[千曲市博物館めぐり] 森将軍塚古墳館
(3)
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■ 竪穴式石室の復元実物大の展示
前方後円部の中央には、長大な竪穴式石室が設けられていて科野のクニの王様が埋葬されていました。 この竪穴式石室は、二重の石垣で囲まれた長さ15.0m、幅 9.3m、深さ 2.8mの大きな穴の中に築かれ、石室内には、遺体を入れる木棺が納められていました。
古墳の頂から石室の底までは、約 3.5mあり、手厚く埋葬されていた。
古墳館の一階の覗き窓から石室内部の様子が見ることが出来る
二階からは上部から見た石室が閲覧できる 森将軍塚古墳館 (2)に掲載
■ 科野のムラ
「森将軍塚古墳」のある付近一帯は、長野県千曲市の「歴史公園」として整備され、「森将軍塚古墳館」・「科野のムラ」・「県立歴史館」の三つの施設があります。
長野県立歴史館の建設にあたり、発掘調査がおこなわれ、結果、縄文時代後期(およそ 3,500年ほど前)から弥生時代古墳時代と続いた集落の遺跡であることがわかりました。
公園内に復原した「科野のムラ」には、発掘された家・物置小屋や倉庫をはじめ、ムラの儀式の場などが復原されています。また、田んぼや畑も作られており、当時の人びとの生活の様子がわかります。
出土された生活用品 ムラの生活の様子 ムラの生活の様子
ムラの集落の様子 ムラの生活の様子 ムラの生活の様子
■ 近隣県の学校見学が絶えない
小学校高学年の教科書に森将軍塚が紹介されていて県内の小学校はもちろん近隣の県からも毎日のように訪れ、一度に何校も重なり広場で予備学習をしながら順番待ちを見受けられる。
県内の小学生は隣の「歴史館」・「古墳」・「科野のムラ」をセットで見学又、遠方の学校は「古墳館」と「古墳」「科野のムラ」等を組み合わせ見学して帰る。
科野のムラを見学する生徒 県外ナンバ−のバス 予備学習をしながら待つ生徒
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