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頭痛
片頭痛 緊張型頭痛 群発頭痛
 頭痛にはいくつか種類があります。それぞれの対処法がことなる場合が多いので注意が必要です。
片頭痛
 頭の中の血管が拡張することによって、血管のまわりの神経が刺激されておこる頭痛です。特に女性に多い頭痛で、痛みが頭の片側だけに起こる場合が多いといわれています。
症状としてはこめかみから目のあたりに痛みがおきます。 痛みの特徴としては、脈打つような痛みで、ひどくなると日常生活を妨げられるほどにもなります。吐き気や嘔吐を伴い、光や音にとても敏感な状態になります。頭痛が出現する前に視野が狭くなったりする前兆が現れたりすることもあります。
 ペインクリニックでの治療は星状神経節ブロックを行います。典型的な片頭痛の場合は非常に効果があります。
緊張型頭痛
 首の後ろや肩の筋肉が緊張し肩こりがひどくなってくると頭の後ろ側から痛みが出てくる頭痛です。あまり男女差はなくパソコンなど同じ姿勢で長時間仕事をしたり非常に強いストレスが加わったりすると出現する頭痛です。頭痛の原因としてはもっとも多く全体の7割ぐらいは占めていると考えられます。
これは頚椎の第2・第3頚神経という後頭部や後頚部の痛みを感じる神経が刺激を受けてしまうことで起こります。この神経は三叉神経と関連があり、ひどくなると目の奥が痛くなったりもします。
 ペインクリニックでの治療としては星状神経節ブロックや深部頚神経ブロック、後頭神経ブロック、天柱ブロックなどの治療をします。特に第2・第3頚神経の深部頚神経ブロックは効果がでます。


顔面頭部の神経支配


緊張型頭痛
 群発頭痛は頭の片方が痛みます。しかし、片頭痛とは違います。
男性に多く見られ、頭痛発作が一度起きると、連日のように群発するのが特徴です。痛みは、片方の眼から眼の回りをえぐられるような痛みで、じっとしていられないほどの痛みです。ほかの頭痛と違うのは睡眠中に起こりやすく、痛みで眼を覚ますことがあるところです。嘔吐や吐き気が出ることはあまりないようです。
群発頭痛は血管の拡張により起こるといわれており、酸素などを吸入すると症状が軽快することがあります。テストとしても酸素吸入することがあります。
治療は星状神経節ブロックを行いますが、他の頭痛と違い内服治療をメインに行っています。
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