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■「蔵の町並み」

江戸時代は、須坂藩主堀氏の館町(陣屋町)として、また大笹街道の追分の地として、数々の商取引が行われました。
その後、明治から昭和初期にかけて近代製糸業によって繁栄し、今も豪壮な土蔵造りの旧製糸家建物や繁盛した大壁造りの商屋などの町並みが残されており、蔵を生かした商店、博物館、美術館など当時を偲ぶことができます。




旧須坂藩の武家長屋

明治時代の製糸業の長屋門をくぐると、江戸時代の武士、町人の住居であった旧須坂藩の武家長屋や油屋、藩医が開いた私塾、、可能な限り建築当時を忠実に復元されています。

ふれあい館くらふじ  (国の登録有形文化財指定)
旧須坂藩の奉行だった浦野氏が建てた住宅で、そこを買い取り、病院を開業しました。主屋は明治初めの建築で、武家住宅の伝統的様式がみられます。診療室のあった洋館は土蔵造りですがデザインは洋風のモダンな建物です。庭は公開していますが建物の中は一般には非公開、会議などに利用可能です

ふれあい館 まゆぐら  (国の登録有形文化財指定)

平成12年、須坂市ふれあい館まゆぐらとして開館。 「須坂市ふれあい館まゆぐら」は明治期に建てられた三階建ての繭蔵を移転・改修したものです。製糸業で栄えた須坂の歴史を後世に伝える歴史的に貴重な建物として曳き家移転を行い、保存再生しました。 館内には休憩スペースがあり、混雑していなければ地元のボランティアがお茶の接待をしてくれます。また1階には機織りの実演・体験コーナーがあり、機織りの体験もできます

臥竜公園

臥竜公園は『さくら名所100選』に選ばれている。"ソメイヨシノ"を中心に150本、公園全体で約800本の桜が植えられていて近隣からシーズンになると見物に訪れる。
龍が臥しているように見える臥竜山の美しい松は竜ヶ池に映え、『日本の名松100選』にも選定されている。
公園の設計者は、明治神宮や日比谷公園、小諸懐古園などを設計した日本初の林学博士 本多静六(1866〜1952)東京帝國大学農科大学(現東京大学農学部)教授で、昭和6年の築造。
当時は昭和初頭の世界恐慌でこの造園は、皮肉にも製糸の町須坂の製糸工場で働いていた多くの人々の失業者対策として行われた など歴史がある。


オ−プンガーデン

須坂市では平成7年度より市民協働での「花と緑のまちづくり」事業を行ってきており、今では市内に100箇所を超える花壇・フラワーロードが見られ、個人のお宅の庭園を開放していただく「信州須坂オープンガーデン」を開始し、開花時期には拝見ができる。


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