3月2日
匡樹「ぜあっ!」
ドゴォッ!
昴「何て破壊力なの。石壁を拳で壊しちゃうなんて」
七瀬「ひょっとして…、バカ彦よりパワーあったりして」
寧「私の存在を忘れてもらっては困るのだよ…」
ヒュザッ!
昴「七瀬!」
七瀬「うわぁっ!き、斬られた?」
昴「ナイフとかは持ってなさそうなのにね。まぁ、どっちみち傷は直さなきゃ」
パァァッ…
寧(回復の術か。あの女、厄介だな…)
和歌彦「昭哉。あのつり目、暗器使いじゃねぇのか?」
昭哉「鉄扇ッスね。おれのと違って、薄い鉄板を重ねたようなやつッス」
ナージャ「そして先端が鋭い刃になってる。そんなとこかな?」
昭哉「そんなとこッス」
和歌彦「もう一人の方は、体格は俺ほどは無いようだが…」
ナージャ「気で拳を強化して戦う。そんなタイプじゃないの?」
七瀬「螺旋!」
ガイィンッ!
七瀬「い…痛たたた。何今の?銅像でも蹴ったような感じだったけど」
匡樹「フン。小娘の蹴りなんぞで、この俺の鋼鉄の体を揺るがせるものか!」
和歌彦「なるほどな。こりゃぁ、硬気功の使い手か?」
昭哉「それで和歌さん以上の破壊力が出てたってことッス?」
和歌彦「まぁ、俺なら野分でぶった斬るだけだがな」
寧「匡樹に蹴りを撃って自爆したか。とどめだ!沢渡の娘よ…!」
昴「螺旋!」
ガッ!
寧「ぬぅ…!一度ならず二度までも私の邪魔をする…!」
シュッ! ヒュッ!
昴「うわわっ!」
匡樹「くらえっ!」
ドガッ!
七瀬「うわっと。何とか痛みは引いてきたけど…」
匡樹「諦めることだな。貴様の腕では、俺にかすり傷ひとつ負わせることすらできん」
七瀬「ふふ〜ん、それはどうかな?」
匡樹「ほざくな!岩砕打!」
シュッ!
七瀬「よっし、ベストポジション!」
匡樹「く…!今のを避けただと?」
七瀬「これでとどめ!雷槌!」
ドゴォッ!
匡樹「ぐふっ…バカな…!」
寧「何!?匡樹がやられただと?」
昴「うわ〜。あの硬いのを一撃でダウンさせちゃった…」
和歌彦「そうか。雷槌なら衝撃は内部に広がるからな…」
昭哉「ついでに言えば、『氣』ならおれ達の一族も心得があるッス」
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