2月17日
某時刻 和歌彦宅近くの空き地
七瀬「せいやぁっ!」
ガッ!
和歌彦「…とと。試験が終わったとたん、がぜん元気になったじゃねぇか」
七瀬「終わったっても、昨日受けたのは本命のとこで、もう1校すべり止め受けるけどね〜」
和歌彦「まぁ、それは3月だろ?それでこうして久々に組み手が出来るってわけだ」
七瀬「そゆこと。でもやっぱし、ちょっち腕が鈍っちゃってるかな…」
???「おっと、アイツに場所聞いて来てみたら、面白ぇことやってるじゃねぇか」
和歌彦「む、何者だ!?」
???「おいおい、俺だよ、俺」
和歌彦「金なら払わんぞ?」
アギト「誰が振り込め詐欺だ!俺だ、アギトだっつの!」
和歌彦「まぁ、そんな怒ンなよ。ちょいとからかっただけだろう」
アギト「ったく。静流の奴に場所聞いて来て見たら、いきなりこんな扱いかよ…」
七瀬「あははっ。キミも災難だったね〜」
アギト「それはそうとチビ、おまえも結構な格闘の使い手だって話だったよな?」
和歌彦「おいおい、七瀬にンな事言うと…」
七瀬「チビって言うな〜!偃月!」
ガゴッ!
アギト「あがが…」
和歌彦「ほれ見ろ。言わんこっちゃ無い」
七瀬「まったく〜。失礼しちゃうよね!」
アギト「悪りぃ、悪りぃ。だが、暗殺術をベースにした格闘術ってのは、正直興味があってな」
和歌彦「沢渡流が元は暗殺術だってことを知ってるのか。様々な格闘術を学んだってのは本当らしいな」
アギト「まぁな。ちょうど組み手の最中だったようだし、俺も混ぜてくれよ」
七瀬「ん〜、ひょっとして、ボクと?」
和歌彦「話の内容からすればそうなるだろう。七瀬、いっちょもんでやれや」
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