[千曲市博物館めぐり] 森将軍塚古墳館 (4)
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■ 国指定の史跡 森将軍塚
昭和40年代、周辺に迫る砕石場によっていくつかの小古墳が失われる事態となり、昭和45年に保存対策協議会が発足し、
翌年国史跡に指定されました。
古墳は昭和56年(1981)から、11年の歳月をかけて整備され、発掘調査の成果をもとに、平成4年に同じ材料・同じ工法で築造当時の姿に復元されたものです。
古墳の上には千曲川の玉砂利を敷き詰め、27種・157個の円筒埴輪や朝顔型埴輪が古墳を飾っている。
石室内の副葬品は、そのほとんどがすでに持ち去られていました。しかし、わずかに残された副葬品から、大和王権と密接な関係をもつ指導力の、科野のクニの最初の王の墓といわれています。
■ 森将軍塚まつり
将軍塚まつり実行委員会では国指定の史跡に指定されてから毎年11月3日の文化の日に祭りを行い様々な行事を行い五穀豊穣を眠る「科野のクニの王」に感謝と報告を行っている。
それに先立ち6月の第二日曜にお供えをする古代米をお田植え祭りで田植えをする行事がある。

参考文献 : 各箇所の案内板、展示説明板などを参照
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