Ms.の京都
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そのうち画像をアップします。

【島原界隈】
島原は新撰組の壬生屯所からは1キロほどの距離にあるので、新撰組にまつわる話も多い。芹沢鴨が粛清された晩、近藤らが鴨を酔わす為に仕組んだ宴会場は角屋だった。テレビでも小説でも芹沢鴨が酔いつぶれた座敷から駕籠で屯所に戻り、寝込みを襲われ暗殺されるシーンはドラマチックに描かれている。
まさに鴨が座っていただろう上座の席で、観光客が記念撮影をする。新撰組が京都で活躍したのは、たしかたった3年だったと思うが、今も昔も「誠」文字のお土産は修学旅行生ご用達。新撰組の足跡は、例えそれが酒を飲ませてもらえなかった腹いせの刀傷跡であろうと、おばさまお姉さまを引き寄せる魔力を持つ。

角屋は現存する唯一の揚屋(今でいう料亭)建築で、期間限定で公開されている。鴨の最後の宴会が行われた座敷を含む1階の入場料は通常¥1000、さらに希望者は予約で2階を¥800で見学できる。 
「高〜!」・・・と思うだろうが、美術館博物館嫌いの私でも、なんとか納得できる内容だ。輪違屋も素晴らしかったような気もするが、撮影禁止で監視され、追い立てられるように廻ったのと比べ、角屋の1階はゆっくりと味わえるし、写真も撮れる。2階は撮影禁止で、ちょっと追い立てられ感もあるけど、一見の価値あり!角屋は各部屋の障子の格子デザインが素晴らしく、究極の造形美。障子を見てるだけで うっとりできる。 また部屋中に螺鈿を散りばめた「青貝の間」は異国っぽい不思議な空間だし、御簾の間などは御所にいるような気持ちになる。(御所に住んだことはないけど)

夜は行灯の灯りで幻想的な雰囲気の中、お座敷が繰り広げられた。着飾った太夫は置屋から角屋まで、多くの付き人を連れ、八文字をふみながら練り歩いたという。それだけでもすごいのに、この部屋部屋に新撰組の近藤達はもちろん、西郷隆盛や桂小五郎も訪れたというのは、ほんとにすごくないか?
公開は昼間なので、あまり実感はない。けれど各部屋のガイドさんは言う。

「想像してみて下さい」

一日でその言葉を何度聞いた事か・・・
高いけど、良かったです。予約をしてなくても、見れることがあるので、受付で聞いてみるといいですよ。角屋保存会 075-351-0024

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