美しい豊能町の自然を紹介しましょう

Part-10 ( Ed. Mar-26,1997 )


今月はディジタルカメラ・オリンパスC-800Lは最初の2枚の写真に使い、他はQV-10でミクロ撮影したものです。


ドリー(Dolly)に先んじたクローン


日本各地で在来種が外国産のセイヨウタンポポにしだいに追いやられています。帰化種は、受粉しなくとも単為生殖によって結実する「クローン」種子をつくる、悪環境にも適応など強い繁殖力。 在来種の敗北はほぼ決定とか。

セイヨウタンポポは総苞(ソウホウ)外片(一番外にあるガクのように見える部分)が反り返るのが特徴で、花をうらがえすとすぐにわかります。

在来種は、カントウタンポポ、エゾタンポポ、ヒロハタンポポ、カンサイタンポポ、シロバナタンポポなど約20種ありますが、いずれの総苞もそりかえりません。

ところで、あなたは dandelion coffee(タンポポ・コーヒー)を飲んだことがありますか。


在来種とセイヨウタンポポの総苞の比較、珍しいシロバナタンポポをご覧になりたい方は、こちら、「タンポポより追伸」の部屋(4月26日アップデイト)へ是非どうぞ。うれしいニュースもご報告します。




ひみつのデート・スポット

目と目が合ったり水浴を目撃したスポットを公開します。ティールームに何度も登場の場所です。お相手はもちろん野鳥さんたち。ヒヨドリ(ティールーム4・No.26)、セグロセキレイ、ジョウビタキ(ティールーム6・No.39)、メジロ、カワラヒワ、アトリ(ティールーム2・No.15)、シジュウカラ、ウソ(ティールーム8・No.45) などとのおなじみの場。

右端がユーベル・ホール(町立文化ホール)、その向こうが町立図書館、その左が保健センターです。サクの向う左手前が貯水池、その右コンクリートにU字形に水路が見えていますね。ヒヨドリとジョウビタキの水浴はここでした。皆様もどうぞお立ち寄りください。




梅の香りをお届けします。


3月11日撮影のものですが、「香り」は皆様のために「とっておき」ました。「お届け」が遅れてしまいましたね。うすいピンクのもの、紅色のもの、濃赤のものなど見事でした。

玄関に入れた我が家の盆栽の白梅はそれは芳しい香りを放ち、帰宅するたび[春のしあわせ」を浴びせてくれました。


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