今日はカイロ空港からエジプトの一番南のアブシンメル空港まで飛びます。
エジプトはナイル川に沿って街が開かれています。ナイル川沿い以外は砂漠です。
カイロからアスワン経由アブシンメルのコースはエジプト航空の国内線のドル箱だそうです。
日本のように正確な時間で飛ぶということはなく遅れるのは当たり前のようです。
今回は少し遅れただけで飛びました。今日はアブシンメル宮殿見学がメインです。
カイロ空港からアスワン経由で2時間半飛んできます。 飛行場に着く前に見えた神殿の後ろ側とナセル湖です。 ナイル川をせき止めて作ったアスワンハイダムのために 壮大なアプシンメル宮殿がナセル湖に沈む運命でした。 世界中の人々のおかげでこの岩窟宮殿をばらして 持ち上げ再現したものだそうです。「すごい!」 このときの寄付金を募るため「ツタンカーメン」の 黄金のマスクが世界中を歩いたそうです。 日本でも公開されましたね。覚えていらっしゃいますか? 日本が一番たくさんお金出したといわれています。 |
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世界遺産になっているアブシンメル宮殿は岩窟神殿で 表にラムセス二世の巨像が 年代別に四体で〜〜んと並んでいました。 バスから降りて海岸に出たとたんに 目に入ったのがこの写真です。 はじめ違う人が4人並んで座っているのかと思いました。 とにかくでっかい〜〜〜〜〜〜〜〜 |
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観光客も日本人だけでなく、とても多かったです。 左から二番目は崩れたそうで足元のありました。 再現するときに元の戻せたのですが、 そのままにしたそうです。 こんな大きなものを作るには 多くの人の犠牲があったことでしょう。 世の権力者はどこでもとにかく大きなものが好きですね。 自分の威厳を世に知らしめるためのものですね。 |
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この像が一番若いときのもので 一番気に入りました。 ラムセス二世は今回の旅であちこち出てきます。 |
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神殿の中に入ったところです。 カメラはオッケーなんだけどフラッシュがだめなので 写りが悪いです。 柱には神格化された像が4対反対側にも並んでします。 一番奥にプタハ神、アメン神,ラー神、神格化された ラムセス二世の像が安置されています。 年に二回冬至と夏至の日に 入り口から65m奥の祀ってある所に20分間 朝日が当たるそうです。 すごい! |
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像の一つで手を組んでいます。 これはファラオが神様になると手を胸のところで組み 両足そろえてたちます。 人間のときは右足を一歩前に出しています。 左の人と比べてください。 |
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壁には戦闘の様子のレリーフや古代の神様の 様子や神格文字などいっぱい彫ってありました。 ガイドさんが説明してくださいますが、 覚えられるものではないですね。 今回のツアーのガイドさんは日本人で エジプトの方と結婚された素敵な女性でした。 |
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大神殿の横に建てられたハトホル神殿です。 ラムセス二世が最愛の妻ネフェルタリのために 建てたものです。 夫の像と同じ大きさです。 神殿のファザードに飾られているのは エジプト王妃で彼女だけだそうです。 ネフェルタリとは美人の中の美人という意味だそうです。 |
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柱の右の像がハトホル女神です。 かわいいでしょう。古代エジプトの人の感覚が すごくモダンだと思いました。 今回の中で私のお気に入りはこのハトホルちゃんです。 左の絵はトト神かなあとおもいます。 色彩が今でもこんなにきれいのだから 当時はまばゆいばかりだったことでしょう。 すごい!すごい!といいながら見学しました。 飛行機の遅れた時間だけ見学の時間がなくなり 駆け足で見ました。 何事も「インシャ・アッラー」です。 |
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お昼にアプシンメル飛行場から 40分でアスワン飛行場に尽きます。 飛行機で日帰りするようになっています。 アスワン飛行場からアスワンハイダムへ直行です。 青いナセル湖に色が印象的でした。 ナセル大統領の名前ととってつけた名前です。 |
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アスワンハイダムはナイル河口から900km南にあって 世界最大級のダムです。 ナセル湖は九州の二倍の大きさです。 ソ連の協力で建設したものでそれを記念して立てられた モニュメントです。 その後クルーズ船にチェックインして 遅い昼食を食べました |
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これは大きな石切り場です。 赤御影石のきりかけのオベリスクです。 真ん中の部分です。 長さが42m重さが焼く1150トンあるそうです。 3方すでに親石から切っているのに ひびが入ってやめたようです。 でもこんな大きなものどうして運んだんでしょうね。 本当に不思議です。 |
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クルーズ船の乗って眺めたアスワンのナイル川です。 中州の水辺には黒鳥、かも、ペリカンなどの 水鳥がいました。 暖かいナイルは水鳥も多いそうです。 ナイルの夜は更けていきました。 |