十和田市サッカー協会 第3種委員会

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オーデマ ピゲのロイヤル オーク オフショア グランド コンプリカシオンの新作情報です。

私の時計仲間たちは、誰かが私に大きな時計を試してみるようすすめると、本能的に否定的な反応を示すことを知っている。私の身長が6フィート7インチ(約2m)だからといって、どうして大きくて不格好な時計をつける必要があるのかと思う。まあ、彼らが本当に言いたかったのは、“私はこの時計をつけこなせないけれど、君ならできるはずだ”ということなのだろう。理解はできるが、それは私が求めたことでも望んでいることでもない。ただし今回は、“私はこれをつけこなせるが、君たちには多分できないだろう”と言える。そしてそう言えることがすごくうれしいのだ。

AP Royal Oak Offshore Grand Comp
これはオーデマ ピゲスーパーコピー代引き 激安(以下、AP)のカタログのなかでも最も希少なモデルのひとつで、ブランドが限定版としてのみ発表するロイヤル オーク グランド コンプリカシオンだ。それだけでなくこの時計はオフショアであり、セミスケルトンデザインが特徴だ。私がこの時計に魅了された理由は、44mm径、厚さ15.7mmのスケルトン仕様で、永久カレンダー、ムーンフェイズ、うるう年表示、スプリットセコンドクロノグラフ、そしてミニッツリピーターまで搭載するというそのとてつもないスペックにある。オリジナルのオフショアが“ビースト”と呼ばれているなら、この時計をどう呼べばいいだろうか。手首を完全に覆い重量を感じさせるこの時計を、北欧神話に登場するヨルムンガンド(自分の尾を食べる別名世界蛇)と名付けることにした。

AP Royal Oak Offshore Grand Comp
 思いがけない落とし穴は、“オフショア(沖合)”と名付けられているにもかかわらず、この時計の防水性能が20mしかないことで、これは“岸辺に近い(close to shore)”とでも呼ぶべきか。今日のAPが目指す最低限の防水性能である。ただしこれは、ミニッツリピーターを追加するとどの時計でも同じことが起きる。ケースに可動部品が増えるため、防水性能が低下してしまうのだ。しかし、誰がそれを気にするでだろうか? ミニッツリピーターを搭載しているというだけで、十分に特別なのだから。

 2013年、ベン(・クライマー)がSIHHで別バージョンのロイヤル オーク オフショア グランド コンプリカシオンを取り上げた。それ以前の2012年では“通常”のロイヤル オークという形で2本のセミスケルトンバージョンを紹介している。そのため、これは過去11年であまり変わっていない時計に再びスポットライトを当てるようなものだ。しかし、私がロイヤル オーク グランド コンプリカシオンやオフショア グランド コンプリカシオンの実物を見かけたのはたった2回しかない。

Royal Oak Grand Complication
昨年の春、イタリア人ディーラー、クラウディオ・サルヴァティ(Claudio Salvati)氏が初期のセラミック製ロイヤル オーク グランド コンプリカシオンをつけているところをジュネーブで目撃した。

Royal Oak Grand Complication
もうひとつのロイヤル オーク グランド コンプリカシオンは、ドバイウォッチウィークの期間中に見かけた。

 そしてこのオフショアで3本目になるが、厳密には“実際に見かけた”わけではない。これは今年の春に開催されたモナコ・レジェンド・グループのオークションに出品されていたものだ。本モデルは推定価格35万から70万ユーロ(日本円で約6045万~1億2090万円)が付けられ、結果45万5000ユーロ(日本円で約7860万円)で落札された。2015年にこの時計のブラックプッシャーバージョンが発表された際の推定小売価格は約74万ドル(当時の相場で約8960万円)であった。つまり、この時計は全体的に不条理という意味でとにかくすごく、非常に高価であり、新品を購入したとして必ずしもいい“投資”にはならないかもしれないということだ(時計を“投資”として考えること自体私は嫌っているが)。それにもかかわらず、私はこの時計に完全に魅了されていたし、今でもそうだ。展示ケースから出してもらうよう何度も頼み、この時計はオークションで見つけられる現代の時計のなかでとてつもなくクールなものだと誰彼構わず熱弁した。その理由は以下のとおりだ。

AP Royal Oak Offshore Grand Comp
 APは複雑機構を得意とする長い歴史を持つ。昨年、APの新しいコンプリケーション部門長となったアンヌ-ガエル・キネ(Anne-Gaëlle Quinet)氏とのインタビューでさまざまな複雑時計を紹介したが、今回のストーリーで重要なのは、スプリットセコンドクロノグラフ、ミニッツリピーター、永久カレンダーの3つで構成されるこのグランドコンプリケーションだ。このオフショアは2016年に製造されたが、時計を動かすキャリバーの歴史は1996年にまでさかのぼる。つまり、Cal.2885を搭載する時計は30年前の時計製造技術に基づいているが、APは新デザインでそれを新鮮に保つ方法をみいだしている。この時計がどこから始まったかを見てみよう。

Jules Audemars Grande Complication
Cal.2885を初めて搭載した時計が、ジュール・オーデマ グランド コンプリカシオンだ。

 この時計が注目されたのは、スプリットセコンドクロノグラフという特別な複雑機構のためだ。APによれば、ブランドは1880年代から1890年代にかけて1625本の時計を製造し、そのうち300本以上にスプリットセコンド機能を搭載していた。しかし、最初の腕時計が誕生してから1996年までのあいだ、APが製造したスプリットセコンドクロノグラフウォッチは1949年製の1本のみである。今の市場に数多く存在するスプリットセコンドクロノグラフや、永久カレンダーのような複雑機構の時計が多いことを考えると意外に思える。ミニッツリピーターも信じられないほど複雑だ。実際、IWCは現在Cal.7750をベースにしたスプリットセコンドクロノグラフを250万円以下で提供している。しかし、APのグランドコンプリケーション製造において制約となった技術的要因は、(Cal.2120/2800でAPのアイコンとなった)永久カレンダーでもミニッツリピーターでもなく、スプリットセコンドクロノグラフだったのだ。

AP Royal Oak Offshore Grand Comp
 その1年後の1997年、APはロイヤル オークの25周年を記念して、初めてトゥールビヨンを搭載したグランドコンプリケーションを発表した。当然のことながら、ブランドはこの成功をルノー・エ・パピ(現在はオーデマ ピゲ ル・ロックルとして知られる)の力を借りて実現した。IWC グランド・コンプリケーションにおいてミニッツリピーターの問題を“クリア”したルノー・エ・パピが、Cal.2885の設計に貢献したのである。この時計はアイコニックなプチタペストリーダイヤルが特徴だが、ダイヤルにはセリフフォントで“Grande Complication”と記されるなど、約30年後の今では少し古く感じられる要素もある。ただ長い年月をかけて微妙な変更を加えることで、ブランドはこのモデルを常に新鮮に保ち続けている。

AP 25865
1997年製のAP ロイヤル オーク グランド コンプリカシオン Ref.25865。

 裏側からはCal.2885のムーブメントがよく見える。ゴング、クロノグラフ機構など、すべてが現代の視覚的嗜好に合わせてアップデートされている。以前のバージョンでは、イエローゴールド製のローターが使用されており、それらは手彫りで装飾されていた。これはきわめて1990年代的で今ではとても古めかしく見える。現在は、ブリッジの面取りを維持しつつ、より現代的にスケルトナイズされている。ただひとつ、歯車に内角がないことだけは気になる。74万ドル(当時の相場で約8960万円)の時計には期待されるかもしれないが、ここでは見られないのだ。

AP Royal Oak Offshore Grand Comp
 ロイヤル オークのミニッツリピーターがこれほど早く当たり前の存在になったことは驚きだ。現在、APはロイヤル オークコレクションに4種類、コンセプトラインに1種類のスーパソヌリを展開している。これらのリピーターは素晴らしく、音が大きくて印象的で、手に持っているときよりも手首につけたときのほうが音が大きく聞こえる。まるでマジックのようだ。しかし1997年当時、これらのグランドコンプリケーションはロイヤル オークのケースに初めて搭載されたリピーターであった。それゆえ左側にあるリピータースライドを見ると、“初”の系譜には何か特別なものがあるとしか考えられない。このオフショアは19年後につくられたが、同じキャリバーを使用しているという事実がとてもクールだと思う。

AP Royal Oak Offshore Grand Comp
 リピーターの音は理論上、音を抑えるはずの重厚なローズゴールドケースにもかかわらず、とても力強く響く。しかし20m防水の“オフショア”であることがこの時計の制約となっているかもしれない。それが私にとっての魅力の一部でもある。私はこのような矛盾が大好きなのだ。水に浸けたくないオフショアというのは、もしかしたら最大の矛盾かもしれない。

AP Royal Oak Offshore Grand Comp
 前述したように、本当に注目すべきはスプリットセコンドクロノグラフだ。ロイヤル オーク コンセプトや最新のスプリットセコンドクロノグラフ GMTについての記事でこのことに触れたが、ここで簡単におさらいする。このオフショアが製造された当時、APは年間最大13本のスプリットセコンドクロノグラフしか製造できず、それらすべての機構がグランドコンプリケーションに使用されていた。価格に加え、このような時計をコレクションする人が限られていることもあり、こうした時計が3本や4本のセットでつくられた理由のひとつである。

AP Royal Oak Offshore Grand Comp
 ムーブメントを見ればその理由が分かる。1本のクロノグラフ針を止めながら、ほかの針を動かし続けるために必要なブリッジやレバーの数々は、美しくも混沌とした光景だ。私は時計職人でもデザイナーでもないが、このクロノグラフを機能させるために必要な部品をすべて配置するのがどれだけ難しいかはひと目で分かる。そしてこれこそ、新しいコンセプトがAPにとっていかに革新的であるかを示す好例でもある。

AP Royal Oak Offshore Grand Comp
Movement
APのCal.2885。Photo courtesy Audemars Piguet.

 コンセプトに関する記事で述べたように、(RD#4から受け継がれた)本モデルにおける最大の功績はスプリットセコンド機構とローターの再構築である。スプリットセコンド機構はセンターホイールをつかんでクロノグラフ針の一方(または両方)を止めるが、以前はこれをローターとベアリングの下に配置し、ローターが自由に回転できるようにしていた。しかし、これらの機構を重ねると厚みが増してしまう。そこでAPの新しいデザインでは、これらの機構をローターベアリングの内部に収めることで構造を簡素化し、より薄いプロファイルを可能にしたのだ。

AP Concept Split Second
AP ロイヤルオーク コンセプト スプリットセコンド クロノグラフ GMT ラージデイト 43mm。

AP Concept Split GMT Large Date
 こうした変更やスーパソヌリの革新性により、APが密かにこれらのイノベーションをすべて統合している可能性がある。特に、永久カレンダームーブメントの2120廃止(ジョン・メイヤーの永久カレンダーとともに発表された)に続く、新しいグランドコンプリケーションの開発を密かに進めているかもしれない。すでにRD#4でスーパーソヌリとスプリットセコンドの組み合わせを見ているので、これは非常に現実味がある。その間も、このような時計はオーデマ ピゲの最高傑作であることに変わりはない。

AP Royal Oak Offshore Grand Comp
 この特別な時計には、私が本当に気に入っている細かいディテールがたくさんある。ダイヤルは特定の光のもとで“反転”することで、ムーブメントを垣間見せながらも視認性を確保している。少し傾けて影を捉えると、セミスケルトンダイヤルを通して内部が見える。確かに大きくて重い時計だが、これをつけていると少しカッコよく感じるのは嘘ではない。オークションプレビューが行われる会場の少し暗い場所に足を踏み入れると、まるでクリスマスツリーのように夜光が光るのを見て驚いた。それはその瞬間まで見落としていたディテールであり、頭をかしげながらも思わず笑みがこぼれた。暗闇でスケルトンのグランドコンプリケーションを読みたいが、チャイムを鳴らしたくない人であれば、APはそのニーズを満たしている。

ロレックス 人気モデルのミルガウス 116400GV ディスコンモデルが新登場。

ロレックス 人気モデルのミルガウス 116400GV ディスコンモデルが新登場。

人気モデルの相場を追うシリーズから、今回は遂に生産終了となってしまったミルガウス 116400GV をチェックします。

ロレックス時計コピー 代引き前回のチェックは1ヶ月くらい前、Watches & Wonders 2023で「モデルチェンジ」があるだろうと事前に相場を確認していました。

グラフの動きからも、あまりミルガウスの「モデルチェンジ」には興味が無かったロレックスファンの皆さんの様子がわかります。

2022年に切り替わるかな?の雰囲気で高騰しましたが、あっさりとすかされ、更にはここ最近デザインが大きく変わらないモデルチェンジが増えていることから、どうせミルガウスもムーブメントが代わり「12****系(126400GV)」となって、ブラックとZブルーの2色展開にグリーンガラスも継続でしょ?的な、そんな感じでマーケットは全然反応しませんでした・・・

が、遂にディスコンになってしまったミルガウス。

そこまで大きな話題にはなりませんでしたが・・・さて、新作発表から3週間ちょっと経過した現在、ディスコンになったミルガウスの相場は動いたのか?

それでは見ていきましょう!

ミルガウス 116400GV ブラック

まずは、2007年から18年ほど続いた116400GV ロングセラーモデル 超耐磁機ミルガウス グリーンガラス ブラック文字盤 から。

1/1の価格改定で1,109,900円に上がりましたが、この価格で買えた方はそこまで多くなかったかな。


ミルガウスと言えば以前は超々プレミアムモデルだったのを覚えているでしょうか?ちょっと前の記事を引用します。

「限定モデル?」と世界的に釣られた熱狂したグリーンカラーのサファイアクリスタルが特徴の116400GV。

1019の生産終了からミルガウスシリーズは途絶えておりましたが、現代社会の磁気帯び故障への回答としてオイスタークォーツの新作ではなくミルガウス第3世代誕生と言う形でリリースされたのはもう10年前。

リーマンショック前で物凄く時計が高くなっていた時期でもあります。

「デカ厚ブーム」から時計の巨大化が進んでいたり、よりファッション性が高まり派手なダイヤルの時計がチヤホヤされたりと今思い返すとヘンテコな時代でした。

またiPhoneがリリースされた記念すべき年であり、携帯電話の普及が進み以前と比べ電化製品と腕時計との接触機会が増えてきています。

何十年も前には「技師」や「パイロット」と言った特殊な仕事に就く方向けのプロツールとして各社「耐磁性能」を腕時計に落とし込んでいましたが、今では普段の生活でも強力な磁気にさらされることが多くなっています。

事務仕事でのパソコン、女性のバッグのマグネット、エレベーターの内側に貼っているマグネット式のカーペット風な壁紙など、意識していない強力な磁気が身の周りにはあるのです。

気付くと数分単位で時間がずれていたりしませんか?

ポッコリしたケースバック。

中には磁気シールドがセットされています。

この116400GV。

誰が言ったか知らないけれど・・・「限定なんじゃない?」と言う根も葉もない噂。

ロレックス自体が流したのではないか?(笑)なんて穿った目で見ちゃうくらい、生産数も少なく出回らずグリーンガラスの取り合いと相成りました。

国内定価724,500円だったのですが、2次流通ショップでの販売価格は170万円!

とんでもないことが起きていましたね。

2007年当時、170~200万円ものプライスタグを付けたミルガウス116400GV。あの狂乱ぶりはなんだったんでしょう。

という事で、価格コムから現在の最安掲載価格は180万円。

先月が142.8万円でしたので、かなり上がりました!

時代が追いついた!2007年と同じくらいになったじゃない。相場が下がり悔しい思いをされた方がもしまだ使用されてたら、ガッツポーズですね!

発表後に2割以上プレ値が加わったので、3月に未使用で買ってた方はディスコンマジック成立ですね!

おめでとうございます?

私は昨年エアキング 116900で失敗しましたw

そう言えば、そんな事を以前記事にしたのですが、コメントの少ないこのブログに読者の方からメッセージコメントを頂けたんです。

グラフを見ますと一目瞭然、新作発表&ホームページ更新でミルガウスが無くなったことが知らされると、ガツンと相場が跳ね上がりました。

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ただ、2年のスパンで見ますと昨年の高騰期の方が高値は上。

もう少ししたら追いつくかしら?

今後もこの22年2月の価格が天井になるのかも知れませんねぇ・・・

保証書付き最安値は東京ぶらんどさんの129.8万円。2020年の旧タイプカードです。

定価付近ですし、もしこのデザインが好きだった方は今のうちに買っておいても良いのかも知れません。

ミルガウス 116400GV Zブルー

続いて、ミルガウスの人気カラー Zブルー文字盤。

2014年の追加ラインナップされた美しい文字盤です。まさかZブルーが無くなってしまうとは・・・

価格ドットコムの最安掲載価格は約208万円になっています。

3月は166万円くらいでしたので、こちらも当然「ディスコンマジック」炸裂です。

40万円もプレミアム価格が上乗せになるとは、凄いですね。

ミルガウスが200万円オーバーか~。

ブラックと同様にド~ンと坂を上がっています!

しかしZブルーでも昨年2月の高騰期を超えることはできませんでした。

まぁ今後に期待しましょう。

保証書付き最安値は、ウォッチニアンが2015年の個体(白ギャラ)で約165万円で掲載。

同じウォッチニアンさんが3月に掲載していた2014年の保証書(ミドリ)付き個体が142万円、

そしてトケマーでは3月に2023年の中古品が同じ約165万円でしたので、中古も相場を上げているのがわかります。

まとめ

いかがでしょうか?

「【生産終了】2025年4月 ロレックス 人気モデルの相場をチェック!ミルガウス 116400GV ディスコンモデル」でした。

いや、まさかまさかの生産終了ですよ、ディスコンティニュード。

ミルガウスシリーズが無くなってしまうとは・・・

耐磁性能を謳うミルガウスが消えた年に、IWCからは耐磁モデルのインヂュニアを復刻し、チューダーは15,000ガウス以上耐えられるマスタークロノメーターを取得した新作ブラックベイを発表しました。

今後耐磁性は、オメガに「数字」で対抗するのはチューダー、ロレックスは「常磁性合金」ブルーパラクロム・ヘアスプリングと、シロキシヒゲゼンマイで技術的に対処する流れになるのでしょう。

とか、いいつつ後半戦でミルガウスがド~ンと復活するかも知れませんね。昨年のディープシーチャレンジみたいに突然ド~ンと現れるかも。

60周年のデイトナ、70周年のエクスプローラーは新作が出ましたが、まだ70周年のサブマリーナーが静かなので、後半戦の新作はサブマリーナーにも期待しています。

さてさて、ミルガウス116400GV達の今後の動きはどうなるでしょうか?

もう少し相場が上がるのか、それとも静かに維持していくのか・・・上がるとしても後期の新デザインのカードギャラ付きでしょう。2020年8月以降のね。

ディスコンしても、シードゥエラー4000みたいにググっと上がって維持、GMTマスターII の116710LNみたいにググっと上がって維持、やっぱりねディスコンになる前に「人気があったのか?無かったのか?」ここが重要な気もします。

それではまた!

ゼニス デファイ スカイライン クロノグラフ 42mmが新登場。

今年のウォッチズ&ワンダーズの新作はどこも高級モデルが多く、私がご紹介できる比較的な安価なモデルがかなり少なめだと感じました。

そんな中、ゼニススーパーコピー代引き優良サイトは若向けなデファイ スカイラインに待望のクロノグラフを追加ラインナップ。

1,760,000円の定価が若向けなのかは別として、スティールモデルでラインナップを増やしてくれるのはありがたいですね。

アンバサダーでシンガポールの俳優デズモンド・タンさんもサラっと着用。

カラーバリエーションは3色。シルバー、ブラック、ブルーと既存のベーシックなデファイ スカイラインのカラーを採用、文字盤にはおなじみの鋲が打たれたようなサンバーストパターンとなっております。

エル・プリメロ 3600 ムーブメントを搭載、1/10を計測するゼニスならではのクロノグラフです。パワーリザーブは60時間、42mmのステンレススチールケースは10気圧防水と日常生活にフィットするタフな作りとなっています。

一体型風なラグスポタイプのデファイ スカイラインのクロノグラフは、ロイヤルオークっぽくも見えますね。クイックストラップチェンジ機構で付属のラバーストラップへの交換は容易。

03.9500.3600/21.I001 ブラック

デファイ スカイライン クロノグラフ
八角形の42mmスチールケースとファセットカットのベゼルが特徴のデファイ スカイライン クロノグラフ。サンバーストパターンのブラック文字盤に、ゼニスの象徴である4つの点を結んだ星があしらわれています。1/10秒精度を誇る初のインジケーターを備えた高振動エル・プリメロ 3600自動巻クロノグラフムーブメントを搭載。交換可能なスチールブレスレットとブラックラバーストラップが付属します。

ムーブメント El Primero
部品数 311
振動数 36,000 VpH (5 Hz)
パワーリザーブ approx. 60 hours
機能
中央に時針と分針
9時位置にスモールセコンド
4時半位置に日付表示
1/10秒計測のクロノグラフ:
– 中央に10秒で1回転するクロノグラフ針
– 6時位置に60分カウンター
– 3時位置に60秒カウンター
ケース
素材 ステンレススチール
直径 42
防水 10 ATM
文字盤 サンレイ装飾を施したブラック文字盤
ストラップ
ストラップ
INTERCHANGABLE STRAP
クラスプ

03.9500.3600/51.I001 ブルー

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デファイ スカイライン クロノグラフ
八角形の42mmスチールケースとファセットカットのベゼルが特徴のデファイ スカイライン クロノグラフ。サンバーストパターンのブルー文字盤に、ゼニスの象徴である4つの点を結んだ星があしらわれています。1/10秒精度を誇る初のインジケーターを備えた高振動エル・プリメロ 3600自動巻クロノグラフムーブメントを搭載。交換可能なスチールブレスレットとブルーラバーストラップが付属します。

ブルーが綺麗で良いですね。ケースの厚みが気になります。

03.9500.3600/01.I001 シルバー

デファイ スカイライン クロノグラフ
八角形の42mmスチールケースとファセットカットのベゼルが特徴のデファイ スカイライン クロノグラフ。サンバーストパターンのシルバー文字盤に、ゼニスの象徴である4つの点を結んだ星があしらわれています。1/10秒精度を誇る初のインジケーターを備えた高振動エル・プリメロ 3600自動巻クロノグラフムーブメントを搭載。交換可能なスチールブレスレットとグリーンラバーストラップが付属します。

爽やかなシルバー。高級感があります。

まとめ

いかがでしょうか?

「【2024年新作】ゼニス デファイ スカイライン クロノグラフ 42mm ¥1,760,000-」でした。

176万円は安くありませんが、エルプリメロの高速クロノグラフが楽しめるラグスポだと思えば悪くないんじゃないでしょうか?ゼニスファンならありですよね。

しかしゼニスは有名なのにスイスウォッチの売り上げでは34位と低迷中。ヒットモデルが無くムーブメントばかりが話題になります。

SNSでもゼニスの時計を見掛けることは少なく、ここら辺でスマッシュヒットが欲しいところ。デファイもクロノスポーツも出た瞬間は話題になりましたが・・・

カルティエ サントス ドゥ カルティエ ウォッチ グラデーションブラウンが新登場。

ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブと言えば旧SIHHですので、もちろんリシュモングループも積極的に新作を投入しております。

カルティエスーパーコピー代引き優良サイトもトーチュ2針とモノプッシャークロノグラフを復刻させ勢いがあります。

私からは一般庶民でもギリ手が届くサントス ドゥ カルティエの新色をご紹介。

こちらがニューカラーのグラデーションブラウン サンレイブラッシュ ダイアルです。オシャレなブラウンカラーですね。

アイアイイスズさんの記事にはワンショット限定生産と記載があり、継続的に販売するモデルではないようです。気になった方は急いだ方が良さそうです。

デイト表示付き39.8mmのラージサイズWSSA0064 1,174,800円と、35.1mmのミディアムサイズWSSA0065 1,069,200円の2バリエーション。

スペックは既存モデルと同じ、自動巻ムーブメントキャリバー1847 MC を搭載、10気圧防水、交換レザーストラップが付いています。

Santos de Cartier watch
サントス ドゥ カルティエ ウォッチ
品番: WSSA0064

商品特性
サントス ドゥ カルティエ ウォッチ、ラージモデル、1847 MC 自動巻きムーブメント。ステンレススティール製ケース、七角形のリューズにファセットを施したシンセティックブルースピネル、サテン仕上げグラデーションブラウン サンレイブラッシュ ダイアル、蛍光仕上げロジウム加工ポリッシュスティール製剣型針、サファイアクリスタル。交換可能なステンレススティール製ブレスレットに「スマートリンク」サイズ調整システム、ブラウン アリゲーターレザーストラップにステンレススティール製インターチェンジャブル デプロワイヤントバックル。ブレスレットとストラップはどちらも「クイックスイッチ」交換可能システムを搭載。ケース幅:39.8mm、厚さ:9.38mm。10気圧(約100m)防水。

Santos de Cartier Watch
サントス ドゥ カルティエ ウォッチ
品番: WSSA0065

商品特性
サントス ドゥ カルティエ ウォッチ、ミディアムモデル、1847 MC 自動巻きムーブメント。ステンレススティール製ケース、七角形のリューズにファセットを施したブルー シンセティックスピネル、サテン仕上げグラデーションブラウン サンレイブラッシュ ダイアル、ポリッシュ仕上げスティール製剣型針、サファイアクリスタル。ステンレススティール製ブレスレットに「スマートリンク」サイズ調整システム、ブラウン アリゲーターレザーストラップにステンレススティール製 インターチェンジャブルデプロワイヤントバックル。ブレスレットとストラップはどちらも「クイックスイッチ」交換可能システムを搭載。ケース幅:35.1mm、厚さ:8.83mm。10気圧(約100m)防水。

コレクション紹介
有名なブラジル人飛行士アルベルト・サントス-デュモンは、飛行中に時刻を確認したいと考えていました。そして1904年、ルイ・カルティエがその願いを叶えます。2人のパイオニアの友情が、世界初の腕時計を生み出したのです。角に丸みを持たせたダイアル、調和のとれた曲線を描くラグ、ビス モチーフのアクセント。このデザインはカルティエ ウォッチのアイコンとなり、後にさまざまなバリエーションを生み出していきます。

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まとめ

いかがでしょうか?

「【2024年新作】カルティエ サントス ドゥ カルティエ ウォッチ グラデーションブラウン サンレイブラッシュ ダイアル」でした。

なかなか珍しいカラーでした。ピンクゴールドケースにチョコレート文字盤なんて組み合わせは多いですが、グラデーションの銅色からチョコレートカラーになるスティールモデルはあまり見かけません。

メタルブレスよりブラウンカラーのレザーストラップの方が私は好みです。

気になった方は是非。

グランドセイコーのGMTモデルを買うならこれ! おすすめ5選とGMT機能を解説

2カ国、または3カ国のタイムゾーンを同時表示する「GMT」は、人気の時計機構のひとつだ。さまざまなブランドが打ち出すGMTウォッチのうち、今回は国産高級時計ブランドであるグランドセイコーのおすすめモデルを5本、紹介する。

グランドセイコーのGMTモデルのすすめ
新型コロナウイルス禍が一段落し、海外への移動制限が緩和された。そんな中で、出張や海外旅行の予定が増えた読者も少なくないだろう。物理的に移動せずとも、インターネットを介して海外の企業や人とやり取りすることもある。このように、海外との心理的距離は近くなっているが、地域によって“時差”が存在する。時差の異なる地域に赴いたり、コミュニケーションを取ったりする際、第2時間帯をスマートに把握できるGMT機構搭載モデルが実用的だ。これからGMTウォッチを買うなら、国産高級ブランドを選択肢に入れてはいかがだろうか。今回は、グランドセイコーのGMTモデルを紹介するとともに、GMT機能の特徴や、グランドセイコーの魅力について触れていく。

GMT機能とは?
腕時計の便利な機能のひとつにGMT機能がある。これは特に、国際的な取引や海外旅行の多いユーザーに向く機能だ。GMT機能の概要と、グランドセイコーにおけるGMTモデルの操作方法を見ていこう。

もうひとつの時間帯を表示できる機能
SBGE201

赤い針が、第二時間帯を指すGMT針で、ベゼルの24時間表示を読み取る。
パネライスーパーコピー代引き 優良サイトGMT機能とは、通常の針のほかに、24時間で1回転するGMT針や24時間表示の回転ベゼルを用いることで、同時にふたつまたは3つの時間帯を表示する機能だ。

時分秒針は現在時刻を表し、GMT針や回転ベゼルは第2時間帯を表す。現地時間と同時に、母国やビジネス拠点などの時間を確認できるため、ビジネス・投資・旅行と、幅広いシーンで活躍する。

GMTの操作方法
グランドセイコーのGMT機能を組み込んだムーブメントには、機械式にCal.9S66とCal.9S86、クォーツ式にCal.9F86、スプリングドライブ式にCal.9R66とCal.9R86、そしてCal.9R96がある。

現在時刻・第2時間帯ともにリュウズを操作することで合わせる。

まずGMT針と分針とを調整する。秒針が0秒位置にあるときにリュウズを2段階引き出して時刻を合わせる。続いて、1段階引き出した状態で現在時刻の時針の時刻合わせを行う。

現在時刻の時差を修正する場合は、時計を止める必要はない。リュウズを1段階引き出して、右に回すと−1時間、左に回すと+1時間となる。

また、回転ベゼル付きのモデルであれば、第3時間帯の同時表示も可能だ。

第2時間帯に対して第3時間帯の時差が+6時間だとしたら、回転ベゼルの▽印(24時位置)を反時計回りに6目盛り分回転させる。すると、GMT針が示すインナーベゼルの時刻が第2時間帯、GMT針が示す回転ベゼルの時刻が第3時間帯となる。

GMT機能搭載のおすすめモデル5選
グランドセイコーが搭載する付加機構はクロノグラフとGMTがメインとなっており、ブランドの伝統を守る丁寧な設計が魅力だ。グランドセイコーの発展を予感させるGMTモデル5選を紹介しよう。

「エレガンス コレクション」Ref.SBGJ251

グランドセイコー「エレガンス コレクション」Ref.SBGJ251
2021年、“THE NATURE OF TIME”をテーマに、グランドセイコーは24節気にインスピレーションを得たモデルを4種発表した。本作は、その4種のうちのひとつ、「春分」を表現している。自動巻き(Cal.9S86)。37石。3万6000振動/時。パワーリザーブ約55時間。SSケース(直径39.5mm、厚さ14.1mm)。3気圧防水。100万1000円(税込み)。
2020年に「エレガンス コレクション」に加わったRef.SBGJ251。グランドセイコー誕生60周年の節目に当たるこの年、同ブランドは“THE NATURE OF TIME”をテーマとした新作を送り出した。このテーマに沿った新作のうち、1年を24等分し、季節の移ろいの目安とした24節季からインスピレーションを得たモデルが4種発表された。今回おすすめのグランドセイコーのGMTウォッチとして紹介するのは、24節季のうち、「春分」を表したモデルだ。

人里離れた山奥で、ひっそりと咲く「山桜」をイメージしたダイアルが本作の見どころだ。独特のパターンがあしらわれたグリーンダイアルに浮かぶピンクゴールドカラーのGMT針が、山桜のほころびとともに訪れる春を思わせるとともに、GMT針のみカラーリングが異なることで、判読性の高さももたらしている。

「スポーツ コレクション」Ref.SBGJ237

グランドセイコー「スポーツ コレクション」Ref.SBGJ237
グランドセイコーというと、ビジネスシーンに合わせるシンプルなデザインをイメージするかもしれない。しかし、2017年以降、スポーツウォッチも意欲的にラインナップに加えてきた。本作も、力強くスポーティーな1本に仕上がっている。なお、ベゼルはサファイアクリスタル製だ。自動巻き(Cal.9S86)。37石。3万6000振動/時。パワーリザーブ約55時間。SSケース(直径44.2mm、厚さ14.4mm)。20気圧防水。99万円(税込み)。
「スポーツ コレクション」の中でも、直径44.2mm、厚さ14.4mmと、大ぶりなケースを備えたRef.SBGJ237。4時位置にオフセットされたリュウズは着用中、手の甲に干渉しづらく、セイコーのダイバーズウォッチなどでも見られるスタイルだ。

GMT機能に加えて20気圧防水と、実用性も十分である。なお、第3時間帯表示を実現する回転ベゼルはサファイアクリスタル製で、ブルーとホワイトのツートンカラーになることで、昼夜判別も瞬時に行いやすい。

「ヘリテージ コレクション」Ref.SBGN027
セイコー スポーツ コレクション SBGN027
グランドセイコー「スポーツ コレクション」Ref.SBGN027
クォーツ式GMTウォッチの中でもベーシックなデザインのモデル。搭載するCal.9F86は、9Fクォーツ誕生25周年を記念して新開発されたムーブメントである。シンプルかつ視認性の高いダイアルからは、グランドセイコーの実用を大切にするという、真髄を感じられる。クォーツ(Cal.9F86)。年差±10秒。SSケース(直径39mm、厚さ12.3mm)。47万3000円(税込み)。
ヘリテージコレクションの「SBGN027」は、黒ダイアルにシルバーの針やインデックスが映える、スタイリッシュなクォーツウォッチだ。第2時間帯表示をダイアルに組み込むことで、ダイアルの表示要素が無駄なくすっきりとまとまった。

「4軸独立ガイド構造」により4本の針は互いに干渉することなくなめらかに動き、時差の修正では時計を止めずに時針のみ独立して行える。

ケース径40mmというほどよいサイズ感で、ビジネスシーンはもちろんカジュアルシーンでも活躍する1本だ。

「エボリューション 9 コレクション スプリングドライブ GMT」Ref.SBGE283
グランドセイコー「エボリューション 9 コレクション スプリングドライブ GMT」
グランドセイコー「エボリューション 9 コレクション スプリングドライブ GMT」Ref.SBGE283
「エボリューション9 コレクション」から誕生した本格スポーツウォッチのうち、スプリングドライブ式ムーブメントCal.9R66を搭載したGMTだ。自動巻きスプリングドライブ(Cal.9R66)。30石。パワーリザーブ約72時間。SS(直径41mm、厚さ13.9mm)。10気圧。117万7000円(税込み)。
グランドセイコーは2020年、新たなデザイン文法を備えた「エボリューション9 コレクション」を打ち出した。このデザイン文法は、セイコースタイルを基調としつつ、腕時計の使いやすさや美しさを、いっそう追及するというものだ。本格スポーツウォッチである本作にも、エボリューション9 コレクションが大切にする優れた着用感や視認性、ザラツ研磨によって生み出される歪みのない面やシャープな稜線は健在である。

ブラックダイアルにメタリックなGMT針が映え、立体的なインデックスや力強い針は複雑な輝きを生む。

平均月差±15秒でパワーリザーブは最大約72時間、7時位置にパワーリザーブインジケーターも配し、あらゆるシーンで信頼性の高いGMTモデルとして活躍するだろう。

「スポーツ コレクション」Ref.SBGE248
SBGE248
グランドセイコー「スポーツ コレクション」Ref.SBGE248
水平線に昇る朝日を思わせるようなコントラストを効かせたGMT。深いブルーダイアルはサンレイ仕上げ、さらにベゼルにサファイアクリスタルを採用することで、艶感たっぷりに仕上げた。ジェットセッターの腕元に華やぎを与える1本。グランドセイコー「SBGE248」自動巻きスプリングドライブ(Cal.9R66)。30石。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径44mm、厚さ14.7mm)。183万7000円(税込み)。
「スポーツ コレクション」のRef.SBGE248は、ゴールドとブルーのコントラストが美しい、上品なスプリングドライブ式GMTだ。

ベゼルとリュウズには18Kイエローゴールドをあしらい、ベゼルにはリング状にくり抜いたブルーサファイアクリスタルを配した。

ケース径44mmと大ぶりだが、本作もまたリュウズは3時位置ではなく4時位置にあるため、手首を痛めにくい点にも注目したい。旅行はもちろん、ビジネスシーンにも映えるエレガントな仕上がりだ。

コラム①グランドセイコーの成り立ちと高度な技術力
2020年に60周年を迎えたグランドセイコーは、日本が誇る高級腕時計ブランドであり、世界市場でのプレゼンスも高めている。グランドセイコーの歩みと、抜群の性能を誇るムーブメントについて見ていこう。

グランドセイコーの歩み
1960年、スイス製高級腕時計に対抗できる国産最高級腕時計を目指してセイコーから初代グランドセイコーが発売された。

翌年には輸入関税の緩和によって競争は過熱化するが、高級腕時計に相応しい精度や機能を求め、グランドセイコーは進化を続けていく。

95GS
1988年に誕生した、高精度を誇るクォーツウォッチ「95GS」。グランドセイコーは75年以降に生産を休止していたが、この95GSで復活した。
1967年には「セイコースタイル」の基盤となる高精度な手巻きウォッチ「44GS」、88年には年差±10秒のクォーツウォッチ「95GS」、2004年には自動巻きかつパワーリザーブ最大約72時間のスプリングドライブを発表した。

世界で認められ海外市場での売上高を伸ばしていったグランドセイコーは、17年にはセイコーから独立し、高級腕時計に特化したブランドとしてさらなる高みを目指している。

独自技術を搭載した3タイプのムーブメント
グランドセイコーは「9Sメカニカル」「9Fクォーツ」「9Rスプリングドライブ」という3タイプの駆動方式を使い分け、いずれも徹底して高機能化を図っている。

9Sメカニカルは、精密加工技術MEMS(メムス)製法によってヒゲゼンマイまで自社製造し、スイス・クロノメーター規格よりも高い精度基準「グランドセイコー規格」に準拠する平均日差+5秒〜−3秒の高精度を実現した。さらに、この規格すら超える高精度をかなえた、平均日差+4~-2秒の「グランドセイコースペシャル(GSS)規格」を満たすモデルも存在する。

9Fクォーツには3カ月のエイジングを行った水晶振動子のみを採用し、駆動中は毎日540回の検温も行って誤差修正を行う。トルクが弱いというクォーツウォッチの弱点を克服し、重く太い針を回す「ツインパルス制御モーター」や、秒針の動きを安定させる「バックラッシュオートアジャスト機構」なども秀逸だ。

9Rスプリングドライブは、機械式の主ゼンマイによる大きなトルクと、クォーツ式のIC・水晶振動子による精度制御とを兼ね備える。なめらかに秒針が動くスイープ運針もこの機構の見どころだ。

コラム②グランドセイコーの特徴
グランドセイコーの腕時計の意匠の本質は、独自の「セイコースタイル」によって確立している。また、結果的にデザイン上の差異は少ないが、2017年の独立以降はこれまでにない挑戦が見られる。

グランドセイコーを特徴付けるデザイン性・実用性・ブランドイメージを、主に伝統的な解釈から見ていこう。

デザイン性の高さ
グランドセイコーの意匠として特徴的なのは、1967年の「44GS」によって確立された「セイコースタイル」と呼ばれるデザインコードで、平面を基調とした見やすく美しいデザインとなっている。

ケースは「ザラツ研磨」によって丁寧な下地処理を施してから鏡面仕上げをし、派手ではないが上質な高級感を生む。

バンドはステンレススティール製ブレスレットやクロコダイルストラップが多く、総じてビジネスシーンに親和性の高い意匠である。

実用的な機能美
グランドセイコーが追求するのは、時計の本質。つまり実用性を伴った美である。

視認性の高いダイアルや、高精度なムーブメント、誤操作の起きづらいクロノグラフ機能などがそれに当たる。

パワーリザーブの延長にもこだわり、9Sメカニカルでは最大約80時間、9Rスプリングドライブでは最大約192時間(約8日間)にも達し、末長く安心して使っていける高級腕時計が目指されている。

国内有数のブランドイメージ
グランドセイコーは国産最高級時計を目指して誕生し、2017年には高級腕時計ブランドとして独立、20年には誕生60周年を迎えた。

ムーブメントの基本設計や部品から最高水準の品質を求めてきたグランドセイコーは、精度や機構に関してスイス高級腕時計以上の評価を受けることさえある。

ブランド独立後は海外市場をより強く意識し、数百万円以上のモデルを数多くリリースするなど、世界に通用する高級ブランドとして価値は高まっている状況だ。

GMT機能搭載モデルを着け世界へ
外国企業との取引やインターネット上のやり取りが一般的になり、海外との心理的距離は近くなったが時差は変わらない。世界で活躍するなら、日本が誇る高級腕時計のGMTモデルを身に着けてみてはいかがだろうか。

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