2月18日

某時刻 和歌彦宅近くの空き地
アギト「でやぁぁぁっ!」
七瀬「おっと!」
ヒュッ!
アギト「おらおらおらぁっ!」
ガガガッ!
七瀬「痛たた。直撃だったら危なかった…」
アギト「へぇ、アレを受け止めるか。お前も結構やるじゃねぇか」
七瀬「まぁね〜。でも、勝負はこれからだよ!」
ヒュッ!
アギト「な…!速い!」
七瀬「体格で負けてる分は、手数で勝負ってね!」
ビシビシビシッ!
アギト「…痛つ、えげつねぇな。しっかり急所狙ってきやがるたぁ」
七瀬「体の真ん中を狙うのは基本!…でしょ?」
アギト「まぁ、そうだけどよ」
和歌彦「それはそうとおまえたち、そろそろ休憩といかんか?」
七瀬「あ、うん。じゃぁちょっち休んでもっぺんやろうか?」
アギト「元気な奴だぜ…」
和歌彦「まぁ、そう言うな。コーヒーくらい飲ませてやるからよ」

某時刻 和歌彦宅 居間
和歌彦「しかし、おまえさんもなかなかやるようだな。伊達に静流や椎佳に鍛えられてはいないってとこか」
アギト「まぁな。それにガキの頃から格闘術を仕込まれていたからな…」
和歌彦「あの組織か。どうやら雑魚ばかりではなかったようだな」
アギト「雑魚だと?」
和歌彦「以前俺が戦った奴は、てんで弱いくせにいきがる奴だったからな。あんなのの集団かと思ってた」
七瀬「あの堅い鎧のヒト?確かにあれなら、ボクでも雷槌の一発で倒せたかも」
アギト「アンタ、くじ運良すぎじゃねぇのか?強い奴が出ずに済んだってのは」
和歌彦「この場合、寧ろ悪いよ。この左眼が疼く程の強敵と戦いたかったンだが…」
アギト「…剣では静流にも匹敵するって聞くが、その辺は真逆だな」
七瀬「そうそう。バカ彦ってば夏場はちょっち勘弁ってくらい暑苦しいから…」
ごつん…
和歌彦「何か言ったか…?」
七瀬「痛たた。何もお客さんが来てる時にゲンコツ撃たなくてもいいじゃないか〜!」
アギト「まぁ確かに、血が熱湯よりも熱そうな雰囲気だとは思うが…」
和歌彦「アギト。お前も俺のゲンコツを喰らってみるか?」
アギト「いや、遠慮しとくぜ」

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