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時計ジャーナリスト篠田哲生が選ぶ【2025年新作時計ベスト5】

日本、そして世界を代表する著名なジャーナリストたちに、ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ 2025で発表された時計からベスト5を選んでもらう企画。今回は時計ジャーナリストの篠田哲生氏が選出したモデルを紹介する。2025年は創業やコレクション初出の周年を迎えるブランドが多く、そのため良作もまた多かったとしつつ、篠田氏がナンバーワンに選んだのはヴァシュロン・コンスタンタン。しかし「本当に気になった」という2本の腕時計も一緒に取り上げる。

1位:ヴァシュロン・コンスタンタン「レ・キャビノティエ・ソラリア・ウルトラ・グランドコンプリケーション -ラ プルミエール-」
ヴァシュロン・コンスタンタン「レ・キャビノティエ・ソラリア・ウルトラ・グランドコンプリケーション -ラ プルミエール-」

ヴァシュロン・コンスタンタン「レ・キャビノティエ・ソラリア・ウルトラ・グランドコンプリケーション -ラ プルミエール-」Ref.9600C/000G-231C
自動巻き(Cal.3655)。204石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。18Kホワイトゴールドケース(直径45mm、厚さ14.99mm)。ユニークピース。(問)ヴァシュロン・コンスタンタン Tel.0120-63-1755
唯一無二という点で、今年のナンバーワンモデル。IWC スーパーコピー時計に触れることもでき、大感激。天文関係の機構はかなり難解だが、つまるところ時計や時間というのはロマンであり、1分1秒を争って生きてはいけないのだと実感。

2位:パルミジャーニ・フルリエ「トリック パーペチュアルカレンダー」
パルミジャーニ・フルリエ「トリック パーペチュアルカレンダー」Ref. PFH952-2010002-300181
パルミジャーニ・フルリエ「トリック パーペチュアルカレンダー」Ref. PFH952-2010002-300181
手巻き(Cal.PF733)。29石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約60時間。18KRGケース(直径40.6mm、厚さ10.9mm)。30m防水。世界限定50本。8万5000スイスフラン。(問)パルミジャーニ・フルリエ pfd.japan@parmigiani.com
一目見てため息、じっくり見てため息、ムーブメントを見てため息。とにかく美しい時計だ。永久カレンダーという見慣れ過ぎた機構も、デザインセンスでこれほどまでに上品になるものなのかと感心した1本です。

3位:ジャガー・ルクルト「レベルソ・トリビュート・モノフェイス・スモールセコンド」
ジャガー・ルクルト レベルソ・トリビュート・モノフェイス・スモールセコンド
ジャガー・ルクルト「レベルソ・トリビュート・モノフェイス・スモールセコンド」Ref.Q713216J
手巻き(Cal.822)。19石。2万1600振動/時。18KPGケース(縦45.6×横27.4mm、厚さ7.56mm)。3気圧防水。642万4000円(税込み)。(問)ジャガー・ルクルト Tel.0120-79-1833
ここ数年盛り上がっているゴールドブレスレット。どのブランドも気合を入れているジャンルだが、今年はこれが最上級。繊細で美しく、しかも存在感もある。ケースを反転させ、ソリッドバックのままブレスレットとして使いたい。

4位:ウブロ「ビッグ・バン 20th アニバーサリー」
ウブロ「ビッグ・バン 20TH アニバーサリー キングゴールド セラミック」Ref.431.OM.1338.RX
ウブロ「ビッグ・バン 20th アニバーサリー キングゴールド セラミック」Ref.431.OM.1338.RX
自動巻き(Cal.HUB1280)。43石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。18Kキングゴールド+ブラックセラミックケース(直径43mm)。100m防水。世界限定250本。526万9000円(税込み)。(問)LVMH ウォッチ・ジュエリー ジャパン ウブロ Tel.03-5635-7055
ウブロが時計界に衝撃を起こした5つのスタイルに合わせた、5モデルを同時リリースという手法がうまい。個人的にはキングゴールド×セラミックモデルが好み。ふたつ目のデザインも新鮮だ。

5位:A.ランゲ&ゾーネ「1815」
A.ランゲ&ゾーネ 2025年新作
A.ランゲ&ゾーネ「1815」Ref.220.028
手巻き(Cal.L152.1)。21石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KPGケース(直径34.0mm、厚さ6.4mm)。3気圧防水。385万円(税込み)。(問)A.ランゲ&ゾーネ Tel.0120-23-1845
直径34㎜というサイズ感が素晴らしい。小ぶりだがぎゅっと濃縮された雰囲気があり、ムーブメントのみっちり感も素晴らしい。深いブルーのダイアルとゴールドケースの組み合わせはとっても華やか。スーツに合わせたい。

総評
毎回のことではあるが、各時計ブランドの企画や開発、デザインに関わる人々の情熱と才能には驚かされる。時計という小さな世界の中で、もはやできることなんて無いんじゃないのと思いながらスイスに行くのだが、きちんとワクワクさせてくれる時計がリリースされる。今年は周年ブランドや周年モデルが多く、気合が入っているせいか良作が多かった。

ジュネーブ到着日に本社で極秘プレゼンを受けたヴァシュロン・コンスタンタン「レ・キャビノティエ・ソラリア・ウルトラ・グランドコンプリケーション -ラ プルミエール-」はその筆頭。41の機構を搭載した世界で最も複雑な腕時計は、創業270周年にふさわしいマイルストーンだ。もうひとつの重要なアニバーサリーといえばウブロの「ビッグ・バン」の20周年。時計史に残る大傑作の記念碑モデルは、ウニコ2を搭載した正常進化。ふたつ目レイアウトで端正に見せる手腕も好感が持てる。そしてアニバーサリーモデルではないが、創業者生誕210周年のA.ランゲ&ゾーネの小さなケースの「1815」も気になる存在だ。

でも本当に気になったのは、上品なラグジュアリーを体現した2モデル。パルミジャーニ・フルリエの「トリック パーペチュアルカレンダー」とジャガー・ルクルトの「レベルソ・トリビュート・モノフェイス・スモールセコンド」は上質な時間を楽しみたい大人のための時計であり、こういう時計が似合う大人になりたいものである。

オーデマ ピゲが考える新世代の⾊表現

オーデマ ピゲは外装の内製化を推進してきた。そこにはダイヤルもむろん含まれ、優れた質感と多彩なカーリングで個性を確立している。

ファンにはお馴染みのメガタペストリーダイヤルが、かつてないスモークディープレッドに染まった。この「ロイヤル オーク オフショア ダイバー」の新色ダイヤルは、日本からの要望で生まれたのだという。中央付近では艶感があり、最外周ではほぼブラックとなるディープレッドのグラデーションは、ダークチェリーのよう。ダイビングスケールを刻む逆回転防止インナーベゼルも、同色のツートンでコーディネート。新たなダイヤルの色表現に挑んだ日本限定モデルは、ケースはホワイトゴールド製、ベゼルはブラックセラミック製とし、リューズトップと針、インデックスにはピンクゴールドをあしらうことで、華やかなラグジュアリー感と頑強な印象との融和が巧みに図られた。


ロイヤル オーク オフショア ダイバー 42mm Ref.15720CN.OO.A002CA.02 984万5000円(税込) 日本限定100本

18KWGケース&ブラックセラミックベゼル。42mm径、14.3mm厚。30気圧防水。自動巻きCal.4308(2万8800振動/時)、パワーリザーブ約60時間。

最信頼性の日本オーデマ ピゲスーパーコピー時計代引き専門店!色表現に息づく哲学とは1993年に生まれた「ロイヤル オーク オフショア」は、1998年のチタン採用を皮切りに、オーデマ ピゲによる素材の実験場として機能してきた。その後、セラミック、ラバー、フォージドカーボンなど、彼らが用いた素材は多岐に渡る。それはダイヤル表現においても同じだ。1996年にはレッド、イエロー、グリーン、パープルといった、メゾンにそれまでなかったビビッドなカラーリングも登場。2001年にはエンボス加工が初導入され、現在のメガタペストリーが実現された。


 現行の37mmの“オフショア”のダイヤルパターンには、ギヨシェによるグランドタペストリーとエンボス加工を施したレディタペストリーを展開。またライトブルーやサーモンピンクといった、かつてあったビビッドな色調が復活する兆しを見せている。一方で、楽器用アンプのイコライザーを模した“ミュージック エディション”のような大胆なダイヤルも登場している。多様なダイヤル表現は、内製化を進めた結果、実現することが可能になった。一部の特殊なダイヤルを除いて大半が自社製となったことで、コストを考慮することなく、納得が行くまで試作を繰り返すことができるようになったからだ。今回の日本限定のスモークディープレッドダイヤルでも、かなりの数の試作品が作られたという。


 グラデーションダイヤルは近年、その数を増やしており、バーガンディダイヤルもまた然り。しかし、この日本限定モデルほど深い赤が黒に移ろうような色表現は今までなかった。これをダークチェリーのようだと前述したが、実は黒みを帯びた赤は飛鳥時代から高貴な色として使われてきた色で、深緋(こきひ)、黒緋(くろあけ)などと呼ばれる伝統色である。それをグラデーションに仕立てることで、日本人が好む控えめな華やかさが表現された。


“オフショア”を含むロイヤル オークコレクションのダイヤルは、長らくメッキやガルバニックによる着色が多用されてきた。前に述べた、1996年に登場したビビッドカラーのダイヤルは数少ない例外で、ラッカー仕上げであった。ラッカーが少なかったのは、タペストリー装飾の立体感を損なうからであったが、日本限定の“オフショア ダイバー”もそうであるように、近年はラッカーによる色表現が盛んに試されるようになっている。


 オーデマ ピゲによれば、どのラッカーダイヤルも8層以上塗料を重ねているとか。グラデーションとなれば、層の数はさらに増す。それでもなお、メガタペストリーの繊細で上質な仕上げが見て取れるのは、予想するにエンボス加工の深さをコントロールしているからであろう。これも内製化の、賜物の1つだ。


 そしてすべてのカラーダイヤルは、酸化や紫外線による色褪せを防ぐためラップ塗装を施している。しかしその厚みは、おそらくかなり薄い。他社では、凹凸模様を埋めるほどにラップ塗装を厚く施す。インデックスやロゴをプリントする平滑面を得るためだ。しかし“オフショア”は、植字インデックスである。またAPマークを配する部分と、“オフショア ダイバー”だけに配される300m/1000ft AUTOMATICのプリント文字のスペース分は、最初から平滑に作られている。これによってグランドタペストリーを埋めるほどラップ塗装を厚くする必要がなく、美しい装飾と色表現を邪魔しない。

ロイヤル オーク オフショア日本限定を見る

 
優れた文字盤を作るには自社で完璧にコントロールする必要がある
 来年、創業150周年を迎えるオーデマ ピゲは、長い歴史において顧客のオーダーに応えた1点もののダイヤルを作り続けてきた。優れたダイヤルメーカーとタッグを組み、また2000年以降は内製化を進め、さまざまな表現が試みられてきた。内製化のきっかけとなったのは、2000年のリシュモングループによる、ダイヤル会社スターン・クレアシオン社の買収劇だった。同社とオーデマ ピゲとの長い信頼関係が、ここで崩れ、その後10年をかけてダイヤル内製化の設備と人材を整えたのだ。その中には、プチタペストリーを織り成すギヨシェマシンと、その技術者も含まれる。


 幸いにも、メゾンにはダイヤルメーカーと協業した時代の膨大な資料が残っていた。そこからダイヤル製造のノウハウと、色やデザインに関する哲学を継承。また内製化によって前述したエンボス加工、さらにPVDも導入された。


 今年登場した限定モデル「ロイヤル オーク パーペチュアルカレンダー “ジョン・メイヤー”」の、方向・サイズがランダムな無数の突起が光を乱反射するクリスタルスカイダイヤルは、エンボス加工とPVDによる産物である。昨年、「CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ」初のSSモデルで試みられたエンボスダイヤルは、ギヨシェ職人ヤン・フォン・ケーネルの手彫りを原型とする。またアニタ・ポルシェのエナメル工房にダイヤル製作を委ねた限定モデルも生まれている。


 内製化と、外部の才能とが組み合わされ、メゾンのダイヤル表現は無限に広がる。そしてユニークピースのオーダーや各国からの特別仕様の要望に、今も柔軟に応えている。


(左)ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ 43mm、(右)ロイヤル オーク オフショア オートマティック43mm

“オフショア”のレギュラーモデルにおいても、2021年に、新たなメガタペストリーのモチーフが生まれている。各スクエアを十字の“ミニアーム”でつなげ、さらに縦方向のスネイルパターンを加えて、模様を一段と複雑にしたのだ。この新メガタペストリー誕生に伴い、グラデーションも初めて試みられた。装飾とカラーリングの進化によって、表情は一層ニュアンス豊かになった。


 上の2つは、新メガタペストリーとグラデーションとを受け継ぐ新作。右のスモークブルーも、左のスモークブロンズもラッカー仕上げであり、繊細な色の移ろいを表すために10層以上が塗り重なる。しかしスクエアよりも浅く繊細な縦方向のスネイルパターンがクッキリと目にできるのが、見事である。ダイヤルの内製化を進めて、およそ四半世紀。オーデマ ピゲのラッカー技術は、驚くほどの高みに至った。

AP オーデマ ピゲ公式サイトを見る

 

ロイヤル オーク オフショア オートマティック 37mm

オーデマ ピゲはまた、ガルバニックやメッキ技術も研鑽してきた。前述したように、ロイヤル オーク ファミリーのダイヤルに多用してきたからである。その技術が、上の新作「ロイヤル オーク オフショア オートマティック」に結実した。

ケース径は37mm。ダイヤルは、グランドタペストリーのギヨシェであり、その表面は針が写り込むほどに完璧なポリッシュに仕上げた上から、ロジウムメッキを施している。しかも元来は銀白色であるロジウムが、ほのかなアイボリーの色合いを浮かべているのが、不思議だ。その技術的なアナウンスは一切されていないが、鏡面状に輝くアイボリーダイヤルは、これまでになかったまったく新しい表現である。

グランドタペストリー装飾の上に載るAPロゴは、植字。ピンクゴールド製の針と植字インデックスには、白いスーパールミノバが載せられ、淡いアイボリーと絶妙にカラーコーディネートされている。ダイヤルも針もインデックスも光に輝くが、色のコントラストで視認性は失われない。インナーベゼルはグレーとし、象徴的な八角形ベゼルをグレーラバーでコートして、ダイヤルとは一変、色と輝きをなくしたことで全体をグッとシックな雰囲気に寄せた。

オーデマ ピゲのダイヤル表現は、時計としての機能を失うことなく美を追求し、身に着ける人が主役になるよう配慮されるのだ。


新作ロイヤル オーク オフショア ギャラリー

ロイヤル オーク オフショア ダイバー Ref.15720CN.OO.A002CA.02 984万5000円(税込) 日本限定100本18KWGケース&ブラックセラミックベゼル。42mm径、14.3mm厚。30気圧防水。自動巻きCal.4308(2万8800振動/時)、パワーリザーブ約60時間。


ロイヤル オーク オフショア オートマティック Ref15605SK.OO.A350CA.01 396万円(税込) SSケース&ブルーラバーコートベゼル。43mm径、14.4mm厚。10気圧防水。自動巻きCal.4302(2万8800振動/時)、パワーリザーブ約70時間。


ロイヤル オーク オフショア クロノグラフ Ref.26420ST.OO.A828CR.01 599万5000円(税込) SSケース。43mm径、14.4mm厚。10気圧防水。自動巻きCal.4401(2万8800振動/時)、パワーリザーブ約70時間。


ロイヤル オーク オフショア オートマティック Ref.77605OK.OO.A101CA.01 682万円(税込) 18KPGケース&グレーラバーコートベゼル。37mm径、12.1mm厚。5気圧防水。自動巻きCal.5900(2万8800振動/時)、パワーリザーブ約60時間。

【AP LAB Tokyo】

5種類の体験型ゲームと仕上げ体験が可能な、体験型エデュテインメント施設。予約優先制の施設。1階のフロアでは、「時間」「素材」「機構」「音」「天体」をテーマとしたゲームで遊びながら知識を得られる。この5つをクリアするとマスタークラスに進むことが可能で、過去のイベントでも提供されたサテンとペルラージュ仕上げに加え、フロステッド加工の体験が可能。加工体験をクリアした方はさらにムーブメントのアッセンブリ体験も行うことができる(別日の予約が必要)。5つのゲームをクリアできなかった場合でも、後日、何度でも再挑戦が可能となっている。

住所:東京都渋谷区神宮前5-10-9
営業:11:00〜19:00(火曜定休)
料金:無料(予約優先、予約無し入場も可能)以下、リンクより予約が可能。

手巻き式の新作“プレ”シーウルフとともに原点に立ち返る

ゾディアックを知っているなら当然、シーウルフを知っているはずだ。それは彼らの象徴的なダイバーズウォッチであり、1953年以来コレクションの中心に位置し続ける“スキンダイバー”コレクションのなかでも特に有名なモデルのひとつである。しかし同モデルは、あるときに突然現れたものではない。シーウルフに先立ち、特段モデル名が刻まれているわけでもない無名のダイバーズ、Ref.691が存在していた。それはステンレススティール(SS)製の回転ベゼルとケース、偶数時のインデックスにアラビア数字が配置されたモデルであった。

Zodiac Ref. 691
昨今においてヴィンテージのリイシュー(復刻)が注目を浴びるなか、ゾディアックはヴィンテージディーラーであるCraft + Tailoredに新作の最信頼性の日本スーパーコピー時計代引き専門店!プロデュースを依頼した。しかしC+Tのキャメロン・バー(Cameron Barr)氏は、既存モデルに新しいダイヤルを加えるだけでは満足しなかった。彼はゾディアックに対し、Ref.691の忠実な手巻きリイシューをイチから完全に新しく作ることを強く求めたに違いない。新しい針にベゼル、ブレスレット、ムーブメント、そのすべてを一新したのだ。

Zodiac Ref. 691 Reissue
新しいRef.691はふたつのバリエーションで登場する。ゾディアックのウェブサイトで入手可能なブラックダイヤルの400本限定モデルと、Craft + Tailoredのウェブサイトで販売中の100本限定のホワイトダイヤルモデルである。どちらもSS製ケースを使用しており、ヴィンテージ感のある直径36mm径、厚さ12mmのサイズ感に200mの防水性能を備えている。内部には手巻き式ムーブメントであるSTP 1-21Mを搭載し、40時間のパワーリザーブを有している。両モデルのダイヤルには偶数時にアラビア数字が配され、針とダイヤルにはスーパールミノバが塗布されている。

Zodiac Ref. 691
ブラックダイヤルのRef.691は、両モデルのうちとりわけシンプルなリリースであるように見える。古きよきデザインの要素を持ちながらも、ヴィンテージを意識しないホワイトのルミノバが採用されたモダンな時計である。一方、ホワイトダイヤルは針やインデックスの外周にゴールド調のアクセントが施され、オフホワイトがかったの蓄光素材が使用されている。これは少しエイジングされたかのような外観にも見え、ヴィンテージウォッチディーラーの顧客層が期待するような年代感を演出している。それぞれのウェブサイトで詳細を確認でき、1695ドル(日本円で約24万円)で手に入れることが可能だ。

Zodiac Ref. 691
我々の考え
約6カ月前、キャメロン・バー氏がゾディアックとの新しいアイデアに取り組んでいると話してくれた。それは細部にまで注意を払う彼のような人物が企画した完璧かつモダンなアプローチのプロジェクトで、とても興味深い話に聞こえた。しかしおもしろいことに、私たちは頻繁に話をするにもかかわらず、その後彼からその件についてまったく話が出てこなかった。だから本作のリリースの数日前、先週末にプレスリリースが私のインボックスに届いたときの驚きを想像して欲しい。彼と少し話をしてこのプロジェクトがどのようにまとまったのかを聞いてみたが、彼がどれだけこの新作について考え抜いたのか、そしてゾディアックがどれほど協力的であったかには感銘を受けた。

Zodiac Ref. 691
まず新作の自社製ムーブメント(しかも手巻き)が搭載されていることは、大手であれ小さなブランドであれ昨今のブランドにとって大きな事件だ。オリジナルのRef.691は実際には自動巻きだったが、手巻きムーブメントを選んだのはバー氏の提案のよるものだった。彼は時計を巻くときの触感によって、その機械の本質とつながることがとにかく好きなのだ。彼はしばしば(たとえそれが自動巻きであっても)意識に時計を巻いてしまうことがあると話してくれた(最近友人が私も同じことをしていると指摘した)。そしてこのムーブメントによって、デザイン要素やケースのプロポーションをオリジナルに近づけることが可能になったという。

C+T Zodiac
確かに36mm径のケースに対して厚さ12mmというのは少し厚く感じるかもしれないが、それはヴィンテージウォッチの薄さをいささか過大評価しているように思う。写真を見る限りではプロポーションは正しく見え、新しいケース、ベゼル、針を作り上げたことは大いに評価できるポイントだと感じる。個人的にはホワイトダイヤルがかなり新鮮に感じられ、自分のコレクションにはないものなので、もし入手できる可能性があるならそれを選ぶだろう。近日中に実物を確認する予定があるので、数週間以内にInstagramで小規模にフォローアップができるかもしれない。

Zodiac Ref. 691
基本情報
ブランド: ゾディアック(Zodiac)
モデル名: ゾディアック×Craft + Tailored スーパーシーウルフ Ref.691
型番: ZO0001 (black) /ZO0002(white)

直径: 36mm
厚さ: 12mm
ケース素材: SS
文字盤色: ブラック(ZO0001)/ホワイト(ZO0002)
インデックス: アプライド
夜光: 針、インデックス、アワーマーカーにスーパールミノバを採用
防水性能: 200m
ストラップ/ブレスレット: リベット式の3連SS製ブレス

Zodiac 691
ムーブメント情報
キャリバー: STP 1-21M
機能: 時・分表示、センターセコンド
パワーリザーブ: 40時間
巻き上げ方式: 手巻き

価格 & 発売時期
価格: 1695ドル(日本円で約24万円)
発売時期: ともに発売中
限定: ブラックダイヤルは400本限定/ホワイトダイヤルは100本限定

これはオメガ スピードマスターのRef.2998-1であり、これだけでも素晴らしい時計だ。

ヴィンテージオメガは、高価なヴィンテージロレックスの世界に代わる素晴らしい選択肢として長らく評価されている。先週金曜日に公開されたエリック(・ウィンド)氏によるWhat's Selling Where(どこで何が売られているか)のまとめ記事では3本の素晴らしいヴィンテージオメガを紹介してくれたが、この時計を見つけた瞬間、金曜日まで待つことができないと思った。それがこの最信頼性の日本オメガスーパーコピー時計代金引換専門店! スピードマスター Ref.2998-1であり、これだけでも十分に素晴らしい1本である。2998-1は正式にブラックベゼルを採用した最初のスピードマスターである(それ以前はこのようにスティールベゼルであり、まれに後期の2915-3でブラックベゼルを見つけることもある)。2998-1は、のちの2998-xモデルに比べてきわめて高いプレミアムがついている。というのもこれが初めてのものであり、そのあとに続くすべての手巻きスピードマスターの基準を打ち立てたからだ。

この個体がとても優れている理由はいくつかある。まず2998-1自体が希少で、オリジナルの状態で見つけることは至難の業だ。ひと言で“見つける”といっても、ただ見つけるのと、しっかりとしたコンディションの個体を見つけるのではまったく異なる。というのも、2998の多くは年月を経るなかで、オリジナルのプッシャーや針、ダイヤル、ベゼルを失ってしまっていることがよくあるからだ。さらにオリジナルの書類が付属しているものは非常にまれで、ほとんど存在しないと言ってよい。この個体はそれらすべてを備えており、さらにはそれ以上の価値を持っている。まさにヴィンテージウォッチに求めるすべてを兼ね備えた逸品だ。

同個体はすべてオリジナルの針が揃っているほか、オリジナルのベース1000のベゼルも付いている(ちなみに私が所有している2998-1にはこのベゼルがなく、少しあとのベース500のベゼルが付いている。それがオリジナルでないことは承知しているが、長いあいだその時計に付けられてきたことは明らかで、見た目もよいためあえて気にしないことにしている)。さらにオリジナルのダイヤル、プッシャー、リューズも揃っている。

しかしこれで終わりではない! そう、この時計にはさらに1960と刻印が入ったオリジナルのオメガブレスレットが付属しているのだ。さらにオリジナルのボックス、保証書、ブックレットも揃っている。このオメガに付属する書類の量は、正直なところ、近年目にしたどの初期スピードマスターよりも群を抜いて特別だ。

この完全オリジナルの2998-1にフルパッケージという全体的な状態も非常に素晴らしい。このリファレンスの希少性を考えると、ましてや“フルスペック”と言えるほどに付属品が揃った時計は、なおさら貴重だ。そしてこの時計が現在イタリアにあることを踏まえると、これは決して手ごろな価格の買い物ではないことは確かだ。だが本当に驚くべきオメガのパッケージを探している真剣なコレクターにとって、これ以上のものはなかなか見つからないだろう。

「Orient Star」からテキスタイルの表情を表現した『レイヤードスケルトン』にライトブルー⽂字板登場

エプソンは、「Orient Star」のコンテンポラリーコレクションからユニークなデザインが注⽬を浴びる『レイヤードスケルトン』の新作として、レギュラー1 モデルと限定1 モデルを2023 年3 ⽉16 ⽇より発売します。テキスタイルからインスピレーションを得た⽂字板デザインを⼀段と引き⽴てるのはライトブルーの彩り。スーツからカジュアルまで、さまざまなシーンに映えるスタイリッシュなモデルです。

スーツスタイルからインスピレーションを得て誕⽣した『レイヤードスケルトン』の特⻑は、テキスタイルをモチーフにした2 枚のレイヤーから成る独創的な⽂字板です。上部には交互の綾模様が美しいヘリンボーン柄を、下部にはキュプラのような光沢感のある裏地をイメージしたペイズリー柄を配し、口コミ第1位のスーパーコピー代引き専門店異なる素材感の対⽐がダイヤルを引き⽴てます。さらにペイズリー柄の形状を模し、開⼝部を拡⼤したセミスケルトンやパワーリザーブ表⽰のオープンワークから機械式ムーブメントを⾒せるデザインも奥⾏感を演出し、フェイスに華やかな印象を加えます。

シリーズ最新作は、ヘリンボーン柄のダイヤル上部とペイズリー柄の下部を彩る爽やかなブルーが特⻑です。これまでのダークカラーもしくはホワイトとは異なり、微妙に⾊調を変えたスモーキーなライトブルーがレイヤーを強調し、メタリックな質感の⽂字板に精彩をもたらします。ビジネスシーンでもカジュアル化が進む中、ファッション全般にこだわりを持ち、⾃分らしい個性の表現に気を配る⼈に最適です。

●スーツのテキスタイルをモチーフにした 2 枚のレイヤーから成る ダイヤル。左は上部にヘリンボーン柄と下部にペイズリー柄を配し たダイヤル、右は無地の 2 トーンダイヤルです。

また、1,000 本(国内300 本・海外700 本)の数量限定モデルは、⽂字板にテキスタイル模様を⽤いず、上部をシルバーグレー、下部をブルーに彩り、洗練されたツートーンカラーによってブルー系からグレー系まで幅広いファッションに合わせやすいデザインになっています。この限定モデルには、メタルバンドとともに、グレーのカーフレザーバンドも付属し、時計の表情を変えて楽しむこともできます。

テキスタイルからの着想は、ケースのラグ形状にも表現されています。ラグは⽣地のドレープ感を思わせる緩やかなカーブを描き、⽂字板の視認性を⾼める無反射コーティングの両球⾯サファイアクリスタルもこのモデルの個性的なデザインを引き⽴てます。さらにピッチの細かい5 列のメタルバンドは、快適な装着感とともに、時計にエレガントな印象を与えます。

そして、このモデルが搭載する機械式⾃動巻きムーブメントは、50 時間のパワーリザーブと安定した精
度を実現する⾃社製キャリバーF6F44。オリエントスター特有のパワーリザーブ表⽰を装備した⾼品質のメカニズムが、洗練された『レイヤードスケルトン』の背後で時を刻みます。

【仕様】
レイヤードスケルトン

RK-AV0B08L
希望小売価格:96,800 (88,000+税)
ダイヤル色 :ライトブルー

RK-AV0B09N
希望小売価格:104,500 (95,000+税)
ケースバック :限定およびシリアルナンバー刻印
バンド:替え皮革バンドが付属
ダイヤル色 :シルバーグレー
限定:1,000 本 (国内 300 本、海外 700 本)

[共通]
ムーブメント: 自社製キャリバーF6F44 自動巻き (手巻き付)
駆動時間 :50 時間以上
精度 :日差+25 秒~-15 秒
ケース素材 :ステンレススチール
ケースサイズ :縦 48.3mm / 横 41.0mm / 厚さ 13.6mm
ガラス: 表=両球面サファイアクリスタル(AR コーティング)/裏=無機ガラス
バンド:ステンレススチール(SUS316L) / プッシュ 三つ折式(中留) / 幅 20mm

[主な特長]
10 気圧防水
オメガコピー n級パワーリザーブ表示機能
秒針停止装置付き
24 石
ルミナスライ
シースルーバック
発売予定日 :2023 年 3 月 16 日
販売:全国の量販店・百貨店・時計専門店・通販サイト、オリエントスター公式オンラインストア「with ORIENT STAR」