眩暈と一言で言っても原因は非常に多彩で原因不明のものも少なくありません。
眩暈を伴う疾患はたくさんあります。耳(内耳)が原因のもの、貧血が原因のもの、脳に障害があって起こるもの、自律神経の不安定が原因で眩暈が起こるものさまざまです。そのためにいろいろ検査をしても原因のはっきりしない場合、頚椎の関節を疑ってみる必要があります。頚椎のレントゲン写真をとって何も原因となるような変化がなくてもこの部分が原因となり眩暈が出現することがあります。これは後頭環椎関節、第2・3頚椎椎間関節というところに原因があって眩暈が出現します。
治療として後頭環椎関節ブロック、頚椎椎間関節ブロックという方法で関節内にお薬を注入し関節の痛みをとってあげると眩暈が改善します。
後頭環椎関節
第2・3頚椎椎間関節