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★予想以上にすごかった(09年8月31日〜9月) 選挙が終わった。予想通りというか予想以上にすごかった。 私はいわゆる無党派層だから、たぶん私の意見ほぼイコール民意だと思うんだけど、ここまでみんながそうするとは思わなかった。でも、民主党にマニフェストを全部守って欲しいとまでは思ってない。「そこまですることないんじゃない?」というのも、正直けっこうある。 ただ、期待することは、色んな裏事情を暴きだしてほしいということ。だって、職を探すのも大変なご時勢で、ものすごい給料だけでなく、巨額の退職金を何度ももらう人とかがいていいはずない。いくら優れた人材だったとしても、それはちょっと違うでしょー。駆け込み天下りなんて、恥を知れって思う。そこまで出来るモラルのなさが信じられない。政治家個々人の献金問題とかなんて、ある意味どーでもいい。 30日の当選確実中継は、数年前の「阪神が優勝するって決まってて、なお今日も勝ち続けてる時」のような爽快感があった。で、調子に乗って、テレビ中継してるところを自転車走らせて見に行こうかと、外へ出たらピンクの愛車が盗られてた。あのピンク色、すごく気に入っていたのに・・・家の塀にピッタリくっつけて駐輪していたのに・・・8月30日は私にとっても忘れられない歴史的な一夜となった。 ★どーして今、さわがない?!(09年8月30日) 連投しますが・・・ インフルエンザで38歳の女性死亡。原因は不明ってニュースを見ました。今までは糖尿病とか透析うけてるとか基礎疾患がある人が危ないって聞いてたけど、ウィルスが進化してるんでしょうか。 発生当時、マスコミも政府もあれだけ騒いだのに、どうして今、騒がないんでしょう。風評被害があったから?でも、ワクチンが足りないっていうのばっかり報道されてもパニックになるだけで、それより伝染病流行時は「マスク義務化」くらいしてほしいです。新政府の方、よろしく。マスクって、感染拡大防止にはなるけど、自分自身の予防にはあまり効果がないらしいから、よけい他の人にもマスクしてほしいです。 「インフルエンザ疑惑」で保健所に電話した時も、「海外渡航歴」を聞かれたけど、まだそんなこと言ってるんだもん。「家族が入院してるので、毎日病院に行ってます。」と言っても、それはスルーされる感じで・・・ でもね。今や海外にマスクして行くより、体調のわるい人の集まる病院にマスク無しで行くほうが、危ないように思うのは、私が素人だからでしょうか? ★選挙(09年8月29日) もちろん、行きますよ!雨が降っても、雪が降っても!! でもね。私の住んでいる区は、某議員が絶対的有利で、私の一票には全然重みがないので、つまらない。 入院中の父は、すでに投票済。病院ごとに期日前投票の出張サービスみたいのがあって、日は指定されているけど、入院中の人でも投票できるんだって。 ところで、選挙が終わった途端、政治家のスキャンダルが暴露されるんちゃうやろか?と思ったりする今日この頃。芸能人の薬物事件に関する関係者情報も、どこかうやむやにされてるような感触があるけど、選挙への影響を考えて、規制が働いていててもおかしくない。そしてドカンと前日に、選挙をひっくり返す、もしくは、とどめをさすような、とんでもないスクープが出るんじゃないかと、ひとごとながらもドキドキしてましたが、今のとこ、静かですね。 ・・・と書いたところで、テレビでスターウォーズを見ました。ヨーダ、どっかの党首に似てますね。これって、ささやかな選挙応援でしょうか? ★色々あったし、何もなかった今年の夏(09年8月28日) もうすぐ終わる8月。やっと一息ついて、憂さ晴らしに日記を更新する余裕がも出来てきた。 この一ヶ月ほど色々あった月も珍しいし、この一ヶ月ほど何もしなかった月も珍しい。 そして、今年ほど夏の日差しを浴びない年は初めてだ。でも6〜7月に思いっきり日焼けしたから、残念ながら顔も腕も白くはないけど。 8月初めに緊急入院した父。最初の原因はすぐに解決したものの、お薬の加減で「念のため1週間ほどの入院」が、その後次から次へと色々様々で長引きまくって今もまだ入院中。 自宅で発症時、「様子をみる」と言い張る父を、ほぼ強引に車で病院に運びこんだのは私だが、直前まで父はあまりに元気だったので、「あの時、入院しなかったら、あのまま元気だったのかも」とか「入院したのが運の尽き」と思うことさえあった。 一番ひどかったのがお盆前だったので、それがまた、へんな暗示みたいで妙に心地悪かった。だから何事もなく送り火が終わった時は、「これで大丈夫」と勝手に安心した。 盆あけに手術をした父は、みるみる調子がよくなるだろうという周囲の期待を裏切って、相変わらず不調。しかも原因がイマイチわからない。 でも、お盆があけて「とりあえず最悪の事態への不安がなくなった」私は、「行く度にガッカリする」この見舞いしがいのない状態にほとほと疲れ・・・ほんとに、一日一回見舞いにいくだけ、しかも集中治療室にいたので面会時間も20分と決められていたから、それほどの労力ではないはずなのに、「なんでこんなに疲れるのだろう?」と不思議なほど疲れた。 やっと一般病棟に移ったので、母にも「お母さんも疲れが貯まると悪いから、お姉ちゃんにお見舞いに行ってもらえる日は、丸一日、私らはゆっくり休もうよ」と話したら、逆に頑なになってしまい、「あんたは子供だからいいけど、奥さんは毎日行くものだ! いちいち文句言わないでちょうだい」と譲らず。 それまでずっと、私が車で送り迎えしてたんだけど、その頃には私もフラフラだったし、「後悔しないように、気の済むようにさせてちょうだい」という母に、「それもそうだ。でも私はもうダメ」と2日間、ストしました。ストっていうか「何もしてないのになぜ?」と思うほどだるかったので、一日はベットで寝続け、一日は十年以上ぶりに接骨院にいって、マッサージしてもらいました。 そして、スト2日目の夜、母が突然腹痛に。症状をきけば素人でも食あたりだとわかるのに、微熱がでた母は「インフルエンザだ!」と譲らず。 「普通の人には微熱でも、普段体温が低い私には高熱なんだ」そうです。 非常事態に、急にシャキーンとした私。 けっこう甲斐甲斐しく世話をしたんだけど、「うつると悪いから、あっち行って!」と怒られるのには参りました。どうみたって食あたりだからね。怒られる筋合いはないのに。 翌日、まだインフルエンザだと思い込んでいる母は「保健所に連絡して」 テレビで見た隔離の映像とか、犯罪者のような扱いがよぎり、心の中では「こっそり治そうよ」と思いつつ、もし本当にインフルエンザだったら、入院中で体力の弱ってる父には命とりなのでどうしようと思いつつ、保健所に電話した。 保健所に人はあっさり「マスクをして、かかりつけのお医者さんに行って下さい」 かつての顔全部を布で覆われ、防護服を着た人に引きずられてという扱いは、今は皆無らしい。 それでも最後に「念のため、お名前と住所を教えてもらえますか」と聞かれたが、さすがに言う気にはならず、「とりあえず、受診してみます」と電話を切った。 で、結局、私が母を医院に連れて行くことに。「どう考えても食あたりですね」という医者に、「インフルエンザじゃなかったら、それでいいんです。それを検査してほしい」と話す母。 でもインフルエンザの検査って、発熱して3日後じゃないとわからないんだって。 で、お腹の薬をもらって「じゃあ念のため、3日後に来てください。お見舞いにもしばらくは行かないで下さい」と帰されました。 でもね。夜には熱も下がり、ピンピンしてたから、たぶんインフルエンザじゃなかったんです。 で、「母がインフルエンザだったら、私もとっくに感染してるよな」と思いつつ、私が父の見舞いに行くことに。父の前ではマスクはもちろん、医療用の手袋もしたものの、「もし」と思うと怖かった。 そして・・・無事、復活して一緒に見舞いに行った母は、帰ってきた途端、今度は捻挫した・・・ああ・・・もう知らない。 ★守られてるな〜と思うこと(09年8月5日) 私は世界一の幸せ者・・・でも、勝ち組・・・でもなく、むしろ真剣に将来のことを考えたなら、かなり不安になる要素満載状態なんだけど、時々、「守られてるな〜」と思うことがあります。誰にというのではなく、見えない何かにって感じで。 あ、ちょっとヒキました?別にスピリチュアルな話とか宗教の話とかじゃないから、安心して下さい。私自身、そういうのは信じてませんから(笑) 実は、旅から帰ってきてホッと一息ついた頃、家族の具合が急に悪くなり、救急入院することになってしまいました。でも、不幸中の幸いという言葉があるけど、これが不幸中にこれ以上の幸いはないという位、運がよかったんです。もちろん病気や怪我はない方がいいですが、もしそれが避けられないことだとした場合、他の全ての要素は味方してくれた感じ。 そう思ってみると、ほんとに、頭で考えても思いつかないような、幸運な偶然の重なりが時々あるんですよね。それを書き出すと大変なのでやめときますが、「楽して大成功したり、大金持ちになったり、三食昼寝付き・超男前・性格良好の玉の輿にのったりは出来そうにないけど、ピンチの時には助けてもらってる」感じです。 これ、書くと胡散くさくなるので、書かなかったんですが、屋久島で縄文杉登山の時、歩き始めて間もないトロッコ道で、私、滑って転んだんですよ。そもそも前日の無理のせいで腰が痛かったんです。痛いというより「疲れすぎて、ぎっくり腰になりそうな予感」がするような違和感。そんな状態だったので、滑った時には「あーもーだめー」と思いました。普通の観光客は、縄文杉といえば日帰りコースなんですが、一泊予定の私は必要以上にゆっくり進んでいたので前後に人影は全くなく、「足腰を怪我する位ならまだしも、ここで頭打って気絶したら、どうなるんだろう」と、ほんの短い瞬間に色々思いを巡らせました。 ところがね。そっからが不思議なんですが、滑ったうえに、後ろの陥没した穴に落っこちたんですが、スローモーションだったんです。右手には、足を広げて立てつつあった三脚(もちろんカメラもついてました)を握り締め、それも何故かどこにも当たらず落下せず、無事。 私自身も「ふわっ」って感じで誰かが体を浮かせてくれたようでした。それでも、お尻から着地の瞬間、「うわー腰ひねったなー足くじいたかなー」と思ったんですが、なんともない。逆に、朝からの腰痛もマシになったような(笑) その時は・・・言いますよ。言いますよ。恐ろしくメルヘンチックなことを言ってしまいますが、「倒れる私の背中を、妖精が支えてくれたみたい」な浮き具合とスローモーションだったので、ディズニーのマンガの透明な羽根の生えた妖精を思い浮かべてしまいました。 滑った瞬間は、「あーもーここで怪我しちゃったら、引き返さなきゃならない。カメラも壊れたかも。屋久島、なんも撮ってない。」と絶望したので、なんともないってわかった時には、目から水が滲んできました。こういう時って、とにかく感謝の言葉が出てきますね。いや、ほんと、何かに助けられたと確信してるんです。 ちょっと夢の中の話みたいになってしまいましたが、あまりに夢見がちな発想なので、誰にも言わずに心の中にしまってました。でも、今回も、状況は全く違うけど、何かが危険を知らせてくれ、何かが助け舟を出してくれた感じがするんです。妄想じゃなくって、ほんとに不幸中の幸いだったんです。「そうじゃなかったら・・・」と思うと、今でもゾーっとします。 どこに何にどう感謝したらいいのか、わからないけど、とにかく、ありがとうございます!おかげさまで助かりました!!感謝感謝。 ★屋久島から帰ってきました〜(09年7月31日) 昨日、屋久島から戻ってきました。あ〜疲れた〜 今回も縄文杉近くの高塚小屋に一泊しました。私、歩くのすら苦手なんで(だって機材が重いんだもの)山登りは全然しないんですが、なぜか屋久島でだけは一泊コースが出来ちゃうんですね。 最も、普通の人でも縄文杉日帰りコースは、かなりタイトな行程なので、10キロ以上の機材と三脚を担いで、写真撮りながら登ってたんじゃ、日帰りは不可能です。 今回は荒川口登山口から登って、帰りは白谷雲水峡へ下りてきました。白谷雲水峡は計3回行きましたが、素敵でしたね〜 ただ、10数年前と比べると、ガイドさん付きの登山客が圧倒的に多く、また、気のせいか、屋久島のガイドさんって、「上から目線」の方が多いような感じで、ちょっと残念でした。 あ、でも、お客さん4人分のテントと食料を担いで、縄文杉一泊ツアーに同行していたガイドさんは、とっても良さそうな方でした。山小屋で一緒になった山人も、「あのガイドさんは真面目で偉いよ」と褒めてました。夜、真っ暗い中、みんなで談話していて、腰痛体操を教わりました(笑) |