おうち日記 (2010.1月〜2月)



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信頼できるコーチがいるって、力になるんだなあ(10年2月19日)
テレビステーション、今日、もう10回以上見た高橋選手の演技と怪我のエピソードだったので、聞き流してたら、松岡修造がけっこういいエピソードを語ってた。録画しておいたら良かったな。

迷わないことの強さ(10年2月19日)
どのチャンネルも高橋選手の快挙を放映してくれるので、今日は丸一日、テレビ漬け。

あーよかった(10年2月19日)
やっぱり4回転飛んだんですね。こけたけど、銅メダルに留まって、ほんとによかった。

落着かないから、京都の雪の話でも・・・(10年2月19日)

かやぶきの里 美山の雪景色

↑いまや美山のシンボルになった丸いポスト↑

2010年2月19日、バンクーバーオリンピック、男子フィギアスケートの最終日です。結果は午後にならないとわからないみたいですが、朝から落着きません。
カナダも雪不足な場所があるみたいですが、今年の京都はほとんど雪が降らなかったんです。ニュースで東京は2月に2日に一回の割合で雪が降ってるって言ってましたが・・・不思議ですね。

京都市内で唯一雪らしい雪が降ったのが2月6日。今シーズンは、年末からずっと「明日は雪でしょう」の予報が出ても実際に雪が降ることがなかったので、この日も「降る降る詐欺」かと思い、早起きする心構えはゼロでした。朝、7時半を過ぎた頃、母の「雪、降ってるけど、(寝てて)ええの?」の声で目覚めた時は、オーマイガーット。あまりの残念さに、もう一度布団を被って寝かけました。
5分後、気をとりなおして起床。とにかくなんとか近くの名勝に行って撮影しました。
昼からは茅葺の里がある美山へ。美山では少し前から「雪灯ろう」なるイベントをやっていたんですが、最終日の6日まで雪は積もってなかったのだとか。雪がなければ行かないつもりだったんですが、予定変更。駐車場一泊二日予定で出発しました。

かやぶきの里 美山の雪景色

実は昨年末大晦日、ちょっと珍しい除夜の鐘の撮影をと、108つの鐘がある京都帝釈天に行った時も雪だったんです。今シーズン初めての雪らしい雪です。色々撮影して、108つの除夜の鐘をついて、駐車場に戻ったのが元旦の午前2時過ぎ。うちから美山までは車で1時間半〜2時間弱ほど。京都帝釈天から美山までなら1時間かからないほどの距離なので、そのまま美山に行こうかとも迷ったのですが、とにかく眠くて眠くて。どんどん雪が積もっていく暗い夜道を美山まで行くのは億劫で、そのまま帰宅してしまいました。まだまだ雪を撮る機会はあるって、怠けちゃったんです。そしたら、雪が全然降らなくて・・・天気予報で雪予想があるたび、美山に「雪、降ってますか?」と、そうですねー10回以上は問い合わせたでしょうね。でも、京都市内はもちろん、数年前までは豪雪地帯だった美山ですら、雪はほとんど降らない。降っても積もらない状態だったんです。

かやぶきの里 美山の雪景色

さて、待望の美山の雪は吹雪でした。それでも、雪灯ろう最終日だけあって、沢山の観光客やカメラマンで賑わっていました。私は車中泊で翌朝まで粘りましたが、翌日は晴れ。茅葺屋根の雪もどんどん融け落ちて、午前10時には撤収。ほんとに雪灯ろう最終日に合わせて、降ったみたい。よっぽど普段の行いの善い方が、イベント関係者の中にいたんでしょうね。

かやぶきの里 美山の雪景色

青空が広がりはじめると、せっかくの雪もすごい勢いで解けてしまいました。


いよいよ今日が始まった(10年2月19日)
テレビに新聞、高橋選手が金をとるかもとマスコミは大騒ぎ。あんまり騒いでほしくないなあ。

とりあえず、花粉症。&たぶん風邪(10年2月18日)
先週末くらいから、なんとなく杉花粉症の兆候が出てきて、おまけに喉が痛かったりしたことを思うと、風邪もひいちゃってるかんじ。私は風邪に対しては丈夫な方なんだけど、花粉症の影響か、どうもスッキリ治ってくれない。かといって、薬を飲むほどでもなく、寝込むほとでもない。ただ、ダラダラしちゃって、ついついオリンピック中継に見入ってしまう。

北野真幸さんの写真展"京いろがさね" 延長開催中(10年2月8日)
エイエムエスで二月三日までの予定だった北野真幸さんの写真展"京いろがさね"が、好評につき、2月10日まで延長開催中です。私は常々、ネイチャーな写真って、京都市内ではなかなか撮りにくいなあと思っていたのですが、北野さんの作品を見ると、それは私の怠慢だったなあと痛感します。下手すれば「歴史臭く」なりかねない場所でも、本当に見事な切り取り方をされるので、どことなく京都らしさを残しつつ「京都」にとらわれない洗練された写真はとても魅力的。残りわずかの日程ですが、お薦めの写真展です。
エイエムエスの場所はこちらから
開催は10時から18時まで。最終日のみ少し早く終了しますので、詳しくはエイエムエスにお問合わせ下さい!駐車場も完備です。

東京おのぼりさん1(10年1月26日)
東京に行ってきたんです。ディズニーシーと浅草見物してきました。

赤い和傘(10年1月19日)
東寺 後七日御修会

1月8日、東寺の後七日御修会の行列です。赤い和傘がずらりと並んで、綺麗でした。並んで歩いているのは、全国から集まったえらーいお坊さん達。8日から14日まで、潅頂院でおまいりされます。14日の結願の日、潅頂院が一般公開。ここが公開されるのは年に一度、この日だけだそうで、中にある国宝の曼荼羅を見ることができます。祭壇や護摩壇もいくつもあるんですが、それについて、そこここに立っているお坊さんに質問しても、「わからない」んですよ。潅頂院の中で行われていることは、おまいりされてる15人のお坊さんしか知らないんだとか。さすが密教。

東寺 後七日御修会
シルエットが、印象的。

今回はアップしてませんが、潅頂院のエリアにある閼伽井の井戸についてもちょっと触れておきますね。ここにかかっている3枚の赤馬の絵馬は、毎年4月の弘法さんの日にかけられます。3頭の赤馬は、東寺の一番偉いお坊さんが描かれるそうですが、その年の運気を占うものでもあるとか。画像が整理できたら、京都写真歳時記の方でもご紹介したいと思います。

お嫁入りの童謡(10年1月17日)
大根をほっそりさせた形の野菜のお漬物が、食卓に出た。
「いつも」は食べないけど、「たまーに」食べるお漬物だ。もちろん、別に珍しくはない。
唇からメロディーがこぼれ出た。

「○○がお嫁に行くときは〜」

○○ってのは、その野菜の名前。その名前が思い出せそうで思い出せない。喉元まで出てきている・・・というのとは違って、あまり馴染みのない単語なんだけど、その歌はしっかり覚えてる。

「○○がお嫁に行く時は〜ほんのり桜色におけしょ(お化粧)して〜」

「桜色」の所はやや字余りで、大急ぎで唄わないと間に合わない。ということまで記憶に残ってて、でも○○が出てこない。
お母さんに聞いてみた。「ほら、この野菜がお嫁に行く童謡、あったやん」「そんなん聞いたことない」

私の脳裏には、白くて細長い大根似の野菜が、花嫁衣裳を着て、角隠しを被り、馬にのってる絵まで浮かんでいるというのに。

ネットで調べた。
あった。

♪「ひのな」(日野菜)がお嫁に行く時は〜♪ほんのり桜色にお化粧して〜♪畑の仲間に送られて〜♪あす〜はあなたの食卓へ〜♪

童謡やなくて、お漬けもんのコマーシャルやった。
ちなみにこれ、メロディーは「ごんべさんの赤ちゃん」やった。それも言われるまで気付かなかった。

掲載歴をちょっと更新しました。(10年1月13日)

不思議不動院の鏡開き(10年1月11日)
1月6日に不思議不動院の鏡開きに行ってきました。
不思議不動院は、12月の南瓜供養で有名です。金閣寺のうらっかわに位置し、坂道をぐーんと登ったところにあります。狸谷不動院といい、修験道系のお不動さんは、「楽しては行けない」ってことかな。でも私は楽して車で行ってしまいました。

不思議不動院 鏡開き

っていうのも、朝寝坊したあげく、他の用事もあったりで、車で行ってもギリギリ。ちょっと遅刻してしまいました。着いた時には、堂内ですでに護摩供が始まってました。護摩供の後には、信者さん達のお加持が始まります。私もご挨拶した後に、お加持をして頂いたんですが、こちらのお加持は「心がこもっていて」「効きそう〜」な感じです。(こんな言い方すると不謹慎かもしれませんが)

不思議不動院 鏡開き 不思議不動院 鏡開き

境内で、お正月にお供えしていたお餅を頂けます。


大晦日以来、ずっと行事続きで、「新年の決意」とか全然してなかったんですが、お加持の間、背中で唱えてもらっていることを聞いていると、「あ、それそれ。それ、お願いしたかったんだ!」って驚くことばかり。お加持の後、「どうしてわかるんですか?自分でも思いつかなかったお願いなのに、的を得ていてびっくりしました。」とお聞きすると、「霊感とか特殊能力はない」けれど、「お不動さんの前で、その人のことを真剣に考えると、自然と言葉が出てくる」んだそうです。今日、ここに来てよかったなと、しみじみ思いました。

不思議不動院 鏡開き
お接待では、あったかい粕汁とお漬物バイキングを頂きました。

NHK 追跡A to Z(10年1月10日)
今日のテーマが気になって見てみた。えーっと、子猫が消える・・・みたいなタイトル。ネットで子猫を譲り受け、虐待したり、捨てたりする人がいるって話。それから、捨てられた犬は、子犬なら次の飼い主が見つかるんだけど、成犬だと貰い手がなく、殺処分されてしまう可能性が高いという話。

ドイツでは、犬を売る方も、飼う方も、日本より規制が厳しく、ペットショップでは安易に買えなくて、子犬自体も、社会性を身につけるため、生後8週間は母犬の元で育てる義務があるようだ。
日本では幼い子犬ほど売れるため、生後早々にペットショップで展示されるので、社会性のない犬、つまり噛んだり吠えたりワガママな犬に成長しやすいんだとか。ドイツでは国民の意識の違いもあって、成犬でも貰い手が見つかるらしい。殺処分もゼロらしい。

テレビで、悪質なペット業者や、ネコを貰ってはブログに載せてしばらくしたら捨てるという行為を繰り返していた男性を見て、こういうことが見過ごされてしまいかねない国になってることに、日本国民として恥ずかしかった。
政治や経済が大変な時に、ペットの法律まで変えるのは大変だろうし、子犬猫を店頭で展示販売禁止となるとペットショップの猛反対もあるだろうけど、せめて法律でのペット=器物としての扱いや、虐待されてる動物がいたらすぐに通報→再犯を防止できるほどの罰則を作るとか、きちんと変えていってほしい。

私ももし次に犬かネコを飼うなら、ペットショップで赤ん坊を選ぶより、殺処分されかけている成犬か成猫を飼おうと思った。そしたら、少なくとも一匹分の命は救えるもんね。でもその前に、耳鼻科に行って、犬猫アレルギーがないか調べてもらおう。私、昨日あたりから、何かに反応して、けっこうクシャミ鼻水鼻づまりが始まってます。

忙しかった1月5日(10年1月9日)
「初〜」系行事で忙しかった1月5日。朝は六角堂で池坊(華道)の初生け式、10時からは北野天満宮で「はじき始め」、その後、五花街のひとつ、宮川町で新年の挨拶まわり、最後は上賀茂神社で新年 竟宴祭(キョウエン祭)と駆け回った。

池坊 初生け式

池坊 初生け式 六角堂 初生け式

北野天満宮では「そろばん」の「はじき始め」が行われました。

北野天満宮 はじき始め

そろばんを習っている小さい子達が大勢集まり、まずは銀幕にパッパッと現れる数字を瞬時に暗算する「フラッシュそろばん」。日本一計算の速いそろばんの名人がデモストレーションでフラッシュ計算を披露するんだけど、これがまあすごい。計算の苦手な私は、画面に浮かぶ数字を読み取ることすらできない。脳みその種類が違うみたい。名人はもちろんすごいが、漢字もまだ習ってないようなちびっ子が、ちょっとした計算ならできちゃうのが、また不思議。

デモストレーションが終わると、ちびっ子達は順番に、世界一(?)長いそろばんの前に座り、読み声に合わせてそろばんをはじく。そろばんって、すごい文化だと思った。今、世界の中でも日本の子供の学力が云々っていわれてるけど、そろばんって日本人の優秀化にいいんじゃないかなあ。

世界一長いそろばん はじき始め 北野天満宮 はじき始め

五花街のひとつ、きれいな舞妓さんが多いといわれている宮川町の新年の挨拶まわりへ。 夏のご挨拶の八朔では宮川町の芸舞妓さんは黒紋付を着ないので、今日は貴重な機会です。

宮川町 新年挨拶まわり

おうち日記に掲載した行事を、京都写真歳時記にアップしました。
→ 六角堂で行われた 池坊 初生け式そろばんのはじき始め(北野天満宮)宮川町の新年の挨拶まわり建仁寺両足院毘沙門天堂で会った獅子舞の衣装の柴ワンコ 下鴨神社の蹴鞠始め

虎とお獅子(10年1月7日)
そろそろお正月モードから日常モードに戻らないといけないんですが、京都はまだまだ新年行事続きです。新年気分がちょっとでも残ってるうちに、お正月に会った可愛いお獅子ワンコのご紹介。

毘沙門天堂 寅と獅子

干支の寅ゆかりの建仁寺塔頭の両足院にある毘沙門天堂。寅の市でも賑わうところです。ここに立ち寄った時、出会ったのがお獅子の被りものをしたワンコ「さくらちゃん」。胴体部分も獅子舞と同じ風呂敷柄です。すごくええ感じですね。

毘沙門天堂 寅と獅子

蹴鞠始め 〜 下鴨神社(10年1月4日)
1月4日は下鴨神社で蹴鞠始めが行われる日です。

蹴鞠始め 下鴨神社 蹴鞠始め 下鴨神社 蹴鞠始め 下鴨神社

京都の行事のなかで、蹴鞠奉納って案外多いんです。2月11日には上賀茂神社で奉納されますし、白峯神社でも年に何回か奉納されます。でも、1月4日の下鴨神社の蹴鞠始めは、なんとなく特別な感じがします。
蹴鞠奉納はもう何十回と見てるんですが、左写真の赤い衣装の方が、たぶん一番(か二番目に)上手。だから狙い撮りです。

蹴鞠始め 下鴨神社

今年は望遠レンズで「まり」を狙ってみましたが、全体像はこんな感じです。時々、「まり」が観客の群れの中に飛び込んだり、屋根の上に乗っかったりのサプライズも(笑)

かるた始め式(10年1月3日)

かるた始め式 八坂神社

八坂神社でかるた始め式が行われました。

かるた始め式 八坂神社 かるた始め式 八坂神社

かるた始め式は、今までにも2回見に来ているので、今日は撮らないで別の行事へ移動するつもりだったんですが、遠方から遊びに来ている友人の「姫」と待ち合わせがてら現地に行ったら、運よく、とてもいい場所を確保できたので、そのまま撮影することにして、今年は望遠系レンズで、かるた姫の手を狙ってみました。
今までの京都写真歳時記のかるた始め式は こちら です。

かるた始め式 八坂神社

12年に一度の鳴虎公開(10年1月2日)

報恩寺 鳴虎

上京区の報恩寺で、寅年の元旦三が日限定、つまり12年に一度、3日間だけ一般公開される「鳴虎」の掛け軸。限定モノに弱い私。もちろん行って来ました!
豊臣秀吉がこの掛け軸をじっくりと鑑賞しようとお寺から借りて聚楽第に持ち帰ったところ、夜、虎の鳴き声が聞こえ、一晩中眠れなかったことから「鳴虎」と呼ばれています。(掛け軸をお寺に返したところ、鳴き声はやんだそうです。)
近づいて見ると、虎の毛が一本一本描かれていて、虎の毛並みのザワザワ感までわかります。また、右から眺めるとスリムな虎に、左から眺めると筋骨隆々とした虎に見えるのが不思議。

報恩寺 鳴虎 報恩寺 鳴虎

拝観は明日1月3日まで。午前9時〜午後4時で有料 500円。残念ながら写真撮影は禁止です。
※今回は特別にご許可を頂いて撮影、HPに掲載させて頂きました。
お問い合わせは報恩寺 075(414)1550 まで。市バスなら堀川上立売から徒歩2分。地下鉄今出川駅からは徒歩10分

報恩寺 12年に一度の公開 報恩寺 寅年 報恩寺 寅年正月

鳴虎の他にも公開されている寺宝の掛け軸の中に描かれている「日本人が描いた虎」と「鳴虎」を比べてみるのもおもしろいですよ。
「鳴虎」は虎の生息する中国伝来のものなので、虎がリアルに描かれていますが、当時日本には虎がいなかったため、日本の画家は想像で虎を描いてました。で、ネコっぽかったり猿っぽかったりと、なかなかユニークな虎が登場してます。
報恩寺にはもうひとつ、悲話が伝えられる「撞かずの鐘」があります。今は大晦日・除夜の鐘でだけ撞かれる鐘です。機会があれば、除夜の「撞かずの鐘」も掲載させて頂きたいと思います。

あけましておめでとうございます(2010年1月1日)

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