ある事象に関する一考察2002年8月

●狂気２（2002.8.5）

解ってます。
全部暑さが悪いんです。
前回、どーしようもなくツマランものを、解っててＵＰしちゃうのが狂気。
暑さ故の狂気です。
今、冷静になってみると恐ろしいものがありますな。
しかし最近は「狂気」が多いです。
例えば、ウクライナの航空ショーの墜落事故。
松島航空祭の前日というタイムリーさもあって、ＴＶで大々的に放映されてました。
なんでも整備が行き届いてなかったとかパイロットがヘタレとか・・・。
あいもかわらずＴＶはやくたいもないこと流してお
りますが、あれはね、パイロットと管制官の「狂気」故の事故ですよ。
だいたい航空祭やエア・ショーっつーもんは、一般開放とはいいつつも立ち入り禁止エリアは存在します。
滑走路やら誘導路やら。で、立ち入り禁止エリアでメインのデモ・フライトをするのが普通。
それがあんた、ＴＶの映像見ると誘導路に観客がいるじゃないですか。
ま、ここは見逃してもいいかもしれません。
でもね、
Su-27の問題のデモ・フライト。
急降下→引き起こし→超低空飛行
これは「狂気」以外の何者でもないです。ふつーギャラリーの真上でやりますか？
　・・・・・・ここまで読んで「何が問題なの？」という方の為に、「では事故がなかったら？」を想定してみましょう。

Su-27　急降下
Su-27　引き起こし。
ＴＶで見る限り、高度100m以下の観客の真上で機体を水平飛行に持っていこうとしたらしい。
暖降下ならともかく、急降下ですから、スピードを殺す為に機首を一杯に上げる。
つまり胴体を巨大なエア・ブレーキ代わりにする。すると当然失速する＆失った速度の回復の為にアフター・バーナー点火。
くどいようだが、高度100m以下、観客真上。

観客全員の鼓膜破れる

一体何がしたかったのかとパイロットを小一時間（略）
なんでそんなデモに許可出したのかと管制官を小一時間（略）

これを報道したＴＶも狂気でしたがそれはまた今度。

●真実（2002.8.9）

暑いったら暑い。
もう最初から切れてます。
そんな訳で今回はマスコミの狂気について。

その１。
で、Su-27の墜落事故の後、ＴＶのニュースがまたバカでしたな。
構成としては
事故概要→現在の状況→航空ショーの危険性っつー流れでしたが、もうね、バカかと、アフォかと。
だって
「毎年行なわれる航空ショー、何故事故はおこるのだろうか？」
といって流れる映像が1980年代（だったかな？）のヨーロッパの航空ショーでの事故。
素直にいえよ、Ｔ○Ｃ。これ以降航空ショーで、観客を巻き込んだ事故はほとんどないって。
つまり、事故件数から言えば民間航空の方がよっぽど落ちてるわけで。
だいたいだな、アクロバットとデモ・フライトぐらい区別しろ、ボケナス。
特に航空ショーで「ブルーインパルスはんたーい」と叫ぶアホ。
ロック岩崎氏のアクロの方がよっぽど危険じゃ。
つーか、ああいう航空力学を無視したような飛び方がアクロだって。

その２
どっかの託児所で１歳ぐらいの子供が無くなったそーな。
なんでもベッドの上に、子供が立って落ちないように蓋をして、少し隙間を空けてたら、そこに首が挟まったという。
はっきり言って「不幸な事故」だよな。
ところが。
その託児所、２０年ほど営業しており、地域の信頼も厚い、真面目な託児所であったようである。
取材でもいかなる悪評もでなかった。
ＴＶ局としては、これは都合が悪いらしい。結局子供にインタビューする事にしたらしい。

　　子供　　　　　　「んーとねー、悪い事すると、押入れに入れられるのー」
　　ナレーター　　「これら『押入れに入れる』行為と今回の事故に因果関係があるかどうか・・・・・」

悪い事したら、おしおきして普通だろーがタコ。
だいたいなんじゃ、そのふぬけたインタビューは。せめてどのくらい入れられたか聞けや。
５分か？１時間か？でなけりゃ判断できん。
つーか「虐待」があって欲しかったんだろ、Ｔ○Ｃ。

その３
２ちゃんねる「ペット大嫌い板（現在は「苦手板」）」で、ネコ虐待を実況中継した２７歳無職の人でなし、
松原潤が逮捕されましたな。いやめでたい。逮捕なんで実名だ。
で、各マスコミの報道は・・・

「インターネットの人気掲示板に、ネコの虐待画像を掲載した・・・・・・」
あのな、画像はないって。どっかのアップローダーにアップされてたんじゃ。
いつから２ちゃんはアップローダーになったん？

マスコミのみなさん、あなた達、ネットの世界では
笑いものにされてるってご存知ですか？

●ホラー（2002.8.12）

男は「獲物」を台の上に上げた。
男の手には、大きな、血で染まり、脂が付着した出刃包丁が握られていた。
鮮やかな鮮血の赤に脂の生臭さ。小さな部屋にこもる異臭。アウシュビッツもここまで酷くはなかったろう。
男は「獲物」の首に包丁を立てる。全く無駄のない無機質な動きが、
かえって異常性を高めていたことに「獲物」は気付いていただろうか。いや、そんな感情を持つ隙さえ無かった。
「獲物」は必死で首を振る。

止めてくれ　　止めてくれ　　止めてくれ　　お願いだから、

止めてくれ。

あんな姿には、

―――――　視界の片隅に、

なりたくないんだ！

―――――　重なる首の無い、死体、死体、死体。傍らには山となった首。そして、内臓。

いや・・・・・・だ・・・・・
獲物の意識はそこで途切れた。それが、人生最後の意識だった。

ぶちっ・・ぶちっ・・・・・・ぶち。

男は、機械のように首を落とした。「獲物」の体がひくひくと動く。
首はそのまま放り投げる。
首には全く興味が無い様子だった。
すぐに包丁を腹に突き刺し、一気に開く。
内臓の臭気が立ち上がってきた。
部屋の異臭はこれが原因だった。
男もこれは苦手なのか、わずかに顔をしかめる。
この行為が、この異常な小部屋で進行する、異常な惨殺劇―――いや、解体といっても差し支えないだろう―――で垣間見えた、男の唯一の人間らしい表情だった。
男はすぐに内臓をとりだす。それも素手で。
心臓を、胃を、肝臓を、腸を。
内臓を取りさられた「獲物」の体は、もはや「物体」であった。有機物から無機物へ。
ここで男は笑みを浮かべた。唇をわずかに歪ませて。
「いい・・・・いい体だ」
男は満足、「獲物」の体に夢中になっていた。いや、なりすぎていた。
だから、小部屋に女が入ってきた事に全く気付かなかった。
女は、恐る恐る、といった呈で、男の背後に近づく。そしてつぶやく。
「・・・・・・何を、一体何をしているの」
男は慌てて振り向いた。
女の視界に入る「獲物」の、内臓を取り払われた死体。
肋骨に腸がまだ少し付いていたところまで、はっきり見えた。
女は、その場にしゃがみこみながら、叫んだ。

「嫌あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁー！！」

さばいた魚を見てグダグダ騒ぐな、妹よ。嫁に行けんぞ。

●オフ会報告（2002.8.15）

ここしばらく予定表通りに更新せず、まったくもって申し訳ないです。
　なにせ夏休み中は猛暑の為全く寝れず、昼間はぼ～っとしている毎日でございました。
（ウチにはクーラーなぞありません）
おかげで頭痛が酷く、バファリンが手放せない日々でした。
そんな中、自転車で仙台港まで釣りに行ったりと、夏休みの終わりに体力を使い果たした翌日。
急遽オフ会決定。
おもな面子

山羊様　　たち様　　ミックス様　　その他。

「友人がお盆に帰ってきた飲み会」ともいうな。

とりあえず、私の脳内ではオフ会と呼ぶ事に決定。
しかし今年は１２日に飲んだせいか集まりが悪く、人数的にはちと寂しいオフ会ではあった。
したならば、

たち様　「明日ならもう少し、飲める奴くるから明日も飲み会」

そうですか。明日も飲み会ですか。
明日はお墓参りで６時起きで、仕事始めで、残業決定していて、飲み会ですか。殺す気ですか。

して翌日。
再び飲む、飲む、飲む、飲む、飲む、飲む、飲む。
まるで糖尿患者生産工場。
私はお酒強くないですが、でも、楽しかったです。
頭痛が酷かったことを除けば。
あーっ！いらいらする。
こうなったら、バファリン様の出番でございます。
バファリン２錠、バランタインのロックで流し込み♪

いや、ほんとに効くな、
あっという間に具合悪りぃ
つーか吐きそう。

なんとか我慢してお家にたどり着きました。
管理人が週の初めで体力を使い切ったので、今週はまともに更新できるか微妙です。

あ、そうそう。
お家に帰ったら、ちょっとだけ吐いたの。
最後に食べたのは「ヨーグルトアイスのブルーベリーソース」
あのね、ゲ○がね、
ほんのりいい香りでした。

これから飲んだ後にはブルーベリーを食べよう

●大人の対応（2002.8.22）

ＥＱ
ＰＳＯ
ＵＯ
ＧＮＯ
ＦＦ１１

これらが一体何の名前かお解りか？
そう、すべてネットゲームのタイトルである。
ネットゲームといっても、ネットで対戦ができますよ、というレベルのゲームではなく、
数百人ものゲーマーが同時に接続して遊べるゲームである。
さて、以前私は「毎晩がフリーズ祭りなのでネットゲ－ムはできん」と書いたが、
現在はワイヤレスからワイヤードに移行したおかげで安定しており、
めでたくもネットゲームデビューと相成ったわけである。
なに？ゲーム名？それは「Ｎａｖｙ　Ｆｅｉｌｄ」という海戦ゲームであった。
軍艦に乗り込み、大砲ガンガン魚雷をドンドンぶっ放すゲームである。
軍ヲタならば、一度はあこがれる大艦巨砲の世界。
そして対戦。それも最大１２０人。
対戦相手に悩んだ元ボードゲーマーとしては、是非ともプレイしたいゲームである。
とどめに「オープンβの為無料」
そうか、ゲーム会社が私に頭を下げて、「遊んでくれ」とお願いしているわけだな。
ならば遊んでやろう。
いや、やらせろ。

さてさて、ここで今までの私の脳内のネットゲームに関する知識。

１、面白い
２、はまる
３、癖になる
４、中毒になる
５、廃人になる

以上の様なものであった。
して、私が実際にプレイしてみた感想であるが、
まあ、確かに楽しい。中毒になるのも判る。
お馬鹿なＣＰＵと対戦するのと違って、人間相手であるからミスもするし、パターンも違う。
特に相手がミスをするというのが実に素晴らしいのだ。
相手を追い込み、ミスを誘い、隙を突いて相手を倒す。
私は思った。
バカスカ撃ちまくってる厨房はすっこんでろ。これは大人のゲームだ。
いや、ネットゲーム自体が大人のゲームなのだ。
ましてや時間の管理ができず中毒になってしまうプレイヤー、まず自己管理を身に付けたまえ。
「家に帰ったらログインしてプレイ」ではなく、雑用を片し、一服してから、余裕をもってプレイしたいものである。
これが大人の対応というものだ。
例えばＨＰ管理者ならば、まず自分のＨＰを更新する余裕が欲しいものだ。
今の私のように。
そう、余裕である。

だから、俺が更新してる間にさっさと　サーバー復活させろ。いつまでダウンさせてるつもりだこのヴォケ。さっぱり遊べねぇじゃねぇか。

●天上天下唯我独尊（2002.8.26）

もう何回も何回も何回も何回も言ってますけどね、私の以前のお仕事は警備員（主に交通誘導ね）。
で、今は工場で契約社員として働く事務の人。
この２つの仕事は全く性格が違います。

警備員の場合。
基本的に自分で考え自分で動く人が求められます。
そりゃね、一応顧客の命令を細かく聞いてから動く事になってますけどね、現場でそんなことしてみなさい。
「帰れ」でお終いですから。
基本命令を聞いてから、あとは自己判断で動く。これが基本。
つーか、そうでないと生き残れません。マジで。
実力主義の現場判断オッケーな職場です。

工場の場合。
同じモノを大量生産するわけですから、全てにマニュアルが存在し、規則にそって動かなくてはいけません。
いかなる場合もです。
こういう思想で動いてるから、例え事務仕事でも変わりありません。
自己判断は許されないのです。
でまあ、警備員のほうが長かった、つーか今でも時々してるから、なかなか慣れません。
しかも、上司は規則やマニュアルが大好きな方。
一方の私は

そりゃ自己判断・現場主義の独走態勢ぶっちぎり大好き人間でして、
なんか仕事選び間違ったみたい・・・・・・。

●吸血鬼（2002.8.29）

本来は別のネタだったのだが、めんどいので吸血鬼ネタに決定。
つーても「屍鬼」だがな。
小野不由美　著「屍鬼」（文庫版では全５巻）
という作品がある。
図書室でも取り上げたが、ぶっちゃけた話「吸血鬼」のお話であった。
つまり１匹の吸血鬼が村をのっとって、襲いまくるのであるが・・・・・・・・
こいつら弱すぎ。
だってなあ、復活する確率は高くないわ、力持ちじゃないわ、残忍じゃないわ、なんか吸血鬼として失格。
ただ夜目が効いて、簡単に死なないだけの存在であった。
なにしろ最後の巻では村人（つまり素人）に簡単に狩られちゃうのである。
やはり吸血鬼というのはだな、強くなければいかん。
「吸血鬼との近接戦闘は死を意味する」ぐらい強くなければいかん。
また、対抗する村人の戦い方の情けない限りであった。
いくら武器がないといっても、杭やナタでは昼しか狩れんではないか。やはり銃が必要である。
銃さえあれば、夜でも吸血に対抗できる。幸い山奥の村なので、１，２丁ぐらいは猟銃があるだろう。
それを使えばよいのである。
む、ここまで書くと
「銃なんぞ撃ったってムダだ。吸血鬼は銃なんかじゃ死なん」
とお約束のツッコミが入りそうだが、諸君、お忘れか？
登場人物の一人、静信の家はお寺である。
そう、仏像鎔溶かして作った１３ミリ爆裂鉄鋼弾を用いればよい。

今回はヘルシング読んでないとわからんぞ～。