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み ち の く 雨 の 鳥 海 山 (夏山) 


今年の夏山はどこにしようか散々悩んだ上に
8月12日から15日まで東北の独立峰鳥海山の登ることにしました。
前日からの天気予報は前線が東北地方に居座っていると悪い予報が続いていました。
前線が動くことに期待をかけて出発しました。
遠出の山行き特に込む時は前もって予約が必要ですし、難しいですね。


大阪から飛行機バス電車と乗り継いで
山麓の駅遊佐に着く雨は降っていないけど風は雨
スーパーで追加の食料買ってタクシーで登山口まで

登山口についたとたん雨がパラパラしだした。
タクシーの運転手さんの話だと昨日の雨は
すごかったらしい。
さあ。出発、ところが入口の掘られた所が
水溜りが出来渡れない。
他の入口探したけどない。
最初から靴ぬらしてしまった。
雨具つけたのぼりは雨と汗でぐちゃぐちゃ
登山道は沢のようよけて端の方を通るけど
しまいにめんどくさくなってびしゃびしゃになっても
平気になってくる。
樹林帯の中を歩いて沢の音が聞こえてくると
渡度に着きました。
きれいな沢です。雨が降ってもにごっていません。
顔を洗って水を飲むとおいしい。
ほっと一息です。
雨も少し小ぶりになりました。
きれいな沢です。
透きとおっています。
晴れていたらもっときれいなブルーだと思います。
ここからは雨が激しくなり写真どころでなくなりました。
雨がぶなの木を伝わってざーざー流れ落ちます。
とにかく5合目万助小屋目指して歩くのみでした。
万助小屋の手前の沢がごうごう流れていきます。
渡りにくかったけど、
思い切ってざぶざぶ入りながら渡りました。
渡りきってすぐの所の小屋がありました。
助かったという気分でした。
小屋はよく整備され掃除も行き届いて素敵な小屋でした。
管理されている方に感謝です。
とにかく着替えて、夕食の用意です。
炊き込みご飯です。
毛布も用意してありほんといい小屋です。
後にも先にも登山者には会いませんでした。
夜中に雨が激しく降っていましたが。
ぐっすりねました。

朝起きて小屋の外にでたら雨はやんでいたけど
ガスの中何も見えずです。
小屋の周りに咲いているハクサンフウロも
みんなうなだれています。
釣鐘にんじんが少し元気かなあ。
朝食を済ませとにかく登ることにしました。
小屋からは急登になります。
がんばって登るけど何も見えない。
しばらくすると雨が降ってくる。
明日の天気予報も雨
残念ながら下りることにする。
くやしい。
考えが一転二転する。
下りながら、やっぱり何も見えなくても
頂上でんしてきた方がよかったんちゃうかなあ。
いやいや途中で引き返すのが遅くなって登山道
渡られへんかたら困るやろう。
これやったら別のコースから登った方が
よかったんちがうやろか。
少し小降りになってくるとしまったこと
したんとちがうかたとか?
帰りは三の滝のほうから下りました。
あきらめてゆっくりまわりを見渡すと
素晴らしいブナの森なんです。
雨が降ったりやんだりなので、
ゆったり下りはじめました。
沢が素晴らしいんです。
尾根どおしを歩いて、
ああここから見えるんだなあと
思いながら歩きました。
一の滝です。
駐車場まで下りました。
そこから遊歩道を歩いて一の滝、二の滝を
見に行きました。
途中の沢が透きとおってきれいなんです。
滝も水が多く迫力ありました。
雨がやんで、ゆっくり見物しました。
山はガスがかかったままでした。
くやしい消化不良の山往きでした。
必ずリベンジしたい山です。

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