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風・花・馬・星モンゴルトレッキングの旅

パート2・7月31日

今日はテレルジキャンプ場からグンジーキャンプ場まで移動します。
朝から車のバッテリーが上がってしまって少しトラブリました。
無事出発するけれど、お天気が良くありません。今にも降りそうな出だしです。
雨のため水かさが増しているので、迂回していくそうです。
ないもない、送電線もない草原をGPS便りに道なき道を行き、川を渡るのはスリルがありました。


時々大粒の雨がフロントガラスを打ちます。
あるのは、草原と空だけです。
ゆれるし、三人シートの真ん中に
座ったので、写真は取れないし、
はしに座ってもだめだと思うけど

方向だけを頼りに走っているようです。
時々ゲルによって道を尋ねます。
「あっち」と方向を指すだけです。
道標というものがまったくありません
二時間でつくと聞いていたのですが、
なかなかつきません。
やっと峠についてトイレ休憩です。
もちろん青空トイレです。

写真はオボーとよばれるもので、
右回りで三回回って
願い事をお祈りします。
もちろん祈ってきました。
サファリーなみの走行で4時間かかって
やっとグンジキャンプにつきました。

スタッフが迎えてくれたところは
ゲルが8棟とシャワー室(サウナ完備)
と100m離れているトイレと東屋が一つあるだけの
静かなキャンプ場でした。
後に見えているところに登ったのが下の写真です。
草だけのようですが、よく見ると花がいっぱい咲いています。
エーデルワイスがいっぱい咲いていました。
はじめは避けて通っていたけど、そのうち・・・・・でした。
ついたら後は何をしてもいいのですが、しばらく草原(丘になっています)
を散歩し何もないことを確かめました。車の音も何もしません。
左の写真よく見たら右の木のところにある点が人です。
今日からここで3泊します。
お昼からゲルの解体作業を見学しました。左からはじめます。
釘などは何も使っていません。周りをとめている紐をはずします。周りの布をはずします。
同じようにしてまわりのフェルトをはずします。天井のフェルトも同じようにはずします。
支えている棒ははめ込んであるだけです。支柱から一本一本はずしていきます。
横のわくは蛇腹になっていて4枚になります。ドアは最後にはずします。
牛車に要領よく積み込んでいきます。
今はほとんど車で移動するそうです。
解体したゲルの上に座る場所を作ってもらって
みんなで乗って牛に引かれてお散歩しました。
今日の予定はこれでおしまいです。

この後雨がざんざんぶりで煙突の穴から
雨漏りがして、部屋がビシャビシャになりました。
どうなることかと思いましたが、何とかなるものです。
シャワーのお湯は茶色でした。
川の水を汲んでいるそうです。

夜は満天の星が迎えてくれました。

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