肩関節の痛みは四十肩・五十肩と表現されています。
実際には、肩関節腔内にある腱板という靭帯が炎症を起こしたり、石灰沈着したりすることで非常に強い痛みが出現するものです。
急性期(発症1ヶ月頃まで)は安静が必要ですがそれ以後は積極的に動かしていったほうがよいと言われています。関節の可動域が狭くなってしまうからです。
”でも痛くて動かせない” というのが現実です。
このような症状が出たときは、整形外科にてリハビリをしたりシップを貼ったりして症状を緩和させます。
もしそれでも改善傾向のない場合は、ペインクリニックで肩甲上神経ブロック治療や肩関節腔内注射というものを行ないます。
比較的早い時期に、神経ブロック治療を行なうと改善が早い場合があります。
治療に痛みは伴いますが、早期改善のためには必要な痛みです。
なかなか改善しない場合は、ペインクリニックにご相談ください。