崖に囲まれて建つ葬祭殿は荘厳な感じが します。駐車場からタフタフというトロッコみたいなものに乗って側まで行きます。 入口の所でセキュリティチェックがありました。
1階、2階、屋上のテラスをアデルという人の説明を聞きながら見て回りました。 1階や2階の壁には色の綺麗な壁画が残っていて写真を撮りました。 「お兄ちゃん、ここがテロの現場やね」2階の所で繭ママがパパに言っているのが 聞こえました。パパが頷きながら回りを見渡しています。 所々に白い制服を着たツーリストポリスという銃を持ったおまわりさんが居ます。
観光客の安全を守っているのだとパパが言いました。次はパパとママの写真で見た 壁画の綺麗な王家の谷です。ここでも駐車場からタフタフという乗り物に乗って行 ました。パパが1人で来た時、ママと一緒に来た時はお墓の中で写真が撮れたけど いまは写真を撮るのが禁止されていました。お姉ちゃん達はがっかりしていたけど、 何千年も昔からの絵を見られるだけでも凄い事です。
最初にツタンカーメンのお墓に行きました。階段を降りると左側にツタンカーメン のミイラがありました。 「ツタンカーメンのミイラは向こうの棺の中に入っていて見れんやったんやけど、 外に出して公開してるんやなぁ」とパパが驚いていました。アデルという人が去年 から公開していると言いました。右側の部屋に棺が置いてあり、壁画は少し傷んで います。パパの話では、前はこの棺の中にツタンカーメンのミイラが入っていたそ うです。
カイロの博物館で見た黄金のマスクやいろんな宝物がこのお墓に有ったそうです。 あれだけの宝物を見つけた人は大金持ちになったんだろうなぁと思いました。ツタ ンカーメンのお墓を出て、他に3つのお墓が見られるそうです。アデルという人の 勧めで入ったお墓は壁画が綺麗で思わず見とれてしまいました。次に入ったお墓の 壁画も綺麗だったけど、玄室という所まで降りて行くと暗くて見え難かったです。
それでも通路の両側に描かれた絵はすごく綺麗です。お姉ちゃん達も凄い凄いと感 激しています。3つのお墓を見て外に出ると周りの景色を何枚か撮りました。 パパがカメラを構えの〜のと繭子を撮ってくれました。レストハウスに寄って繭子 と一緒に冷たいコーラを飲みました。パパや繭ママ、お姉ちゃん達も飲んでいます。
「綺麗やったね〜。写真が撮れないのは残念やけど、この目で見ただけでも値打ち もんやね」由香里姉ちゃんが言うと繭ママと麻衣姉ちゃんも頷いています。今日の 観光はこれで終わりだけど昼ご飯までまだ時間があります。パパがアデルという人 に頼んで貴金属店に行きました。お土産はTシャツしか買っていないので、もう少 しいい物を買おうと言っていました。
ルクソールの街の有名な貴金属店に案内してくれました。の〜のは自分の分と翔に 銀のカルトーシュのペンダントを買いました。繭子も自分の分と菜々美に買ってい ます。パパはお店のお姉ちゃん達のお土産を買い、おばあちゃんと桂子おばちゃん にアレキサンドライトという石のペンダントを買っていました。麻衣姉ちゃんもお 店のお姉ちゃん達、真弓姉ちゃんや弘美姉ちゃん達に買っています。繭ママと由香 里姉ちゃんも買っていました。
買い物が終わるとお昼ご飯で、今日はエジプト名物のハト料理です。ハトなんて食 べた事がないからどんなものか興味津々です。 アデルという人がハトが食べられなければ魚かチキンを用意すると言ったけどみん ながハトを頼みました。
「繭、大丈夫か」繭ママが心配そうに聞きました。 「うん、もう大丈夫だよ。せっかくのエジプト名物やもん。ちょっとだけでも食べ てみるわ」と笑っています。繭子の笑い顔を見てもう大丈夫だと思いました。ハト 料理が出ると最初はナイフとフォークで食べていたけど、途中から面倒になって手 掴みで食べるとみんなも手掴みで食べています。
「うん、美味しいやん。チキンを少しスパイシーにしたみたいで結構いけるね」麻 衣姉ちゃんが言うと、みんなも美味しいと言いながら食べています。繭子も美味し そうに食べていました。
昼ご飯が終わってホテルに帰ったのは2時過ぎです。夕方迄のんびりして5時頃か らルクソール博物館に行くと言い、それまで昼寝をしようと言いました。の〜のは それほど疲れていないし眠くもなかったけど、昼間は暑くて街を歩くのも大変なの でパパの言う通りお昼寝をしました。
「パパ〜、一緒に寝ようよ」の〜のが笑うとパパも笑いながら体をずらし、の〜の が横に入ると優しく抱きしめてくれました。今回はの〜のだけじゃなく、繭子や繭 ママ、お姉ちゃん達も一緒なのでパパも気疲れしていると思います。の〜のはパパ の胸に抱かれると心地良く眠りました。
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