「ある事象に関する一考察」2002年12月
●祝!(2002.12.1)
ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!
祝え、祝うのじゃ。
この快挙を、祝わなくしてどうする。
この目出たき事柄を、日本国民ならば祝わなければならぬ。
●再インストール(2002.12.10)
ええっと、なんとか無事復活しました。
掲示板にもお知らせにも書きましたが、OS再インストールしてましてね。
ことの発端は、ノートン先生でした。
このノートン先生がですね、
「おめぇ、今までただにしてやったじゃけ、、今年はきっちり金払わな、定義ファイルをアップデートでけんのじゃ。ええか、あと10日やで。10日まったるけぇ、きっちり払わなあかんで」
とおっしゃいまして、私、こう思った訳でございます。
「ばっくれよう」
じつわですね、ノートン先生をアンインストールしてからまたインストールすると、購入したことになって、また無料でウィルス定義をアップデートしてくれるのです。で、ついでにHDもいろんなソフトを入れたり出したりしてるので、ここらでいっちょOSも再インストールするかぁ、と思った次第です。
初心者用PCの解説書には難しそうなOSの再インストールですが、なにしろワイヤレス時代にフリーズ祭りを連発した際、何回か再インストールしたんで、慣れました。
バックアップもとったし、それでは再インストールにGO!
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3時間後。
またエロ画像が消えただの、アドレス帳が真っ白だの、ネットに繋がんないだの、いつものことです。
慣れました(涙)
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3時間後。
なんとかネットに繋がったし、HPのバックアップもあるし、次はこれを・・・・
ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ
ない!ない!!
HP作成ソフトがない!!!
ここで「メモ帳使えばー」とか、「ワードパッド使えばー」と言う方へ。
んなHTMLの知識があったらソフト買わんわ。
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で3時間後。
やっぱり無い。
しゃーない。ソフト屋さんから無料体験版でしのぐか。
無料体験版といえども、機能に制限はない。
ADSLだからさくさくダウンロードして、インストールして、HTML読み込ませて、
はい、背景真っ白♪
よく見たら、「素材は一部使えません」だって。
つーか、ないじゃん。一種類しか。
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翌日。
泣く泣く「ホームページNinja2002」購入。景気回復へのささやかな貢献をする。
さあ、こんどこそ!
はい、背景真っ白♪
なんで?
この時点で戦意喪失。ネトゲに逃避。
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翌週。
ん〜、なんで背景が真っ白なんじゃ〜。
テキストをコピベして、作り直しかなぁ、と2ページばかり作って、疲れる。
暇つぶしに、バックアップで作った「真っ白なHP」のをいじって遊ぶ。
「ここの背景選択で、なんで選択してるのに・・・・・・」
あ゛
背景のリンク先が
以前のファイル名になってる。
もうね、自分がアフォかと、バカかと(略)
さーて、これで復旧作業がさくさく進むぞー。
ほとんど元通りにして、残りは「釣行記」のみ!
もう楽勝ー!オーイェー!ブラボー!
で、釣行記の画像は「My Pictures」ではなくて、画像ソフトのアルバムに入っていたわけだが、
・・・
・・・・・・・
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バックアップとってねぇ。
そんな訳で、今の釣行記はとてもとても楽しい事になってます。
今回の教訓。
けちけちしないで金払え。
●ブッシュ・ド・ノエル(2002.12.16)
まもなくやってくる、12月の、いや、ある意味一年で最大のイベント「クリスマス」
クリスマスといえば、サンタ、ツリー、ケーキ、満室のラブホ、がお約束であるが、
今回はこのなかでケーキについて取り上げてみたい。
クリスマスケーキといえば、今や定番なのが「ブッシュ・ド・ノエル」
この薪を模ったケーキが日本発祥である事は、意外と知られていない。
日本発祥で、しかもヨーロッパまで影響を及ぼしたというのに、知られていないというのは実に残念な事である。
しかも、誕生したのは平安中期であるというから驚きだ。
事の発端は平安時代中期、高校入試の勉強でお世話になる藤原道長が、仏像を求めた事による。
藤原道長といえば、生まれた子供がほとんど女であった事を逆手に、天皇家に嫁がせまくって権威を得た、現代で言うところの「ポン引き親父」である。まあ裏を返せば、安定して女の子ばかり産ませたのであるから、「生産管理のプロ」かもしれぬ。
この藤原道長も人間だったのか、偽善者だったのかは解らぬが、たまには良い事しようと思い立ち、仏像を建立することにした。そこで平安時代屈指の仏師、国中連公麻呂(くになかのむらじきみまろ、?〜774)を呼んで仏像を造らせようと、家来に探させたのだ。そして高給をもって依頼しようとしたのだが、あろうことか2人来てしまったのである。
これには困った。なにしろ写真のある現代とちがって、「我こそは国中連公麻呂である」といえば通じてしまう時代である。つまり、2人の内1人は金目当ての偽者。
そこで道長は試しに仏像を作らせてみた。偽者ならば仏像なぞ作れまいとふんだのである。
ところがあにはからんや、2人とも見事な仏像を作り上げてしまい、困ってしまった。
他にも阿修羅像や仁王像を作らせてみたのだが、これまた2人とも見事な出来栄え。
これではどちらが詐欺師か判別がつかぬ。
そこで道長は一計を案じたのだ。
「2人とも見事な出来栄えである。いっそのこと、2人に任せてみようかとも思うが、聞けば国中連公麻呂の造った仏像には仏が宿り、造った木々には自然が宿るという。そこで、2人に樅の角材を与え、これで切ったばかりの樅の薪を造って見せよ」
これは名案であった。1人は「薪ならそのまんまじゃねぇか」と、角材のまま提出したのであるが、もう1人は見事なまでに自然な、切ったばかりの、樹皮が生き生きと表現された樅の薪を作ったのである。これで偽者が解ったわけだ。
時あたかも12月24日。
これを「仏師殿を選る」といい、以後、仏師は12月になると「樅の薪」の彫刻を作るようになった。
やがて平安も終わり武家の時代に移って行くのだが、この「仏師殿を選る」は脈々と受け継がれ、幕末には幕府についたフランス軍士官によってヨーロッパに伝えられる。ヨーロッパでは樅をツリーに使うので、代わりにケーキにしたのだ。
これが「ブッシュ・ド・ノエル」の起源である。
また見てきた様なホラ吹きやがってと思う向きもあろうが、今回はちゃんとソースがあるので信じるように。
以下、参考文献。
「クリスマス、その発祥と文化」(民明書房 刊)
●吉野家OFF報告in仙台(2002.12.24)
「諸君はわびしいクリスマス・イブを望むか?
さらなるわびしさの拡大を望むか?
よろしい、ならば吉野家だ!。」
――――― ヨーゼフ・ゲッペルス(第3帝国宣伝相)
そんなわけで、初めて「吉野家OFF」に行ってきました。
目的地は吉野家仙台青葉通り店。
残業を終え、バスに乗って、仙台駅前に到着したのが19:40分ごろ。
クリスマスだっつーのに、なんと小雨模様。いや、祝福の雨かもしれぬ。2ちゃんねらーにとっては。
銀行によって、吉野家前に着いたのが19:50。
今年の2ちゃんの日OFF(2002.2.22 22:22開催)には、聖地新宿では2〜300人の人がすでに集まっていたそうです
が、青葉通り店前に行って見ると
誰もいな〜い
なんか拍子抜け。時間間違えたかなぁ・・・。ま、いいや。一人のほうが気楽だもんね。
しかし、この雨なんとかならんかなぁ。
隣の隣のお店で20:00まで雨をしのぎましょ♪
ポケットから煙草を出して、ジッポを取り出して・・・・・ん?地下鉄入り口前で、携帯と腕時計をちらちら見てるのは
明らかに2ちゃんねらー。
もう一度店舗前を覗いて見ると、もう1人腕時計を見てる香具師が。
同志を確認してちょっと落ち着く。よーし後2分。
そして1分30秒前。地下鉄入り口前のが突入!ん?早くない?
あ、オーダーを頼むのが20:00だった。でもやっぱりちょっと早いよなー。
そして30秒前に突入。
うげ、けっこー人が入ってる。しかも、入り口から見て左側の島には職人さん達ご一行様が。
これは2ちゃんねらーじゃないよね。
その職人さん達がいる島の、中央部入り口近くに陣取り、オーダを取りに来るのを待つ。
ん〜、例の大合唱がないな〜、俺が最後かな〜、3人だけかな〜。
そして可愛い女の子の店員さんがお茶を持ってきて、
店員「ご注文はお決まりですか〜?」
私 「大盛りねぎダク玉(ギョク)」
ふっ、殺伐と決めたぜ・・・と思っていたら、
店員「大盛りねぎダク卵1つですねぇ〜・・・・大盛りねぎダク卵一丁〜」
あら、あらら〜?なんか悲しいよ〜。
しかし、俺で最後かな〜と思っていると、私の左の方に座った若いにーちゃんが
「大盛りねぎダクギョク」
来た来たあ。
そこに、このクリスマス・イブの吉野家に、なんとロングヘアの綺麗なお姉さんが登場。
おいおいおい!クリスマス・イブに吉野家来てんじゃねーよっ!女子供はすっこんでろ!
ったくよー、ふざけやがって。
が、この後に恐ろしい言葉を聞こうとは。
お姉さん「大盛りねぎダクギョク」
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キター!!!━━━━(゚∀゚)━━━━ キター!!!
お姉様。大変失礼いたしました。
あなたは吉野家の、いや、2ちゃんねらーにとっての女神でした。
そう、女神様のお言葉をきっかけに次々に乱れ飛ぶ
「大盛りねぎダクギョク」「大盛りねぎダクギョク」「大盛りねぎダクギョク」
「大盛りねぎダクギョク」「大盛りねぎダクギョク」「大盛りねぎダクギョク」
「大盛りねぎダクギョク」「大盛りねぎダクギョク」「大盛りねぎダクギョク」
「大盛りねぎダクギョク」「大盛りねぎダクギョク」「大盛りねぎダクギョク」
もう笑い堪えるので必死。15〜20人はいたね。厨房を見たら、さっきの店員の女の子がぼーぜん。
まるで狼にに囲まれた子羊のよう。(ごめんねー)
そして私の右の方のお客さんが
「大盛りツユダク」
すかさず私と私の左側から
「チッ!」
そしておもむろに、お茶を「ズズーッ」っと。
さて、嵐も収まり、笑いも収まり、初めて大盛りねぎダクを食べてましたけどね、なんかつまらない。
いや、十分殺伐としているんだけどね。なんかスパイスがね。
ん〜、こーゆーときはー、ん〜、、、、、、あれだ。
店員さんを呼びつけて、
「ギョク4つ追加」
さあ、これで「ギョク嵐」がくるか?
・・・・・・と思ったらこねーでやんの。俺はバカか?(うん。バカだ)
しかも卵持ってきた店員、1個渡したら「あの、あと3つ、あと3つは?」とか言いながら、
さっぱり卵渡さないでやがんの。もうね、アフォかとバカかと。さっさと卵よこせ!
さて、まず卵を1個丼に入れて・・・あ、これでもたいしたこと無い感じ。んじゃもう1個。これでちょうど良い感じ。
じゃ残り2個は?
どーしよーどーしよー・・・・・。実はあんまりお腹空いてないんだよね。
ふぅ。
しゃあねぇ、入れっか。
溶いた2個の卵を丼へ。
うわー、
卵の海に
黒いの(肉)と
白いの(ごはん)と
茶色いの(ネギ)が浮かんでるぅ♪
ええ、食べましたよ。
もう意地で啜りましたよ。
おかげさまでこのテキストをタイプしている今(22:20)でもお腹パンパンです。
さあて、喰った喰った。
んじゃ帰っか。そう思った瞬間に、耳に飛び込んできた、あるやり取り。
客 「領収書下さい」
店員 「はい。お名前は?」
客 「殺伐で」
店員 「はい?」
あ、いかん。領収書もらうのが決まりやったね。すっかり忘れとったわ。
ん〜、モナーとか、ムネオとかはありきたりだしなぁ。
ま、これでいいかな?
私 「お勘定」
店員 「はい♪ありがとうございます。大盛りと卵・・・・・・・5つで690円になります♪」
私 「あ、領収書下さい」
店員 「はい。お名前は?」
私 「DQNカンパニーです」
店員 「はい?」
で、貰ってきました。領収書。(携帯で撮ったの。これしかないの。ちっちゃくてスマソ)
いや、実に楽しいクリスマス・イブでした。
仙台にもこんなに2ちゃんねらーがいたとはしりませんでした。
そして、女神様ありがとう。
あなたが「大盛りねぎダクギョク」をかき込む姿はとても神々しかったです。
それでは、最後に感想を一言。
20代最後のイブかと思うと感激もひとしお。
●忘年会とカニと私(2002.12.27)
先週、職場の忘年会がありました。
職場の忘年会というのはだいたい2種類に分かれるかと思います。
1、職場の親しい人達との忘年会
2、職場の上司主導の忘年会
どちらが楽しいか、それは一目瞭然ですね。
で、私が参加したのは「2」、上司主導の忘年会でございました。
そう、それは「顔は笑っていても目は決して笑ってないぞ」の小デブ課長の一言でした。
課長 「忘年会しよ、忘年会。新年は忙しそうだからさ」
即座に目をそむけるもの数名。
そりゃそうだ。あんたと酒を飲むくらいなら、サル相手に晩酌しますよ、あたしゃ。
しかし、職場の無言の空気を「同意」ととった課長ははしゃぎます。
「ん〜、何食べようかなぁ〜、なんか希望はある?」
あー、もう忘年会決定かい。ふん、まあいいさ。私も大人だ。
会費3千円程度の「おつきあい飲み会」ごときで文句はいわん。行きたくないけど。
課長 「ん〜、○○君(←私を指差して)君若いんだからさ、いいところ知らない?」
そうさなぁ・・・・、嫌嫌な飲み会でも、食いもんは好きなもの食べたいしなぁ。
いや、どうせ強制参加なんだから、食べ物ぐらい選びたい。
私 「そおっすねぇ、肉喰いたいっす、肉。焼肉にしましょ」
すると課長、いきなり大魔人。
いきなり冷めた声で
課長 「あれはなぁ、油が多いし、煙がでるしでなぁ・・・・・」
知らないよ。俺はあんたの体脂肪率がどうなろうと知ったこっちゃない。
肉食いたいんだよ!ジュッっと脂ののったカルビやハラミをよ!
課長 「あ、カニ食べたいね。カニ。うん、そーしよう。決定」
てめぇ、最初からその気だったな!
これだから嫌いなんだよ。カニを絶対視する世代は!
そんなに美味いか?あれ。
やっぱり
カニ < エビ < 肉
だろ?しかも、「会費は5千円」ときたもんだ。
5千円もだして、そんなに 節 足 動 物 食いたいか?
いい機会だから、声を大にして言ってみたい。
あのな、人間カニ食わなくても生きていけけっどな、
肉食わなきゃ生きていけないんだよ。
なに?それでも食べたい?
そんなあなたにはこの言葉送っておこう。
カニさんとゴ○ブ○さんはお友達(同じ甲殻の節足動物です)
●中年(2002.12.31)
しょてから私事でなんですが、今日誕生日です。
めでたく30才というものに変化いたしました。
30才、三十路、中年。
嫌です。例え現実でも、嫌です。
特にこの呼称が嫌>中年。
だいたい30になったといって喜ぶ奴がいますか?なぜなら
中年=デブ、脂、臭い、ハゲ、援交オヤジ、etc・・・・・。中年にはろくなイメージがありません。
これでは働く意欲もわきませんよ。
つまり毎年何十万人と発生している「中年1年生」が30になったことでゲンナリしているわけで、その分労働意欲も薄れてくるわけで、それは日本経済に大きな損失を与えているわけで。
そこで、わたくしは小泉政権に以下の事案を構造改革の一環として提案します。
中年の呼称を改めていただきたい。
無論これだけでは半角板のクレクレ厨と変わらないので、私案を作ってみました。(何故半角かは問うな)
1、色をつけてみる。(だって20代だけ青年じゃねーか)
10代以下・・・・・白年(はくねん)
10代・・・・・・・・・緑年(りょくねん)
20代・・・・・・・・・青年(せいねん)
30代・・・・・・・・・赤年(せきねん)
麻雀牌みてぇ。
2、ならば中年を中心にしてみよう。
10代以下・・・・・・・0.5年(てんご)
10代・・・・・・・・・・・小年
20代・・・・・・・・・・・小年,5(しょうねん、こんま、ご)
30代・・・・・・・・・・・中年
長ぇよ。
つーか重機じゃねぇんだ。
3、そもそも中年という言葉を止めよう。
10代以下・・・・・コケ・シダ類
10代・・・・・・・・・ミジンコ
20代・・・・・・・・・バッタ
30代・・・・・・・・・サンショウウオ
30年生きて、やっと両生類ですか。
何時になったら人間に進化できるんでしょうか?ハヤクニンゲンニナリターイ。
はぁ、名称が変わっても、やっぱり30は30。やるせない。
なんだろう、このやるせなさは?
思えば、二十歳の時は嬉しかった。これで(大っぴらに)酒が飲めるぞ、これで(大っぴらに)煙草が吸えるぞ、
これで(大っぴらに)パチンコ屋にいけるぞ、それと、ええと、やばかった事まだあったっけ?
そうだ。二十歳になれば、いろんな事ができたんだ。それに比べて三十路は・・・・・・。
ならば、構造改革(私案)第二弾。
30歳になったら、以下の3つから、1つだけ許可していただきたい。
1、酒はタダ。
2、銃器を所持できる。
3、若いメイドが政府から派遣される。
三十路に突入した諸君。
そろそろ正直になろうや。(あなたは何番?)