ティールーム(98.07〜08)


                                              本日のお菓子は、 竹の露
                                              本日のお茶は、  松雲の昔(お詰めは小山園)
                                              でございます。

各部屋では 十分におはなしできなかった犬の
こと、植物や野鳥などの自然、その他のトピッ
クスのお部屋です。
また豊能町についてのご案内を通して、皆様に
「豊能町への小旅行」や「短期/長期滞在」の
気分を味わっていただけたらと思っています。
            

No.152(1998.08.21)アドバイスやコメントにもプロのレベル     最近のテレビ番組のいくつかで気になっている事があります。タレントさんや俳優     さんなどが手紙や電話での人生相談の解答者として発言していたり、またある人物     の個人史を見た上で、それについての感想などを述べたりすることです。     タレントさんや俳優さんは言われた通りに演ずるのがお仕事のはず。デモ、これは     番組制作側のポリシーの問題ですよね。          相談内容、状況をしっかりと把握できて、問題点を明確にし、現状でベストと思わ     れる解決策をアドバイスできるような、そんな解答者をどうして出席させないので     しょうか? 相談内容中の問題人物に関しては精神面からの専門家による診断も是     非聴きたく思うのは、私だけではないはずです。          熟練した板前さんが切れ味のよい包丁で材料をサッとさばいていくように・・・そ     んな場面を見せてください。
No.151(1998.08.12)美人にはトゲがある


    色白で容姿端麗な日本女性には口元にトゲ、いえ、針金が突き出ています。大阪は
    日本橋の国立文楽劇場で会った文楽のかしら(頭)のうちの主役級の女性用のもの
    には、1.5cmほどの針金が右端に取り付けられています。ここに袖口を引っかけて、
    歯で噛んでいるように見せてはあの独特のしぐさをつくりだすのです。

        舞台ではごく自然に噛んでいるように見えるのは、人形使いの腕、3人の呼吸による
    のでしょう。太夫の、感情を極限まで込めた語りと伴奏の三味線や琴が観客を場面に
    引きずり込んでしまっていることも大きな作用をしているのは明らかです。
    
    大阪が誇る国立文楽劇場へ、二世桐竹勘十郎十三回忌追善狂言『生写朝顔話(しょう
    うつしあさがおばなし)』を見にでかけました。ハッピーエンドのお話です。

    種々の工夫がされてきているのでしょうが、もうひとつは人形使いが使用する下駄で
    す。高さ30cmはある下駄は、2コーナーずつがひとつのわらじでカバーされ、どこに
    当てても音をたてないようにされています。
    
    口元と下駄はこちらでご覧ください。



No.150(1998.08.05) しんじゅさんの暑中お見舞い     朝、花木に水をまいていた時のこと、しんじゅさんが急に目の前30センチのとこ     ろの視野に入ってきました。     「あっ、しんじゅさん!」     ヒラヒラと大きな羽を優雅に上下させたかとおもうと舞去ってしまったのです。     ほんの一瞬のことでした。     しんじゅさんは、(タイトルのリンクをクリックしていただければお解かりのよう     に)大型の蛾です。去年、はじめて出会ったのは8月お盆のころでした。写真に納ま     ってくれて感激でした。     あのガの娘か息子だったのでしょうね。次世代が育っていて本当に嬉しい。      今年も暑さが厳しいけれど、どうかしらとわざわざ訪ねてくれたに相違ありません。     あー、今日はいい日になりました。 
No.149(1998.07.20) リード・ウォーク: 犬のベーシック その2     No.145(1998.05.16)の続きです。     犬に、「群れ(犬が飼われている家族)のリーダーは人間である」ことをしっかり     教え込むための方法の基本はやはりお散歩時の歩き方です。     まづ、犬には首輪をし、リードをつけます。胴体にかけるタイプではなく首輪をつ     ける訳は、首にショックを与えて「いけない」ということを覚えさせるためです。     (これは犬にとっては痛みというほどのものではないそうです。) 犬の好きな方向、思うままの方向に「人間がついてゆく」形にならないように注意     し、人間が歩きたい、または走りたい方向に「犬が従う」形をとること。          犬が勝手な方向に行こうとする時には、リードをいったん少しゆるめ、直後に     キュッと引っ張ります。こうすることで、首にショックが伝わり、「いけない」     と認識します。リードはうんと短くして、残りは他の手に持ちます。     犬と人間は、ちょうど盲人が盲導犬を連れて歩くのと同じ位置をとります。犬が     人間より前に出ないよう注意します。このようにして歩くと人間はどんなに大きな     歩幅でも歩いたり走ったりができます。犬が人より前に出ようとしたら「ノー」     とか「いけない」と言ってキュッと引っ張って元の位置に戻すように躾ます。          何度も「キュッ、キュッ」をすると、間もなく覚えてくれます。     特に力のある(大型)犬の場合は、リードを「キュッ」と引くポイントの部分にひ     とつ結び目をつくると、握り易くなりますし、軍手などをはめると手が擦れて痛む     などということもありません。

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