おうち日記 (2008.12月〜)



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京都のカリスマタクシー運転手・堤さんとの桜コラボ(2009.3/2)
2/28発売の集英社「eclat」(エクラ)の別冊付録「桜めぐりの京都」で、京都のカリスマタクシー運転手・堤さんが案内する京都の桜のページの写真を担当させて頂きました。(P10〜11)

エクラ 桜めぐりの京都 桜めぐりの京都 堤タクシー

今回の編集部の方から桜のリクエスト箇所をお聞きした時、あまりの選択の絶妙さに驚いて、質問した所、「京都のカリスマタクシー運転手さんに案内してもらう桜」というコンセプトを伺い、「え、もしかして堤タクシーさんですか?」・・・大当たり
びっくりしました〜実は堤さんのHPは以前から知っていて、けっこう参考にさせて頂いてました。誌面上とはいえ、堤タクシーさんとコラボさせて頂けるのは、京都の花追い人にとって、ものすごく光栄なこと。嬉しかったですね〜 残念ながら、まだご本人との面識はないのですが、いつかお会いしてみたい方です。
ちなみにページの下にちゃんと、桜撮影/星野佑佳のクレジットも入れて頂きました。
今まで大手出版社や大手企業に写真を提供する場合、なかなか個別にクレジットを入れてもらえないことも多かったので、これは嬉しかったです。せっかく入れていただいたクレジット。「これ、誰?」と言われないように、がんばりますっ!

舞妓さん、最後の一日(2009.2/27)
舞妓さんが芸妓さんになる「襟替え」
襟替えを迎える一週間ほど前から、舞妓さんは「先笄(さっこう)」という後ろにピョンと鳥の尾っぽみたいのがある独特の髪型とお歯黒になります。
梅花祭で、この先笄(さっこう)&お歯黒の舞妓さんを発見!(というかお祭仲間舞妓組に教えてもらったんだけど)

舞妓さん 先笄(さっこう) 芸妓さん 襟替え

お歯黒って初めて見たんですが、うーん・・・あんまり好みじゃないな・・・
せっかくなんで次の日の襟替えも撮りに行きました。たった一日で、随分雰囲気が変わりましたねえ。ちなみに舞妓さんの髪は地毛ですが、芸妓さんはカツラ。この日は歯もちゃんと白に戻ってました。あーよかった。

舞妓さん お歯黒

もうすぐ3月(2009.2/26)
「もうすぐお水取りが始まりますよ」
奈良の寺尾さんから連絡を頂いた。寺尾さんは、もう30年ほどもお水取りを撮影されてるカメラマン。ここ数年、お水取りの時にはお世話になっている。
写真集やHP 「炎」 を拝見すると、同じ撮影者として「燃える」ものを感じる反面、「お水取りは寺尾さんにお任せかな」と尻込みしてしまうほどの名作揃い。
というわけで、今年も寺尾さんのHPで奈良東大寺のお水取りの予習です。
実は寺尾さん、地元の奈良だけでなく全国の風景も撮っている。車泊・旅・風景写真と三拍子揃った私の数少ない同類です。同類というのも失礼かもしれませんが(笑)・・・そう、先輩ですね。
私の知る限り、関西人ってあんまり関西圏外まで出かけて撮影しないんですよね。外で撮ってる方は、逆に地元には興味なかったり・・・面白いですね。

居籠祭 涌出宮 居籠祭 涌出宮

さて、もう一人の先輩のお話。
先日、京都府奈良圏木津川市の涌出宮で、偶然に驚きと感動の初対面を果たした「重治さん」です。
重治さんのHP 「重治の庵」 は、4〜5年前、私がまだ祭を撮り始めた頃にめぐり合い、「京都の祭行事もの」としては一番好きで一番参考にさせてもらったHPです。

今でこそ京都の祭行事に関する色んなHPやブログがありますが、当時はそれほどなかったし、あったとしても画像がなかったり不明瞭だったり。まだ「祭おタク」というよりは風景写真寄りの「見た目重視」の私としては、正直なところ、由来なんかより、「どんな絵が撮れるか」が気になるところで、重治さんのHPには随分お世話になりました。重治さんのHPの画像は、とにかく「上手い」んです。カメラマンが見て、行きたくなるような画像がポンッと載っている。
ところが重治さん、最近は京都の祭じゃなくて、全国まで足を延ばされてるんですね。 「重治の館」
「あー(巡り合うには)一足遅かったかー」と思いつつ、どんな方なのか興味シンシンでした。想像では白髪の姿勢のいい年配の方。「庵」っていう言葉から、夕照の書院(和室)っぽい部屋で、窓の下に机があって・・・みたいなオレンジ系セピア+穏やかな深緑色の草・・・なイメージでしたね。(どんなんや)

実際はどんな方だったかって?それはまだ秘密。みなさんも一度「重治の庵」を覗いて、妄想を膨らませて下さい(笑)
ちなみに、以前は画像ばかり見てたんですが、今改めて拝見すると、ちゃんと説明も書いてある。これ、書くの大変ですよ。私なんて、それは放棄しちゃってますから。

実は今日が誕生日なのだ(2009.2/25)

梅花祭 北野天満宮

午後8時すぎ、まだ我が家の誰からも「おめでとう」を言ってもらってない(笑)
忘れてるのか?え、忘れるかー?昨日、姉が簡単なプレゼントを持ってきてくれたのに?それ見てたのに?この子にしてこの親あり。さすがは私の両親だ。
でも姉だけはこういうイベントを覚えていて、ちょっとしたプレゼントをするのが得意。私はたいてい人の誕生日は忘れてるけど。今、暗唱で誕生日をいえる人って5本の指で数える程しかいないかも(汗)
ま、いいけど。こういうのって、思いの大小じゃなくて、性格だしね。

ちなみに今朝、8時に姫から電話があった。「お誕生日おめでとう」と「今、京都の梅花祭を見るために、日帰りで京都に来ているんです。」
梅花祭は私も行くつもりだったけど、とにかく大雨だったので、「やめよっかな」と、まだ夢の中で朦朧としていた。まもなく大阪のお祭仲間から京都の雨の具合を尋ねるメール。京都のお祭仲間から「雨だけど、行くんですか?」メール。これだけ電話やらメールがあったんだから起きたらいいのに、なんと二度寝しちゃった私。(するつもりはなかったけど、意識を失ってました。お誕生日を機に規則正しい生活をしようと思ってたのに・・・正月、節分とこれで挫折は3度目)
おかげで姫にも会いそびれてしまいました。残念。

昼からは天気も回復したので、梅花祭へ。午前中から雨の中がんばってるお祭仲間から「今年は空いてて撮りやすい」って情報がまわってきて、私もついに重い腰をあげた。さすが梅花祭、お祭仲間が多数参加。でも・・・みんな私の誕生日、忘れてるな・・・っていうか知らないな(笑)
ま、いいけど。身内が忘れるくらいだから・・・
偶然、お祭仲間のTさんに梅花祭チケットをおごってもらいました。Tさんが私の誕生日を知らないことに確信を持ちつつ、心の中で「お誕生日プレゼント」と呟きながら、ごちそうになりました。ありがとうございます!

奈良県木津川市・・・(2009.2/23)
わかる人にしかわからないジョーク、すみません。
土曜日から始まった京都府木津川市の涌出宮の「居籠祭」に行ってきました。
ここは京都府の南のはずれ、住所は京都府ですが、現在の文化圏としては完全に奈良。
「どちらから来られたんですか?」と聞かれ、「市内からです」と言ったら、奈良市内から来たと思われちゃいました。
歴史的には「京都より奈良より古い文明の地」のようで、ここ木津川から精華町付近には国指定無形重要文化財的な行事が山ほど残っています。
居籠祭を含む涌出宮の「宮座神事」も、国指定無形文化財に登録されているそうです。

居籠祭は数日かけて行われる神事で、なかには非公開の秘儀もあります。一般人がみれる行事としては、勧請縄の奉納、大松明の儀、七度半、饗宴の儀、お田植え神事などがあり、中でもお田植え神事はけっこう人気があります。
さて、土曜日は午後2時からの勧請縄の奉納を終えた後、午後7時半からはじまる行事まで、時間が空きます。今は花粉の季節。私はコンタクトをはずし、めがねマスクちゃんです。車で休憩しながら、花粉を浴びためがねのレンズを拭いていると・・・ポロッ・・・レンズが取れました。

「えええーーー!!」
一年で一番メガネが重宝する季節に、メガネが壊れるなんてっ!
不幸中の幸いで、車に「いざって時の運転用めがね(でも度が強すぎるので、普段かけたらクラクラする)」があったので、メガネ屋さんを探しにGO!道ひとつ隔てたら奈良市という場所にあるショッピングモールで「メガネの愛眼」を見つけました。私のメガネは下半分フレーム無しなんですが、レンズを支えているテグスが古くなっていたそうです。なんと無料で修理してくれたうえ、壊れてない方のレンズのテグスも替えてくれました。助かりました〜メガネの愛眼バンザ〜イ!これで当分、安心してめがねっこでいられます。

ところで、居籠祭では個人的にずっと会ってみたかった人物に会えたんです。このお話は次回に続く。

みんな知らないでしょう(2009.2/20)
一昨日、京都市内の一部では雪が降ったんですよ。
ずっとあったかかったから、朝、起きて外を見たときには、びっくりしました。
フェイントです。「嘘だと言って、ジョー」って叫びそうになりました。(私、毎週「ラブシャッフル」録画してます笑)

前の晩からすごい寒波が来るとか言ってたし、実際、急に寒くなってはいたんですが、それでも油断してました。雨も降ってなかったしね。
雪ってのは、雨と違って無音だから困るんだよね。目を開けて見てみないと、降ってるかどうかわかんないし、冬の朝は窓ガラスも結露でまっ白。パッと見ただけでは、外の景色なんて見えない。起き上がって窓を拭いてみないとわからないんだけど、雪が降るような寒い朝はねえ。これが辛いんだ。

この日は雪っていっても屋根にうっすら積もってる位で、道には雪の気配もないほど。いつも雪の朝は、四条あたりに住んでいる友達に「そっちの積もり具合はどう?」って聞くんだけど(朝早くから迷惑ですね。ごめん。)、聞くまでもなく市内中心部には雪がないのが予想できたので、北上して貴船方面に行ってみました。

春の雪 貴船 春の雪 貴船

去年の最後の雪は2月25日。今年はもう降らないかなあ

花粉症〜発症(涙)(2009.2/18)
先週末にかけて、取材で奈良(南部)に4日間ほど行ってました。
温暖化おそるべし。京都よりあったかくて杉も多い奈良南部だったせいか、例年より10日ほど早く「13日の金曜日」に花粉症が発症。なる直前まで「あれ?今年は治ったかな?」と思ってるんですが、やっぱり治らないですね。飛鳥の石舞台の中でクシャミを響き渡らせる羽目になりました。

今回の奈良取材では他のスタッフは東京発。唯一の関西人である私は道案内をと張り切っていたのですが、花粉症同様、方向音痴も直るものではなかったようで、最終日には私が東京から遙々やってきた方達にナビゲートしてもらってました(汗)
前回の京都の時は、まあまあ道案内できたんですけどね。ちょっと奈良は広すぎました。

話は飛びますが・・・

これ、私です。
イラストレーターのKさんが、夜、宿でデジカメデーターのバックアップ作業をしているところをスケッチしてくれたんです。
実は私、スケッチされてるの全く気付きませんでした。このあとKさんがライターのOさんをスケッチしてるのを見て、「Oさん、描かれちゃってますね〜」と笑ってると、Kさんがすました顔で「星野さんも、さっき描きましたよ」って。
思わず、「スケッチするって言ってくれれば、ちゃんとお化粧したのに・・・」と駄々をこねてみましたが、後ろ姿でしたね(笑) でもちょっぴり嬉しいもんです。

春ですね。(2009.2/7)
春なので、お外にでてみました。見回りに、ひなたぼっこに、挨拶まわり。お外に出ると、なにかと忙しいんです。お隣のホシノ家にもご挨拶。
三毛にゃんこ 春ですね

究極の三角関係(2009.2/6)
母は俳句をやっていて、俳句の世界でも懸想文は有名らしい。
「懸想文の中身を見せて」といわれたけど、やっぱり今年一年間は「お守り」なので、断った。その代わり、これまで買い求めた懸想文を、タンスの奥から引っ張り出して開けてみた。懸想文の有効期限は一年間らしいけど、めんどくさがりの私は、過去のほとんどの懸想文を捨てもせず、そのまま放置していたのだ。
中には源氏物語みたいな、ロマンチックだけど難しい和文が連ねられていた。母は読みながら納得したり笑ったりしてたけど・・・うーん。私には無理。全部読む気しない。

須賀神社 懸想文

ところが、とんでもないことを発見!
なんというか・・・そこには究極の三角関係の物語が繰り広げられていたのだ。

懸想文が、前の年の干支から、新しい年の干支へのラブレターだということと、それぞれの干支をもじった名前が登場することは、昨日説明した。だから、当然といえば当然なんだけど・・・
こんな風になってます。

太郎さんは、緋美さんが好き。
美さんは、比古さんが好き。
比古さんは、遊喜さんが好き。
遊喜さんは、春さんが好き。

須賀神社 懸想文 須賀神社 懸想文
須賀神社 懸想文 須賀神社 懸想文

好きな人には振り向かれず、思わぬ人から好かれてしまう。ああ、無情。

これが噂の懸想文(2009.2/5)
最近ではすっかり有名になり、若い女の子に大人気の懸想文。ひと昔前までは「知る人ぞ知る」良縁のお守りだった。そっと箪笥や鏡台に忍ばせておくと、良縁に恵まれたり、衣装が増えたり美人になったりするといわれている。

懸想文を売っている須賀神社は、日本一の節分祭がある吉田神社から徒歩15分くらいの場所にある。実はこの辺りは幼少時の私の地元で、吉田神社→須賀神社→聖護院で甘酒→熊野神社で八つ橋のお接待というのは、長年の私の節分コースである。
だからお年頃になった私は、ふつーの女子らしく懸想文を買ったりしていた。

懸想文は、今でいう恋文。去年の干支から今年の干支に宛てたラブレターになっている。 それぞれ干支にちなんだ男女の名前が記されていて、例えば巳年なら、龍比古(たつひこ)さんから巳遊喜(みゆき)さんに宛てた手紙になっている。和文なので、ちょっと読むのがしんどいが、毎年違う文章なので、一年間のお守りとした後はコレクションとしても面白い。

須賀神社 懸想文 須賀神社 懸想文

私もずっと買い続けていたんだけど、そのわりにずっと独り身だし、洋服は沢山貯まったけど、今は実用的で動きやすくて汚れてもいい服ばっかり着てるし、「もういいかな〜」とここ数年は買わなくなっていた。ところが今年、須賀神社に行ってみると、いつもは二人一緒にいる懸想文売りが別々の場所に立ってた。
「あれ?今年は違うかも・・・」
なんか新鮮な感じがした。

懸想文を売っている「懸想文売り」は烏帽子姿に覆面のちょっと怪しげな格好がトレードマークで、毎年同じ人達(2人)がやっている。目しか見えないけど、大きい目の人と細い目の人がいるので、どっちがどっちかはハッキリ区別がつく。で、いつもなんとなく、同じ人から買っていた。
ふと、今年はいつもと違う人から買ってみようかという気になった。こういうのを「衝動買い」っていうんだろうな。ひとつ1000円なり。さて、効果はあるんでしょうか?(笑)

今年の節分大賞!(2009.2/4)
昨日は節分。私は昔から節分行事が好きで、祭に興味がなかった頃から、節分だけは色んな寺社の行事を見に行っていた。
「今年はどこ行こう?」
楽しみな反面、悩ましいところでもある。華々しい節分行事はなぜか2月3日のお昼〜午後3時に集中しているのだ。
今年は雨まで降っちゃったので、例年より大変だった。条件が悪いのに、またしてもすごい量の撮影をしてしまったので、整理が大変。
ぼちぼちアップしていくつもりだけど、「今年の節分大賞」はタワワちゃんに決定!

初めてタワワちゃんと出会った数年前の「流し雛」の頃は、タワワちゃんの登場に「何事か?」とギャラリーからどよめきが起きたものだが、今ではすっかり下鴨神社の顔になり、タワワちゃんが紹介されると歓声が湧き起こった。

下鴨神社 節分 タワワちゃん
こんな手ですが、豆まいてます(笑)

下鴨神社 節分 タワワちゃん
「タワワちゃん、あんまり近づくと燃えるぞ〜」と心優しいギャラリーの声が・・・

節分のおばけ出現(2009.2/2)
花街のおばけも見に行ったんですが、私はこっちの方が好みです◎

節分 おばけ


進化するお祭(2009.2/1)
古式ゆかしく・・・とはいうものの、伝統あるお祭も時に進化する。新熊野神社の左義長は、この数年の間に著しい進化を遂げていた。

進化その@(数年前)参拝者が全員で大祓いの言葉を朗読 → (現在)その後に般若心経も合唱・・・「宗派を問わず」ということらしい。

進化そのA(数年前)とんどの火であぶったお餅が配られ、各自お持ち帰り → (現在)そのお餅を網で焼いておぜんざいにして接待。(まだ初年度のためか、段取りに工夫が必要・・・お餅が焼けるのが間に合わない)

進化そのB(現在)数年前にはなかった「ナギの実」のお守りが登場

新熊野神社 ナギの実

三宝に盛られたものを見たときは、新種の神餞かと思った。
食べるものではなく、希望者はお守りとして頂ける。
「何のお守りか」というと、ちょっとあやふやで、神職さん曰く、「ナギの木」に因んで「縁をつなぐ」とか「切れない」とかの意味があるらしい。
「ずっとご縁をもっていたい人のポケットにしのばせる」とか「お財布にいれておくと、お金がたまるかも」とか、「数珠にしてもいいですね」とか、具体例をあげた説明があったけど、こんな実がいつのまにかポケットに入ってても、捨ててしまうんちゃう?・・・とか、お財布に入れるにはかさ張るなあ・・・とか、「ここ神社なのに数珠?」とか思いつつ、頂いて帰りました(笑)

この実は、ペンチなどで皮をむくと(つるりと簡単にむける)、茶色いツルツルの実が出てくる。三宝の隣には、すでにペンチが何本か用意され、みんなその場でムキムキしてた。 効果のほどは不明だけど、なんかこういうの好きやなあ。なんか「効きそう」な気がします。
ちなみに、この神社のご神木は「ナギの木」ではなく「大樟」で、「大樟祭」とか大樟に綱をかける「綱かけ式」がある位、大きな存在。・・・あれれ・・・

松山ケンイチの銭ゲバ(2009.1/31)
私の中で、ちょっとヒットかもしれない。ドラマがっていうのか、松山ケンイチがっていうのか、わかんないけど。松山ケンイチが、韓国ドラマ「オールイン」のイ・ビョンホンに見えて仕方ないです。はい。醜い役のはずだし、かっこよく演じようとしてるわけでもないけど、カッコいいです〜
実際にこういうハングリーな人がいたら、絶対引いてしまうというか、むしろ嫌悪感を抱きそうだけど、ドラマなせいかはまってます。
今のドラマでは「天地人」と「銭ゲバ」が楽しみです。土日なんだよね。こういう楽しみは平日に味わえるほうが、がんばれるんだけどなあ

お獅子色々(2009.1/30)
それほど頻繁じゃないけど、お祭にお獅子が登場することがある。
お獅子といえば、お祭の行列に参加して、「頭がよくなるように」とか「健康でいられるように」とかを願って頭を噛んでくれて、でも小さい子は怖がって泣き喚き・・・ってシーンを思い出すけど、噛むだけじゃなく「踊るお獅子」もいる。(もったいぶって書いたけど、いわゆる獅子舞です。)
獅子舞 新熊野神社 獅子舞 伊勢神楽

「踊るお獅子」を一番最近見たのは、花山稲荷神社の左義長(とんど)の伊勢神楽の獅子舞。その前は新熊野神社の左義長(とんど)のお獅子。
あと、舞台の上で踊るといえば、祇園祭の祇園獅子。
みんな赤塗の顔・金色の目に金歯の高そうなお獅子だ。

ところがちょっとニュアンスが違う、六斎念仏踊に登場するお獅子は、とってもユーモラス。 材質もぬいぐるみっぽくて、顔もおどけ気味。色も赤だけじゃなく、眠気も覚める蛍光緑色だったりする。やってることは、碁盤の上で逆立ちしたりと、なかなかのアクロバットで、かなりの「修行」を積んでるはずなんだけど、なぜあの「可愛い系」の顔なんだろう?
千菜山光福寺 田中六斎念仏踊
こんなにすごいことできるのに・・・


↓ ↓ ↓


千菜山光福寺 田中六斎念仏踊
なんでこんなにお茶目なの???

ふと、考えた雨の日でした。

べろん(2009.1/29)
三毛猫


数日前、お天気だったせいか、久しぶりにお隣ニャン子のチロと再会。
同じく、いじめっ子の茶トラも登場。コイツ、どっかでチロが外に出るのを見張ってるんか?
二匹とも、一月になってから、とんと見かけなかった。久しぶりにチロが出てきたのに、コイツまで出てくるなんて・・・
コイツが現れるとチロはビクビク怯えきって逃げ回る。なのにコイツは嫌がらせのようにチロを目の敵にする。(メス同士だから愛だの恋だのということじゃない)
チロもそんなに怖いなら、とりあえずは家に帰ればいいと思うんだけど、コイツは時によってはチロの家まで上りこむらしい。だから、家の人が留守にしている時は、家の中も安全地帯ではないようだ。可哀相なチロ。
その日も、可愛くないネコの鳴き声がするから、もしやと思って表に出てみると、なんとコイツがうちの玄関前まで侵入していた。チロは・・・私の車の下で縮こまって息をひそめている。

このへんの人間で唯一、いじめっ子を追っ払ってあげるのが私。(他の人はネコに興味がないか、ネコ全部が好きなので)
だからチロも、コイツが出現すると「守ってチャンネル」に切り替わって、我が家の周りをウロウロ、私にベタベタしだす・・・ある意味嬉しいんだけど・・・
チロ、久しぶりだニャー。

初不動の笹酒(2009.1/28)
狸谷山の初不動に行って、癌封じの笹酒を頂いてきました。
狸谷山 初不動 笹酒 狸谷山 初不動 笹酒

11時からの護摩供の火でお酒を入れる竹筒を温める儀式があるんですが、笹酒自体は9時から授与開始。あれれ?
まあ儀式でも温める竹筒は3〜4本。とてもじゃないけど足りないから、私達が頂いているのは台所で温められている笹酒。それでも充分ご利益があるそうです。

公の色んな行事案内を見てると、ここの笹酒は「呑み放題!」がキャッチフレーズみたいですが、ものすごい行列で、そんな雰囲気ではありません。というより、みんな自宅にお持ち帰りするのが目的で、空瓶や水筒、ペットボトル持参。現地でも100円で空瓶を販売してますが、今日は12時過ぎに完売。容器は自分で持参したほうが賢明です。私ももちろん持参です。

終点の光明寺(2009.1/26)
念仏行脚 光明寺

ところで、念仏行脚って、それほど「撮りたい度」が高かったわけではない。事前の下調べでは、「うーん、それほど」って感じだった。夜歩くせいか、ストロボを効かせた写真しか撮れないみたいだったし、私はストロボピカっていう写真より、長時間露光した幻想的な絵が好きなので、記録写真しか撮れないんだったら、出発の西光寺だけでいいかなって思ってた。
ところが、念仏行脚の動画を見つけて、それによると意外に幻想的なのだ。そこで一気に「行きたい度」が急上昇し、念仏行脚フルコースを選ぶことにした。

そして・・・結論からいうと、道中歩いてる時は幻想的な写真は撮れません。くどいですが、歩くのが早いので(笑)、記録写真が精一杯。
全過程でどこが一番幻想的だったかというと、終点の光明寺。ここが一番すてき。他のお寺もすてきなんだけど、お坊さんが近すぎて撮れない。

光明寺は、入り口で何人かに一人、松明が渡され、そのまま参道の長い石段を列になって上がって行き、本堂前を横切り、寺務所の方への石段を降りていくと、下にはズラリと並んだお坊さんが南無阿弥陀仏を唱和していて、その雰囲気たるや「うわー」と感動するほど圧倒的。ゾクゾクしました。そこで最後の法然上人の供養が行われて、解散。
光明寺ではけんちん汁とコーヒーがお接待されるんだけど、私が一通りごちそうになり、ふと気がつくと後片付けをする光明寺のお坊さん以外、ほとんどの方は消えていました。
私は車だったので、なんだったら誰か乗せて駅まで送ってもいいかな?と思ってたんだけど、見事に誰もいなかった。なんか最後はあっけなかったですね(笑)

一期一会(2009.1/26)
さて、どれだけ歩くのが・・・というより早く歩くのが大変だったかおわかり頂いたところで、それでも行ってよかったな・・・というお話。
今回、私は光明寺まで車で行って、そこから4時に出発するバス(念仏行脚用にお寺が用意してくれたもの)にのって、出発点である太秦の西光寺へ。西光寺からは延々歩いて到着点の光明寺へ、終了後車で帰った。最初はどこでリタイヤしても帰れるように公共交通機関を利用するつもりだったけど、最後の法要まで参加すると10時半頃になり、光明寺から駅までのバスはもう終わっているそうで、こんなフルコースを選ぶことになった。(ちなみに他の一般参加者は帰りの足をどうしているかというと、タクシーか家族が車でお迎え、それから神戸ナンバーの大型バスで来ている団体もあった)

で、行きのバスでお坊さんと隣合わせになった。30分ほどの道のりだったけど、けっこういい話を聞けた。
念仏行脚の途中は、とてもじゃないけど雑談ができる状態ではなかった。歩くの早いし、みんな着いて行くのが精一杯・・・も、そうだけど、「南無阿弥陀仏」と唱えながら歩くので。それでも、最後の方には、信号待ちや休憩時間に一般参加者の方と話す機会があった。
合言葉は「(歩くのが)早いですね」

私は一人カメラを抱えて、前に後ろに横にと無駄な動きをしていたためか、労をねぎらってくれる方も多くて心強かった。顔を覚えるほどには接していない。それでも、本当に気持ちのいい方ばかりで、来年も参加したら会えるかな・・・と思ったりした。

ところで、普段から「歩くの嫌い」な私は、前半で既に靴擦れが出来てしまった。足の親指と人差し指におっきな豆が出来始めたのを、歩きながら感じた。きっと豆はつぶれるなと思いながら、それでも行列に付いて行く為にはガンガン歩かなければならなかった。
「靴下脱いだら、血みどろになってたらどうしよう」
帰ってから、靴下を脱ぐのが怖かったが、恐る恐る脱いでみると、おっきな水膨れが出来ているだけだった(笑)

全身筋肉痛です(2009.1/25)
念仏行脚 光明寺

思えば、5時間歩きながら撮影することって、今までにも何度もあったこと。祇園祭なんて5時間どころか1日中だし、葵祭も、鞍馬の火祭もそれ位は歩き回ってる。
じゃあ何故、念仏行脚だとここまで筋肉痛になるのか。その違いは、「歩くスピード」
早い。とにかく早い。

参加されている一般の方のほとんどはご年配。だから私は考えていた。
「小走りしたら、余裕で先頭と後ろを行ったり来たりできる」
この考えが甘かったのは、出発点である西光寺から最初の休憩所である松尾大社に着く前に身をもって知った。行列について歩くだけで、「早足&時々小走り」をしなければならないのだ。
ましてや、一旦最後尾になってしまったら、先頭に追いつくのは至難の技。しかも私には荷物がある。お坊さんをはじめ一般の方もほとんど手ぶらなのに、私はちょっと重めのカメラと一脚、そして走るたび背中で右に左に揺れるリュック。あーこれが手ぶらだったらどんだけ楽か・・・
どれだけリュックが右往左往したかというと、出発の慌しさに、完全にチャックを締め切ってなかったリュックは、揺れる度にチャックが下りていって、いつのまにか全開になってました。

「初めて念仏行脚に参加した感想は?」と聞かれたら「歩くのが早くて大変だった」しか思いつきません(笑)

それで、松尾大社からは先頭のグループにくっついて歩きました。そして一時間ほど歩いたところで、「ここで時間合わせをします」と小休憩。後ろを振り返ると、付いてきているはずの行列は影も形もみえず(笑) そりゃしんどいわけだ。
不思議なことに、それだけ間が空くにも関わらず、お寺の法要には皆それなりに間に合っている。お寺ではおにぎりやおぜんざい等のお接待があるんだけど、先頭列に付いている私でさえ、お参りしてお接待を頂くのがやっとで、またすぐ出発。 もーとにかくせわしなかった。
(明日に続く)

雪なんて降らなかった(2009.1/24)
「明日は強い寒波がくるので京都府中部南部でも雪になるでしょう」

23日の天気予報は、どこのチャンネルでもそういってたし、携帯の天気予報をみても10時からは雪マーク。「明日はどこ行こう?」と楽しみにしてた。

朝、雪どころが晴天といってもいい天気。青空さえ見えている。
「10時頃からっていってたから、それまで待とう」
寒さは厳しく、外に出ると凍えるようだったので、「これなら日中の雪でも、うっすら積もるかも。」
どか雪より絵になると期待した。
10時すぎ、ほんのわずかに風花が舞う。風は強くて寒いけど太陽は相変わらず輝いている。

・・・それっきりだった。
たまたま昼過ぎに岩倉の方へ用事でいった時、みるみるまに比叡山に雪雲がのしかかっていくのが見えて、「おおお、ついに!」と思ったが、その雲は京都市内にまでは降りて来ず、比叡山の色もさほど変化はなかった。(雪は積もらなかった)

で、雪予報前の予定通り、太秦の西光寺〜粟生の光明寺までの念仏行脚に行くことにした。
昨夜は奈良の若草山の山焼きで、それにも心惹かれるものがあったんだけど、「京都の行事」を優先。ちなみに、昼すぎに私がこぼしたひと言、「今日は風が強いから、若草山の山焼きは延期されるかもしれないなあ」を聞きつけた母は、「今日、あるの?一度見たかった」と一人で若草山へと駆けつけた。わが母ながらすごい行動力だ(笑)

で、私は念仏行脚に参加して、5時半〜10時半頃まで歩き通しました。濃い濃い5時間だった。感想が一杯あるので、また、聞いてください。

忘れてましたっ(2009.1/22)
皆既日食・・・日本では離島での観測になるんですね。すでに宿は満室、交通手段はまだ予約受付はじまらず。でも、争奪戦だろうなあ。
一番よく見えるトカラ列島は、近ツーのツアーのみ受け入れなんだって。お値段30〜40万円で、しかも抽選。はあ〜 背伸びしたって手が届かない。

オバマ大統領誕生(2009.1/20)
あーねむい、ねむいけどライブで見たかったオバマ大統領就任式。
実際にはどんな風にアメリカが変わっていくのかわからないけど、こないだまで人種差別してた黒人の大統領が誕生しちゃうアメリカのパワーはすごい。これからアメリカは生き返るのか?少なくとも生き返ろうとする意志は感じるし、パワーも秘めてると思う。日本も見習わなきゃならないね。漢字読めないって失笑してる場合とちゃうで。

川に浮かぶ門松(2009.1/20)
ちょっと遡りますが、1月7日は七草粥と鏡開きの日。
この日、七草粥を頂ける神社はわりとあって、例えば上賀茂神社の白馬奏覧と七草粥、西院春日神社や御香宮神社、福王子神社でも七草粥接待があるんですが、今年は西大路八条近くの若一神社に行ってみました。

若一神社では数年前から七草粥のお接待をはじめたそうですが、なんと無料。
親切そうなおじさんが、ちょっと慣れない手つきでお粥を盛ってくれ、お茶も入れて、お盆に載せて・・・あれ?こういう時、たいがいの神社では女性(おばさんか巫女さん)がお手伝いしているんですが、ここは全ておじさん達だけでやってました。ま、私が行ったのが、終了間際だったからかもしれませんが。

なんでそんな時間になったかというと、その前に貴船神社の「若菜祭」っていうのに行ってきたから。そこで貴船川にお正月飾りが設えてあるのを見つけて、しばらく見とれて(笑)たんです。


最初のお飾りを見つけたときは、ちょっと感動しました。だって、流れる川に浸かってる門松って・・・!すごくないですか?
これ、夏に「川床」が作られる所に飾るみたいで、榊にミカンと御幣というシンプルなものから、門松みたいな豪華なものまで色々ありました。

ごちそうさまです(2009.1/19)
神社の行事に行くと、直会(なおらい)に参加させてもらえることがある。直会っていうのは、神事の後にお神酒や神饌を頂く「行儀のいい打ち上げ宴会」みたいなもの。神事の時に神様にお供えしていた物を食するので、縁起もいい感じがする。
で、今回、お呼ばれしたのは、北白川天神宮の古式御弓神事の後の「御弓汁

古式御弓神事 北白川天神宮

古式御弓神事は前にも撮影したことあるんだけど、その時は「御弓汁」の存在すら知らなかった。でも「御弓汁」はこの行事に付随する伝統的な食べ物だそうで、一見粕汁みたいなお汁の中には、大きな蓬餅が入っていた。そしてとっても美味しい!あ〜しあわせ〜

1月ってのは、七草粥だの鏡開きだの小豆粥だの、美味しい行事が多くて、有料のところもあるけど、お接待してもらえることもあり、嬉しい限り。金欠病だから・・・ではなくて、温泉とおんなじで「無料」の方が「効能あり」な気がするのだ。そう、こういう縁起物は、腹の足しではなく、無病息災とかを願って食べるものだからね。

剣神社 鏡開き 七草粥 若一神社

というわけで、一月も半ばを過ぎた時点で数えてみると・・・結構食べてるかも。
今年周った中では、お善哉が多かったな(笑) 「剣神社の鏡開き」でしょ。「新熊野神社のとんど」でしょ。「花山稲荷のとんど」でしょ。八大神社の「御日待祭お千度」でしょ。
ちなみに、今までで一番薄かったお善哉は、2月4日の壬生寺のお接待。ものすごい人だからね。薄くもなるわな。それでもありがたい話やけどね。

【1/7 七草粥ラインナップ】  上賀茂神社、西院春日神社、御香宮神社、福王子神社、若一神社、城南宮( 2/11 )
【1月 小豆粥ラインナップ】 下鴨神社、西本願寺、泉湧寺塔頭戒光院、、妙心寺塔頭東林院、真如堂(お十夜法要結願の11/15 )

蛇足ですが、小豆粥の日(1/15)に東一口(ひがしいもあらい)で行われる京都府登録無形民俗文化財の「とんど」では、各自が自宅から持ってきた「小豆粥」を巨大な「とんど」にかけてお参りする風習が残ってます。画像は・・・うーん、ビジュアル的には???なんですよね〜 気が変わったらアップします。

MBS京都見聞録に七草粥や小豆粥のコラムを書いてます。(昨年1月分)

これ、なにしているかわかりますか?(2009.1/18)
火切り臼 火切り杵

これ、火をおこしているんです。
山ノ内・猿田彦神社で初庚申の柴灯護摩に使う種火を作るために火をおこしています。
手に持っている棒の「火切り杵」(桜の木)で、下にある板の「火切り臼」(ひのき)をこすって、摩擦熱で火をおこすんですね。
神社で火を扱う時、火打ち石で火をおこすところもあるのですが、この神社では「火切り臼と火切り杵」を使っていました。これが難しいそう。なかなか火がつきません。

私がこの道具を見るのは二回目で、最初は年末12月28日の早朝、八坂神社の鑚火式でした。大晦日に使う「おけら火」の種火を作る神事です。本殿内で火をおこす様子が、外から格子越しに見えるのですが、遠目からもわかるほどに苦労されてましたね。すぐに火がつけばそうでもないのでしょうが、真冬でも額に汗がにじむほど、かなりの重労働っぽいです。
火切り臼 火切り杵
やっと煙が出てきました。

ま、火打ち石でもすぐには着火しませんし、どことはいいませんが、形式的に数回火打ち石を打って、つかなければライターでってとこもありますし・・・(笑)
今では簡単につけられる火も、昔は大変だったんですねえ。

松ケン(2009.1/17)
松山ケンイチのドラマ「銭ゲバ」を見ました。意外に面白かった!
前日に放映されたデスノート番外編「L」も面白かったし、こういう極端系、いいですね。
松山ケンイチは青森出身で、普段は「津軽弁?」を使っているんだとか。そのインタビューみたいのを、ずっと前に見たことがあって、ほんとに青森の言葉で喋っていたので感動した記憶があります。私、東北系弁、好きなんですよ。
日本全国、現地で聞く方言って、みんな「ええもん」なんだけど、特に東北系しかも北に行くほど好きですね。何言ってるかわからないことがあるので、話しかけられると緊張するけど、BGMみたいに聞いてるのが好き。

えべっさんの残り福(2009.1/15)
数日前のことになりますが、1月11日は京都えびす神社の残り福でした。京都のえべっさんでも宝恵籠とか湯立て神楽とか餅つきとか巨大まぐろの奉納とか、色々見所があるんですが、最終日が一番豪華な催し・舞妓さんの福笹授与が行われます。

えべっさん 舞妓

京都のえべっさんは、去年、取材で「もうお腹一杯!」っていうほど撮ったので、今年は残り福だけ立ち寄りました。少し遅めに境内に着いたときにはお祭仲間の間で「舞妓組」と呼んでいる人達(舞妓さんの追っかけ)が、たんまり群がっていて・・・(笑) 福笹授与を待つ行列よりぎょうさん並んでました。

さて、一応撮ったし帰ろうと思ったら、自転車の鍵がないっ!
「もしかして落としたんか?」と、人が多すぎて地面なんか見えない境内を見回し、ゾッとしました。福をもらいにえべっさんに来て、落し物してしまうってのも、なんかええ感じしませんよね。
それでも探し探して、でも結局見つからず、今度は「鍵を壊そう」と思い立ち、釘がなんかが落ちてないかと、ひょいと塀の上をよじ登るようにして覗いてみると・・・ありました。私の鍵。
きっと自転車に鍵をかけた時に落として、それを拾ってくれた人が塀の上に置いてくれたんですね。感謝! ただ、私はチビなので、その人の視界範囲内の「塀の上」は、私にとっては未知の世界。発見できたこと自体が「星野2009正月七不思議」にランクインしそうです。

ま、とにかく無事に家に帰れたし、拾ってくれた方に感謝です!

祇園花街の初寄り(2009.1/13)
寒い日が続きますね。ずっと布団にくるまっていたいところですが、怠け心に鞭打って(笑)、花街の初寄りに行ってきました。
初寄りは1月13日に祇園の芸舞妓さん達が井上八千代邸へご挨拶に来る日。そういえば私、12月13日の事始めもここで待機してました。

初寄り 舞妓 初寄り 舞妓

あれから一ヶ月、あの頃はまだ暖冬だと思ってましたが、なんのなんの。この三日間は雪がちらつき、気温もマイナス次元。今日も時々雪が舞ってきます。あぁ。京都は今年も雪が多いんでしょうか?(嬉しいようなしんどいような・・・)

雪の鞍馬(2009.1/10)
朝7時頃からチラホラと雪が舞い始めた。といっても、うちの辺りでは積もりそうにない。で、鞍馬のほうへ行ってみた。
雪 鞍馬

↑木の芽煮の辻井さんの立派な門松と雪。お正月な感じです。

さすがの鞍馬も、それほど積もっていたわけじゃなかったけど、今日は一日中、ぼた雪が舞っていた。私は樹や屋根から落ちてくる雪解けにまみれてぐしょぐしょ。

雪 鞍馬

雪 鞍馬

早くお風呂に入って温まって寝たいので、続きはまた今度。

痛い痛い(2009.1/9)
デスノート、テレビで見てた。マンガは知らないけど、映画を見るのは2回目で、けっこう好き。キャストがみんなかっこいいし・・・夜神月の藤原竜也も、エルのマツケンも、ミサミサの戸田恵梨香も、よく集めたなあと思う位、ええ感じ。実写版はやっぱりビジュアル的にクリアーしないとね。

だけど、私的に言わせてもらえば、最後はライトが勝って終わり・・・にしてほしかったなあと思ったりする。正義の是非はともかく、藤原竜也君のライトに勝たせてあげたかったな。なのに真実を暴かれた挙句、死神に名前書かれちゃって・・・結末知ってるから、途中でテレビ消そうかと思った。なんか痛い痛い。
来週放映されるらしいエル版は、初めて見るので楽しみです。今度はエルのマツケンを応援します。

今頃ですが・・・鞍馬の火祭(2009.1/9)
撮り貯めていた京都の年中行事の整理をしています。今日は、やっと10月22日に撮影した鞍馬の火祭の整理。このお祭は撮るのも大変なんですが、実に絵になるお祭で大好きなお祭のひとつです。が、本当に大変なので、「もうすぐ鞍馬の火祭かあ」という季節になると、嬉しい反面、気が重ーくなるのも事実。とにかく乱写するので、祭の後にデーターを整理するのも又億劫・・・というわけで、今頃の整理になりました。でも、ほんと、魅力的なお祭なんだよねえ
鞍馬の火祭 チョッペン

↑石段を駆け下りる神輿の担ぎ棒に、仰向け開脚で縛り付けらる「チョッペン」
画面が小さくてちょっとわかりづらいですが、日の丸扇の左横に太ももが見えます。

鞍馬の火祭 大松明 鞍馬の火祭 大松明

ところで明日は雪が降りそうですね。 これまた嬉しいような、億劫なような・・・

花街のお正月(2009.1/7)
舞妓 稲穂のかんざし

お正月の舞妓さんは、かんざしに稲穂を飾っています。

花街には年始めの挨拶回りや始業式など様々な行事があります。昼の花街を舞妓さんや芸妓さんが正装で歩くので、とっても絵になるのですが、ものすごい人数の観光客・・・というよりおタクカメラマンが押し寄せます。そのパワーやすざましいものが・・・(笑) 

六波羅密寺の皇服茶(2009.1/6)
京都のお正月で人気なのが、六波羅密寺の皇服茶。
正直に言います・・・好みもあると思いますが、私はあまり「おいしーい」とは思いませんが、縁起物なので人気です。そして絵になります。
というわけで、今年も行ってきました。

六波羅密寺にお参りすると、稲穂をくれます。ここに宝舟や小判などのお飾りを買って付けていきます。えべっさんの福笹と似たシステムですね。


お稲荷さんの初詣で(2009.1/5)
5日は伏見稲荷で大山祭があるんですが、今年はパス。2日の初詣で登ってきたお山の画像をアップします。

伏見稲荷大社 千本鳥居 伏見稲荷大社 夜景

昼間の大鳥居周辺の元気で賑やかなお稲荷さんも好きですが、
夜の静かなお稲荷さんも魅力的です。


正月三が日が過ぎ・・・(2009.1/4)
3年用日記帳を買ったのに、まだ一日も書いてません(汗) 三日坊主にもなり損ねてます。

今年もお正月からフル回転です(笑)
1日は帰宅後夕方まで爆睡し、その後、氏神さんへ再びお参り。
というのは、朝は早く行き過ぎて、毎年お接待されている甘酒が飲めなかったから。これ、飲まないと、なんだか落ち着かないんですよ。それにすごく美味しい!

2日からは、各神社の初詣風景や花街の正月飾り、六波羅密寺の皇福茶を撮った後、恒例の伏見稲荷の初詣風景を撮りに行き、お山にも登ってきました。
何年も京都の行事を撮ってて、色んな神社に行ってると、「相性」っていうんですか?「自分に合う神社」と「そうでもない神社」ってのがわかってきて、お稲荷さんは「合う」ような気がするんですよ。お山も全部歩いたことはないんですが、かなり好きです。霊感の強い友人に言わせると「お山の霊気は怖いほど」だそうですが、私、霊感ゼロ体質なんで、平気です。この日は夕方からの参拝だったので、お山を歩いているうちに暗くなってきたんですが、やっぱり大丈夫でした。所々に灯りがあるし、けっこう遅い時間までお山詣での方々も登ってこられるし、夜景も綺麗だし、眼力稲荷さんで引いたおみくじが大大吉だったんで、気分良く帰途につきました。
眼力稲荷さんのおみくじは、なんと無料。木箱に番号を書いた串が入ってて、立て札に番号ごとの見立てが書いてあるシンプルなものなんですが、これがけっこう当たるんだそうです。私の後に引いたどこかのおばさんは「凶」で、「いいのが出るまで引く」と言って引き続けたら、同じ番号が出て、どん引きしてました。
無料おみくじは、眼力稲荷さんだけじゃなく、お山にある他のお社にも置いてあって、番号ごとの解釈は全部同じようです。

3日は亀岡まで遠征して、西山神社の初笑い(歳振り神事)と交通安全祈願、穴太寺の福給会へ。
初笑いは、氏子さん達が「実付きの杉の枝と丸餅を束ねた樒」をその年の恵方にむかってかざしながら「わっはっは!」と笑う珍しい行事です。
3日といえば八坂神社でかるた初めがあるので、実はどっちに行くか迷ったんですが、かるた初めはもう2回ほど撮ってるし、不景気でなんとなく暗くなりそうな今日この頃、一年を「ワッハッハ」と笑って始めるってのが気に入って、行ってきました。すごくフレンドリーな空気で和みました。なんかいい一年になりそうです。

歳振り神事 初笑い 西山神社
初笑いでワッハッハー!

穴太寺の福給会(ふくたばえ)は、1時頃から本堂で大般若経転読と護摩供の後、屋根の高さから3000枚の福札をまく行事。(本堂での法要は一般の方は見れないので、地元の方は札まきが始まる2時半ギリギリに来られる方が多いようです。)
福札は「牛玉實印」の墨文字と朱印が押された白くて薄い和紙「普通の福札」2997枚と、3枚しかない「特別な福札」の厚めの赤い和紙があり、この赤札をGETすると長者になれるとか一生幸せになれるんだとか。白札にも朱墨で番号が書いてある当り札には景品が授与。
「今年はおみくじで大大吉とったから、赤札もとれるかも・・・」と思ったのですが、白札が精一杯でした。この和紙、すごく薄いので、とろうとしても風圧で逃げてくんですよ。なかなか手強い(笑)
赤札の景品はお酒一升と竹ざるに入った鏡餅の3点セット。もちろん赤札GETに越したことありませんが、白札もお財布や箪笥など「物が貯まる」ところに入れておくといいんだそうです。こういうご利益ありのマニアック系行事。私、好きです(笑)

赤札 福給会 穴太寺 福札 福給会 穴太寺

左が赤札と景品の3点セット。右は白札の当り札。

赤札 福給会 穴太寺

福札まきの様子。小さくてわかりづらいですが、垂れ幕の中央上右に赤札が舞ってます。

福札 福給会 穴太寺

こちらも画面左上に空に舞う赤札が・・・

こうやって全体像で見ると、赤札は小さくてわかりづらいですが、実際に櫓の下で見上げていると、赤札が宙に放たれたのが、かなりはっきりと認識できます。紅一点なのでけっこう目立ちます。それで、境内がどよめくんですね。
赤札ばかりでなく、みなさん、白札も何枚も束にして確保されてます。少しでも沢山集めるために、みんな「掴み取る」んで、札は皺くちゃになりがち。紙が薄いから、すぐ皺になるんです。私は、奇跡的に皺のないきれいなのを一枚だけGETしました。

あけましておめでとうございます(2009.1/1)
本年もどうぞよろしくおねがいします。

今年も大晦日〜元旦と、徹夜で京都市内を走り回りました。
もう4年以上、京都の年始年末行事を撮っているので「今年はもういいかなー」とも思ったんですが、全国唯一という神泉苑・恵方社の行事にマニア心を刺激され撮影へ。ここでは毎年大晦日に、お社を翌年の恵方に向けて動かすそうです。
こういうマニアックな行事はなかなか事前に画像情報が入手しにくく、お社は丸い石の台に乗っていたので、インディージョーンズみたいに、秘密のスイッチを押すと石ごとグルリと回るのかと想像してたんですが、これは映画の見過ぎだったようです(笑)。人海作戦でお社だけ動かしていました。

その後、移動して除夜の鐘を撮影。それが終了した時点で1時をまわってたので、夜の初詣風景を撮ってると、あっというまに深夜2時半。
今年はパスするつもりだった日向大神宮の若水祭(元旦の朝3時から)に行って来ました。
こうなると、もういつものコース。八坂神社で夜の初詣風景を撮りながら、朝5時からの白朮祭。帰り道は下鴨神社の夜〜朝の初詣を撮って、氏神さまにお参りして、帰宅した時には、もう年賀状が配達されてました(笑)

年賀状を書いてます(汗)(12/30)
ただ今12月30日の午後9時半。
年賀状の宛名を印刷してます。どうしても毎年、こうなっちゃいますね。父の年賀状は25日までに仕上げてるから、やろうと思えばできるだろうに、なぜでしょう?
今年から母もパソコンで年賀状を作れるようになったので(というかチャレンジしてます)、失敗も多いのか、いつのまにか年賀状用のハガキがなくなってて、明日追加で買いに行かなきゃなりません。

あ、今年はメールアドレスを知ってる方には、楽天グリーティングカードで送ろうかと・・・それにしても、その作業をするのはお正月になってからになる気がするなあ。
まずは今日中、いや、それはどー考えても無理なんで、明日の午前中までに、ハガキの年賀状を仕上げてポストにいれなくちゃ・・・という言い訳を、ここでしっかりとさせて頂きます。私からの年賀状が三ヶ日に届かなかった方、あなただけじゃありません(ぺこり)

12月の京都歳時記・イルミネーションを更新しました。(12/27)
北山通りの教会 1京都府立植物園 1

12月の京都歳時記を更新してます。(12/26)
事始め(花街)義士祭(西方寺)義士会供養(本妙寺)お身拭い式(百万遍知恩寺)終い観音(一言寺〜お粥接待) を更新しました。

今日で仕事納めという贅沢な方も多いんじゃないでしょうか?
愛車の点検にスバルに行くと、「年内営業は今日まで」といわれました。混んでいたので最初は1時間待ちといわれたのですが、ちょっとした点検だったのと、「春の車検で買い換えることになるから、今はなるべく修理せずに乗り切りたい」と話すと、待ち時間がなくなりました(笑)。帰るとき、営業の人が急にいなくなったな・・・と思ったら、車が走り出す直前に、両手一杯のパンフレットを抱えて「待ってください!これをどうぞ」と渡された。

今乗っているレガシーは、とても気に入ってるんだけど、燃費がおそろしく悪い。全国を走り回っているとき、つまり長距離、ほとんど停止せず、ひたすら走り続けることが多かった時は、「案外燃費がいいもんやなあ」と思ってたんだけど、京都市内をチョコチョコ走るのには向いてなくて、「え、もうこんなにガソリン減ってんの!」といやんなることもしばしば。

でも、車内泊できて、それほど大きくもなくて、長距離走っても疲れない車となると、けっこう難しい。しかもレガシーには戦友のような愛着があって、手放すのにはかなりの抵抗を感じるのが本音。
優柔不断の私には辛い課題です。写真家の方はデリカとかランドクルーザー、パジェロに乗られる方が多いみたいですが、私、ディーゼルは抵抗あるし、そんなに大きな車も私の小さい体には必要ない。それよか運転は下手なほうなんで、小回り利くほうがいい。でも長距離走るんで軽自動車はしんどいし。レガシーの2駆タイプがあれば一番いいんだけどねえ。お薦めの車がある方、教えてくださいっ!

クリスマスにこんなニュースもなんですが・・・(12/25)
飯島愛さんが亡くなったんですね。死因はまだ不明とか。びっくりしました。 実は去年?(今年だったかな?)の祇園祭の時に、飯島愛さんを見たことがあります。宵山の真夜中に「日和神楽」というのがあって、長刀鉾の囃し方が花街を練り歩くんです。ちょうど花見小路にさしかかったとき、飯島愛さんと石田純一さんが出てきました。どっかのお座敷に招かれてたんでしょうね。飯島愛さんは大はしゃぎで、石田純一さんにふざけて抱きついたりしてた(笑) もちろんスタイルもよくお洒落もしてはりました。そういう女性を見るのは久しぶりだったので、両手一杯に脚立と三脚とカメラを抱えていた私は、「別世界やなあ」とつくづく感じたのを覚えてます。

メリ〜クリスマスです(12/24)

クリスマス イルミネーション

今年もクリスマスがやってきました。年々、これ、たぶん年齢のせいでしょうが、クリスマスの実感が薄れてきてます(笑)。学生時代はクリスマスって言えば一大イベントだったような気がするんですが、今は「クリスマスイルミネーションの最終日」ってことと、年賀状が元旦に届くための締め切り日って感じになってます。ちなみに、もちろん、年賀状はまだです。毎年、紅葉の季節が始まる前までは、「今年こそ年賀状を早く書くぞ」とか「クリスマスカードまで出しちゃおう」って思ってるんですが、紅葉撮影終了後の脱力感著しいまま、実現できた試しがありません。

ところで我が家は、キリスト教徒というわけでもないんですが、毎年クリスマスイブの夜には教会に行って・・・しかもけっこう遅い時間に行くので、もうミサとかはやってなくて、ただ教会のドアが開いてるだけなんですが、そこに献金して帰ってくる・・・っていうのが風習でした。なんで遅い時間になるかっていうと、クリスマス特番とかのテレビを見ていて、「行きたくない」私がグズグズしているうちに時間がたってしまうから。
このクリスマス献金は子供心に不思議でしたね。確かにペスタロッチ幼稚園(保育園?)や、ミッション系の学校に行っている時には、日曜日の礼拝に行ってみたり、夜寝る前に「アーメン」とかお祈りしていた時期もあるのですが、だからといって洗礼をうけるわけでもなく、いつのまにか日曜学校も行かなくなっていたし、毎月25日には天神さんに行ってたし、初詣ももちろん「ハシゴ」して廻っていたし、父は毎朝神棚と仏壇にお参りするしと、宗教に関しては代表的な「なんでもあり」な家庭だったんです。

クリスマスに行く教会も、普段から関わりのある教会というわけではなく、開いてさえいればどこでもいいんです。車で気軽に行ける範囲に候補教会が3つほどあって、たぶんその日の気分で行ってたように思います。でも私なんかは、信者でもないのに、夜中に教会に入っていくこと自体が気が引けたんですけどね。今回写真をアップした「オシャレな」教会も、クリスマスの夜は一晩中開いているんでしょうか?でも、こういう教会に「真夜中に献金だけ」は、なんとなく行きにくいよね。

今年は教会に行くのはちょっと難しそうですが、その代わり家族で久しぶりに鍋でも囲もうかと思ってます。クリスマス、そしてお正月、来年も家族で楽しく過ごせたらいいなあ
みなさんにとっても、すてきなクリスマスになりますように・・・
クリスマス イルミネーション

クリスマスイルミネーション(12/23)

クリスマス イルミネーション

あまり寒くもないこの頃、もうすぐクリスマスだし、お正月だし、でもそんな感じが全然しませんね〜
でも一応、恒例のクリスマスイルミネーションの撮影に行ってきました。
去年行きそびれた植物園に行く途中、北山の教会通りを見学。
「カップル大歓迎!こんなに素敵な場所だから、将来結婚式に使ってね〜」という空気漂うなか、黙々と撮影してきました(笑)

イルミネーション 植物園 イルミネーション 植物園
クリスマス 北山教会 クリスマス 北山教会 クリスマス 北山教会

師走の京都(12/17)
ただ今、紅葉の写真の大整理中。毎日毎日紅葉ばかり見ていて、ちょっと飽きてきた・・・いえいえ、だらけて効率が悪くなってきたので、気分転換に師走の京都の写真でも・・・

義士供養 西方寺 義士供養 本妙寺
事始め 祇園 事始め 宮川町

(写真下)12月13日、師走の忙しい時分に、花街では「事始め」が行われます。要するに新年のための挨拶まわりのようなものです。「え、1月じゃないの?」と思いますが、1月には「始業式」なるものがあって、こちらも華やかです。

(写真上)ガラリと変わって、12月14日といえばおきまりの忠臣蔵。大石内蔵助率いる赤穂浪士四十七士の供養が、京都のあちこちで行われます。一番有名なのは山科の毘沙門堂〜大石神社&岩屋寺の義士まつり、そして舞妓さんのお手前も見られる法住寺の義士会法要ですが、ちょっと(かなり)マニアックなものに、本妙寺の義士会法要や西方寺の義士供養があります。西方寺はこの日しか拝観できないお寺で、六尺の阿弥陀如来像もこの日のみの公開。
本妙寺でも、この日限定で忠臣蔵由来の遺品が多数公開されます。

最後の紅葉(12/8)
金曜日の朝、雷と一緒にけっこう激しい雨風が吹いて、京都の紅葉もようやく終わりを迎えたようです。その翌日の12月6日、「来年の下見」と自分に言い聞かせて、ずっと気になっていた建仁寺の潮音庭に行ってきました。もちろん、紅葉は終盤。でも自分の目で見なきゃ、納得できない(笑)
今秋は取材で結構たくさんのお寺をまわったのですが、「使用の際は、事前に掲載許可申請を提出します」的な制約があるので、残念ながらおうち日記でご披露することはないと思いますが、こちらのお庭は一般観光客として拝観したので、心置きなくアップさせて頂きます(笑)

建仁寺 潮音庭

建仁寺には、わりと最近に描かれた双龍図があって、こちらも写真OK。 大抵は「堂内撮影禁止」と書かれているのに珍しいほど太っ腹ですね。

建仁寺 双龍図

実は私、建仁寺の中に入るのは初めて。400円でお庭も双龍図も見れて、けっこうお得感がありました。

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