十和田市サッカー協会 第3種委員会

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ティソ パワーマティック80 ムーブメントを搭載した新型PRX 35mmを発表。

ティソは、特にPRXラインに関してはどうすれば我々を飽きさせないかをよく知っている。本日、ブランドは同コレクションに新作を追加することを発表した。35mmサイズのPRXモデルの存在は知っているが、それはすべてクォーツでしか入手できなかった。今日までは。

ティソはPRXシリーズ全体のベースとなっている、1970年代のオリジナルヒストリカルウォッチから直接インスピレーションを受けている。ブランドはこの35mmのケースデザインに、自動巻きムーブメントのパワーマティック80(ETA2824-2ベース)を搭載した。つまり本質的には、この新しいセレクションはよりプレミアムなパワーマティック 40mmモデルの魅力を余すところなく伝えつつ、より一層親しみやすくつけられるユニセックスなケースサイズへと仕上げたということなのだ。

スーパーコピー 代引きしかもティソはこれを限定して行ったわけではない。本作はコレクションのなかの新しいレギュラーモデルであり、今回の発表ではブルー、ブラック、グリーンという3つのダイヤルカラー、そしてホワイトマザー・オブー・パールの全4種類を用意した。

Tissot PRX
新作は35mmというサイズに70年代を思わせるケースデザイン、一体型ブレスレットに、優れたフォールディングスティール製クラスプシステム、特徴的なシグネチャーワッフルダイヤル(これはクォーツモデルにはない)、3時位置のデイト表示、そしてもちろん約80時間のパワーリザーブを持つパワーマティック80 ムーブメントを装備している。裏蓋はムーブメントの動きが眺められるシースルーバック仕様で、ケース自体は100mの防水性を備えている。

我々の考え
小ぶりな時計は2023年もトレンドであり、今後もこの傾向が続くことをとても楽しみにしている。新しいチューダー ブラックベイ 54から、37mm径のシチズン プロマスター ダイバーを経て、そして現在このモデルに至るまで、10数年(あるいは20数年)前から(より大きいほうへと)強化してきたリストウェアの軌道修正を行っているように見える。そして多くの人たちがこのリリースにワクワクしていると考えなければならない。

今年初めに、40mmサイズのPRX パワーマティック80を手首に装着して1週間過ごし、その体験を存分に楽しんだ。通常36mmから39mmの腕時計を好む人間としては、この一体型ブレスレットのおかげで40mmのサイズは特に問題にならなかった。しかし私の手首には大量の時計が巻かれていた。そして、もしサイズの選択肢があるなら私は37mmのオーデマ ピゲ ロイヤル オークに飛びつくだろうと考えると、この新しいPRX 35mmは私が選ぶエントリーレベルのブレスレット一体型の時計になると思う。さて、まだこの時計の実機を見ていないからこそ(十分注意しながら)こんなことを言ったが、すぐに変更するつもりだ。

ただ40mmのPRX パワーマティック80で伝えたように、(歴史あるブランドヘリテージの)時計をたくさん手にいれられるのだ。そして一般的に、この価格カテゴリー(ホワイトマザー・オブー・パール以外は10.5万以下)で削られてしまうのはサイズだ。なぜか安いものほど大きくなっていく。まあ新型PRXはそんなことはないのだが。幅広い購買層にアピールできる時計サイズで、スウォッチ グループ/ETAという信頼性の高いムーブメント、この価格では類を見ないブレスレットにクラスプ、そして素晴らしい仕上がりのダイヤルが手に入れられることは、かなり驚くべきことだと思うのだ。

実質これはサイズ以外何も変わっていないので、PRXの魅力を余すところなく語ることはできるのだがそれはすでにA Week On The Wristですべて行っている。40mmというサイズで迷っていた人は、この新しいダウンサイジングした新型PRXを機にもう1度チェックしてみてはいかがだろうか。

基本情報
ブランド: ティソ(Tissot)
モデル名: PRX パワーマティック80(PRX Powermatic 80)

直径: 35mm
ケース素材: ステンレススティール
文字盤: ブルー、ブラック、グリーン、ホワイトマザー オブー パール(すべてワッフルダイヤル)
インデックス: アプライド
夜光: あり、スーパールミノバ
防水性能: 100m
ストラップ/ブレスレット: 一体型SSブレスレット

Tissot PRX
ムーブメント情報
キャリバー: パワーマティック80(ETA2824-2ベース)
機能: 時・分・センターセコンド、日付表示
パワーリザーブ: 約80時間
巻き上げ方式: 自動巻き
振動数: 2万1600振動/時
クロノメーター: なし

価格 & 発売時期
価格: ブルー、ブラック、グリーンは各10万3400円、ホワイトマザー オブー パールは10万8900円(すべて税込)

MB&Fから、HM8 Mark 2が新登場。

クルマにインスパイアされた時計らしく、動いていないときでも速そうに見える。

マックス・ブッサー(Max Büsser)氏による自由な発想から生み出されたMB&Fが、またもや自動車産業にインスパイアされた魅力的なオロロジカル・マシンを作りだした。これはクルマからトリビュートした既存のHM8を改良したもので、現在の名称はHM8 Mark 2となっている。そして名車と同じように、じっと座っていてもその時計が速そうに見えるのだ。

MB&F HM8 Mark 2
ブッサー氏はカーデザイナーになることを常に夢見ていた。その後別の道へと進んだものの、これまでアイコニックなカーデザインを落とし込んだ数々の時計を製造している。HM5には、開閉可能なスラット(羽根板)を備え、リアウィンドウのルーバーが未来的なベルトーネのランボルギーニ・ミウラを想起させる。またHMXはツーリング スーパーレッジェーラからインスピレーションを得ている。スーパーコピー時計 優良サイトそして(今回の)HM8は“カンナム”だ。新作HM8 Mark 2は、ジラール・ペルゴのものをベースにしたオリジナルのHM8と同じムーブメントを搭載しているが、デザインコードは地球上で最も速い車のひとつであるポルシェ 918スパイダーを意識した、より現代的なものになっている。

HM8のカンナムをイメージしたクロム(メッキ)の“ロールバー”や、ホワイトゴールドまたはローズゴールドのケースの代わりに、MB&Fのために開発された新素材、“カーボンマクロロン®”を使用してケースを再構築。この素材はカーボンナノチューブを注入した高分子マトリックスからなる複合素材である。また着色、研磨、ビーズブラスト仕上げ、ラッカー塗装、サテン仕上げが可能であり、さらに重量はスティールの8分の1しかない。

HM8 Mark 2の“エンジン”を披露するには大変な労力を要した。MB&Fによると、このダブルドームサファイアをケースに合わせて製作するには、ドームサファイアの30倍から40倍のコストがかかり、しかも製造プロセスの最後に失敗するリスクが高いというのだ。ただ完成したサファイアは、ほかのサファイアと同様に耐久性があるらしい。22Kゴールドでできた“バトルアックス”ローターも、(刻印も含む)スタンプを入れなければならないほどの薄さだ。ディスプレイはご存じのとおり旧式のスピードメーター風で、これはケースサイドのプリズム(角柱)を使い、ジャンピングアワーとトレーリングミニッツを表示する方式を採用している。

さらにリューズには、新システムの“ダブルデクラッチ”を搭載。これはリューズを押し込み、4分の3回転させることで解除して使用するというものだ。カラーはホワイトとブリティッシュレーシンググリーンの2色で、ストラップの色がそれぞれ対照になっている。どちらも7万8000ドル(日本円で約1096万2000円)であり、グリーンモデルのみ33本の限定品だ。

我々の考え
もしMB&Fが好きな人なら、ほとんどの場合、レガシー・マシン派かオロロジカル・マシン派かのどちらかにわかれると思う。LM(レガシー・マシン)は大きくて、ドーム型のクリスタルが手首を支配するが、少なくとも(一方より)もう少し見やすくて、私の個人的な“ホーム”と伝統的な時計製造への愛に近いと感じる。

ただMB&Fのオロロジカル・マシンは、アバンギャルドな時計デザインをかなりスチームパンキーにアレンジしたものが多いといつも思っている。(HM7のような)エイリアン系、(HM10の“ブルドッグ”のような)動物的なものがあるなど、近未来的なデザインが話題になるなか、私にとっては次のふたつがほかのなにより際立っていた。HM5もHMXも、MB&Fが腕時計に採用しようとしていたクルマのフレームワークに収まっていたが、HM8よりもスマートでモダンな印象なのだ。また丈夫でがっしりしているHM5は、私が子どものころにカンナムカーが好きだったことも影響していたが、HMXはより洗練されていて現代的に感じられる。もし前作の時計が私のために歌ってくれなかったとしたら、この時計がヒット曲を奏でていることになる。

MB&F HM8 Mark 2のブリティッシュレーシンググリーン(左)とホワイト(右)
ポルシェ 918スパイダーの形を瞬時に思い起こさせる、ブッサー氏と彼のチームの手法は驚異的であり、私にとって最高のものとなる。チームが時計を覆っていた布を取り去ると、すぐに918の象徴であるふたつの後部排気機構が運転席と助手席の後ろに、ふたつの“こぶ”としてロールバーに鎮座しているように見えた。しかし今回はサファイアクリスタルから、自社開発のジャンピングアワーとトレーリングミニッツを搭載したジラール・ペルゴのベースムーブメントを見ることができる。

このデザインとカーボンマクロロン®素材の選択により、この時計はクルマと同様に21世紀に突入した。HM5と同様、この時計には独立した防水筐体に“ボディパネル”が追加されている。このモデルは信じられないほど軽く、幻想的なまでにスポーティ(当然のことだが)で、カーボンマクロロン®のケース、ストラップ、ムーブメント、ローターの色の組み合わせは、MB&Fがリリースする時計のなかで最も“伝統的な”モダンウォッチであり、(ほかと比べて)簡単に着用できる可能性を秘めている。実際のところ、この時計の最大のセールスポイントのひとつは装着性かもと思っている。

当たり前のことに目をつぶってみると、ほかにも評価すべき点はたくさんあるが主にMB&Fから評価されるようになった、創造的な技術的判断にあると思う。例えばムーブメントの上にあるサファイアは、見ているぶんにはほとんど気にならないが、プレス資料ではザガートのダブルバブルを連想させる形状のサファイアを製造するのがいかに難しいか、多くの時間を割いて説明している。プリズムについてもあまり考えたことがなかったのだが、それだけこの時計が好きになった今では、この工夫には頭が上がらない。なお知らない人のために説明すると、HM8 Mark 2(またはHM5、HM8、HMX)のプリズムは、平らな円盤(ムーブメントの平面上を走っている) を90°屈折させることで、自動車のステアリングを持つとき(手首を横にしたとき)に時刻がわかるようになっているのだ。確かに、それがドライバーズウォッチであることは明らかだが、時計のスペースと高さを抑えながら、これほどシンプルな解決策を考えたことはなかったのだ。

唯一の欠点は(価格が予算外であることを除き)、私の好きな色であるブリティッシュレーシンググリーンモデルが33本に限定されているというところだろうか。だからHM8 Mark 2のためにお金を貯めていたとしても、918スパイダーが0-60mph(時速約160km)で走るよりも早くすべて消えてしまうのだ。

基本情報
ブランド: MB&F
モデル名: HM8 Mark 2

直径: 47×41.5mm
厚さ: 19mm
ケース素材: グレード5チタンとグリーンまたはホワイトのカーボンマクロロン®
文字盤: ブラック
インデックス: 双方向のジャンピングアワーとトレーリングミニッツを、拡大レンズ内蔵の反射型サファイアクリスタルプリズムで表示
夜光: スーパールミノバ
防水性能: 30m
ストラップ/ブレスレット: カーフスキンストラップ(ブリティッシュグリーンモデルはホワイト、ホワイトモデルはグリーン)、チタン製ピンバックル

MB&F HM8 Mark 2の裏蓋
ムーブメント情報
キャリバー: MB&Fが自社開発したジャンピングアワーとトレーリングミニッツのモジュールで構成された、ジラール・ペルゴのベースムーブメント、3次元オロロジカルエンジン
機能: ジャンピングアワー、トレーリングミニッツモジュール
パワーリザーブ: 約42時間
巻き上げ方式: 自動巻き(22Kローター搭載)
振動数: 2万8800振動/時
石数: 30
追加情報: ムーブメントに247の部品、ケースに40の部品、トップ、フロント、ディスプレイバックともに無反射コーティングを施したサファイアクリスタル、拡大レンズを内蔵した二重反射サファイアクリスタルプリズム

価格 & 発売時期
価格: 各7万8000ドル(日本円で約1096万2000円)
発売時期: すぐに
限定: あり、ブリティッシュレーシンググリーンは33本限定

オーデマ ピゲのロイヤル オーク オフショア グランド コンプリカシオンの新作情報です。

私の時計仲間たちは、誰かが私に大きな時計を試してみるようすすめると、本能的に否定的な反応を示すことを知っている。私の身長が6フィート7インチ(約2m)だからといって、どうして大きくて不格好な時計をつける必要があるのかと思う。まあ、彼らが本当に言いたかったのは、“私はこの時計をつけこなせないけれど、君ならできるはずだ”ということなのだろう。理解はできるが、それは私が求めたことでも望んでいることでもない。ただし今回は、“私はこれをつけこなせるが、君たちには多分できないだろう”と言える。そしてそう言えることがすごくうれしいのだ。

AP Royal Oak Offshore Grand Comp
これはオーデマ ピゲスーパーコピー代引き 激安(以下、AP)のカタログのなかでも最も希少なモデルのひとつで、ブランドが限定版としてのみ発表するロイヤル オーク グランド コンプリカシオンだ。それだけでなくこの時計はオフショアであり、セミスケルトンデザインが特徴だ。私がこの時計に魅了された理由は、44mm径、厚さ15.7mmのスケルトン仕様で、永久カレンダー、ムーンフェイズ、うるう年表示、スプリットセコンドクロノグラフ、そしてミニッツリピーターまで搭載するというそのとてつもないスペックにある。オリジナルのオフショアが“ビースト”と呼ばれているなら、この時計をどう呼べばいいだろうか。手首を完全に覆い重量を感じさせるこの時計を、北欧神話に登場するヨルムンガンド(自分の尾を食べる別名世界蛇)と名付けることにした。

AP Royal Oak Offshore Grand Comp
 思いがけない落とし穴は、“オフショア(沖合)”と名付けられているにもかかわらず、この時計の防水性能が20mしかないことで、これは“岸辺に近い(close to shore)”とでも呼ぶべきか。今日のAPが目指す最低限の防水性能である。ただしこれは、ミニッツリピーターを追加するとどの時計でも同じことが起きる。ケースに可動部品が増えるため、防水性能が低下してしまうのだ。しかし、誰がそれを気にするでだろうか? ミニッツリピーターを搭載しているというだけで、十分に特別なのだから。

 2013年、ベン(・クライマー)がSIHHで別バージョンのロイヤル オーク オフショア グランド コンプリカシオンを取り上げた。それ以前の2012年では“通常”のロイヤル オークという形で2本のセミスケルトンバージョンを紹介している。そのため、これは過去11年であまり変わっていない時計に再びスポットライトを当てるようなものだ。しかし、私がロイヤル オーク グランド コンプリカシオンやオフショア グランド コンプリカシオンの実物を見かけたのはたった2回しかない。

Royal Oak Grand Complication
昨年の春、イタリア人ディーラー、クラウディオ・サルヴァティ(Claudio Salvati)氏が初期のセラミック製ロイヤル オーク グランド コンプリカシオンをつけているところをジュネーブで目撃した。

Royal Oak Grand Complication
もうひとつのロイヤル オーク グランド コンプリカシオンは、ドバイウォッチウィークの期間中に見かけた。

 そしてこのオフショアで3本目になるが、厳密には“実際に見かけた”わけではない。これは今年の春に開催されたモナコ・レジェンド・グループのオークションに出品されていたものだ。本モデルは推定価格35万から70万ユーロ(日本円で約6045万~1億2090万円)が付けられ、結果45万5000ユーロ(日本円で約7860万円)で落札された。2015年にこの時計のブラックプッシャーバージョンが発表された際の推定小売価格は約74万ドル(当時の相場で約8960万円)であった。つまり、この時計は全体的に不条理という意味でとにかくすごく、非常に高価であり、新品を購入したとして必ずしもいい“投資”にはならないかもしれないということだ(時計を“投資”として考えること自体私は嫌っているが)。それにもかかわらず、私はこの時計に完全に魅了されていたし、今でもそうだ。展示ケースから出してもらうよう何度も頼み、この時計はオークションで見つけられる現代の時計のなかでとてつもなくクールなものだと誰彼構わず熱弁した。その理由は以下のとおりだ。

AP Royal Oak Offshore Grand Comp
 APは複雑機構を得意とする長い歴史を持つ。昨年、APの新しいコンプリケーション部門長となったアンヌ-ガエル・キネ(Anne-Gaëlle Quinet)氏とのインタビューでさまざまな複雑時計を紹介したが、今回のストーリーで重要なのは、スプリットセコンドクロノグラフ、ミニッツリピーター、永久カレンダーの3つで構成されるこのグランドコンプリケーションだ。このオフショアは2016年に製造されたが、時計を動かすキャリバーの歴史は1996年にまでさかのぼる。つまり、Cal.2885を搭載する時計は30年前の時計製造技術に基づいているが、APは新デザインでそれを新鮮に保つ方法をみいだしている。この時計がどこから始まったかを見てみよう。

Jules Audemars Grande Complication
Cal.2885を初めて搭載した時計が、ジュール・オーデマ グランド コンプリカシオンだ。

 この時計が注目されたのは、スプリットセコンドクロノグラフという特別な複雑機構のためだ。APによれば、ブランドは1880年代から1890年代にかけて1625本の時計を製造し、そのうち300本以上にスプリットセコンド機能を搭載していた。しかし、最初の腕時計が誕生してから1996年までのあいだ、APが製造したスプリットセコンドクロノグラフウォッチは1949年製の1本のみである。今の市場に数多く存在するスプリットセコンドクロノグラフや、永久カレンダーのような複雑機構の時計が多いことを考えると意外に思える。ミニッツリピーターも信じられないほど複雑だ。実際、IWCは現在Cal.7750をベースにしたスプリットセコンドクロノグラフを250万円以下で提供している。しかし、APのグランドコンプリケーション製造において制約となった技術的要因は、(Cal.2120/2800でAPのアイコンとなった)永久カレンダーでもミニッツリピーターでもなく、スプリットセコンドクロノグラフだったのだ。

AP Royal Oak Offshore Grand Comp
 その1年後の1997年、APはロイヤル オークの25周年を記念して、初めてトゥールビヨンを搭載したグランドコンプリケーションを発表した。当然のことながら、ブランドはこの成功をルノー・エ・パピ(現在はオーデマ ピゲ ル・ロックルとして知られる)の力を借りて実現した。IWC グランド・コンプリケーションにおいてミニッツリピーターの問題を“クリア”したルノー・エ・パピが、Cal.2885の設計に貢献したのである。この時計はアイコニックなプチタペストリーダイヤルが特徴だが、ダイヤルにはセリフフォントで“Grande Complication”と記されるなど、約30年後の今では少し古く感じられる要素もある。ただ長い年月をかけて微妙な変更を加えることで、ブランドはこのモデルを常に新鮮に保ち続けている。

AP 25865
1997年製のAP ロイヤル オーク グランド コンプリカシオン Ref.25865。

 裏側からはCal.2885のムーブメントがよく見える。ゴング、クロノグラフ機構など、すべてが現代の視覚的嗜好に合わせてアップデートされている。以前のバージョンでは、イエローゴールド製のローターが使用されており、それらは手彫りで装飾されていた。これはきわめて1990年代的で今ではとても古めかしく見える。現在は、ブリッジの面取りを維持しつつ、より現代的にスケルトナイズされている。ただひとつ、歯車に内角がないことだけは気になる。74万ドル(当時の相場で約8960万円)の時計には期待されるかもしれないが、ここでは見られないのだ。

AP Royal Oak Offshore Grand Comp
 ロイヤル オークのミニッツリピーターがこれほど早く当たり前の存在になったことは驚きだ。現在、APはロイヤル オークコレクションに4種類、コンセプトラインに1種類のスーパソヌリを展開している。これらのリピーターは素晴らしく、音が大きくて印象的で、手に持っているときよりも手首につけたときのほうが音が大きく聞こえる。まるでマジックのようだ。しかし1997年当時、これらのグランドコンプリケーションはロイヤル オークのケースに初めて搭載されたリピーターであった。それゆえ左側にあるリピータースライドを見ると、“初”の系譜には何か特別なものがあるとしか考えられない。このオフショアは19年後につくられたが、同じキャリバーを使用しているという事実がとてもクールだと思う。

AP Royal Oak Offshore Grand Comp
 リピーターの音は理論上、音を抑えるはずの重厚なローズゴールドケースにもかかわらず、とても力強く響く。しかし20m防水の“オフショア”であることがこの時計の制約となっているかもしれない。それが私にとっての魅力の一部でもある。私はこのような矛盾が大好きなのだ。水に浸けたくないオフショアというのは、もしかしたら最大の矛盾かもしれない。

AP Royal Oak Offshore Grand Comp
 前述したように、本当に注目すべきはスプリットセコンドクロノグラフだ。ロイヤル オーク コンセプトや最新のスプリットセコンドクロノグラフ GMTについての記事でこのことに触れたが、ここで簡単におさらいする。このオフショアが製造された当時、APは年間最大13本のスプリットセコンドクロノグラフしか製造できず、それらすべての機構がグランドコンプリケーションに使用されていた。価格に加え、このような時計をコレクションする人が限られていることもあり、こうした時計が3本や4本のセットでつくられた理由のひとつである。

AP Royal Oak Offshore Grand Comp
 ムーブメントを見ればその理由が分かる。1本のクロノグラフ針を止めながら、ほかの針を動かし続けるために必要なブリッジやレバーの数々は、美しくも混沌とした光景だ。私は時計職人でもデザイナーでもないが、このクロノグラフを機能させるために必要な部品をすべて配置するのがどれだけ難しいかはひと目で分かる。そしてこれこそ、新しいコンセプトがAPにとっていかに革新的であるかを示す好例でもある。

AP Royal Oak Offshore Grand Comp
Movement
APのCal.2885。Photo courtesy Audemars Piguet.

 コンセプトに関する記事で述べたように、(RD#4から受け継がれた)本モデルにおける最大の功績はスプリットセコンド機構とローターの再構築である。スプリットセコンド機構はセンターホイールをつかんでクロノグラフ針の一方(または両方)を止めるが、以前はこれをローターとベアリングの下に配置し、ローターが自由に回転できるようにしていた。しかし、これらの機構を重ねると厚みが増してしまう。そこでAPの新しいデザインでは、これらの機構をローターベアリングの内部に収めることで構造を簡素化し、より薄いプロファイルを可能にしたのだ。

AP Concept Split Second
AP ロイヤルオーク コンセプト スプリットセコンド クロノグラフ GMT ラージデイト 43mm。

AP Concept Split GMT Large Date
 こうした変更やスーパソヌリの革新性により、APが密かにこれらのイノベーションをすべて統合している可能性がある。特に、永久カレンダームーブメントの2120廃止(ジョン・メイヤーの永久カレンダーとともに発表された)に続く、新しいグランドコンプリケーションの開発を密かに進めているかもしれない。すでにRD#4でスーパーソヌリとスプリットセコンドの組み合わせを見ているので、これは非常に現実味がある。その間も、このような時計はオーデマ ピゲの最高傑作であることに変わりはない。

AP Royal Oak Offshore Grand Comp
 この特別な時計には、私が本当に気に入っている細かいディテールがたくさんある。ダイヤルは特定の光のもとで“反転”することで、ムーブメントを垣間見せながらも視認性を確保している。少し傾けて影を捉えると、セミスケルトンダイヤルを通して内部が見える。確かに大きくて重い時計だが、これをつけていると少しカッコよく感じるのは嘘ではない。オークションプレビューが行われる会場の少し暗い場所に足を踏み入れると、まるでクリスマスツリーのように夜光が光るのを見て驚いた。それはその瞬間まで見落としていたディテールであり、頭をかしげながらも思わず笑みがこぼれた。暗闇でスケルトンのグランドコンプリケーションを読みたいが、チャイムを鳴らしたくない人であれば、APはそのニーズを満たしている。

ロレックス 人気モデルのミルガウス 116400GV ディスコンモデルが新登場。

ロレックス 人気モデルのミルガウス 116400GV ディスコンモデルが新登場。

人気モデルの相場を追うシリーズから、今回は遂に生産終了となってしまったミルガウス 116400GV をチェックします。

ロレックス時計コピー 代引き前回のチェックは1ヶ月くらい前、Watches & Wonders 2023で「モデルチェンジ」があるだろうと事前に相場を確認していました。

グラフの動きからも、あまりミルガウスの「モデルチェンジ」には興味が無かったロレックスファンの皆さんの様子がわかります。

2022年に切り替わるかな?の雰囲気で高騰しましたが、あっさりとすかされ、更にはここ最近デザインが大きく変わらないモデルチェンジが増えていることから、どうせミルガウスもムーブメントが代わり「12****系(126400GV)」となって、ブラックとZブルーの2色展開にグリーンガラスも継続でしょ?的な、そんな感じでマーケットは全然反応しませんでした・・・

が、遂にディスコンになってしまったミルガウス。

そこまで大きな話題にはなりませんでしたが・・・さて、新作発表から3週間ちょっと経過した現在、ディスコンになったミルガウスの相場は動いたのか?

それでは見ていきましょう!

ミルガウス 116400GV ブラック

まずは、2007年から18年ほど続いた116400GV ロングセラーモデル 超耐磁機ミルガウス グリーンガラス ブラック文字盤 から。

1/1の価格改定で1,109,900円に上がりましたが、この価格で買えた方はそこまで多くなかったかな。


ミルガウスと言えば以前は超々プレミアムモデルだったのを覚えているでしょうか?ちょっと前の記事を引用します。

「限定モデル?」と世界的に釣られた熱狂したグリーンカラーのサファイアクリスタルが特徴の116400GV。

1019の生産終了からミルガウスシリーズは途絶えておりましたが、現代社会の磁気帯び故障への回答としてオイスタークォーツの新作ではなくミルガウス第3世代誕生と言う形でリリースされたのはもう10年前。

リーマンショック前で物凄く時計が高くなっていた時期でもあります。

「デカ厚ブーム」から時計の巨大化が進んでいたり、よりファッション性が高まり派手なダイヤルの時計がチヤホヤされたりと今思い返すとヘンテコな時代でした。

またiPhoneがリリースされた記念すべき年であり、携帯電話の普及が進み以前と比べ電化製品と腕時計との接触機会が増えてきています。

何十年も前には「技師」や「パイロット」と言った特殊な仕事に就く方向けのプロツールとして各社「耐磁性能」を腕時計に落とし込んでいましたが、今では普段の生活でも強力な磁気にさらされることが多くなっています。

事務仕事でのパソコン、女性のバッグのマグネット、エレベーターの内側に貼っているマグネット式のカーペット風な壁紙など、意識していない強力な磁気が身の周りにはあるのです。

気付くと数分単位で時間がずれていたりしませんか?

ポッコリしたケースバック。

中には磁気シールドがセットされています。

この116400GV。

誰が言ったか知らないけれど・・・「限定なんじゃない?」と言う根も葉もない噂。

ロレックス自体が流したのではないか?(笑)なんて穿った目で見ちゃうくらい、生産数も少なく出回らずグリーンガラスの取り合いと相成りました。

国内定価724,500円だったのですが、2次流通ショップでの販売価格は170万円!

とんでもないことが起きていましたね。

2007年当時、170~200万円ものプライスタグを付けたミルガウス116400GV。あの狂乱ぶりはなんだったんでしょう。

という事で、価格コムから現在の最安掲載価格は180万円。

先月が142.8万円でしたので、かなり上がりました!

時代が追いついた!2007年と同じくらいになったじゃない。相場が下がり悔しい思いをされた方がもしまだ使用されてたら、ガッツポーズですね!

発表後に2割以上プレ値が加わったので、3月に未使用で買ってた方はディスコンマジック成立ですね!

おめでとうございます?

私は昨年エアキング 116900で失敗しましたw

そう言えば、そんな事を以前記事にしたのですが、コメントの少ないこのブログに読者の方からメッセージコメントを頂けたんです。

グラフを見ますと一目瞭然、新作発表&ホームページ更新でミルガウスが無くなったことが知らされると、ガツンと相場が跳ね上がりました。

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ただ、2年のスパンで見ますと昨年の高騰期の方が高値は上。

もう少ししたら追いつくかしら?

今後もこの22年2月の価格が天井になるのかも知れませんねぇ・・・

保証書付き最安値は東京ぶらんどさんの129.8万円。2020年の旧タイプカードです。

定価付近ですし、もしこのデザインが好きだった方は今のうちに買っておいても良いのかも知れません。

ミルガウス 116400GV Zブルー

続いて、ミルガウスの人気カラー Zブルー文字盤。

2014年の追加ラインナップされた美しい文字盤です。まさかZブルーが無くなってしまうとは・・・

価格ドットコムの最安掲載価格は約208万円になっています。

3月は166万円くらいでしたので、こちらも当然「ディスコンマジック」炸裂です。

40万円もプレミアム価格が上乗せになるとは、凄いですね。

ミルガウスが200万円オーバーか~。

ブラックと同様にド~ンと坂を上がっています!

しかしZブルーでも昨年2月の高騰期を超えることはできませんでした。

まぁ今後に期待しましょう。

保証書付き最安値は、ウォッチニアンが2015年の個体(白ギャラ)で約165万円で掲載。

同じウォッチニアンさんが3月に掲載していた2014年の保証書(ミドリ)付き個体が142万円、

そしてトケマーでは3月に2023年の中古品が同じ約165万円でしたので、中古も相場を上げているのがわかります。

まとめ

いかがでしょうか?

「【生産終了】2025年4月 ロレックス 人気モデルの相場をチェック!ミルガウス 116400GV ディスコンモデル」でした。

いや、まさかまさかの生産終了ですよ、ディスコンティニュード。

ミルガウスシリーズが無くなってしまうとは・・・

耐磁性能を謳うミルガウスが消えた年に、IWCからは耐磁モデルのインヂュニアを復刻し、チューダーは15,000ガウス以上耐えられるマスタークロノメーターを取得した新作ブラックベイを発表しました。

今後耐磁性は、オメガに「数字」で対抗するのはチューダー、ロレックスは「常磁性合金」ブルーパラクロム・ヘアスプリングと、シロキシヒゲゼンマイで技術的に対処する流れになるのでしょう。

とか、いいつつ後半戦でミルガウスがド~ンと復活するかも知れませんね。昨年のディープシーチャレンジみたいに突然ド~ンと現れるかも。

60周年のデイトナ、70周年のエクスプローラーは新作が出ましたが、まだ70周年のサブマリーナーが静かなので、後半戦の新作はサブマリーナーにも期待しています。

さてさて、ミルガウス116400GV達の今後の動きはどうなるでしょうか?

もう少し相場が上がるのか、それとも静かに維持していくのか・・・上がるとしても後期の新デザインのカードギャラ付きでしょう。2020年8月以降のね。

ディスコンしても、シードゥエラー4000みたいにググっと上がって維持、GMTマスターII の116710LNみたいにググっと上がって維持、やっぱりねディスコンになる前に「人気があったのか?無かったのか?」ここが重要な気もします。

それではまた!

ゼニス デファイ スカイライン クロノグラフ 42mmが新登場。

今年のウォッチズ&ワンダーズの新作はどこも高級モデルが多く、私がご紹介できる比較的な安価なモデルがかなり少なめだと感じました。

そんな中、ゼニススーパーコピー代引き優良サイトは若向けなデファイ スカイラインに待望のクロノグラフを追加ラインナップ。

1,760,000円の定価が若向けなのかは別として、スティールモデルでラインナップを増やしてくれるのはありがたいですね。

アンバサダーでシンガポールの俳優デズモンド・タンさんもサラっと着用。

カラーバリエーションは3色。シルバー、ブラック、ブルーと既存のベーシックなデファイ スカイラインのカラーを採用、文字盤にはおなじみの鋲が打たれたようなサンバーストパターンとなっております。

エル・プリメロ 3600 ムーブメントを搭載、1/10を計測するゼニスならではのクロノグラフです。パワーリザーブは60時間、42mmのステンレススチールケースは10気圧防水と日常生活にフィットするタフな作りとなっています。

一体型風なラグスポタイプのデファイ スカイラインのクロノグラフは、ロイヤルオークっぽくも見えますね。クイックストラップチェンジ機構で付属のラバーストラップへの交換は容易。

03.9500.3600/21.I001 ブラック

デファイ スカイライン クロノグラフ
八角形の42mmスチールケースとファセットカットのベゼルが特徴のデファイ スカイライン クロノグラフ。サンバーストパターンのブラック文字盤に、ゼニスの象徴である4つの点を結んだ星があしらわれています。1/10秒精度を誇る初のインジケーターを備えた高振動エル・プリメロ 3600自動巻クロノグラフムーブメントを搭載。交換可能なスチールブレスレットとブラックラバーストラップが付属します。

ムーブメント El Primero
部品数 311
振動数 36,000 VpH (5 Hz)
パワーリザーブ approx. 60 hours
機能
中央に時針と分針
9時位置にスモールセコンド
4時半位置に日付表示
1/10秒計測のクロノグラフ:
– 中央に10秒で1回転するクロノグラフ針
– 6時位置に60分カウンター
– 3時位置に60秒カウンター
ケース
素材 ステンレススチール
直径 42
防水 10 ATM
文字盤 サンレイ装飾を施したブラック文字盤
ストラップ
ストラップ
INTERCHANGABLE STRAP
クラスプ

03.9500.3600/51.I001 ブルー

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デファイ スカイライン クロノグラフ
八角形の42mmスチールケースとファセットカットのベゼルが特徴のデファイ スカイライン クロノグラフ。サンバーストパターンのブルー文字盤に、ゼニスの象徴である4つの点を結んだ星があしらわれています。1/10秒精度を誇る初のインジケーターを備えた高振動エル・プリメロ 3600自動巻クロノグラフムーブメントを搭載。交換可能なスチールブレスレットとブルーラバーストラップが付属します。

ブルーが綺麗で良いですね。ケースの厚みが気になります。

03.9500.3600/01.I001 シルバー

デファイ スカイライン クロノグラフ
八角形の42mmスチールケースとファセットカットのベゼルが特徴のデファイ スカイライン クロノグラフ。サンバーストパターンのシルバー文字盤に、ゼニスの象徴である4つの点を結んだ星があしらわれています。1/10秒精度を誇る初のインジケーターを備えた高振動エル・プリメロ 3600自動巻クロノグラフムーブメントを搭載。交換可能なスチールブレスレットとグリーンラバーストラップが付属します。

爽やかなシルバー。高級感があります。

まとめ

いかがでしょうか?

「【2024年新作】ゼニス デファイ スカイライン クロノグラフ 42mm ¥1,760,000-」でした。

176万円は安くありませんが、エルプリメロの高速クロノグラフが楽しめるラグスポだと思えば悪くないんじゃないでしょうか?ゼニスファンならありですよね。

しかしゼニスは有名なのにスイスウォッチの売り上げでは34位と低迷中。ヒットモデルが無くムーブメントばかりが話題になります。

SNSでもゼニスの時計を見掛けることは少なく、ここら辺でスマッシュヒットが欲しいところ。デファイもクロノスポーツも出た瞬間は話題になりましたが・・・

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