京都の写真や情報を集めたサブコンテンツ「 京 遊び 」を作りました!(06.10.10) MBS 毎日放送 京都見聞録に京都の7月のコラムと写真を掲載して頂きました! MBS京都見聞録〜 祇園祭でお買い物! MBS京都見聞録〜4&5&6月分の写真とコラムはこちら 鴨川おさんぽ桜 & 京祭り雅色 & 水無月の誘惑 湯の花温泉「翠泉」様のHPの写真を撮影させて頂きました。(07.4.8) 湯の花温泉「翠泉」 このページの画像は、主にデジカメのインデックス用jpgを縮小して掲載しております。 もう少し精密な画像をご覧になりたい方は、RAWデーターまたは645サイズのポジフィルムがございますので、お問い合わせ下さい。 久しぶりの雨(8/22) もう、ずーっと晴れてる日が続いてて、昔だったら日照り干ばつで、えらいことになってるやろな・・・という今年の夏。今日やっと、でっかい夕立が降ってきた。 「九州では、こんな雨ばっかやったなあ」 今年の初夏、梅雨入りと共に九州入りした私。毎日、こんな夕立に襲われてたのが、つい二ヶ月前とは思えないほど、色々あった夏だった。 きっちゃんが逝ってしまったからといって、私が毎日泣き暮らしているわけではない。 ありがたいことに、色々しなければならないことがあり、悲しみに集中できないせいかもしれない。 悲しくて泣いていたのは、きっちゃんが逝く前のほうが強かった。一ヶ月と少しの間、特に後半は、涙しない日はなかったと言ってもいい位。きっちゃんが可哀相で可哀相で、それと、きっちゃんのいなくなった生活が来るかと思うと、怖くて怖くて・・・ 今年は、16日の送り火を、念願だった大文字山頂から見ることができた。目の前で炎が燃え上がり、風向き次第では、焼け死ぬかも・・・とヒヤヒヤするほどだった。(マジで) 毎年、下から、しんみりと眺める送り火の現場は、とてもじゃないがしんみりなんてしてられなかった。 で、送り火と共に、きっちゃんは、すんなりあの世へ逝ってしまったらしい。 (いや、正直なところ、自分の身の危険に集中してて、きっちゃんのことは忘れてたんだけど) 今でも、真夜中、真っ暗い台所に下りてきて、「急に振り向いたら、きっちゃんがいるかな?」と、急に振り返ってみたりするけど、廊下にみえるのはゴミ袋だけ。目の錯覚すら起きない。ちょっと寂しい。 親孝行(8/12)ちょっと湿っぽい話2 きのう、きっちゃんが旅立った。 ・・・と書いていて、あまりに湿っぽいので、 こちらにまとめました。 誰かに読んで頂くというよりは、自分の心の整理、記録として書いてます。きっちゃんを知ってる方、よっぽどの猫好きの方以外には、お薦めしません。 この夏は・・・(8/8)ちょっと湿っぽい話 辛い夏になりそう。 迷い猫→愛猫になったきっちゃんが、生死の境を彷徨い続けて、もう一ヶ月以上がたつ。 最初は数日に一回、それから2日に一回、今では毎日、獣医さんで、点滴と注射をしてもらっているが、どんどん弱ってきている。 チャームポイントだった可愛い声が出なくなり、歩くのもよろけながら2〜3歩がやっと。ぐったりと一日中横になっている。それでも健気なのは、おしっこは、ちゃんとおトイレに行ってしている。ただ、ちゃんと座れないから、実際は、おしっこ全部、おトイレの外にしちゃってる。 固形物が食べれなくなって3週間以上たち、自分でお茶碗から水も飲めなくなって1週間以上がたつが、今まではスポイト替りの注射器であげてたミルクや水も、一昨日あたりから、吐き出すようになってきた。どうも嚥下も困難になっているみたい。 安楽死という選択肢もあるけど、どうしても決心がつかない。 もう、不可逆的なところまで来ているとわかっていても、いざ、目の前で注射をされて、息を引き取る場面を想像すると、「その時を、いつに設定するか」が決められず、またズルズルと「注射と点滴」をお願いしてしまう。 もう、生命活動も停滞してきているようで、ぐったりしてはいるが、(獣医の先生いわく)「のた打ち回るほどの痛み」はなさそうなのが、唯一の救い。痛み止めも入っている注射のおかげかもしれない。そう思うと、お財布も泣いてるけど、また獣医さんに駆け込んでしまう。 今のきっちゃんは、私の執着のためだけに生かされている。生きていてくれてる。そう思うと可哀相だし、申し訳ないけど、横たわった体を撫でてあげると、パタンパタンと尻尾をふり(尻尾が一番元気)、小さくゴロゴロ喉を鳴らしてくれる。元気な時は、「ほっといてよ」的な態度でいることが多かっただけに、弱っている今、かまってあげる方がいいのか、そっとして、ほっといてあげる方がいいのか、正直わからないけど、この一ヶ月と少しの時間は、私がきっちゃんと別れる覚悟が出来るために与えてもらった貴重な時間だと感謝している。 でも、そうはわかっていても、涙腺が暴走して、涙涙の毎日である。今の私は5秒で涙が流せます。 追記:ここまで書いていたら、「にゃお」と久しぶりのきっちゃんの声。前とは違って、ちょっと低い声だけど、びっくりして見に行ってみたら、10歩ほど歩いた所にいた。これも小さな奇跡。でも奇跡はここまで。そのあとはやっぱりぐったりと横になってしまった。 ごめんね。きっちゃん。明日も会おうね。 伊勢神宮の川曳きに行ってきました!(7/23) 祇園祭のクライマックス、山鉾巡行・神幸祭を終え、なんとか睡眠不足を解消してから、今度は三重県伊勢神宮の20年に一度の「お木曳き」の後半である「川曳き」に行ってきました。 この度も、伊勢のTさんご家族にお世話になりました。ありがとうございます! 5月には、お木曳きの前半に行われる「陸曳き」にも行きましたが、この時は「一日神領民」なる外部からの参加者も大勢参加して、かなり人出があったうえ、広範囲の地域を移動する神事だったので、フラフラのクタクタでしたが、今回は本来の神領民の方のみの神事で、撮影も、五十鈴川沿いを行ったり来たりするだけで良かったので、前回よりは楽できました。なんせ、私、雨の祇園祭続きで、疲労困憊しきってましたから・・・ それにしても、伊勢神宮のご威光というか、神領民の方の信仰心というか、すごいなあと思います。 祇園祭では、露店や山鉾ごとの粽やお札やグッズなどで、ある程度は保存費などを補填していると思うのですが、お木曳きの場合、露店は一切ありません。祇園祭での山鉾町のように、いくつもの町内が、それぞれ、ご神木を運ぶための立派な「のぼせ車」やソリを持っているので、祇園祭でやってるように、紋を使ったグッズなどの販売もできそうなものですが、商売っ気は一切なし。潔いものです。観光としても充分魅力的であるにも関わらず、あくまでご神事としての姿勢を貫き通せるのは、伊勢神宮の神領民という誇りのなせるわざなんだろうなあ。 久しぶりの「21世紀旅日記」更新!(7/11) 祇園祭の忙しいシーズンに、なぜか、三月以降更新してなかった 21世紀旅日記 を更新しました。テスト前になると漫画が読みたくなる・・・って癖は健在のようです。 夏の九州一人旅 〜 九重連山のミヤマキリシマツツジへの道 〜 きっちゃんの巣(7/8) 我が家にはきっちゃんのための場所がいくつかある。 @階段を上がった所のダンボール箱 Aリビングのテーブルの下に敷かれた座布団 Bドアの外にある覆い付きのダンボール箱 きっちゃんは体調が悪化してから、なぜか以前のお気に入りの@〜Bの場所を嫌がり、ある日、家の中にいるはずなのに、姿が見えないことがあり、大捜索の末、新たなきっちゃんの巣を発見した。 ↑ これ、二階にある押入れ式本棚です。 ちょっと開けてみましょう。 まあ、なんとピッタリサイズな隙間を見つけたものです。 普段は、戸はほとんど閉まっているので、この本と戸の狭い隙間を通って、出入りしてます。 おいてある餌は食べずに、新たに作ってもらう餌を手移しでしか食べません。 ミルクも水も、飲みやすいように、お皿を少し持ち上げて、かつ、傾けてあげないと飲まない。 ちょっと食べると、急いで「巣」に戻っていきます。追いかけようとすると、走るように(そんな体力残ってたんや)大急ぎで戻っていきます。 でもまあ、人間に干渉されにくいこういう場所を見つけたから、体調が悪くても家出せずに、うちにいてくれてるんでしょうね。 ちょっと復活したきっちゃん(7/6) ありがたいことに、お医者さんの注射がきいたらしく、きっちゃんに生気が戻ってきた。まあ、これ、クスリが効いてる一時的なものだろうが。お薬には、色々入ってるらしいが、主にステロイド、抗生物質、腎機能、肝機能をサポートする成分らしい。人間のアトピー治療にも、抜群の効き目があるが、長い目でみると弊害もあるというステロイド。私も普段なら、ステロイドはあまり使ってほしくないのだが、今回は背は腹にかえられん状態だったので仕方なし。それにしても、その効果たるや、(たとえ一時的なものとしても)すざましいものがある。きっちゃんは、普段からハナを垂らしてるし、涎も垂らしてるし、目やにも一杯出てくるのに、それが綺麗さっぱりなくなって、普通以上に小ぎれいになってる。まだら色だった鼻も、ピンク色になっている。これがずーっと続いてくれりゃ、万々歳なんだけど、そうもいかないのが悲しいところ。 食欲も出てきて、今朝は早朝5時とか6時に、私の部屋の前でミャアミャアないていた。「なんかくれ」ってことなんだと思いつつ、どうしても起きられなくて、起きて餌をあげてる夢を見たりはするんだけど、実際には起きれてなくて、ようやく7時過ぎに起きたときには、きっちゃんはあきらめて、現在の巣になっている2階押入れの中の本箱の隙間に戻り、ジトッとした目で私を見た。 その後、意地でも出てこない気配だったので、私は甲斐甲斐しくも、3種類の餌類&水類を、一階から運ぶのに、階段を10往復ぐらいした。(お湯で溶いたり、ミルクを混ぜたり、手間がかかる) 一昨日まで、きっちゃんとお別れかと泣き明かしたことを思えば、まあこれも、嬉しい悲鳴です。 ところで、こんどは私が夏バテ気味。だるい体に鞭打って、昨日は長刀鉾の稚児舞披露に、今日は、浴衣姿の舞妓さん達が八坂神社に参拝する雅会の撮影に行ってきた。撮ってる間は元気だけど、帰ってきたらぐったりです。 私が我慢できへんかった(7/4) きっちゃんが、食べなくなってから、ほぼ一週間が過ぎました。 固形物はもちろん、ミルクも、私が帰京した時に、ちょこっと飲んだだけで、そのうち水も飲まなくなりました。 やばい。まじヤバイ感じです。 ご飯やミルクのお皿を持っていっても、嫌そうに顔を背けます。 一日中寝てるのは、前からですが、今は、このまま眠るように逝ってしまう感じです。 私は、もちろん涙が止まらず、寝ているきっちゃんの側に行っては、涙を流してました。(もしかしたら瀕死のきっちゃんにしたら、うっとうしいのかもしれませんが) 一応、側に行くと、グルグルグルと喉を鳴らしてくれます。それが不憫で、また涙。 ある晩、って一昨日の夜なんですが、私、あんまり夕飯が喉を通らなかったんですよね。そしたら夜中にお腹が空いちゃって・・・胃袋がひっつきそうな感じで、お腹が空いたような痛いような。でも一週間も食べてないきっちゃんは、お腹が痛かったりしないんだろうか?と思うと、また泣けてきて・・・もともときっちゃんは、口内炎がひどく、たぶん食べたくても痛いので、あまり食べたがらない猫でした。動物なのに、食べることを楽しめないきっちゃんが、本当に可哀相。お腹が空いてても、痛くて食べられないって、生き地獄ですよね。 だから、このまま、逝かせてあげるのが、きっちゃんのためかな・・・とも思ったんですが・・・ きっちゃんの唯一の好きなことは、お外に行くことなので、昨朝、お外に出してあげました。そしたら、きっちゃん専用の爪とぎ場所で、ガリガリと、尻尾を振りながら、爪を研いでるんです。尻尾を振るのは、犬と違って、別に嬉しいからではないんですが、その姿を見てたら、「まだ生けるんじゃないか」と、思えてきて。 うちの家族も、最初にきっちゃんの面倒をみていたAさんも、みんな、もうサヨナラの時期だと言っていたんですが、「食べ物さえ、口にしてくれたら、もう少し、がんばれるんじゃないか」と、衝動的に獣医さんに連れて行きました。 きっちゃんは、不治の病なので、一年と少し前にも、獣医さんで「いつ、何が起こってもおかしくない」と宣言をうけてましたが、その後、ササヘルスってのをミルクに混ぜて飲ませることで、全快ではないけど、半病人な感じで、それなりの生活を送ってました。それでも、全く辛くないわけではなさそうなので、無理には生かさず、自然に任せよう・・・と思っていたんですが・・・・ きっちゃんとの別れに、私が我慢できませんでした。いずれ別れが来るのはわかっているけど、もし、お医者さんで栄養剤を打ってもらうことで、また命の灯が灯るなら・・・それが、きっちゃんにとって、もしかしたら残酷なことなのかもしれないと思いつつ、どうしても、我慢できずに、獣医さんに駆け込みました。行く前には、「クスリはやめておこう。栄養剤だけ」と思っていたんですが、結局お薬も打ってもらいました。 前に行った時、体温を測るのに、お尻から体温計を入れられて、えらく痛かったのか、叫ぶは噛むはで、辛そうだったので、今回は体温を測るのもやめてもらおうと思ってましたが、結局、今の状態を把握するためと説得されて、体温測定。点滴もたぶん痛いだろうから、一瞬ですむ栄養注射だけをしてもらうつもりでしたが、それも説得されて点滴をすることに。 「もう、あまり嫌がることをしたくないんです」という私に、獣医さんは、「もう嫌がる元気もないから、じっとしてると思いますよ」 驚いたことに、獣医さんの言うとおり、前はあんなに嫌がった体温計にも、ほとんど反応なし。点滴も、最中に横になった位で、ほぼ抵抗なし。体温は平熱より2度も下がっていました。それだけ、弱っているんですね。 それから12時間後、ずっと寝ていたきっちゃんは、おもむろに起きだして、餌のお皿にむかいました。でも結局はほとんど食べられず。 今朝になって、今度は、餌を数粒とミルクを大匙1匙ほど飲みました。 おしっこもしました。 あぁ、ちょっと復活したかな?・・と思うと、また、だるそうに寝てます。 私のしたことは、死期を先に延ばしただけで、かえって残酷なことをしてるのかな?と、迷いましたが、「もう、一回だけ・・」と、今日、また獣医さんに連れて行きました。 そして体温測定・・・昨日は看護婦さんがしてくれたけど、今日は獣医さんが入れました・・・痛がったのなんの・・・やっぱり痛いんやん・・・背中に刺した点滴の針が抜けるほど、暴れました。 獣医さんは「それだけ元気になったと思ってください」と言ってたけど・・・いや、それはそうなんだろうけど・・・看護婦さんのほうが上手だったんかも・・・とか思ったらあかんな・・・ 帰宅後、今度は餌を7粒ほどと缶詰のスープを少しだけ食べました。 このまま、復活してくれるといいんだけど・・・それにしても、昨日、獣医さんに行ってなければ、そのまま逝ってしまってたと思う。命って、一度消えてしまったら、注射を打っても、薬を飲ませても、もう戻ってこない。でも、生きている間なら、注射などで、もう少し、寿命を延ばすことも出来る。当たり前のことだけど、不思議なことです。それでも、いつか限界は来るんだろうなあ(泣) きっちゃん、もう終わりにしたいのかもしれないけど、もうちょっと、私のために生きててちょうだい。(と思う自分に酔って、再び号泣) 号泣の朝(7/1) 7月です。今日からいよいよ祇園祭が始まりました。 でも、私、今朝はそれどころではありませんでした。 一昨日、九州から帰ってきて、ひさしぶりに愛猫きっちゃんと再会し、でも、(いつものことなんですが)きっちゃんは、「さんざんほっといてからに、なに、今さら帰ってきたんや」・・・みたいな感じで、チロっと私を見ただけで、まったく「素」の状態。 犬だったら、おもらしするほど再会を喜んでくれるのになあ・・と淋しく思いながらも、たまっていた用事に忙殺され、あまり気にしませんでした。 さて、きっちゃんは、私が帰る数日前から、食欲が落ちて、ほとんど食べてない状態だったようで、私が帰ってからも、食べ物を差し出されるのを嫌がり、家に入れられるのも嫌がり、昨夜から姿を消してしまいました。 こんな時でも、今までなら朝になると、うちのドアの外の簡易ベットに戻っていたきっちゃんでしたが、今朝は戻らず。 私がいない間、面倒を見てくれていた母は、ずっと食べてないし、様子を見てるとグッタリで、もう長くない」と感じていたらしく、「あんたが帰ってくるのを待って、逝ったんや」と発言。猫は死期が来ると、姿を消すといわれているから、たぶんどこかで・・・と断言しました。 なるほど、様子を見てると、そんな気もして、我が家では「きっちゃんは旅立った」ことになり、私は朝から号泣。泣きながら、「せめて遺体だけでも野ざらしにしたくない」と、近所の車の下や草むらを探しまくりました。(昨日の晩から探しまくってたけど、その時は、まだ「生きてるきっちゃん」を探してたので泣いてなかった) どんなに探しても見つからず、そろそろ諦めの境地になり、やっぱり私の留守中に、面倒を見てくれていたAさんに「逝ってしまったようです」と連絡。こんな時ですが、家にいるのも落ち着かないので、予定通り、10時から八坂神社で行われる長刀鉾のお稚児さんのお千度撮影に行きました。 帰路、家から連絡があり、きっちゃんが「○○さんちの車の下にいる。」 ただし「白い塊りが見えるけど、暗くてよく見えない」という表現。生きてるのか死んでるのかと、ドキドキしながら私が帰ると、白い塊りがヨロヨロと車の下から出てきて、「撫でれ」とばかりにゴロンと寝転びました。いつものきっちゃんです。ちょっと元気はないけど。 昨日、一昨日と、なんとか食べさせようと、餌の茶碗を嫌がるきっちゃんに差し出しては、嫌がられ、ついには避けられていたので、「逝く前に、嫌な思いをさせて、可哀相だったなあ。」と後悔してたので、ものすごく嬉しかった! 都合よく、雨もぱらついてきたので、我が家に強制送還。お天気なら外に出たがるきっちゃんですが、なんとかおとなしくうちで寝てます。まだ何も食べれないけど。 なにはともあれ、もう会えないと思っていたきっちゃんと、また会えて、とても嬉しい。でも泣きすぎで、目がまだ腫れていてボーとしてるので、全部夢の中の出来事のような気もします。 きっちゃんは、たぶん長くない。だから、きっちゃんの喜ぶことをしてあげたいけど、「食べるの嫌」「飲むのも嫌」(水だけはなんとか飲んでる)、「抱っこされるのも嫌」・・・何もしてあげられないのが悲しいです。ほったらかしにしてあげるのが、一番の愛情だなんて、なんだか悲しいです。命あるものだから、いつかは逝ってしまうとわかっていても、怖いし辛いし淋しいものです。 ・・・ていうか、母が変な断言さえしなければ、こんな大変な一日ではなかったような・・・ 九州から帰ってきました!(6/29) 「日本全国を旅するカメラマン」として看板を出したい私は、正真正銘、全国の春夏秋冬を撮り揃えるべく、最後に残っていたパズル片、「夏の九州」を撮りに旅に出ていました。 夏といっても、初夏・・・いや梅雨の九州ですが、春でもなく秋でもないということで、ご勘弁。車泊の私は、本物の夏になると、「暑くて車では寝れなく」なり、睡眠不足のまま走行するはめになるので、マジ、危ないのです。北陸以南では、6月が限度。今回も最後の数日は、ちょっと眠かった。 窓を開けて、外の風を入れたら、涼しいんだけど、一応性別女性なので、それはちょっと怖い。 もっとも開けたら開けたで、今度は「蚊」が入ってくるので、少々涼しくなっても、痒くて寝れない。 夏といえば、今までは、信州とか東北とか北方系が多かったんだけど、どうやら南の方が「蚊」が多いようで、(というか発生の時期が早いだけかもしれないが) 昼間のうちに忍び込んでいた「一匹の蚊」のおかげで、真夜中、「かゆ〜」と目が覚め、車内灯をつけて、散々探したが、「音はすれども姿は見えず」 あの「ウィーン」って高い音、ほんと、耳につくんだよね。 以前は車内で蚊取り線香などをたいてみたりもしましたが、自分も息苦しい気がしてやめました。 まあ、そんなわけで、行きは山陰9号線経由でのんびりと、帰りは山陽2号線経由で渋滞に巻き込まれながら、痒みと眠気と戦いつつも、なんとか無事に京都に帰ってきました。まだ痒いです。 鴨川の床(6/6) 京都の夏の風物詩、鴨川の床。昔は6月1日が床開きだったそうですが、最近は「ゴールデンウイークの営業」のため、5月1日に早々と床開きが行われ、すでに営業の真っ最中。 ながーい(?)人生の中で、私も数回だけ、床で食事をしたことがあります。もっと遡れば、床でお運びさんのアルバイトをしたこともあったりする。ものすごい短期間だったけど・・・ お客として行った時も、バイトとして行った時も、どっちも緊張で始まり、緊張がほぐれないまま終わり、実はあんまりよく覚えてないので、残念ながら、まだまだ「床」を語れそうにはない。「美味しかった」ことしか覚えてない始末。あ〜あ 自腹で床を楽しむには、私のお財布は軽すぎるけど、他人が楽しむ納涼床を見るだけでも、情緒は味わえます。・・・ということで、四条大橋から見た夏の京都です。 鴨川沿いにカップルが等間隔に並んで座る・・・遠い昔、これに憧れた東京人に頼まれて、恋人でもなんでもないのに、座った記憶が・・・たぶん京都の人は、あまり座らない気がするのですが・・・えらい居心地が悪く、数分しないうちに「もうええやろ」と我慢できずに立ち上がりました(笑) ごちそうさまで〜す(6/2) 数日前になるのですが、私の写真を使って頂いたJR北海道様の春のキャンペーンポスターを、広告代理店の担当者の方から頂きました。 お預けしていたポジフィルムの返却と一緒に送っていただいたのですが、北海道といえばこれ→六花亭のお菓子も一緒に頂きました。ごちそうさまで〜す。お菓子も美味しかったですが、お心遣いがもっと嬉しくて、ハッピーな気分になりました。 ところで、師を持たず、写真団体にも属さない私の窓口は、99%がこのHP。検索などで私のHPに辿り着いて下さった方から、お仕事の話を頂くことがほとんどです。ありがたやありがたや。 いつも感じるのは、こちらにとっては初めての方でも、先方はHPを介してある程度、私のことを知って頂いてるので、やりやすい・・・ってことです。 すでに膨大な量にふくれあがり、一部は迷路のようになってしまってるHPなので、もちろん全てを見て頂くのは至難の技・・・なのですが・・・それでも私の性格の一部はそこかしこで露見しているのでしょうね。「そんなふうに対応してもらって助かる」と思うことが結構あります。 時々、「もしかして、私と似てるんじゃ・・」と思う方も・・・類は友を呼ぶってとこでしょうか。どこが似てるかはあえて触れませんが(笑) そういうのを感じたときは、ちょっと嬉しい(苦笑い?も含めて)気がします。 20年に一度!伊勢神宮のお木曳き(5/31) ・・・に行ってきました。 京都の行事でお知り合いになった、伊勢のご夫婦からお誘い頂き、先週の土、日、月と伊勢に行ってきました。 全国の祭をターゲットにするには、体力的、経済的にきついだろうから、私は京都のお祭だけで我慢しておこう・・・と思っていたのですが、「20年に一度」の言葉に、気持ちがグラグラ揺れて、「今年だったら案内できるけど、20年後には、もう案内できないと思う」(私も20年後に、全国を飛びまわれるかは自信ない)のひと言で、「行きます!ぜひ、行かせて下さい!!」 で、お言葉に甘えて、すっかりお世話になってしまいました。 いや〜楽しかった!! あいかわらず、事前学習ができない性格の私は、なんの計画もたてず、お気楽に「おはようございまーす」と朝7時に訪問したのだが(そんな時間から、すでに行事が始まっている)、丸2日間、お借りした自転車で宮川〜伊勢神宮を何回往復したことか・・・ アドバイスに従い、持参した脚立も大活躍だった。 自転車&ガイド付きだったから、効率よく廻れたようなものの、これが歩きだったら・・と思うと、それだけで足が痛くなってくる。 それにしても、想像に反して、熱くて迫力も満点の行事だった。 この神事を語りだすと、たぶん一週間はかかるので、それはやめにして、クライマックスのひとつ、一之木町のエンヤ曳きの画像を一枚アップ 2007年京都の桜ベスト3(5/22) 桜が散り、GWが終わり、葵祭も終わって、やっと桜の写真を整理し始めている。 今年の京都の桜で、どこが一番印象に残っているかといえば、「千本ゑんま堂」の普賢像桜・・・八重のまま散り、フカフカの絨毯のように敷きつめられた様子は、「うそ〜」と言いたくなるほどである。でもほんとにほんとなのだ。 八重桜なので、ソメイヨシノが散ってから咲き出し、結構長持ちし、最後の撮影日は5月1日だった。 木枝に咲いている頃から撮り始め、少し散ってるのを撮り、たくさん散ってるのを撮り、一体何回通っただろう。たぶん5回位は通っていると思う。他の桜は散ってしまっている時期なので、そんな時間の余裕も出来たのだが、通ったからには思い入れも深い。 ・・・というわけで、ベスト3に余裕で入れたい。 倒壊のおそれありということで、この小さなお庭は、柵で囲まれています。(出入りは、ほぼ自由ですが) ではあとの二つは・・・というと、これは迷ってしまう。桜の名所であるのと、桜が綺麗なのと、桜の写真でいいのが撮れたのとは、全く次元の違う話で、だから今回は「2007年私の気に入った京都の桜ベスト3(今年行った中で)」として考えてみた。 *千本ゑんま堂 *祇園白川 *上賀茂神社 毎年(何度でも)行きたいお気に入りの京都の桜処 *平野神社 *雨宝院 *(考え中・・・醍醐寺とか仁和寺とか賀茂川とか・・・) 今年、案外面白い写真が撮れた気がするので、気に入った桜処 *竹中稲荷 *退蔵院 *六孫王神社 季節はずれと言われようとも、なんとか2007年の京都の桜を整理更新していきたい。 うかうかしてると、あっというまに紅葉の季節が来てしまう。その前に、もうすぐ祇園祭が始まってしまう。貧乏暇なし、光陰矢のごとし。 忍者犬参上!(5/21) 昨夜は、大原女行列の撮影に行った。 「シバ」を頭にのせた大原女約80人の行列を目当てに、カメラマンも大勢集まっていた。 そこで、大原女と人気を二分するアイドルを発見! 頭巾をかぶり、手裏剣を首にかけ、日本刀を背負った「忍者犬」だ。 ↑ これが、大原の忍者犬だっ! ↑ 飼い主の男性が、頭巾をかぶせるやいなや、首をふって頭巾をはずす。(うっとうしいんだろう) しばらく歩くと日本刀はずり落ちる。 それでも、飼い主の男性が、まめに衣装直しをして、寂光院からずーっと、行列と共に行進。 私も真っ白いネコを飼ってるけど、犬って素直で無邪気でいいねえ。 「星野さんですか?」(5/17) 先日、とある祭で、見知らぬ女性から聞かれた。 はるか大昔、私が旅人だった頃、いわゆるネイチャーフォトのメッカに行くと、車の京都ナンバーを見て、「京都の星野さんですか?」と聞かれることは結構あったんだけど、京都の祭という人口密度の高い場所で聞かれると、ちょっとひるんでしまう。 いや、もう今までに何度も、『セレブになって、ご子息ご令嬢が稚児行列に出てる元同級生(しかも高そうな着物を着こなして)』に、声をかけられているので、その線か・・・と思ったのだ。 お洒落な格好で写真を撮りに行く人間でない私は、時には雨よけ日よけのタオルを首に巻いてたり、フィルターやらフィルムやらでパンパンになったポケットで、空気で膨らませた救命用ベストのまま海に沈んでるのか?というような格好をしている。はっきりいって、そんな格好の時に、20歳以前の知り合いとは再会したくないものである。いつのまにか化粧もとれているから、余計わかるのかもしれないが、中学の同級生に認識された時には、嬉しいような悲しいような気持ちになった。 だいたい、人の顔を覚えるのが苦手な私・・・というか、あまり他人に興味がない私は、一回くらい会ったからといって、顔を覚えてることは少ない。 一方、カメラをもつ女性が増えたとはいえ、私ほどあつかましく駆けずり回る女人は少ないので、面がばれてる(別に悪いことをしてるわけではないが)ことはありうるが、なるべく名乗らないようにしているから、名前まで知ってるとは何事だ・・・と、ちょっと訝しげに思いながら、どこで会ったか聞いてみる。 その方は、実際には私と会ったことはなく、ネットの検索で私のHPを見つけてから、時々HPを見て下さっているそうだ。東京に住んでいるけど、京都が好きで、よく遊びに来るらしい。 以前にも、どこかのお祭で私を見かけ、その時は声をかけなかったけど、あとでこの日記などを読んで「私かも」と思い当たられたようだ。 そう聞くと、これまた嬉しいようなヒヤっとするような・・・ 少し前に、とあるパーティでこんなことがあった。 ペンネームSさん(仮名)で京都のコラムを書いておられる男性の目の前で、「今日はSさんはご出席じゃないんですね。お会いするのを楽しみにしてたのに・・・」とファンの方が残念そうに話している。「えっ、この方がSさんですよ」と驚く我々に、ファンの方は「えええー、Sさんって女性かと思ってました!」 いや、べつに女性っぽいペンネームだったわけではない。性別不問のペンネームだっただけで、逆に「女性と思われていた」ことにビックリしたんだけど。和服を着こなすSさんは素敵な男性ですが、その方は紫式部か清少納言のような女性を想像されていた・・・らしい(笑) まあ、実際、これだけ沢山のHPやブログが溢れている世の中。姿の見えないネットで感じる印象と、実物では大違い・・・ということも少なからずあるけど、私が女性であることだけは、間違いないです。はい。 葵祭の名残り(5/16) 昨日、無事、晴れたままおわった葵祭。私は3度目だが、運がいいのか3回とも最後までちゃんと見れている。噂では、例年、上賀茂神社に到着する頃には、天気が崩れてしまうことが多いらしい。昨日も早朝は雨がパラツキ、「え??今日って雨降るん?」とヒヤッとしたが、どんどん天気は良くなり、下鴨神社では白砂に太陽が反射して、とにかく眩しかった。(いややなあ、また日に焼けるわ) 葵祭で葵の葉を飾るのは有名だが、葵の葉だけでなく、「カツラの木(枝)に葵を絡めたもの」を腰につけておられたりもする。このカツラの木、あまーいような、とてもいい香りがするのだ。以前、旅人だった頃、春先に森に入って、はじめて嗅いでから、やみつきになった香りに、こんなところで出会えるとは・・・ で、上賀茂神社では、この葵桂を300円でわけてもらえる。もちろんGET! 香水になるような香りではないけど、こういう香りスプレーがあったら、いいのになあ ↑ 上賀茂神社の葵カツラ ↑ 松尾大社の還幸祭(5/14) 明日はいよいよ葵祭、さあ、どれだけ立ち回れるか・・・ 五月は、ど真ん中に葵祭がどどーんと構えてるので、これがすまないと、なんか落ち着かない。 「葵祭がおわったら・・・」を言い訳に、面倒なことは全部、後回しにしてる現実。 実は桜のポジもまだ整理できてない。ま、これも言い訳だが・・・ というなかで、昨日は松尾大社の還幸祭に行ってきた。 京都の歳時記、祭を撮影してると、「お神輿」というのが、かなり大きなジャンルとして存在する。 祇園祭だって、全国的には山鉾が有名なんだろうけど、実は主役はお神輿だったりする(らしい) で、昨日の松尾大社のお神輿は、お神輿の中でも特に好きなお神輿で、夕方から夜にかけて、灯りの灯った境内に威勢よく帰ってくるお神輿は、映像的にも美しい。 ほんとに美しい。 京都の祭撮影も、もうすぐ3年目。二回目三回目の行事には、「めんどくさいし、もう行かんとこかな」・・・と怠けがちになりそうだが、松尾大社の還幸祭は、何年目でも行っておきたいお祭のひとつである。(・・・と書きつつ、明日に備えて、もうお休みタイムに入りたいので、画像は後日アップ予定) (明日が終わったら「燃え尽き症候群」になりそうだな・・・燃え尽きてる暇もないはずなんだが 葵祭は順調に近づいてます(5/12) 私の体は、そろそろ疲れてきましたが・・・ 今日は、御蔭祭で、下鴨神社〜御蔭神社〜赤宮神社〜下鴨神社の往復。その合間に、なぜか鷹峯の常照寺の帯供養に行っちゃたりなんかして、ほぼ一日中、自転車をこいでた感じです。 さて丸二年間、腕章無しでがんばってきたけど、今回ばかりは腕章の力を借りてます。 腕章をつけた途端、我が物顔になって、なんでもあり・・・な人にならないように、かえって気を使うので、けっこう疲れます。 それにしても腕章の力はすごい。よく、報道カメラマンは、アグレッシブじゃないとやっていけない。とか、叩かれても叩かれても雑草の如く・・・の精神じゃないとやっていけない・・・とかいわれますが、正直いってアマチュアカメラマン道のほうが、はるかに厳しく険しい道かもな・・・と思いました。今まで腕章無しにがんばってきた自分を褒めてあげたいです(笑) アルバイトですか?(5/10) もう数日前になるが、皇太子殿下が京都に来ていたときのこと 偶然、御所の近くで、大規模な交通整備をしている所に通りかかった私は、「なんかあるんですか?」と警察官に質問。「皇太子さんが通らはるんです」・・・善良な市民の質問に、あっさり教えてくれた。皇室には特に興味もないのだが、せっかくだから見学することにした。 そういえば、ブッシュ大統領が来日した時も、偶然通りかかった御所の前で、ものすごい警備体制と近所の人の野次馬ぶりに刺激され、ヘリコプター待ちをしたことがある。ようするに、私も野次馬体質というわけ。 で、皇太子さんの乗った車がつつがなく通り過ぎ、にこやかに手を振っている皇太子さんを撮影。しつこいが、特に興味はないんだけど、撮れるものは何でも撮る私は、やっぱりシャッターを押さずにはいられなかった。 歩道には日の丸の旗をもった近所の人が、それなりに並んでいて、マラソンの応援のごとく、旗を振っている。 さて、皇太子さん待ちしている間に、ずっと気になることがあった。 私達、歩道の善良なる市民に、アドバイスというか勧告というか規制というか、前に出すぎる人がいたら、ちょっと下がってくださいとか、そんな指示を出していた人達のことだ。 大学生のような格好なんだけど、腕には「警察」って書いてあるごくごく簡単な腕章をしている。 「警察」と名乗ってはいるが、どうみてもアルバイト。郵便局のバイトはよく聞くけど、ついに警察もアルバイトを募集するようになったか・・・そういえば、京都を代表する祇園祭ですら、大量の学生アルバイト(ボランティア?)の参加によって成り立っている今日この頃である。(だから、山鉾を曳いてるのは京都人だけでなく、地方や外国から来てる学生さんだったりする) 「アルバイトですか?」 アルバイトだったら、言うことなんて聞かないぞ・・・ということもないんだけど、ちょっと聞いてみた。 「いえ、アルバイトは一人もいません」 はっきりした返答。 ようするに、善良なる市民と、皇太子さんとの間に、制服姿の警官が割り込んで規制すると、ものものしくなってカドがたつ・・・ということらしい。 冬場のマラソンの交通規制時には、沿道にずらりと制服姿で並んでるのに・・・ ある日のきっちゃん をアップしました!(5/3) 5月のお祭 の画像を追加しました!(4/28) 今宮祭、葵祭、御霊祭、三船祭 の画像をアップしました。 痛〜っ!(4/26) 何が痛いって、出費が痛い。痛すぎる。 桜まっさかりの最中、愛車のリアゲートを開けようと、ノブをつかんだ途端、「バチっ!」と音がして、バネが切れてしまった。で、開けられなくなった。 機材はそこから出し入れしていたので、不便このうえない。 が、忙しかったので、そのまま放置して、やっと今日、ディーラーに見せにいった。 私の見立てどおり、バネが切れていた。 で、修理費の見積もりが2万1945円なり・・・ つい一ヶ月前、車検で、嫌っていうほどの出費があったところなのに、容赦ないね。 バネひとつが切れても、それだけの部品はなくて、周りの部品と一緒に交換しないといけないので、高いらしい。 少し前になるが、キャノンの赤丸レンズ(とってもいいやつ)も故障して、メーカーに見てもらったら「もう交換部品がないので、直せません」 交換部品をストックしておかなければならない期間は7年間らしく、10年以上使っている私のレンズは余裕でアウトらしい。 メーカーに断られてから、二件ほどカメラの修理屋さんを回ったが、結局部品をメーカーから取り寄せないと始まらないらしく、全滅。 なんか日本、おかしくない? 古いものは良いものでも、壊れたら終り。それを当たり前にしちゃってもいいのか? いくら電子部品だって、なんか工夫して代替品がないものか。 ドアのバネなんか、切れるような代物だったら、バネ単品で交換できるくらいの融通をつけてもらわないと。ノブごと直さないとダメっていうのはおかしい気がする。素人考えでは、バネ単品だったら、数百円、高くても数千円で直せると思うんだけど。 新しいものを売ろう売ろうとする姿勢や、ちょっと壊れたものを直さずにスパッと切り捨てる姿勢。 それが当然って考え方。 日本人には「もったいない」の思想があるって、褒めてもらって大騒ぎしてたけど、そんなきれいごと、庶民の主婦の台所レベルでしか残ってないと思うね この調子で、人間だって、ちょっと壊れたり古くなったらバッサリ切り捨てられるんだろうな 旅館の撮影(4/23) もう先月のことになるのですが、京の奥座敷、亀岡の湯の花温泉の旅館「翠泉」様の撮影をさせて頂きました。お客様への心遣いが隅々まで行き届いた旅館で、特に女性の方にはお勧めです。 そして4月8日、リニューアルされたHPがオープン。 京都を離れていたりバタバタしていたので、今日、やっと拝見させて頂きました! 素敵なHPです! いつも思うのですが、写真をそのまま全面に押し出す写真展や写真集と違って、自分の撮った写真でも、それを第三者の手でアレンジされたものは、とても新鮮です。 翠泉様のHPの場合、アニメーションになっていたり、パノラマサイズになっていたりもしているのですが、カメラのファインダーの縦横比率での表現とは違った意味での「もっと見たい」感がそそられ、撮影した本人が見てもドキッとさせられます。 「なるほど〜 こんな風に使ってもらえたんだ〜」と感動することさえあります。 お部屋やお料理、温泉などを「どんな風に写そうかな?」と撮影するのも楽しみ。 私の撮った「写真」という材料で、シェフ(この場合はHPを制作する方)がどんな「料理」に仕上げてくれるのかも楽しみ。 それをご覧になる方々が、どんな風に感じられるのかも楽しみ。 とても楽しくお仕事させて頂きました。ありがとうございます! (「今月のお料理」とエステの様子以外は全て撮影させて頂きました。ぜひご覧下さい!) 湯の花温泉「翠泉」 キッちゃん(4/21) 迷い猫から、二年の歳月をかけて、我が家の猫になりつつあるキティちゃん。 相変わらず弱々しいが、もう子猫(キティ)でもないので・・・というより、「キティちゃん」は呼びにくいので、いつのまにか我が家では「キッちゃん」と呼ぶようになった。(なぜか父だけは「キティ」と呼び捨てにしているが) ♪キッちゃん、キッちゃん、キチきっちゃん〜♪ 猫らしく、用事の無い時は人間を無視するキッちゃんに、私はいつも唄いながら、ちょっかいを出す。・・・迷惑そうだが・・・ 2月18日のおうち日記に書いた家出・・・たぶん真実は「遠出したら大雨が降ってきて、帰れなくなってしまった」事件から、キッちゃんはあまり遠出をしなくなった。 おまけに冬の間は寒いので、我が家に籠りがちだったが、春になり、ツバメが飛び交い、虫が出てくるようになると、やっぱりお外がいいらしく、朝、甘えた声で「うにゃあ〜(出して〜)」とねだる。体が弱いせいか、食欲の薄いキッちゃんは、食べることより束縛されないほうを選ぶ、動物らしくないところがある。よほど体調が良い時でないと、自ら「食べたい」とは思わないようだ。(信じられないけどホントです) さて、以前は、一度外に出たら最後、真夜中まで帰ってこなかったりして心配だったんだけど、事件以来、近くの原っぱ、うちの狭い庭の植物の上(母が悲しむ)、私の車の上、うちの塀の上など、我が家の周りでウロウロしているので、私も安心して、外に出してあげる。 今朝も、ご飯も食べないうちから外に出たがったので、頼み込んで(おかしな話だ)、ササヘルス入りのミルク(これで命を繋いでる)とキャットフードを食べてもらってから、外に出してあげた。 30分位して、「どこにいるのかな〜」と表に出てみると、どこにもいない。 「あれっ?」と探すと・・・ うちの玄関のすぐ外、私の車の後ろに作った「急に雨が降ってきたのに、家に入れない時」用の仮設雨宿り箱に入ってる。 覗き込む私に、「見つかりませんように」とばかりに息を潜めているようだ。 「そんな狭いとこにいる位なら、おうちに入る?」 と聞いても、「今、透明になってるんです。見えないはずです。」な態度で、身動きしない。 確かに、そこなら、誰にも干渉されないし、好きな時に外に遊びに行ける。 しかし、この隙間から、箱の中に入れるとは、さすがに猫だと、見直しました。 ↑ うちに入りたくないから、目をそらして固まってるキッちゃん ↑ やっと一息ついてます(4/20) なんと3週間近く、HPをほったらかしにしてしまいました。 今日、やっと一息ついて、久しぶりにおうちでゆっくりとコーヒーを飲み、ネコのトイレの砂を総入れ替えしたり、お掃除して、今、これまた久々に阪神戦の中継を見てます。 昨日の阪神中日戦は、ちら見してましたが、大逆転負け。ま、真剣には見てなかったから、ショックは少なかったんですが・・・ カレーライスを食べながら、「今日も負けてるなあ」・・・と思いながら見てると、12回裏になってから「ありえない」ほどの追いあげで同点へ。 おっ、逆転した! 嬉しいけど正直意外かも。 私も明日から、心機一転がんばろう〜 |