「ある事象に関する一考察」2002年9月
●寝不足(2002.9.2)
みなさまこんにちは。
相も変わらずネトゲにはまってるulyssesです。
おかげさまで慢性寝不足状態でして、寝不足がいかに良くないかを体感している最中でございます。
つまらない事象ではございますが、みなさまの何らかのお役に立つのではと思い、
「寝不足がいかに良くないか」を例を上げてご報告したいと思います。あくまで例です。
1、朝が最悪。
毎朝の寝起きは最悪な気分です。精神的に良くないです。
2、肌が荒れる。
それはもう。
3、大事な書類の簡単な計算を間違える。
電卓使って計算したのに、合計が1,000以上違ってた・・・。
4、仕事で使ってる「マスター・データベース」をぶっ壊す。
・・・・・・悪いのは簡単に壊れるソフトだと思います。
5、ハードディスクに貯め込んだエロ画像を間違って全て消去。
・・・・・・・・お遍路にいってきます。(ToT)
●ISO(2002.9.9)
今や企業のバロメーターとなっているISO。
取得する事がステイタス化しているISO。
当然うちの工場もISO9000シリーズ、14000シリーズも取得しております。
で、その前に「ISO」とはなんぞや?という方の為に・・・・。
ISOとは「国際標準化機構」(Internetional Organization
For Standardization)の略で、この機関が定めた規格です。JISが部品の規格であるように、ISOはシステムに関する規格だと思えばよいでしょう。つまり、「こういう寸法の部品を作る」規格ではなく、「継続的に生産する能力、組織」に対する規格です。
してこのISO、取得したからといってそれで終わりではありません。継続的に監査があります。
部品の寸法ならば測ってお終いですが、システムに関する監査とはどのようなものか?
それは「書類」
とにかく「書類」
ひたすら「書類」
「書類」「書類」「書類」「書類」「書類」「書類」「書類」「書類」「書類」「書類」「書類」「書類」
たとえ現場が真面目でも、書類がないとダメなのです。
そしてISOの監査は厳しい為、ちょっとした不具合でも認定取り消しになる可能性があります。
その為、企業はいかなる事でも文書化して保存するようになります。
ええ、いかなる事でもです。
普段の業務が出来なくても。
本末転倒って言わないか?
ついでに言うとね、
ISO14000シリーズは環境に関する規格。
無論、これも「書類」が必要。
膨大な書類が必要。
紙がもったいねぇ・・・・・。
ちなみに、このISOを取得するには
「一般的な期間としては8ヶ月〜12ヶ月程度。費用は社員数や標準類の完成度により変わりますが、審査機関に約200万円、コンサル会社に約300万円かかります。そして取得後は6ヶ月毎に審査機関による定期審査が行なわれます。費用は約40万円程度です。」
だって。
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ひょっとしてぼったくり?
ps 追記(2002.9.10 PM 9:10)
山羊様より、ISOは部品の規格でもあるそうで、「ISOネジ」なるものもあるそうです。
情報提供感謝です。
●数値(2002.9.12)
事務仕事で数値を入力する仕事をしていると、必ずやってしまうのが
「数値が合わない」というやつ。良くある話ですね。大概は計算ミスや入力ミスが原因です。
ちょっとレベルがあがるとこんなミスも出てきます。
「どっからこの数値がでてきた?」
この数値が、他のデータと似ていると厄介です。果たして、
入力でミスったのか?
求め方でミスったのか?
そもそもこの数値は何なのか?
自分の仕事であれば必死に追及しますが、今回は私の仕事ではないもんで、結構気楽でした。
だって上司の言った通りにデータ出しただけだもの。
で、上司はシステムに精通し、数値はきっちり求め、おかしなことが出ると、原因を追求するお方。
結局私は書類と格闘して、出てきた数値がどの数値なのか、調べるはめになりました。
Aの集計の数値なのか?
Bのある項目だけの数値なのか?
複数の項目の数値が混ざってるのか?
もう一度言いますが、上司はシステム(早い話、Accessです)に精通しているお方。
ですから、
テーブル構造を解析した方が早いんじゃなかろうか?という疑問は持ってはいけないんだろうなぁ・・・。
●優雅なゲーム(2002.9.16)
まぁ、なんだな。流石に2〜3週間近くネトゲばかりしていると、さすがに飽きるな。
途中「これではイカン」と「ゲームは一日一時間」などと修行僧のような戒律も立ててみたが、
やっぱり無理だった。
そんな訳で、何かにハマって困っているという者がいたら、ひたすら続けるように。いずれは飽きる。
もしそれでも飽きなかったらその道を極めて「オビ・ワン」の称号でもつけるがよい。ちなみにヨーダ強すぎ。杖いらないじゃん。
してPCゲームの話だが、PCゲームというものは大きく2つに分けることができる。すなわち日本物と洋物。
この2つに分けると、私感だが、以下のような特徴が出ると思う。
日本物 : グラフィックは綺麗。とにかく綺麗。しかし、システム的にはどうかという物が多い。
また、設定に関しても疑問が多い。
例えば、1ユニットが何を表すかさっぱり判らない大戦略物とか、
戦艦の弾薬庫が誘爆しても沈まない海戦物とか。
さらに細かくいうと、PCゲームのくせして通信や指揮統制が全く反映されてない戦車物など。
洋物 : グラフィックがヘボ。もしくは妙にリアルで恐い。
どっちにしても日本人には受け付けない感覚のグラフィック。
しかし、システム・設定的には異常に細かい。つーか、素人お断りな感じ。
例えば、ゲームというより、シミュレーターというほが早い潜水艦物やフライト・シム物。
こんな感じでどちらも一長一短であると思う。日米共同制作でもやればよかろうと思うむきもあろうが、
そんなことをすれば、延期に延期を重ねた挙句にクソゲーができるのがオチである。
それでは程よいグラフィックとシステムを兼ね備えたゲームはないのか?
いや、ある!
それは
「僕は航空管制官2」
航空管制というじみ〜な仕事をゲームにした素晴らしい逸品。ちなみに「1」はプレステ版もあってプレーした事があるが、
あれはあれで面白かった。だが、「タワー」「グランド」「ディパーチャ−」等がごっちゃになって、パズル的要素が強い作品であった。ましてや、ある機体と交信すると他の機体とは交信できないというわけがわからん設定だったため、不満が残ったものである。
で、今日ヨドバシカメラに行って、出てきたら何故かレシートと共に持っていた「僕は航空管制官2」の場合、「タワー」「グランド」「ディパーチャ−」等がキッチリ分かれている為、複数の機体への指示が可能!美しい羽田空港のグラフィック!
これぞ大人のゲーム。
それでは、コーヒー片手に、優雅な航空管制の世界を楽しむとしよう。
「こちら東京デリバリー、JAL341、関西空港へハヤマ2方式ヨコスカ経由、飛行計画書での出発を許可します。
暫定維持高度24000フィート、トランスポンダは3302にセットして下さい。」
「こちらJAL341、東京デリバリー、関西空港へハヤマ2方式ヨコスカ経由、飛行計画書での出発許可を確認。
暫定維持高度24000フィート、トランスポンダは3302にセットします」
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5分後
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出発承認?い〜からさっさと動け!あん?滑走路?え〜と一番近い4番!でこっちは・・・どこでもいいから降りろ!んで、おまえはとっとと離陸しやがれ。つーか邪魔!はい?22番に着陸??22番でどこよ???・・・ああ、4番滑走路を反対側から使うと22番なのかい。で、さっき4番滑走路に離陸許可出したから・・・・・
羽田空港炎上(してると思う・・・・)
なんか「優雅な航空管制」というよりも「野戦飛行場の航空管制」といった趣もあるが、このゲーム、お勧めである。
合言葉は
あ が
お ち
「さっさと離陸れ、さっさと着陸ろ」
●十五夜(2002.9.19)
今月の21日でしたっけ、十五夜。
月でお餅をついてるウサギを見ながらの月見酒。
風流ですねぇ。
月のウサギの部分は「海」と呼ばれる平坦な土地が暗く見えて、
その形が「ウサギが餅をついてるみたい」に見えるのですが、
この「海」の部分がどのように見えるかは日本でも、いや世界各国バラバラです。
例えば、
●見返りうさぎ(日本)
●大きな鋏の蟹(東ヨーロッパ)
●吠えるライオン(アラビア)
●美人の横顔(南ヨーロッパ)
●「男の横顔」(ドイツ)
なんかロールシャッハテスト見たいですが、
中にはこんな風(http://www.geocities.co.jp/Milano-Killer/3352/Icon/011_203.swf)に見える方も
いらっしゃるようです。
1週間ほどでリンク切るからね。(2002.10.14リンク解除)
●言葉の壁(2002.9.23)
ここ最近ですね、Jリーグの警備によく出ます。
我が仙台をホームとするベガルタ仙台がJ1昇格してしまったため、なかなか大変です。
なにが大変って、そりゃあんた、サポーターですよ。
とにかく気性が荒いこと荒いこと。
ちょっとぶつかっただけでの小競り合いなんて日常茶飯事です。
これに比べたら、ワールドカップは楽だったなぁ。懸念されてたフーリガンは結局こなかったし、
外人さん達もマナーよかったし。私たちが「これは駄目」って言えば、素直にしたがってくれましたもんねぇ。
何故か?
それは、多分「言葉が通じない」ということが原因なのでは、と思っています。
考えてみれば、外人さん達から見ると、
「警察みたいな制服きた奴がやたらと早口(早口に聞こえるらしい)でまくしたてていて、
日本人はみんなサムライの子孫で、ジュ−ドーの達人だから、素直に言うこと聞いとくべぇ」
となるのではないでしょうか?
ところがJリーグは同じ日本人同士。
言葉どころかちょっとしたニュアンスでさえトラブルの原因になってしまいます。
なんとかならんものでしょうか?
まさか、スタジアム内は英語のみ、なんて無理ですしねぇ。
そこで、こんなのはどうでしょうか?地域振興にもなると思うし。
絶対方言で喋る事。標準語不可。
こうすれば、お互いが何をいってるのかさっぱり。
しかも、若い連中は方言を学ばないと応援できない。それでいて英語よりは楽に覚えられる。
文部省様、ぜひ方言教育を。
個人的には津軽弁のサポーターが最強ではないかと・・・・・。
●SW(2002.9.26)
ちょいと前の事だが、スターウォーズ・エピソード2(SWEP2)を見てきた。
意外と楽しめて、いかにもSWでございっ、てな感じであった。
だが、ちょいと気になった事があるので、久々に考察などをしてみたい。
今回登場するクローン兵。後の帝国軍であるが、いきなり500万人もいるらしい。
しかも作中では「時間かかってもええなら、まだまだ作りまっせ〜」と商談を持ちかけられている。
で、まず疑問なのだが、支払いはどうしたのか?
最初は「後払いでええやん」とはぐらかし、いざデス・スターで吹っ飛ばしたのかとも思ったが、
それはそれで問題である。武器と兵を供給してくれたのに、金を払わないのでは銀河帝国の信用問題である。
デス・スターで吹っ飛ばした日には、誰も帝国に武器を売らなくなり、反乱軍や通商連合に加担するだろう。
ところが、EP4・5・6では、反乱軍はとても貧乏で、ドロイド兵すら持てないありさまである。
となれば帝国は真面目に金を払ったと考えた方がよさげだ。
つまり、EP3の時点で銀河帝国は「とても貧乏」だったことになる。
さて、EP3が公開されれば残りはEP7.8.9だが、EP7からは銀河共和国再建の時代である。
ジェダイも復活し、皇帝もシスの暗黒卿もいなくなり、戦乱のない平和な時代のはずであるが・・・・
どうするんだ?最低500万の帰還兵は?
なにしろクローン兵である。彼らに罪はないし、殺すわけにもいかない。
しかも500万は最低限の数字であろう。追加発注もしただろうから、
ひょっとしたら1000万超えるかもしれない。これに反乱軍も加わるのである。
生活支援や年金やら、給料やら。
EP7からは、銀河共和国は「もっと貧乏」だということだ。
この貧乏共和国に通商連合に対抗できる力はなかろう。
国内の経済は連合の商人に乗っ取られてしまうのではあるまいか?
結局、おとなしく皇帝に統治させておけば、そこそこ平穏に暮らせていけたのだが、
共和主義者が「どくさいはんたーい」と反乱したあげく、
帝国をつぶしたおかげで共和国になっても滅亡を待つばかり、という結果になってしまう。
これでは実にツマラン映画になってしまう。
そこで、ルーカスに提案する。
銀河3分割案はどうであろう?名づけて「銀河三分の計」
帝国(の残党)と共和国と通商連合の三分割。
さらに、侵攻ルートを2本に限定するとスリリング。
片方の侵攻ルートには「デス・スターもどき」があるとさらによし。
なぜか帝国の言語が「ドイツ語」風だと日本でのみバカ受けかもしれぬ。
諸君、どうよ?
●おばさんとPC(2002.9.30)
先週、先々週と山形のおばさんにPCの使い方を教えに行く。
PCを買ってもう2年近く、PC教室に通って半年ほど経つはずだが、
普段全くといっていいほど使わないので忘れるらしい。
で、メールの送信やら、のーとん先生をインストールしてあげたり、
サービスでいらないソフトとアイコンを削除しまくって、HDの大掃除もする。
なんやかんやで4時間ほどかかり、おばさんに掃除した旨を告げると、
「あら、いつも見てるマークがない!(ショートカットアイコンの事)」
「メールでしょう?これ」
掃除したから、Outlook Expressの位置が違うのだ。
つーか、下のボタンでいいじゃん。
だが、この後に恐ろしい台詞を聞こうとは・・・・・
「違う。これじゃない」
なんですと?俺、間違って使ってるアプリケーションまで削除したのか?
えらいことである。
「え゛!・・・・なんのソフト?」
「分からない」
「どんな形のアイコンだった?」
「忘れた」
・・・・・・・一体私はどうすればいいのでしょうか?
そして、最後の質問。
「そのアイコンをクリックすると、どうなった?」
「メールを送れた」
・・・・・・・・・冷静にいこう。
「あのね、Outlook Expressのアイコンはココに移したから。画面がすっきりしたでしょ?」
「場所が違う」
「場所がかわっても、機能は同じだから」
「形が違う気がする」
同じだぁぁぁぁ―――!!!!!!!
もうだめぽ。