おうち日記 (2010.2月〜5月19日)



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 Japan 桜 Mission 

桜 雨


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旅に出て、感じたこと。(10年5月19日)
ほんま、楽しかったんですよ。桜旅。
昨秋、久しぶりに長期の旅をした時も思ったんですが、旅って、ほんと楽しいです。「生きてる感」っていうのかな。先のこととか、余計なことは考えずに、その日だけに集中してればいい・・・みたいな、妙なやすらぎ感があるんですよね。

でも、旅先で痛感したのは、「地元京都の写真を、もっと真剣に、もっと沢山、もっと魅力的に撮らなきゃ・・・」ということ。
久しぶりに写真の先輩方に会ったり、昔からの知人に会ったりして、色んな刺激を受けたんですが、その結果、痛感したのが「京都」でした。

なんやかんやいっても、まだまだ中途半端な京都の写真しか撮ってないんですよ、私。この5〜6年間、時間的・密度的には、ガムシャラ夢中にすごい量の京都を撮ってきたんですが、自分の興味あるもの、好きなものをそのままにしか撮ってない。所有欲っていうんですか?「この光景が好き」→「これを写真に収めて、自分のところにとって置きたい」 完全なる「記録」優先でした。
私、旅先では、その時の感情がけっこう写真に反映されちゃうんですよね。
それが京都では、常に平常心な写真になっちゃうんです。
たまたま、そういう写真を使っていただける機会にも恵まれ、段々、コレクターのように「あれもこれも」と撮り捲るようになっていったんですが、せっかく京都に住んでいて、それじゃもったいない・・・旅に出て、そんな風に思いました。

あ、でも自分へのご褒美として、旅は続けていきたいと思ってます。 高速休日1000円も続行されるみたいだし、たまに京都を離れてみるのも、視点がリセットされていいみたいだし。

もっと現実的なことでいうと、なぜか旅先の方が知識も刺激も得ることができるんです。
今回の旅のしょっぱな、竹田城跡で知り合ったアメリカ ナショナルジオグラフィック関係のカメラマンYさんに、写真のクオリティに関する厳しさを聞いてから、ものすごく神経質に気を使いながら撮影するようになったのはほんとによかったです。私の「えーデジ撮影って、そこまで気イ使わなあかんのですかー?」という問いかけに、「今まで撮ったデジ写真、全滅じゃない?」と容赦なく追い討ちをかけるフロンティア魂。まあ、全滅じゃあないけど、もっとフィルムカメラとの違いを意識して撮らないとダメってことは痛感しましたね。
あと、桜名所の北上展勝地という超・人が一杯いる場所(の山手)でなぜか野生のカモシカが出現した時、見事スクープ?写真をモノにしたプロカメラマンの館野二朗さんの瞬発力にも感服。「出てきちゃったけど、まずいよねー」って感じで、バッと逃げたカモシカの先回りをして、真正面から写すという機動力。あまりに一瞬の出来事だったので、たぶん他の観光客は、そこにカモシカがいたことすら気付いてないですね。まあ、桜並木を撮っていた機材一式はそのまま放置だったので、私が悪い人間だったらエライことでしたが・・・(笑)

旅後半は久しぶりの北紀行のご無沙汰ご挨拶まわりに、2000年前半の桜旅で知り合って以来、懐かせてもらっている角館の小松ひとみさんのぷかぷ館や写真事務所を見せてもらって、仕事のやり方もちょっとだけ学びました。あんまり居心地がいいので、住み着いちゃおうかと思いました。(冗談です) 小松さん、仕事もすごいけど、料理ができるってのもすごい。身長も5センチほど分けてほしい(笑)
それから信州の辰野清さんと今はなくなっちゃった「フォート彩」の創設メンバーさん達の小谷での撮影に合流させてもらって、キャノンEOS5DMarkUのデジカメ撮影の裏技を教えてもらったのはラッキーだった!・・・できれば桜旅の前に聞きたかったけど・・・思えば、当時ブイブイ名を轟かせていた「フォート彩」&辰野さんと、真冬の高ボッチでお会いしてなかったら、風景写真誌のコンテストに出すこともなかったかもしれないんですよね。フォート彩の同窓会、してほしいなあ。

語りだしたらキリがないんですが、プロの先生にもお会いして、新しい情報やスケジュール調整の様子を見せてもらったり・・・私は今までどちらかというと他のカメラマンと交流することなく撮ってきたんですが、もうちょっと諸先輩方の力や知恵を借りてもいいのかな?と思ったりしました。
とりあえず、旅先でお世話になった皆様。ありがとうございます。
これからは、パキパキとがんばろう!と思ってます。

京都に帰ってきました。(10年5月17日)
GW前には帰京してるつもりが、まあなんと1ヶ月以上、旅してました。
15日の葵祭を撮りたくて、ギリギリ14日の夜11時頃帰宅したんですが、葵祭がなければ、まだ京都には帰ってなかったと思います(笑)
久しぶりの桜旅でしたが、ほんとに楽しかった!!

それにしても、よく撮りました。320GBの携帯HDDを持っていったんですが、途中で全部使いきりました。で、新たに500GBのを購入する始末。
この膨大なデーターを、どの程度整理できるのか・・・
ポジフィルム単独時代は、帰京後の現像代が怖かったけど、今度はデーター処理時間が恐ろしい。いくら私が暇人だって、時は金なりっていうしなあ。

20GB分のCFも、毎日使いきる勢いで、毎晩毎晩データー転送に追われ、就寝時間が12時前後、(なんでそんな夜更かしをと思うけど、日没が19時前で、それから夜桜撮って、スーパーと温泉入って、車に戻るのが22〜23時頃。翌日撮影するのにCFを空にしないといけないので、それからデーター転送。安全のため、同一画像を2つのHDDに保存するので、時間も倍かかってしまう。あー今思い出しても眠い。)
北の夜明けは早いので、朝も4時前には起床。平均睡眠時間4時間ほどで、常に睡眠不足で変にハイテンションでした。でもこの切羽詰った大変さが、旅の醍醐味なんだよなあ


ゴールデンウィークに突入してしまいました。(10年4月28日)
まだまだ桜を撮ってます。疲れてます。実家で流れている天気予報では、こちらはずっと雨らしいんですが、なぜか晴れてる・・・そんな日がすごく多くて、「明日は雨だからゆっくり休もう」と思ってたら、雪が降ったり・・・今日は久しぶりの雨でちょっと休まりました。
明日からいよいよGW突入ですね。

桜を求めて、北上中!(10年4月12日)
京都の桜もそろそろ遅咲きを残すのみになったので、桜前線を追いかけて、日曜の11時45分頃、京都東から高速に乗り、途中のSA泊。ずっと、朝一番の桜を撮るため早起き、夜桜があったり、デジカメのデーターを移したりで夜もそうそう早く寝るわけにもいかず、睡眠不足で辛かったんだけど、今朝は久しぶりに目覚まし時計をつけずに、起きるまで寝続けました。目覚ましなしで寝れるこの幸せ。

旅はこれから始まるのですが、桜が終わったらやりたいこと。朝、フレンチトーストを作って、クリームチーズと自家製のブルーベリージャムをたっぷりぬったのを食べること。普段なら何でもないことだけど、朝弱い私は、フレンチトーストを作る時間があったら、布団をかぶっていたいので、これは桜終了後のお楽しみです。

桜


サンケイ新聞「京都しみじみ」(10年4月11日)
隔週木曜日に掲載されている荒木桃子さんのコラム「京都しみじみ」の4月8日版で、「京都を駆け、桜の<美>撮る」フォトエッセイストとして取り上げていただきました!

ちょうどこの日、私は丹後半島にいたんです。当り前といえば当り前なんですが、自然一杯なところで写真を撮っているので、近くに新聞を売ってるような店がない・・・やっとのことで、新聞を買って記事を読んだ時は大感激しました。校正の時点で一度、読ませてもらっていたのですが、誌面でみると、また感動もヒトシオで、嬉しかったです。
内容がまた面白いんですよ。褒めてもらってるんですが、ややイタイところも突かれてて、でも肯定的に書いてもらってるので、読んだ人はみんな「その通りやね」と微笑んでくれる。 
今回の記事は、荒木桃子さんのブログでも、4月8日分に取り上げてもらってますので、新聞のコピーの字、ちょっと小さいですが、ぜひ読んでみて下さい!

さて、今は京都の自宅に戻った私ですが、また遠征を計画中。
今年の桜撮影は、京都と地方を行ったり来たりで、案外疲れます。デジカメだと旅先でもデーターを転送したりする時間が必要なので、モロに睡眠時間に影響してます。それにしても、今年の京都の桜は長持ちしましたね〜

ハッピーブルームーン!(10年4月6日)
もう一週間も前になるんだけど、一か月のうちに2回、満月があるという特別な満月・ハッピーブルームーンが3月末にあったんです。この情報、京都セレブライターの荒木桃子さんに教えてもらいました。写真は撮ったんだけど、ただいま、桜追っかけ中なので、毎日が睡眠不足との戦いで、書いてる余裕がない・・・詳しくは荒木さんのブログでどうぞ〜
ハッピーブルームーンの写真ものっけてもらってます!パワーを分けてもらえるかも。
ブログ「桃子な日々」

桜状況は、京都市内ほぼ、どこでも満開。中でも、将軍塚大日堂の夜桜は、私が京都で一番好きな夜桜です。
市外だと、舞鶴の瑠璃寺(吉田地区)のしだれ桜が満開です。この桜も一見の価値あり。

祝・金メダル!(10年3月26日)
おめでとう〜大ちゃん!高橋大輔選手、世界選手権金メダルです!
日本男子初なんだ。前は銀メダルだったもんね。早起きして見てよかった〜(ウルウル)
できたらほんとはジュベールに銀をとってほしかったけど・・・贅沢は言わんとこ。

姫と私がつかまってしまった桜(10年3月22日)
夜の東山を散策中、早咲きのしだれ桜に会ってしまい、二人ともなかなか離れられませんでした。
夜の数時間の観光なのに、姫はしっかり着物でした。この期間、着物を着てると市バス地下鉄が無料。美術館やら色んな場所が無料で入れるそうです。

マクドナルド万歳!(10年3月21日)
いよいよ桜が咲いてきました。京都でも御所近衛邸跡や平野神社の魁桜をはじめ、あちこちで、ちらっちらっと桜が咲いているのを見かけます。
早咲きの桜を見たいと、連休直前に姫(友達)がフェイントで来京しました。夜に合流。東山花灯路を一緒に歩いた後、どこかでおしゃべりしようということになったんだけど、姫の宿泊先の徒歩圏内で、時間を気にせず、静かで、健康的な場所ということで、24時間営業のマクドナルドへ・・・
思ったより長居して、なんと2時前まで話し込んでしまいました。マクドナルドって、旅先でちょっとお腹がすいたけど時間がない時に、ドライブスルーを利用することはあっても、中で食べることってあんまりなかったんだけど、便利ですねー。駐車場も無料だし。

しかも、ネット接続が可能な無線LANも提供してるんですね。
今日は試しに、ノートパソコンもってマクドナルドに来て、ネットにアクセスしてみました。おー使える!ホットスポットより格安のBBモバイルポイントに接続できるので、1分間9円弱、月額最高500円ほどで利用可能です。
これから、この日記をアップしてみようと思います。これで旅先でも、無線LAN探してウロウロしなくてもすみそうです。マクドナルド万歳!

迷ってます(10年3月17日)
もうすぐ桜の季節。今年は例年よりだいぶん早そうです。桜の季節を前に、迷いまくってます。

迷いその1)中版カメラの645を使い続けるか?それとも一眼デジカメを買い換えるか?

今までは、645とデジカメを両方抱えて、ほぼ同じアングルを両方で抑えてました。時間も荷物も最低でも1.5倍増しになるけど、どちらがいいとも決められず、しんどいけど、両方撮ってました。でも、それって無駄な労力?って思うこともしばしば。がんばれば済む話ならがんばりますが、やっぱりフットワークが悪くなったり、気力が消耗したりとマイナス面もあるんですよね。どちらを優先するか?今が迷い時です。

迷いその2)京都の桜をメインに撮るか?全国の桜をメインに撮るか?

これはもう、永遠の課題です。京都では一番早く満開を迎える御所近衛邸の桜が、そろそろ見頃を迎えました。全国の桜旅をしていた時は、近衛桜を撮ってすぐ、旅立っていました。ああ、これも迷い時です。しかも早急に決めなきゃです。

ところで、昨年末から、昔の知人友人に会う機会がすごく多いんです。多いな〜と指折り数えてみたら、20人くらいの方と再会してます。けっこういい刺激になってます。
最長は小学校の同級生。吉田神社の節分祭で偶然に再会です。随分と会ってなくても「わかる」のがすごいところです。
あ、全然違う話になるかもしれないけど、1月の東寺の行事で知り合ったフランス人のお坊さん(日本のお坊さんスタイルです)と、東京の浅草寺でバッタリお会いしたのにもビックリしました。フランスの「光明院」というお寺(日本風)の住職をされている方です。ご縁というのは不思議なものです。

花粉症の愛用サプリ(10年3月16日)
花粉症メモです。
テン茶エキスとしその実エキスは、ずっと前からの愛用。べにふうき青みかんは今年初購入。
青みかんは届いたばかりでまだ効果の程はわかりません。今年はまだ、効果を実感するほど、花粉症の症状がでてないからね。

花粉症対策の効果って、個人差がありますよね。
私はヨーグルトヤクルトは???でしたが、テン茶を飲むと効きます。効くといっても、(例年なら)症状が消滅するほどではありませんが、新薬以外では一番ええ感じでした。

テン茶のお味は「変に甘い」んですが、「甘」というのは東洋医学でいう五味の中では「脾」に属します。(脾は脾臓と同じ漢字ですが、ちょっとニュアンスは違います) 
日本人の典型的虚弱体質の一タイプに、「脾虚」というのがありますが、昔、東洋医学をかじってた時、私はコレだと先輩から言われていました。
「脾虚だから甘いものがほしくなる」
「だからといって調子に乗って甘いものを食べすぎると体調をくずす」
私が頂き物のお菓子を物欲しげに眺め、解禁と同時に飛びつくのを見ては、いつも言われてました。

「私の花粉症には、「変に甘い」テン茶が効くんですよ」
もし、先輩に言ったら、「それはおまえが脾虚やからや」と勝ち誇ったように言われるんだろうな〜と、春が来るたびに先輩を思い出します。・・・先輩、お元気ですか?
一番いじめ・・・いえいえ教育された先輩が、一番懐かしいです!(笑)

ちなみに、私の推測ですが、ヨーグルトやヤクルトが効く方は、やっぱり日本人に多いタイプの「肺虚」体質だと思うので、普段風邪をひきやすかったり、喉が弱かったりするタイプじゃないかな。こういう方は、冬から寒風摩擦をして皮膚を鍛えてあげると、体質改善に効果的かもしれません。

・・・なんか、ひさしぶりに、違うところにスイッチが入ってしまいました・・・

ついでにちなみに、漢方薬では花粉症にはお約束の小青竜湯、柴葛湯加キュウ夷などのやさしい薬では間に合わず、イザ!という時だけ、麻黄細夷ブ子湯というのを使います。でもこれ、かなり強い薬なんで、あんまり使いたくない。
もちろん耳鼻科で新薬も貰ってきます。

外出後の鼻洗い・眼洗いは、コンタクト用の食塩水でやってます。これだとバシャバシャ使えるし経済的。例年3ヶ月ほど続く花粉症です。鼻洗浄液・眼洗浄液なんて、いちいち使ってられません。
ティッシュはもちろんセレブ用のティッシュじゃないと、一発で鼻の皮がむけちゃいます。
あと、あと、あとは・・・立体マスクでしょ。花粉用めがねスカッシュでしょ。花粉が服につきにくいスプレーでしょ
・・・ 毎年、けっこう散財してます。杉花粉の日本経済への貢献って、すごいんじゃないか?

春の香り(10年3月15日)
今日、自転車に乗っていて、どこからか、甘酸っぱい香りがするのに気付いた。
「あ!」と思ったら、なんとマスクをするのを忘れて、外に出ていたのだ。杉花粉症の私にとって、修羅場の3月半ばにこの失態はありえないこと!
あれ?でも平気みたい。今年は花粉が少ない?
もちろん、花粉症対策のサプリは飲んでる。この時は忘れたが、マスク、メガネと対策もしっかり。
でも、でも、それにしても、こんなに平気なのは、花粉症が始まって以来初めてのこと。10年以上、春の香りを嗅いだ記憶がなかったから、「春って、こんなにいい匂いがしたんだ〜」って、ちょっと嬉しくなりました。

過去が急に目の前にあらわれたら・・・(10年3月14日)
少し前のこと
ある方から、メールを頂いた。
私がHPでご紹介していた「中村光太郎さん」の詩集のことで。
2002年の3月に中村光太郎さんが亡くなった後、私は中村さんの詩を読み、心に響くものがあって、HPに詩集のページを作った。熱にうなされるように、一晩で一気に作り上げた。会ったこともない赤の他人をそんな衝動にかりたてるほど、彼の詩には「なにか」があった。

受けた「なにか」を、HPに映し出すという形で「放出」したら、私は元の私に戻り、中村さんの詩は私の中で昇華して、思い出のひとつとなった。
もう8年も前のことなので、最近では思い出すこともほとんどなかった。
私も自分のことで必死だったし、中村さんの詩はちょっとせつない気持ちにさせるものも多く、強がりたい気分の時には、少し遠い本だった。

中村光太郎さんの詩集は、現在、書店では手に入らない。メールを下さった方も、図書館にあった一冊を読まれたそうだ。時代の流れとか不景気の影響とかで流通経路から外れてしまったら、いい物でもどんどん消えていかざるをえない。というか、出版当時でも、自費出版のせいか詩集を手にする機会は限られたものだったようだ。

だから、中村光太郎さんの詩に心惹かれた方が、私のHPに辿り着いたことで、その想いを風化させる前に、京都のご実家にひっそりと、でも大切に守られている中村さんの他の詩に巡りあえたこと、微力ながらご縁を繋ぐお手伝いが出来たことは、とても嬉しかった。
その後、彼女のブログから中村さんのご遺族との温かいやりとりを知り、作者の寿命を超えて作品が生き続け、生き続ける中で何かの歯車が合った時に、周りの人に思いがけない幸せをもたらすことを知った。

そして、思い出した。忘れていたけど、こういうのが「作品の力」なんだな・・・と。

環境も状況も違う見ず知らずの人の感情を動かしてしまう力。
何の利害関係もない無関係の人達をも動かし、結びつける力。

でも、中村光太郎さんは、私達の気持ちを動かそうと思って、書いてたわけじゃないと思う。
彼は、きっと、自分の魂のはけ口として、詩を書いていたのだろうし、書かずにはいられなかったのかもしれない。

中村光太郎さんの詩と出会えた過去に感謝。
そして過去を忘れていた自分にちょっとだけ反省。


おかげさまで・・・(10年3月11日)
おかげさまで、無事、父が退院しました。
1月の下旬に緊急に入院して、最初は2週間ほどで退院できると思っていたのが、色々あって、約1月半も入院する羽目になりました。
一時はどうなることかと思った時期もあり、今年の2月はモチベーションが激降。自分のお誕生日でもある25日に梅花祭に行かなかったなんて、京都を撮り始めて以来、初めてのことです。

色々ご心配かけた方々、ありがとうございます&「なんだか、最近、つき合い悪いな〜」と思われてた方、すみませんでした。
なんかね。根拠はないんですが、特に状態が落着く2月下旬までは、「誰かにしゃべると、よくないことがおこりそう」な気がしちゃって・・・

不思議なことに、3月に入ると、私自身もちょっと元気が出てきたし、今までくすぶっていたことが、すこーし動き始めました。よく雑誌に「今月の星占い」とかありますけど、月ごとにガラッと変わることってあるんだなーと実感しました。

なんだ・・・(10年2月26日)
「美食カメラマン 星井裕の事件簿京都」高嶋政伸 水野真紀

新聞のテレビ欄でタイトルを見たとき、京都のカメラマンの星井裕=水野真紀だと思って、「お、似たような(星と裕だけだけど)名前の女性カメラマンかあ」と放映を楽しみにしてた・・・ら、カメラマン星井裕は男性で高嶋政伸ね・・・

途中からだけど、なかなか面白くて、ついつい完見。
いいなあ。東京の美食カメラマンは。京都の一流料亭で食べてばっか。アシスタント、レンズ拭いてるのと、軽そうな薄いカバンを持ってるだけで、なんもしてなさそうだけど、ちゃっかりお相伴にあずかってるよー。めっちゃ役得。こんなアシスタントなら、私もやりたい。

「一件撮り直しがあったんだって?じゃあ、明日京都まで行ってくるよ。」
・・・新幹線使って、時間使って、わざわざ東京から京都来なくても、京都のカメラマンに委託してくださいっ。

しかしね。サブタイトルが「京都 大文字送り火 恩讐の殺意」だけあって、大文字山が出てくる出てくる。
「出町柳の鴨川べりで立ち話」が方程式ごとく何度も写されてたけど、あそこは確かに大文字山の「大」の寺が一番きれいに見えるベストスポット。私も昨年、あそこから送り火撮影しました。

このドラマ、最初を見逃したのでタイトルからの想像なんだけど、8月16日の五山送り火の夜に、大文字山頂で殺人事件があったの?その夜、大文字山は夕方から関係者以外立ち入り禁止。送り火の後は、朝まで送り火の「消し炭」を拾うために、絶えず地元人が山に登ってます。とてもじゃないが、目撃者なしは無理っ!

あーあ 脱力感(10年2月26日)
※バンクーバー五輪テレビ観戦記のページをリンクしてたんですが、物議を醸し出した人名を書いてたせいか自分自身のセキュリティー対策ツールにひっかかって、ブロックされがちになったので、2010年5月時点で、リンクを外しました。「残念だった」レベルでしか書いてないのにね。自分で書いたページに飛べないって、どうよ?!

奇しくも日韓戦の模様を呈してますね(10年2月25日)
最近、mixiのスケートコミュやニュースでいろんな人の意見を読むのにはまってます。

真央ちゃん、もっとよかったと思うけどなあ(10年2月24日)
・・・と、私だけじゃなく、日本中のフィギュアスケート素人ファンは誰もが思ったんじゃないか。

あれ?もう梅が咲いてる?(10年2月22日)
重症の杉花粉症の私。
毎年、梅の開花とともに杉花粉症が再起動し、梅が満開になる頃からピークを迎える。 桜が咲く頃には、すでにヤケクソ状態になっているので、顔中をグシャグシャにしながら撮影に出かけるが、梅の頃は一年ぶりのアレルギーショックで、家に引き込もることが多い。

それでも宿題をやりぬく覚悟で、何ヶ所かの梅は撮りに行く。
で、今年。「今年の杉花粉は少ないでしょう」
こんな前評判があったが、もちろん、アテにはしていない。飛散する花粉の量が多かろうが少なかろうが、ゼロでない限り、アレルギー反応は起こるんだから。
ところが、今年は、例年よりずっと早く、2月早々に再起動したものの、その後、スリープ状態になり、ここのところは顔の堤防決壊はおきてない。洪水警報が出たら「そろそろ梅が満開だな」と思うのだけど、今年に限っては、私の気付かないうちに、梅だけが満開になってる様子。
「やったー。私の杉花粉症、治ったのかなー?ちょっとくらいの花粉やったら、平気でいられるようになったんかなー」

毎年、本格的に発症するまでは、懲りもせずにそんな幻想を抱くのだが、毎年、それは裏切られている。果たして今年は?

ちょっと熱くなりすぎたかも?(10年2月20日)
高橋選手の熱演に、アツくなりすぎたかもの2日間でした。
ちょっと恥ずかしくなったので、昨日までの日記 は、早々に押入れにしまいました。

勢いあまって色々検索してるなかで面白いブログの記事 「むかしむかし、遠いロシアで」を発見。普通にテレビを見てるだけじゃ知ることのできないスケーター達の神話や確執が、楽しく学べます(笑)



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