京都の写真や情報を集めたサブコンテンツ「 京 遊び 」を作りました! ただいま 京都の桜 どんどん更新中 ! です! 奈良東大寺二月堂の「お水取り」の画像を、21世紀旅日記にアップしました!(07.3.16) このページの画像は、主にデジカメのインデックス用jpgを縮小して掲載しております。 もう少し精密な画像をご覧になりたい方は、RAWデーターまたは645サイズのポジフィルムがございますので、お問い合わせ下さい。 見てください!!(4/1) MBS京都見聞録に桜の写真とコラムを掲載して頂きました! タイトルは「鴨川おさんぽ桜」 春の賀茂川を歩いてみよう!・・・という内容です。ぜひぜひご覧くださいませ! MBS京都見聞録〜鴨川おさんぽ桜 京都の早咲きの桜満開(3/29) 御所近衛邸、出水の桜は、一週間ほど前から見頃になってるので、そろそろ終盤。 今は、醍醐寺の霊宝館、三宝院の枝垂れ桜、平野神社の魁桜、烏丸六角堂の御幸桜、祇園白川の枝垂れ桜が見頃です。 祇園白川の夜桜(3/27) 早くも(2月の予想よりは遅れましたが)、京都市内のあちこちで、早咲きの桜が見頃になってます。 大阪のおばちゃん(3/24) 綺麗好きからは、ほど遠い私ですら、最近デジカメのゴミが気になりだし、昨日やっと時間を作って、大阪のキャノンまで行ってきた。キャノンのサービスセンターに行けば、1〜数時間かかるが、無料でゴミとりをしてくれるのだ。 とはいえ、梅田まで行くのが一仕事の私。大昔、大阪のど真ん中に就職してしまった時も、会社までは駅から徒歩5分だったにも関わらず、けっこうしんどい思いをした。なぜか「行くだけで疲れてしまう」のだ。 しかも梅田のキャノンまでは、阪急電車を下りた後、えんえんと歩かなければならない。 ゴミとりが終わるまで1時間半といわれ、「出来上がる頃、受け取りに来てもらえればいいです」といわれたが、もう、一歩たりとも動きたくなかった。用もないのに、あの高くて広くて、歩けど歩けど全然前へ進んでる気がしないオフィス街や雑踏の中へ出て行くのは苦痛以外のなにものでもなく、丸一時間半、私は待合の椅子に座り続けた。 昨日の大阪は平日の昼間にも関わらず、「今日はなんかあるんか?」と思う位、沢山の人で溢れていた。右からも左からも人が斜めに歩いてくるので、私は駅に向かって、まっすぐに歩きたいだけなのに、それすらもできない。 大通りを向こうに渡りたいだけなのに、歩行者用の道がない。また戻って、ぐるっと回らなければ渡れない。だったら、「この道続いてます」的な道にせず、「この先行き止まり、○○ビルにしか行けません」くらいの標識をつけてくれればいいのに・・・ 私はずっと自分のなりふりは、「京都というより、大阪のおばちゃん」だと思っていたが、大きな勘違いをしていたようだ。私はきっと大阪では生き延びれない。 ナルちゃん(3/22) フィギアスケートの高橋大輔選手のファンである私。 帰宅後すぐ、録画してあった世界選手権を見る。銀メダルだって。おめでとう! 高橋選手のどこに惹かれるかっていうと、ひたりきってる陶酔感。そのナルシストぶりがたまらなく魅力的。 彼は表現できる場を持てたからこそ幸せだけど、そうでなければ、そのナルちゃんぶりを持て余していたに違いない・・・といつも思う。 努力だけでは辿り着けない「天から与えられたギフト」・・・高橋選手がナルちゃんぶりを発揮できた時の演技を見るたびにそう思う私。はっきりいって、「見てるだけで幸せ」です。 春のキャンペーン(3/20) なんと前回の日記から10日以上たっている。 ここんとこ、桜も咲いてないのに、けっこう忙しくしている。 これで桜が咲いちゃったら、もうどうしよう・・・と悩めるくらいバタバタした10日間だった。 さて、遅ればせながらのご報告 @JR北海道さんの春のキャンペーンのポスターに、弘前城の写真を使って頂いてます。北海道に行かれたら、ぜひご覧になって下さい! A About 「暮らしの歳時記」のお花見情報サイトに、全国の桜の写真を使って頂いております。お花見に向けて便利なサイトの案内もあり、お花見計画に必見。こちらもぜひご覧下さい! B雑誌「一個人」に太平山神社の桜、赤城南面千本桜の写真を掲載して頂いてます。(2月下旬発売号) 他にも全国の桜が案内されていて、桜好きにはお勧めの一冊です。 このところ、ちょっと寒い日が続いてるけど、東京では桜が開花したようで、いよいよ桜の季節に突入。今年はどんな出会いがあるのか楽しみです! 二つ目の奇跡の話はおいといて、どっと疲れた話(3/9) 二つ目の奇跡は四つ葉のクローバーのタクシーの話なんだけど、これは、長くなりそうなので、おいといて・・・ 今日は、どっと疲れが出てる話。 とても現実的な話だが、もうすぐ、車検、そして、車の保険の更新がくる。っていうか、桜が早く咲くことを考えると、かなり急がないといけない話。 ・・・しかしねえ。必要経費とはいえ、高いねえ。車を維持してくのは・・・ うちには二台車があって、旅にでる時には、寝泊りできる自分の車で行くんだけど、京都市内を動き回るときは、家の車を使う。その方が燃費がいいからね。だから、京都の行事をメインにとってる現在は、正直言って、自分の車はあまり稼動させてない。でも、春と秋には、しっかり働いてもらわないといけないので、やっぱり維持していかなきゃならない。 車検となると、すでに10万キロは突破してるので、色々交換修理をしないといけない。・・・となると、金額的にもかなりになってくる。あ〜憂鬱。憂鬱なこと極まりない。 そのうえ、もうすぐ、車の保険の更新もくるし、これで又、色々悩まないといけない(優柔不断なもんで) 今年、北海道の桜を撮りに行くなら、そろそろフェリーの空き具合にも注意しとかないといけない。車ごと行くから、これも結構な金額になる。そんなこんなで精神的にどっと疲れる。 肉体的には、先週は2月28日三千院の星まつり、3月1日宝鏡寺の雛祭り、2日小浜のお水送り、3日下鴨神社の流し雛と東大寺のお水取り(深夜2時頃まで)、3日〜4日は姫が来京してたので、4日は市内をぐるぐるまわって・・・5日に充分休みを取ったはずなのに、678日と母が俳句の会の旅行に行ってる間、家事全般をやったら、ここで変に完璧主義が頭をもたげ、年末にもしなかった大掃除まがいのことをしてしまう(どうせするなら、姫が泊まりに来る前にしとけばよかったんだが) だから疲れてるのも当たり前っていや当たり前なんだが。 それにしても、母がいないと、どうしてこう能率があがるんだろう?・・・と思う位、朝もピシッと起き、ダラダラもせず、家事も仕事もこなした3日間だったが、その反動か、母が帰って来た途端、今日は3日分、ダラダラしっぱなし。 母がいると、つい、二階の自分の部屋に行かず、一階でダラダラしてしまう。居心地がよいと言ってしまえば幸せな話だが、「切り替えができない」「集中できない」とも言える。 父も同じ。普段は、いつまでも居間でダラダラしてるくせに、やっぱり母がいないと、いつのまにか自分の部屋に行ってる。 お風呂だってそう。母がいるときは、誰もなかなかお風呂に入らずに(うちはみんな宵っ張り)、真夜中になってからの入浴だが、母が留守の時は、みんながダラダラうたた寝なんかしないで、すぐにお風呂に入るから、お風呂の壁もあまり湿気ず、掃除が楽。ある意味、理想的な生活パターンなんだが。 まあ、みんな母に甘えてるってことか。いいのか悪いのか・・・細木数子が聞いたら激怒しそうだな 一つ目の奇跡とお雛祭り(3/5) すでに三月の五日だが、お雛祭りの話題に遡る。 3月3日に行われる流し雛の画像を香梅会のHPの洛中の儀式のページに掲載して頂きました。 また、雛祭り関係の画像を MBS京都見聞録のコラム「雛人形」で、掲載していただいてます。 2月の末から家族が体調を崩してしまい、なかなか外出できなかった。せっかく お水取り撮影の達人 Tさんが、便利を図って下さるというのに、なかなか奈良まで外出できない中(Tさん、ありがとうございます&すみませんでした)、3月2日、「小浜のお水送り」に行ってきた。 いわずと知れた、奈良東大寺二月堂のお水取り関連の行事である。 朝の11時から山八神事が行われ、クライマックスは夜8時頃の御香水を川に流す儀式。 日程的に行けるかどうかわからなかったから、いつもに増して、何も調べず、行き当たりばったりで到着した私は、運よく、地元のカメラマンS川さんと知り合い、なかなか要領よく駆け回れた。 さて、帰京してから、三脚雲台の固定ネジセットが紛失しているのに気付く。直径5センチほどの部品で、これがないと三脚は使えない。おまけに、再入手はしにくい又は不可能なもの。 「あちゃ〜 大きな代償やな〜」と、かなりショックだったが、まさか小浜まで探しに行くわけにもいかない。見た目にはゴミかガラクタのようなので、すでに捨てられちゃってる可能性が高いし、片道2キロのどこで落としたかもわからない。あきらめるしかない・・・としょんぼりしてたら、なんとS川さんから連絡が! Sさんも忘れ物をしたそうで、それを探しに行ったら、私のネジらしきものが見つかった、とのこと。実は途中で三脚の足がしまえなくなって、Sさんに手助けしてもらっていたので、ネジだけ見てもピンとこられたのかもしれない。しかも、少し前なら名刺は持ってなかったので、そこで話はおわってたはずなのに、最近作った名刺が早速活躍した。 京都から80キロ以上、時間にして車で2時間弱も離れた小浜で、ものすごい人出のお祭の後で、しかも道中2キロで、たった5センチのネジが戻ってくるって、これ、奇跡といっても過言じゃない。S川さん、ありがとう!感謝です!! 「計算まちがい」がばれてしまったブログ(2/25) 我が家は一家全員、数字には極端に弱い。 唯一強かったはずの母も、最近はお年のせいか、物忘れが数字にまで波及している。 実は本日は私のお誕生日で、お誕生日というより2月25日は梅花祭に行くぞ〜というので、私自身は、しっかりはっきり覚えていたんだけど、どうも家族一同お忘れになってたらしい。 朝、顔を合わせたときも何も言わなかったし、午前中、八瀬天満宮の御湯式に行って、お昼前に帰って来たときも、何も言われなかったし、それから梅花祭へ行って、やっと夕方帰って来たときも何も言わなかったけど、私がお茶席で食べ損ねたお饅頭を、これみよがしに食べながら、梅花祭に行ってきた話をして、二階に上がって、下りてきたときに、やっと「おめでとう」の言葉を聞いた。 神社などで貰ってきたお饅頭も、いつもならわざわざ家族分に切り分けて食べるんだけど、「お誕生日だから、もしかしたらケーキがあるかも・・・」と冷蔵庫を覗いたら、デザート関係は何もなかったので、今日のお饅頭は独り占めで、しかも目の前で食べてやった。 ところで、最近、昨秋に知り合った・・というか、言葉を交わした方と、ネットで再会した。 経緯は、その方のブログ「 F on the Net 2 」に書いてあるので、ご覧頂きたい。 ここでも、私は計算間違いをしているようだ。どこかの民族が「1、2、3の次は、『たくさん』」と数えていたように、私も1ヶ月の次は半年、その次は1年、そのまた次は数年、そして、昔・・・と、こんな数え方しかできないのが、ばれてしまいました。 さて、その方は、フルキミさんという方で、ブログの他に、HPも持っておられます。 アートで遊び心一杯の写真は、必見です。ちょっと影響を受けてしまいそうな予感・・・ フルキミさんの Gallery F on the Net なぜだろう?(2/23) 毎月15日には、翌月のデスクトップカレンダーが更新されるはずなのに、今日、23日の約午前0時になっても、まだ出てない。 クラレ様のカレンダーの話です。 2007年度、つまり今年のクラレ様の企業カレンダーに、私の写真を使っていただいたのですが、それと同じ写真で、背景が黒になっているデスクトップカレンダーが、クラレ様のHPにアップされています。特に撮影者紹介はないようなので、「どれが?」とご質問を頂くこともあるのですが、一応、12ヶ月全部、私が撮影したものです。 で、私も年始には、はりきって、私のHPで月別の撮影地のご紹介もしていくぞ〜っ的名感じだったのですが、なんか空回りしている気もしたりして、おうち日記でちょっとだけ紹介する程度にとどまってます。個人的には、毎月の撮影地の旅ガイドコーナーなんか作っても面白いかな〜と思ったんですが・・・ でもなあ、企業HPで締め切りが1週間も遅れるなんて、なんでやろ? も、もしかして、存在自体を忘れられてる??? デスクトップカレンダーはこちら 近況報告(2/22) ある意味、私にとって一年で一番過酷な季節、春がやってきた。 人間誰しも、いや機械にだって、弱点ってのはある。 よりによって、一番撮りたいものが多い春に、花粉症になってしまうというのは、私に課せられた試練というものか? 大げさって思うでしょ? 「どうしようもない」「さけられない」という点で、あきらめがつくので、深刻な話ではないけど、重大な話ではあるのよ。本人にとっては・・・ もし、将来、私がお嫁にいくことがあっても、ぜったいに結婚式、新婚生活は、春にはもってこないね。はっきり言って、このズルズルダラダラは、誰にも見られたくない!! できるなら、春中ずっと、無菌室ならぬ、無花粉室にこもっていたい! ちょっと違うかもしれないが、こういう逆境?に遭遇したとき、「どんなふうになるか?」っていうのは人それぞれ。 やたら明るくなる人もいるだろうし、悲観的になっちゃう人もいるだろうし。 やたら食べる人も、食欲が減退する人も、不眠症になる人も、寝てばっかりになる人も。 実は私もちょっとだけ、気力減退してます。杉花粉の飛んでない北海道に行きたいぞ! ネコが行方不明(2/18) 結論から言っちゃうと、朝7時に帰って来たんだけど・・・ 昨日の朝、まだ食事もしないうちから「外に出たい!」と言うので、雨が降らないうちにと、外へ出した。迷いネコキティちゃんは、野良猫だった時の癖で、どうしても外が好きなのだが、さすがに冬は寒すぎて、我が家のベッドで、ほぼ一日二十時間は寝ている。 ただ、爪とぎは外でやってもらうことになってるので、雨や雪でない限り、一日一度は外へ出て、爪を研ぎ、日向ぼっこをちょっとして帰ってきてた。 昨日も、すぐ目の前の野原で、「頭かくして尻隠さず」状態で、日向ぼっこをしているのを確認。日向ぼっこするにしては寒い日だったが、雨が降れば戻ってくるだろうと、タカをくくっていた。 さて、雨が降り始めて、うちに帰ってくるかと思いきや、なぜか、隣のうちの車の下で、息を潜めている。私が覗いても、目が合ってるにも関わらず、知らん振り。 まあ、そのうち夕方になって寒くなったら戻ってくるだろうと、ほっておいたら帰ってこない。 雨はじゃんじゃん大降りになり、どんどん寒くなってきたので、再び見に行くと、今度は車の下にもいなかった。 「さあ、大変!」とネコ探しが始まる。 片手に傘、片手に懐中電灯をもち、名前を呼びながら、近所の車の下、家と家の間、野原、ガレージ、ありとあらゆる場所を探すが、気配すらない。 あきらめて夜中の1時に寝るまでの間、何度も夜回りするが、隠れてるのか、いないのか、みつからなかった。 朝、7時、無事保護されるまで、実は私はトイレに起きた夜中の4時に、やっぱり見回りに行った。 保護後、家族で話してると、父は3時に、母は5時に、やはり見回ったらしいが、どこにもいなかったと・・・ 私は心配で熟睡できなかったと見えて、久しぶりに夢をみた。夢の中ではネコが中学校時代の友達に変身して、一緒にケーキバイキングに行って、美味しくケーキを食べていた。そして夢でも、私は誰よりも最後までケーキを食べ続けていた。 ついに耳鼻科に行く(2/17) 花粉症歴はたぶん10年近い。まだ写真に目覚めて、間もないころは、「窓を開けてドライブするのが楽しみ!」とか、お気楽なことを言ってたから、花粉症ではなかった。 なんとなく暖かくなり、香りのいい春風を感じてるうちに、桜の花があっというまに咲き乱れ・・・春の始まりってええもんや・・・と思ってた、あの頃が懐かしい・・・ ものすごい重症の花粉症のくせに、クスリが嫌いな私は、「ものすごい酷くて、かつ、人前にきちんと出ないといけない時」以外は新薬を飲むのを我慢してたんだが、年齢と共に、我慢する気力と根性が激減したのと、仕事の能率のあまりの悪さに、ついに継続してクスリを飲むことを決意した。 耳鼻科に行って、あまり強い薬は出して欲しくなかったので、「クスリは大嫌いであまり飲まないから、飲むとよく効いて、ひどい時でも頓服で4分の1錠のめば効くんです」と言ったら、「この薬は効き目のピークが12時間後になりますから、寝る前に、かならず1錠全部飲んでください」と念をおされクラリチンと書かれた白い錠剤を渡された。そして朝、いや昼、効き目のピークらしい時間帯。確かに、頓服を飲んだときのような、眠気、だるさはないようだが、やっぱりムズムズする。目は痒い。ああ、これからの3ヶ月が思いやられる。 杉花粉の猛襲で死にそうです(2/14) ・・・以上 今、それどころじゃないんです!(2/13) 今日、某テレビ局関係の方を交えて、ご挨拶がてらの食事をする機会に恵まれた。 会話の中で、金閣寺の話題が出た。 そういえば、2月の2日、やっと降ってくれた雪の朝、私は金閣寺に行ったのだった。 雪の割には暖かい日だったので、開門の9時には、すでに雪が融けかかっていた。少しでも雪が残っているうちに・・・と大慌てで撮影をする私の前に、サッとマイクが差し出されたのだ。 「雪の金閣寺はいかがですか?」 爽やかに、そういう意味のことを聞いてきたのは、某テレビ局だった。 「今、それどころじゃないんです!」 せっかくの自己アピールの機会を、目先の雪景色に惑わされ、棒にふってしまった私。 あとから「しまった!」と思ったが、あとの祭。 で、ひょんなことから、その話題になると、某テレビ局の方は大爆笑。 「ご本人でしたか〜!」 切羽詰った臨場感溢れる私のコメントは、さすがにニュースでは流れなかったが、「ちちんぷいぷい」で流され、それなりに受けてたらしい。 ちなみにニュースにも、ピンクの花柄の傘をさして撮影に熱中する私の後姿は映っていたらしく、我が家では「あっ!うちの傘が映ってる!!」と大騒ぎだった。 北白川天神宮の 高盛御供 ・ 還幸祭 を追加しました(2/10) 記念日(2/10) 私には写真に関する記念日が二つある。 2月11日と6月1日である。 もう10年ほども前に、雪が降るというので、気まぐれに車を走らせた琵琶湖で、ものすごい朝焼けを見てしまったのが、2月11日。それ以来、風景写真にどっぷりはまりこんでしまった。 もともと朝は弱く、夜明けの時間に目が覚めていたことなんて、試験勉強で夜更かしをしてたら、東の空が明るくなってきた・・・という位しか経験がなかった私。朝焼けが湖と湖岸の雪を真っ赤に染めているのを見て、狂喜乱舞の興奮状態で雪の中を転げまわりながら、バカチョンカメラで撮りまくった。もちろんネガフィルムだったが、現像プリントされてきた写真が、これまた上出来で・・・ あの2月11日がなかったら・・・もし、あの日が雪で晴れ・・ではなくて、吹雪だったり、普通の朝だったら、「絶対に私は写真を始めていない」と断言できるほど、決定的なきっかけだった。 人生を狂わせた?朝・・・と言っても過言ではないだろう。 もうひとつの記念日の6月1日は、私が京都のお祭を撮り始めるきっかけとなった記念日。 当時、全国を旅しながらネイチャーな風景写真を撮りまくった後、さすがに資金不足になったこともあり、京都で再就職をしたため、半年ほどは、あまり写真を撮っていない状態だった。 そんな時、なぜか、やっぱり気まぐれで「貴船神社の貴船祭」に行った。 当時というか、ずーっと、私は自然風景以外は、全く興味がなくて、ましてや人間、日本人なんて、「絵にならない」から撮りたくない・・・と本気で思ってた。 その人間嫌いぶり、人工物嫌いぶりは、かなり徹底していて、2000年の春、日本三名桜といわれる三春の滝桜を見るために、わざわざ福島県まで行ったときも、桜に支え棒があるという理由で、満開の桜を前に、一枚もシャッターを押さなかったくらいである。 もちろん人間なんてとんでもない。 だから、やっぱり2000年の夏に、わざわざ青森県のねぶた祭に行ったときも、お祭り見物には「カメラは持参しなかった」 (ひたすら鈴拾いに熱中していた)・・・それくらい、人間がファインダーに入ってくるのが嫌だった。 なぜ、私が貴船祭に行ってみようという気になったのか、今でもわからない。 しかもなぜか、私はその時、自転車で貴船まで行ってるのだ。(そんな無茶、二度としたくない) そこで、神様から仏様まで、宗教関係のことならなんでも来い!のK女史と出会う。彼女は、貴船に向かうバスの中から「なんでこの人、こんなところでママチャリこいでるんだろう?」と不思議に思い、私は彼女が神様の前で意味ありげな呪文(今ならそれが祝詞とわかるが)を唱えているのを聞き、「この人、なんか気の毒なことでもあったのかな?」・・・とちょっと引き、それがひょんなことから意気投合してしまい、彼女に導かれるように、京都の行事にはまり込んでいった。 彼女がどの位すごいかというと、宗教系の大学も卒業したし、巫女修行もしてるし、サンスクリット文字?も書けるし、四国八十八箇所も歩いて全部廻ったそうだし、お寺にいったら、そこの宗派スタイルでお参りができるし(某寺で、いきなり彼女が立ったり座ったりしてお辞儀をしてるのを見て、ビビッたが、あとでそこのお坊さんが入ってきたら、やっぱり同じ方法でお辞儀をしてたので、納得した)、宗教にはまらず、それでいて神仏への信仰心があって、心も広い。 話がずれちゃったが、そこで彼女と会えたことで、今まで全く興味がなかったお祭に引き込まれていって、もうすぐ2年。 写真を続けている限り、この二つの記念日は、大事にしたいなあと思っている。 ・・・と日記を書いてたら、彼女からメールが・・・縁ってあるんやなあ。この縁も大事にしていきたい。 名刺を作りたい(2/8) 数年前に知人に操作してもらって作った、見るからに「遊びで作った」名刺は持っていた。でも、それも、もうなくなってしまった。 パソコンを替えたら、前のプリンターは使えなくなってしまったので、事実上「生産中止」状態。 スナップの世界では、そうでもないが、特に風景写真の世界では、「大人」は会った途端に名刺交換したりする方が多かった。おそらく、社会的にも偉い方が多かったようなので仕事の習慣がそうさせるのだろうが、私は、「車泊の放浪・女・一人旅」の身の上だったので、用心のため?もあり、名刺を渡すということは、ほとんどなかった。 今でも、正直、会ってすぐの名刺交換というのは、ちょっと抵抗がないでもないのだが、最近は名刺の必要性を感じることも多くなり、重い腰を上げて、名刺用の紙を買ってきた。 さすがにプリンターまで新調する余裕はないから、これで、古いパソコンでもって、新しい名刺を作っちゃうつもりだ。 が、難しい。前とは違う会社の紙を買ってきちゃったから、最初から作り直さないとダメらしい。それなら、ほんとは桜の背景の名刺にしたかったんだけど、桜でセンスのいい背景がなくて、四葉のクローバーのを選んでみた。 さて、プリンターがどこにあるかわからないから、印刷は明日にしよう・・・ほんまに出来上がるんかいな と、届かない・・・(2/7) 花粉の飛び回る前にと、免許の更新に行く。平日だというのに、ものすごい混雑。ただ、ものすごいオートメーション化してるので、思ったより時間もかからずに、スムーズに進む。 さて、視力検査。こちらも長蛇の列だったが、どんどん消化されていって、いよいよ私。 まだ、検査機を覗いてもいないのに、お巡りさんみたいな格好をした係りの人が「見えますか?」と聞く。「え?」と聞くと、「届きますか?」と問い直す。 確かに・・・ 身長150センチはある私だが、設定された機械の目の位置は、ちょっと高い。でもまあ、混んでることだし、早く済ませたいし、背伸びをして「大丈夫です」と始める。 (検査員)『じゃあ、 (私)「左!」 開いてる方を・・・ 』 (私)「右!上!下!!」 (検査員)『今度は、(私)「右!」 左目だけで・・』 爪先立ちは爪先立ちでも、バレリーナかと思う位ハイレベルなブルブル立ちの爪先立ちをしているのだ。 これって、まるで、時代劇とかで、薪を燃やしてる格子窓から風呂場を覗いてる悪ガキみたいな格好やないか。とにかく早く終わらせたい。 速やかな、私の回答に、あっさり合格が記され、視力検査は終わった。 いや、もちろん、頼めば、検査機は、少し低くしてもらえただろうが・・・ 杉花粉、飛び始めてる?(2/6) ちょうど節分が終わった頃から、すこーしだけ、ほんの少しだけ、目が痒かったり、ボーっとしたり 、鼻もちょっとだけ詰まってる。どうも花粉が少しずつ飛んでる気配が・・・ やっぱり今年も体質は変わってなかったか・・・ さて、立春には宣言してるはずの「新年の決意」 昨年一年間をひと言で表すと「感謝を実感する年」だった。 私の写真は、唯一このHPでもってのみ、世間への扉を開いてる状態だった。その小さな扉から、私を見つけてくれて、嬉しいお話を持ってきてくれる方々がいる。奇跡に近い話だと思う。それからもちろん身近にも、私を助けてくれる人達がいてくれる。 今までずーっと、私は自分の(ほぼ)したい事だけをしてきた。まあ、たまには、ちょっとぐらいの我慢とかもしたけど、結局自分の欲求を最優先させてきている。 それなのに、それを受け入れ、手を差し伸ばしてくれる方がちゃんといる。ほんとにありがたい。 だから、これからは、私も(自分の道を最優先させることには変わりはないが)、出来るだけ「誰かの」「何かの」「できれば社会の」役にたてるようにも心がけていきたい。 私が今まで「なんで、こんなに自分勝手なことをしてるのに、手助けしてくれるの?」と不思議に思いながらも、ちゃっかり助けてもらった経験を、そろそろ世の中にお返ししていく時期かなあと思う。 うちの母がよく言う言葉に、「誰かに何かをしてあげる時、その人から、返してもらおうなんて思っちゃいけない」というのがあって、確かに、思わぬ所で、全く知らない人から、利害の関係ない親切を受けることも沢山あって、そういう時は、ことのほか嬉しい。そんな返せなかった感謝を、私も誰かに返していきたいと思う。 ついでに言うと、母は、自分が急いでいる時でも赤信号をイライラして待たないためには、<青で渡っている側の人をみて、「あの人を渡らせてあげたい。」と思うと、いい気分で待てる」・・・>というのだが、私はまだ、それほどにはお人好しになれないな。だって、まだ、悟り開く気もないし、やっぱり一番大事なのは自分だし・・・(ああ、美しい新年の決意が台無し) 狭いようで、広い京都(2/4) 数年前から、HPを通じて交流のある方がいる。 武蔵さんという方で、京都の写真がメインの素敵なブログ武蔵の写真館を作っておられる。ブログ内で、何度か私のHPも紹介して下さったりしている。が、まだ面識はない。同じ日に同じ祭りに行ってたりするので、たぶん、会えば顔を見たことがあるだろうと思うし、すでに祭現場で知り合っていても不思議じゃないのに、なぜか会わない。 さて、1月20日に相互リンクさせて頂いたフォト京都.comの川崎さん、この方とは祭現場で知り合い、今でもよく現場で喋ったりするのだが、なぜか、武蔵さんと川崎さんが、先に出会ってしまった。現場は節分の盧山寺。あまりの混雑に、ついには門の中にも入れない人がいたらしい場所だ。 そんな混雑の中で二人は出会ったらしい。 私が川崎さんと出会うずっと前から、知っていた武蔵さん。(でも顔は知らない) つい最近、(たぶん)このHP経由で知り合った武蔵さんと川崎さん で、2週間足らずで、お互いの顔を知った川崎さんと武蔵さん。 まだ、会ったことのない武蔵さんと私。 いったい京都は狭いのか?広いのか? 新年の決意はまた次回。(ああ、また「後回し」にする悪い癖が・・・) 新年のご挨拶予定(2/1) 昔、新しい年は、節分を境に始まる・・・と聞いたことがあります。 そう、大昔、まだ少女らしく、好きな人が出来たら、占いに行って相性をみてもらったりしてた頃です。しかも、当時としては、かなりマニアックな晴明神社に行ったことがあります。 晴明神社は、安部晴明ブームにのって、神社も綺麗になり、無料だった駐車場もコインパークになってしまいましたが、その頃はまだ「京都の中では有名な占い処」という位で、たぶん京都以外の人に聞いても知ってる人は少なかったんじゃないかな? 今は、占いの行列も女子高生や若い女性ばかりですが、当時は、恋愛なんかのレベルではなく「ただごとではないレベル」の相談を抱えた「それなりの年齢」の方がほとんどでした。 「ものすごい深刻な話が、私にも聞こえるんだけど、こんなこと聞いちゃっていいの?」(相談者と待ってる人の仕切りがないから、筒抜けだった) 若い私は、肩身の狭い思いをしながら、並んでました。 またまた話が逸れちゃいましたが、ようするにその時の宮司さん(占い師)が「今までは人生最大の危機の時期だったけど、来年からは段々よくなる。来年というのは、お正月じゃなくて、節分。節分で年が変わるから」 「そうか〜節分を過ぎたら良くなるのか〜」と思いこんだ私は、それ以来、もっともっと節分が好きになりました。 で、まあ今年のお正月は、撮影で大忙しで、新年の誓いも、今年の目標も、なにも考えないうちに、ズルズル2月を迎えてしまったので、節分を期に、なにか「今年の目標」を立ててみよう・・・かなと思ってます。・・・でも節分もお正月に負けず劣らず、忙しいんだよな・・・ 10年目の真実(1/31) 今日、北野眞幸さんの写真展に行ってきました。(詳しくはこちら) そこで嵯峨野の紅葉の写真を拝見。もちろん構図は全く違うのだが、紅葉の色艶といい、光線の状態といい、私が自分の作品の中でも気に入ってる紅葉の一枚と、条件がとてもよく似てる。ただ、それはもう10年も前のこと。私が写真を初めて、まだ一年もたってない頃だった。 ふと、北野さんに「これ、何年前に撮られた写真ですか?」と聞くと・・・ 北野さんとは一年前に、とある京都の桜現場で名乗りあい、時々撮影現場でもお話するし、HPも相互リンクしてるし、メールも時々はやり取りがあったのだけど、 だけど、今日の今日まで私は全然、気付いてなかった。 私がその嵯峨野の紅葉を撮っていたとき、直後に来られた二人組。少し年配の方と青年。それが、北野さんだった。私達は10年前に会っていたのだ。 「星野さんもあの時おられましたよね」といわれ、初めて知る真実。 ものすごく条件のいい朝で、夢中で撮りまくってると、年配の方が青年に、「後ろを見てごらん」と言うのが聞こえ、なんとなく私も振り返ると、さっきまでは三人以外誰もいなかったのに、けっこう沢山のカメラマンがうようよしてた・・・ていうのを、何故か鮮明に覚えている。 でもその青年が北野さんだったとは、思いもよらんかった。 いやはや・・・ 久しぶりに「Ms.の京都」を更新しました。(1/30) 1・28に梨木神社で行われた「弓馬術礼法小笠原流」の元服式。 約1時間半かけて、5名の「こども」(大学生位の男女ですが、元服前なので「こども」と呼ばれていました)が衣装を着替え、烏帽子をかぶり、食事をするという、本格的な元服式でした。 小笠原流弓馬術礼法といえば、ゴールデンウィークに下鴨神社で行われる流鏑馬の奉納をされているため、乗馬とか弓道とかの教場だと思っていたのですが、同時に礼儀作法なども教えられているそうで、元服式でも、お吸い物を頂く時のお箸の持ち方とか、立ち座りの振る舞い方とか、細かい所まで神経が行き届いて、さすがな感じでした。 実は小笠原流弓馬術礼法の方々は、年に何回も、京都の神社での奉納をされてます。 ついこの間(1/16)に見てきた上賀茂神社の武射神事も、この方々がされてました。 自分の撮影ストックを改めてチェックしてみると、九月の梨木神社の萩祭での三々九手挟式。 ゴールデンウィークは、流鏑馬の他にも下鴨神社の歩射神事での蟇目の儀 や 葵祭の 駆け馬 など、実は撮ったまま、しまいこんでるポジが沢山みつかりました。 ・・・というわけで、各行事ごとに数枚を追加し、更に各月に散らばっていた画像をまとめたページを、Ms.の京都に作りました。 今のところ、画像は「京都の歳時記」に掲載したものとほぼ同じですが、時間をみつけて、もう少し追加していけたらいいなと思ってます。 ⇒Ms.の京都 vol.12 弓馬術礼法小笠原流の京都での奉納行事を見てきました! 九州の紅葉の写真を少し追加しました(1/26) 桜に紅葉に、相変わらず季節はずれな更新です。 今年度のカレンダーに使っていただいたクラレ社のHPで、来月2月分のデスクトップカレンダーが配信されています。 2月の写真は、九州韓国岳頂上からの夜明け。ぐるりと360度、見渡せる視界には、高千穂峰や、開聞岳、そして、すぐ眼下には、凍った噴火口がぽっかりと口をあけています。霧氷が付くほどの寒い寒い朝で、日の出と同時に、暖められた空気が霧となって、まるで煮えたぎる湯けむりのようでした。 ↑ カレンダーの写真よりも、もう少し西側の視界はこんなんでした ↑ 毎度のことながら、行き当たりばったりの私。たまたま登った朝に、それなりに素晴らしい光景に出会えたことから、「韓国岳の印象」はとても良く、この秋にも再び訪れました。 今回訪れたのは「大浪の池」。2月の写真の場所から車で5〜10分ほどの場所から、これまた少々山を登りました。 さて、この場所、京都から現地の観光課に電話で問い合わせた時、紅葉は既に見頃を迎えていたので、「大急ぎで行きます!」と言うと、そこのお姉さん(かどうかはわからないが、とりあえず女性)が、「紅葉もお待ちしてると思います」と答えてくれたのが、とても心強く、「今年の九州は台風の影響で紅葉は悪いと聞いているのに、本当に行く価値があるのか?」と迷ったり、眠気と疲労でぐずつきそうな道中、何度もその言葉を思い出しては「待っててくれる。待っててくれる」と自分を励ましました。 実際、私が到着したその日は、まだなんとか見頃後半を保っていた紅葉も、翌日には大風、大雨で、あらたか散ってしまったようです。 韓国岳周辺には、もうひとつ、楽しみがあります。 それは温泉。えびの高原温泉、白鳥温泉をはじめ、霧島温泉郷が待ち構えてます。これまた、近々温泉コレクションで一部だけでも掲載する予定です。(本当にたくさんありすぎて、入った温泉を全部掲載するのは、かなり大変そうなので) 紅葉狩り〜九州に 大浪の池 を追加しました。 デスクトップカレンダーはこちら 京都の桜を大量アップ(1/25) してます。現在40枚。最終的には、50枚ほどに、まとめたいと思ってます。 &骨休め?に、京都の歳時記のページに、城南宮の湯立神楽 を追加しました。 さて、日中は、春かと思う位、暖かく穏やかな、気のせいか花の香りまでしてくる今日この頃。少しずつ、日も長くなってきて、ついこの間まで真っ暗だった夕方5時が、暮色の美しい時間帯になってきてるのが嬉しい。もうすぐ一月も終り、一年の12分の1が過ぎてしまったのには、(意味もなく)ちょっと焦ってますが・・・ 京都の3月行事の ひいな祭 ・ 東山花灯路 ・ 青龍会 をアップしました。(1/21) 京都の写真なら、こちらか、私へ・・・(1/20) 本日、京都観光文化写真集[フォト京都.com]さんと相互リンクさせて頂きました。 ⇒ 以下、「京遊び」のお知らせにも掲載 京都の行事に出没する、あまたの(一応アマチュア)カメラマンの中で、ひときわ背が高く、ひときわ男前の50代。(ちょっと褒めすぎか?) 祭り終了後、愛車に近づくと、「あなたのバイクでしたか〜」と知らない人にまで話しかけられる程、でっかいバイクに跨って京都市内を駆け巡る。自転車の苦手な急坂も、「公共交通機関から徒歩30分」も、「近辺に駐車場なし」もなんのその。行く手に壁無し。前進あるのみ。 ・・・という、もしかしたら、私が京都で一番、影響を受けてるかもしれない方です。 撮影範囲も京都の桜や紅葉、メジャーな行事はもちろん、花あり、夜景あり、社寺あり庭園ありの幅広さ。大盤振る舞いの画像も素晴らしく、写歴40年超の実力にすざましい底力を感じます。 SINOBI〜けっこう面白かった!(1/20) 何年も前、全国の温泉の中で5本の指に入る位お気に入りの、九州の「塚原温泉火口乃泉」って温泉に行った時のこと。 そこは、別府温泉の大元にもなってるらしい山のうえで、もうもうと噴煙が立っているすごい場所なんだけど、そこの人と話していると、「オダギリジョーと仲間由紀枝が出る映画ロケ地の候補になった」・・・って。結局、ロケ地には選ばれなかったんだけど、美形二人が主演の映画なら見てみたいと強く思ったまま、見ず終いだった。それが映画「SINOBI」 そんな経緯もあって、今日テレビでこれが放映されるって知ったからには、ビデオまで準備して挑んだ。 ストーリーは忍者版ロミオとジュリエット。伊賀と甲賀の跡取同士の二人が愛し合うけど、戦わなきゃならなくてって話。私は忍者もののテレビがけっこう好きで、これまた大昔の「影の軍団シリーズ」とか「柳生一族」系のドラマも大好きだった。意味もなく、なんかワクワクドキドキするんだよな、この手の話。 「SINOBI」では、あり得ないくらいの人間離れした超人達に、ちょっとお腹一杯になってしまったけど、キャストの美しさに惑わされ、かなりはまった。なんといってもオダギリジョーがかっこいいし、仲間由紀枝も美しいし、脇役の女性も男性も◎ ひさしぶりに目の保養をさせてもらいました。 かっこいいうえに強い、強いけど戦わない。 滅多に戦わないけど、戦うと強い。 強いけど愛のために死ぬほうを選ぶ。 ・・・現実には絶対いないな テレビで見てるだけでいいや 京都の雪(1/19) 今年の京都はあったかい。それでも二回ほど雪の日があった。 あと一回くらい、雪、降ってくれないかな? 京遊びに「雪の京都」のページを作ってみました。 もうすぐ節分(1/18) 京都の節分行事の撮影は、お正月に匹敵するほどの忙しさだ。 2月2〜3日の2日間に、ありとあらゆる寺社仏閣で、これでもかという位の行事がある。 有名どころを回るだけでも、何年かかるやら・・・ といっても、普通の市民だった私は、毎年、近場の聖護院で甘酒を飲んで、須賀神社の(今ではすっかりメジャーになってしまった)懸想文を買って、熊野神社で「おたべ」を食べて、吉田神社にお参りして帰る。こりもせず、毎年同じコースを繰り返していた。 時々、オプションで、壬生寺の(節分の時だけ無料になる)狂言を見に行ってたが、ここは撮影禁止なので、写真始めてからは行ってない。 さあ、今年はどこへ行こうか、しっかり計画をたてなければ・・・ 「京都の歳時記」に節分行事をすこしだけアップしました。 メール(1/17) 正直、全てのメールにお返事を書いてるわけではないけど、もしも、「絶対返事が来るはずやのに、なんで来おへん?」・・・というような内容のメールを下さってる方は、ダメ押しで、もう一度、メールを頂けますか? 返事を後回しにしているうちに、どんどん先に押し込まれていって、アドレス記帳をサボりがちな私の場合、アルファベットのアドレスが差出人名になっていたりすると、どなたからのメールかが「ピン」と来ず、開封後、あとであとでと思いつつ、そのままスルーしてしまってる場合も、たまにあります。ごめんなさい。 (& 添付ファイルは要注意です。ファイルごと、どっかに落っこちて、私の元まで届いてない場合があるようなので、その場合は、「重い時用のメールアドレス」をお知らせしますので、お問い合わせ下さい。) お風呂に入ってる時とか、自転車をこいでる時に、ふと思い出すんですけどね。「あ、なになにさんに返信しなきゃ」って。 でも家に帰ると、また忘れてる。・・・とか パソコンの電源を切った途端、思い出す。・・・とか あと少し(1/16) まったく、京都の1月前半は、「初」三昧の行事で、ほんとうに忙しい。今日で一月の半分が過ぎちゃったが、私が撮影を休んだのは、たった2日間だけ。 あと少し、20日の行事が終わったら、少しゆっくりできるはず。そのあとはまた、節分祭繁忙期に突入だ。 フィルムの時と違って、現像にお金はかからないけど、いちいち撮影データを移し変えないといけないってのも、けっこう大変。ま、経済的にはすごく助かってるんだけど。 今日も上賀茂神社で「武射神事」あり。小笠原弓馬近畿菱友会による百々手式が奉納される前には、神事として神職の方が弓を持ち矢を放つ。 「神事のために一年に一度しかしないので、あまり上手ではないので・・・」と予めフォローの挨拶もあったが、昔ならいざ知らず、現代の普通の生活では触ることも見ることもない弓矢もできなきゃならない神職さんって偉い! 高橋大輔に酔う(1/13) 真央ちゃんも可愛い、荒川静香さんの演技にもうっとりさせられる。でも、なんといっても「高橋大輔」がピカイチなのだ。 いきなりですが、フィギアスケートの話です。 失敗なく演技できさえすれば、世界一!に間違いなしの高橋大輔。今日のテレビでもほぼ完璧に演技をこなし、私はもうテレビに釘付けだった。 ナルシストといわれようが、ガラスの心臓といわれようが、調子がいい時の、陶酔しきってる高橋大輔は、向うところに敵なし。あの色気は永久保存級。 私はさっきから、もう何時間も、自分で録画したビデオと、You Tobeの高橋大輔版を見続けている。 かっこよすぎて、もう、クラクラの酔っ払い状態である。 明日も二日酔いかも・・・ 一月の京都の行事の画像を追加しました。(1/12) 恋歌男子女子(1/12) ていうのを、今、テレビのミュージックステーションでやってます。 いやあー、音楽って、「のこってる」もんだなー 流れるメロディーは一瞬なんだけど、私の頭脳の検索機能も、すごいもんである。 パッっパっって「その頃の」「あの頃の」自分の感情が検出されて、壊れたタイムマシーンが暴走してるようなもんである。 十日ゑびす残り福の様子をアップしました。(1/11) 「京遊び」の 京都のお祭のコーナー に、今日の十日ゑびす のこり福の様子を追加しました。(画像、コメントは下と同一です) 今日は、京都ゑびす神社の残り福と、粟田神社内にある出世恵比須神社に行ってきました。 ご利益があるごとに、段々大きいサイズを揃えていきます 京都中心部には、ゑびす神社が二つもある。お茶屋で名の知られた宮川町近く、大和大路通り沿いにある「京都ゑびす神社」と、八坂神社の中にある蛭子神社(通称「祇園のえべっさん」)。少し離れると出世恵比寿とかもあるそうだが、私は行ったことがない。(っていうか何度も行ってる粟田神社内にあるそうなんだが、気付かなかった。) 十日ゑびすを前に、昨日の宵ゑびすでは、京都ゑびす神社と祇園のえべっさんが、競うように「宝恵籠」と「恵比須船」の巡行を行った。 どちらも観光向けの要素が大きい感じで、宝恵かごには東映の女優さん二人が乗ってるし、エビス船には七福神、そして多数の福娘が同行。商店に福笹を配りながら、四条通りを練り歩いた。 恵比寿船に乗ってる弁財天に至っては、美人の女の子が、お面をかぶらないでサービス。顔より倍近くでっかいお面をかぶるより、素顔を出したほうが観光客が喜ぶから・・・らしい。本末転倒である。モデル撮影会じゃないっての! それはともかく、賑やかに巡行する様は、なかなか景気よさげな感じでした。 栗きんとん(1/9) 栗きんとんにヨーグルト(無糖)を混ぜると美味しい! 自分のうちでヨーグルトを育てるようになってから、毎年、お正月のデザートは、これでしめる。 すでに、お正月をいい訳にはできない日付になっているが、私は今日も忙しかった。 どうして、こう、毎日毎日、行事歳時が目白押しなんだろう? 今日は宵えびす。ゑびす神社の東映女優による「宝恵籠」と、祇園のえべっさんの「七福神と福娘の巡行」を追っかけ、その合間に上七軒の始業式を待ち伏せた。 さらにその合間に上賀茂神社へ行き、「卯杖」のお守りを撮影させてもらう。 撮るのはいいが、整理が全く出来てない状態なのは、フィルムでもデジカメでもおんなじこと。テスト前に、どんどん授業が進んでいって、もうどうしようもなくなって丸投げしそう・・・な気分を思い出す。 いつも思い浮かぶ、毎日新聞で読んだ誰かの川柳を引用 「することが、ありすぎて、まず、寝ることに」 ・・・同感 おくすべ、成人式、花街始業式、七草粥、白馬奏覧の画像(1/8) 今日は、泉涌寺の七福神巡りに行ってきたのですが、それは後日にまわして、昨日1/7分の画像をアップします。 < 白馬奏覧 〜 上賀茂神社 > |
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新年に白馬(青馬)を見ると、一年の邪気が祓われるそうです。 |
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< 七草粥 〜 西院春日神社> |
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< 花街始業式 〜 祇園界隈 > |
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< 成人式 〜 下鴨神社 > |
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< おくすべ 〜 大雲寺 > |
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煙はあっというまに部屋中に拡がります(右と下の写真) |
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今でも、こんなふうに煙をビニール袋にいれて、持って帰ります。 |
白虎隊(1/7) 今日も大忙しで、雪の中、上賀茂神社の白馬奏覧 ⇒ 吹雪の中を自転車で移動して、西院春日神社の七草粥接待 ⇒ 花街始業式 ⇒ 下鴨神社で行われた、王朝衣装を着た成人式 ⇒ 岩倉大雲寺の「おくすべ」と廻ってきました。 「おくすべ」は、平安時代から続くお祭りで、松の青葉を燻べて、隣の人が見えなくなるまで堂内を煙で燻す、伝統的奇祭。 明治以前は使者がこの煙を天皇の枕元に届けたそうで、今でも信者さんの中には、ビニール袋に煙を入れて持ち帰る方も。私も袋を一枚分けてもらって持ち帰りました。 ・・・と、今日のお祭の記載はこのあたりにして、画像の掲載は後日にまわして、今日、どうしても触れたいのは白虎隊の話。 昨日今日と連夜ドラマ放映されて、連夜号泣しっぱなしでテレビにかじりつきました。 会津白虎隊・・・知ってますよね? 城下町が燃えているのを見て、お城が燃え落ちたと勘違いしてしまい、飯盛山で少年隊士が自決をしたという悲劇の実話。激戦の末、会津は降伏しましたが、明治維新後も新政府によって僻地に送られ、血のにじむような開墾を強いられた・・・というところまでは、あまり知られていないようです。 私が学生の頃の社会科の授業は、故意なのか、単なる時間配分ミスなのか、いつも明治維新以後は「すっ飛ばされて」教えられました。縄文時代、弥生時代と、まあ、どうでもいいような時代を何時間も念入りに教えられ、一番近代に近く、今の国際問題にも関係してくる明治維新〜昭和第二次世界大戦までは、もう年代と有名人をなぞる程度。(今、外国から責められているような話も、全く触れられませんでした。おそらく国外から言われたのが「初耳」だった日本人って多いのではないでしょうか? 事実が国外から言われるほどに酷いものだったのかどうかも含めて、正確な情報は与えるべきだと思います。) 私の場合、幕末の込み入った話は、ドラマか司馬遼太郎氏の小説で入手。そのせいか、私は「新撰組好き」「会津好き」です。 実際、会津のすぐ近くの喜多方は、全国の中でも大好きな場所のひとつ。会津若松は、すでに都会なので、立ち寄る程度しか行ってませんが、会津地方の空気は肌に合う感じがします。 と書いていくとキリがないので、知人が言ってた恐ろしいことを書いてしめます。 「会津で白虎隊が戦の犠牲になり、なくさなくてもいい命を失ってから(言葉は悪いけど、無駄死にをせざるおえなかった)80年たち、第二次世界大戦で、やはり若い特攻隊が、帰りの燃料がないのはもちろん、整備されていない飛行機のせいで、敵地に着くまでに命をなくしたりした日の丸特攻隊の悲劇があった。今、戦後60年をすぎ、その時の記憶や教訓が風化しはじめてる。あと20年したら、また同じような悲劇を繰り返すのかなあ?」と。 たしかに・・・平均寿命は80歳をこえてたかもしれませんが、過去の記憶、経験を生の声で次の世代に伝えていくには、80年が限度かもしれません。小さすぎる子は、経験してても覚えてませんから。 今の時代、昔と違い映像も保存でき、情報網も発達しているのだから、戦争の悲劇、恐怖を、きちんと認識し、そのうえで、各人が戦争の可否を判断できるようになってほしいです。 伏見稲荷大社の大山祭(1/6) 京都で一番初詣客が多いお稲荷さん。まだ初詣の参拝客が溢れかえっている1/5に、大山祭が行われた。(昨日のおうち日記に記載済み) で、今日は、その画像をアップ。 |
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この時、神職の方や巫女さんも、「ひかげのかつら」を首にかけ、右の耳に杉の枝をさしている |
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かなり大きな円を成す(5円玉と対比) 一年間、この鮮やかな緑色のままだという。 |
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こんなに忙しいお正月は初めてだった(1/5) 要するに撮影ばっかり行ってて忙しかったんだけど、デジカメの場合、データーを移すって作業が必要なので、余計と大変。未整理のままのRAWデーターが積もり積もって、想像するだけでも恐ろしい。 さて3日はメインが八坂神社のかるた初め、昨日のメインは下鴨神社のけまり初め、今日のメインは伏見稲荷の大山祭に行く。 大山祭では、本殿から遥か雲上の稲荷山の神蹟を巡拝する神事で、ものすごく沢山の石段を登らなければならなかった。 実はお稲荷さんの上まで行くのは初めて。登るのは大変だけど、下界とはガラリと違う雰囲気で、次回ゆっくり時間をとって巡りたいと本気で思った。 この神事、山の上の上をぐるりと一周しながら七つの神蹟を巡拝するのだが、神職、巫女さんの後について、参拝者も行列をなす。私ももちろん最前列でくっついていったが、この、くっついてお参りする参拝者の多くは、最初の神事のあとに数量限定で配られた「ひかげのかつら」を首に巻いて、杉の枝を耳にさしている。 家に帰ったら、この「ひかげのかつら」を玄関に飾っておくと厄除けになるという。 ただ、この「ひかげのかつら」 数量限定だったので、そんなにたくさんの人の手には渡らなかった。写真ばっかり撮ってる私も、当然もらえなかったのだが、くっついて参拝してる間に仲良くなったご夫婦に、神事のあと、一つ頂いた。ラッキー!!たったそれだけで、幸せ気分の私。今年も商売繁盛しますように!(画像は明日あたりにアップします) 今日も大忙し(1/2) 睡眠不足も補えず、体力が回復する間もなく、今日も全力投球だ。今年はまだ、お屠蘇も飲んでないし、おせちもゆっくり食べてない。 今日は広隆寺で行われる「釿始め(ちょうなはじめ)」と、大原来迎院の修正会(声明や魔おどし)に行った。 「釿始め」は大工さんの一年の無事を祈願する儀式で、広隆寺の境内で行われた。生憎の雨のなか、大きなヒノキの柱を横たえ、昔ながらの大工道具を使った所作が行われる。地味な歳時と思い、去年はパスしちゃったのだが、なかなか面白かった。 次に行ったのは大原来迎院。ここで行われる修正会のなかでの「魔おどし」が目当て。 声明の途中で、短い棒をもった若者が、本尊の前で床を叩き横飛びしながら、三周まわる。それまでの荘厳な雰囲気の声明から、がらりと様子が変わり、ものすごい音の中、こっちもパニックになりながら、あたふたしているうちに、あっという間に終わっちゃった。 ・・・というわけで、今日も疲れてるので、おやすみなさい。(明日も忙しいんだよなあ。早く一息つきたい) |
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A HAPPY NEW YEAR!(07.1/1) 新年明けましておめでとうございます。 今年もどうぞよろしくお願いします。 間に合った・・・あと5分で1月2日になってしまうが・・・ 早速、飛び込みセーフやな。今年も私のギリギリ癖は治りそうにない。 昨日大晦日の夕方から今朝の9時頃まで、15時間以上、自転車で京都市内を駆け回った私。はっきりいって、新年早々、フラフラのグッタリである。 というわけで、詳しい報告はまた後日にまわして(面倒なことは後回しにする悪い癖も治ってない)、自慢のために、どれだけ私が完全燃焼したかだけ、書いちゃって寝ることにする。(正月早々、燃え尽きてどうする) 鎮火祭(北野天満宮のおけら詣り) ⇒ 大祓式(鳴釜神事〜西院春日神社) ⇒ おけら詣り(八坂神社) ⇒ 知恩院の除夜の鐘!! (混みすぎて撮れないからと、多くの人に「行かないほうがいい」とアドバイスを受けたし、行かないつもりだった「知恩院の除夜の鐘」に、急に気が変わって、行ってしまった! おまけに、ここで新年を迎える ⇒ 青蓮院の除夜の鐘 ⇒ 平安神宮初詣 ⇒ 日向大神宮の若水祭(なんと真夜中の3時からの神事) ⇒ 粟田神社初詣 ⇒ 白ジュツ祭(八坂神社 これまた朝の5時からの神事) ⇒ 清荒神の初詣&先着1000名様に干支の絵馬プレゼント ⇒ 梨木神社初詣 ⇒ 護王神社初詣&歳旦祭 ⇒ 下鴨神社初詣 ⇒ 氏神様初詣 ⇒ 帰宅 帰宅後お風呂に浸かりながらも、何度も眠気が襲ってきて、いつのまにか1時間ほども、(寝ながら)入浴してた。溺死しなかったのが不思議だ。 |
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ネコの手も借りたい年末に、ネコに手がかかる(12/30) ・・・なんかオヤジギャグっぽいな・・・ 天気予報では今日の午前中まで雪が降るかも・・ということだったが、残念ながらお天気になってしまった今日。雪が降ったら、また撮影に行ってしまいそうなので、ある意味、助かったのかもしれない。 で、昨日の分まで掃除に洗車に大忙し。最大の仕事は、ネコのキティのお風呂だった。 ちょっと前まで風邪がこじれたのか、体調最悪だったキティちゃん。ヨダレが出ちゃって、手足尻尾も汚れていた。ここ2〜3日、やっと元気が出てきたっぽいので、可哀相だが「大嫌いなお風呂」に入れてあげた。 ネコってのは水が嫌いらしいが、我が家のキティもネコらしくお風呂がイヤで、浴場に連れて行っても、がっちり私に爪をたてて、しがみついて離れない。(自分だけがシャワーを浴びて、私には水がかからないことをしっているのだ) いつもながら私もキティも死に物狂いの入浴タイムだった。 入浴後、まっ白になったキティは、家族が慌しく働く中、ひとり、ストーブの前で悠然と、おなかが空くまで眠り続けた。ネコってええなあ (下の画像は昨日の嵯峨野周辺) |
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初雪の京都(12/29) 京都市内は、毎年クリスマスの頃に大雪に見舞われるのだが、今年は今日が初めての雪。 年賀状書きと大掃除の予定を変更して、嵐山方面へ駆けつけました。 さすがに年末なので、カメラマンも少なく、いるのは外国人ツーリストとカップルがほとんど。 私も渡月橋〜二尊院〜竹林〜祇王寺と、三脚かついで歩き回りました。積もるほどの雪ではありませんでしたが、うっすらとした雪化粧もいいものでした。 |
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知恩院 除夜の鐘の試し付き(12/28) 昨日27日は知恩院で、除夜の鐘の試し付きがあった。 ゆく年くる年で、必ず中継される、京都で一番混む知恩院の除夜の鐘。すぐ隣の八坂神社のおけら参りとセットで、京都の大晦日のトレードマークともいえそう。 除夜の鐘といっても、規模は様々で、普通にゴンとつくのが一般的だが、知恩院の場合はちょっと違う。ものすごく大きい鐘を付くために、鐘付き棒のヒモに体ごとぶら下がってつく。これがなかなかの迫力。 エビ反り・・・というほどに、のけぞるお坊さんは稀だったが、あちこちで見学者のささやきが聞こえる。 「イナバウアー」 |
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お正月準備の錦市場(12/28) 京都の台所として有名な錦市場も、すこーし観光化というか、買い物客の割合に観光客が多くなってきているようだが、一応、お正月前の歳時記・・ということで行ってきました。 さすがに錦、おせち用に野菜で模った「縁起物」飾りが売ってました。かわいい! |
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今年のクリスマス(12/27) なぜかクリスマスイブになってから、クリスマスイルミネーションの写真を慌てて撮りに行ってた私。 早いところでは11月からしてるんだから、もうちょっと早く行けば、すいてるし、ゆっくり撮れるのに、なにも一番混んでる時に行かなくっても良さそうな話。 こういうところが、私の私たる所以だな・・・来年は改めなければ・・・ 色々行ったけど、一番気に入ったのは京都駅ビルのクリスマスツリー 隣のビルに、雪の結晶のライト(ぐるぐるまわってる)とツリーが写るので、カップルが正面向いて携帯やデジカメをかざして撮ってる中、一人横を向いて、デンと三脚をかまえて撮影。 にもかかわらず、時々、周りが見えなくなってるカップルが、カメラアングルに割り込んだまま、陶酔モードに入って動かなくなるので、 「すみません、一歩だけ横にいってもらえますか?」 と水を指す。 いや、いじわるで言ってるわけではなくて、ほんとに早く撮ってしまって、早く帰りたいんで。 カップルとカップルの隙間から撮影した、京都駅ビルのクリスマスツリー My Guest Infomation !(12/26) またしても新たなるコーナー出現? お世話になった方や友人などに関するお知らせのページを、急遽作りました。 少し前からご紹介していた、辰野清氏のカレンダーのご案内に加えて、 あさってから、相互リンクでもお世話になっている横山明日香さんが、オーロラの撮影にカナダへ旅立たれます。 詳しくはこちら!! クリスマスイルミネーション (12/25) 12月24日、日曜日のクリスマスイブ、よりによって、こんな最高のシチュエーションの夜に、なぜか京都のイルミネーション巡りをしている私。 2年前、誰もいない伊勢の丘の上で、車の中でご飯をたべながら、英虞湾と星の撮影をしてたのと比べると、まだましか・・・ なにはともあれ、イルミネーション最盛期の京都。 京都駅ビル、新風館、御池通り、と名所を沢山まわったが、偶然通りかかった我が母校D大でも、こんなツリーが立ってました。 あまりの美しさに、門をくぐろうとすると「もう、この門は閉めますよ」と警備員。 「出口は正門からになりますが」といわれ、「それでもいいです」と滑り込みセーフで中へ入った。 三脚を立て撮影。休日なのが幸いして、ほとんど人もいず、まさにツリー独り占め。 ふと、嬌声に気づき、後ろを振り返ると、鉄格子の門にしがみついて、中のツリーを見てる人が7〜8人もいる。 「うわーきれい」 と中に入ろうとするが、もちろん入れない。みんな仕方なく、門をガチャガチャさせながらも、外から手を突っ込んで携帯カメラで撮影している。まるで「ブラックレイン」状態。 ひとり、中で悠々と三脚を構えて撮影してる私をみて、きっと大学から依頼されて撮ってるカメラマンって思ってるんだろうな。正門まで行けば入れるのに・・・とか思いつつも、叫ばないと話せない距離なんで、そこまでしない薄情な私。アーメン |
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ほぼ全員集合!の休日 (12/23) 今日の京都は行事の目白押し。朝から寺町三条の矢田寺のかぼちゃ供養 10時開始 ⇒ 千本北大路下ルの千本ゑんま堂の護摩&餅つき 10時半開始 ⇒ 七条東大路下ルの新熊野神社の綱掛式 11時開始 ⇒ 東洞院高辻の日航プリンスホテルでの島原太夫のミニ花魁道中 1時開始 と大忙し。 京都地図を見てもらったらわかるが、この4箇所を、行事の時間に合わせて回るには、かなり無駄な動きを強いられる。(千本ゑんま堂が苦しい) 自転車を飛ばしまくって駆け回ったが、さすがの私もフラフラクタクタ。このスケジュールでゑんま堂まで行ったのは、たぶん世界中で私だけである。(ゑんま堂行かなけりゃ、無理ない行程なんだけどね) ところで、12月帰京以来、それなりに京都の行事の撮影には行ってたが、行くのを度忘れしたり、マイナーすぎる行事だったりしたせいか、「祭マニア」仲間にも、ポチポチとしか会わなかったのだが、今日は、一気にほぼ全員と顔を合わせた一日だった。 会う人会う人に「おおーひさしぶりやなあ!」と言われ、「ほんまにひさしぶりなんやなあ」と改めて実感。といっても、一ヶ月間、京都にいなかっただけなんやけどな。 留守中の色んな事件?も聞けたりして、面白かった。 |
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今日は10時からの法要のあと、参拝者に無料(お志)で南瓜の煮付けのお接待があった。 境内にはビッグ南瓜も奉納され、まさにカボチャ尽くし |
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右の画像は、神事の後の直会で頂いた散らし寿司とカス汁 新熊野神社は大樟祭でも何度か来ているが、いつ来ても心温まる接し方をしてくれる癒し処。 |
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そして最後に行ったのが、日航プリンスホテルであった「島原太夫の餅つき」のおまけの「玄関からロビーまでのミニ花魁道中」 裸足にコッタイの太夫さんが歩くのを、一目見ようと観光客が待ちかねる中、予定より20分ほど遅れて登場。太夫さんといっても、舞妓さんと違って、決して若い女性ばかりではないようだ。 不思議不動院のかぼちゃ供養 (12/22) 今日は冬至。一年で一番日が短くなる日らしい。この日に「ん」の付く食べ物を食べると、一年間病気にならないという言い伝えがあるらしく、一般にはかぼちゃ、昔の言い方で「なんきん」を食べて、柚子湯に入るといいなどと言われている。 京都市北区、金閣寺の裏あたりにある、その名も不思議な「不思議不動院」では、毎年冬至の日に南瓜供養が行われている。 かぼちゃ供養といえば、夏に行われる安楽寺のかぼちゃ供養、12月23日の寺町通り矢田寺のかぼちゃ供養には行った事があるが、「大北山大宝寺 不思議之谷 不思議不動院」という、ちょっと怪しげな名前におじけづいて、ここにはまだ行ったことがなかった。実際、行ってみると、とても健康的で庶民的な感じ。かぼちゃの接待(有料)がある本堂の他に、お百度参りの聖地で、池にはサンショウウオが生息しているという天龍大神 、でっかい大子守地蔵を囲んで360余りの水子地蔵が並ぶ「お狐山」など、不思議エリアが広がる。 (文字にすると、やっぱり妖しげだな) |
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さてここの「かぼちゃ」のお接待。もちろん南瓜も美味しそうだが、お茶うけに出されているお漬物がすごい。赤い唐辛子がのっかってる千枚漬けをはじめ、上等そうなお漬物が大皿に山盛り、どんと置いてあり、参拝客はそれを小皿にとって、好きなだけ食べられるという、漬物好きにはたまらないお接待。金閣寺から徒歩15分の不思議不動院、門扉にもデカデカと不思議の「不」マークがついてるけど、安全は私が保証するので一度行ってみてはいかが? |
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年賀状 (12/21) そろそろ取り掛からないと間に合わない年賀状。 毎年のことだが、私の年賀状作業は、父の文面印刷に始まり、母の宛名書き、そして最期にやっと自分の年賀状にとりかかる。 今年はカレンダーフェスティバルで、父母は、かなりの知人や親戚にカレンダーをばら撒き郵送したようなので、「もう年賀状は送らなくてもいいんじゃない?」・・・と思うのだが、年賀状は年賀状として譲れないらしく、律儀に送るようだ。 で、誰が大変かというと私である。住所変更、喪中・・・などなど、自分の知り合いじゃないから、すんなり頭に入らない。 最後にはプリンターのボタンを押すだけなんだが、ちゃんとインクが足りてるか、ずれてないか・・・とか、一応そばで見張ってないといけない。で、プリンターを見張りながら、冬のソナタシリーズの「春のワルツ」を見てる。 [春のワルツ」は、韓流ドラマ好きの母が、ずっと見続けているNHKのBS2の木曜日22時シリーズ。 私もずっとではないけど、家にいる時には、なんとなく見てしまってるドラマだ。韓国ドラマらしく、相変わらず荒唐無稽なストーリーだが、カップルのいちゃつき方が魅せるから、ついつい見てしまう。今日も、あり得ない四角関係で、あり得ないバレ方を、当たり前のように放送してた。しかもこれから、さらに泥沼にはまっていくらしい。 ・・・そんなことより、年賀状を書かないといけない・・・今年はもう自分の分はやめようかな・・・ 東西本願寺の煤払い (12/20) どんどんと年末が近づいてくる。整理整頓が大の苦手の私。部屋の掃除をしなきゃしなきゃと思いつつ、「2歩進んで3歩さがる」的に、さらに散らかった状態で、今年も年末を迎えてしまった。そろそろ本気で、大掃除も兼ねて、部屋の整理をしないとね。 今日12月20日は、早朝から東西本願寺の大掃除「煤払い」が行われる。去年も午前中の仕事を休んでまで撮影に行ったんだけど、想像を絶するものすごい埃に、花粉症持ちの私はすっかりやられてしまい、鼻はズルズル、涙はボロボロ、クシャミの連発で、ちゃんと撮影できた気がしなかったので、今年また再チャレンジである。 今年は最初からマスクを二重にして、頭も日本手ぬぐいをかぶり、準備バンタン。 まだ薄暗いうちに家を出発し、まずは西本願寺へむかう。 昨年は朝5時半からの「お勤め」にも参加し、張り切って一番前の一番ど真ん中に座ったら、四方八方信者一同が合唱するようにお経が始まってしまい、とまどってる私に、親切な隣の方が「一緒に見ましょう」と歌詞カード(経本?)を見せてくれたので、ひとテンポ遅れながら歌ったという、かなり恥ずかしい記憶があったので、今年はお掃除がはじまる直前の7時前に到着した。 「煤払い」では、ひろーい本堂にずらり一列に並んだお掃除隊が、一斉に「孫の手」みたいので、畳をバンバン叩きながら四つんばいのまま前進する。その後ろから私の身長ほどもある大団扇が扇がれ、埃を外へ出す・・・という、はじめてみるとかなりビックリする行事である。 |
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ここまでは東西ともほぼ同じだが、西本願寺では、高い脚立で欄干まで上がったお坊さん達が忍者みたいでスリルがあるし、東本願寺では、逆光の格子戸の掃除が影絵のようで印象的だ。 案外(スナップとしては)絵になる写真が撮れるので、私的には、お気に入りの京都の行事のひとつである。ただし、埃害は半端じゃないので、少なくともマスクは持参しないとひどい目にあう。 ちなみに西本願寺のお掃除がおわるのが8時頃、そのあと、少し離れた東本願寺でお掃除が始まるのは9時。ゆっくり移動しても間に合う。 早朝にも関わらず、両寺とも報道陣がたくさん来ていて、かなりどさくさにまぎれる感じ・・である。 昨年の煤払いの画像 ↓ 西本願寺〜忍者のような欄干掃除 東本願寺〜影絵のような格子戸の掃除 嵐山の花灯路 (12/19) 昨日は嵐山の花灯路の最終日。なぜ18日の月曜日が最終日なのかわからないが、きっと、日曜日までと勘違いしてる人が多いから空いてるだろうと予測し、疲れた体に鞭打って、わざわざ嵐山まで出向いた。 しかし、急に寒くなったにも関わらず、嵐山一帯は人で溢れかえっていた。そのうち半分以上がカップルである。平日なのに、寒いのに、根性あるなあ。 花灯路は紅葉の終わった直後の12月に嵐山で、桜の咲く直前の3月には東山一帯で催される、比較的新しい行事である。散策路を灯りで演出する他、舞妓さんが踊ったり、船上舞楽があったり、ミニコンサートがあったり、色んなイベントも試みられている。 嵐山では、渡月橋あたりのライトアップや、大河内山荘付近の竹林のライトアップが目玉になっていて、案の状、竹林では、どこから湧いてきて、どこへ行くんだ?という位、次から次へと人が絶えない状態だった。 写真的には、長時間露出といって、例えば30秒とか1分とか、シャッターを開けたままにしておくと、動いている人間は写らず、動かない景色だけが写るという、ありがたい技が使えるので、記録写真位は撮れるのだが、それにしたって、人が多すぎたらうまくいかない。 そんなわけで1時間ほども粘ることになってしまった。 これだけ沢山の観光客が来てくれてりゃ、主催者もさぞかし満足だろうな。 数年前までは12月の京都といえば、観光客は少ないし、散り残りの紅葉も見れて、宿泊料金も安くなってて、穴場な感じだったが、数年後には、そんな話も昔話になりそうな予感。 昨年の嵐山花灯路 (渡月橋のライトアップ) 奈良のおん祭 (12/18) 九州から帰京後、なんとなく疲れがとれず、朝が辛い。まあ、これは「寒くなってお布団から出るのが辛い」だけかもしれないんだが・・・ 日曜日、奈良では(たぶん奈良市最大のお祭)春日大社若宮おん祭の目玉、「お渡り式」と「お旅所祭」があった。 こんなこと書いたら怒られそうだけど、実はすごーくしんどかったし、天気予報では雨、つまりお渡り式は中止になると思っていたので、「ああ、奈良まで行かなくて助かった」みたいなことを布団の中で考えながら、惰眠をむさぼっていた。 だけど、予報がずれたのか、外を見ると、どんよりはしてるけど雨は降ってない。「早く降ってくれ〜、そしたらきっぱり諦めつくし〜」と秘かに思いつつ、やっぱり気になるので問い合わせてみると「たった今、やることに決まりました」 仕方なく・・・という気分で、家を出発した。 ところが、眠気を振り絞って出かけた私へのご褒美なのか、電車の連絡が嘘のように上手くいき、ほとんど待たずに、ただ座ってるだけで、予定よりも早く奈良へ着いてしまった。こういうのって嬉しい。 さて、お渡り式は、平安時代から江戸時代の時代行列のようなものと聞いていたが、京都の時代祭が、各時代の有名人の扮装なのに対し、もうちょっと宗教的というか、七夕みたいな竹笹をもった男子や、二人で担がないと運べない大刀をもった男子、顔が見えないほどの厚くて大きい白布を被った女子など、解説がほしいような意味ありげな行列だった。 お渡り式に続いて、稚児流鏑馬、古典芸能奉納と行事は続く。 いつもながら、必死で撮影する私のウエストポーチで携帯が鳴った。「公衆電話」となっている。実は友人の(通称)「姫」がおん祭にボランティアみたいな用事で来ていたので、「ああ、姫だ。また、携帯を充電するのを忘れたな・・・」と、電話を取ろうとするとプチっと切れた。 まもなく、また携帯が鳴る。今度は奈良の知り合いのカメラマンT氏である。とろうとすると、これまたプチっと切れた。あれっと思って、かけ直すと、「おつなぎできません」 どういう意味だろう? まもなく再び「公衆電話」 正体はやっぱり姫だった。わりと近くにいるらしいが、周りが騒がしくて、よく聞き取れない。「今、どこにいるか」を報告しただけになってしまった。 「姫から、わざわざ公衆電話で連絡があって、でも、取り込み中みたいで、T氏からも電話があって、すぐに切れちゃって繋がらない。」 こういう類の訳がわからないことがあると「なんか得する話? お得なことがあるから電話してくれたけど、お得すぎて時間がなくて、切れちゃった? それともここじゃない、どこか圏外の場所でお得な話があるんか?」・・・と都合がいいような悪いようなことを想像してしまう私。 「何?、なに?、何やったんや? 何が起こってるんや〜?」 ものすごーく気になる。なんとかして、どっちかと連絡をとらなければ!! ・・ふと見ると、向こうの方でT氏が手を振ってる。なーんだ、T氏も来てて、私を見つけたから電話くれただけなんだ。奈良なんて滅多に来ないのに、よく私ってわかったなあ。化粧の仕方が足りなんだか・・・ ・・・と思いつつ、「え、でも、じゃあ、お得な話は終わったの〜???」 もっと焦ったが、後で聞くと何のことはない。携帯の電池が切れてしまっただけだった。 旅先では、常に携帯のバッテリーの残量に焦っている私。私を含めて、携帯の充電を怠りがちな知人群は「類は友をよぶ」・・・ということなのかもしれない。 紅葉の思い出話4 (12/14) 美しい紅葉を見ながら入れる温泉としては日本一(女風呂限定情報)の、垂玉温泉をアップしました。 九州山陰陽四国の紅葉の思い出話3 (12/13) 世界一大きい吊橋、九重夢大吊橋を作った九州だけあって、各地に吊橋がいくつもある。 五家荘にも、五つの集落には、一つずつ、名所として吊橋が残ってたが、これは観光名所だけあって、安心して渡ることが出来た。 建築的なことはわからないんだが、この時代、わざわざ吊橋を残す、作るってのは、主に観光目的だと思うし、吊橋のセールスポイントは、「スリル」だと思うのだが、どこが一番「怖かった」かというと、これはもう文句なしに「なかんせの水」へ行くための吊橋である。 名水処が数箇所ある宮崎県椎葉村にある「なかんせの水」 車道沿いの立て札を見て、名水マニアの私は、ちょっと興味をもって、車を停めた。「どこにあるんだ?」と探すと、どうやら「吊橋」の向こうにあるようだ。 |
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吊ってる鉄線が、半分、植物に侵食された吊橋を「風流だなあ」と思いつつ、渡りはじめる。当然、揺れる吊橋の足元を見れば、板が外れかかってたり、釘が外れてたり・・・ 段々不安になって来た頃、どう見ても、「吊ってる鉄線の一部だった」としか思えない、錆びた鉄線が、橋の真ん中に立ち塞がった。 |
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「え?」 仕方なく鉄線を乗り越える。 「この橋、映画みたいに、崩れていかんやろな・・・」 そう思った私の目の前で、橋は無くなっていた。 |
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「なかんせの水」がある岩場まで届いていたはずの吊橋は、最後の部分が既に崩壊し、「じゃあ飛び降りろって?」 確かに飛び降りて降りれないことはなさそうな距離だが、着地点は足場の悪い岩場である。第一、帰るためには、岩場からは私の背丈ほどの高さにある橋に、再びよじ登らないといけない。この壊れかけ、いや、壊れてる吊橋を、そろーと歩くのが、私の勇気の精一杯。壊れてる側の橋に余計な力をかけるなんて、それこそ、全壊しかねないような雰囲気が漂っている。 辿り着けないが、目の前の、橋よりまともな「癒しの水処 なかんせの水」の立て札は、燦然と輝いている。椎葉村は、ここ数年、台風災害がひどかった地域で、この吊橋もその時被害を受け、立て札は災害を免れたらしい。 名水を求め、ものすごく怖い思いをして渡ってきた吊橋だが、「命まではかけられん」と、私は後退を決意した。 この吊橋が、はっきりと崩れかけていることを確認した帰り道の恐ろしかったこと。私は橋を渡るのに、こんなに恐怖を味わったことはない。 所々外れている足元の板の間から見える渓谷は、「落ちたら死ぬかもしれないし、怪我で済むかもしれない」位の高さなのが、余計怖い。 「なかんせの水」を今でも汲みに行ってる人がいるのかどうか。 あの橋は、一応安全なので、放置してあるのか? 「誰も渡らない」ことを前提に、放置してあるのか? 疑問は多々残るが、私は渡ることをお勧めしない。 九州山陰陽四国の紅葉の思い出話2 (12/12) 九重"夢"大吊橋 の画像と思い出話をアップしました。 九州山陰陽四国の紅葉の思い出話1 (12/9) 信州東北北海道は山ほど、関東東海北陸はちょっとだけ持ってる紅葉ポジ。なんと九州四国は皆無だった。確かに、正直、北の寒い地域のほうが、紅葉が綺麗なイメージがあるので、どうしても北へ北へと行ってしまう。行ってみるとやっぱり綺麗なので、次もまた、行ってしまう。 9月の終り頃、お昼休みに、なぜだか急に、ス〜と「八甲田で感じた風」が頬をかすめた。まぎれもなく、猿倉温泉とか、地獄沼のまんじゅう蒸かしで味わった空気。胸がきゅーっと懐かしさで一杯になった。 なんで、京都の町のど真ん中の建物の中で、そんな空気を感じたのかわからないけど「あ、また呼ばれてるな」と思った。 沖縄の桜も、一心行の桜もそうだったが、急に呼ばれて「どうしても行きたくなる」ことがある。そういう時に、素直に行くと、ものすごいグッドタイミングなんだけど、今回は仕事の調整もつきにくかったので、さすがに行かなかった。 もともと、北はパスして、九州に全力投球しようと思ってた。だから今年の秋は、感性というより理性を優先させた形になってしまった。 九州に直接の知り合いはいないが、風の便りに聞こえてくるのは「台風のせいで、今年の紅葉は最悪」という噂。 「悪くても何でも、とにかく九州の紅葉が欲しいんや〜」 相変わらず愛用してるベルビア50の「鮮やか魔術」に望みを託し、私は無理やり旅立った。 で、結論を言っちゃうと、「思ったより良かった」んである。 まあ、毎年見てる地元の一般人は、口を揃えて、「今年は良くない」と言っていたし、カメラマンの姿もほとんど見なかったので、ほんとに良くなかったんだろうが、初めて見る私には「これで充分」な位は綺麗だった。これで「最悪」なら、例年はどんなに綺麗なんだろう。なのに、それほどメジャーじゃないのは、東京から遠いせいか? 私の撮影した場所は、 えびの高原一帯、椎葉村、高千穂周辺、緑仙峡、五家荘、蘇陽峡、阿蘇一帯、菊池渓谷、九酔渓、くじゅう(日本一の夢の吊橋も渡った!この苦労談だけで10ページは書けるほどの混雑ぶりだった)、深耶馬渓一帯、湯布院、垂玉温泉金龍の滝・・・ 偶然&好奇心で撮影した九州のお祭、椎葉村の平家祭(災害のため二年程、中止されていて、久々の再開だったようだ)、椎葉村の夜神楽(偶然3年に一回の大祭だったらしく、いつもはない演目があった。ラッキー)、高千穂の夜神楽(11月から2月にかけて行われる高千穂夜神楽の初日だったので、例年すごい数の報道陣が押しかけるそうだが、宮崎県の偉い人が悪いことをした特ダネと重なり、報道陣が、そっちにいっちゃったので、ゆっくり撮れた) ま、いつものことながら、行き当たりばったりの旅。情報はドコモのお天気予報の紅葉情報だけ。そんなんで、よく撮れるな〜と、我ながら自分の計画性の無さにあきれ返る。 (続く) うどんは、なんといっても讃岐うどん (12/8) 稲庭うどんも捨てがたいですが、さぬきうどんも大好物の私。香川でうどん屋といえば、ありすぎて、回りきれない、製麺所も数え切れないほど・・ 四国に行く度、ちょっと前にブームになった「おそるべき讃岐うどん」を参考書にうどん屋巡りが楽しみです。 で、今回も四国を出る時には、生麺、半生麺を買い込んできて、今、毎日うどん三昧です。 釜玉・・・てのが一番お気に入りで、茹でたうどんに生卵を溶いて、うどんの熱で半熟になってるところに、専用ダシをいれます。そこへ生姜をすって入れるのがポイント。 ねぎ、天カスも欠かせませんね おいしいよ〜 2007年度カレンダープレゼントのお申し込み、12/5 まで!!(12/4) 2007年度のクラレ様のカレンダーに、私の写真を使っていただいております。一ヶ月以上、京都を離 れ、ネットとも離れていたので、私も迂闊だったんですが、そのカレンダーのプレゼントのお申し込みが「明日12/5 までの消印有効」 私も帰京と同時に完成版を受け取りましたが、とても素敵に作っていただいてます。大きさはB3サイズ(縦53センチ×横36センチ)、表紙を含め14枚。 日付の欄の数字の大きさやスペースも、とても使いやすそうです。 写真は、一月の沖縄の桜から始まり、九州韓国岳山頂からの日の出(歩くのが嫌いな私が、山に登った!!)、北海道の原野の桜、新潟の新緑のブナ林、中国地方の棚田の夕景、信州の虹の滝、大台ケ原の原生林、東北の晩秋のブナ林、信州の霧氷、中部地方の海辺など、全国を旅しながら撮影した風景写真です。 14枚目のページには、各写真にまつわる苦労談?やら感情移入やらを、100〜200字程度コメントで書いてます。必読(笑)!! 詳しくは下記のページでご確認下さい。 2007年度カレンダープレゼントのお申し込み、12/5 まで!! いちじくのワイン煮(12/5) やっとのことで、一ヶ月と二日ぶりに、かろうじて紅葉色の残る京都に帰って来た私が、この二日間、時間を費やしたこと・・・それは、紅葉の撮影でもなく、写真の整理でもなく、お土産に買い込んで来たイチジクをワイン煮にすること。 イチジクと柿(経済的な私は平種が一番好き)が大好きな私は、四国の道の駅「たからだ」で、これでもかという位たくさんのイチジクと、それなりの量の柿を買ってきた。京都でイチジクに出会えたのは10月半ば位までで、12月に入ってからイチジクに巡りあえるとは思えなかったので、「これを逃したら、丸一年待たなあかん」・・・というプレミア感を、一箱(小5〜6個)100円から200円という イチジクに感じてしまったのだ。・・・ま、正直にいうと「安かった」というのが最大のポイントだったんだけど・・・四国から京都に持ち運ぶガソリン代を考えると、それもどうかと思うが、そういう複雑な賢い計算は私には出来ない。 で、ご苦労にも運び込んだイチジクが熟れ切るのと競争で、毎日毎晩台所に立った。なんせ20箱程も買っちゃったのだ。それも、どんどん熟れてくる。潰れちゃうので重ねて煮ることは出来なさそうだったので、ワインと砂糖を入れて煮る・・・これだけのことを何回も何回も繰り返した。 作ったはいいが容器がない。冷蔵庫に入らない・・・難問を次々クリアし、さっき、やっと開放されたところである。 一ヶ月間、俗世と離れていた私、しかも年末。こんなことやってる場合じゃないな。 やっと京都に帰ってきました(12/3) やれやれ・・・紅葉が終わった京都に、やっと戻ってきました。 今回は一ヶ月と二日間かけて、九州、中国地方、四国と車で渡り歩き、紅葉と温泉、そして、新メニュー、夜神楽をちょっとだけ撮影してきました。 夜神楽は高千穂が有名で、ここは私も3回目なんですが、今回は、「椎葉村」の夜神楽と、島根県の「大元神楽(石見神楽)」を見てきたんですが、どれもこれも夕方(石見は22時位)から朝までぶっ通しで、踊り続けます。 踊りは四角い結界の中で繰り広げなれますが、演目の中には、村人(私も)が中に突入して、一緒に踊り狂う・・・なんてのもあります。 そのうえ、粉つきの餅は降ってくるわ、畳の滑り止めに、焼酎を口から吹き出すわ、米粒もまかれるわで、もう、はちゃめちゃです。 あかんあかん。神楽にはまったら、体もお金も続かんわ。 これから一ヶ月と二日間、住んでいた車の荷物を、家の中に入れる大仕事が待ってます。 夜神楽で貰った、御幣を付けた長ーい棒(正式名があるはずだが忘れた)、さぬきうどんに果物(イチジク、柿、みかん、鳴門金時芋、ゆず・・・イチジク以外は、今でもお金出したら京都で買えるもんを、なんでわざわざ遠くで買うか?)、その果物の手作りジャム、水、温泉水、魚介類、、、 最終日は、寝るスペースにも困るほど満タンの車内でした。 |