美しい北摂の自然を紹介しましょう


Part-221

キジ(オス&メス) @ 川西市( 兵庫県 )
ハシビロガモ @ 亀岡市 ( 京都府 )
ヒクイナ @ 川西市( 兵庫県 )
ミサゴ営巣 @ 南丹市( 京都府 )


( 撮影: Mar.& Apr., 2018 )

( Updated: Apr. 30, 2018 )









キジの母衣打ち、求愛ディスプレイ

春はキジが姿を披露してくれる季節。「ケン・ケーン」の声が辺り一帯に響き渡ります。  

鳴く時には、必ず母衣打ち(ほろうち)をします。 「ケン」で翼を2〜4回羽ばたかせ、次の「ケーン」では8〜9回羽ばたきます。 この母衣打ちを目撃したら、“求愛シーンが見られるかも?!”との期待が高まります!

オス、メスが現れました。直ぐに求愛シーンが展開。
オスは全部の羽を逆立て体が5〜6倍にも見える大きさになって、 長い尾羽は広げ、メスの目の前に直角に構えます。 そして尾羽を扇子のように扇いで見せつけるのです。

オスの求愛ディスプレイに対して、メスはプイと横を向き、逃げるように離れます。 オスは何度も何度も追いかけては、求愛の努力を続けていました。 恋が成就しますように!






ハジビロガモ の サブエクリプス

池に、ハジビロガモのオスが25羽、メスもほぼ同数いました。3月15日には、ほとんどのオスは 完全な繁殖羽になっていました。(上の2枚の写真)

しかし、よく観察すると、目と嘴の間に白い部分がある個体が3羽見つかりました。 (下の2枚の写真)

最近話題になっている“サブエクリプス”状態のハシビロガモと考えてよさそうです。 4月3日もこのままの状態でした。 4月15日には、この白い部分は消失し、正規の繁殖羽となったようです。






ヒクイナ 越冬!

前々回、前回に続いてのレポートです。12月、1、2、3、4月末まで観察を続けました。

3月までは、声なし状態でしたが、4月になって鳴くようになりました。独特の「戸たたき」 と呼ばれる鳴き声も聞こえました。

Part-219、Part-220、及びこのPart-221を合わせると、ほぼ間違いなく“越冬した” 証拠データと言えそうです。






ミサゴ 営巣

前回(Part-220)登場したカップルは、あの直後から営巣をスタートさせました。 この写真は、メスが抱卵している姿です。低姿勢で卵を抱いています。

500m離れた地点からの観察撮影のため、写真が不鮮明です。ご了承ください。




そこへ、オスが魚を持って来ました。



オスがメスに魚を渡しています。



すると、メスが、もらった魚を携えて巣外へ。

巣を汚さぬよう、メスは魚を巣外で食べます。その間、 オスが抱卵を担当します。

営巣は、今のところ順調です!





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