《ビリ弾の放出方法案》


 間隔が2〜3cmで線幅5mm程度のアルミのメッシュで、且つビリ弾1個ずつのくぼみ
を15cmごとに千鳥状に配置したものを幅100cm、高さ50cm程度にして作成する。
言ってみれば大きなラケットのようなもので全体の重量を押さえる為にはフレームの
材質や構成に工夫を凝らす必要がある。                          .

 このラケットのくぼみの各々に、直径10cm程度の球形のビリ弾を乗せて、一気に
数十発のビリ弾を水平からの仰角30度程度の斜め下方向に打ちつける。   .
(注: 直接メッシュの窪みにビリ弾を載せると壊れるので、樹脂製の皿を付加する)

 ラケットには加速機と、長さ10cm程度の3本のアームで接続されている。加速器は
ベルトコンベヤのような構造で、金属性のコグベルトを内部のローラでモーター駆動す
る。この金属性のコグベルトには先程の3本のアームを2組固定させて2個のラケット
を駆動させることになる。                                    .

 つまりラケットはオーバル運動をする訳で、ビリ弾を乗せるラケット面が上になる側
の片方のローラー位置に来た時にローラーを停止させビリ弾を移載し、ローラーを
加速回転させてビリ弾を放出する。ラケット、ローラー及びコグベルトの質量を軽く
すれば全体の駆動エネルギーはほとんどビリ弾の放出分として利用され、効率が
良いと思う。                                         .

 

 具体的にCGで立体図を作成したのでご覧下さい・・・

<ビリ弾放出装置のCG図>

 

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