美しい豊能の自然を紹介しましょう

Part-75:　

妙見山の裾、里山では、キジのオスが２羽 　

( photo: April 18, 2006 ビデオよりキャプチャ )

( Update: May 16, 2006 )

里山にいるキジにも春がやってきました。妙見口の畑に時折姿をみせます。後ろは動物新入防止用のフェンスです。

ふつうオスはそれぞれに縄張りを持つのですが、４月１８日、ここには２羽見られました。

双方とも立派な肉垂（トサカのように赤い部分）をしていますし、尾羽も立派なな長さです。どちらも体を少し膨らませ、尾羽も半開きにして相手に見せ、威嚇しあっています。

オスが２羽。対峙しては片方が飛び上がって威嚇します。少しすると、２羽は離れて各自花をついばむのです。これを数セット繰り返しました。

前面、首周りは紺色ですが胸からお腹へかけては深緑。結構ボリュームがあるように見えます。

頭の後方に耳のようにみえるのは冠毛です。右の方にいたオスはフェンスをするりとぬけました。フェンスの向こうは低くなっているので姿は見えなくなりました。

右下向こうから農作業の人が歩いて来ました！フェンスをすり抜けたオスが下方で「ケン、ケーン、ケーン、ケーン」と鳴くのが聞こえました。こちらのオスは危険を感じて緊張の面持ち。人がさらに近づいて来るので、約１００ｍ先の山へ向かって飛び去ってしまいました。