いろはカルタ、その他の古代インド語検証
平成の常識:日本の方言は 100% 古代インド語です。
from 2017/04/17 by 鳩摩羅童子(くまらどうじ)
注意: 日本の地域 local な古い言葉は、100% インド色ですが、記紀/万葉/百人一首の中の言葉はインド色だけでは有りません。ボヘミアン/スラブ言語系..の色が混じっています。この辺の住み分けに関し、誰かハッキリさせて下さい。 |
• いろはにほへとちり.. 検証
• 江戸・上方・尾張 イロハかるた 検証 150 句以上 −− インド弁の同音異義語、同義語、の集合。古代人の暗記言葉・教材。多分。
つまり、インド弁 早口言葉集 (の日本語翻訳版) ex.【印】イヌもイヌればイヌにイヌる。 → 【日】犬も歩けば棒に当たる。
• 雪(童謡) 検証
• かごめかごめ(童謡) 検証
特記事項:
ex. はっけよい (= more hot, more passion)、どすこい、甚句、は、インド弁。cf. #sumou
ex. 諺 「風が吹けば桶屋が儲かる」 の論理はインド弁由来。 cf. #kaze
|-- 『東風(こち)吹かば にほひをこせよ 梅の花、主(あるじ)なしとて春を忘るな』 もインド弁関連。
ex. 各地の「褌(ふんどし)」の名前は、インド弁。cf. #fundoshi
ex. 江戸/ 上方/ 尾張いろはカルタの文句のルーツは、インド弁言葉遊び。cf. #karuta (同音異義語群、とか。) 全カルタを検証した
ex. いろは歌のベースはインド弁。cf. #iroha (「咎(とが)なくて死す」の解釈は誤り。)
ex. 長崎くんち, 博多どんたく, 岡山せんでーろく, 岸和田だんじり, 青森ねぶた、やま、... はインド弁。cf. #taiko (別 tab)
ex. 意味深・意味不明万葉集 巻16 3838, 3839 の解。インド弁でした。 cf. #sugoroku
ex. 箸墓古墳(はしはかこふん)「箸に陰(ほと)を憧(つ)きて薨(かむさ)りましぬ。」 は、インド弁の「仰天・狼狽」 cf. #perplex
|-- ワニ、因幡の白ウサギ、もインド弁。
|-- 『水蛭子(ひるこ)』、『アハシマ』もインド弁。 cf. #onogoro
|-- 『オノゴロ島』もインド弁。『アジマサの島』もインド弁。 cf. #onogoro
|-- 『火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ;加具土命)』もインド弁。 cf. #fire
| |-- 『天穂日命(アメノホイノミコト)』
|-- 『くえびこ』、『そほど』、『かかし』もインド弁。
|-- 『无間勝間(まなしかたま)』もインド弁。 cf. #raft
ex. 八咫烏(やたがらす)は、インド弁の「斥候(せっこう)」。 cf. #yata
ex. 出雲(いずも)は、 雲、稲妻、要塞、 Indra ?。 cf. #Indra
『八雲立つ 出雲八重垣 妻籠に 八重垣作る その八重垣を』 のインド弁意味
ex. 暦の月の和名 睦月(むつき)、如月(きさらぎ)... は、サンスクリット語 cf. Grimm's_Law_in_J_5.html#914 (別 file)
--- また、3月の弥生(やよい)は、米/大麦、の意。粳(ウルチ)と同源関係。また、 young 若い、とも親戚。
■ 方言と判定された単語の標準語もインド弁に有る様なので、今回から標準語の発音も全チェックする。
■ 日本語には、
訓読みと
音読み単語があるが、音読み単語も殆どインド辞書に有る感触がある。
これは不思議である。音読み単語は中国から来た単語の読み、との認識はウソかもしれない。音読み単語も、漢字が来る前から話されていたのかも知れない。
■ 印日の音通変換経験則は、インド辞書自身がその妥当性を証明している。なぜなら、音通前の単語と、音通後の2つの単語が共に登録されている。まるで ロゼッタストーン である。 例えば (v-g) の音通規則は、もう完全に正しい。
■ ひょんなことから、「風が吹けば桶屋が儲かる」の三段論法の要素単語が、インド語の同音異義の同音群であることを発見した
(on 2017/9月)。
そこで、昔からある「いろはカルタ」の諺もそうでは無いかを検証したら、結果は、なんと、YES であった。つまり、いろはカルタは、インド語の
同音群、や、
多音語(同じ単語で発音が異なる)、の
言葉遊びであった。文明の利器であるインターネット辞書により、この隠されていた真実が明らかになった、古代インド語と日本語の関係の近さがさらに証明された。
---- cf.
いろはカルタ検証結果 150 件以上 cf. 韻を踏むってどういう意味?
〒iroha 、ここはアンカー名 ="iroha" です。
c. 「いろはカルタ」の謎が少し解けたので、何故「いろは」と言うのかを考えた。
多分、synonym 同義語、類義語、同意語, homonym 同音異義語、のどちらかだろう。→ YES. だった。
【民】
oruporuTkiLavi (=
synonym シノニム、同義語)
いろは・るときらび
【民】
orupOki (= the ever constant entity 常に一定な実体; that which remains the same without variation, as time divested of all phenomena, like day, night, etc)
イロハき
【民】oruvAmai (= 1. unchangeableness 不変なもの; 2. stability 安定性) イロハな、イロハに
c. そこで、 いろは歌 を unchange から攻めたら、全部有った。--- そんなに難しく無かった。 on 2017/09/26
-- 辞書引きは、当初 unchange [prefix] 指定だったが、 unchang に直したら、更に精度が上がった。
c. つまりこの歌は、 unchange のインド弁のシノニム単語の集合だったのです。古代インド弁人が聞いたら、泣いて喜ぶ内容 (?)。 カモ。
【民】oruvAmai (= 1. unchangeableness 不変なもの; 2. stability 安定性) いろはに、ゆるがない (v-g)
【賛】vyavasthita
(= ; constant , unchanging Sus3r. ;) ほへと、ふどう、ひとし、ふへんだ (+ん)、いってい
【賛】dhruva
(= mf(%{A4})n. (prob. fr. %{dhR
} , but cf. %{dhru} and %{dhruv}) fixed , firm , immovable , unchangeable , constant , lasting , permanent , eternal RV. (e.g. the earth , a mountain , a pillar , a vow ; ) ちる (v 無音)
【民】nEro-ttal (= 1. to be a match; to be similar; 2. to be unchanging; 3. to be exactly suited, as a wife to her husband) ぬる
【賛】prAcyapadavRtti
(= f. a term applied to the rule according to which %{e} remains in partic. cases unchanged before %{a} RPra1t.) わかよたれそ
【賛】sama
(= 2 mf(%{A4
})n. ; always the same , constant , unchanged , fair , impartial towards (loc. or gen.) ib. ; ) つね (s-t)、え つね (s-t)
Monier-Williams': [ sama
(= mf(/ā-
)n. always the same, constant, unchanged, fair, impartial towards (locative case or genitive case)) ] --- a-sama
もアリ、と言っている。
【賛】nIlIrA
ga (= m. an affection as unchangeable as the colour of indigo Sa1h. ; mfn. having the colour of indigo or constant in affection L.) ならん (r-n)
が
【民】oppam (= 01 1. parallel, comparison, resemblance; 2. unchangeability, oneness; 3. levelness; 4. gloss, polish; 5. ornamentation) うゐの
【賛】vikrAnta
(= mfn. stepped beyond , taking wide strides &c. ; courageous , bold , strong , mighty , victorious (with %{dhanuSi} , skilled in archery) MBh. ; m. a warrior L. ; a lion L. ; `" passed over "'N. of a kind of Sam2dhi which leaves Visarga unchanged RPra1t. ;) おくやま (r-y)、うごかん
【賛】kalpa
(= 1 mf(%{A})n. (%{klRp}) , practicable , feasible , possible S3Br.; , before which a final %{s} is left unchanged ,) けふ (l 無音)
【賛】kUTastha
(= mfn. standing at the top , keeping the highest position Comm. on S3Br. ; ; %{-tA} f. unchangeableness , uniformity ;) こえて
【民】uRazcci (= 1. rivalry, competition; 2. changing; 3. admission of an option in the combination of words in regard to a letter undergoing a change or remaining unchanged;) あさき
【賛】avibhinna
(= mfn. not separated from (abl.) Katha1s. ; unchanged ib. Katha1s. , unchanged ib.) ゆめみ (b-m)、ゑひも、よわぬ(酔わぬ)、えいえんな
【賛】abhinna
(= mfn. ( %{bhid}) , uncut , unbroken S3Br. ; uninterrupted RV.; (%{a-bhinna4}) AV. ; (in arithm.) `" undivided "' , integer , whole (as numbers) ; unchanged , unaltered , not different from (abl. or in comp.)) ゑひも
【賛】dus
(= ind. a prefix to nouns and rarely to verbs or adverbs (Pa1n2.) implying evil , bad , difficult , hard ; ; remains unchanged before %{t} , %{th} (in older language however %{ST} , %{STh}) ;) せず
c. ケルン大の online インド辞典は、100 年前の著作権が切れて、公開されたものである。2000年前の昔のものでは無く、現在のインドのサンスクリット語とタミル語の発音である。
このイロハ歌を、現在のインド人が聞いて、 unchange の類似語の羅列、だと気が付く人は今まで居なかったのか。と、私はイイたい。-- トロイんじゃないの。
c. 「わかよたれそ つねならむ」の、わかよたれそ、が、6 文字で、1 文字足りない。コレは、つね の前に、実は、「え」が有る。 same は、「同一」の意の場合、the same と冠詞の the を付けて限定・強調するのが通例、それと同じで、sama は、 a sama と言った、とインド辞書は言っている。
つまり、この原作者は、7 5 調の規則を守っている。後世の人が「え(あ行のえ。や行・わ行のえ、では無い。)」を欠落してしまったらしい。多分。 こえて、の、え、は、どの「え」なの?。 --- ゑ、が we, らしいから、 je か ye の表記ですね、多分。つまり、イロハ歌は、当初、e, ye, we を使い分けていた。
7×7 表記では、最初から、この「え」は欠落させている。大した事柄ではないのだ。 つまり、7×7 表記で、え、を入れると、行末の「咎なくて死す」の規則がズレてしまう。なので、やはり、「え」無しが本来の形、言われれば「え」も付けるのレベル。
cf. いろは歌の謎 by 篠原 央憲 1976(昭和51) (c)社団法人日本ペンクラブ The Japan P.E.N. Club/ 日本ペンクラブ電子文藝館
|--- c. ケルン大インド辞書は、亀井孝氏の説 「わが世誰ぞ、え常ならむ」 の妥当性を裏付けしている。
|--- c. 私見を述べると、柿本人麻呂の作者説は没だと思う。人麿はシュメール・アッカド語には精通しているが、インド弁には精通していない。
作者は、空海系のインド弁のプロで、教育担当者だと思う。行末の「とかなくてしす」よりも 行頭の「いちよらやあゑ」の方が重要だと思う。
−−−− インド辞書からの結果は下記である。「いちよらやあゑ」= 第一暗記教材、「とかなくてしす」= ダブリ・重複音無し文。となる。 on 2017/09/28
いろはにほへと
ちりぬるをわか
よたれそつねな
らむうゐのおく
やまけふこえて
あさきゆめみし
ゑひもせす |
いろはにほへと ちりぬるを
わかよたれそ つねならむ
うゐのおくやま けふこえて
あさきゆめみし ゑひもせす
(意を和む。打て明日。)
|
( 万葉仮名: 止加那久天之須 in 「金光明最勝王経音義」 )
「咎(とが)無くて死す」 との解釈は、詩の真意を理解していない、バカ思考。
作者の意図は、むしろ
「同(と)が無くて死す」
だと思う。
理由:
常ならむ = 不変、同じ、ものは、無い。
いろは歌 = 同音は無し。
死す = 極限状態、捨て身の気概。
(寝ていたら、作者の声がした、「この歌は日本語学習のベースの一番初めの歌です、
皆さん、最終的には、止まる事無く[止が無く]スラスラ歌える[詩す]様に頑張って下さいネ」 だって。) |
(ブッチャケた話、「咎(とが)無くて死す」 では無く、「同が無くて詩集」である。 「とか」は、「同価」も可。 i.e. 同音ナシ詩集。
「しす」は、詩す、詞す、資す
、って表現、大昔は有った、とか (?)。 「し(之)す(須/寸)」 = 之(コレ)を須/寸(スル)、も可 (?)。
作者は、お遊びしている。 「とかなくてしす」=「(この謎、ワザと)解かないことにする」 も可。
「常ならむ」 と 「とがなくて」 は、 same ナシ、でよく考えると、お遊びしている。
「いちよらやあゑ」は、「一 (一は 幾 も可) 千代等八重(= 千年・萬年、永遠)」 とも掛けている。
[等 は、複数 or 語調を整え。≒千代に八千代に]
--- もしそうならば、「幾千代等八重とか (言う話は) 無くて(みんな、いつか)死す」も、可能。
--- 「止(と)が無くて始終(しじゅう、しす)」も可。「止」の当て字は由緒正しい[オリジナルの万葉仮名]。
--- 「同(と)が無くて死す」 = 同じものが無い、ギリギリ極限の配置状態、実質死に体・半捨て身・観念状態。 ← シンプルで良い (?)。
、、、私も、頭使い過ぎて、半分死んでいるワ[作者の気持ち、も含む]。
cf. 雪山童子 cf. 勇気の人 雪山童子 [再生時間:05分59秒]
雪山童子は、 羅刹の prologue のみで epilogue エピローグ・あとがき、が無くて、それが欲しくて身を投げた。も、掛けている (?)。 )
【民】aTiyaRi-tal (= to find out the first or primary cause 一番最初の) いちよら
【民】uruvERRu-tal (= ; 2. to repeat 反復する or rehearse 習熟する a lesson frequently in order to learn it by heart 暗記教材; ) やあゑ
【賛】dviguNa
(= or {dviguNa3} a. double ダブリ、重複, twofold, twice as much as (abl. or ---); {dviguNa} & {dviguNatara} (---) adv., also n. {-taram}. Abstr. {-tA}A f., {-tva}A n.) とかの/とがの
【民】sakA (= friend 友) とか (s-t)
【民】tAkku (= ; 12. multiplication 複数; ) とか
【賛】sa
(= 3 (---) one, the same 同じもの.) と (s-t)
【賛】muc, muJcati, -te
(= 1 & {muca3ti, -te}, pp. {mukta3
} 過去分詞・〜が放棄された, ger. {mukttA3} [[-,]] (q.v.) release, deliver from (abl. or {tas}) unloose, open; let go, set free, relinquish, abandon 放棄、無し, forsake, quit, put off, lay aside, give up, grant, bestow;) なくて
【民】toTar (= 02 1. following, succession; 2. chain; 3. fetters; 4. series; 5. phrase フレーズ; clause; sentence 文; compound-word;) しす (t-s, T-s)
- 参考 -
【賛】vasuzreSTha
(= mfn. the best of the Vasus (said of Kr2ishn2a) Pan5car. ; m. N. of a king VP. ; n. `" best of treasure 宝物の中の最高なもの"' , silver L. ; wrought 鍛造された gold MW.) いっちょうらだ(一張羅だ)
【賛】vyavava
hRti (= f. practice 実践、実行、訓練, conduct , action 行動 Ra1jat. Sa1h. ;) やあゑ
はって
【賛】yAva
dartha (= mfn. as many as necessary , corresponding to requirement Mn. S3is3. BhP. ; devoted to anything (loc.) , as much as is necessary BhP. ; ibc. (BhP.) or (%{am}) ind. (Bhartr2.) , as much as may be useful , according to need.) やあゑだーだ、八重だーだ
【賛】yAva
dadhyayanam (= ind. during the recitation 暗唱中 Mn.) やあゑ....
【民】tIgku (= 1. evil; injury, harm; crime 罪; 2. misfortune, calanity, distress; 3. faault, defect 欠点, blemish) とが
【賛】taka
(= m(nom. pl. %{As}) fn(ad). (dimin. of 2. %{ta4}) that 接続詞の〜とか、〜と ,) とか
cf. 31.空海と『いろは歌』 2011 (c) 高校生のためのおもしろ歴史教室
cf. いろは歌、サンスクリット原本サンプル --- 大昔、自分で作ったもの。日本語の音だけから攻めても、対応するサンスクリット語があったんだ。自分で作っていて、忘れていました。 ---- インド辞書を発音の入力で、似たのを探し回ったのですネ。疲れると思うが、昔は、そこまでやったんですね。 発音と意味で攻めているので、全体の意味は合っていますネ。
しかし、原作者のこの句の作成過程としては、 unchange のシノニムをこねくり回したのだと思う。同義語と同音語と意味の整合性を全て保って最終解を得た。 --- ものすごい言語能力の持ち主ですね。日本人離れしていると思う。
■ 日本語の方言と古代インド語間の音通法則
cf. 英日・グリムの法則もどき・遷移表 (印日の表はもっとシンプルである)
経験則として、印欧祖語と英語間のグリムの法則と同じ様に、子音、準母音に関し【印】【日】間で、 1 to 1 mapping の音通規則が存在する。
欧米のグリムの法則とは、東洋版のためか、法則が少し異なる。
(印−日) のベクトル要素表記とする。ハイフン - の左に印、右に日、を配置する、とする。
0.基本的に (a/e/i/o/u-a/e/i/o/u) 。つまり、母音は母音に変わる。
[ あいう えお、の母音は、下顎の上下位置対応。いあ/いう/いえ/いお、は、y 行に化ける。うあ/うい/うえ/うお、は、w 行に化ける。濁音は、止めて爆発化、対応。ベロの天井位置で、鼻音。唇合わせは m/p/b/v。鼻音 n と l/r は近い。l/r は ウ にも近い。k/g は h の鼻音でもある。
文字 p と b の形が似ているのもワザとである。 W と M がひっくり返しなのも意図的である。 西洋では water 東洋では mitu/ mizu も偶然では無い。つながっているのです。
He is a man. の伝言ゲームが、途中から She is a man. に化けた、としても、誰も非難出来ない。ザラに有る音通現象です。 ]
1. (v-g), (v-m/n), (r-n), (w-m) [m/n の / の表記は、or の論理演算子のつもり]
2. (r/s/t-r/s/t), (l/m/n-l/m/n),
3. (c-k), (c-s/t)
注意:ケルン大の発音記号は、サンスクリット語とタミル語で異なる。タミル語の c の発音は /s/ である。 サンスクリット語の c の発音は英語と同じで /k/ch/ である。[/〜/ の両側 / サンドイッチ形は、IPA 半音表記のつもり]
4. (m 無音) は、m の子音を欠落化した、の意。
5. (+ん) は、「ん」を挿入した、の意。
6. (v/y/z-母音/やゆよ), z 元々は s の「ツェ」系統の発音だが、やゆよ、にも時々なる。 (z-t/s)
7. (p-h)
8. (r-母音/やゆよ) 、r は曖昧音で、曲者。「ら」行で有ると共に、準母音に近い。
c. 【要点】
音通現象の基本は、(非濁音-濁音) ガザダバパ系、つまり、(k-g), (s-z), (t-d), (h-b/p)。 次に、近い音のグループ内交換 (か-さ), (t-ts), (r/s/t-r/s/t), (l/m/n-l/m/n)。 次に、h 行、少し曲者。 (w-m) ex. (water-水) [w を引っ切り返すと m]、印日では (v-m) の方が多い。英日では (w-m) が多い。つまり、v は唇を閉じるので鼻音系に近くなる。印日では (p-m) は多くない。 最後は、r。曖昧音の終着駅の「ん or 長音(ー)」に化ける。 (r-n)。また r は、反復(= 以下同文)を r でごまかした痕跡アリ。日本語で「ラ行先頭」が少ないのは「ナ行」に化けた為【韓国語もそうみたい】。また「ラ行、る」は動詞活用の専属に成った感アリ。
グリムの法則で最も有名なのは (h-k)。 ハングル (han..) と 韓国 (kan.. ) の関係。印日では (v-g), (v-k) がコレに相当。 convert コンバート、変換、 の ver 部は、 (v-k) で、換へる、に化ける。
印日では、(v-k) より (v-g) の方が多い。
【賛】vRt, vartate, -ti, vavartti
(= 1 ({vartti}), pp. {vRtta3} (q.v.) turn 回転, [[-,]] revolve, roll, run off, pass away (time); ; act, proceed, behave. C. turn round (tr.), move about, upset 転覆, alter, change, renew; turn topsy turvy i.e. confuse, destroy. {vipari} turn round, roll (w. {hRdaye} = prec.), roam about, change 変わる, alter. {saMpari} the same+come back, return 戻る;) ひっくり (v-h, v-k)、 かへった (v-k, v-v)、かわった
、もどった (v-m)
名古屋弁サンプル:
【賛】vRt, vartate, -ti, vavartti
(= ; remove, destroy, annul. {samA} turn back, return 帰宅する, go home (esp. of a pupil after his apprenticeship 見習い(期間)、実習、徒弟(身分[期間・制度])、年季奉公、奉公);) ごぶれいす (v-g)
る、ぶれいす
る、かえるだ (v-k)
c. 濁音化が乱れる民族がいる(濁音化の代わりに、単なる激音化)。「島々」しまじま、と言えず、しまちま。「だから」と言えず、たから。
ex. 特に、h→v は、乱れる。h-k/g に化ける。nva は ma, rva も ma に化ける。 つまり、v 周りが乱れる民族がいる。
c. 韓国語:子音のうち、k(g)、n、t(d)、r、m、p(b)、sを平音といいますが、そのうちk、t、pは母音と母音の間にはさまれると、g、d、bと発音します。なお、sはzに変わりません。
ex. 学校(ガッコウ)は、カッコウ。たか子は、タガゴ。大丸は、タイマル。ダイエーは、タイエー。
cf. 韓国語の濁音化について−新横浜ハングル学院 (YouTube)
c.
印日の (v-g) , (v-k) 音通の理由・仮説、理論武装:
(v-k), (v-g) 音通が適用された単語群をチェックした結果、多分、これらの単語の古代の発音は h で、この h が民族差・地域差で (h-v) と (h-k) に分化したと考えられる。
- 現インド弁 v (h-v)発生。 A
- 古代インド弁(印日祖語) h @
- 現日本語方言 k/g (h-k/g)発生。 B
c. しかし、単純に (v-g) が (h-k) と同じロジックで発生したのかもしれない。つまり、@→A かつ @→B、の分化では無く、(@→)A→Bも可能。しかし、 (v-g) は、
グリムの法則の (h-k) と同様に発生し得ることだけは確かである。
c. a ア の激音は、ha ハに近い。 ha の軽い鼻音は ba や na では無く、何故か nga ガ に聞こえる。ga や ka の方が nga より発音にチカラが必要。つまり、少し力む ha は、nga に化ける。(h-v) は、(h-g) に化ける。日本語の (h-k) の訛り(なまり)の原因はコレと関係があると思う。
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ex1. 「はらうい」の対応インド語を探せ。
攻め方: stomach 胃、で攻める。p または v を探す。(b, h を探しても多分無駄)。
【賛】parivRddha
(= ; %{-tA} f. increase , extension , the swelling and becoming sour of food (in the stomach 胃、お腹) 胃の中が膨張し、食物が酸っぱくなっている Sus3r.) はらういだ
【民】vilAppuTaittal (= bulging out of the sides, as when the stomach is full) はらはってる、まんぷくだ (v-m, l-n, p-k)
ex2. 「しんがいぜん」(へそくり)の対応インド語を探せ。
攻め方: secret 秘密の、で攻める。これは複合語で、銭、は money で攻める。
【賛】saMvArya
(= a. to be covered or concealed; n. a secret 秘密の.) しんがい (v-g)
【賛】suvarNa
(= ; money 銭、お金 , wealth , property , riches L. ; ) ぜん、ぜに (var 無音)
c. 「へそくり」 を money から探す。 なんと、沢山有った。
【民】pESkI (= advance money 前金、前渡し金、手付金 (TLS)) へそく る
【民】piTikAcu (= insignificant sum of money withheld 差し控える on a purchase by the purchaser 購入者の購入時に天引きしたわずかな金額, considered 〜だとみなされる auspicious 幸先の良い、縁起の良い、吉兆の) へそくった (T-s, c-t)
〒hungry
ex3. hungry, hunger.. 空腹、のインド辞書結果の中から、日本語似の単語を探せ。
【賛】paribubhukSita
(= mfn. (Desid. of %{pari-} 3. %{bhuj}) , very hungry MBh.) ハラペコだ、ぺこぺこだ (b-k)
【賛】bhuj, bhunakti, bhuGkte (= 2 ({bhuJjati
, -te}), pp. {bhukta}, wish to eat, be hungry. ) ひにゃじいだ → ひもじい
【民】pUkA (= hungry) ぺこ、パク つく (+つく)
【賛】kSudh, kSudh
yati (= , pp. {kSudhita} 1 be hungry.) かつと
[= 秋田弁「かつと (飢人??飢えている人)」]
【賛】kSudhAlu
(= & {kSunmant} a. hungry.) かちーる
[= 八丈島弁「かちーる (餓(かつ)える 腹が減る)」]
【賛】vikSudh
(= P. %{-kSudhyati} , to be hungry TBr.) よわい◆よわくつて◆よわくて(v-y)
[= 八丈島弁「(空腹。)」]
【民】nUr-tal (= 01 1. to go out; to be extinguished 消滅[絶滅]する、消える, as a lamp ランプが; to become extinct, as a family; 2. to be appeased (人)の飢えを鎮める or suppressed 抑制されている, as hunger 空腹, anger 怒り; 3. to be spoiled 損なわれた; to begin to rot; to grow too soft) なえる [出雲弁「なえる(はらがなえる)【元気が無くなる、力が入らない(腹が減る)】」]
【民】kaTumpaci (= extreme hunger 極度の空腹, ravenous @飢えた、ひどく空腹な A〔望みを満たすのに〕貪欲な、強欲な appetite 食欲) くちにほしい [出雲弁「くちにほしい 【(満腹なのに)欲しくなること】」]
【民】paciyEppam (= belching おくび、げっぷ due to excessive hunger 極度の空腹に起因したゲッブ) ひだりい (c-d)
c. 【英】hungry ハングリー、は、ひもじい (h-h, n-m, g-j, r 無音, y-y) そのまんま東、だ、と言うと、眉をひそめる人達が居る。 アルファベットの G は、英語では、ジー /j:/ と発音する。独語では G /ゲー/と発音。 (g-j) 音通はザラにある。
ex4. deride 又は ridicule あざ笑う、のインド辞書結果から日本語似を探せ。
- deride 編 -
【賛】saMsmi
(= A1. %{-smayate} , to smile at L. ; to be ashamed , blush RV. : Desid. %{-sismayiSate} , to wish to laugh at or deride Bhat2t2.) ざまみろ (s 無音, +ろ)
【英】smile smile ざまあみろ (s-z, l 無音, s 無音)
【民】Acciyam (= 02* that which is fit to be ridiculed, or derided 愚弄される価値がある) いいざま、いいきみ (c-k)、あざけ (c-z, c-k)
【民】poccA-ttal (= 1. to forget; 2. to deride, ridicule) ポカ (c-k)、ほうけ (c-k) る、ふざけ (c-z, c-k)
【賛】tarj, tarjati
(= ({-te}), pp. {tarjita} (q.v.) threaten, menace, abuse, [[,]] revile. C. {tarjayati, -te} = S. + deride, mock; frighten, terrify. -- {abhi} & {vi} C. scold, revile. {pari} C. threaten. {sam
} C. = S.C) そし (t-s, j-s)
る、そしった (t-s, j-s)
【賛】kakh
(= cl. 1. P. %{kakhati} , %{cakAkha} , %{kakhitA} , &c. , to laugh , laugh at or deride: Caus. %{kakhayati
} , to cause to laugh Dha1tup. ; [cf. Lat. {cachinnare} ; Gk. $ , O. H. G. {huoch} ; Germ. {ha0her} , {heher} ; Eng. {cackle}.]) からかふ (+ら)、からかった (+ら)、キャッキャと、キャッキャやった
、こけ
にする
【賛】bharts, bhartsati
(= & {bhartsayati, -te}, pp. {bhartsita} (q.v.) [[,]] threaten, revile, mock, deride. {abhi, ava, nis, pari, sam} = S.) 侮蔑(ぶべつ)、ぶべつした
【賛】bhaND
(= cl. 1. A1. %{bhaNDate
} , to reprove ; to deride ; to jest ; to speak Dha1tup. ; %{bhaNDati} , %{-Dayati} , to be or render fortunate ; to do an auspicious act (%{kalyANe
} , or %{zive}) , (Prob. a later form of %{bhand}.)) ぶべつ (N 無音)、ばかにした (h-k)、ばかやね
【賛】parihas
(= P. %{-hasati} (Pass. aor. %{pary-ahAsi}) , to laugh , jest or joke with (acc.) , laugh at , ridicule , deride MBh.) わらわす
【賛】prahas
(= P. %{-hasati
} (ep. also A1. %{-te}) , to burst into laughter (also with %{hAsam
}) MBh. ; to laugh with (acc.) MBh.; to laugh at , mock , deride , ridicule MBh. ) わらわす、わらわした、わらわすな
【賛】AkSip
(= %{-kSipati} (ind. p. %{-kSipya
}) to throw down upon (loc.) or towards (dat.) MBh.; to strike with a bolt R. ; ; to insult , deride Mn. ; to excel so as to put to shame ; (perf. %{-cikSepa
}) to challenge , call to a dispute &c. (dat.) Katha1s.: Caus. (perf. %{-kSepayAm@Asa}) to cause to throw down MBh.) おかしいわ
【賛】helanIya
(= mfn. to be slighted or derided Ni1lak.) へんや (l 無音)
【民】nagkukATTu-tal (= to mimic ものまね, deride) まけそう、なげかわしい
【賛】abhibharts
(= (ind. p. %{-bhartsya}) to scold , threaten so as to terrify R. ; to deride , ridicule MBh.) あぶひぶ わらった → あざわらった
- ridicule 編 -
【民】acukkATTu-tal (= * to ridicule, mock) あざけった、おちょくった
【民】vacaikkUttu (= a dance caricaturing persons and holding them up to ridicule) あざけた、ふざけた、はじかかす
【民】can2n2ai (= 01 1. hint; 2. significant gestrue; 3. words of ridicule, of derision) ざまない
【民】kalli (= 03 1. ridicule derision, mockery; 2. fun as of a child) 愚弄(ぐろう)
【賛】zRdh
(= cl. (Dha1tup.) %{za4rdhati} , %{-te} (pr. %{za4rdhat} and %{za4rdhamAna} ; Gr. also pf. %{zazRdhe} ; aor. %{azRdhat} , or %{azardhiSTa} ; fut. %{zartsyati} or %{zardhiSyate} ; inf. %{zardhitum} ; ind. p. %{zardhitvA} or %{zRddhvA}) , to break wind downwards (in %{ava-} and %{vi-zRdh} q.v.) ; to mock at , ridicule , defy (with gen.) RV.; to moisten , become moist or wet Dha1tup. %{zardhayati} (only in %{ati-prazardha4yat}) RV. : Desid. %{zizardhiSate} , %{zizRtsati
} Gr.: Intens. %{zarIzRdhyate} , %{zarIzRdhIti
} , %{zarIzarddhi} ib.) 嘲笑(ちょうしょう) (d-s)、ちゃちゃした
【民】caracagkATTu-tal (= to ★ridicule by mimicking ものまね) 茶化す、ちょちょくった
【民】pazi (=02 1. blame, censure, reproach, ridicule; 2. slander, calumny; 3. complaint, imputation, charge, disparagement; 4. fault, crime; 5. sin, guilt; 6. revenge, vengeance, vindictiveness; 7. falsehood, deceit; 8. discord; 9. worthless fellow) 恥(はじ)
【民】pazippukkAran2 (= 1. blasphemer, reviler; 2. laughing-stock, object of ridicule) はじふっかける
【民】kElikkAran2 (= 1. jester 道化師, buffoon, mimic; 2. one who ridicules, scoffer) 滑稽者(こっけいもん) (r-m)
【賛】has, hasati
(= 2 ({-te}), pp. {hasita
} (q.v.) laugh, smile; laugh at [[,]] (instr. or acc.), mock, ridicule, cut out. C. {hAsayati
} make laugh; mock, ridicule. -- {apa} C. mock, deride. {ava} the same. {upa} smile; (also C.) laugh at, ridicule. {pari} sport or jest with (acc.); scoff, deride. {pra} laugh out ({?hAsam}); laugh with (acc.); laugh at, ridicule. C. make laugh. {saMpra} laugh out; c. sport, jest. {vi} laugh out; mock, deride (acc., r. gen.). {saMvi
} laugh out, laugh.) はした
ない、はじやて、ざまねー (v-n)
【賛】nid
(= 1 or {nind, ni3ndati} ({-te}), pp. {nindita} (q.v.) revile, abuse, blame, despise; ridicule, mock, surpass. D. {ni3nitsati} be willing to revile. -- {prati} & {vi} revile, censure, reproach.) なじ
る
【民】cirippu (= 1. laughter; 2. ridicule; 3. neight of horse; 4. jest, fun) しりくらえ (p-k, +らえ)、しりくう (p-k)
c. 【尻食らへ】[名・形動ナリ]人の言動などをののしっていう語。または、恩をあだで返し、あとを顧みないこと。また、そのさま。
「いかに野郎とて―な仕うちぞかし」〈浮・世間猿〉
〒sumou 、ここはアンカー名 ="sumou" です。
ex5. 「【日ユ同祖論】日本人のルーツは古代イスラエルにある」に、
ハッケ → 投げつけよ
ヨイ → やっつけよ
ノコッタノコッタ → 投げたぞ! やったぞ!
ドスゴイ → 踏み落とせ・異教徒を
と、書いてある。 これのインド語版を作成せよ。
【民】pukaiyuyir-ttal (= to be hot with passion 情熱; to be agitated :もっと燃えろ) はっけよい、はっけよいよい (r 反復)
c. 富山県の【魚津弁】では「ヤッキューノコッタ」と言うそうな。上記は、痕跡アリ。
【民】mikkatu (= 1. that which is abundant or excessive; 2. that which is excellent; 3. that which is superior; 4. that which remains 残っている, as of food after a meal; :未だ残っている ) 残った
【民】tORRakkavi (= verse sung announcing the appearancce of a person on the stage ステージ上の人の登場・出現・容姿を発表する詩歌) どすこい (RR-S)
【民】tITTukkavi (= epistle 〈文〉書簡、〔正式な〕手紙 in verse 詩の書簡) どすこい
【民】tUgkalOcai (= rhythm peculiar to van1ci verse ヴァンシの詩に特有のリズム) どっこいしょ
【民】tUkku (= ; 20. a pause which helps in determining the metrical nature of a verse 詩の韻律的性質を決定するのに役立つ休止; ) どっこ
c. 当初、どすこい、の候補は下記@であったが、ロシア語の人から доской Aを指摘され、再チェックした。Aは、アタリですね。доской は、(材木の) board 板、の意。 [ stage, mat はどこから出てきたのだろう。 web で "доской stage mat" で検索したが不明だった。 ]
--- 発音は、ロシア語が近い。意味は、インド語が良い。
【賛】tathotsAha
(= mfn. making so great efforts :やるぞー W.) どすこい (ts-k)
、どっこい しょ (th-k)
@
【露】доской (= By the stage、mat 舞台で、競技する場所で) ドスコイ A
cf. 相撲甚句とはコレだ! (YouTube の動画を見て下さい) --- 音質、悪。
cf. 出雲大社で相撲甚句の披露 (YouTube) --- 音質、良。
c. 甚句(じんく)は、多分下記と関係が有る。
【賛】samanugai
(= P. %{-gAyati} , to repeat in verse 詩歌 or metre Car.) じんく
【賛】samarca
(= (fr. %{sama} + %{Rc}) mfn. having the same number of verses S3a1n3khS3r.) じんく
on 2021/06/29 「横綱」「綱」発見セリ。 --- なんと、少なくとも、「チャンピオン」のインド弁でした。
c. この問題、易しかった。 ∵ 試しに、champion で攻めたら、有った。 --- 😲 びっくり。
【賛】agrayodhin
(= m. the foremost man or leader in a fight ; a ★champion.) よこづな
【賛】zUra
(= mfn. (prob. fr. 1 . %{zU} = %{zvi} and connected with %{zavas} , %{zuna} , %{zUna}
) strong , powerful , valiant , heroic , brave (cf. %{-tama} and %{-tara}) RV. MBh. ; m. a strong or mighty or valiant man , warrior , ★champion , hero , one who acts heroically towards , any one (loc.) or with regard to anything (loc. instr. , or comp. ;) %{zuna} , %{zUna} つな
c. ちなみに、ヘブライ語の辞書で「champion」を引いたが、「横綱」「綱」の発音似は無かった。相撲関連語も champion 系には皆無だった。
〒kaze 、ここはアンカー名 ="kaze" です。
ex6. 諺 「風が吹けば桶屋が儲かる」 をインド辞書から検証せよ。
c. 同音異義の単語の連鎖でした。多分。
風
【民】 kOcu (= 01 windward side of a ship (TLS)) かぜ、コチ
【民】 kOtai (= 02 wind) かぜ、コチ
c. gas ガス(ガス爆発の突風)、gossip ゴシップ(風のウワサ)、クシャミ/ハクション/クスン、と遠縁。
c. ex. 東風[コチ]吹かば にほひおこせよ 梅の花 主なしとて 春を忘るな (菅原道真(すがわら の みちざね): 初出の『拾遺和歌集』による表記。後世、「春な忘れそ」とも書かれるようになった)
盲
【民】 kottai (= 1. krottenness; 2. blot, blemish, defect; 3. fibrous rising on cloth, scab, scale; 4. incompleteness; 5. blind man; 6. spiritual ignorance; 7. sinner) こったい
ギター・琴
【民】 cittAr (= 01 a threestringed guitar with movable frets, common in North India) シダール、こと、ギター
猫
【民】 kATTuppUn2ai (= wild cat, felis chaus) キャット..
【賛】 khaTTAza
(= m. `" eating sour food "' (?) , the civet or zebet cat (Viverra Zibetha) L. ; (%{I}) f. id. L. ; another animal L.) キャット..
鼠
【賛】 kAcigha
(= m. a mouse , rat L. ; gold L. ; a legume W.) かしが
【賛】 kundu
(= m. a mouse , rat L. ; (%{us}) f. ( = %{kunda}) Olibanum L.) くんず
箱
【民】 kOcu (= 02 1. a kind of small perfume-box; 2. hanging (TLS)) こし
【賛】 koza
(= m. cask, bucket (fig. of a cloud), box, chest, inner part of a carriage, sheath, scabbard, case, cover; ball, globe (---);) こざ
c. 初出の江戸時代の浮世草子『世間学者気質(かたぎ)』では、桶では無く、箱、である。
尚、インド辞書の桶 系 tub, water tub, bath tub 系には、スバリ「カゼ・コチ」似は無かった。
-----
儲かる → かせぐ -- kasegu
【民】kaikATTu-tal (= 6. to enable onee of earn 稼ぐ his livelihood; ) かせぐ (+ぐ)
c. 関連日本語
【民】pOkku (= ; 15. flowing 吹く、流す, as of water or wind 風;) 吹く
【民】pocukku-tal (= 02 to break wind) 吹く
【賛】nakulAndhya
(= n. `" ichneumon-blindness 盲目"' , a kind of disease of the eyes Sus3r.) めくらだや
【賛】mRga
caiTaka (= (!) m. a wild cat 猫, pole-cat W.) ねこ...
【民】nacceli (= 01 1. mouse 鼠; 2. shrew-mouse) ねずみ (l-m)
【賛】piTaka
(= m. n., {A} f. basket, box 箱; boil, blister.) はこ (T 無音)
【民】mIrAcu (= gain 得る, profit 利益; use) もうけ (c-k)
c. 菅原道真も、隠し言葉でお遊びしていますネ。当時でも学の有る人ならば、このユーモアを理解していたと思われる。しかし、かなりレベルが高い (?)。
東風[コチ]吹かば にほひおこせよ 梅の花 主(あるじ)なしとて 春を忘るな
【賛】kuzapuSpa
(= n. a kind of oak-apple 没食子(もっしょくし)、ナラ(楢)の木のリンゴ L. ; N. of a plant (= %{granthi-parNa}) or of a perfume 匂い so called L. 植物名、あるいは、いわゆるその植物の匂い) こちぷしゃぱ、東風吹かば (S-k)
【民】kantavakam (= 1. smelling 匂い, scent; 2. nose) こちふかの
【民】jnApakappaTuttu-tal (= 1. to remind, put in remembrance; 2. to collect, refresh one's own memory, remember 思い出す、忘れない) にゃーぱかぱっつつ、にほいおこす
【民】nARRagkEL-tal(nARRagkETTal) (= to smell or perceive smell) にほいおこすの
【民】nin2aivuvai-ttal (= 1. to fix the mind on, concentrate the thoughts on; 2. to think; 3. to remember with gratitude or affection 感謝や愛情を思い出す; 4. to hanker after, desire;) むめはな (v-n)、むめのはな (+の, v-n)
【賛】anusmRta
(= mfn. remembered 覚えている.) あるじなーし (n-l)
【賛】smRta
(= mfn. remembered , recollected , called to mind , thought of Nr2isUp. ;) しゅなーし
【賛】vrAja
(= 2 m. (for 1. see above) = 2. %{vraja4} , a troop , host 主人, band (%{am} ind. in troops) AV. ; a domestic cock L.) あるじ
【賛】virAj
(= P.A1. %{-rAjati} , %{-te} , to reign , rule , govern , master 長 (gen. or acc.) , excel (abl.) RV. ;) あるじ
【民】ayarti (= 1. fainting weariness; 2. forgetfulness 忘却) あるじ
【賛】pUrvasUri
(= m. an ancient master 昔のご主人様 (of music) Sam2gi1t.) はるわすれ、春をわするな (+を、+な)
【賛】mA
(= 1 ind. (casting a following %{ch} to be changed to %{cch} Pa1n2. ) not , that not , lest , would that not RV. ; a particle of prohibition or negation 禁止または否定の《文法》不変化詞;; ; in the Veda often with %{u} (%{mo74}) = and not , nor (e.g. %{mA4
@magho4naH@pa4ri@khyatam@mo74
asmA4kam@R4SNAm} , do not forget the rich lords nor us the poets RV. ; and then usually followed by %{Su4
} = %{su4
} e.g. %{mo7@Su4
@NaH@ni4rRtir@vadhIt} , let not Ni4rr2itir on any account destroy us , i ;) なそ、な〜そ
【民】azi-ttal (= ; 7. to cause to forget; ) わす る
c. つまりインド弁では「コチフカバ」は、「梅のような木の匂い」という意味で、「東風吹かば = 匂い」、なんだって。
c. 「はるわすれ」の Sam2gi1t. は、出典資料名で、無関係情報。意味はあくまで、古代の主人(音楽関係の)。
つまり「昔の主人 = 春忘れ」、なんだって。
c. 「にほいおこせ」と「おもいおこせ」で、お遊びしている。
c. (of music) とあるので、オーケストラの総指揮者のニュアンスもある。かつて、政権の中枢にいた過去の人、のニュアンスも兼務する。 (?)
この歌は、かなり奥が深くて、少し悲しい歌ですね。
c. 「春を忘るな」 か 「春な忘れそ」論争は、インド辞書は「春忘れ」なので、何とも言えない、両方共正しい (?)。
c. つまり、京を去るにあたり、道真は、庭の梅の木に向かって一句詠んだ。
「春風が吹いたら梅の花の匂いを漂わせて下さいね。私は居なくなるけど、春になったら、昔の主人のことを思い出して下さいね」
の feeling.
〒karuta 、ここはアンカー名 ="karuta" です。
ex7. 「いろはカルタ」 をインド辞書から検証せよ。 cf. ことわざ一覧
c. どうやら、同音異義語の集合体の教育教材の様です。詩の韻を踏むの最高のもの (?)。
--- ハッキリいって、これは古代人の言葉のお遊びの化石です。
ex. 岡山弁の「でーかでーこをこーて,てーてーてー」(だれか大根を買って,炊いておいてください) ---- この類のインド弁バージョンが、日本語化された形。
ex. 「貴社の記者が汽車で帰社した」(by キャノン・ワープロ検定)
ex. 「隣の客は良く柿食う客だ」となりの、きゃく、は、よく、かき、くう、きゃく、だ。--- 早口言葉かもしれない。
【賛】samaryAda
(= mfn. bounded , limited , keeping within bounds or in the right course , correct Va1s. ; respectful MW. ; contiguous , neighbouring L. ; (%{am}) ind. decisively , exactly Bhartr2. ; m. contiguity , ★vicinity 近所、近辺、付近。近接、近いこと L.) となりーダ
【民】kOyiRcuRRu (= ★vicinity or neighbouhood of a temple) きゃく (c-k)
【賛】kaliGga
(= %{As} m. pl.N. of a people and their country (the N. is applied in the Pura1n2as to several places , but especially signifies a district on the Coromandel coast , extending from below Cuttack [Kat2aka] to the ★vicinity of Madras) MBh.) きゃく (l 無音)
【民】cArvu (= 1. place, residence; 2. pial.; 3. refuge; 4. basis; 5. help, support; 6. means; 7. attachment; 8. ★vicinity, neighbourhood; 9. partiality) きゃく (c-k, v-k)
c. つまり、いろはカルタを特殊なフィルターの眼鏡を通して眺めると、ご先祖さまが隠れていたのです。
●1. 「犬も歩けば棒に当たる」 in 江戸いろはかるた
[aRRam, aMh, aN, Ahan] 同音群
【民】aRRam (= 02 dog (TLS)) いぬ
【賛】aMh
, aMhate (= walk. C. {aMhayati} send. [[,]]) いぬ
【民】aN (= 1. upper part; 2. leash for dogs, running knot; 3. notch, indentation cut in a stick) いぬ
【民】aNavu-tal (= 1. to get near, approach, come close to; 2. to embrace; 3. to stick to, adhere to to go upward, aseend) いぬぼう
【賛】Ahan
(= to strike at , hit , beat ; ) いぬ
---
【民】vayagku-tal (= ; 4. to be exhibited; 5. to abound; 6. to walk, go) あやく、あらく (y-r)
【賛】ayana
(= a. going, coming; n. motion, walk. course, esp. the sun's road between the solstitial points, also solstice, half-year; way, manner; refuge, residence.) あゆむ、あゆみ
【民】paRRukkOl (= 1. walking stick;) ぼうきれ
【賛】Ahati
(= f. blow, hit.) あた
る
c. つまり、この諺のインド弁読みは、「いぬもいぬればいぬぼうにいぬ」なんです。
だから、「豚も走ればドブに落ちる」ではイケないのです。しかし、「猪突猛進」はイイカモ?。
◆2. 「猪突猛進」
[emUSa, iruntARpOl, amatra, iRai] 同音群
【賛】emUSa
(= m. (formed fr. the above) N. of the boar which raised up the earth S3Br.) いのしゅ、いのしし
【民】iruntARpOl (= suddenly) にるんたーるぽる、いのんたー... (r-n)
【賛】amatra
(= mfn. violent , strong , firm RV.) あまとら
【民】iRai-ttal (= 05 1. to splash, spatter, dash;) いらい、いのい (R-n)
---
【賛】tAjak
(= & {tAja3t
} adv. suddenly, at once.) とつじょか、とつじょだ
【賛】dRDhakrodha
(= mfn. having violent anger 猛る MBh.) たけるだ
【賛】rabhiSTha
(= mf(%{A})n. most violent or impetuous or strong RV.) らんぼーした(+ん)
【民】taTTu-tal (= 01 1. to knock at, rap at; 2. to strike against, dash against, run aground, as a vessel;) とっしん (+ん)
●3. 「猫に小判」 in 上方いろはかるた
[kATTuppUn2ai, keTTippaNam] or [mRgacaiTaka, mokarA] 同音群
【民】kATTuppUn2ai (= wild cat, felis chaus) キャットぷーない 、こばん (T 無音)
【民】keTTippaNam (= a kind of fanam, a coin) キャットぱなむ 、こばん (T 無音)
【民】kuppam (= 01 ; 4. a coin from acheen) こばん
c. チベット語に「猫に小判」という単語が有った。 on 2018/06/21 発見
【チベ】rnam gyeng bag med (= 【useless】 distraction and careless behavior
役に立たない気晴らしと不注意な行動) ねこにこばんだ (r-n, g 無音)
【賛】moghIbhUta
(= mfn. become 【useless】 役に立たない, rendered vain 無駄だ.) ねここばんだ (h-k, +ん)
---
【賛】mRga
caiTaka (= (!) m. a wild cat , pole-cat W.) ねこ...
【民】mokarA (= 1. a gold coin=Rs. 15; 2. gold coin, dollar etc.) ねこら
●4. 「糠(ぬか)に釘(くぎ)」 in 上方いろはかるた
[min2ukku, mEkku] 同音群
【民】min2ukku-tal (= 01 1. to polish, brighten, beautify; 2. to remove bran from rice in polishing; to make a display or show) ぬか
【民】mEkku (= 02 1. wedge; 2. wooden nail; wooden peg) ぬか
---
【民】Cagku (= spike, stake, pole, peg) くぎ (c-k)
●5. 「月とすっぽん」 in 江戸いろはかるた
[tArakArAja, tAlikkozuntu] 同音群
【賛】tArakA
rAja (= & {tArakezvara} m. the moon (lord of the stars).) つらからーじゃ、つき
【民】tAlikkozuntu (= 01 turtle-shaped ta1li) つらかつんつ、つき
---
【賛】stUpapRSTha
(= m. `" hard-backed "' , a turtle , tortoise L.) スッポンだ (R-n)
【賛】kUrma
(= m. a tortoise , turtle VS.;) かめ
●6. 「鬼に金棒」 in 江戸いろはかるた
[kuNagkar, kan2am, argala] 部分同音群
【民】kuNagkar (= devil, goblin, evil spirit) かなぐら
【民】kan2am (= 02 gold) かな、かねの
【賛】argala
(= m. n., {A} f. bolt, bar, obstacle.) あぐら
---
【民】aNNai (= devil, ghost, goblin (TLS)) おに
【民】pAr (= ; 3. long bar of the body of a cart; ) ぼー
●7. 「花より団子」 in 江戸いろはかるた
[pulla, para, pUraka] 同音群
【賛】pulla
(= mfn. expanded , blown L. ; n. a flower L. (prob. w.r. for %{phulla}).) はな (l-n)
【賛】para
(= far , distant , remote (in space) , opposite , ulterior , farther than 〜より, beyond , on the other or farther side of , extreme ; ) ぱら
【賛】pUra
(= a. filling, completing, satisfying (---); m. completion, fulfilment, satisfaction; flood, gush, stream; a cake 菓子.) はな (r-n)
【賛】pUraka
(= mfn. filling , completing , fulfilling , satisfying (ifc. or with gen. ; cf.) Mn. ; m. flood , stream , effusion BhP. ; (in arithm.) the multiplier ; a ball of meal 肉団子 offered at the conclusion of the oblations to the Pitr2is L. (also pin2d2a m. ) ;; (%{ikA}) f. a sort of cake MBh. ) はなか
---
【賛】tulAgu
Da (= m. a kind of ball ボール (used as a missile 飛び道具、ミサイル) MBh.) だんご (l-n)
だ
●8. 「瓢箪から駒 (「瓢」は「へう」が正しい)」 in 上方いろはかるた
[pattar, pattiri] 同音群
【民】pattar (= 01 1. wooden trough for feeding animals; 2. cocoanut shell or gourd used as a vessel) へうたん (r-n)
【民】pattiri (= 01 1. arrow; 2. bird; 3. horse; 4. mace; 5. malabar nutmeg) へうたん (r-n)
【賛】pattra
(= n. (and m. S3a1tkat. ; ifc. f. %{A} and %{I}) the wing of a bird , pinion , feather VS. ; the feather of an arrow R.; a bird L. ; any vehicle , a chariot , car , horse , camel &c. ;) へうたん (r-n)
---
【民】kaNNukam (= horse) こま かん
【賛】AnIla
(= mf(%{A})n. darkish Ragh. Vikr. ; slightly dark or blue ; m. a black horse L. ; (%{I}) f. a black mare T. ; tin L.) うま (l 無音)
●9. 「馬(むま)の耳に風」 in 上方いろはかるた
[marAlam, marmara, maNvAri] 同音群
【民】marAlam (= 1. unguent for eyes; 2. horse; 3. goose; 4. pomegranate) むま (r-m)、うま (m 無音)
【賛】marmara
(= mfn. (onomat.) rustling (as leaves or garments) , murmuring Ka1lid. ; m. a rustling sound , murmur Ragh. ; a kind of garment L. ; ; a partic. vein in the external ear Va1gbh. [Cf. Gk. Lat. {murmurare} ; Germ. {murmeln} ; Eng. {murmur} ブツブツ不平を言う、つぶやく、ささやく.]) むま、みみ
【民】maNvAri (= violent wind drifting the dust) むま (v-m)
●9'. 「馬(むま)の耳に念仏」
[marAlam, marmara, man2] 同音群
【賛】ninard
(= P. %{-nardati} , to sound , prolong a note in chanting 念仏, slur or trill Shad2vBr. (cf. %{ava-nard}): Caus. %{-nardayati} GopBr.) になーど
【民】man2 (= 03 mantra 念仏、マントラ) まん
---
【賛】mantravat
(= mfn. attended with sacred tntext or hymns S3rS. ; enchanted (as a weapon) Ragh. ; entitled to use the Mantras , initiated W. ; having or hearing counsel ib.) ねんぶつ
●10. 「立て板に水」 in 上方いろはかるた
[maccu, madhu] 同音群
【民】maccu (= 01 1. terraced roof, flat-roof; 2. wainscot ceiling; 3. upper story; 4. board partition 板の仕切り、立て板 for the gable of a room or boarded enclosure of an upper room; loft under the roof of a house) みず
【賛】madhu
(= ; water L. ; ) みず
【民】mazai (= 01 1. rain; 2. cloud; 3. water; ) みず
●11. 「泣きっ面に蜂」 in 江戸いろはかるた
[muRukkuttiruppu, mukhazrI, muktakaNTha, puttikA] 部分同音群
【民】muRukkuttiruppu (= 1. anger 怒り; 2. twisting oneself and averting one's face, as in contempt 自分をひねって顔を避けて、軽蔑する) なきっつらにはっ (+に)、なきっつらにはった (+に, +た) (過去形)
【賛】mukhazrI
(= f. beauty of countenance , a beautiful face BhP.) なきつら
【賛】muktakaNTha
(= mfn. (BhP.) or with %{krand} , %{rud} &c. , to cry aloud , cry or weep with all one's might.) なきさけんだ (t-s)
【賛】puttikA
(= f. the same; termite シロアリ or a small species of bee.) はちご
c. 日本で、向く、が、泣く、の解釈に化けた模様。「泣きっ面に蜂」は、長ったらしい一単語らしい。
●12. 「鬼も十八」 in 上方いろはかるた
[aNNai/ civapputtutti/ cavam/ pazu ] 多音語
【民】aNNai (= devil, ghost, goblin (TLS)) おに
【民】civapputtutti (= devil's cotton, m. sh., abroma angusta) じゅうはちだ
【民】cavam (= 01 1. corpse, carcass; 2. devil, vampire) じゅう の
【民】pazu (= 03 1. rib; 2. side of the body; 3. round of a ladder; 4. frame; 5. devil) はち
●13. 「桃栗三年柿八年」 in 尾張いろはかるた
[nellAn2i, navarai, zoNa, navval, paTTiluppai] 同音群
【民】nellAn2i (= guinea peach 桃 (TLS)) もも
【民】vammi (= guinea peach, s. tr., sarcocephalus cordatus) もも (v-m)
【民】navarai (= 01 1. a kind of plantain; 2. red mullet, reddish, chestnut 栗 in colour, attaining at least 5 in. in length, upencoides sulphurens) もも (v-m)
【賛】vollAha
(= m. a chestnut-coloured horse (with a light mane and tail) L.) もも (v-m, l-m)
【民】zoNa (= mf(%{A} or %{I})n. red , crimson , purple RV. ; m. redness BhP. ; fire L. ; Bignonia Indica or a variety of it L. ; red sugar cane L. ; a chestnut or bay horse L. ;) さんねん (+ん, +ん)、さん
【民】navval (= jaumoon plum 〔果実の〕セイヨウスモモ、プラム) もも
【民】paTTiluppai (= date plum 柿, m. tr., diospyros sapota) はちねん (l-n, +ん)、はち (後半無視)
【民】mAcamAn2am (= year 一年) まーさまーねん
---
【賛】kiyAha
(= m. a chestnut-coloured horse L.) くり (y-r)
c. 柿 persimmon はインド辞書に未登録。柿 date plum は1つのみ登録されていた。それが、 paTTiluppai 。
●14. 「年寄りの冷や水」 in 江戸いろはかるた
[sthAvira, taNNIr] 同音群
【賛】sthAvira
(=n. (fr. %{sthavira}) old age (described as commencing at seventy in men and fifty in women , and ending at ninety , after which period a man is called %{varSIyas}) La1t2y. ; mfn. (v.l. for %{sthavira}) old , senile MBh.) たーにぃや (v-n)
【民】taNNIr (= 1. cold fresh water; 2. water) たにぃあ
c. インド語で 「シニア senior」は、「冷水 cold water」とほぼ同音なんだって。
●15. 「貧乏暇なし」 in 江戸いろはかるた
[vittahIna, viTAppUTTu] 同音群
【民】vittahIna (= a. destitute of wealth, poor.) びったひーな
【民】viTAppUTTu (= being always in harness 〔馬が〕馬具をつけて、仕事中で; having no rest or leisure 万年暇なし) びたーぷっつ
---
【民】vaRuviyOr (= the poor) びんぼー (R-n)
【賛】velA
(= ; opportunity , occasion , interval , leisure (%{velAm@pra-kR} ,) ひま (l-m)
●16. 「急いては事を仕損じる」 in 江戸いろはかるた
[caTcaTTen2al, cidacit, coTTuppOTu] 同音群
【民】caTcaTTen2al (= onom. expr. signifying haste or hurry) そとそったなる
【賛】cidacit
(= `" thought and non-thought , mind and matter 事、物 "' , in comp. ; %{-cicchakti-yukta} mfn. having power (%{zakti}) over mind and matter W. ; %{-cin-maya} mfn. consisting of mind and matter BhP. ) したしっと
【民】coTTuppOTu-tal (=; 3. to fail, as in examination) そったふった、しったいす る、しっぱいす (TT 無音) る
---
【民】cattuvaram (= 01 haste, hurry) せいては
【民】kiTai (= 02 ; 8. subject matter, contents;) こと
【民】taTTuNTupO-tal (= 1. to be beaten off, scattered; 2. to be threshed out, as rape seed; 3. to be thwarted; to fail, as an expected good; 4. to be upset; 5. to be exchanged clandestinely and fraudulently, as commodities;) しそんじよ (p-y) る
【民】taTTikkoL(Lu)-tal (= ; 4. to fail, prove inadequate) しそこな (L-n) う
●17. 「猿も木から落ちる」 ---- インド語は語彙数が多いため、複数の可能性が有り得る。
[mandurAbhUSaNa, mandAra, majjati] or [kapi, kavai, kavi] 同音群
【賛】mandurA
bhUSaNa (= n. a species of monkey L.) ましら...
[ましら、は、猿の古語]
【賛】mandAra
(= m. (in some meanings also written %{mandara}) the coral サンゴ、ピンクっぽい赤 tree 木, Erythrina Indica (also regarded as one of the 5 trees of paradise or Svarga) MBh.) ましら
【賛】majj, majjati
(= ; cause to sink or fall. C. cause to dive, drown. {saMni} sink down, fall. {nis} sink;) まし
る、まち
る、おち (m 無音)
る
[別解]
【賛】kapi
(= m. (%{kamp} Un2.) , an ape , monkey RV.[cf. Gk. Old Germ. {affo} ; Angl. Sax. {apa} ; Eng. {ape}.]) かぴ
【民】kavai (= 02 1. division; clevage, as of a hoof, a crab's clawa; 2. branch of a tree; ) かび
【民】kavir (= indian coral tree) かぴ
【民】kavi-tal (= 01 1. to cover, overspread, bend in or over, overshadow; ; 2. to break down, as the bank of a river; to crash, fall) かぴ
−−−− 変化
◆18. 「ケツの真っ赤な猿も木から落ちる」 --- from ginkan12345 氏からの催促。
[marugkuRpakkam, mukkUTTarattam, markkaTam, makAtAn2am, muJcati] 同音群
【民】marugkuRpakkam (= hip 尻) まっかっかの
【賛】mArkaTa
(= mf(%{I})n. (fr. %{markaTa}) peculiar to a monkey , monkey-like , apish Katha1s.) まっかだ
【民】markkaTam (= monkey) まっかかだの
【民】mukkUTTarattam (= red colour produced by chewing betel, arecanut and lime :噛みタバコを噛んだ時の色) まっかだ...
【民】makAtAn2am (= 02 a tree) まっかだの ---コレ、「木」の汎用的名称みたい。マカデミアン?
【賛】muc, muJcati, -te
(= 1 & {muca3ti
, -te}, pp. {mukta3}, ger. {mukttA3} [[-,]] (q.v.) release, deliver from (abl. or {tas}) unloose, open;; become loose, fall off (fruit); ) まっかだ
---
【賛】kaTi
(= or {kaTI} f. hip 尻.) けつ
【民】caLLai (= 02 hip) しり
c. macaca マカカ = アフリカで猿を意味する語彙。
monkey →【英語】 macaque まかか、【イタリア語】 macaca まかか、【ロシア語】 макака まかか --- from わぁしゃあミハイルピョンピョン 氏。
●19. 「縁は異なもの味なもの (「縁」は「えん」が正しい)」 in 江戸いろはかるた
[amaippu, amata, aNNi] 同音群
【民】amaippu (= 1. structu e, constitution; 2. destin, fate) うんめい (p-m)、えん (p 無音)
【賛】amata
(= a. unthought, unexpected 意外な, unapproved.) あめーだ、あまいだ
【民】aNNi-ttal (= 01 to taste sweet) うんめー、あま、えん
●20. 「目の上のこぶ」 in 江戸いろはかるた
[nayan2am, mAyAyin, maNimuTi] 同音群
【民】nayan2am (= eye) めんめ
【賛】mAyAyin
(= mfn. = %{mAyA-vi4n} above 上方 MW.) まーやーいん
【民】maNimuTi (= 1. hard knot 硬いコブ) めんめだ
---
【民】mIkaN (= 1. the region above or over the eye; 2. top, upper or outer surface) みかん
【民】uvaN (= upper-place, place above) うえの
c. knot で「コブ」似を探したが、見つからなかった。 why?。 節(ふし)は有った。
【民】poruttu (= 02 1. joining, junction, confluence; 2. joint, suture of bones in the body; 3. joining, in carpentry; 4. knot of a plant; 5. uniting; 6. agreement, engagement; 7. temple of the head) ふし
●21. 「爪に火をともす」 in 尾張いろはかるた
[smarAGkuza, sUrmi, samuS] 同音群
【賛】smarAGkuza
(= m. `" love-hook "' , a finger-nail L. ; a lascivious person L.) つめかくぞ (s-t)
【賛】sUrmi
(= or {sUrmI3} f. channel (for water); a tubular vessel serving as a candle-stick. ロウソクの碗) つめ (s-t)
【賛】samuS
(= P. %{-oSati} , to burn up , consume by fire AV. ) ともす (s-t)、つめす
【賛】saMtApa
(= m. (ifc. f. %{A}) becoming very hot , great or burning heat , glow , fire S3Br. ; ) ともしび、つめしび
●22. 「芋の煮えたもご存じない (「芋」は「いも」が正しい)」 in 江戸いろはかるた
[veLLikkizagku, amukku, anAgata] 同音群
【民】veLLikkizagku (= sweet potato 芋) いもくったか (LL-m)
【民】amukku-tal (= 01 1. to crush, press, squeeze, as a fruit, a boil 煮える; 2. to press down, press in or under, as a vessel into water, immerse; 3. to overcome, repress) いもく
【賛】anAgata
(= mfn. ( %{gam}) , not come , not arrived ; future ; not attained , not learnt ; unknown ご存じない; (%{am}) n. the future.) いもかた、いもくった
c. 芋/煮えた/ご存じない、が、3 つの同音異義語。---- 参った、参った。 完全に、made in India ですね。
●23. 「ちりも積もれば山となる」 in 江戸いろはかるた
[tum, samucci, taNi] 同音群
【民】tum (= 02 dust) つも
【民】tULi (= 03 1. dust; 2. pollen) ちり、つも (L-m)
【賛】samucci
(= (%{-ud-} 1. %{ci}) P. A1. %{-cinoti} , %{-cinute} (ind. p. %{-cayitvA}) , to heap or pile up together , accumulate , add together MBh. ; to collect , gather , arrange in order Baudh.: Desid. see %{sam-uccicISA}.) つもっち
【民】taNi (= 03 Mountain) たに
c. 峠もある。しかし、ズバリ、「やま」は無い。
【賛】tuGga
(= mf(%{A})n. prominent , erect , lofty , high MBh. ; chief. W. ; strong W. ; m. an elevation , height , mountain R. (cf. %{bhRgu-}) Hit. ii (v.l.) ; top , peak W. ; ) とうげ
●24. 「地獄(ぢごく)の沙汰も金次第」 in 上方&尾張いろはかるた
[tilaccekku, turcceykai, tokaikaTTu, tottukkuTTi] 同音群
【民】tilaccekku (= a hell believed to crush lives like an oil-mill) じごく (c-c-g)、ちらっせく
【民】turcceykai (= evil action) じごく (c-k-g)、つるっせいかい
【民】tokaikaTTu-tal (= 1. to sum up; to make out the total to cast up; 2. to deliver up; to make over, as money; to pay, as into the treasury; to make a final payment to finish, conclude, bring to an end) じごくだ、とかいかっつ
【民】tottukkuTTi (= a dependent, satellite;) じゅうぞくだ、とっつくっち
c. 見様によっては、みんな、「じごく」に近い発音である。
●25. 「負けるが勝ち」 in 江戸いろはかるた
[maNkATTu, man2aikaTTu] 同音群
【民】maNkATTu-tal (= to defeat (TLS)) まんかーつ、まけた
【民】naku-tal (= 1. to laugh, smile; 2. to rejoice; 3. to bloom, as a flower; 4. to open or expand; 5. to shine, glitter; 6. to hoot, as an owl; to sing, as a bird; 1. to despise; 2. to surpass. overcome, defeat) まけ る
【民】man2aikaTTu-tal (= to win a game, as in dice-play) まないかっつ
---
【民】kaTTu-tal (= 17. to win, checkmate, overcome; ) かっつ、かつ
●26. 「臭いものに蓋をする」 in 江戸いろはかるた
[pANTai, pAn2aimUTi] 同音群
【民】pANTai (= bad smell, as of rotten fish) ふんたい
【民】pAn2aimUTi (= a lid used to cover an earthen pot) ふんた
【賛】pidhAna
(= n. covering, shutting up; cover, lid.) ふたの
---
【賛】kaTu
(= mf(%{vI} and %{us})n. (Un2. ; cf. %{kRt}) pungent , acrid , sharp (one of the six kinds of flavour , %{rasa} q.v.) MBh. ; pungent , stimulating (as smell) , strong-scented , ill-smelling MBh.) くさい
【民】kuzainARRam (= unpleasant smell of rotten leaf or grass) くせーな
●27. 「盗人の昼寝」 in 江戸いろはかるた
[cOrakan2, orukaNNukkuRagku] 同音群
【民】cOrakan2 (= thief) そらかな、おらかな (c 無音)
【賛】coraka
(= m. a thief. VarBr2S. ; Trigonella corniculata L. ; a kind of perfume L. ; (%{ikA}) f. theft L. ) からか
【民】orukaNNukkuRagku-tal (= to take a short nap) おらかな・からか
---
【賛】moSTR
(= m. a robber , thief L.) ぬすっと
【民】piNi (= 1. nap; 2. the three humours of the body (TLS)) ひるね (+る)
c. 「おらから」は「そらから」の先頭が (c 無音) の音通で、「おらから」に化けた。
●28. 「楽あれば苦あり」 in 江戸いろはかるた
[rAga, ruj] 同音群
【賛】rAga
(= m. colouring, colour, esp. redness; charm, loveliness; affection, feeling, passion; joy, pleasure, delight in, longing after, love of (loc. or ---); musical mode (6).) らく
【賛】ruj
(= 2 (ifc.) , breaking , crushing , shattering MBh. ; pain , illness , disease Mn. ; fracture MW. ; toil 辛苦、骨折り, trouble ib. ; Costus Speciosus Bhpr.) るじ、らち
---
【賛】saMmada
(= m. delight, joy at (---).) たのしい
【賛】kRcchrakarman
(= n. hard work, toil, drudgery 退屈な重労働、単調でつまらない仕事、苦役.) くろーかけるもの (ch-k, r 無音)
●29. 「頭隠して尻隠さず」 in 江戸いろはかるた
[kaGkUSa, kaikara, kakSa, kaikara] or [adrimUrdhan, ajina, atalaspRz, ajina] 同音群
【賛】kaGkUSa
(= %{As} m. pl. a particular part of the head , [NBD.] (= %{Abhyantaradeha} T.)) かくし
【賛】kakSa
(= m. (%{kaS} Un2. ; cf. %{kac}) , lurking-place , hiding-place RV. ; a wood , large wood (?) RV. ; ; [cf. Lat. {coxa} , `" hip "' ; O. H. G. {hahsa} ; ) かくし
【民】kaikara-ttal (= to hide, conceal) かくれ る
−[別解]−
【賛】adrimU
rdhan (= m. the head or summit of a mountain.) あたま
だな
【賛】Antam
(= ind. (for %{A-antam}) , to the end , completely , from head to foot S3Br. TS. Gaut.) あんたま、あたま
【賛】ajina
(= n. hide, esp. of a goat or antelope.) あじな
【民】kaikara-ttal (= to hide, conceal) かくす (r-s), かくれ る
【賛】atalaspRz
(= mfn. whose bottom cannot be reached , bottomless.) あたらすぱーず → あたまかくさず
【民】aTTi (= 1. stern of a ship; 2. head or bottom of a cask (TLS)) あた
●30. 「油断大敵」 in 江戸&尾張いろはかるた
[vazuvATi, vAtavairin] or [udbhAvana, yudhAna] or [zaithilya, zatruka] 同音群
【賛】avadhyAna
(= n. disregard 無視、度外視〔気に掛けないこと〕 BhP.) ゆだん
【民】vazuvATi (= one who is careless or negligent in one's affairs) ゆだんだ (v-n)
【賛】asevA
(= f. not following or practising Mn. ; disregard , inattention.) ゆだん (s-t-d, v-n)
【賛】udbhAvana
(= n. the act of raising up , elevation MBh. ; passing over , inattention , neglect , disregard MBh. ;) ゆだん (v-n)
【賛】zaithilya
(= n. looseness , laxity Hariv. ; flaccidity Sus3r. ; decrease , diminution , smallness , weskness , relaxation , remission , depression (of the mind) , unsteadiness , vacancy (of gaze) MBh. ; negligence in (comp.) Campak. ; relaxation of rule or connection W. ; dilatoriness , inattention MW.) たいてき (l-k)
【賛】vAtavairin
(= m. `" enemy of wind-disease 風邪という敵"' , the castor-oil tree &c. (cf. %{vAtA7ri}).) ゆだんりん (v-n)
【賛】vadhya
(= mfn. (frequently written %{ba4dhya}) to be slain or killed , to be capitally punished , to be corporally chastised (cf. under %{vadha}) , sentenced , a criminal AV.; to be destroyed or annihilated MBh. ; m. an enemy MW. ; (%{A}) f. see below.) ゆだや、ゆだん (+ん)、ユダ
【賛】daurhRda
(= m. villain, enemy; n. evil disposition, enmity.) てきだ (h-k)
【賛】yudhAna
(= m. a man of the second or military order , a warrior W. ; an enemy Un2.) ゆだん
【賛】zatruka
(= m. an enemy Subh.) てき、たいてき
---
【民】UTupaRRu-tal (= to burn within the hollow or bowl of an open lamp, as the wick 〔ろうそくなどの〕芯 when the oil is out. 開いたランプの中空または鉢の中で燃やす。油がなくなったときの芯。) ゆだーん (R-n)
【民】vEppeNNey (= oil extracted from margosa seeds. マゴサ種子から抽出された油) あぶら (N-l)
c. 「ゆだん」という言葉は、インド語では、不注意、敵の両方から説明可能。「たいてき」もそう。
c. この言葉は、イスカリオテのユダ、のユダは、大敵だ、を兼ねているのかも。
●31. 「下手の長談義」 in 江戸いろはかるた
[praduSTa, pazamai, pATitam] 同音群
【賛】praduSTa
(= mfn. corrupt , wicked , bad 悪い, sinful 罪深い MBh. ; wanton , licentious (woman) , R2it.) へただ
【民】pazamai (= 1. oldness, ancientness, antiquity; 2. that which is ancient, as a place; that which is antiquated or old-fashioned; 3. what is obsolete; 4. staleness, vapidness, insipidity; 5. old saying, proverb; 6. long established intimacy; 7. decay from age; 8. ancient history; chronicle; 9. long established usage or custom) へたな
【賛】pATitam
(= speech, anything pronounced) へたの
【賛】paThiti
(= f. N. of a partic. figure of speech Cat.) へただ
---
【賛】mahat
(= mfn. (orig. pr. p. of 1. %{mah} ; strong form , %{mahAnt} f. %{mahatI4} ; in ep. often %{mahat} for %{mahAntam} ; ibc. mostly %{mahA} q.v.) great (in space , time , quantity or degree) i.e. large , big , huge , ample , extensive , long , abundant , numerous , considerable , important , high , eminent RV. (also ind. in %{mahad-bhU} , to become great or full [said of the moon] S3is3.) ;) まはと、なげーだ (h-k-g))
【民】paNiti (= 02 word, speech) はなし
●32. 「喉元過ぎれば熱さを忘れる」 in 江戸いろはかるた
[miTaRu, mutaRcIr, naT, nidAgha, maTi] 同音群
【民】miTaRu (= 1. neck; 2. trachea, windpipe; 3. throat 喉; 4. lower jaw; 5. draught, a quantity of liquid taken at one swallow) のどる
【賛】nADIkA
(= f. the wind-pipe or throat.) のどか
【民】mutaRcIr (= metrical foot 根本 of two syllables) のどか
【民】naTa-ttal (= 1. to walk, go, pass, proceed;) のど
【賛】nidAgha
(= m. heat, the hot season, summer.) のどか
【民】maruTTu-tal (= to make one forget (TLS)) のど
【民】maTi-tal (= ; to be broken, as a blister; to forget) のど
---
【賛】atidAha
(=m. great heat ; violent inflammation TS.) あついだは
【賛】vismArita
(= mfn. (fr. Caus.) caused to forget anything (acc.) Ra1jat. ; caused to be forgotten , lost to memory BhP.) わすれた
●33. 「旅は道連れ世は情け」 in 江戸いろはかるた
[tAvaTi/ sapar, sahapathin, sabhava, sarvaloka, tayavu] 同音群
【民】tAvaTi (= 1. journey; 2. battle,
fight, skirmish; 3. stride) たびじ(旅路)
【民】sapar (= 1. journey; travel; 2. the second month of the muhammadan calendar) さぱー、たび
【賛】sahapa
thin (= m. and f. (nom. %{-panthAs} , %{pathI}) going by the same road , a companion on a journey , fellowtraveller MW.) さはぱ
ちん
【賛】sabhava
(= m. together with Bhava (i.e. S3iva) BhP.) さばー
【賛】sarva
loka (= m. the whole world VS. Hariv. R. ; the whole people VarBr2S. ;) さば
ろーか、シャバ
(-- in やーさん言葉)
【民】tayavu (= 1. grace; mercy; compassion; 2. love, favour, passion; 3. piety) たび
---
【賛】mATha
(= or %{mAThya} m. a road L. (cf. %{mAca} , %{mAtha}).) みち
【民】ulakiyal (= * 1. custom of the world; 2. order of the world; 3. universal code of morals) うきよの
【賛】mArDIka
(= n. (fr. %{mRDika}) mercy , pity , compassion RV.) なさけ
●34. 「笑う門には福来る」 in 上方いろはかるた
[parihas, vAra, varampilin2pam, varuttu] 同音群
【賛】parihas
(= P. %{-hasati} (Pass. aor. %{pary-ahAsi}) , to laugh , jest or joke with (acc.) , laugh at , ridicule , deride MBh. ) わらう、わらわす
【賛】vAra
(= 2 (fr. 1. %{vR}) m. keeping back , restraining (also mfn. ifc. = difficult to be restrained TBr. ; cf. %{dur-v-}) ; anything which covers or surrounds or restrains , a cover MW. ; anything which causes an obstruction , a gate , door-way W. ;) わら
【民】varampilin2pam (= infinite happiness or bliss) わら...
【民】varuttu-tal (= 01 1. to cause to come; to fetch; to get, obtain; 2. to learn by heart, as a lesson) わらった
---
【民】kaTai (= ; 7. entrance, gate, outer gate way; ) かど
【賛】subhUti
(= f. welfare, happiness.) しわーせ
【賛】bhaga
(= ; good fortune 幸運, happiness , welfare 福祉、富, prosperity 繁盛、繁栄 RV. ) ふく
●35. 「門前の小僧習わぬ経を読む」 in 江戸いろはかるた
[mun2vAcal, mANava, mEvu, nanu, nirvANa, nUlavaiyAr] 同音群
【民】mun2vAcal (= front 前 gate 門 of a house (TLS)) むんばーさる
【賛】mANava
(= m. boy, lad, youngster, esp. a young Brahman.) まーなば
【民】mEvu-tal (= 01 1. to join; to reach; 2. to desire; 3. to love; 4. to learn, study;) めーば
【賛】nanu
(= adv. not, by no means, never; ) なぬ
【賛】nirvANa
(= ; %{-sUtra} n. N. of partic. Buddh. Su1tras ; ) にんばーな (r-n)
【民】nUlavaiyAr (= persons well-read in ethical 倫理学の、道徳上の and legal treatises) むんばいやー (l-n)
c. コレ、どうみてもインドの早口言葉だと思う。インド人の人は確認して貰いたい。
c. ズーズー弁読みすると、
まんばさる、まんば、まんば、まん、まんばな、まんばいやー。
c. 英語のお勉強。 【英】novice ナビス、初級者 (= beginner, newcomer 新米)、ノバ new 、の親戚言葉。
−[次は、同源]−
◆35'. 「習わぬ経は読めぬ」 in 尾張いろはかるた
[mEvu, nanu, nirvANa, nUlavaiyAr, nanu] 同音群
c. 「習わぬ経を読む」+「無い」 = 「習わぬ経は読めぬ」
●36. 「聞いて極楽見て地獄」 in 江戸いろはかるた
[karNapatha, kAmapUmi, kaNpAyccal, kumpipAkam] 同音群
【賛】karNapatha
(= m. the compass or range of hearing , (%{-m@A-yA} , to come within the range of or reach the ear , be heard S3ak.; %{-m@upa-i} id. ) ; %{-thA7tithi} m. `" a visitor in the compass of the ear "' , anything heard of or learnt Ra1jat.) かーなぱた
【民】kAmapUmi (= world of enjoyment, paradise) かーまぷーみ
【民】kaNpAyccal (= glance, look) かんぱーいさる
【民】kumpipAkam (= a hell in which the wicked are baked as it in potter's kiln, one of elu-narakam , q.v.) くんぴぱーかむ
c. paradise で「ごくらく」似は、下記。
【賛】kovidAra
(= m. `" easily to be split "' , or `" to be split with difficulty "' (? cf. %{kuddala} , %{kuddAla}) , Bauhinia variegata Gobh. ; one of the trees of paradise Hariv.) ごくだら (v-k)、ガンダーラ、くだら
c. kuddAla クッダーラ、って、ガンダーラの変形と思っていたが、百済にも見えるネ。百済は、極楽だったのカモ。済が百個あるから「極楽」ダワな。韓国人が喜びそう。
660 百済滅亡、663 白村江の戦い、... 〜これに大敗した倭国は、各地を転戦する軍を集結させ、亡命を希望する百済貴族を伴って帰国させた。〜
cf. 「百済」という言葉は韓国語では「ペクチェ」と発音するそうだが、なぜ日本では「くだら」と読むようになったのか。その由来を知りたい。
---- ペクチェは、多分、下記だ。
【民】pajncataru (= the five divine trees of svarga or Indra's paradise, viz., aricantan6am, kar6pakam, canta1nam, pa1rica1tam, manta1ram) ペクチェ
c. kuddAla の発音は、d 表記は濁らないのが普通なので、クッターラ、だったと思う。逆に t 表記は濁る。何れにせよ、インド辞書には「くたら」と「ペクチェ」の両方が登録されているので、かなり信憑性が高い。また、百済の言語と高句麗の言語は同じだったとのこと。これも、インド弁としては、話が合う。
cf. 高句麗。 --- 日本語での古名は「こま」である。【民】kAmapUmi (= world of enjoyment, paradise)
[kAmapUmi は、「カンパネラ」(宮沢賢治、「銀河鉄道の夜」)にも読める (?) カモ?]
cf. 新羅。 --- 「しらぎ」 【賛】saurika
(= 1 mfn. heavenly , celestial W. ; m. the planet Saturn MW. ; heaven , paradise L.)
●37. 「触らぬ神にたたりなし」 in 尾張いろはかるた
[saMspRz, nanu, sarvECvaran2, cApattITu, no ced] 同音群
【賛】saMspRz
(= mfn. touching (comp.) Amar.) さわるだ、さむさわった
【賛】nanu
(= adv. not, by no means, never; ) なぬ
【民】sarvECvaran2 (= god, as the universal lord) さわさわらん、すべてすべての
【民】cApattITu (= disastrous effect of a curse 呪い) さわり (t-r)、さわったって
【賛】no ced
(= (with Pot.) `" would that not! "' ) なかった、なしだ (c-s)
---
【賛】dattapUr
voktazapabhI (= mfn. causing fear by a previously uttered curse Katha1s.) たたり...
c. curse 「のろう」、の発音は見つからなかった。シュメール語/アッカド語辞書に有った。
【趣】nam-érim; nam-érin (= : solemn oath; curse (abstract prefix + 'enemy, destruction').) のろいの
【悪】namerimburrudu (ritual to remove 削除 a curse) jB [NAM.ERIM.BUR.ru.DA]; < Sum.) のろいはらった
●38. 「論より証拠」 in 江戸いろはかるた
[mantr, namUtu] or [vad, uttu] 同音群
【賛】mantr
(= (properly a Nom. fr. %{mantra
} , p. ) (Dha1tup. ) %{mantra4yate} (rarely P. %{-ti} ; Subj. %{mantrayaithe} , %{-te} Pa1n2.; Pot. %{mantrayIta} MBh. ; inf. %{mantrayitum} Pan5cat.) , to speak , talk , say RV. ; to deliberate , take counsel , consult with (instr. with or without %{saha}) or about (dat.) S3Br.; to resolve upon , determine to (inf.) MBh. ; to deliberate on , discuss 議論 (acc.) Mn.;) まんとら
【民】namUtu (= 1. proof, evidence 証拠; 2. responsible person) なむーつ
−[別解]−
【賛】vad, vadati, -te
(= , pp. {udita3
} (q.v.) A. speak, raise the voice [[-,]] ({nvAcam}), sing, sound ({ucai3s} or {bRha3t} loud); speak or say to, relate, communicate, proclaim, announce (acc. {nabhi}, gen. or loc. of pers. & acc. of th.), tell, teach, (2 acc.); counsel, advice, foretell, predict; designate as, name, call (2 acc.). M. speak or say to (acc.); talk over, discuss;) うたって
【民】uttu (= 1. attestation; 2. evidence; proof (TLS)) うっつ
●39. 「焼け石に水」
[nijur, maJjUSA, nItha] 同音群
【賛】nijur
(= f. burning, consuming.) にじゅあ
【賛】nirdAha
(= mfn. burning AV. ; m. N. of a partic. Agni ib. ; the act of burning up (see %{a4-nirdAha}).) にるだーは、にーだーは
【民】karukku-tal (= 01 1. to burn, scorch, tan, darken by heat; 2. to toast, fry parch, boil; 3. to burn up consume; 4. to harass; to abuse) こげ る
【賛】maJjUSA
(= ; a stone L.) まにゃじゅーしゃー
【民】mazai (= 01 1. rain; 2. cloud; 3. water; 4. blackness, darkness; 5. coolness; 6. abundance, ple) みず、まざい
【賛】nItha
(= ; water L.) みーず
---
【民】vakku-tal (= 01 to burn, singe; to roast) やく
【賛】adri
(= m. rock, stone, esp. bruising or hurling stone; mountain, cloud.) いし
●40. 「鶴の一声」
[tIrkkacagkam, tArakam] 同音群
【民】tIrkkacagkam (= crane) つるっかさかん
【賛】sAras
(= (m.c.) = 1. %{sArasa} , the Indian crane MBh.) つらす、つる (s-t, s 無音)
【民】tArakam (= 01 ; 4. highest voice 高い声, high key or note) つるかん
●41. 「壁に耳」
[kaRpu, karuviri] 同音群
【民】kaRpu (= fort wall 要塞の壁 (TLS)) かーぷ、かべ
【民】kaRpU (= 01 an upper ear ornament 耳上部の飾り of parava women) かーぷー、かべ
【民】karuviri-tal (= to ear; to come into ear 耳に入る) かべり
●42. 「鴨が葱を背負って来る」
[kAmika, kaNNATittArA, kRmighna, kAvu, kala] 同音群
【賛】kAmika
(= ; m. a wild duck (%{kAraNDava}) L. ;) かみか、かもか
【民】kaNNATittArA (= a kind of duck) かもだったら
【賛】kRmighna
(= mfn. vermifuge , anthelmintic Sus3r. ; (%{as} , %{am}) m. n. = %{-ghAtin} Bhpr. ; m. the onion L. ; the root of the jujube L. ; ) かもくな、かみくな
【民】kAvu-tal (= 01 1. to carry on the shoulder, as a palanquin, a pole with a weight at each end; 2. to bear or sustain anything heavy, on the arms or on the head) かも (v-m)
【民】kala-ttal (= ; 4. to appear, come into being; 5. to get close together; to come into close quarters with; ) くる
---
【賛】niketana
(= n. a house , mansion , habitation , temple , Mn. ; m. an onion L.) ねぎだな
●43. 「善は急げ」
[samyagguNa, saMtvar] 同音群
【賛】samyagguNa
(= n. right or true virtue Vet.) ぜんやっがな
【賛】saMtvar
(= A1. %{-tvarate
} , to be in a great hurry , hasten S3Br. %{-tvarayati
} , to cause to hurry or hasten , urge on MBh. R) ぜんとやらやって (v-y)
●44. 「雀の涙」
[sunAra, saMzara] or [sAzrunayana] 同音群
【賛】sunAra
(= m. the milk of a female dog L. ; the egg of a snake L. ; a sparrow L.) すなーら、すずめ (n-z, r-m)
【賛】saMzara
(= m. breaking down, tearing asunder.) すずめ (r-m)
【賛】sAzrunayana
(= or mfn. having tearful eyes MBh.) すずめのなみだ (r-m)
【賛】nayanoda
(= n. `" eye-water "' , tears MW. (also %{-daka} Ka1d.) ; %{-bindu} m. tear-drop Vikr.) なみだ
●45. 「藪を突突いて蛇を出す」
[vrIhIparNI, vibRh, yAppu, yup] 同音群
【賛】vrIhIpar
NI (= f. a partic. shrub , Desmodium Gangeticum L.) やぶ
に
【賛】vibRh
(= (or %{vRh}) P. %{-bRhati} , to tear in pieces , break or pluck off , tear away RV.) やぶ
【民】yAppu (= ; 10. snake) やっぷ
【賛】yup
(= cl. (Dha1tup. cf. %{yUpa
}) %{yupyati} (only in pf. %{yuyo4pa} ; Gr. also aor. %{ayupat} ; fut. %{yopitA} , %{yopiSyati}) , to debar , obstruct , disturb , trouble , confuse , efface , remove , destroy RV. ; ) やぷ
●46. 「腐っても鯛」
[pariNAma, pon2n2Antalai] 同音群
【賛】pariNAma
(= m. change, alteration, transformation, development, evolution into (instr.), transformation of od i.e. digestion; fading, decay; course (of time), advancement (of age), old age; consequence, result, end. --- & loc. finally, at last.) ぱんなーま (r-n)
【民】pon2n2Antalai (= sea-bream 鯛, small sea-fish, whitish, pagrus spinifer) ぽんなーんたい (l 無音)
---
【賛】kSiti
(= 2 f. destruction, decay, end.) くしゃて
●47. 「飛ぶ鳥を落とす」
[saMpAta, tIvi, tavaRu] 同音群
【賛】saMpAta
(= m. flying, flight, quick motion; ) とぱーた
【民】tIvi (= 02 a bird) とび
【民】tavaRu-tal (= 01 1. to slip, miss, fall, tumble over, trip, lose one's hold; 2. to fail, miscarry, prove abortive; 3. to be unsuccessful; 4. to fail in duty; to fall from moral rectitude; to transgress, sin; 5. to stray, lose the way; to be lost; 6. to err, mistake, blunder; 7. to die; to pass over, go beyond) とばる
●48. 「雨降って地固まる」
[Alam, pAta, anuvedi, vairampAy] 部分同音群
【民】Alam (= 01 1. water; 2. sea, ocean; 3. rain) あめ (l 無音)
【賛】pAta
(= m. flying, flight; fall, downfall; attack, inroad; case, possibility; happening, event.) ふった
【賛】anuvedi
(= ind. along the ground prepared for sacrifice Ka1tyS3r.) あめふった
【民】vairampAy-tal (= to harden 固くなる, as the core of a tree) あめふり (r-m, y-r)
●49. 「名は体を表わす」
[mamma, tEyam, nidRz] 部分同音群
【賛】mamma
(= & {-ka} m. a man's name.) なまえ、な
【民】tEyam (= 04 body) たいの
【賛】nidRz
(= Caus. %{-darzayati} , to cause to see , show , point out , introduce , indicate 示す MBh.;) にたい (z-y)
●50. 「後の祭り」
[atisAyam atisAyam] 反復空耳
−[解1]−
【賛】ATa
(= mfn. ( %{aT}) , going , going after 後に続く, only ifc. e.g. %{kanyA7Ta} , %{kSapA7Ta} , %{patny-ATa} &c. ; ) あと
【賛】At
(= ind. (abl. of 4. %{a}) afterwards 〜の後, then (often used in a concluding paragraph antithetically to %{ya4d} , %{yadA} , %{ya4di}. and sometimes strengthened by the particles %{a4ha} , %{i4d} , %{Im} , %{u}) RV. ; then , further , also , and RV. It is sometimes used after an interrogative pronoun (like %{u} , %{nu4} , %{aGga4}) to give emphasis to the pronoun RV.) あと
【賛】AtmAmiSa
(= m. a peace made after having sacrificed one's own army 自身の戦いで餌食なった後にもたされた平安 Ka1m.) あとりまつり (+リ)
【賛】mahAsattra
(= n. a great Soma sacrifice , a great festival on which SnSoma is offered S3Br.) まーつり
c. 日本での解釈と、インド解釈で異なっていますね。日本「終わったことは、もう対処不可」。インド「とりあえず終わって、一安心」。
c. インドには、「あとのまつり」という長い一単語の言葉が有ったのです。
c.「あとのまつり」 = 「あとの」 + 「あみしゃ」 = 戦いの後の食事・喜び
【賛】AmiSa
(= n. (probably connected with 1. %{Ama
} ; fr. 2. %{miS
} , `" to wet 濡れる"' T. あまみず・雨水?) , flesh MBh. ; food 食物, meat 肉, prey ; an object of enjoyment 喜び, a pleasing or beautiful object &c. ; coveting , longing for ; lust , desire ; a gift 贈り物, boon , fee L. ; (%{I}) f. N. of a plant L.) あみしゃ
−[解2]−
【賛】atisAyam
(= adv. very late 遅すぎる. ) あとの (y 無音)、あつりの (y-r)
----→ 2回繰り返すと、atisAyam atisAyam
= あとの・あつりの = あとのまつりの
c. 解2の方が正解ですね。
●51. 「虻蜂取らず」
[uddaMza, puttikA, abhipad] or [abhyuSa] 部分同音群
【賛】uddaMza
(= and %{uddaMzaka} m. a bug L. ; a mosquito , gadfly アブ L) あぶ (M-v)
【賛】puttikA
(= f. the same; termite or a small species of bee 蜂.) はちか
【賛】abhipad
(= to come near or towards , approach ; to approach (a deity) for imploring her help S3is3. ; to come up (as an auxiliary) , assist ; to seize , catch , overpower , master RV.; to take possession of 取る、持つ、手に入れる Mn. ; to accept R. ; to undertake , devote one's self to (acc.)) あぶはち
【賛】abhyuSa
(= or m. a kind of cake of grain &c. (half 半分、中途半端 dressed , slightly scorched , or parched so as to be eaten from the hand) , (g. %{apUpA7di
} q.v.)) あぶはち
---- 2021/07 追加
【賛】apakvatA
(= f. immaturity ; ★incompleteness 不完全性.) あぶくはち → あぶはち
【賛】sthUloccaya
(= m. a rough heap or mass , large fragment of rock L. ; the middle pace of elephants (neither quick nor slow) S3is3. ; (only L.) ★incompleteness , deficiency , defect ; an eruption of pimples 吹き出物、にきび、腫れ物 on the face ; a hollow at the root of an elephant's tusks.) とらずヤ
●52. 「濡れ手で粟」
[nIr, talai, mArattuccAmai] 部分同音群
【民】nIr-ttal (= 02 1. to become thin or watery, as liquid food in cooking; 2. to be wet, moist) ぬれ る
【民】talai (= ; 11. unit, person, hand; ) て (l 無音)
【民】mArattuccAmai (= a kind of millet 粟) ぬれてしゃーまい
【民】aruvi (= 02 stubble of italian millet) あわ
●53. 「石橋を叩いて渡る」
[adri, baddha, aTi/ paTu, acchAvaJc] 部分同音群
【賛】adri
(= m. rock, stone, esp. bruising or hurling stone; mountain, cloud) いし
【賛】baddha
(= ; built , constructed (as a bridge) R. Ragh. ; embanked (as a river) Ra1jat. ;) はし
【賛】aTi-ttal (= 01 1. to emit fragrance, blow, as wind; 2. to flap, as wings; 3. to burn, as fever; 4. to twitch, move spasmodically; 5. to sport, play; 6. to be on the increase, multiply, abound 1. to beat 叩く, smite ) いし る
【民】paTu-ttal (= ; 16. to beat, as a drum; ) ばし る
【民】tAkku-tal (= ; 2. to strike, beat, dash;) たたく
【賛】acchAvaJc
(= Pass. %{-vacya4te} , to extend itself towards , to go towards 通過する RV.) いしばし
【民】accuppUTTiyizu-ttal (= to pass the thread through the loom 機織り機に糸を通す) いしばし
【賛】vaT
(= (prob. invented to serve as a root for the words below ; cf. %{vRt}) cl., %{vaTati} (pf. %{vavATa} &c.) , to surround , encompass Dha1tup. ; cl. %{vaTayati} , to tie , string , connect , ; to divide , partition ,; to speak , : Pass. %{vaTyate} (only %{vaTyante} Vishn2.) , to be crushed or pounded or ground down.) わた
る
【民】ezutteNNippaTi-ttal (= to study a book so carefully as to obtain a thorough grasp of its contents その内容を徹底的に把握できるように慎重に本を勉強する) いしばし (NN 無音)
●54. 「溺れる者は藁をも掴む」
[amizttu, aravuruTTu, abhilabh] 同音群
【民】amizttu-tal (= * 1. to cause to sink, immerse, ingulf, drown; 2. to press down; 3. to cover, as eyelids cover the eyes) おぼれた (m-b, z-r)
【民】aravuruTTu-tal (= to thrust 突き刺す、刺通する twisted straw into a breach 突破口、切り目、裂け目) おぼれた
【賛】abhilabh
(= A1. to take or lay hold of BhP. ; to reach , obtain , gain MBh. : Desid. (p. P. %{-lipsat}) to intend to catch or obtain MBh. ) おぼらぶ
---
【民】vaLLippuri (= straw ropes used in the bundling of paddy) わらっぺり
【民】tirAkam (= throwing up and catching (TLS)) つかむ
●55. 「井の中の蛙大海を知らず」
[kUpa, kumbhamaNDUka, kArvalayam, kuvitsa] 同音群
【賛】kUpa
(= m. hole, cave, well.) くーぱ
【賛】kumbhamaNDUka
(= m. `" a frog in a pitcher "' , i.e. an inexperienced man g. %{pAtresamitA7di} and %{yuktA7rohy-Adi} (cf. %{kUpa-maNDUka
}.)) くーぱまんどぅーか
【民】kArvalayam (= ocean) かーばらやむ
【賛】kuvitsa
(= m. (fr. %{kuvi4d
}) , any one , an unknown person RV. ) くーばだ
---
【民】kavaTi (= 01 1. a coarse kind of white millet, unfit for food; 2. cowry; 3. game of leap-frog) かわず
c. unknown では無く、does not know でも良いが、発音の同音性が狂う。
【民】kaiyaRi-tal (= 1. to become trained or adept; 2. to know how to do things; to be discreet and knowing) かいやり
【賛】sadasant
(= a. being and not being, true and false, good and bad; n. subst. what is being and not being etc.) したせず
●56. 「死人に口なし」
[kathAmAtra, kazA, nAdeya] 部分同音群
【賛】kathAmAtra
(= n. a mere story , nothing but a narrative ; (mfn.) one of whom nothing but the narrative is left i.e. deceased , dead 死者 BhP. ; %{--trA7vaziSTa} mfn. id. ; %{--trA7vazeSita} mfn. id. (cf. %{kathA7vazeSa} and %{kathA-zeSa}.)) くちなしら
【賛】sammRta
(= mfn. quite dead W.) しんだ
【賛】kazA
(= f. (Naigh. ) a whip RV. (also written %{kaSA} R. ) ; a rein , bridle S3is3. ; whipping , flogging W. ; a string , rope , thong L. ; face , mouth L. ; quality L.) くち
【賛】nAdeya
(= mfn. not to be taken &c. MW.) なしや
●57. 「人を呪わば穴二つ」
[paTu, parizapta, bhUzvabhra, patArttam] 同音群
【民】paTu (= 04 1. clever, skilful person; 2. sound intellect; 3. goodness, excellence) ひと
【賛】parizapta
(= n. cursing, a curse.) ふたーつ (r 無音, p 無音)
【賛】anuvyAhR
(= to utter in order or repeatedly MaitrUp. ; to curse S3Br.) あなふやーる
【賛】aNva
(= n. fine interstice or hole in the strainer used for the Soma juice RV.) あな、あんふぁ
【賛】bhUzvabhra
(= n. a hole in the ground , hollow L.) ふたばぶら
【民】patArttam (= ; 9. entity 実体, of two kinds, viz., ci1van6, aci1van6) ふたつの
●58. 「蝦で鯛を釣る」
[veLLiRAl, ULAn2, varaNTam] 同音群
【民】mOTTiRAl (= mantis-shrimp, astacus squilla) もってぃらる
【民】karuvaNTiRAl (= black prawn, astacus nighican) かるばんてぃらる
【民】pon2n2Antalai (= sea-bream 鯛, small sea-fish, whitish, pagrus spinifer) ぽんなーんたらい、ぽんなーんたい (l 無音)
【民】paTaittalaitteyvam (= a sea-god worshipped by fishermen of the pat2t2an2avar caste before setting out on a fishing expedition) ぱたいったらいってやばむ
c. 〜 talai/ tiral の形が共通。
c. 「えび」は無かった。--- シュメール・アッカド辞典にも無かった。
c. 蟹(カニ) cancer で引いたら、「エビ」似が有った。
- [解2] -
【民】veLippuRRu (= cancer) えび (L 無音)
【民】aripiLavai (= * cancer) えび (L 無音)
【民】veLLiRAl (= 1. white prawn エビ, white shrimp エビ, cancer setiferus setiferous 【形】《生物》剛毛の生えた; 2. a sea-fish) うらん (R-n)
【民】ULAn2 (= sea-bream 鯛, greyish silvery, crenidens indicus ;) うらん
【民】varaNTam (= 1. pathway; 2. fishing line 釣り糸; 3. heap of grass) うらんたむ
【民】tUrivalai (= a big fishing net) つる
●59. 「杓子定規」
[takaTTakappai, saMgRhItR] 同音群
【民】takaTTakappai (= a kind of round shallow ladle) しゃくしかっぱい
【賛】saMgRhItR
(= m. tamer of horses, charioteer; ruler i.g.) しゃくし
【民】takacu (= 01 lamina, scale) しゃくし
【民】takkaTaippillai (= scale pan) しゃくしぴっらい
---
【賛】somacamasa
(= m. a cup or ladle for taking up the SnSoma , cup of Soma Pan5cavBr.) しゃもじまさ
【賛】sruvadaNDa
(= m. the handle of the ladle Sruva A1s3vS3r.) しゃもじだ (v-m)
【賛】sRgAla
(= m. (also written %{zRgAla} ; of doubtful derivation) , a jackal S3Br. ; a partic. tree MBh. (Ni1lak.) ; N. of a Va1sudeva (ruler of Karavira-pura Hariv. ; of a Daitya L. ; a rogue , cheat W. ; a coward , poltroon ib. ; an ill-natured or harsh-speaking man ib. ; ) じょうぎ
【民】tUgkal (= 1. pendant, anything suspended; 2. drowsiness, light sleep; 3. dullness; 4. depression, dejection; 5. one who hangs about for food; 6. elephant; 7. a hell; 8. balance, scale; ) じょうぎ、たーがる
c. コレ面白いな。 ruler だと、定規と、支配者の2様がある。 なので、scale も追加した。
●60. 「梃子でも動かない」
[takaTTakappai, TIk] 同音群
【民】takaTTakappai (= a kind of round shallow ladle) てこったかっぱい、しゃくしかっぱい
【賛】TIk
(= (cf. %{Tik}) cl. %{-kate} , to move (? , said of a tree) Ka1s3. ; to trip , jump Ma1lati1m. : Caus. P. %{TIkayati} , to explain , make clear Hemac.: ) てこ
c. 「てこ、てこ」。 move は、「ずらす」とも言う。つまり、「てこずった」も親戚。
【賛】trasa
(= a. movable, moving; n. what moves or lives, beasts and men.) ずらし
【民】tuLagku-tal (= 01 1. to move, to sway 揺らす from side to side, as an elephant; to shake; 3. to be uprooted; 4. to droop; 5. to sound) ずらす (k-s)、ずらかす[富山弁]
●61. 「急がば回れ」
[novven2al, nivRt] 同音群
【民】novven2al (= expr. signifying haste or quickness) まわっなれ
【賛】nivRt
(= A1. %{-vartate} (ind. p. %{-vRtya} AV. ; infin. %{-vartitum} MBh. ; rarely P. e.g. Pot. %{-vartet} MBh. ; impf. or subj. %{-vartat} RV. ; pf. %{-vAvRtur} ib. ; fut. %{-vartiSyati} MBh. ; %{-vartsyan} Bhat2t2. ; aor. %{-avRtat} ib.) , to turn back , stop (trans. and intrans.) RV.; to return from (abl.) to (acc. with or without %{prati} , or dat.) ; to return into life , revive , be born again MBh. ; ) まわった、まわるだ
---
【民】vicaikoL(Lu)-tal (= 1. to make haste; 2. to be elastic) いそがれ
●62. 「山椒は小粒でもぴりりと辛い」
【賛】kaTubIjA
(= f. long pepper L.) こつぶじゃ
【賛】kSudrapippalI
(= f. wild pepper (= %{vana-p-}) L.) こつぶぴっりー
【民】katirppayir (= grain just earing) こつぶや
【民】kAzppu (= 1 pungency; 2. close grain, as of the heart, of timber; 3. implacable hatred; 4. scar; 5. essence) こつぶ
【民】puRakkaLam (= scattered grain left after measuring the produce on the threshing-floor, treated as allowance to agricultural labourers) ぴりからの
【民】tUmpu (= ; 9. a measure of capacity for grain; ) つぶ
【民】paRRu-tal (= ; 8. to smart; to feel pungent, as pepper in the eyes; ) ぴりり
---
【賛】siMhalastha
(= mfn. being or dwelling in Ceylon MW. ; (%{A}) f. a species of pepper L.) さんしょう
【民】kAr-ttal (= 03 1. to be pungent, acrid, hot to the taste; 2. to be very saltish or brackish) からい
●63. 「臍が茶を沸かす」 ------ コレ、少し難しい。間違っている可能性もアル。
[paicanti, paccaittEyilai, pacati] 同音群
【民】pokkuL (= navel) わかす (L-s)
【民】paicanti (= 02 sound from the navel, one of four kinds of va1kku , q.v.) へそのちゃ、わかす
【賛】pradakSiNAvarta
(= mfn. turned towards the reverential 畏敬の念に満ちた、恭しい MBh. ; %{-nAbhitA} f. having a navel which turns to the reverential Dharmas 達磨(だるま)(?). (cf. %{-Na-gAmitA
}) ; %{-zikha
} mfn. = %{-Na4rcis} MBh. ; %{-tai9ka-romatA
} f. having single hairs on the body and all turning to the reverential Dharmas.) へそがちゃなわかす (d-s, S-ch, var-vak)、ぶんぶくちゃがまだ (N-g, v-m)
【民】cUkkumai (= subtle sound preceding full utterance, supposed to emanate 発する from navel, one of four va1kku 完全な発声に先立つ微妙な音、臍から出てくるはずだ、4つのヴァークーク, q.v) ちゃがま、すくみ
【民】paccaittEyilai (= tea) へそがっていらい、へそちゃいーらい
【賛】pac, pacati, -te
(= cook, bake, boil, roast, burn (bricks), digest; [[-,]] mature, ripen, develop (trans., {pa3cyate} intr.); ) わかす、へそちゃ (c-s))
cf. 可笑(おか)しくて堪(たま)らない、また、馬鹿馬鹿しくてしかたがないということ。主に、嘲(あざけ)りの気持ちを込めて使う。 例:「ちゃんちゃらおかしくて、臍が茶を沸かすぜ」
類:●臍がくねる ●臍が笑う ●臍が西国(さいこく)する ●臍が宿替えする ●臍が縒れる ●臍茶
★大笑いして腹が捩(よじ)れる様子を、湯が沸き上がるのに似ているとして言われた言葉という。
cf. 分福茶釜
c. 臍から出す声の4つの発生技法 vakku の一つが、馬鹿笑いの音、らしい。声を出すことを「茶を沸かす」というか? yes みたい。
【民】teyvavAkku (= 1. word of God, divine utterance; 2. voice or utterance 声の発生 of an invisible speaker) ちゃわかす (k-s)
【賛】sevAkAku
(= f. change of voice in service 音の種類を変える (i.e. sometimes speaking loudly , sometimes softly , sometimes angrily , sometimes sorrowfully) Vikr.) ちゃわかす (s-t, k-s)
c. 「茶」は、 tea じゃなくて、 tone 調子、だね。「茶をわかす」は、「調子を変える」の feeling だね。 vrt は、わかす、もあるが、普通は かへる。turn/ change
c. 言葉遊びとしては、単純に「へそのちゃ、へそちゃいーらい、へそちゃ」かもしれない。
c. 「へそちゃ」が laugh に有った。「恥だ」にも見えてきた。つまり、軽蔑の笑いだ。
【賛】has, hasati
(= 2 ({-te}), pp. {hasita} (q.v.) laugh, smile; laugh at [[,]] (instr. or acc.), mock, ridicule, cut out. C. {hAsayati} make laugh; mock, ridicule. -- {apa} C. mock, deride. {ava} the same. {upa} smile; (also C.) laugh at, ridicule. {pari} sport or jest with (acc.); scoff, deride. {pra} laugh out ({?hAsam}); laugh with (acc.); laugh at, ridicule. C. make laugh. {saMpra} laugh out; c. sport, jest. {vi} laugh out; mock, deride (acc., r. gen.). {saMvi} laugh out, laugh.) へそちゃ、はじだ
●64. 「猫を被る」
[mukanaTpu, kapaTa] or [mukkATu, kaviz] 多音語
【賛】kapaTa
(= m. n. fraud, deceit; ---feigned, pretended 〜のふりをした, dissimulated.) かぶった
【民】mukanaTpu (= pretended, outward friendship) ねこなったふ
【民】kaviz-ttal (= 02 1. to turn over, capsize, invert; 2. to overthrow, ruin destroy; 3. to put a cover; 4. to pour out; 5. to hsed, as tears; to emit) かぶった
【賛】mukhacchada
(= m. or n. (?) a face-cover , eye-bandage Kir.) ねこっちゃだ
【民】mukkATu (= veil, or cloth worn to cover one's head) ねこだ
---
【民】mokkaTTai (= 1. face; 2. that which is blunt 〔刃物の切れ味・人の感覚などを〕鈍らせる) ねこだ
【賛】mRga
caiTaka (= (!) m. a wild cat , pole-cat W.) ねこ...
c. 「ねこ」は、お面、表面のことでした。「face 、顔、表面」の「向こう」のことでした。お面をかぶる、表面を覆う・かぶせる。
●65. 「田作(ごまめ)の歯軋(ぎし)り」
【民】kavalai (= 02 1. a rooted creeper; 2. malabar sardine of beautiful green colour, attaining 7 in. in length dussumieria acuta) ごまめ (v-m, l-m)
【民】kamaRu-tal (= 1. to roar, as thunder; 2. to weep bitterly, cry very loud; 3. to be excessively heated, to become dry and hard; ) ごまめ (R-m)
【民】pUjncATTi (= land that has lost the effect of manure by cultivation 耕作により肥料の効果を失った土地) はにゃしった → はぎしり
【民】paRkaTi-ttal (= to gnash the teeth, as in anger) はぎしり (+り)
−[別解]−
【民】taRikuRRi (= a log wood on which green manure is chopped) たづくり (R-t)
【賛】dantasaMgharSa
(= m. gnashing the teeth Ma1rkP. ) たづくりじゃ
c. 諺の意味: 悔しがっても、力がないためにどうしようもない。また、力量不足の者が徒(いたずら)にいきり立つこと。
●66. 「雲泥の差」
[amutam, vaNTal, antaram] 同音群
【民】amutam (= 1. offerings made to the gods in a sacrificial fire; 2. cloud; 3. eminence, excellence, greatness; 4. sweetness; 5. semen; 6. necklaceberried climbing caper; 7. opal orange; 8. Laks2mi (TLS)) うんでーの
【民】vaNTal (= 1. a girls' game of making toy-houses; 2. bevy of ladies; 3. toy-house; 4. dregs, lees, sediment; silt, mud, mire, slush; 5. earth washed ashore by a river, lake etc.; 6. alluvial soil, capable of retaining moisture and of a light red colour; 7. flake; 8. pebble; 9. whirlpool) うんだる
【民】antaram (= 01 1. open space; 2. interior space; 3. darkness; 4. sky, firmament; 5. intermediate space; 6. place; 7. waist; 8. impartiality; 9. heaven; 10. difference;) うんだらの
---
【民】kam (= 02 1. water; 2. skull; 3. head; 4. wind, air; 5. cloud; 6. Brahma1; 7. soul; 8. final bliss) くも
【賛】dalADhya
(= m. mud L. ) どろだや
【賛】digbheda
(= m. difference of direction Su1ryas.) ちげーだ
【賛】sA
(= ; be at variance, ★differ;) 差(さ)
●67. 「同じ穴の狢」
[anasthi, aNva, veNNari] 同音群
【賛】anasthi
(= a. the same; s. a boneless animal.) おなじ、あなじ
【賛】aNva
(= n. a fine hole in the Soma strainer.) あな (v-n)
【民】veNNari (= a kind of fox) あなり
---
【民】nuzainari (= 1. fox, as burrowing in the ground; 2. hypocrite) むじなり
c. 「あな」づくめ。
●68. 「天に唾する」
[tivam, SThevin] 同音群
【民】tivam (= 01 1. heaven; 2. sky;) つばの、てん (v 無音 or v-m)
【賛】SThevin
(= mfn. spitting , ejecting from the month ib.) つばの、てん
【賛】STheva
(= m. spitting , sputtering MW.) つば
●69. 「雪と墨」
[tuhina, tIntA] 同音群
【賛】tuhina
( n. (Siddhnapum2s. 41) frost , cold , mist , dew , snow Pan5cat. ; moonlight Un2. ; camphor Npr. ; (%{A}) f. the tree %{zuka-nAsa} ib.) すみ
【民】tIntA (= ink) すみだ
【賛】saMsthita
(= mfn. standing (as opp. to `" lying "' or `" sitting "') Ya1jn5. ; one who has stood or held out (in fight) Ma1rkP. ; placed , resting , lying , sitting , being in or on (%{upari} loc. , or comp.) Ya1jn5. ; abiding , remaining , left standing (for a long time , as food ; with %{tathai9va} , remaining in the same condition "') Ya1jn5. ; lasting , enduring MBh. ; imminent , future Hariv. ; shaped , formed (cf. %{duH-} and %{su-s-}) , appearing in a partic. shape or form , formed like , resembling (often ifc. ; with %{navadhA} , `" ninefold "' ; with %{masI-rUpeNa} , `" appearing in the form of black ink "') MBh. ; being in a partic. state or condition , addicted or given to , intent upon (loc. or comp.) Hariv. ; founded or based upon (loc.) MBh. ; directed to wards , fixed upon (comp.) BhP. ; relating to , concerning (loc. or comp.) Ka1m. ; skilled in , acquainted or familiar with (loc.) MBh. ; started , set out for (dat. or %{abhimukham}) R. ; frequented (as a place) Mn. ; finished , concluded , completed , ready Br. ; perished , died (n. impers.) Mn. ; near or contiguous to W. ; heaped , collected ib. ; n. conduct Cat. ; form , shape MBh. ; %{-yaju4s} n. the final sacrificial formula and the oblation connected with it Br. ; %{-vat} mfn. (pl , = 3. pl. pf. ; pl. [with %{sukhena}] `" they lived happily together "') Pan5cat. ; %{-homa} m. a final sacrifice , S3rS ) 済(すみ)した、墨(すみ)した
●70. 「口は禍(わざわい)の門(かど・もん)」
[pEzvAy, pATAviri, puRavAyil] 同音群
【民】pEzvAy (= large mouth) わざわい
【民】pATAviri (= disaster (TLS)) わざわい
【民】puRavAyil (= outer door, gate or entrance) わざわい
cf. 口は禍の門?口は災いの元?どっちが正しいの?
【賛】parijA
(= f. ( %{jan}) place of origin , source AV.) わざわい
△
---
【賛】mUlIbhUta
(= mfn. become a root , become a source or origin MW.) みなもと (i-n, b-m)
c. 「口は災いの元」の方は、後から出来た言い回しなので、やはり、「わざわい」反復の規則性は少し崩れている (?)。
●71. 「月夜に釜を抜かれる」 in 上方いろはかるた
[mukhya, nak, mUkku, muka] 同音群
【賛】mukhya
(= ; the month reckoned from new moon to new moon ib. ; ) むくや
【賛】nak
(= (nom.) night.) なく
【民】mUkku (= 01 1. nose, nostril; 2. bird's beak; bill; 3. elephant's trunk; 4. nose-shaped part of a cup, etc.; spout of kettle or pot; 5. nose-shaped end of the pole of a cart; 6. germinating end of seeds; 7. base or stem of a leaf; 8. broken ends of rice) ぬく
【民】mukkUTTu (= 1. a medicine compounded of three drugs; 2. oven, as formed of three stones or lumps of earth placed triangularly; 3. the 2nd naks2atra) むくだ
【民】muka-ttal (= 01 1. to draw, as water; to bale; 2. to measure, as grain or liquid; 3. to obtain in full measure; 4. to lift, take up; 5. to desire, like) ぬく
cf. 2006-12-28 月夜に釜を抜く・・・日本語雑記帳後日譚 西中眞二郎雑記帳
●72. 「亭主(ていしゅ)の好きな赤烏帽子(あかえぼし)」 in 江戸いろはかるた
[dayita, suhRd, tryaruSa, tirITa] 同音群
【賛】dayita
(= a. beloved, dear; m. husband, the beloved one, f. {A} mistress, wife.) ていしゅ
【賛】suhRd
(= m. `" good-hearted "' , kindhearted "' , `" well-disposed "' , a friend , ally (also said of planets ; %{suhRdo@janAH} , `" friends "') S3rS. ; N. of the fourth astrol. mansion VarBr2S. ; f. a female friend Gobh. ; mfn. (only ifc.) fond of , liking or devoted to Ba1lar. ; very similar to , closely resembling ib.) ていしゅ
【賛】tryaruSa
(= mf(%{I})n. marked red in 3 places RV. ) ていしゅ
【賛】tirITa
(= m. Symplocos racemosa Bhpr. iv ; n. a kind of head-dress , tiara ティアラ, diadem (cf. %{kir-}) L. ; gold Un2.) ていしゅ
---
【賛】ApIDa
(= m. pressure, squeeze (also {-na} n.); crown, garland (lit. head-presser).) えぼし
c. 意味 = どんなに変わったものでも、家の主人が好めば、家族は、それに従わなければならないというたとえ。
c. この意味不明な、言葉遊びもインド弁のフィルターを通すと説明可能
●73. 「縁の下の力持ち」 in 尾張いろはかるた
[anAsAdita/ tAvaram | tAgkal/ mUz ] 多音語
【賛】anAsAdita
(= mfn. not met with , not found or obtained , not encountered or attacked ; not occurred ; not having happened ; non-existent.) えんのした
【民】tAvaram (= 1. category of immovables, opp. to can3kamam ; 2. immovable property, as house; 3. the vegetable kingdom; 4. basis, foundation 礎(いしずえ)、基盤、礎石; 5. place, habitation; 6. body, as the abode of the soul; 7. lingam; 8. stability, steadiness) ちからもち (v-k)
【民】tAykkaRaiyAn2 (= queen ant, found in every nest of termites, regarded as procreative of the whole) ちからもち
c. lift 系にもある。
【民】tAgkal (= 1. supporting; 2. grievance; 3. displeasure, regret, umbrage; 4. enduring, bearing; 5. delaying; 6. hesitation; 7. lifting, raising; 8. tank; 9. pond from which water is irrigated for paddy fields, much smaller than a tank; 10. propitious chirping of a lizard to the left of a person facing a temple; 11. earth) ちから
【民】mUz-tal (= 01 to seize, take ★hold of 保持する) もつ
c. この言葉は、 found の多義性を訴えたかったのかもしれない。 found @見つかる・見つかったA土台・基盤・礎 foundation 。 そもそも何故 foundation なのか。
fountain 噴水、泉。ほとばしり出る。 →源 --- 礎。found. 泉を見つけた。find. と派生。
●74. 「えてに帆を上ぐ」 in 江戸いろはかるた
[ezal, itai, edh] 同音群
【民】ezal (= 1. enthusiasm, elation 得意; 2. starting, departing; 3. originating, emanating) えてに (l-n)
【民】itai (= 1. sail 帆 of a ship; 2. chowlee-bean; 3. a field for dry cultivation; 4. plough) いたい、えて
【賛】edh
(= cl. 1. A1. %{e4dhate} (rarely P. %{-ti}) , %{edhAM-cakre} , %{edhitA} , %{edhiSyate} , %{aidhiSTa} , to prosper , increase , become happy , grow strong RV. ; to grow big with self-importance , become insolent ; to become intense , extend , spread , gain ground (as fire or passions) MBh. ; to swell , rise (as waters) BhP.:) えて
●75. 「律義者の子沢山」 in 江戸いろはかるた
[roTakavrata, retasvant] 同音群
【賛】roTakavrata
(= n. a partic. religious 宗教的に、信仰深く、信仰心を持って observance 〔法律や伝統などを〕守ること、順守 Cat.) りちぎものだ (v-m, r-n)
【賛】retasvant
(= & {retasvi3n
} a. rich in seed 種が多い, prolific 多産.) りちぎだ (v-g)、りちぎな (v-g)
---
【賛】dakSiNa
(= ; (%{A}) f. (scil. %{go}) , able to calve 〔牛・象・クジラなどが〕子を産む、 and give milk "' , a prolific cow , good milch-cow RV.; ) たくさん
●76. 「憎まれっ子世にはばかる」 in 江戸いろはかるた
[mukamuRivu, mArkkam, mukam] 同音群
【民】mukamuRivu (= 1. discourteous behaviour; want of consideration for the feelings of others; 2. dislike 嫌い; hatred) にくまれっこ (v-k)
【民】mArkkam (= ; 17. world) にくむ
【民】mukam (= ; 23. full-growth; maturity; ) にくむ
---
【賛】parIpAka
(= m. ripening , maturing , full development Sus3r. ; the result or consequences of anything Mcar. (cf. %{pari-p-}). ) はばか/はびこ
る
cf. 憎まれっ子世に憚る (故事ことわざ辞典) -- この説明の「憚る」、の解釈は正しい。∵ インド辞書がそう言っている。
●77. 「負けるが勝ち」 in 江戸いろはかるた
[nikkirakam, man2aikaTTu] 同音群
【民】nikkirakam (= 1. destruction; 2. restraining; subbuing; 3. punishment, as inflicted by kingly or divine power; 4. aversion; 5. defeat in argumentation; 6. limit boundary) まけるがの
【民】naku-tal (= 1. to laugh, smile; 2. to rejoice; 3. to bloom, as a flower; 4. to open or expand; 5. to shine, glitter; 6. to hoot, as an owl; to sing, as a bird; 1. to despise; 2. to surpass. overcome, defeat) まけ る
【民】man2aikaTTu-tal (= to win a game, as in dice-play) まけた
---
【民】kaTa-ttal (= ; 8. to win, overcome, conquer, vanquish; ) かつ
●78. 「骨折り損のくたびれ儲け」 in 江戸いろはかるた
[paryArin, paryaya, parimandatA, paNAyai] 同音群
【賛】paryArin
(= mfn. (4. %{R}) toiling a long time without success , attaining one's object in the end (after long effort) TS.) ほねおりの (r-n)
【民】peNvalai (= toils of a woman 女の苦労) ほねおり
【賛】paryaya
(= m. revolution , lapse , expiration , waste or loss (of time) Mn.; the time of revolution (of a planet) Gan2it. ; change , alteration ib. ; inversion , irregularity , confusion with (comp.) MBh. ; contrariety , opposition W. ; deviation from enjoined or customary observances , neglect of duty ib.) ほねや (r-n)
【賛】parimandatA
(= f. fatigue , ennui ib.) ほねだった (r-n)
【民】paNAyai (= 1. market-place; 2. business; 2. profit in a transaction) ほねや
cf. toilsome 骨折り cf. 昭和天皇 山下泰裕 黒柳徹子 - YouTube
---
【賛】sanna
(= mfn. set down VS. ; ; (prob.) n. destruction , loss (see %{sanna-da}).) そん
【民】kAtaTaippu (= deafness occasioned by a fatigue disease, etc) くたびれ (+れ)
【民】mIrAcu (= gain, profit; use) もうけ (c-k)
●79. 「老いては子に従え (「老い」は「おい」が正しい)」 in 江戸いろはかるた
[AyuSmant/ kalyANaccAvu] 多音語
【賛】AyuSmant
(= a. having life or vitality, healthy, long-lived, old, lasting (for life).) おいてはだ (S-t, m 無音)
【民】kalyANaccAvu (= death of a person at an extreme old age) こにしたがふ (l 無音, c-s, c-t, v-g)
---
【賛】atijIrNatA
(= f. extreme old age.) おじいになった
【賛】sac
(= ; (3. pl. %{sazcati
} and %{sazcata
}) , to follow , obey RV. ; to belong to (acc.) ib. ;) したがった
c. この文のインド原文の意味は、「長生きすれば、いずれ死ぬ」対応。
●80. 「破れ鍋に綴じ蓋」 in 江戸いろはかるた
[viparilupta/ sudurbhida] 多音語
【賛】viparilupta
(= mfn. ( %{lup}) broken or destroyed utterly , broken up S3am2k.) やぶれなべだ (l-n)
【賛】sudurbhida
(= mfn. very difficult to be split or broken MBh.) とじぶた (s-t)
---
【民】nipam (= 03 1. kadamba.; 2. water-pot) なべの
【民】muravu (= 01 break 壊す; broken condition, as of the mouth of a pot ポットの口が欠けている状態) なべ
【賛】lauhabhU
(= f. a metal ★pan , boiler ボイラ, caldron 大釜 L.) なべ (l-n)、らべ
c. この文のインド原文の意味は、「完全に壊れた、壊しにくいもの」対応。 つまり、互いに補うもの同士のペア。
c. 料理用なべで、「なべ」の発音のものはインド語にはない。水差しの water-pot を「なべ」と言った。日本に来る途中で変わったか、別言語語源 (?)。 pan に「なべ」発音ナシ。--- シュメール・アッカド辞典にも無かった。しかし、muravu がアタリみたい。 ---ウソでした。鍋は、lauhabhU
がアタリでした。
●81. 「仏の顔も三度」 in 上方いろはかるた
[paTikkaTTaLai, pazakin2amukam, mukkAl] 部分同音群
【民】pazakin2amukam (= familiar face 顔、顔なじみ、古顔) ほとけのむかむ
【民】mukkAl (= 02 1. three times; 2. a third time) むっかる
【民】paTikkaTTaLai (= dialy allowance 許容回数 to a temple for conducting worship) ほとっけたらい
---
【賛】buddha
(= ; m. a wise or learned man , sage W. ; (with Buddhists) a fully enlightened man who has achieved perfect knowledge of the truth ... ) ぶっだ、ほとけ (h-k)
c. 攻め方は、最も明確な単語の face から攻めた、「ほとけ」似の単語を捜す。有った。後は、芋づる式。
c. 【意味】 仏の顔も三度までとは、どんなに温厚な人でも、何度も無礼なことをすれば怒り出すことのたとえ。
●82. 「知らぬが仏」 in 江戸いろはかるた
[sArjana/ praticchanna] 多音語 or [sarvabuddhs] 1語
【賛】praticchanna
(= a. covered 蓋された, clothed, veiled ベールに覆われた, concealed 隠された, unknown 不明、知らない.) ほとけな (ch-k)
【賛】sArjana
(= (of unknown meaning 意味不明なもの) Pan5car.) しらな
い
【賛】buddha
(= ; m. a wise or learned man , sage W. ; (with Buddhists) a fully enlightened man who has achieved perfect knowledge of the truth ... ) ぶっだ、ほとけ (h-k)
【賛】sarvabuddhs
(= in comp. 複合語; %{-ksketra-saMdarzana} m. a partic. Sama1dhi Ka1ran2d2. (w.r. %{-buddha-kSatra-s-}) ; %{-vijayA7vatAra} m. N. of a Buddhist Su1tra wk. ; %{saMdazana} m. N. of a world Buddh ブッダの世界の名前.) しらぬがほとけ (+ぬ, v-g)
【賛】sarva
(= mf(%{A})n. (perhaps connected with %{sAra} q.v. ; inflected as a pronoun except nom. acc. sg. n. %{sarvam} , and serving as a model for a series of pronominals cf. %{sarva-nAman}) whole , entire , all , every (m.sg. `" every one "' ; pl. `" all "' ; n. sg. `" everything "' ; ) しらぬが (+ぬ, v-g)、さるば、すべて (+て)
●83. 「無理が通れば道理引っ込む」 in 江戸いろはかるた
[murippu, nALOTTu, nirhetu, mARu] or [tORRam, taLLu, tAricam, sthA] 同音群
【民】murippu (= 1. breaking, bruising, cracking from external force 外部の力、無理矢理の力; 2. hump of an ox) むり (pp 音)、むりっぽい
【賛】nirghAtaya
(= Nom. P. %{-yati} , to draw or force out Sus3r. ; to cause to be destroyed or killed MBh.) むりがとう
る
【民】tORRam (= ; 11. vigour, strength, power, force;) とーらむ
【民】tAricam (= 1. agreement, consent, union; 2. reasonableness, as of price) どうりさま(道理様)
【賛】nirhetu
(= mfn. causeless , reasonless MBh. ; %{-tA} f. %{-tva} n. want of a cause or reason Sa1h.) むりだ
【民】taLLu-tal (= ; 16. to pass, as one's days; ) とおる(通る)、どうり(道理)
【民】nALOTTu-tal (= 1. to pass one's days; 2. to delay, procrastinate) のらりだ
【民】mARu-tal (= 01 1. to become changed, exchanged, altered, reversed; 2. to be cured; 3. to be corrected in state, place, form or appearance; 4. to withdraw; 5. to have a change of residence; 6. to cease, as from sleep; ) まーる
【賛】sthA, tiSThati, -te
(= ; carry on, practise, commit, perform, do. {antar} bar the way, obstruct, arrest. {apa} stand aloof, forsake (abl.). {api} stand in the way of (acc.). {abhi} set the foot upon, rise over, step towards or against (acc.), withstand, overcome. {ava} M. (A.) stand off, withdraw; be deprived of, miss (abl.); go down, descend; enter, come to (acc. or loc.); fall to one's (dat.) share; stop, stand still; abide or remain in (loc.);) とーる、とーった
---
【民】vAgku-tal (= ; 10. to withdraw, retreat;) ひっこむ (+む)
●84. 「念には念を入れよ」 in 江戸いろはかるた
[muran2RupATu/ virivurai] 多音語
【民】muran2RupATu-tal (= to elaborate 念入り a musical note or melody) ねんにはだ (r-n)
【民】virivurai (= 1. elaborate commentary; 2. lecture) ねんいり (v-n, r-n)
●85. 「嘘から出た真」 in 江戸いろはかるた
[vRthAkAra/ miccAtiTTi ] 多音語
【民】miccAtiTTi (= illusion 幻影, false appearance 偽りの外見) まこと (c-k)
【賛】vRthAkAra
(= (%{-thA7k-}) m. a false form , empty show Pan5cat. (others `" one whose form is vain or illusory "').) うそから
【賛】viSama
(= a. uneven, unequal, odd (number); different, changing; difficult, hard, adverse, cross, inimical; bad, mean, dishonest, false, wrong. n. unevenness, bad road, pit, precipice; difficulty, pain, distress, adversity; unequality, incongruency, incompatibility.) うその
【賛】vitatha
(= a. not so 違う、異なる, false, in vain 無駄; abstr. {-tA
} f.) うそだ、むだだ (v-m)、いつわり (+り)、がたし (v-g)
---
【民】nIkAcam (= 1. resemblance; 2. truth) まことの (c-t)
【賛】tathya
(= a. real, true; n. truth, reality; instr. & {-tas
} according to truth.) そーだや、そーだす
【民】vAstavam (= reality, truth) うそいわん、うそいわねー
●86. 「れうやく(良薬)は口に苦し (「良」は「りやう」が正しい)」 in 江戸いろはかるた
[rAjakaNTEccuram/ kuzampuvai] 多音語
【民】rAjakaNTEccuram (= a medicine) りやうやく (j-y) にてそうらん
【賛】kuzampuvai-ttal (= 1. to make thick curry; 2. to make liquid medicine of a thick consistency) くちにがい (v-g)
■別解 bitter から攻める。
【賛】reNukA
(= f. a partic. drug or medicinal 薬 substance (said to be fragrant , but ★bitter and slightly pungent in taste , and of greyish colour ;) りょうやく (N-y)
【賛】kaTu
(= a. pungent, biting, sharp, ★bitter; abstr. {-tA} f., {-tva} n.) くち、苦痛
【民】man2akkacappu (= rancour, hatred; ★bitterness of mind) にがしプ、にがい、にくい
---
【賛】kazA
(= f. (Naigh.) a whip RV. (also written %{kaSA} R. BhP.) ; a rein , bridle S3is3. ; whipping , flogging W. ; a string , rope , thong L. ; face , mouth L. ; quality L.) くち
【賛】mukhazodhana
(= mfn. cleansing the mouth L. ; sharp , pungent L. ; m. pungency , sharp or pungent flavour MW. ; n. the cleansing of the mouth , Cat ; cinnamon L.) にげーぞだな
c. bitter に「にがい」似は無かった。みな、「チカチカ」系だった。
【賛】tiktaka
(= mfn. bitter , (n.) anything having a bitter flavour R. ) チカチカ
【賛】mahAtiktaka
(= mfn. extremely ★bitter ; (with %{sarpis}) n. a partic. drug Sus3r.) まはーちくちか → にげーにげー
【民】man2akkacappu (= rancour, hatred; ★bitterness of mind) にがい、にくい
●87. 「総領の甚六」 in 江戸いろはかるた
[dAyAda/ dAyaka] 多音語
【賛】dAyAda
(= m. id. (with gen. or loc. of thing or ifc. ) AV. ; a son or distant descendant or kinsman MBh. ; (%{A} , %{I}) f. heiress , daughter AgP. ; %{-vat} mfn. having an heir 相続人 MBh.) そうりょうだ (d-s, y-r)
【賛】dAyaka
(= m. heir , kinsman Gr2S.) じんろく (+ん, y-r)
【民】cutantarakkAran2 (= owner;heir; claimant; one who enjoys any property, as of right; one who has a right ti emoluments, as in temple) じんろくやん
【民】timirAkaran2 (= fool, idiot, as being a mine of darkness and delusion) じんろくやの
●88. 「安物買いの銭失い」 in 江戸いろはかるた
[vATTu, vENTu, vitta, vIta] 同音群
【民】vATTu (= 03 1. that which is handsome; 2. that which is suitable; 3. cf. vat2a side; nearness; 4. facility from frequent use, as of the right or the left hand; 5. cheapness) やす
【民】vENTu-tal (= 1. to want, desire; 2. to beg, entreat, request; 3. to listen to with eagerness; 4. to buy, purchase; to be indispensable; to be necessary) べんど
【民】eTu-ttal (= ; 14. to buy, as in a bazaar; to purchase, as in an auction;) えた
【賛】vitta
(= 2 a. got, acquired; seized or visited by (---); f. {A} taken, married; n. anything found or got; wealth, money, property.) ヴィタ、びた一文
【賛】vIta
(= 2 mfn. gone away , departed , disappeared , vanished , lost (often ibc. = free or exempt from , without , -less) Up.) びた、うす
---
【民】karIttuccey-tal (= to buy (TLS)) かっちゃった
●89. 「かったいの瘡(かさ)うらみ」 in 江戸いろはかるた
[kuTTai, kottai, katthate] 同音群
【民】kuTTai (= 02 white leprosy ハンセン病) かったい
【賛】kuSTha
(= m. N. of sev. plants (also n.); f. {ku3SThA} point, beak, hind-claw; n. leprosy.) かったい
【民】kottai (= 1. krottenness; 2. blot, blemish, defect; 3. fibrous rising on cloth, scab かさぶた, scale うろこ; 4. incompleteness; 5. blind man; 6. spiritual ignorance; 7. sinner) かったい、かさ
【賛】khasa
(= m. itch , scab , any irritating disease of the skin L. ; ) かさ
【賛】katth, katthate (-ti)
(= boast, praise, flatter; abuse, blame 恨む、非難する. -- {vi} [[-,]] boast or brag of (instr.), praise, extol; degrade, humble (also C.).) かったい、かさ
---
【民】ERiTu-tal (= 1. to cast upon; to superimpose 〔文字・画像などを別の画像に〕重ね(合わせ)る, as blame; 2. to bend, as a bow; 3. to lift up; 4. to raise; 5. to probe into; to cause to penetrate) うらんだ (+ん)
cf. かったい ハンセン病 leprosy 《病理》
●90. 「鰯の頭も信心から (「鰯」は「いわし」が正しい)」 in 上方いろはかるた
[kavalai, kavarIbhara, kOpAlam] 同音群
【民】kavalai (= 02 1. a rooted creeper; 2. malabar sardine 鰯(イワシ)of beautiful green colour, attaining 7 in. in length dussumieria acuta) かばらい、かぶり
【賛】kavarIbhara
(= m. a fine head of hair Gi1t.) かぶりばら
【民】kOpAlam (= a religious vow to beg on Saturdays in the month) かぶりの
c. sardine に「いわし」似は無かった。しかし、 弱い weak に「かぶり」似は有った。
【民】cOppaLAgki (= 1. lazy, worthless fellow; 2. weak 弱い person) かぶりぎ (c-k)
【民】cavalainejncam (= weak mind) かぶりねにゃさん (c-k)
【賛】avIrya
(= a. weak, feeble.) いわい
●91. 「盲の垣のぞき」 in 上方いろはかるた
[nizcakSus, niroddhavya] 同音群
【賛】nizcakSus
(= mfn. eyeless , blind MBh.) のぞきさん(+ん)
【賛】nakulAndhya
(= n. `" ichneumon-blindness "' , a kind of disease of the eyes Sus3r.) めくらだや
【賛】niroddhavya
(= mfn. to be shut in or confined ; to be enclosed with a fence or hedge MBh.) のぞきみや (h-k, v-m)
【賛】nagaradvAra
(= n. town-gate Hit. ; %{-kUTaka} n. a kind of fence on a town-gate L.) めくらだや
---
【民】kAval (= 1. defence, protection, preservation, keeping; 2. enclosing fence, hedge; 3. surrounding wall, fortification; 4. prison jail;) かきね (v-k, l-n)
【賛】vATa
(= mf(%{I})n. (fr. %{vaTa}) made or consisting of the Banyan or Indian fig-tree or its wood &c. ; m. an enclosure , (either) a fence , wall ,) へいだ
【民】kIkkIyen2al (= onom. expr. signifying (a) chirping, peeping sound 覗き見の時の音, as of chickens (b) screeching, screaming sound, as of birds) かきねの、かきみの、きっきやの
c. 何故、 blind に「かきね」系が無いのか、 peep に「のぞく」系が無いのか不思議。
●92. 「まかぬ種は生えぬ」 in 上方いろはかるた
[mAcikkAlvAr, makhAnna, mukam] 同音群
【民】mAcikkAlvAr-ttal (= to sow 種をまくakatti seeds in the month of ma1ci for raising akatti plants to serve as supports for betel-vines) まかるばる
【賛】makhAnna
(= `" sacrificial food "' , the seed 種 of Euryale Ferox Bhpr.) まかぬ
【民】mukam (= ; 23. full-growth 成長、生える; maturity; ) まかぬ
---
【賛】dhAnA
(= f. corn , grain (originally the grains of seed from their being `" laid "' into and `" conceived "' by the earth cf. 1. %{dhA} , but usually = fried barley or rice or any grain fried and reduced to powder) RV. ; coriander L. ; bud , shoot L.) たね
【賛】parivRdh
(= A1. %{-vardhate} , to grow , grow up , increase Ka1v. : Caus. %{-vardhayati} , %{-te} , to bring up , rear , increase , augment MBh. ; to rejoice , delight (with gen.) Hariv.) はえるだ
●93. 「寺から里へ」 in 上方いろはかるた
[devAlaya, durya] 同音群
【賛】devAlaya
(= m. `" residence of the gods "' , heaven L. ; temple 寺 Pan5c.; %{-pratiSThA} f. %{-pratiSThA-vidhi} m. %{-lakSaNa} n. %{-yo7tsavA7di-krama} m. N. of wks.) てらや (v 無音)
【賛】durya
(= a. belonging to the door or house; m. & f. {A} pl. residence, home 里.) てるら
---
【賛】sadhastha
(= a. being here, present; n. place (of union); seat, abode, home; space i.g.) さとだ
●94. 「来年の事を言えば鬼が笑う」 in 上方いろはかるた
[cAl-ayntA, col(lu), aNNai, cirippANi] 部分同音群
【民】cAl-ayntA (= next year) そる・あいんたー、そる・おにだ
【民】col(lu)-tal (= 01 1. to say, speak, tell, mention, utter, express; 2. to recite, repeat, relate, quote; 3. to dictate, command; 4. to advise; 5. inform; 6. to praise) そる
【民】aNNai (= devil, ghost, goblin (TLS)) おに
【民】cirippANi (= 1. excessive or irrepressible laughter; 2. jest, fun; 3. fidicule) そりっぷおに
●95. 「袖の振り合わせも他生の縁」 in 上方いろはかるた
[kuTuttuNi, koNTimEy, kaTaikkUTTu, kRtAnta] 同音群
【民】kuTuttuNi (= half arm jacker, shirt without sleeves 袖) くつっっに、くっつくに
【民】koNTimEy-tal (= to graze 擦れる(すれる) stealthily in prohibited areas) こんつにー
【民】kaTaikkUTTu-tal (= 01 1. to effect, carry out, as a plan, a programme; 2. to bring to a head as the karma of previous 以前の births; 3. to acquire, gather, secure; 4. to cause death) くっつくだ
【賛】kRtAnta
(= a. causing an end, finishing (f. {I} perished, vanished*); m. matter, cause, conclusion, dogma; fate 運命、縁, destiny, the god of death.) くっつんだ
c. ◎ 100 点、あげる。
●96. 「果報(くゎはう)は寝て待て」 in 尾張いろはかるた
[kalyANavat, kaNpATu, khev] 同音群
【民】cupAvamutti (= perfect ★bliss 完全な至福, absolute deliverance frombirth誤字 from birth attainableby n1a1n6i 出生からの絶対的な救出) かほうはねて --- なんと、そのまんま東?
--
【賛】kalyANavat
(= mfn. happy , lucky L. ; (%{I}) f. N. of a princess.) かりやなほて、くゎはう
【民】kaNpATu (= sleep) かんほーだ
【賛】khev
(= (= %{sev}) , to serve , wait upon Dha1tup.) けほ
c. 要するに、「かほー、かほー、かほー」です。
●97. 「武士は食わねど高楊枝」 in 上方・尾張いろはかるた
[pOrkkaTam, pakuttuN(Nu), paRkutti] 同音群
【民】pOrkkaTam (= the duty of a warrior 〔古代や中世の〕戦士、武士 to fight in battle 合戦の戦いでの武士の義務) ぽーかったむ
【民】pakuttuN(Nu)-tal (= to eat food after feeding the poor, etc. 貧乏人へ食事を与えた後食物を食べる) ぱくったの
【民】paRkutti (= toothpick 楊枝) ぱーくってぃ
●98. 「氏より育ち」 in 上方いろはかるた
[aTi, AdhitA] 同音群
【民】aTi (= 03 1. foot; 2. measure of a foot=12 inches; 3. footprint; 4. metrical line, of which there are five kinds, viz.,; 5. base, bottom; 6. stand, support, foundation; 7. beginning; 8. source, root of words or plants, origin of lineage, ancestry, or family 家系;) うじ
【賛】AdhitA
(= f. the nature or circumstance 環境 of a pledge 担保、抵当、質入れ、質権 Comm. on Ya1jn5.) うじだ
●99. 「義理と褌かかねばならぬ」 in 尾張いろはかるた
[kuRaitIr, kuLicIlai, kuRai] 同音群
【民】kuRaitIr-ttal (= 1. to supply, as one's wants or needs to satisfy; 2. to fulfil, as an obligation 義理、義務 (TLS) ) ぎりてぃる
【民】kuLicIlai (= loincloth フンドシ) ぎりしーらい
【民】kuRai (= 03 1. deficiency, imperfection, want, default; 2. fault, defect, flaw; 3. indigence, poverty; 4. complement, balance, arrears, remainder; 5. dissatisfaction, grievance; 6. vow requiring fulifiment; 7. that which is indispensable 不可欠; 8. business that has to be done; 9. request; 10. needs;) ぎり
〒fundoshi 、ここはアンカー名 ="fundoshi" です。
日本各地のふんどし名称は、ほぼ、古代インド弁由来と判明 (?)。
c. 「ふんどし」は loincloth 引き、にはない。「たふさぎ」は、 garment にある。シュメール語にも有る。
【民】
tEvacutti (= purification of a deity which consists in placing its image on a seat, bathing it, adorning it with
garments, ornaments, etc., and offering in cense, light, etc., one of pan1ca-cutti , q.v.)
たふさぎ (t-g)
【趣】
túg-šà-ga-dù (= : cloth belt or woolen belted
garment (?) ('cloth' + 'stomach' + nominative + 'to mould, shape').)
たふさぎだ (g-f)
c.
フンドシ、有った。 loin cloth [prefix]にしたら、loin-cloth 等もひっかかった。
−各地のフンドシ名−
【民】
vaTTuTai (= 1.
cloth tied round the waist and reaching down the knee 腰周りに結び膝まで届く布; 2. garment 衣服)
ふんどし (+ん)
【民】
varintukaTTu-tal (= to bind tightly; to prepare for work, as by tying one's
loin-cloth)
ふんどし (k 無音)
【民】
tuvarai (= 03
loin-cloth)
てぱ(アイヌ語)
【民】
kOvaNam (= man's
loin-cloth)
こばかま (+か) (盛岡)、カカン (v-k) (沖縄)
【民】
taTTuccuRRu (= 1. waving a salver with lighted camphor before an idol; 2. winding of the
cloth about the
loins without dividing)
てこ(常陸地方)、ててら(徳島地方)、たずな (r-n)(室町時代)
【賛】
palyaGka
(= m. = %{
pary-aGka
} (Pa1n2.) a bed , couch , bedstead Sin6ha7s. ; a
cloth wound round the
loins while sitting on the heels and hams L. ;)
へこ(九州の方言)
【民】
nIcal (=
loin cloth (TLS))
もっこ(l 無音)(長野地方)
[ 【民】
makkiri (= big
basket 籠 (TLS))
もっこ (r 無音) ]
【民】
tArppAyccal (= a mode of wearing
cloth round the
loins in the fashion of the divided skirt)
「特鼻褌」中国大陸(とくびこん (p-k, p-p)、たふさぎ)
【賛】
kaTivAsa
(= m. a
cloth worn round the
loins Hcat.)
こしまき (v-m, s-k)
【民】
kizi (= 03 1. piece; 2. piece of cloth torn off; 2. figure painted on cloth; 4. gold or other valuables tied up in a piece of cloth and exhibited as a prize inviting competition in any work of skill; 5. first fruits of grain tied in a bunch and suspended in a temple or dwelling; 6. strip of
cloth tied round the waist of a memdicant, mendicant's
loin-cloth)
サイジ (k-s)(石川県舳倉島の海女)
【賛】
vasana
(= 1 n. (for 2. see col. 3) cloth , clothes , dress , garment , apparel , attire (du. an upper and lower garment) RV. (ifc. f. %{A} = clothed in , surrounded by , engrossed by i.e. wholly devoted or attached to e.g. to a doctrine Ka1v. Pur.) ; investment , siege L. ; a leaf of the cinnamon tree L. ; (also %{A} f.) an ornament
woris by women round the
loins L.)
ふごめ (s-g) (高知)
c. woris はスペルミス。Google 翻訳は、 works では、と指摘。「女性による腰・股回りの飾り。つまり、女性用フンドシ(?)」。 (s-k-g) 音通は、西洋では良くある。典型的なグリムの法則 ex. シーザー、と、カイザー、の音通関係。
●100. 「身から出た錆」 in 江戸いろはかるた
[svavat, srAva, tuppu] 同音群
【賛】svavat
(= adv. as one's own.) さびだ
【賛】srAva
(= m. flow , (esp.) morbid flow or issue of (comp.) MBh.; (with or scil. %{garbhasya}) miscarriage Ya1jn5.) すらび、でるわ (s-d)
【民】tuppu (= 06 rust) さぷ (t-s)
---
【賛】naija
(= mfn. own , one's own Hariv.) みじゃ
●101. 「屁をひって尻すぼめる」 in 江戸いろはかるた[下品な表現と判定され、差し替えられた歴史を持つ]
[pard, pardate, peruntoTai, vittapeTA] 同音群
【賛】pard, pardate
(= fart 屁.) へーだ、ひって
【民】peruntoTai (= 1. upper part of the thigh; thich part of the thigh; 2. hip 尻) へるんとたい
【民】pai (= 04 1. bag, sack, purse 財布、すぼめる, satchel; ) へー
【賛】vittapeTA
(= or f. money receptacle , a purse Pan5cat.) ひったへーだ
---
【賛】Topara
(= s. small bag, purse.) すぼめ (r-m)
●102. 「火のないところに煙は立たぬ」
[pAcaka, pAgku, pukai, pAyccal] 同音群 or [puRajncol/ kacapucal / tuzAvAram] 多音語
【賛】pAcaka
(= mf(%{ikA})n. cooking , roasting , baking ベイク MBh.; causing digestion , digestive Sus3r. ; bringing to maturity Tattvas. ; m. a cook Gr2ihya1s. , (%{ikA} f. a female cook ; see below) ; fire L. ;) はーか
【民】pAgku (= 01 1. side, neighbourhood; 2. place, location; 3. equality, likeness; 4. goodness; 5. beauty, fairness;) はーく
【民】pukai (= 01 1. smoke, fume; 2. mist, haze; 3. vapour, steam; 4. sign of the guardian of the south east; 5. distance of a yo1jana ; 6. cataract of the eye; 7. distress; 8. flaw in a ruby; 9. incense; 10. gong struck while incense is burnt; 11. a hell) ふかい
【民】pAyccal (= 1. bounding, galloping, rushing; 2. jump, leap, spring, start, bound, prance; 3. springing forth; 4. current, stream, torrent; 5. issue, discharge, gush, as of tears; 6. overflowing; 7. irrigation; 8. butting; 9. disobedience; 10. piercing; 11. sheathing, as a sword; 12. rudeness; 13. an inauspicious position of a house) はーいかる (c-k)
---
【民】karamAlam (= smoke (TLS)) けまーらむ、けむり
c. [別解] ウワサ gossip で引いてみる。
【民】puRajncol (= gossip about the intrigues 〈文〉密通する of lovers; 2. slander) ひがにゃところ (R-g)
【民】kacapucal (= gossip about a secret, tittle-tattle) けむり、けぶり
【民】tuzAvAram (= malicious gossip, slander) たたねーの (V-n)
●103. 「連木で腹切る」 in 上方・尾張いろはかるた
[calukkumolukken2al, cellattonti, curagkamvai] 同音語
【民】calukkumolukken2al (= onom. expr. of thumping sound produced by pestle すりこぎ when husking grain) さるっこもるっけなる
【民】cellattonti (= paunch belly due to luxurious living 豪華な生活による太鼓腹) せらっとんてぃ
【民】curagkamvai-ttal (= 1. to blast rocks; 2. to lay mines under, open a subterraneous passage; 3. to break into a house through a hole cut in its wall 壁の穴を通して家の中を壊す; 4. t undermine 〜の下を掘る、〜の土台を壊す, ruin by insideous means, sap 恥知らずの手段で滅びる) すらかむばい
c. 連木で腹を切る
【読み】 れんぎではらをきる
【意味】 連木で腹を切るとは、不可能なことをしようとすることのたとえ。
【注釈】 「連木」とは、西日本の方言で「すりこぎ」のこと。すりこぎを刀の代わりにしても腹は切れないことから。
『上方(京都)いろはかるた』『尾張(大阪)いろはかるた』の一つ。
●104. 「餅は餅屋」 in 上方いろはかるた
[nIraTai, maNTi] 同音群
【民】nIraTai (= rice-cake 餅 boiled in steam) もち
【民】maNTi (= 03 1. large grain market; 2. shop 店, stall, warehouse; large shop where things are sold wholesale or in a large quantities) もち (N 無音)、もんち、みせ (T-s)
【賛】vIthi
(= or %{vIthI} f. (perhaps fr. %{vI} ; cf. 1. %{vIta}) a row , line Ka1v. Ra1jat. ; a road , way , street MBh. ; a race-course S3is3. ; a market , stall , shop ib. ; a row of pictures , pnpictures-gallery Uttarar. (v.l. %{vIthikA}) ;) もち (v-m)、いち(市)
●105. 「雀百まで踊り忘れぬ」 in 上方いろはかるた
[sunAra, zatin, zuddhaneri, saMsmR] 同音群
【賛】sunAra
(= m. the milk of a female dog L. ; the egg of a snake L. ; a sparrow 雀 L.) すずめ (n-z, r-m)
【賛】zatin
(= a. hundredfold or possessing a hundred 百.) すずめ
【賛】zuddhaneri
(= m. a kind of dance m. ib.) すずめ
【賛】sarvani
rAkRti (= mfn. causing to forget everything BhP.) すずめ...
【賛】saMsmR
(= P. %{-smarati} , to remember fully , recollect (acc. ; rarely gen.) Mn. : Caus. %{-smA8rayati} , to cause to remember , remind of (acc.) 忘れない、覚えている MBh. ; to cause to be remembered , recall to the mind of (gen.) MBh.) すずめ
---
【賛】adhikriD
(= to play or dance over (acc.) MaitrS.) おどくりど
●106. 「京に田舎あり」 in 上方いろはかるた
[nagara, nirga, myakS] 同音群
【賛】nagara
(= n. (m.), {I} f. town, city 都会.) みやこ
【賛】nirga
(= m. a country 田舎、地方, region , district , province L. (cf. Pa1n2.).) みやこ
【賛】myakS
(= cl. 1. P. %{mya4kSati} (pf. %{mimyakSa} , %{mimikSu4h} , %{-kSire} ; aor. %{amyak} Pass. %{amyakSi}) , to be fixed or situated in (loc.) , rest firmly RV. ; to be present , exist 存在する ib. (cf. %{apa-} , %{A-} , %{ni-} , %{sam-myakS}).) みやこ (S 無音)
●107. 「京の夢大阪の夢」 in 江戸いろはかるた
[Atikkam, yathArthaka, Osaka, yathArthaka] 同音群
【民】Atikkam (= 1. profusion, abundance; 2. capital 首都、首位, seat of sovereighty sovereignty 主権、統治権、支配権 (TLS)) おーさかの
【賛】yathArthaka
(= (%{-thA7r-}) mfn. right , true , real (with %{svapna} m. a dream 夢 which is fulfilled) Katha1s.) おーさか
c. インド辞書は、スペルミスだらけである。
●108. 「幽霊の浜風 (「幽」は「いう」が正しい)」 in 上方いろはかるた
[piramakatti, pulina, kOtai] 部分同音群
【民】piramakatti (= 1. murder of a brahmin; 2. sin of brahminicide, haunting and pursuing the murderer; 3. ghost 幽霊 of a murdered brahmin, believed to haunt the murderer) ぴらまかぜ
【賛】pulina
(= m. n. (g. %{ardarcA7di}) a sandbank , a small island or bank in the middle of a river , an islet , a sandy beach (ifc. f. %{A}) MBh. ; the bank of a river (= %{tIra}) Ragh. ; m. N. of a mythical being conquered by Garud2a MBh. ; of a poet Cat.) ぷりな、はま (l 無音)
【民】kOtai (= 02 wind) かぜ
【賛】khazvAsa
(= m. wind , air L.) かぜ
---
【民】AvEcam (= 1. possession by a deity, a spirit or a demon; 2. ghost, spirit; 3. anger, wrath, fury) おばけの (c-k)
●109. 「竿の先に鈴」 in 上方いろはかるた
[takkai, tuGga, zaGku] 同音群
【民】takkai (= ; 7. a piece of pith attached to a fishing rod 竿;) さき
【賛】tuGga
(= mf(%{A})n. prominent , erect , lofty , high MBh. ; chief. W. ; strong W. ; m. an elevation , height , mountain R. (cf. %{bhRgu-}) Hit. ii (v.l.) ; top 先, peak W. ; (fig.) a throne BhP. ;) さき、つき
【賛】zaGku
(= 2 m. (of doubtful derivation) a peg , nail , spike RV. ; a stick Hariv. ; a stake , post , pillar MBh. ; an arrow , spear , dart (fig. applied to the `" sting "' of sorrow , pain &c. ;; the clapper of a bell 鈴, Govardh. (L. also `" the penis ; poison ;) さき、つき
---
【賛】saMdhAna
(= ; mixed or bell-metal (= %{saurASTra}) MW. ; ) すずの
●110. 「闇に鉄砲」 in 上方&尾張いろはかるた
[zyAvyA, tuppAkki] 同音群
【賛】zyAvyA
(= f. darkness. 闇) RV.) てっぽう
【民】tuppAkki (= 1. musket, gun 鉄砲; 2. blight affecting paddy, making its ears fall as if cut off) てっぽうけ
●111. 「かえるの面に水」 in 上方いろはかるた
[kavaTi, kuppuRavizu, kavantam] 同音群
【民】kavaTi (= 01 1. a coarse kind of white millet, unfit for food; 2. cowry; 3. game of leap-frog 蛙) かわず
【民】kuppuRavizu-tal (= to trip and fall forward, to fall flat on the face 面) かわず
【民】kavantam (= 1. headless body; 2. stump of a tree; 3. oil-press; 4. demon; 5. water 水) かわずの
●112. 「負うた子に教えられて浅瀬を渡る」 in 上方いろはかるた
[aMsapRSTha, aTivai, adhI, vizituRai, atideza] 同音群
【賛】aMsapRSTha
(= n. back of the shoulder 肩、背中.) おしへた
【民】aTivai-ttal (= 1. to place one's foot; 2. to began; 3. to begin to walk, as a child 子供; 4. to enter into an affair to have as inward purpose, as unrevealed intent) おしへ
【賛】adhI
(= ; to learn from (a teacher's mouth abl.) MBh. ; to declare , teach 教える S3Br. %{adhI7te4} or (more rarely) %{adhI7yate} (Mn. ; %{adhI7yIran} Kaus3.) to study , learn by heart , read , recite: Caus. %{adhy-Apayati} (aor. %{-Apipat} Pa1n2.) to cause to read or study , teach , instruct: Caus. Desid. %{adhy-Apipa-yiSati} , to be desirous of teaching Pa1n2. ) おしへ
【民】vizituRai (= 1. shore, bank, ford 浅瀬; 2. ghat; ford) おしえ
【賛】atideza
(= m. transfer 渡る, extended application, analogy.) おしえた
●113. 「臭い物に蝿がたかる」 in 上方いろはかるた
[kaTu, kiTai, kSudra, kuzai] 同音群
【賛】kaTu
(= mf(%{vI} and %{us})n. (Un2. ; cf. %{kRt}) pungent , acrid , sharp (one of the six kinds of flavour , %{rasa} q.v.) MBh. ; pungent , stimulating (as smell) , strong-scented , ill-smelling 臭い MBh.) くさい
【民】kiTai (= 02 ; 8. subject matter 物、事, contents;) くさい、こと
【賛】kSudra
(= ; (%{A}) f. (Pa1n2. 4-3 , 119) a kind of bee Bhpr. ; a fly ハエ, gnat L. ; ) くさいだ
【民】kuzai-ttal (= 02 5. to gather 集まる in a lump かたまりっになって, as boiled rice; ) くさい
●114. 「ノミと言えば槌」 in 上方いろはかるた
[palamun2ai, pravac, parumaTTamaTi] 部分同音群
【民】palamun2ai (= a kind of chisel ノミ used by stone-masons 石工) ぷらむない
【賛】pravac
(= P. %{-vakti} (inf. %{-vA4ce} RV.) , to proclaim , announce , praise , commend , mention , teach , impart , explain (with acc. of thing and dat. or gen. of person) RV.; to tell of betray TS. ; to give , deliver (with acc. and dat.) RV. ; to speak , say 言う, tell (with acc. , rarely dat. of person , and acc. of thing) Pras3nUp.) ぷらまち (v-m)
【民】parumaTTamaTi-ttal (= to chisel or hammer roughly ノミと槌を大雑把に指す) ぷらまちまち
---
【民】muLLuLi (= stonecutter's smoothing chisel) のみ (L-m)
【民】tUtai (= 02 a small hammer ハンマー) つち
c. 【解説】鑿を持ってくるように言われたら、鑿を打つのに使う槌もいっしょに持っていくという意味で、気が利くことのたとえ。
●115. 「綸言汗のごとし」 in 上方&尾張いろはかるた
[acati, asveda, icai] 同音群
【民】acati (= 01 voice from heaven 天からの声, utterance 発声、声を発すること of an invisible speaker (TLS)) あせだ
【賛】asveda
(= mfn. not perspiring L. ; m. suppressed perspiration 汗、発汗 L.) あせだ
【民】icai-ttal (= 02 1. to bring about; 2. to bind, tie, fasten; 3. to resemble 似ている; 4. to give lavishly) あせ
cf. 綸言汗の如し(りんげんあせのごとし)とは、皇帝が一旦発した言葉(綸言)は取り消したり訂正することができないという中国歴史上の格言。
●116. 「これにこりよ道才坊」 in 上方いろはかるた
[collikkATTu, tiruppu] 多音語
【民】collikkATTu-tal (= tr. 1. to repeat a lesson 教訓を反復する; 2. to describe, explain, define; 3. to remind one of one's faults; to call to mind one's misdeeds or defects) これこっつ (c-k)
【民】tiruppu-tal (= 01 1. to cause to return; to sennd back; 2. to turn, defect, cause to turn in a different direction; 3. to twist, wring, distort, as a limb; 4. to translate, render into another language; 5. to revise 〈英〉〔試験に備えて〕復習する, as a lesson; 6. to turn upside down, invert; 7. to wind up a clock or watch; 8. to redeem, as a mortgage; 9. to give back, return, restore; 10. to shake, revolve; 11. to cure a disease; to avert a calamity by magic; 12. to send back an evil spirit against one who sent it, by counter magic; 13. to turn over, as the leaves of a book;) どうさいぼう (r-s)、さいぼう
【民】taNNIrppATam (= anything well learnt, as a lesson or science (TLS)) どうさいぼうたむ (N 無音, r-s)
cf. デジタル大辞泉の解説
此(こ)れに懲(こ)りよ道才坊 = これに懲りよというのを口拍子よく言ったもの。
[補説]「道才坊」は当て字。「道斎坊」とも書く。撮棒(さいぼう)に打たれて懲りよ、の意。
c. インド辞書には「道才坊」も定義されていた。
●117. 「こころざしは松の葉」 in 尾張いろはかるた
[kAraNa, kilima] 同音群
【賛】kAraNa
(= a. = {kAra} 1 (---). n. (adj. --- f. {I}) cause, reason, motive 志、動機, first or chief matter or element, substance; ) くりな
【賛】kilima
(= n. a kind of pine 松 (Pinus Deodar cf. %{deva-dAru}) Car. ; m. id. L.) くりま
●118. 「針の穴から天覗く」 in 上方いろはかるた
[pAcam, pOTu, pRSTha, appUcci] 同音群
【民】pAcam (= ; 11. eye of a needle 針の穴; 12. thread; ) ぱーさむ
【民】pOTu (= 04 1. a kind of oven; 2. hole 穴, opening, cleft) ぽーす
【賛】pRSTha
(= ; the upper side , surface , top , height ib. (with %{diva4H} , or %{nA4kasya} , the surface of the sky 空、天空, vault アーチ形の天井[屋根・空間]、円天井(の部屋) of heaven 天空; ) ぱーさ
【民】appUcci (= the game of hiding and suddently appearing be-peep 覗く (TLS)) あっぷーし
--- 次は、ほぼ完全、同源 ---
◆118'. 「葦(よし)のずいから天井のぞく」 in 江戸いろはかるた
[paruSa, pUcai, pRSTha, appUcci] 同音群
【賛】paruSa
(= (f. old {pa3ruSNI}) knotty (reed 葦(よし、あし)), bristly, shaggy (hair); spotted, many-coloured, dirty; piercing, keen, rough, harsh. --m. reed, arrow; f. {pa3ruSNI} cloud, N. of a river; n. sgl. & pl. harsh language.) ぱーしゃ
【民】pUcai (= 03 pith 髄、《植物》〔茎の中心部の柔細胞から成る円柱構造。〕) ぷーさい
c. 言語学的に見て、「天覗く」 と 「天井のぞく」は、完全同一。
●119. 「しはん坊の柿のさね」 in 上方いろはかるた
[piRavittuyar, paTTiluppai, pItabIjA] 同音群
【民】piRavittuyar (= 1. the misery けちん坊 of births; 2. distress caused by bereavement of a brother or sister) ぱらびっつやー
【民】paTTiluppai (= date plum 柿, m. tr., diospyros sapota) ぱってぃるっぱい
【賛】pItabIjA
(= f. having yellow seed 種"' , Trigonella Foenum Graecum L.) ぴーたびーちゃ
---
【賛】tapasvin
(= a. distressed, miserable; devout, pious, doing penance; m. & f. {tapasvinI} an ascetic, a religious man or woman.) しはんぼうな (s-n)
【民】kaTaivAynakki (= great miser お金を使いたがらない人、守銭奴、けち、けちん坊, lit., one who licks the corners of one's mouth) けちんぼーなっき (+ん)
【民】tAn2iyam (= 1. grain, cereals; 2. coriander-seed) たねやん
c. 意味: 『しはん坊』は『けちん坊』のことで、『柿のさね』は『柿の種』のことですから、そのまま解釈すれば、『けちん坊は、役に立ちそうもない柿の種までも、捨てられずに貯め込んでしまう』、とのこと
●120. 「なす時の閻魔顔」 in 上方いろはかるた
[mutalITu, nizal, muSTimukha] 同音群
【民】mutalITu (= ; 6. repayment 返済 of principal amount of a loan) なすと
【民】nizal (= devil 悪魔 (TLS)) にさる
【賛】muSTimukha
(= mfn. having a fist-like face 顔 Pa1n2.) むすとむか
---
【民】aNNai (= devil, ghost, goblin (TLS)) えんま
c. fist-like は、英語辞書にない。fistlike も無い。fishlike 【形】冷淡な 、では、と言われた。
cf. デジタル大辞泉 - 済す時の閻魔顔 - 他人から金品を借りるときはにこにこしているが、返済するときには渋い顔をする。
c. 顔「かお」は、インド語では無い。インド語の face は、【賛】「mukha 向く/ Ana 面(おも)」と【民】「mun2ai 面」。「かお、つら」はシュメール・アッカド語である。多分。 cf. 鼻(はな) 考
●121. 「阿呆につける薬はない」 in 尾張いろはかるた
[abodha, abhyaJj, avuztam, abhAva] 同音群
【賛】abodha
(= m. non-perception ; ignorance , stupidity アホ; (mfn.) , ignorant , stupid ; puzzled , perplexed.) あほだ
【賛】abhyaJj
(= P. to smear , anoint 塗る TS. to anoint one's self: A1. (3. pl. %{abhy@a4Jjate}) to decorate RV. %{-aGkte4} , to decorate one's self TS. (quoted in Pa1n2. ) ; (in Pass. sense ; p. %{-aJjAna4}) to be decorated RV.) あほやにゃ
【民】avuztam (= * medicine 薬) あほだの
【賛】abhAva
(= m. not being, non-existence, absence, want, failure, destruction, death. --{-vaM gam} perish, die.*) あほば
---
【民】tuvAlaicey-tal (= to anoint, smear) つけらせい (v-k)
【賛】nilip
(= P. A1. %{-limpati} , %{-te} (3. pl. aor. A1. %{-alipsata}) , to besmear , anoint (A1. one's self) S3Br. ; to cause to disappear (A1. to disappear , become invisible) RV. AV.) ぬる (p 無音)
【賛】kSIrin
(= ; a variety of acid Asclepias used in medicine L. ; &c.) Sus3r.) くすりの
●122. 「牛を馬にする」 in 尾張いろはかるた
[AmA, un2n2i, AmI] 同音群
【民】AmA (= 01 wild cow 牛, bos gaveus) あま
【民】un2n2i (= 03 1. horse 馬; 2. sage-leaved alangium; 3. Indian lantana, l. sh., lantana indica ;) うんま
【賛】AmI
(= P. %{-minAti} (RV.) to destroy , neutralize , curtail RV. ; to put aside or away , cause to disappear or vanish , displace ; to exchange 交換する RV. ; to put or push out of place TBr.: A1. (impf. %{A74minanta}) to vanish , disappear RV. (p. %{-me4myAna}) to change , alter RV.) あーみー
---
【民】tAri (= 01 1. way, path, road; 2. right mode; 3. exchange, barter) する
【民】mARRErviTutal (= ploughing 耕作する、田畑を耕す。苦労して読み進む、取り掛かる in exchange) のりかへたった (v-k)
c. デジタル大辞泉の解説: 牛(うし)を馬に乗り換える = 歩みの遅い牛を捨てて速い馬に乗り換えるように、不利なほうをやめて好都合なほうに便乗することのたとえ。⇔馬を牛に乗り換える。
c. 「する」を勝手 (?) に「乗り換える」にしている、イイのか?
●123. 「炒り豆に花が咲く (「炒り」は「いり」が正しい)」 in 尾張いろはかるた
[vATTu, vaccirapIcam, vetir, veTi] 同音群
【民】vATTu-tal (= 01 1. to cause to wither or fade; to dry; to scorch; 2. to roast 炒る; 3. to vex, afflict, mortify; 4. to injure; to destroy; 5. to wash, as cloth) いった
【民】vaccirapIcam (= molucca bean 豆, as very hard) いった...
【民】vetir (= 02 1. trembling; 2. open flower 花, blossom) いった
【民】veTi-ttal (= 01 1. to crack, as earthenware; to break, part, as the ground; to split; to burst open; 2. to burst with a noise; 3. to make an explosive noise; 5. to blossom 咲く;) いった
---
【賛】mahAmASa
(= m. a species of large bean Sus3r.) まめしゃ
【民】tekiz-tal (= 1. to be manifest; to shine; 2. to blossom, open, as the mouth; 3. to be full) さく (t-s)
●124. 「子は三界の首枷」 in 江戸いろはかるた
[tukkattirayam, tuk, tUkku] 同音群
【賛】tuk
(= m. child 子, boy.) つく
【民】tukkattirayam (= three 三つの kinds of afflictions) つっかてぃらやむ
【民】tUkku (= ; 13. yoke 軛(くびき), piece of timber shaped to fit a person's shoulders and support pail, etc., at each end; ) つっく
c. 当てずっぽうの参考解。 イイカゲン。三界の英語、全く不明。 three で攻めた。tri.. の近所の単語をとりあえず捜す。子は child, 首枷(くびかせ)は yoke, --- tri... は、child, yoke 側なし。 tuk は有った。ただそれだけ。実にイイカゲン。
【民】kazi (= 04 1. rod, cudgel, staff; stick; 2. wooden peg 杭、くぎ to keep a yoke in place; 3. handle of a tool;) かせ
【民】kiTTikkayiRu (= yoke, ropes, bands) かせかせやる
c. 課す(かす)と、枷(かせ)は、親戚ですね。
●125. 「夜目遠目傘のうち」 in 上方いろはかるた
[kATci, kastu, kaTTapporuL, kuTai, kaitOyvu] 同音群
【民】kATci (= 1. sight, view 眺める; 2. form, apperance; 3. vision of a deity, sight of a great personage; audience; ) かち
【民】kastu (= night-patrol 夜のパトロール) かつ
【民】kaTTapporuL (= useless matter; far-fetched 遠すぎる and hence unacceptable sense 識別不明) かったっぽらる
【民】kuTai (= 02 1. umbrella 雨傘, parasol 日傘, canopy;) くたい、かさ
【民】kaitOyvu (= being within hand's reach 以内、範囲内) かさや
●126. 「蓑売りの古蓑」 in 尾張いろはかるた
[pavitra, pori, para, pavitra] 同音群
【賛】pavitra
(= n. a means of purification , filter 篩(ふるい)、ろ過, strainer , straining-cloth &c. (made of thread or hair or straw ワラ, for clarifying fruits , esp. the Soma) RV. ; Kus3a grass (esp. two KnKus3a leaves for holding offerings or for sprinkling and purifying ghee &c.) S3Br. (ifc. also %{ko} see %{sa-pavitraka}) , a ring of KnKus3a grass worn on the fourth finger on partic. occasions W. ; a purifying prayer or Mantra Mn. ; a means of purifying or clearing the mind RV. ; melted butter L. ; honey L. ; water L. ; rain 雨 or rubbing 擦る (%{varSaNa} or %{gharSaNa}) L. ;) ばんどり(富山弁)、ふるい (v 無音)
【民】pori-ttal (= 02 1. to fry; 2. to parch, toast, as grain; 8. to sell 売る at a low) ほる
【賛】para
(= a. far, distant, different; either in space, i.e. remote, opposite, foreign, hostile--or in time, i.e past, previous, former, ancient, old 古い;) ふる
●127. 「背戸の馬も相口」 in 尾張いろはかるた
[cantuvAcal, ceNTu, cantumantu] 同音群
【民】cantuvAcal (= postern-gate, back-door 裏口、背戸(せど)) さんつばさる
【民】ceNTu (= 01 1. a kind of bouquet; 2. ball used in games; 3. horse-whip; 4. place for training, exercising or running horses 馬, etc.; race-course;) せんつ
【民】cantumantu (= 1. alley, narrow street,; 2. confusion, disturbance; 3. inconvenience from want of adaptation or fitting 適応困難で不便, as of joints; difficulty from multiplicity of engagements) さんつまんつ
●128. 「墨に染まれば黒くなる」 in 尾張いろはかるた
[tIntA, cAyam, samalIkR, CyAmam] 同音群
【民】tIntA (= ink 墨) すみだ
【民】cAyam (= 02 1. colour, tinge, tint; 2. dye 染まる; 3. true colour; real nature; 4. chayroot) さやむ
【賛】samalIkR
(= P. %{-karoti} , to make dirty , stain 染まる、シミになる, pollute , defile Bhadrab.) しみくる
【民】CyAmam (= black 黒) しやーまん
●129. 「類をもって集まる」 in 尾張いろはかるた
[mATTukkiTai, maTTukkaTTu, mUTTagkaTTu] 同音群
【民】mATTukkiTai (= 1. herd 群れ of cattle) もったくったい
【民】maTTukkaTTu-tal (= 1. to form 形作る a judgment after observation; 2. to recognise, identify; 3. to infer; 4. to comprehend; 5. to estimate; 6. to stint, limit; 7. to hinder; to be brought to the normal condition or limits) もったくった
【民】mUTTagkaTTu-tal (= 1. to make a pit or cavity to serve as a crucible for melting metals; 2. to gather 集まる, as clouds; 1. to cover with mud, etc., as a corpse in the funeral pyre; 2. to prepare, fit, arrange; 3. to set going, commence as an undertaking) むったくった
●130. 「貧僧の重ね食い」 in 尾張いろはかるた
[veRRar, pORRi, poru, paruku] 同音群
【民】veRRar (= 1. poor people 貧乏人; 2. worthless persons) へらー
【民】pORRi (= 1. praise, applause, commendation; 2. brahman temple-priest 僧 of malabar; exclamation of praise) ぽーり
【民】poru-tal (= ; 7. to multiply) ぽる
【民】paruku-tal (= 01 1. to drink; 2. to eat 食べる, devour; 3. to enjoy) はらく
●131. 「下戸の建てた蔵はない」 in 尾張いろはかるた
[mAn2ikai, nanu, nirmA, majncu, nanu] 同音群
【民】mAn2ikai (= spirituous liquor 酒) のむかい
【賛】nanu
(= adv. not, by no means, never; ) なぬ
【賛】nirmA
(= A1. %{-mimIte} TS.: AV. Br. ; %{-mAti} Ka1v. (pf. %{-mame} Mn.; ind. p. %{-mAya} Prab. ; inf. %{-mAtum} Ra1jat.) ; to mete out , measure AV. ; to build 建てる, make out of (abl.) , form , fabricate , produce , create TS. ;) にるま
【民】majncu (= 03 storehouse 蔵, granary) まにゃす
---
【民】carakkaRai (= 1. storehouse; 2. treasury; 3. jewel-house ) さらくら、かぐら
●132. 「待てば甘露の日和あり」 in 尾張いろはかるた
[anupA, amRta, amaiti, amai] 同音群
【賛】anupA
(- 2 2. Caus. P. A1. %{-pAlayati} , %{-te} , to preserve , keep , cherish ; to wait for 待つ、期待する, expect.) あぬぱー
【賛】amRta
(= ; anything sweet 甘いもの, a sweetmeat R.;) あめーだ
【民】amaiti (= 1. being attached, joined; 2. nature, as of a thing; 3. abundance, plenitude; 4. occasion, opportunity 機会、好機;) あまいち
【民】amai-tal (= 01 to occur 発生する, happen; 2. to be excellent, glorious (TLS)) あまい
●133. 「野良の節句働き」 in 尾張いろはかるた
[vAraTa, yamam, vin2ai] 同音群
【賛】vAraTa
(= n. a field 畑 L. ; a number of fields L. ; ) やまだ (r-m)
【民】yamam (= ; 6. festival 祭り、節句) やまの
【民】vin2ai (= 1. act, action, deed, work 仕事;) やまい
---
【賛】mAla
(= m. N. of a country, pl. of a people; f. {A} wreath, garland, chaplet, necklace, row, line, collection, esp. of words, dictionary; n. field, garland (only ---).) のら
【民】pATakam (= 01 1. street; section of a village; 2. a Vis2n2u shrine in Conjeevaram; 3. portion of field 畑の区割り; 4. shade; 5. a drum; 6. bank, shore; 7. dicethrow; 8. loss) はたけの
●134. 「遠くの一家より近くの隣」 in 尾張いろはかるた
[tAvat, tivAn2, tApIja, tiraHprAtivezya] 同音群
【賛】tAvat
(= mf(%{atI})n. (fr. 2. %{ta} Pa1n2.) so great , so large , so much , so far 遠くの, so long , so many (correlative of %{yA4vat} ;) たーばっと
【民】tivAn2 (= 1. primeminister, chief officer of a native 親戚 state; 2. head officer of the revenue or financial department) てぃばーん
【賛】tApIja
(= mfn. found near 近く the Tapti1 river Sus3r. iv , 13 , 15 ; (m.?) a kind of gem Npr. ; (n.?) = %{-samudbhava} ib.) たーぴーじゃ
【賛】tiraHprAtivezya
(= m. a near neighbour 隣 DivyA7v. ; (also %{tiraskRta-pr-}).) ちらふらっち...
●135. 「惚れたが因果」 in 尾張いろはかるた
[pari, pAl] 同音群
【民】pari (= 06 1. sense of touch; 2. love 愛、恋, affection; 3. trouble, distress) ほれ
【民】pAl (= ; 12. fate 運命、因果, destiny;) はる
●136. 「陰うらの豆もはじけ時」 in 尾張いろはかるた
[cAyai, kollai, kalluppayaRu, kIL(Lu), kAla] 同音群
【民】cAyai (= 01 1. shadow 影、陰, shade; 2. reflected image, reflection; 3. resemblance, likeness; 4. fame; 5. sin, as following a person like his shadow; 6. region, quarter) かーやい
【民】kollai (= 1. sylvan tract; 2. dryland; 3. uncultivated land; 4. enclosed garden, grove; 5. backyard, open space behind 後ろ側、裏側 and attached to a house; 6. latrine; 7. stool; 8. one who transgresses conventional bounds) こーらい
【民】kalluppayaRu (= a kind of bean 豆 (TLS)) かるぱやる
【民】kIL(Lu)-tal (= 01 to rend, split, tear; to burst はじける、破裂, as the bund, of an overfull tank) きる
【賛】kAla
(= 2 m. (3. %{kal} , `" to calculate or enumerate "') , [ifc. f. %{A} RPra1t.] , a fixed or right point of time , a space of time , time 時、頃 (in general) AV. ; the proper time or season for) ころ(頃)
●137. 「陰陽師身の上知らず」 in 尾張いろはかるた
[mantiravAti, nintam, manute, nanu] 同音群
【民】mantiravAti (= 1. conjurer, sorcerer, wizard, diviner 占い師、陰陽師(おんみょうじ); juggler, magician, one who practises legerdemain; 2. follower of the mantirava1tam religion) まんちらばーてぃ
【民】nintam (= one's own exclusive right 自身の排他的権利、身の上事) みんたむ
【賛】man, manyate, -ti, manute
(= , pp. {mata3} (q.v.) think, believe, [[-,]] imagine; consider as or take for (2 acc., acc. & dat., or acc. & adv. in {vat}), also refl. consider one's self as, pass for, appear as (nom. {niva}); think fit or right, approve of (acc.); think of, meditate on (as in prayer), intend or wish for, remember, mention, declare (acc., r. gen.); find out, invent; perceive, observe, know, understand, comprehend (gen. or acc.). With {bahu} esteem, honour, w. {laghu} disesteem, despise, w. {sAdhu} ({niti}) approve, commend, w. {tRNAya} (cf. above) value at a straw, esteem lightly, w. {na} think nothing of, disregard;) まぬーて
【賛】nanu
(= adv. not, by no means, never; ) なぬ
●138. 「閻魔の色事」 in 尾張いろはかるた
[aNNai, AramaNa] 同音群
【民】aNNai (= devil 鬼, ghost, goblin (TLS)) えんま
【賛】AramaNa
(= n. pleasure , delight , enjoyment TS. S3Br. ; sexual pleasure 性の喜び Gaut.; cessation , pause ; resting-place L.) えらまな、エロな
c. 大辞林 第三版の解説: えんまのいろごと【閻魔の色事】 = 〔恐ろしい閻魔が色事をすることから〕
似つかわしくないことのたとえ。法師の戦話いくさばなし。
●139. 「横槌で庭掃く」 in 尾張いろはかるた
[tUtai, toTu, tuTai] 同音群
【民】tUtai (= 02 a small hammer ハンマー、槌) つち
【民】toTu (= 03 1. field, agricultural land; 2. garden 庭; 3. deceit, guile) つつ
【民】tuTai-ttal (= 01 1. to wipe, wipe off, scour, scrub; 2. to sweep 掃く, brush; 3. to dry by wiping, as wet hair; 4. to polish; 5. to rub, apply; 6. to remove, dispel; to expel, dismiss; 7. to ruin, destroy, obliterate, annihilate; 8. to kill; 9. to relin quish, desert; 10. to exhaust) つたい
---
【民】man2aippaTappai (= house garden) にんわだぱい
【民】perukku-tal (= 1. to cause to increase or abound; to make greater; 2. to fill; to cause to swell and overflow; 3. to dilute with water, as buttermilk; 4. to sweep; 5. to multiply) はく
c. スバラシイ。 ◎ 100 点あげる。
cf. 人に物をあげるの、「あげる」にはどの漢字を使う... ---やはり、そうなんだ。
●140. 「天道人殺さず」 in 尾張いろはかるた
[tattuvan2, tOci, tuTai, tAvant] 同音群
【民】tattuvan2 (= 1. God 神様, as the ultimate reality; 2. Arhat) とっとばーな、てんとう/ 天道 (+ん)
【民】tOci (= unlucky person 不運な人) とーち
【民】tuTai-ttal 01 1. to wipe, wipe off, scour, scrub; 2. to sweep, brush; 3. to dry by wiping, as wet hair; 4. to polish; ; 8. to kill 殺す;) つたい
【賛】tAvant
(= -- {na tAvat} not yet, not at all ちっとも〜しない, {mA tAvat} by no means! {tAvat-yAvat} ) たーばんと
---
【民】kOLizai-ttal (= to kill) ころす
●141. 「芸は身を助く」 in 江戸いろはかるた
[nItha, naija, nAtha] 同音群
【賛】nItha
(= m. leading or a leader L. ; N. of a man MBh. ; (%{nI4thA}) f. way , trick , art 芸、芸術, stratagem RV. ; also= (%{nItha4}) n. a mode in music , musical mode or air , song , hymn ib. ; water L.) にーざ
【賛】naija
(= mfn. own 自分、自身, one's own Hariv.) ないじゃ
【賛】nAtha
(= n. refuge , help 助け、支援 AV.; m. a protector , patron , possessor , owner , lord (often ifc. , esp. in names of gods and men e.g. %{goviGda-} , %{jagan-} &c. ; ) なーざ、内助
---
【賛】sac, sacate
(= ({-ti}), {si3Sakti
, sa3zcaci} ({-te}) be united, have [[,]] intercourse with, deal with, be possessed of or obnoxious to (instr.); belong, be attached or devoted to, attend on, accompany, follow, pursue, visit (acc.); help to (dat.); ) たしゅけた
c. スバラシイ。 ◎ 100 点あげる。
c. 「たすける」という日本語は、インド辞書には痕跡は有るが、スバリは無い。襷(たすき)掛けの cross のタスキは、有る。シュメール・アッカド語にもスバリは無い。
【趣】daḫ, taḫ (= : n., substitute, replacement
v., to add; to multiply; to repeat; to say further; to help (motion into numerousness).) た。 --- 助ける、と、足す、は同一。
【悪】tiklu (= "help, support" M/jB(Ass.), Ug.; esp. in pi. of gods as "helpers"; < takdlu ) ちくる
--- た + くる。はある。 日本で、足す + くる、化された?。のカモ。
●142. 「尻食へ観音」 in 尾張いろはかるた
[kaTi, kaD, karttA] 同音群
【賛】kaTi
(= or {kaTI} f. hip 尻.) かち
【賛】kaD
(= cl. 1. P. %{kaDati} , to be confused or disturbed by pleasure or pain ; to be elated or intoxicated Dha1tup. %{kaDati} , to eat 食べる, consume Vop. %{kADayati} , to break off a part , separate , divide ; to remove the chaff or husk of grain &c. ; to preserve Dha1tup. (cf. %{kaND}.)) かと、くーだ
【民】karttA (= 1. doer, maker, agent, author; managing member of a family; one who performs, as a religious ceremony; 2. subject of a sentence; agent of an action; 3. god 神, as creator; 4. master, chief, lord) かーったー、ゴッド
●143. 「三遍回って煙草にしょ」 in 江戸いろはかるた
[kAlatraya, klath, curuTTuppiTi, kR] 同音群
【賛】kAlatraya
(= n. the three times 三回 i.e. past , present , and future.) かーらとらや
【民】klath, klathati (= turn round 回る (intr.).) くるっと
【民】curuTTuppiTi-ttal (= to smoke cugar, cigarette 煙草, etc (TLS)) くるっとぴっち (c-k)
【賛】kR
(= 1 ({skR}), {kRNo3ti, kRNute3, karo3ti, kurute} ({karati} & {karti}), pp. {kRta3} (q.v.) make, do する, cause or produce anything in or on one's self or others;) くる
---
【賛】dhUpavarti
(= f. a kind of cigarette Ka1d.) たばこだ (v-k)
●144. 「一を聞いて十を知る」 in 尾張いろはかるた
[atridRgja, Azru, AzvAr, adhI] 同音群
【賛】atrid
Rgja (= or m. `" produced by Atri's look "' , the moon , (in arithm. 算数) the number one 数字の1.) いちり..
【賛】Azru
(= P. %{-zRNoti} A1. %{-zRNute} , to listen to ; to hear 聞く; to perceive (with the ear) RV.) いちる
【民】AzvAr (= 1. one who is deep in meditation on the attributes of the supreme being; 2. the ten Vais2n2ava canonized saints 【Vais2n2avaの正統派の聖人10人。】 whose hymns 賛美歌 in praise of Vis2n2u are regarded as sacred scriptures, viz., to whom are added and bringing up the number to twelve; 3. title of jain and buddhist saints, as; 4. Lord) いちばー
【賛】adhI
(= ( %{i}) , %{adhy-e4ti} , or %{a4dhy-eti} (exceptionally %{adhI7yati} RV.) , to turn the mind towards , observe , understand RV. and AV. ; chiefly Ved. (with gen. [cf. Pa1n2.] or acc.) to mind , remember , care for , long for RV. ; to know 知る, know by heart TS.; ) いち
---
【趣】ĝiš...tuku (= : to hear, listen to ('tool' + 'to get, have'). ) きく
【民】teruL(Lu)-tal (= 01 1. to know; to gain true knowledge; 2. to perceive, ascertain, understand clearly; 3. to arrive at puberty, as a girl; 4. to be renowned; 5. to be clear, lucid) しる
【趣】zu, sú (= : n., wisdom, knowledge.
v., to know; to understand; to inform, teach (in marû reduplicated form); to learn from someone (with -da-);
to recognize someone (with -da-); to be experienced, qualified.
adj., your (as suffix).
pron., yours.) し る
●145. 「若いときは二度ない」 in 尾張いろはかるた
[dahara, devAyuSa, dviriDa, dUravibhinna] 同音群
【賛】dahara
(= mfn. (fr. %{dobhra4
}) small , fine , thin ChUp. (v.l. %{dabhra}) BhP. x ; young 若い in age Lalit.) だはら、どぼら
【賛】devAyuSa
(= n. the life-time 生存期間 of a god S3Br.) どばーゆしゃ
【賛】dviriDa
(= mfn. containing the word %{iDA} twice 2回;) どびりだ
【賛】dUravibhinna
(= mfn. `" far separated "' , not related W.) どらびびみな
---
【賛】pAka
(= 1 a. very young, simple, ignorant, stupid, artless, honest. --m. the young of animals, N. of a Daitya.) わけー
●146. 「無芸大食」 in 尾張いろはかるた
[nu, kaiyURRam, nAkkunILam] 部分同音群
【賛】nu
(= , `" by no means "' , %{na4kir@nu4} , no one or nothing at all "' , %{mA4@nu4} , ) む
【民】kaiyURRam (= lit., strength of the arm. skill 芸、技術, ability) げいらむ
【民】nAkkunILam (= 1. hankering for food, as that of a glutton 大食家、暴食家; 2. racklessness of speech) なーくにーらむ
●147. 「大食上戸餅食らい」 in 尾張いろはかるた
[mantAkkin2i, madhupAyin, nIraTai, kallu] 部分同音群
【民】mantAkkin2i (= dyspepsia, want of appetite, anorexia) まんたーきに
【賛】madhupAyin
(= m. `" honey-drinker "' , a bee L.) まつきーん (p-k)
【民】nIraTai (= rice-cake 餅 boiled in steam) もち
【民】kallu-tal (= 01 ; 4. to eat away, as causetic;) くらう
c. causetic は、ミススペル。「caustic 〔言葉・意見・批評などが〕辛辣な、痛烈な」では、と PC から指摘された。
●148. 「憎まれっ子頭堅し」 in 尾張いろはかるた
[mukamuRivu, mukam, muRukkuppaNNu] 同音群
【民】mukamuRivu (= 1. discourteous behaviour; want of consideration for the feelings of others; 2. dislike 嫌い; hatred) にくまれっこ (v-k)
【民】mukam (= 1. face; 2. mouth; 3. entrance, as of a house; 4. backwater; 5. place; 6. head 頭, top;) むかむ
【民】muRukkuppaNNu-tal to be stiff 堅い in manners; to be haughty 我儘) むるっくぱぬ
---
【賛】kaThina
(= mfn. (Comm. ) hard , firm , stiff (opposed to %{mRdu}) ; difficult Megh. ; harsh , inflexible , cruel Kum. ; violent (as pain) Vikr. ; (%{A}) f. crystallized sugar , a sweetmeat made with refined sugar L. ; a species of betel L. ; (%{I}) f. chalk Pan5cat. ; (%{am}) n. an earthen vessel for cooking MBh.; a strap or pole for carrying burdens Pa1n2. (cf. %{vaMza-kaThina}) ; a shovel , scoop L.) かたいな
●149. 「楽して楽知らず」 in 尾張いろはかるた
[laghucchedya, ruj, lakS] 同音群
【賛】laghucchedya
(= mfn. easy 楽、容易 to be cut or extirpated , easily destroyed Pan5cat. (prob. w.r. for %{laghU7cchedya}).) らくしてや
【賛】ruj
(= 2 (ifc.) , breaking , crushing , shattering MBh. ; pain , illness , disease Mn. MBh. ; fracture MW. ; toil 苦労、辛苦, trouble ib. ; Costus Speciosus Bhpr.) らち、らく
【賛】lakS
(= cl. %{lakSate} , to perceive , observe BhP. Katha1s. ; (P. %{-ti}) , to recognise MBh. ; ; to know 知る, understand , recognise by (instr.) or as (acc.) or that &c. (oratio recta with %{iti}) MBh.) らくしゅ
c. 大辞林 第三版 - 楽して楽知らずの用語解説 - 苦労を知らない人は安楽のありがたみがわからない。苦労して初めて安楽さの大切さがわかるということ。楽人楽を知らず。
●150. 「鬼神に横道なし」 in 上方いろはかるた
[caittAn2/ varkkam/ nizal ] or [kaTTANi/ vikaNTai/ mac] 多音語
--- devil 系 ---
【民】caittAn2 (= devil 鬼、悪魔) きっちん (c-k)
【民】varkkam (= 01 1. group of similar things; 2. square of a number, one of at2t2akan2itam , q.v.; 3. devil) よこみち (+ち)、よくない
【民】nizal (= devil (TLS)) なし (l 無音)
--- wicked 系 ---
【民】kaTTANi (= 1. avaricious man; 2. wicked man, vagabond (TLS)) きったに
【民】vikaNTai (= 01 1. frivolous or fallacious objection; 2. refutation; 3. wicked thought) よこみち
【賛】mac
(= (cf. %{maJc
}) cl. 1. A1. %{macate} (pf. %{mece} &c.) , to cheat , be wicked or arrogant ; to pound , grind Dha1tup.) なし
【賛】aghazaMsa
(= (%{agha4-}) mfn. wishing evil , ★wicked RV.) よこしまだ
--- not 系 ---
【賛】katama
(= In negative sentences %{katama} with %{cana} or %{katama} with %{api} = not even one , none at all ) かたま、きじん
【賛】yAgakaNTaka
(= m. `" sacrifice-thorn "' , a bad sacrificer (who does not know the god , metre , glossarial explanation , Bra1hma1n , R2ishi , Kr2it and Taddhita affixes of the Vedic verses) L) よこみちか
【賛】yakSavitta
(= mfn. one whose property is like that of the YnYaksha-tank , one who has merely the guardianship of property and does not make use of it himself BhP.) よこしまだ
cf. 鬼紳に横道なし (by 梅爺閑話)---- 日本人は、この句の解釈を間違っていますね。
本件の言葉遊びは、同音群では無く、同一単語の多音語を並べたものです。なので、
鬼神/ 横道/ なし 、で、「鬼神」とも言うし、「横道」とも言うし、「なし」とも言う、の意味です。
「なし」は動詞の「なし・無し」ではありません。「横道では無い」との解釈は、間違っています。
c. 「鬼紳」は、明らかに、誤字、だと思う。
c. 鬼神が自分で「鬼神に横道なし」というのは、鬼はウソツキなので良いのかも知れない。しかし、普通の人が言うのはマズイと思う。
cf. クレタ人はウソ付きだ (wikipedia)。
●151. 「足元から鳥が立つ」 in 上方いろはかるた
[adhobhUmi/ talaittAL] or [acintita/ tiTIren2al] or [aTu/ naTa/ taRcey/ toTu] 多音語
【賛】adhobhUmi
(= f. lower ground ; land at the foot of a hill.) あしもと (b-m, m-t)
【民】talaittAL (= lit., front of the foot. great personage; before, in the presence of) とりたつ
【賛】acintita
(= mfn. not thought of , unexpected , disregarded.) あしもと
【民】tiTIren2al (= 1. expr. signifying suddenness, unexpectedness; 2. onom. expr. signifying falling, etc.,) とりの
【民】aTu-ttal (= 01 1. to be next, near; 2. to be fit, becoming, deserving; 3. to happen, occur;) あし
【民】naTa-ttal (= 1. to walk, go, pass, proceed; 2. to behave; 3. to spread; 4. to happen, occur, ensue, take place, as performance, occurrence or event; ) もと
【民】taRcey-tal (= 1. to occur in natural course; to prosper by providence; 2. to be advantageous, profitable; 3. to make one's position strong) とりせい
【民】toTu-tal (= ; to occur, happen, come into being) たつ
●152. 「せんちで饅頭」 in 上方いろはかるた
[saMskAra/ nepathyagRha] 多音語
【賛】saMveza
(= m. approaching near to , entrance TS. Br. ; lying down , sleeping Ragh. ; dreaming , a dream W. ; a kind of sexual union L. ; a bedchamber BhP. ; a chair 椅子, seat , stool おまる〈俗〉トイレ、便所、便座、雪隠 L. ;) せんち、せっちん (+ん)、せんちゃ (v-n)
【賛】saMskAra
(= m. (ifc. f. %{A}) putting together , forming well , making perfect , accomplishment , embellishment adornment , purification , cleansing , making ready , preparation , dressing (of food) , refining (of metals) , polishing (of gems) , rearing (of animals or plants) Gr2S3rS. ; cleansing the body , toilet , attire Hariv. ;) せんち、せっちん (r-n)
【賛】nepathyagRha
(= n. a toilet room Ma1lav.) まんじゅうくう (p-n)
c. 辞典: 雪隠(せっちん)で饅頭(まんじゅう) = 空腹を満たすのに場所をかまわないことのたとえ。
また、人に隠れてひっそりと自分だけいい思いをすることのたとえ。
【賛】bhaGga
(= mfn. breaking , bursting (said of the Soma) RV. ; m. breaking , splitting , dividing , shattering , breaking down or up VS. ; ; toilet , fashion (for %{bhaGgi}?) Var. ; ) べんしょ (+ん, G-j)
【賛】praticAra
(= m. personal adornment , toilet , S3i1l.) ふじょう
●153. 「文はやりたし書く手は持たぬ」 in 江戸いろはかるた
[vArNa/ varNadUta/ kakAra/ madanalekha] 多音語
【賛】vArNa
(= mfn. (fr. %{varNa}) relating to a sound or letter 文字、手紙 (in gram.)) ふみ
【賛】varNadUta
(= m. `" letter-messenger "' , a letter , epistle L.) やりたし (N 無音)
【賛】kakAra
(= m. the letter or sound %{ka} TPra1t.) かくて (r-t)
【賛】madana
lekha (= m.*) & {A} f. love-letter 恋文.) もたぬ...、もじの...
----
【賛】yA, yAti (-te)
(= , pp. {yAta3} 1 (--- mostly w. act. mg) go, travel, [[-,]] march, set out, depart, fly, escape, pass, vanish, perish; , dismiss, send out 送る、遣る, drive away, pass, spend.) や
る
【民】kiRukku-tal (= 01 1. to write 書く; 2. to scribble, write, illegibly; 3. to cancel, score out; 4. to feel giddy, to eb delirious, dizzy) かく
【賛】tala
(= ; (m. n.) the palm (of the hand see %{kara-} , %{pANi-}) R. i) て (l 無音)
【賛】nAth
(= ; to have power , be master Dha1tup.:) もつ
c. 故事ことわざ辞典: 【意味】 文はやりたし書く手は持たぬとは、恋文を書きたいが、人に見せられるような文字や文章を書くことができず、代筆を頼むのも恥ずかしいと気をもむ様子。
●154. 「一寸先は闇」 上方いろはかるた
[aRRam, yAyAyam, zyAmatA] 同音群
【民】aRRam (= 1. a little, bit ちょっと、一寸; 2. moment of time; 3. conclusion; 4. truth; 5. termination (TLS)) やみ
【賛】yAyAyam
(= ib.) , to go , proceed 先に進む, move , walk , set out , march , advance , travel , journey (often with instr. or acc. of the way , esp. with %{gatim} , %{mArgam} , %{adhvAnam} , %{panthAnam} , %{padavIm} , %{yAtrAm}) RV. ; ) やみ
【賛】zyAmatA
(= f., {-tva} n. blackness, darkness 闇.) やみだ
---
【賛】truTi
(= f. a little bit, atom; a very minute space of time.) ちょっと
【賛】stigh
, stighnoti, stighnute (= proceed, stride. -- {ati} mount, ascend. {pra} rise.) さき
●155. 「二階から目薬」 上方いろはかるた
[maRumATi, maccu, mattas, nATTam, matti] 同音群
【民】maRumATi (= 1. gable of a house; 2. second storey; 3. ridge; 4. cleft in a mountain) まーまた
【民】maccu (= 01 1. terraced roof, flat-roof; 2. wainscot ceiling; 3. upper story 階; 4. board partition for the gable of a room or boarded enclosure of an upper room; loft under the roof of a house) また
【賛】mattas
(= adv. (= abl. of {ma}) from 〜から me.) またす
【民】nATTam (= 01 1. eye 目; 2. sight; 3. examination, investigation; 4. astrology; 5. a secondary melody-type of the mullai class; 6. beauty; 7. desire; 8. intention, pursuit, aim, quest; 9. suspicion; 10. movement) またの
【民】matti-ttal (= 03 1. to mix, as medicine 薬; 2. to beat; 3. to rub) まっち
●156. 「鬼の女房に鬼神」 尾張いろはかるた
[aNagku, anugantavya, aNukkan2] 同音群
【民】aNagku (= ; 10. devil 鬼; ) おにが
【賛】anugantavya
(= mfn. to be followed (as a husband by a wife 妻 in death) ; worthy of being imitated , to be looked for or discovered Pa1n2.) おにがみや
【民】aNukkan2 (= 1. one who is near; 2. devotee, as near to god 神; 3. one who is intimate; 4. umbrella) おにがみ
---
【民】aNNai (= devil, ghost, goblin (TLS)) おに
【民】aNNi (= 02 elder brother's wife) おに
【賛】amara
(= , f. {A} & {I} immortal; m. a god.*) おに
●157. 「六十の三つ子」 尾張いろはかるた
[SaSTi, tryazra] 同音群
【賛】SaSTi
(= f. sixty 60.) しゃてぃ
【民】titivirutti (= the occasion when the total duration of a titi is more than sixty na1l6ikai) ちちやて
【賛】tryazra
(= mfn. triangular Sus3r. ; n. a triangle Ra1matUp. ; m. a triplet 三つ子 Sa1h.) とりやちら
●158. 「瑠璃も玻璃も照らせば光る」 江戸いろはかるた
[rAjAvarta, ravidIpta, rebhAya] 同音群
【賛】rAjAva
rta (= m. (once n.) Lapis Lazuli 瑠璃 Ba1lar. ; a kind of diamond or other gem) らーじゃーば
るた
【賛】ravi
dIpta (= mfn. lighted or illuminated 照る by the sun VarBr2S.) らび
でぃーぷた
【賛】rebhA
ya (= Nom. P , %{-yati} , to shine 光る, beam A1past.) れば
や
●159. 「豆腐に鎹(かすがい)」 上方いろはかるた
[tuvai, tuvantuvam] 同音群
【民】tuvai-ttal (= 05 1. to dip in, soak; 2. cf. sthu1 . to curdle 凝乳にする、凝固させる, as milk by rennet; 3. to temper, as steel) とうふ
【民】tuvantuvam (= 1. two; pair 一対; couple, as male and female; brace 括弧、かすがい; 2. pair of opposites, as cold and heat, profit and loss, joy and sorrow; 3. complication, as of disease; 4. fight, duel; 5. doubt; 6. union, connection; 7. karma) つばんつばん
---
【民】kuRukkuccaTTam (= 1. cross piece in a frame; 2. brace to connect a pair of rafters ) かーがすったむ → かすがい
●160. 「下駄と焼き味噌」 上方いろはかるた
[kaTu, kUT, kUTTukkUTTu] 同音群
【賛】koza
(= ; a shoe 靴, sandal サンダル L. ; a kind of perfume 香料の一種 Gal. ;) げた
【賛】gandha
(= m. smell , odour (nine kinds are enumerated , viz. %{iSTa} , %{aniSTa} , %{madhura} , %{kaTu
} ,; sulphur ; pounded sandal-wood サンダルの木 Caurap. ;) げた
【賛】kUT
( cl. 10. P. %{kUTayati} , to burn 焼く Dha1tup. ) くーつ、げた
【民】kUTTukkUTTu-tal (= to mix scents in preparing sandal paste 練ったもの、味噌) げったげった
cf. 「下駄に焼き味噌」…京都いろはカルタ。 cf. ビャクダン = sandal-wood
●161. 「縁の下の舞」 上方いろはかるた
[anAsAdita, An2antatANTavam] 同音群
【賛】anAsAdita
(= mfn. not met with , not found or obtained , not encountered or attacked ; not occurred ; not having happened ; non-existent.) えんのした
【民】acaintATu-tal (= to dance 舞う、踊る (TLS)) えんのした (c 無音)
【民】An2antatANTavam (= * ecstatic 熱狂的な、興奮した dance of Siva, as exhibited in the shrine at Chidambaram チダムバラムの神社で展示される) えんのしたんたばん
---
【民】mayiRkUttu (= 1. a dance on one leg 一本足での踊り) まい
cf. 縁の下の舞 【故事ことわざ辞典】 cf. 聖霊会の舞楽
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〒sugoroku ここはアンカー名= sugoroku です。
謎の万葉集 日本語の語源 ‖埋れ木 田中 孝顕
日本語の真実―タミル語で記紀、万葉集を読み解く 単行本
万葉集巻16 3838, 3839
c. ケルン大辞書を使用して、検証する。
田中 孝顕氏の解説には、サンスクリット語の支援が無いので、非常に無理した説明になっている(が、だいたい合っている。田中 孝顕氏は偉いネ。)。
例えば、「すごろく」や「よしののやま」のスバリ発音の単語はタミル辞書には無い。
●「吾妹子が 額に生ふる 双六の こと負の牛の 鞍の上の瘡」3838 雑歌,作者:安倍子祖父,舎人親王,即興,宴席,報償,伝承,誦詠
吾妹兒之 額尓生<流> 雙六乃 事負乃牛之 倉上之瘡
わぎもこが ひたひにおふる すぐろくの ことひのうしの くらのうへのかさ
【民】pAtavam (= 02 hill 丘, mountain) ひたいの、ひたいに
【賛】vadhUdhana
(= n. a wife's private property 私有財産、私有地
男の持ち物◆男性の性器のこと A1pGr2.) ひたひに
【賛】Aruh
(= ; to cause to grow 生える; to plant Katha1s. ;) おうる
【賛】cikuraka
lApa (= m. a mass of hair 毛の集団, tuft of hair L.) すごろく... (c-s)
【民】koTittampaTTan2 (= fat-podded 脂肪-鞘(さや)の sword-bean 刀豆, m. cl., canavalia 《植物》ナタマメ◆学名 ensiformis-turgida 膨らんだ、腫れ上がった【ラテン語】) ことひ、ことひのうしの
【民】uTaivu (= 1. cracking 裂けている, fracturing; 2. breach; 3. defect, discomfiture; 4. debility, weakness; 5. theft, stealing) うしの (v-n)
【賛】karaNa
(= ; organ 器官, instrument; ) くらの
【民】arai (= 01 1. the upper part of the thigh もも、大腿部; 2. part, portion (TLS)) うえ
【民】kaccai (= 02 1. similarity; 2. upper garment; 3. loin cloth 腰巻き (TLS)) かさ
c. チベット語で hair を調べたら、100 点のそのものズバリが載っていた。
【チベ】stu (= vagina, vulva, woman’s 【private parts】女性の恥部) ひたい (s-Φ)
【チベ】skra can (= 1) hairy. 2) Kesin [n. of an asura] [RY]) すごろく
【チベ】skra can (= 1) hairy; 2) Kesin [a [IW])
【チベ】skra can (= mane, hairy [JV])
【チベ】skra can ma (= thief’s flower tree, kind of hairy worm, woman [JV]) すごろくの
【チベ】skra can ma (= 1) hairy; 2) woman; 3) goddess Uma; 4) caterpillar [IW])
【チベ】skra can ma (= 1) hairy. 2) woman 3) n. of the goddess Uma 4) caterpillar [RY])
●「吾が背子が 犢鼻にする つぶれ石の 吉野の山に 氷魚ぞ下がれる」3839 雑歌,作者:安倍子祖父,舎人親王,即興,宴席,報償,伝承,誦詠,吉野,奈良
吾兄子之 犢鼻尓為流 都夫礼石之 吉野乃山尓 氷魚曽懸有 [懸有反云 佐<我>礼流]
わがせこが たふさきにする つぶれいしの よしののやまに ひをぞさがれる
【民】tEvacutti (= purification お祓い、浄化 of a deity which consists in placing its image on a seat, bathing it, adorning 飾る it with garments 衣, ornaments, etc., and offering in cense, light, etc., one of pan1ca-cutti , q.v.) たふさぎ (t-g)
【民】tirupparivaTTam (= 1. a small piece of cloth for dressin an idol 小さな布; 2. temple-cloth tied on the head of a person by the priest, s a mark of honour) つぶれいしの
【民】tuvarai (= 03 loin-cloth 股布) つぶれ
【民】tuvarATai (= salmon-coloured cloth) つぶれいし
【民】tuvarppiTi-ttal (= to hold one by one's cloth and obstruct 〔道を〕塞ぐ、遮る) つぶれいし
【賛】visphUrjana
(= n. gaping 〔亀裂や傷口など〕大きく[ぽっかりと]割れた[口を開けた], opening wide Sarvad.) よしのやま (r-n, j-y)
【賛】pauruSa
(= ; the penis ペニス Sus3r. ; ) ひをぞ
【賛】saGga
(= 1 m. (adj. --- f. {A} & {I}) sticking to 付着, hanging upon ぶら下がる, contact with (loc. or ---);) さが
る
c. たふさき、と、つぶれ、は音感が近い。つぶす、→、たふさぎ。 皆んな同類。
【チベ】'dod bar tshe (= the time of obstruction by passion [IW]) つぶれいし
【チベ】ru shan 'byed pa (= to delineate/ distinguish the gap between … [RB]) よしのやま (r-y, p-m)
【チベ】pho rtags (= male organ, penis [IW]) ひをぞ
〒perplex ここはアンカー名= perplex です。
A- (A'- の解も有った。 i.e.「ヘビに噛まれて(意識不明)」--- まとも過ぎて、逆に面白くなくなった (?)。)
箸墓古墳(はしはかこふん)の名前の由来は、
「則ち箸に陰(ほと)を憧(つ)きて薨(かむさ)りましぬ。乃ち大市に葬りまつる。故、時人、其の墓を号けて、箸墓と謂ふ。(所々現代語)」 ← 日本書紀
【賛】vikSipta
(= ; agitated , bewildered , distraught Sarvad. ;; %{-citta
} mfn. distraught 狂った、狂気の、錯乱状態の in mind Madhus. ;) はしにほとちった (k 無音, +に, +を)
【賛】bhrAntabuddhi
(= mfn. confused or perplexed 困惑・仰天 in mind , puzzled Ka1v.) はしにほとつき (n 無音, +に, h-k)、ほとをつき (b-w, h-k)
【賛】vyathana
(= mfn. greatly disturbing or perplexing MBh. ; n. tottering よろめく, wavering Pa1n2.; alteration , change (of a sound) RPra1t. ; feeling pain. Sus3r. ; vexing , tormenting Dharmas3. ; piercing , perforating (= %{vyadhana}) A1past.) はしに
【民】pEtappaTu-tal (= 1. to disagree; to be discordant; 2. to be bewildered 〔人を〕当惑[困惑]させる) はしほと る
【民】vazitikai-ttal (= 1. to get puzzled by losing one's way; 2. to be confused 混乱した in mind not knowing what to do) はしつき、ほとつき
【民】pataRu-tal (= 1. to be flurried, confused, agitated; 2. to be impatient, overhasty; to hurry) はしる
【民】pEti-ttal (= 02 1. to change, vary, differ; 2. to degenerate, deteriorate; 3. to purge; 4. to be broken, interrupted, frustrated; 5. to become confused; 6. to become changed in mind;) はしった
【民】tikai-ttal (= 01 1. to be taken aback, confused, perplexed, bewildered;) つく
c. (普通の日本人を代表して)いいたいから言うが、「箸で女陰を突く訳無いだろう」 が。
c. 「陰(ほと)を箸で憧(つ)き」、「突き」では、イケナイらしい。 憧 ショウ、[訓]あこがれる --- 何なのコレ?。
cf. 日本神話で「ほと」を突いて死ぬ女が何人かいま... (Yahoo 知恵袋) --- 奥が深い (?)。
B-
c. 「天の服織女(はたおりめ)、見驚きて、梭(ひ)に陰上(ほと)を衝つきて死にき。」 ← 古事記
【賛】vyAmohita
(= mfn. (fr. Caus.) bewildered , infatuated Pan5cat. ; %{-citta
} mfn. confused or perplexed in mind 精神の混乱状態 ib.) ひにほとちって
【賛】vimohita
(= mfn. confused , infatuated , bewitched , beguiled R.) ひにほと
C-
c. 「此の子を生みしに因りて、美蕃登(みほと)炙(や)かえりて病み臥せり。」 ← 古事記
【賛】nirvyAdhi
(= a. free from sickness, healthy 健康.) みほと
【民】vAgku-tal (= ; 19. to break off; 20. to cut off; 21. to strike; 22. to destroy; 23. to abuse, reproach; 1. to bend; 2. to sway, wave; 3. to scatter, disperse; 4. to become lean; 5. to be reduced; 6. to sink, subside; 7. to be exhausted; 8. to cease; 9. to move to one side; 10. to withdraw, retreat; 11. to be opened) やく、やかえ る
c. 美蕃登(みほと)炙(や)かえす = 健康を害す。体調を崩す。
c. A-, B-, C- 3つとも、原意を隠している。記紀の作者も原意を既に知らないのかもしれない。あるいは、知っていたが、お話なので、面白く伝承どおりの漢字にした。
c. 大神対(こた)へて曰(のたま)はく、「言理(ことわり)灼然(いやちこ)なり、吾明旦に汝が櫛笥(くしげ)に入りて居らむ。願はくば吾が形にな驚きましそ」とのたまふ。
【賛】kakSa
(= m. (%{kaS
} Un2. ; cf. %{kac}) , ; objection or reply 返事 in argument L. ;) 応え(こたへ) (S-t)
【民】noTi-tal (= 01 to say, tell 述べる, speak, declare) のた
【民】kaTaippiTi (= 02 1. determination, resolve; 2. certainty, established truth; 3. doctrine, truth firmly believed in as necessary to salvation; 4. attachment, predilection; 5. having in mind what one has learnt with certainty, one of the four kinds of a1t2u1u-k-kun2am ;) 理(ことわり) (t-r)
【賛】vyatibhA
(= A1. %{-bhAte} (pf. %{-babhe}) , to shine forth fully or brightly (used impers.) Viddh.) いやちこ (bh-k)
【賛】kezakA
rin (= mfn. dressing or arranging the hair of the head MBh.) くしげ
【賛】mAGkS
(= cl. 1. P. %{mAGkSati} , to wish , long for , desire Dha1tup.) 願し(ねがし)
【民】kATci (= 1. sight, view; 2. form, apperance;) 形(かたち)
【賛】vidruta
(= mfn. run away or asunder , running to and fro , flown , fled (n. impers.) MBh.; burst asunder , destroyed BhP. ; agitated , perplexed 困惑、動揺する, distraught 〔心が〕かき乱された R. ;) おどるーた
【賛】nu, nU
(= 1 (indecl.) now, still, then, indeed (esp. in questions [[,]] n{khalu}); -ever or -soever (w. a rel., which it makes indefin.); w. neg. certainly not, never. --{nU3 cid
} just now, for ever; never 〜決してしない, never more; ) ましそ (n-m)
c. ついでに、クシナダヒメ、を攻めてみる。 箸(はし) chopstick で攻めたい。インド辞書に未登録、なので、stick で代替。有った。
【賛】kASThakhaNDa
(= n. a stick 杖 , spar 桁(けた), piece of wood 材木 Megh.) くしなだ
c. かがち
【賛】kaukkuTi
kandala (= m. a species of snake ヘビの一種 L. (cf. %{kukkuTA7bha} and %{-TA7hi}.)) かがち、くしなだ
【賛】peSI
(= 2 f. swaddling-clothes RV. (others `" churning-stick 撹拌棒"' ; others `" nurse "' Sa1y. = %{hiMsikA} , %{pizAcikA}).) はし
c. 古代人って、ヘビ、櫛、と、箸、を同一視していますね。
A'-
c. 「はし」が snake に無いか調べていたら、「はしにほとつく」が有った。
--- つまり、「則ち箸に陰(ほと)を憧(つ)きて薨(かむさ)りましぬ。」とは、「ヘビに噛まれて、死んだ」 のことでした。
つまり、インド弁の同音異義語の句で、
@「ヘビに噛まれて意識不明」 A「狼狽した」 B「箸で女陰を突いた」 の3様の意味がある。
【民】piTAravaittiyan2 (= snake doctor, one who cures snake-bites ヘビに噛まれたときの医者) はしにほとやん (r-n)
【民】viSaparITcai (= 1. examining or testing the presence of poison; 2. testing the strength of a poison, as by letting a snake bite one) はしほとさい
【賛】viSavaidya
(= m. `" poison-doctor "' , a dealer in antidotes or one professing to cure the bites of snakes ib. ; N. of wk.) はしほとや
【民】aTakkam (= 01 8. loss of consciousness 意識不明, stupor 〔薬や飲酒などによる〕人事不省、意識もうろう、無意識状態, as from snake-bite;) おつく (m 無音)
【民】atukku-tal (= 01 1. to press with the fingers, as a ripe fruit or boil; 2. to squeeze, pinch, as the stomach in grief; 3. to bite 噛む, as one's lips; 4. to chew; 5. to stuff into the mouth, like a monkey; 6. to slap with the hand, beat with a stick) おつく
【賛】vyad
(= P. %{-atti} , to bite through or on all sides , gnaw , nibble , eat R.) おいち、おおいち
【賛】viSNupaJjara
(= n. a kind of mystical prayer or charm for securing VnVishn2u's favour 神秘的な祈祷や安全祈願のまじない MW. ; N. of wk. ; %{-yantra-vidhi} m. %{-stotra} n. N. of wks.) はしにほにゃちゃら
【賛】pavitrapaThana
(= n. recitation 《宗教》栄唱、頌栄 of a purifying お祓い prayer or Mantra Ma1rkP.) はしにほとの
c. 卑弥呼は、未婚でした。 なのに、大物主神(おほものぬしのかみ)の妻と為る。しかし、旦那に噛まれて死ぬ。
c. また、「箸に女陰を付く」は、同音異義で、おまじないを一心不乱に祈祷する、「祈祷師」の意味を持つ。また、祈祷師 exorcist エクソシスト、のことをタミル語で、「ほと」という。
【民】pEyOTTi (= 1. exorcist 祈祷師; 2. a tree) ほと
■ start : 2018/08/19 追加
c. exorcist のことを、下記とも呼ぶ。卑弥呼に近い名前である。呪い師 charm で引いてみる。
【民】pUcAri (= 1. priest of a village deity; 2. exorcist) ぷーかーり、→ ひみこり、にも読める。
【民】pArvaikkAran2 (= 1. one who effects cures by uttering charms まじないを発して治療をする人; 2. a sorcerer who finds out hidden treasure; 3. estimator, surveyor; 4. superior officer 上官; superintendent 監督) ひみこーらん (v-m)
→ やはり、卑弥呼は、祈祷師/呪い師、だったと言えそうだ。
【フィンランド語】manaaja, henkienmanaaja (= exorcist) ひみこのマジナイジャ (+ジ) from Google 翻訳
c. フィンランド語は、古代ポリネシア語の痕跡を残す。これは、その典型。
【マラーティー語※】पंचाक्षरी /Pan̄cākṣarī/ ぱんしゃくシャリ → ひみこくしゃり
※ (インド西部のマハーラーシュトラ州で話されている言語がマラーティー語です。マラーティー語はインド・アーリヤ諸語に属し、インドに21ある公用語の一つ。)
【チェコ語】vymítač ďábla ひみたこ だぶら
【スロバキア語】Vyháňač diabla ひみこ でぃあぶら
【インドネシア語】pengusir setan ひみこしる せたん
■ end : 2018/08/19 追加
D-
玉櫛媛(たまくしひめ)
「三島湟咋の娘名前を勢夜陀多良姫といい、とても綺麗であるから、三輪の大物主がみそめて、この娘が厠をする時に、大物主が丹塗矢に化け厠の溝を流れその娘の富登をつき刺した。娘は驚いて「イススキ」と叫びながら走り去った。その矢を床のそばに置いたら、矢はたちまち立派な男性に変わったので、娘と結婚し子供が生まれました。この子を富登多多良伊須須岐比賣命と名づけたが、また名を比賣多多良伊須氣余理比賣よって神の子です。」 ← 古事記 cf. 世屋村(せやむら) 宮津市内の旧村
また、『日本書紀』では、出雲の事代主神が八尋鰐と化し三嶋溝樴姫あるいは玉櫛姫のもとに通い、媛蹈鞴五十鈴媛命 (ヒメタタライスズヒメ)が生まれたという記述がある。
【民】vazitikai-ttal (= 1. to get puzzled by losing one's way; 2. to be confused 混乱した in mind not knowing what to do) イススキ、はしつき、ほとつき
【賛】vatsaka
(= ; n. green or black sulphate 《化学》硫酸塩[エステル] of iron L. ; ) いすすき、ほとつき (s-t)
【賛】astrasAyaka
(= m. an iron arrow L.) いすすき (y 無音)
【民】vaNTal (= ; 6. alluvial soil 沖積粘土, capable of retaining moisture and of a light red colour 赤色;) はしの (N 無音, l-n)、はに (T 無音)、べに (T 無音)
【民】pUtai (= arrow 矢) ほと
【民】cE (= 04 1. red, redness; 2. sage-leaved alangium) せ
【賛】va
(= ; an arrow ; ) や
【賛】sarva
loha (= mfn. entirely red 殆ど赤 Mn. ; m. an iron arrow 鉄の矢 L. ; n. (ibc.) all kinds of metal Cat. ; %{-maya} mf(%{I})n. entirely of iron 殆ど鉄 Pan5cat.) せや...
【賛】sarvAya
sa (= mf(%{I})n. entirely made of iron ib.) せや
【賛】tAtala
(= 2 mfn. hot L. ; an iron club L. ; disease L. ; cooking , maturing L. ; heat W.) たたら
【賛】dhIna
(= (?) n. iron 鉄 L.) たま
【賛】kUTa
(= ; an iron mallet 鉄製木槌 MBh.; ) くし
【賛】vAtarddhi
(= (for %{-Rdhi
}) m. (also written %{vAtardi}) a sort of cup made of wood and iron , (or) a wooden vessel with an iron stand L. ; a mace or iron-bound club W.) ほとたたらだ、いすず
【賛】aSTadhAtu
(= m. pl. the eight metals collectively (as gold , silver , copper , tin , lead , brass , iron , and steel). ) いすず
【賛】vahni
loha (= or n. `" fire-like iron "' , copper W.) ワニ
ろは
【賛】vajra
(= m. n. `" the hard or mighty one "' , a thunderbolt 稲妻; ; a kind of hard iron or steel L. ; ) ワニ (r-n)
【民】veNNeyccuRA (= 1. batten fish, silvery shot with purple, attaining 18in. in length, callichorous binaculatus ; 2. malabar shark, deep greyish brown shot with purple, attaining 20 in. in length, callichorous malabaaricus) わに..
---
【賛】puSpapat
tra (= m. `" flower-feathered "' , a kind of arrow L.) はしほと
【民】puSpabANa (= m. E. of the god of love (the flower-arrowed).) はしほばな
c. 「古代人の言葉遊び」:玉櫛媛(たまくしひめ)は、鉄生産の一族の娘。出雲の事代主神はワニに化けて接近、三輪の大物主は、赤い矢に化けて接近。ワニ、赤い矢、共に鉄の象徴物。ワニは、稲妻と鉄の象徴で、稲妻は矢とも親戚。しめ縄は、ヘビと紙垂(しで)[稲妻]の象徴。「箸に女陰突き」、も「イススキ」の言葉遊び。
玉(たま)、櫛(くし)、富登(ほと)、多多良(たたら)、伊須須岐(いすすき)、五十鈴(いすず)...等全て、iron, arrow, red の同音異義語。
【賛】vajra
(= m. n. `" the hard or mighty one "' , a thunderbolt 稲妻; ; a kind of hard iron or steel L. ; ) ワニ (r-n)
【賛】astrasAyaka
(= m. an iron arrow L.) いすすき (y 無音)
【民】vazitikai-ttal (= 1. to get puzzled by losing one's way; 2. to be confused 混乱した、狼狽 in mind not knowing what to do) イススキ、はしつき、ほとつき
c. 「Vajra ヴァジュラ」 とは、日本語名 「金剛杵(こんごうしょ)」 ここで、杵(きね)。 要するに、握り部のみの棒の両端に包丁が付いた古代武器が大元、みたい。非常に危険なキチガイ武器。
この武器の前身の円盤状の武器とは、チャクラム(チャクラ)【古代インドで用いられた投擲武器の一種】。多分。
以下、ケルン大インド辞書の抜粋:
【賛】vajra
(= m. n. `" the hard or mighty one "' , a thunderbolt (esp. that of Indra , said to have been formed out of the bones of the R2ishi Dadhi1ca or Dadhi1ci [q.v.] , and shaped like a circular discus , or in later times regarded as having the form of two transverse bolts crossing each other thus x ; sometimes also applied to similar weapons used by various gods or superhuman beings , or to any mythical weapon destructive of spells or charms , also to %{manyu} , `" wrath "' RV. or [with %{apAm}] to a jet of water AV. ; also applied to a thunderbolt in general or to the lightning evolved from the centrifugal energy of the circular thnthunderbolt of Indra when launched at a foe ; in Northern Buddhist countries it is shaped like a dumb-bell and called Dorje ; see MWB.;; ; a kind of hard iron or steel L. ; ;; ; shaped like a kind of cross (cf. above) , forked , zigzag ib. [Cf. Zd. {vazra} , `" a club. "'] ) RV.;
訳: "the hard or mighty one 非常に堅い、または、強力なもの" の意。雷(かみなり・いかずち)、稲妻。【特にインドでは、ダティチャ又はダティチの骨から作られたと言われている。そして、形は「丸い円盤状」だった、後の時代には、稲妻がクロスしたエックス「X」の形をしているとみなされたこともある。また、色々な神や古代人により使用された似たような武器だったとみなされる。また、呪いや呪術を破壊する神話的武器でもある。"wrath 天罰、復讐、報復" の意味もある。敵に対し発射された時、円状の稲妻の遠心力のエネルギーで光が出る。北部仏教徒の国では、その形はダンベルの様で、「Dorje ドルチェ」と呼ばれている。;;; 硬い鉄や鋼鉄の一種 ;;; クロス状、フォーク状、ジグザグ状の形の代名詞。"a club. こん棒"。】) ヴァじゅら、ワニ (j 無音, r-n)
★ 出雲の遺跡の銅剣の「X マーク」は、ワニ、と関係ある?。
■出雲の神話
c. ワニ、は、海・川の移動物の象徴だと思う。多分、ボート・船。
【賛】vahana
(= mfn. bearing , carrying , conveying (see %{rAja-v-}) ; n. the act of bearing , carrying , conveying , bringing MBh. ; the flowing (of water) Nir. ; a ship , vessel , boat ボート Katha1s. ; the undermost part of a column , Va1rBr2S. ; a square chariot with a pole L.) ワニ
【賛】vijanyA
(= f. a woman that is about to bring forth a child , pregnant 子供を育てようとしている女性、妊娠中の女性 Pa1rGr2.) ワニ
cf. 事代主神はこの木津川・淀川を通って、三島の溝咋姫のところ(現・三島鴨神社&溝咋神社)へ通っていたといわれ、上記山城国風土記の建角身命と同様に、木津川・淀川ラインを使用しています。
日本書紀では、「事代主神化爲八尋熊鰐 通三嶋溝樴姫 或云 玉櫛姫 而生兒 姫蹈鞴五十鈴姫命 是爲神日本磐余彦火火出見天皇之后也」とあり事代主神が八尋鰐と化し玉櫛媛のもとに通い、生まれた媛蹈鞴五十鈴媛命が日本磐余彦火火出見天皇(神武天皇)の后となったと記されている。
cf. 和邇 [wikipedia] : ところがその言葉を不思議に思われて、今盛んに子をお産みになる最中に覗いて御覽になると、八丈もある長い鰐になつて匐い(はらばい)のたくつておりました。そこで畏れ驚いて遁げ退きなさいました。しかるにトヨタマ姫の命は窺見なさつた事をお知りになつて、
c. 因幡の白うさぎ、も、インド弁だと思う。白兎海岸の白兎礫層2(はくとれきそう)や郡家礫岩層1の写真を見ると、皮を剥がれたウサギの feeling がする。 そこで、rock 岩、のインド語をチェックしてみる。
【民】aTukkam (= 1. ledge 《地学》〔崖などの〕岩棚 of rock, stratum 地層、階層、層。皮膚層 of stone; 2. bed (TLS)) ウサギの
【民】azaku (= 1. beauty, comeliness; 2. happiness; 3. excellence; 4. choice of plain words and proper rhythm; 5. rock candy 〈米〉氷砂糖) ウサギ
〒onogoro ここはアンカー名 = onogoro です。
c. 【国産み・神産み】 (←馬鹿サイト) 『水蛭子(ひるこ)』・『アシハマ※』と呼ばれる不具の子の誕生は二人も予想外だったため、何がいけなかったのかと別天津神たちに相談することにした。
「アシハマ」は探したがインド辞書には無かった。---- 良く調べたら、 ※ 「アハシマ」 とwikipedia には書いてある。実にイイカゲン。馬鹿サイトである--- 普通気が付くだろうが。 review してないのか。
「アハシマ」はインド辞書に有った。
【民】piLLaikarai-ttal (= to cause abortion 流産を引き起こす) ひるこ (rai 無音)
【民】piLLaivizutal (= miscarriage 流産, abortion 流産) ひるこ.. (v-k)
【賛】vibhISaNa
(= mf(%{A}) n. terrifying , fearful , horrible RV. ; bullying or blustering (as language) MW. ; m. miscarriage, abortion MBh. ; ) あはしま
【民】avappiracavam (= * abortion after six months) あはしま
c. 流産 abort, miscarri には合った。 不具 paralysis 系に は無かった も有った。
【賛】varuNagra
ha (= m. `" seizure "' by Varun2a "' , paralysis 身体不自由 L.) ひるこ (N 無音, gra-k)
【賛】vyaGgin
(= mfn. deficient 欠けた、不足した、不完全な、不十分な in limb 肢、手足, deformed 奇形, crippled 肢体[手足]の不自由な MBh.) アハシマ (Gg-j-s)
【賛】apogaNDa
(= mfn. ; having a limb too many or too few L.) アハシマ (g-j-s, ND-m)
c. 【国生み神話】イザナギノミコト(男神)とイザナミノミコト(女神)が、国生みの際に、「天の浮き橋(あまのうきはし:天と地を結ぶ宙へ浮く橋。神はこの橋を渡って地へ降りるとされる。)」に立ち、天の沼矛(ぬぼこ)をまだ何も出来ていない海原に下ろし、「こをろこをろ」とかき回し矛を持ち上げると、滴り落ちた潮が積もり重なって島となった。これがオノゴロ島である。
なお、『古事記』では淤能碁呂島(おのごろじま)、『日本書紀』では磤馭慮島(おのころじま、初字は「石殷」で一字)と表記する。
c. 色々チェックしたが、最終解は次。「おのごろ」は、 feeling としては「岩ゴロゴロ」である。なので、 rock 岩を引く。
【民】veNNeykkal (= ball of rock 岩 standing on a hill 丘の上に立っている岩のボール, rocking stone 傘岩、ゆるぎ岩) おのごろ
【民】aNaikkal (= upright stones in a dam ダムの中の垂直石 (TLS)) おのごろ
【民】Amaikkal (= hexagonal 六角形の tile or stone for flooring 六角形の床タイル) おのごろ
【賛】anaGgarati
(= f. joy of love 愛の喜び; a woman's name.) おのごろだ
--- 古代人は、言葉のお遊びしてますね。
【賛】anaGgakrIDA
(= f. anaGgakrIDA f. amorous なまめかしい、色気がある play 恋する遊び;) おのごろだ
【賛】anAcaraNa
(= n. non-performance of what is right or customary 正しいこと、習慣的なことからハズレている、, improper behaviour 不適切な行動; misconduct.) おのごろな
【賛】anAkArita
(= mfn. not claimed 主張出来ない, not exacted 賞賛されない.) おのごろた
【賛】anAkAra
(= mfn. shapeless 形がない.) おのから、おのごろ
【賛】anAkula
(= mf(%{A})n. not beset ; not confused , unperplexed , calm , consistent まとも、整合性の有る, regular 正常、整然とした.) おのくら、おのごろ
c. 古代人はかなりの暇人ですね。インド弁の「おのごろ」の似を見繕ったもの(同音異義語群)が上記である。つまり、この物語は、インド弁のお勉強の同音異義語の教科書を兼ねる。「犬も歩けば棒に当たる」が「イヌにイヌればイヌにイヌる」とのインド弁発音になる、のと同類の言葉のお遊びの結果だと分かる。
--- つまり、「おのごろ島で、おのごろだ、の行為をしたら、最初のやり方は、おのごろな、だったため、おのごろた、や、おのから、のが生まれた。しかし、やり方を変えたら、おのくら、が生まれた。」 だって。
---
【賛】carAcara
(= 1 a. movable, stirring かき回す.) こをろこをろ
c. 沼島(ぬしま)にある矛先のような形をした高さ約30mの屹立する巨岩「上立神岩(かみたてがみいわ)(写真付き)」が、rocking stone 傘岩、そのまんま東、ですね。---- 古代人が、この岩を見てインド弁で 「オノゴロ」 と言ったのです。cf. 上立神岩の地図、淡路島の南端右側沖
(rocking stone とは、を、Google の海外の写真で見たが、いわゆる、グラグラ巨石ですね。上立神岩がこれに該当するかは、少し疑問。でも 30m も有るので、大き過ぎて通常の巨石などとは比較にならず、大きさのみで既に勝っている。なので、古代人も rocking stone とみなした、と思う。)
cf. 沼島 (wikipedia) --- 灯台の写真の下に地図もアリ。
c. 仁徳天皇は、吉備の国への船旅で、(行きか、帰りのうち1回は)少なくとも淡路島の南の鳴門海峡コースを取ったことが分かる (?)。
c. 淡路島、沼島の皆さん、に、この結果を捧げます。--- 言語学からの科学的証明です。
c. 古事記 下巻、仁徳天皇の歌。原文/口語訳
『淤志弖流夜(おしてるや)、那爾波能佐岐用(なにはのさきよ)、伊傳多知弖(いでたちて)、和賀久邇美禮婆(わがくにみれば)、阿波志摩(あはしま)、淤能碁呂志摩(おのごろしま)、阿遲摩佐能(あじまさの)、志麻母美由(しまもみゆ)、佐氣都志摩美由(さけつしまもみゆ)』
『押してるや、難波の崎から出で立ちて、我が国見をすると、アハ島 オノゴロ島 アジマサの島も見える、サケツ(先つ)島も見える。』
【民】aracamATam (= chowli chawli bean ササゲ(黒目豆)、大角豆、(TLS)) あじまさの (r 無音)
c. つまり、ササゲ(黒目豆)は小豆(あずき)の親戚。なので、アジマサの島は、「小豆島(古代には「あずきしま」と呼ばれ、その後中世までは「しょうずしま」と呼ばれた)」のこと。
c. 「アジマサ島」では無く、「アジマサの島」とハッキリ言っている所が、 very goo ですね。
【賛】sakAza
(= m. presence; acc. towards, to; loc. before 前、前方, near, at; abl. & {-tas} from; lit. to, in, & from the presence of (gen. or ---).) さけつ
c. もっと先の島、も見える、の意。あるいは、世界で最も幅の狭い海峡の土渕海峡(どふちかいきょう)を隔てた、小豆島左隣の「前島(まえじま)」をズバリ指すのかもしれない。
c. 「アハ島」は、紀淡海峡の2つの大きな島の左側の沖ノ島(おきのしま)左沖の小さな「神島(旧名:淡島)」を指す。対岸の和歌山県加太にある淡嶋神社は、神島が発祥の地とされる。--- 尚、淡嶋神社を対岸の紀州に移転させたのは、仁徳天皇自身である。
c. つまり、船で大阪湾から淡路島右回り南下コースをとると、まず紀淡海峡の「神島」が見える、次に、淡路島の下に「沼島」が見える、そして鳴門海峡を渡ると、左手に「小豆島」が見える、コースによっては、小豆島左の「前島」も見える。
c. 古事記・下の、漢字がオカシイ。阿遲摩佐能(あじまさの)、志麻母美由(しまもみゆ)、の漢字が乱れている。島は、他は皆、「志摩」なのに、ここだけ「志麻」 why?。阿遲摩佐能(あじまさの)、は、あずきの、だったんじゃないの?。例えば、阿遲寄佐能、寄を摩にしたために、後ろの「志摩」の「摩」を「麻」にして区別した。この浅はかなミスで「志摩」の字の統一性がくずれた。また、万葉仮名の割当漢字の表をみると、「遲」は「ジ」ではなく、ダ行の「ヂ」の である。ちなみに「豆」の漢字は万葉仮名の「づ」である。
【小豆のよみ】は、「小豆」は「あづき」と読まれたことがわかる。だって。
【賛】aticatura
(= a. very quick 非常に速い.) おしてる
◎ 100 点 --- 難波の枕詞 (未詳) --- 何で未詳なの?
【賛】vidyAdhara
(= ; %{-ya
ntra} n. an apparatus for sublimating quicksilver 水銀昇華装置 Bhpr. ; ) おしてる、おしてるや
【賛】vRddhazravas
(= (%{vRddha4-}) mfn. possessed of great swiftness 迅速性を所有 RV. ; m. N. of Indra Va1s. ; of a Muni Cat.) おしてるや (v-y)
【賛】vyathita
(= a. wavering 荒い波, agitated, disturbed, distressed; n. agitation, pain, harm.) おして
るや
【賛】AdhUta
(= mf(%{A})n. shaken , agitated Ragh. ; disturbed , trembling R.) おして
るや
【賛】nRdhUta
(= (%{nR-}) mfn. shaken about or stirred by men (as the Soma) RV.) なると、鳴門だ
【賛】mAtha
(= m. ( %{math}) churning , stirring W. ; hurting , killing , destruction S3atr. ; illness , disease L. ; a way , road L. (cf. %{mATha}). ) なーと、まぜ
る
(古事記・国産み:二神は続けて6 島を産む。 2. 小豆島(あづきじま):小豆島
[別名は大野手
比売(おほのでひめ)])
【賛】vRSAkara
(= m. a kind of bean 豆, Phaseolus Radiatus L.) あづき
【民】Ucittakarai (= * shrubby bean, m. sh., phaseolus psoralcoides ;) あづき
【民】acakAmikam (= a kind of black bean (TLS)) あづき ...
【賛】anumASam
(= ind. like a kidney bean インゲン豆のような, (g. %{parimukhA7di} q.v.)) おほのでの・大野手の (S-d)
(anumASam 大野手の 、と、aracamATam あじまさの、はよく見ると、似ている。)
【賛】mASa
(= m. bean; a small weight of gold (also {mASaka} m. n.).) まさ
【民】uttamatAn2am (= gift of betel 檳榔(びろう)、椰子(やし) leaves and nut 檳榔の葉と実の贈り物 (TLS)) アジマサもの
● 参考 --- 【民】Akan2Ami (= field bean (TLS)) 赤豆
c. 「あじまさ」は、aracamATam のことだと思いますが、feeling としては、豆(まめ)のことをサンスクリット語で MAsa まさ 、とも言うので、仁徳天皇や当時の人は 「あずきまさ(= アズキ豆)」=「あじまさ」と言っていた (?)。も解釈可能です。
@ = アハ島 --- 神島
(赤丸◯ の中の白い島は、沖ノ島(おきのしま)。アハ島は、この地図では小さ過ぎて見えない大きさ。)
A = オノゴロ島 --- 沼島
B = アジマサの島 --- 小豆島
C = サケツ島 --- 前島
Google 地図 ← この地図で、細かい所を確認して下さい。
(マウスを引きずると移動。マウスホイール回転で、縮小・拡大。)
cf. 私の古代史論 『オノゴロ島祭祀=前方後円墳祭祀起源説』 by 淤能碁呂太郎(おのごろたろう) 2015/11/05 【小呂島 説】
cf. らぶ福岡 神に愛された島? 【能古島 説】
cf. 国生み伝説の家島諸島・西島 天の御柱・コウナイの石紀行 or cf. コウナイの石と家島 【家島 説】
【民】aNaikkal (= upright stones in a dam ダムの中の直立石(TLS)) おのごろ
【民】aNaikkAran2 (= * watchman of an anicut 〈インド〉〔灌水用の〕ダムの見張り番) おのごろの
【民】aNaikOlu-tal (= to form an embankment (TLS) 土手、(護岸)堤防、盛り土を築く) おのごろ
c. 上記3つの「おのごろ」は、堤防の watchman 警備員・見張り番、つまり、防人(さきもり)の意味を持つ。「能古島は、奈良時代には島北端の也良岬(やらみさき)に防人が設置される。」なので、「おのごろ」の島、と言えなくも無い。
c.島の名前が、北九州と紀淡海峡で同一のものが有る。ex. 沖ノ島、地島。どっちかがどっちかを意識的に copy している。イイ迷惑 (?)。
c. 福岡県宗像市にある「沖ノ島」(ユネスコ世界遺産)--- 沖津宮が建つ黄金谷という奥行約100mの小谷地形に12個の巨石(A〜L号と呼称)--- rocking stone としては、この島も該当。
c. 家島説は、巨石の写真が、海外の rocking stone の典型とソックリである。 なので、この島も該当する。
また、シュメール語で「家」の発音は、「え」であり、「いえ」の発音のご先祖である。
【趣】é (= : house 家, household; temple; plot of land ) え、いえ
■ 灌漑(かんがい)の治水と、「おのごろ」 ---- 天沼矛(あめのぬぼこ)とは、本来は、沼の水抜き用の道具だと思う。
(だから、極端なことを言うと「おのごろ島」なる象徴は、各地に沢山あって良い。 (?))
【民】ARRukkAl (= channel for conducting water from a river for purposes of irrigation 灌漑) おのごろ (r-n)
【民】aNaikkaTTu (= 1. anicut, dame for regulating the flow of an irrigating channel; 2. embankment, dyke) おのごった
【民】nIrppAyccal (= 1. irrigation from a river, streeam, etc.,; 2. discharge 排出、水抜き of serum from a sore, of water from the eyes, of mucus from the nose) ぬぼこ (c-k, l 無音)
【民】ErivAriyattAr (= local committee of ancient times which functioned as a supervising body over tanks and irrigation タンク(溜池等)と灌漑の監督機関として機能した古代の地方委員会) あおによし (r-n)
【民】arunIr (= water in a public reservoir available for irrigation) あおに
【民】Eri (= 1. large tank, reservoir for irrigation, lake 湖;) あり
【民】yAttAr (= close friends 緊密な友) よし
cf. 古代奈良盆地の河川と溜池に関する 若干の歴史地理 ... - 奈良大学リポ
cf. 地形で見る古代史〜奈良って川がたくさん!
c. 1. 吉備児島(きびのこじま):児島半島
別名は建日方別(たけひかたわけ)
【民】karuvai (= 01 millet straw) きび
【民】kampu (= 02 1. bulrush millet; 2. itali millet) きび
【民】takkai (= ; 8. dried stalk of great millet or castor plant, used as tinder; ) たけ
【民】tuvaraiccivappiRugku (= a kind of maize or great millet (TLS)) たわけ、
2. 小豆島(あづきじま):小豆島
別名は大野手比売(おほのでひめ)
3. 大島(おほしま):周防大島
別名は大多麻流別(おほたまるわけ)
4. 女島(ひめじま):姫島
別名は天一根(あめひとつね)
【民】ampANi (= * sharp head of an arrow 矢じり) あめひ
【賛】paJcamu
kha (= mf(%{I})n. 5-faced or 5-headed (also applied to Praja1-pati) KaushUp. ; m. N. of S3iva L. ; a lion L. ; an arrow with 5 points R. ; (%{I}) f. Gendarussa Vulgaris L.) ひとつね
5. 知訶島(ちかのしま):五島列島
別名は天之忍男(あめのおしを)
【民】turOkam (= 1. harm, evil; 2. crime, heinous offence, wrong, sin; 3. perfidy, treason, treachery, ingratitude, of which there are five kinds, viz, ira1ca-t=turo1kam, cuva1mi-t-tturo1kam, kurru-t-turo1kam, in6a-t-turo1kam, pitir-t-turo1kam ; 4. cheating, deceiving) ちかの
【民】ainnURu (= five hundred 500) あめの
6. 両児島(ふたごのしま):男女群島
別名は天両屋(あめふたや)
【賛】yugmApatyA
(= f. one who is the mother of twins 双子の母 Katha1s.) あめふたや
〒fire ここはアンカー名 = fire です。
c. カグツチとは、記紀神話における火の神 wikipedia。『古事記』では、火之夜藝速男神(ひのやぎはやをのかみ)・火之R毘古神(ひのかがびこのかみ)・火之迦具土神(ひのかぐつちのかみ;加具土命)と表記される。また、『日本書紀』では、軻遇突智(かぐつち)、火産霊(ほむすび)と表記される。
【民】vakku (= 02 being singed or burnt; being roasted) やぎ、焼く
【民】karukku-tal (= 01 1. to burn, scorch, tan, darken by heat; 2. to toast, fry parch, boil; 3. to burn up consume; 4. to harass; to abuse) かぐ、かが
【賛】cUS
(= P. boil, burn, be inflamed; C. {cUSayati} suck up. {sam} P.) つち
【民】cUTu (= 03 1. that which is heated, burnt, roasted; 2. burn, scald; 3. heat, warmth, feverishness; 4. fomentation;) つち
【賛】zikhAvat
(= mfn. flaming , burning 燃えている S3is3. ; pointed Kull. on Mn. ; m. fire Kir. ; a lamp W. ; a comet or the descending node L. ;) やぎはやを (z-y)
【民】viLakkukkuccOrUTTu-tal (= to make an offering of boiled rice before a burning lamp in thanks-giving to the God of fire 火の神への感謝のために、燃えたランプの前に炊いた米を供える, on gathering the first sheaves 最初の束で火を付けたランプ) ひのかぐつち (L-n, c-t)
c. 久延毘古(くえびこ)は、日本神話に登場する神。
大国主の国づくりの説話において登場する。『古事記』によると、大国主の元に海の向こうから小さな神がやって来たが、名を尋ねても答えず、誰もこの神の名を知らなかった。するとヒキガエルの多邇具久が「久延毘古なら、きっと知っているだろう」と言うので、久延毘古を呼び尋ねると「その神は神産巣日神の子の少彦名神である」と答えた。
さらに古事記では「久延毘古とは"山田のそほど"のことである」と説明されている。「山田のそほど」とはかかしの古名であり、久延毘古はかかしを神格化したもの、
【民】kAvaRpuri (= 1. scarecrow かかし made of twisted or plaited straw; 2. straw rope thrown over a heap of grain in a field to protect it from demons) くえひり → くえびこ
【賛】sidh, sedhati, -te
(= 1 drive off, scare away 〜を追い払う. -- {apa} & {ava} = S. {A} [[-,]] C. {Asedhayati} cause to be arrested. {vyA} keep off, prevent. ; ; omit, suppress; prevent, forbid, refuse, deny. C. ward off, keep back, refuse, forbid, deny. {saMprati
} keep back 〔〜を…に〕近づかせない.) そほど (dh-p/ h)
【民】kiLikaTikaruvi (= contrivance 考案、仕掛け、計略 to scare away parakeets 《鳥》インコ) かかし (L 無音) ...
c. 天穂日命(アメノホイノミコト) wikipedia1 wikipedia2
【民】an2aRpoRi (= * spark of fire 火の閃光) あめのほい (R-n, R-y)
【民】amman2ai (= * fire) あめの
【民】poRi (= ; 21. spark, scintillation 火花; 22. brightness; ) ほい
c. アメノホヒ、は、多分誤り。アメノホイ、が正しい。∵ (R-h) 音通は通常無い。
〒raft ここはアンカー名= raft です。
asi***** 氏 の問題提起文。
記紀神話に、无間勝間(まなしかたま)と呼ばれる籠舟が登場する。
舟として用いられた。
竹籠を編み、これにタールなどで隙間を塞いで小舟とする乗り物が現在でもベトナムでみられるらしい。
台湾などの島々では(かたま、かた)と呼ばれる舟、筏があるそうで、またミクロネシアでは双胴のカヌーを(かたまらん)と呼ぶそうだ。
これらをみると、記紀神話に登場する籠舟(まなしかたま)の(かたま、かた)は、南方諸国の(かたま、かた)に通じる言葉のようにみえる。
そして、現在にも残る言葉に(いかだ=筏)があり、この(いかだ)の(かだ)は、そうした(かた)と同じ言葉だといわれる。
无間勝間(まなしかたま)という言葉が記されたのは、713年のことだった。
>記紀神話に、无間勝間(まなしかたま)と呼ばれる籠舟が登場する。
>舟として用いられた。
インド辞書を raft 筏(いかだ)で検索した結果は下記。
ほぼアタリだと思います。
【タミル】neRRimuTTu (= 1. short, direct course or way; 2. lower end of a rafter @屋根の垂木。Aいかだ乗り、いかだ師; 4. sudden meeting of two persons face to face) まなし (RR 無音)
【タミル】mIn2kaTTai (= catamaran 双胴船, fishing raft 魚釣り用筏) みーんかったい
c. 【英】catamaran 【名】双胴船
単語帳
catamaran craft
カタマラン艇
catamaran yacht
カタマラン・ヨット
【タミル】nIgkAviTTam (= 1. cross-piece 桟、横木 connecting the rafter; 2. a beam to strengthen the walls of a house) にーがかーヴぃたむ、にーがかたま (v-k)
c. インド弁の v は、 k/g に音通する。
【タミル】kaittuNTu (= 1. handkerchief; 2. pair of rafters framed together with a joint at one end) かいっつんつ
【タミル】kaiccaTTam (= cross pieces for rafters) かいっさたむ
cf. 無目籠(マナシカタマ)、無目堅間・无間勝間 , cf. 鹿篭(かご)という地名の由来(後編)
■ basket 籠(かご)も確認
籠の意味でも、まなしかたま、は十分通じますね。
【民】majncUTai (= 1. large basket; 2. boxmajncUTai 1. large basket 大きな籠; 2. box) まにゃし、まなし
【賛】maJjUSA
(= f. (L. , also %{maJjuSA}) a box , chest , case , basket MBh.;) まにゃし、まなし
【民】kuTTAn2 (= little ola 類 case 小さな箱, basket 籠 or sheath 〔さやのような〕覆い of various forms and uses 種々の形や使用法がある) かたま
【賛】muJja
(= m. `" sounding , rustling (?) "' , a species 《生物》種◆生物分類で属 of rush イグサ or sedge-like grass 《植物》スゲの様な草, Saccharum Sara or Munja (which grows to the height of 10 feet , and is used in basketwork 籠製品) S3Br. ;) まなし、まにゃぢゃ
c. rush = 【名詞】《植物》イ、イグサ、トウシンソウ、灯心草◆イグサ属(Juncus)の植物の総称。茎はかごやマット(日本では畳表)などを作るのに用いられる。茎の髄が灯心として使われていたために、灯心草という和名がついている。
---つまり、「まなし、 無目、无間」の「目のない、目の詰まった」の feeling の音の正体は、イグサやスゲの様な籠製品の草の材料の草の種類を指す。
→ 日本では、その音感から、キメの細かい、に解釈された模様。
----
■ いかだ、かご
【賛】vAvuTa
(= m. (cf. %{vArbaTa}) a raft 筏, boat ボート, vessel 碗 L.) いかだ (v-k)
【民】vakuttiram (= raft) いかだらむ
【民】kaccAl (= wicker 小枝で作った、やなぎ細工の、籐の basket for catching fish) かその、かごの (c-k-g)
〒yata ここはアンカー名= yata です。
赤い矢で女陰を突かれた玉櫛媛の父、三島溝橛耳(みしまのみぞくいみみ)、別名、賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと、かもたけつのみのみこと)は、神武天皇が東征で紀伊の山中で道に迷ったとき、八咫烏(やたがらす)となって道案内をしたとされる。
(↑ この文面は 玉櫛媛 [wikipedia] に書いてあるが、この内容を裏付ける古文書が何かは web で散々探したが不明だった。困る。誰か、「三島溝橛耳 = 八咫烏」 の正式証明物を教えて下さい。 好々彦の神代文化考の(6)・2、にも書いてあるが、これも正式証明では無い。--- 賀茂始祖伝、という文書カモ (?) cf. 賀茂建角身神, cf. 賀茂建角身命の正体 )
八咫烏のインド弁をチェックしてみる。
大昔、テレビで「コンバット」という第二次世界大戦のアメリカの兵隊劇番組が有った、斥候(せっこう)が仕事だった。八咫烏の道案内とは、良く考えると、斥候役に他ならない。
斥候は、英語で、scouting, spotting と言うそうな。 なので、scout (偵察に出る、探し回る), spot (《軍事》〔標的を〕定める、位置を測定する) でインド辞書を引く。
c. scout の結果は、下記 6個しか無かった。
【賛】cAra
, 【賛】cAraka
, 【賛】cAraNa
, 【民】cAraNar, 【民】cAraNariyakkam, 【賛】cArya
ex. 【賛】cAraka
(= a. acting, proceeding, setting in motion (---). m. spy スパイ, scout 斥候.) からか → カラス (k-s)
c. spot の結果は、沢山有った。しかし、斑点意外のものは殆ど無かった。但し、下記は斥候関連である。多分。
【賛】Ayata
(= mfn. stretched , lengthened , put on (as an arrow) ; stretching , extending , extended , spread over ; directed towards , aiming at ; extended , long , future MBh. ; m. an oblong figure (in geometry) ; (%{A}) f. a particular interval (in music) ; (%{am}) , and (%{ayA}) ind. without delay 遅延なく, on the spot 現場で、現地で。すぐその場で、直ちに、即刻、即席の、即座に, quickly 急いで S3Br.) あーやた → やた
【賛】vAstuha
(= mfn. left remaining on a (sacred) spot 拠点残留, remainder AitBr.) やた
---
つまり、やたからす、とは、「やた」 + 「からす」で、「現地」 + 「斥候」という意味のインド弁の空耳アワーである。
また、カラスが3本足なのは、三島を三鳥とし、さらに、点4つを3つにした、古代人のお遊び。 (?)
--- あるいは 「みしま」 が 「みつま」 に聞こえた。 i.e. 「三島の八咫烏」 が 「三つまの八咫烏」 と 空耳アワー した。とさ。
【民】tIvam (= 02 Island 島) しまの (v-m)
【民】tIvu (= 01 1. Island; 2. distant country) しま (v-m)
【賛】zitAman
(= n. (of doubtful derivation ; cf. %{zitIman
}) a partic. part of a sacrificial victim (accord. to Ya1ska `" the under fore-foot 前足"' accord. to others `" the shoulder-blade , the liver &c. "' ; see Nir.) VS. (%{-ma-ta4s} ind.)) しまの
【賛】tama
(= ; the point of the foot 足の先、つま先 L. ; ) つま、しま
---- 古代人は、「つま先」のことを単に「つま」と言っていた。
【民】mU (= 02 three 3) み
c. カラスの足は、前の爪(指?)が3つ有るので、3本足になると、3×3 = 9 でかなり縁起が良い。多分。
〒Indra ここはアンカー名= Indra です。
スサノオ 。
夜久毛多都 伊豆毛夜幣賀岐 都麻碁微爾 夜幣賀岐都久流 曾能夜幣賀岐袁(古事記)
夜句茂多菟 伊弩毛夜覇餓岐 菟磨語昧爾 夜覇餓枳都倶盧 贈廼夜覇餓岐廻(日本書紀)
八雲立つ 出雲八重垣 妻籠に 八重垣作る その八重垣を
やくもたつ いずもやえがき つまごみに やえがきつくる そのやえがきを(読み:ふりがな)
これは日本初の和歌とされる。八重垣が3回も出てくるのは、意味がある。3つの異なる意味があるを暗示している。
c. 日本書紀の書き手は、「やえがき」の漢字を「夜覇餓岐」と「夜覇餓枳」と異なる字を使っている。 why? 日本語知らない人なのカモ。枳(き)って、カラタチの木のことだって、カラタチの垣根のイメージを思ったので、変えたのかも。なら、 goo カモ。
【賛】vRjana
(= (once %{vR4j-}) n. an enclosure 包囲, cleared or fenced 垣根で囲まれた or fortified place 砦、要塞 (esp. `" sacrificisl enclosure "' ; but also `" pasture or camping ground , settlement , town or village and its inhabitants "') RV. ; crookedness , wickedness , deceit , wile , intrigue ib. ; = %{bala} , strength 力 Naigh. ; the sky 空, atmosphere 大気 L. ; = %{nirAkaraNa} L. ; (%{I4}) f. an enclosure , fold RV. (`" a cloud 雲"' Sa1y.) ; wile , intrigue AV.) 八雲 (j-g)
【賛】 azna
(= 2 m. (cf. %{a4zan}) , a stone RV. viii , 2 , 2 ; a cloud 雲 Naigh.) 出雲
【賛】 vidyunmaN
Dalavat (= mfn. wreathed with lightning 稲妻、稲光 (a cloud) R.) 出雲
【賛】 vRSaMdhi
(= m. (perhaps) lightning 稲妻、稲光 RV. (a `" cloud "' Naigh.)) 出雲
【賛】 zvetamAla
(= m. having white wreaths 稲妻、稲光, `" a cloud L. ; smoke L. (prob. w.r. for %{khatam-}).) 出雲
【賛】 vyAdhAma
(= m. (rather fr. %{dhA} than fr. %{dhmA} ; accord. to some also %{vy-AdhAva} , fr. %{dhU}) India's thunderbolt 雷、稲妻 (= %{vajra}) L.) 出雲
【民】vAzumOr (= those who live in prosperity 繁栄の中に住む人) 出雲
【賛】vyUha
(= ; an aggregate , flock , multitude 多重 Va1s. ;) 八、やっ、八重(やへ)
【民】cukam (= 01 1. happiness pleasure 幸せ, enjoyment; 2. that which is good, wholesome, beneficial; 3. health welfare; 4. ease, comfort 快適; 5. cordiality) がきの (c-k-g)、すがの ← タミル語の c は、通常「ス」だが 簡単に k に音通する。
【賛】apAGgaka
(= m. = %{apA7mArga4}.) やへがき
【賛】apamArga
(= 2 m. wiping off, cleaning 浄化.)
【賛】kaiyOgku-tal (= to strike; 1. to grow in prosperity 富栄える; to be prosperous 弥栄(いやさか);) がき
【賛】vibhAgaka
(= m. a distributer , arranger まとめ役、手配人 Pan5car. (perhaps w.r. for %{-bhAjaka}).) やへがき
【民】vaccirAcan2i (= 1. the thunderbolt of Indra; 2. Indra's banner, as having the emblem of thunder) 八重垣 (c-k)
【民】vaccirakkOTTam (= an ancient temple 古代の寺 at Ka1viri-p-pu1mpat2t2in6am, where Indra's thunderbolt was installed) 八重垣 (c-k)
【賛】vahvigRha
(= n. house or place of the sacred fire 神聖な火の家又は場所.) 八重垣 (h-k)
【賛】samyakprahANa
(= n. (= Pali %{sammappadhAna}) right abandonment , right effort 一生懸命に, right exetion (with Buddhists of four kinds , 1 -to prevent demerit from arisi) その八重垣を (h-k, N-W)、そんやきばれはーな
【民】samyakviyAyAmam (= right effort, one of the eightfold visuddhi-mar1ga) その八重垣を (v-k, m-w)
【賛】tuvIrava
(= a. roaring 轟く awfully, thundering. ) つまごみ (v-m, v-g)
【民】tArakam (= 02 1. that which protects 守る、防御する or supports; receptacle; vehicle, means; refuge; 2. sustenance, light food, diet for convalescents) 妻籠 (r-m)
【賛】samAgamin
(= mfn. coming together 一緒に, meeting , Ind. Ant. ; future , imminent ib.) つまごみに
【民】camukkAram (= purificatory ceremony お祓い儀式) つまこみに (c-t)
【賛】samarcana
(= n., {-nA} f. honouring, worshipping 参拝.) つまこみ
【民】karcci-ttal (= 01 to roar, as a wild beast or thunder) かき
【民】tezi-ttal (= 01 5. to trouble, distress; to sound, resound, roar 轟く) たつ
【民】tazagku-tal (= to sound, roar 轟く, resound) つく る
--- 出雲(いずも)という名前は、 Indra の神(インドラ◆インド最古の聖典であるバラモン教の聖典ヴェーダ [veda] の主神で雷と雨の神)、インドラ → いんずも (r-m) の可能性も有る。
他の傍証: ex. 出雲弁の「からさでさん【御忌祭、神等去出さん】 」は、インドの ka1rttikai festival という「火のお祭り」とソックリ。 旧暦の神無月 (= 10 月) は、新暦の 11 月で、お祭りの日付も一致。
【民】
kArttikai (= 1. the constellation pleiases プレアデス[プレヤデス]星団、すばる, part of me1ta-ra1ci and itaba-ra1ci ; 2. the eighth month of the Indian calendar 11月; 3. the full moon day in the month of when every house is beautifully its with lamps 毎月満月の日; 4. Durga)
からさでさん (t-s, t-d, k-s, +ん)
cf.
Karthigay Dheepam: or
wikipedia, The legend インドの Tamil Nadu 州(インド最南右側、スリランカの島の向かいの州)のお祭りだって。
cf.
暦の月の和名検証 大昔に調べたもの。よく見ると、ソックリですね。
---
【賛】vyUha
(= ; an aggregate , flock , multitude 多重 Va1s. ;) 八、やっ、八重(やへ)
【賛】ghana
(= a. slaying, striking; compact, solid, firm, tight (n. adv.); dark, deep (sound); uninterrupted, whole, entire; full of (---). m. slaughter, slayer; mace, club, hammer; compact mass, cloud; nothing but (---).) 雲
【民】kam (= 02 1. water; 2. skull; 3. head; 4. wind, air; 5. cloud; 6. Brahma1; 7. soul; 8. final bliss) 雲
【賛】dhRti
(= f. holding , seizing , keeping , supporting (cf. %{carSaNI-} , %{vi-}) , firmness , constancy , resolution , will , command RV. ; satisfaction , content , joy MBh. (%{-tiM-kR} , to keep ground or stand still しっかりと地面に立つ MBh.) 立つ
【民】vilagki (= hedge, fence 垣根) やえがき (l 無音)
【民】viLagku-tal (= 01 1. to shine; 2. to become renowned, illustrious; 3. to be polished; 4. to be clear or plain; 5. to be prosperous 繁栄する, successful; 6. to excel, become great; to know) やえがき (L 無音)
c. vilagki と viLagku は、ほぼ同音である。古代人は、これで言葉のお遊びしていますネ。
【賛】saMklRp
(= A1. %{-kalpate} , to be brought about , come into existence ChUp. ; to be in order or ready ib. ; to wish , long for , be desirous of (see %{saM-kalpanIya}): Caus. %{-kalpayati} , %{-te} , to put together , arrange AV. ; to produce , create BhP. ; ) 作る、造る
【賛】vAra
(= ; a multitude 多重の, quantity (see %{bANa-v-}) ; ) 八重(やえ)
【賛】sukha
(= ; comfortable 快適, happy , prosperous (= %{sukhin}) R. ;) すか、すが
---須賀(すが)
c. つまり、この歌は、雲・稲妻のインド語の同意語を列挙して、多重の意味を持つ、言葉のお遊びである。この歌は神社建立の歌でもある (?)。須賀(すが)の地 を讃える歌。、須賀神社
八雲立つ(もくもく雲の立つ | 砦の立つ・垣根で囲まれた(要塞の地) | 雷が轟く(神のいる地)) 出雲(出雲の | 雲/稲妻の | 繁栄人) 八重垣1(八重の垣根 | 稲妻/稲妻を祀った寺・神社 | 非常に気持ち良い・清い所 | 繁栄)
妻籠に(一緒に | 妻を守る為に/邦の防御の為に | 参拝・お祓いの為に | 雷が轟く) 八重垣2(八重の垣根 | 稲妻/稲妻を祀った寺・神社 | 繁栄) 作る(を作る | を轟かす) その八重垣3を(一生懸命に | その垣根を | その神社を)
c. 八重垣は、八重柿(やえがき)に通じる。でも、コレはインド辞書的には没。しかし、出雲の農協 「JA しまね」 では、特産物として売り出し中。
cf. 最古の和歌に込められた祈りとは (in 日本とユダヤのハーモニー) --- ヘブライ語による解釈。
言語の意味は、「神が現われ、民の先頭を行く。壁が立てられ、救いの恵みに飢え乾き、乱れた世を嘆く。いばらの世は嘆かわしい」 --- My comment: 祝いの歌のバズなんですが?。
〒yuki ここはアンカー名 ="yuki" です。
雪(童謡) 雪やこんこ 霰(あられ)やこんこ
■ 「ゆき」の発音のインド弁語彙:
雨が凍って固くなる、みぞれ状態、の、feeling で、凝結、の 【英】congeal コンギール という英語の動詞のインド弁が「ゆき」に似ている。
後で示す「こんこ」の発音は、ギャロン語には kava 系として有るが「こんこ」のズバリ発音は皆無であった。
【民】iRuku-tal (= 1. to become tight, as a knot; 2. to harden 固くなる, as land dried by the sun or as molten metals when they are cooled; to become dry, as mortar or as clay; 3. to thicken, as phlegm; to congeal 〔液体などが〕凍る、凝結[凝固]する, as wax; to coagulate; to be clotted 塊になる、凝固する、凝塊する, as blood; to solidify; 4. to become firm; 5. to be fixed, to be rooted in; 6. to be rich, luxuriant, as growing corn or as fruitful trees; 7. to swoon) ゆき
c. つまり、「雪」とは、雨が凝固したものを指す。アイスクリームのイタリア語の「ジェラート」と関係あると思う。ゼリー状。 逆に、【英】congeal は、チベット語の gangs に似ている。congee コンジー、おかゆ、も親戚。つまり、「雨がゆきになった」とは「雨が凝結した」の言い回しに他ならない。
c. 雪 (童謡)※: 雪やこんこ 霰(あられ)やこんこ。の、こんこ/こんこん、 は、 【英】congeals, 【チベ】gangs 対応である。
※: 国語学者の大野晋によれば「コンコン」はもとは「来ム来ム」であり、「雪よ、もっと降れ降れ」が最初の意味であったとしている[1]。 --- 今から思えば、ウソっぽいと分かる。
cf. 雪やこんこ〜♪ あれ?雪やこんこん?!どっちが正しい? --- 「こんこ」が正しい。とさ。
cf. 雪 ゆき 歌付きバージョン (冬の童謡) YouTube, 雪(ゆき) 童謡 YouTube 竹宮紗羅 猫は丸くなりません。こたつで伸びます。
1. 雪やこんこ 霰(あられ)やこんこ。
降つては降つては ずんずん積(つも)る。
山も野原も 綿帽子(わたぼうし)かぶり、
枯木(かれき)残らず 花が咲く。
2. 雪やこんこ 霰やこんこ。
降つても降つても まだ降りやまぬ。
犬は喜び 庭駈(か)けまはり、
猫は火燵(こたつ)で丸くなる。
雪 = 【民】iRuku-tal (= ; to congeal 〔液体などが〕凍る、凝結[凝固]する, as wax; ) 雪
降る = 【賛】varSaNa
(= , f. {I} (mostly ---) & n. raining.) 降りそうな、降っても、降る
山 = 【賛】vAmana
(= ; of a mountain MBh. ;) やまの
野 = 【民】mA (= ; 8. field; 9. land 土地, tract of land;) 野
原 = 【賛】vallUra
(= n. ; m. (only L.) an uncultivated field ; a desert ; ) 原
綿 = 【賛】picutUla
or picu
or vAsas
(= n. cotton) 綿
, 【民】pajnci (= 01 1. cotton;) 綿
帽子 = 【民】vaTTattoppi (= a kind of hat) 帽子...
喜ぶ = 【民】uparajncippi-ttal (= * to cause to rejoice) よろこぶ (c-k)、うれにゃしっぴ
残る = 【民】nilaikoL(Lu)-tal (= 1. to be permanent; to remain firm; 2. to come into its natural state, as a diseased mind; 3. to be just deep enough to allow one to stand in) 残る
花 = 【賛】phalya
(= n. a flower , bud L.) ふぁなゃ (l-n)
咲く = 【民】tekiz-tal (= ; to shine; 2. to blossom, open, as the mouth; 3. to be full) さくだ
犬 = 【賛】viloma
(= dog) いぬ
, 【民】 jneLLai (= dog) いぬ
庭 = 【民】muRRam (= 1. courtyard of a house; 2. inner yard of a house; ) 庭の
猫 = 【賛】mArjAraka
(= m. a cat MBh. ; a peacock (cf. %{mArjAra}) L. ; (%{ikA}) f. a civet-cat L.) まるじゃーらか、にゃんこ (jA-nya, r-n)、ねこ
△
【賛】naktaMcArin
(= mfn. = %{-cara} Gr2S. Gaut. Mn. ; m. a cat L.) ねこま、ねこたむかーりん、みけねこりん
【賛】mRga
caiTaka (= (!) m. a wild cat 猫, pole-cat W.) ねこ...、ねここたつか
炬燵(こたつ) = 【賛】kSAti
(= f. heat, flame.) こたつ
, 【民】kozuntu-tal (= 01 1. to burn in a flame; to be ablaze; to be kindled, as fire; 2. to be heated, as iron by fire; 3. to be burnt, scorched, as by the sun) こたんつ
---
こんこ = 【賛】kAlaka
(= 15 ; snow L. ; ) こんこ (l-n)、枯れ木
, 【チベ】gangs (= (glacial) snow and ice) こんこ
あられ(霰) = 【賛】ghanakapha
(= m. `" cloud-phlegm "' , hail L.) こんこ
, 【賛】prAleya
(= s. hail, snow, rime, dew.) あられや
ふっては = 【賛】pidhAtavya
(= a. to be covered, shut, or stopped.) ふってはや
ふっても = 【賛】pidhAna
(= n. covering, shutting up; cover, lid.) ふっても
つもる、ずんず = 【賛】samucci
(= (%{-ud-} 1. %{ci}) P. A1. %{-cinoti} , %{-cinute} (ind. p. %{-cayitvA}) , to heap or pile up together , accumulate , add together MBh. ; to collect , gather , arrange in order Baudh.: Desid. see %{sam-uccicISA}.) つもっち、ずんず
綿帽子 = 【賛】viSTambhita
(= mfn. fixed firmly &c. ; entirely filled or covered with (instr.)) わたぼうし
かぶる = 【賛】kAmbala
(= mfn. (fr. %{kambala}) , covered with a woollen cloth or blanket (as a carriage) ) かぶる
残らず = 【賛】niculita
(= mfn. being in a case , cased ib. ; (ifc.) covered with , Prasann.) のこらず
花が咲く = 【民】pallukkozukkaTTai (= a kind of pastry covered with roasted pulse or rice in imitation of teeth, made on the appearance of a child's first tooth) はながさくだい (l-n) 【賛】paricchada
(= m. cover, garment, dress, surroundings, domestic implements, baggage, retinue, train, attendants; adj. --- possessed of, covered or adorned with.) はながさいた (r-n)
犬 = 【民】virukam (= 01 a kind of wild dog) よろこん , 【チベ】g.yer kha (= bangles (little bells on skirts of dakinis), small bell attached to neck of lhasa lap dog as an ornament) よろこ
庭 = 【民】muvvai (= dog) にわ
にわかけまわり = 【民】mirukatajncakan2 (= dog) にわかけま
猫 = 【賛】khaTTAza
(= m. `" eating sour food "' (?) , the civet or zebet cat (Viverra Zibetha) L. ;) こたつ
「キャット」の親戚 catty?
まるくなる = 【民】mArccAlaniyAyam (= 1. biassed judgment, as that of a cat) まるくなゃーん, 【民】mArccArakicOraniyAyam (= nya1ya of the cat and its young, illustrating the principle of the strong voluntarily taking care of the weak, as the cat her kitten) まるくにゃやーん , 【民】mArccAlam (= 1. cat; 2. polecat, toddy-cat) まるくなる (l-n)
c. もっと無いか捜したら、下記も有った。 --- つまり、全単語が 「cover」 関連の単語の連鎖でも解釈可能。古代人は、スゴイ言語能力。
ゆきや = 【賛】vyaGgya
(= mf(%{A})n. that which is manifested or indicated or made perceptible S3am2k. Sa1h. ; (in rhet.) indicated by allusion or insinuation , implied , suggestive Kpr. ; %{-gyA7rtha-kaumudI} f. %{-gyA7rthadIpikA} f. %{-gA7rtha-dIpinI} , f. N. of wks. ; %{-gyo7kti} f. covert 秘密の、隠された、内密の、こっそりした language or insinuation 当てこすり、嫌み。〔不愉快なことを〕ほのめかすこと 秘密の言葉や嫌味 MW.) ゆーきや
こんこ = 【賛】kaJcuka
(= %{as} , %{I} (ifc. f. %{A}) , %{am} mf. n. (fr. %{kaJc}?) a dress fitting close to the upper part of the body , armour , mail ; a cuirass , corselet , bodice , jacket BhP. ; m. the skin of a snake Pan5cat. ; husk , shell Bhpr. ; cover , cloth , envelope Bhpr. ; (fig.) a cover , disguise Hcat. ; = %{karabha} L. ; (%{I}) f. Lipeocercis Serrata L.) こにゃか、こんこ
あられ = 【賛】arara
(= n. a covering , a sheath L. , (%{as} , %{I}) mf. the leaf of a door , a door L. ; (%{am}) n. ; m. ; a part of a sacrifice L. ; fighting , war.) あられ
ずんずん = 【賛】saMtan
(= P. %{-tanoti} (ind. p. %{-tAnam}) , to stretch along or over , cover RV. ;...) ずんずん
つもる = 【賛】saMvR
(= 1 P. A1. %{-vRNoti} , %{-vRNute} &c. (inf. %{-varI8tum} ep. also %{-vartum}) , to cover up , enclose , hide , conceal MBh. ; to shut , close (a door) MBh. ;..) つもる
やま = 【賛】varNa
(= m. cover, lid; outside, external appearance, colour, dye, paint, complexion; sort, kind, character, sort of men i.e. caste; ..) やま
のはら = 【賛】nivara
(= m. covering, protection or protector.) のはら
かれき = 【賛】korakita
(= mfn. (g. %{tArakA7di}) covered with buds Naish. ; ifc. filled with Sin6ha7s.) かれきだ
まだ 【賛】naddha
(= a. tied, bound on, attached to covered or inlaid with (---); n. band, knot.) まだ
ふりやまず = 【賛】paryANaddha
(= mfn. covered (?) AV.) ふりやまず
いぬはよろこび = 【民】irAvirEku (= * 1. jewel in the shape of a bo-leaf worn by children and women on the forehead; 2. plate of gold or silver fashioned as a leaf and worn by little girls to cover their nudity) いぬあよろこ (r-n)
いぬはよろ = 【賛】himAvila
(= mf(%{A})n. covered with snow HParis3.) いぬはよろ (h 無音, v-y)
にわかけまわり = 【賛】maNibhUmikAkarman
(= n. the inlaying or covering of a floor with jnjewel (one of the 64 arts ; accord. to a Sch. = %{kRtrimaputrikA-nirmANa}) Cat.) にわかけま (mi 無音)
ねこはこたつで = 【賛】meghAccchAdita
(= (Pan5cat.) mfn. overspread or covered with clouds.) ねこはこたつで
まるくなる = 【民】mERkOL (= 01 1. acceptance; 2. quotation; textual authority; 3. cover; mantle 〈文〉〔マントのように〕覆う[覆い隠す]物; ) まーくな (L-n)
c. 下記はインド弁、 snow の語彙である。関係ある?。雪三昧の歌詞である。
【賛】prAleya
(= s. hail あられ, snow, rime, dew.) ふれや、あられや (p-a)、ゆき (r-y, y-ki)、ゆきや
△
【賛】kAlaka
(= 15 ; snow L. ; ) こんこ (l-n)、かれき
【賛】tuhina
(= n. frost , cold , mist , dew , snow Pan5cat. ) ずんずん、つも
る、冷(つめ)
【賛】sahima
(= mfn. having ice or snow Ra1jat. Katha1s. ; cold (as wind) R.) つも
る、冷(つめ)
----- 多分、【英】snow のルーツ。???。自明?
【賛】prAleyAdri
(= m. the Himalaya (snow-mountain).) ふりやまず (+ま)
【民】imam (= * frost, snow) いぬ
【賛】himazucibhasmabhUSita
(= mfn. adorned with ashes white as snow ib. 一面灰(雪の様な)で飾られた) いぬはよろこびにははしった (h 無音)、ひまつきばすまぶふーしゅた、はながさいた
△
【賛】himAga
(= m. `" snow-mountain "' , the Hima7laya ib.) はなが
【賛】susita
(= a. entirely white 一面白, snow-white.) さいた
【賛】mihikA
(= f. snow BhP. ; mist , fog L. ; camphor L.) ねこ
【民】pan2ikkaTTi (= 1. ice, snow, frost; 2. hail-stone) はこたつで (n 無音)
【賛】malimluca
(= ; ; wind L. ; frost or snow L.) まんまるく (l-n)、まるまるく
【賛】zveta
(= mf(%{A4} or %{zvenI})n. white , dressed , in white , bright 白く輝く (with %{pa4rvata} m. `" snow-mountain 雪山"' S3Br. ;) ちべっと、つもった (v-m)
チベット = 白く輝く, 雪山?
c. この歌には、snow つも る、ずんずん。 zveta ちべっと、つもった (v-m)、 「猫はコタツで丸くならない」と指摘した女の子は、賢い/正しい。
-- cold -- cold 三昧編。
【民】Iriya (= 1. damp, wet; 2. cold; 3. kindly, loving, affectionate) ゆきや (y-ki)
【民】kurakkukkai (= arms affected by cramps due to weakness, cold, etc) こんこ (r-n)、枯れ木
【民】paTapaTappu (= 1. precipitancy, agitation, as through fear or anger; 2. overhastiness, as in speech; 3. shivering, quivering, as from cold or ague 悪寒) ふったふったは
【賛】tuhina
(= n. (Siddhnapum2s. 41) frost , cold , mist , dew , snow Pan5ca) ずんずん、つも
る
【賛】himanirjharavipruSmat
(= mfn. mixed with or having drops of icy cold water-falls BhP.) 山も野原も .. (hi-ya, rj-n, v-m)
【賛】himAmbha
(= n. cold water Ragh. BhP. ; dew A.) 山も (h-y)
【賛】nIhAra
(= m. (once n.) mist , fog , hoar-frost , heavy dew RV. (cf. %{ni-hAra} under %{ni-hR}) ; evacuation (cf. %{nir-h-}) ; %{-kara} m. `" dew-maker or `" cold-rayed "' , the moon Das3. ; %{-cakSus} mfn. one whose eyes are veiled by mist BhP. ; ) のはら
【民】viTaviTen2al (= expr. signifying (a) trembling, as from cold; (b) being lean, thin or flimsy; (c) being busy) 綿帽子の
【民】vavvaliTu-tal (= to chatter with cold, as teeth) かぶりて (v-k)
【民】kuLircci (= 1. coolness, cold, coldness; 2. the act of coolness, cold, coldness; 2. the act of cooling, refreshing with cordials, fans, etc; 3. that which is sweet, gratifying or pleasing; 4. numbness, frigidity, as in death) かれき (c-k)、こんこ (L-n)
【民】nIrkkoL(Lu)-tal (= 1. to feel heavy with cold, as the head; 2. to suppurate, form pus, as a tumour) のこら
【民】pallukkiTTutal (= interlocking of teeth, as in extreme cold; lock-jaw, as in convulsions) 花が咲いた (l-n)
【賛】padma
(= ; N. of a partic. cold hell Buddh. 寒さ地獄; ) ふっても
【賛】niSpraNaya
(= mfn. without affection , cold Uttarar. ; %{-tA} f. %{-tva} n. want of confidence or affection , coldness , reserve Ja1takam.) まだふらねーや (S-d)
【民】imam (= 1. sandal wood; 2. cold (TLS)) いぬ
【民】imappirapai (= * hell, marked by extreme cold) 犬は喜び (+よ、+こ)
【民】nIrkkan2am (= cold) 庭かけま
【民】mUkkaTaippAn2 (= 1. hindrance 妨害[邪魔](する[されている]こと) to breathing through the nostrils, due to cold 寒さで鼻で息ができない; 2. polypus in the nose; 3. quinsy in cattle) 猫こたつでま
c. 下記はチベット語、 snow の語彙である。関係ある?。幾ら頑張っても、歌の語彙は揃わない。
【チベ】gangs (= (glacial) snow and ice) こんこ
【チベ】ke la sha (= himalaya mountains, king of mountains, kailasa, huge snowy mountain on the north shore of the manasarowara lake called gang ti se by the tibetans and kailasa by the indians) 枯れ木 (sh-k)
■ ある人が下記の疑問を投げかけた。 --- 無知であることが暴露された。
@>「の・はら」は複合語だからね。サンスクリット側でもvaraに「原」の意がなければ通用しない。
A>そんなもんより、チベット文語na(野原・草原)だね。TB:*na。
A>あ、満洲語でnaは「大地・土地」だったね。
My answer:
@→ この幼稚な質問は、大野晋 氏に対しても失礼だ。
A→ もし、そうなら、チベット語、満州語は、多分、インド弁のお下がりです。
【民】mA (= 03 1. Laks2mi1; 2. treasure; 3. Sarasvati1; 4. degree of fineness of gold assayed by a touch-stone; 5. a measure of weight; 6. the fraction 1/20; 7. a superficial measure=1/20 ve1li=100kul6i ; 8. field; 9. land 土地, tract of land; 10. dislike, disgust; 11. mirage; an indeclinable, in sanskrit meaning 'no') 野
【賛】mAla
(= m. N. of a country, pl. of a people; f. {A} wreath, garland, chaplet, necklace, row, line, collection, esp. of words, dictionary; n. field, garland (only ---).) 野良(のら)、野 (l 無音)
【賛】niryA
(= P. %{-yAti} , to go out , come forth , go from (abl.) to or into (acc.) , set out for (dat. , [e.g. %{yuddhAya} MBh. ; %{dig-jayAya} Ra1jat.] or %{artham} [e.g. %{bhikSA7rtham} Pan5c.]) MBh. ; (with %{mRgayAm}) to go hunting MBh. ; to depart from life , die Car. ; to pass away (as time) Ka1v. ; to weed 雑草を取る (a field) MBh.: Caus. %{-yApayati} , to cause to go out &c. MBh. R. ; to drive away , expel from (abl.) BhP.) 野良
【民】paRRu (= 02 1. grasp, grip, seizure; 2. acceptance; 3. adherence, attachment, affection, clinging of the mind to sensual objects, of two kinds, viz., aka-p-par6r6u, pur6a-p-par6r6u ; 4. connection, affinity, bond; 5. piece put on or nailed on for strength; 6. solder; 7. paste, glue; 8. particles of boiled rice adhering to the cooking pot; 9. pot containing particles of food adhering to it, as impure; 10. place under one's possession; 11. resting place; 12. portion of a country consisting of many villages; 13. receipt; things received; 14. support; 15. pillar; 16. love, devotion; 17. friendship; 18. path to salvation; 19. riches, treasure; 20. family life; 21. paddy field; 22. bundle; ass of betel leaves; 23. purpose, intention, principle; 24. plaster; poultice; medical application; 25. disease of the skin, ring-worm, psoriasis; 26. cement; 27. a kind of song; 28. village, parish) はら
【賛】vallUra
(= n. (L. also m. and %{A} f.) dried flesh Mn. ; hog's flesh L. ; m. (only L.) an uncultivated field ; a desert ; a thicket ; = %{nakSatra} , white water.) はら
【民】varai (= 02 1. line; 2. line, as in palm of hand or on the fingers; wrinkle, as on the body; 3. letter; 4. a defect in pearls; 5. bamboo; 6. mountain; 7. mountain top, peak; 8. side-hill; slope of a hill; 9. stone; 10. small ridge, as of a paddy field; 11. bank, shore; 12. limit, boundary; 13. measure; extent; 14. measure of the distance between the joints of the forefinger; 15. time; 16. place) はら
c. 「野(の)」は、チベット語の西田語彙にある。「チベット文語na(野原・草原)だね。」と抜かしている。 ---- チベット文語って何だ?。特殊語彙が存在するのか?。辞書を教えて欲しい。
cf. 「チベット文語」を web で Google していたら、下記発見。やはり、チベット語はバカ言語で滅茶苦茶スペルなんだ。
cf. 言語楽(学)チベット語
cf. チベット語 (ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説) 〜 語彙面ではサンスクリット語からの借用語が多い。 〜
cf. 東洋のラテン語--チベット文字-- (白雪姫と七人の小坊主達) 〜この字体は作成された時点からその形をほとんど変えていない。〜 → 普通、そんなの当たり前じゃ無いの?。ex. ひらがな、カタカナって昔と同じ、だろ?
■ 日本語の「ゆき」の 言い出しっぺ は誰だ?。
snow のことを「ゆき」と呼ぶ地区は、今の所、日本とギャロン地区の2箇所の村だけ。日本への伝言ゲーム途中から、誰かさんが「雪」と伝言してしまった、と、思われる。関係者は、ギャロン語の関係者。
音通規則の経験則から推測すると、チャン族、チベット語、さんが犯人(伝言ゲーム参加者)だと思う。
ギャロン語村の2箇所に「ゆき」が残っている意義は非常に大きい。生きた化石。チベット語の snow は、「gangs」がんぎす。音通則からは (g-y) の訛り変化は、時々ある/よくある。g は、曲者で、「ぐー /goo/」「じー /ji :/」)で、ji は、yi に音通する。
J(ジェイ)は、チ、ヂ、g, y, d, t と音通する。ex. 英語の発音記号の /y/ は /j/ とも表記されるのは、/ジェイ/ が /イャイ/ に聞こえるから。自然な生理現象(?)。hungry 「ハングリー」、は、 g (ぐ) が、abc..g(ジー)、の発音に化けると、「ヒモジー (n-m, g-j)」、に化ける。
例えば、粥(かゆ)は、【英】congee コンジー、は、かゆ (c-k, n 無音, g-y) に化ける。
[congee コンジー と congeal コカギール は、当然、同源。凝固の逆方向したものが、粥(かゆ)]
【チベ】gangs (= snow) は、【英】congeal コンギール (= 凝固する) と同源で、水が寒さで凝固する。に対応。
がんぎ、がんぎーる、ぎょうこ、こんこ、こんこん、 ---皆んな、雪の類似語。
gangs が、yuki (g-y, g-k) に化けた、と、考えられる。媒介者、チャン族のご先祖さま。
〒kagome ここはアンカー名 ="kagome" です。
かごめかごめ
■ かごめかごめ - Wikipedia evil eye 邪視 - Wikipedia (悪意を持って相手を睨みつけることにより、対象者に呪いを掛ける魔力。) 鬼ごっこ
代表的歌詞: かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀と滑った 後ろの正面だあれ?
かごめかごめ 籠の中の鳥は いついつ出やる 夜明けの晩に 鶴と亀が滑った 後ろの正面だあれ?
cf. かごめかごめ 〜日本に古くから伝わるあそびうた〜
cf. 「かごめかごめ」の真相にせまる Part I ヘブライ語で書かれていた「カゴメの歌」 | 日本とユダヤのハーモニー -- 資料1.
つるとかめがすべった。
籠の中の鳥は、いついつ出やう。出れる。かごの door が開く。なので、door でインド弁辞書を攻めると。 鶴と亀、がある。
【民】tirukkAppu (= 1. divine protection 聖なる保護; 2. ceremonies performed in the evening for protecting a child from the evil eye 悪魔の目から子供を守るための夕方に実施される儀式; 3. door of a temple 寺のドア; 4. tying of the sacred hymnal work with a string) つるかめ (pp-m)
--- さらに、イモズル調査すると下記の語彙群がある。
【民】tiruvantikkAppu (= ceremonial rites for averting the evil eye the close of daily worship or festival in a temple) つるとかめ (p-m)
【民】cuRRippOTu-tal (= 1. to avert the effects of evil eye by waving 手を振る(バイバイ) round 【前】〜を取り巻いて、回って、回転して the affected person chillies, salt, earth from cross roads and rags, and throwing them into fire 邪悪な目の影響を回避するために、交差する道や雑巾から唐辛子、塩、地球を丸く振って火に投げ入れます。) かごめだ (RR 反復、pp-m)
【賛】saMvR
(= 1 P. A1. %{-vRNoti} , %{-vRNute} &c. (inf. %{-varI8tum} ep. also %{-vartum}) , to cover up , enclose , hide , conceal MBh. ; to shut 閉まる, close (a door) MBh. ;) すべる、しまる (v-m)
【賛】saMvRt
(= A1. %{-vartate} (pf. p. %{-vavRtva4s} q.v. ; Ved. inf. %{-vR4tas} ; ind. %{-vartam}) , to turn or go towards , approach near to , arrive at RV. AV. R. ; to go against , attack (acc.) MBh. ; to meet , encounter 〔偶然・思いがけなく〕出合う、出くわす。〔敵に〕遭遇する。(as foes 仇) RV.) すべった
【民】koLLikkaN (= evil eye) かごめ
【民】tURu (= 03 1. calumny, slander, ill-report; 2. evil) とり、つる
【賛】karaNa
(= (once %{karaNa4} RV.) mf(%{I})n doing , making , effecting , causing (esp. ifc. ; ; ; a spell , charm Katha1s. (cf. %{karaNa-prayoga}) ;) かーめ
【民】kAn2aracam (= sweet charm of music) かごめ、かーめらかめ、かーごめかごめ
【賛】parama
(= a. farthest, last 最後, extreme, best or worst, highest, chiefest; surpassing, better or worse than (abl.). --- as adj. supreme, chief, adv. highly, exceedingly; --- = {para}; n. {paramam} yes, very well, with pleasure.) ばんに (r-n)、晩に
cf. Belief in the Evil Eye and Early Childcare in Rural Punjab, Pakistan
c. このお遊びは、カゴメの真ん中にいる鬼 evil が振り向いて、一瞥された人が呪われる。なので、鬼が後ろの正面の人の名を当てられ無かったら、鬼のハズレで、呪いは失敗し、めでたしめでたし、のストーリ。
c. 【英】charm チャーム、おまじない。も、よく見ると「かごめ (ch-k, r 反復, m-m) or かーめ」に見える。
c. 資料1 を見た時、ヘブライ語で説明できるなら、インド弁でもできるハズ。が当初の発端。資料1 の内容は、厄払い儀式の内容になっている(ある意味、スゴイ)。半分正しい。やはり、地球はつながっている、との感。
cf. かごめ かごめ ※真実の意味 : 世界の真実や報道されないニュースを探る ■地球なんでも鑑定団■
【民】kaikkoL(Lu)-tal (= 1. to take in hand 手をつなぐ, take up, occupy, have in charge; 2. to observe; to pracetise; to maintain; 3. to accept, adopt, admit; 5. to surround) かこむ、かごめ
【賛】gaNacakra
(= n. N. of a magical circle 魔法の輪の名前 Hit. ヒッタイト) かんごめ (r-m)
-- mirror -- 同意語の集合。古代人の言葉の遊びの結果。
@【民】kajncan2ai (= 1. mirror; 2. censer) かにゃごめ、かごめ、かがみ
@【賛】karkara
(= mf(%{A})n. (perhaps connected with %{karka}) hard , firm Gi1t. Ma1lati1m. Amar. ; m. a bone L. ; a hammer L. ; a mirror L. (cf. %{karphara}) ;) かがみ (r-m)、かごめ (r-m)
A【民】kaRkam (= 02 1. water jar; 2. white horse; 3. fire; 4. mirror (TLS)) かがみ、かごめ、かごの
B【民】mukuram (= 1. mirror; 2. singleflowered arabian jasmine; 3. tender leaf) なかの
C【民】taTToLi (= metal mirror) とり
D【民】ATi (= 01 1. dancer; 2. metallic mirror; 3. crystal) いつ
E【賛】AdhArAdheyabhAva
(= m. the relation of the recipient and the thing to be received (as of a mirror and the object reflected) Hit.) いつでやふ (r 無音)
F【民】vayagkal (= mirror, as bright) よあけの (l-n)
【民】viLagkupon2 (= metallic mirror) よあけばん
G【賛】brahmAdarza
(= m. `" Brahma1's mirror "'N. of wk.) ばんにつると
【民】vajnciyartarican2am (= mirror) ばんにーつるかめの
H【民】kaNNATi (= 1. mirror made of burnished gold or of any polised metal; 2. glass thing; 3. looking glass; 4. spectacles) かめと
【民】tarican2ai (= 1. sight; 2. understanding; 3. mirror) つるかめ
I【賛】svastyAtreya
(= m. N. of an ancient sage (supposed author of RV. ; pl. = `" the family of SvnSvasty-a1trna1treya) MBh.; the hymn composed by SvnSvasty-a1trnaltreya A1s3vS3r. ; a mirror La1t2y.) すべったやとれや △
J【賛】AdarzamaNDala
(= m. `" having mirror-like spots "' N. of a species of serpent Sus3r. ; a round mirror 丸い鏡 L.) うしろ・しょうめん・だーれ、あーたるつぁ・まんだーら
【賛】Adarza
(= m. looking-glass, mirror; reflected image; illustration, copy, commentary.) 当たるちゃ、後ろチャ
c. もし鬼が隠し鏡を持つなら、常に当たる(?)。しかし、ゲームなので心の鏡を使う。運がいい人は当たる。
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