2:インクルードファイル
これでPOVを使う準備が出来ました。
が、このままではPOVの記述が解らないと何も出来ません。
いきなりPOV言語が解るはずも無いので、最初にインクルードファイル(プラグインソフトに当たる物)をインストールしましょう。
Galaxyと言うインクルードファイルを「POV-Ray Include Files Page」から手に入れてください。
解凍したら、readmeをよく読んで、「galaxy.inc」「galaxy.obj」「galaxy.bg」「galaxy.sf」の4つのファイルを、インストールされたPOV―Rayフォルダ内のincludeフォルダ内に移動します。
そうしたらいよいよPOVを起動します。
起動したら最初に「Render」→「Edit
Settings/Render」と進んで、「Command
line options」のBOX内に+Aと記入してください。これはアンチエイリアス(画像のギザギザを補正する機能)を有効にするためです。
ついでにレンダリングの画面サイズも調整して置きましょう。
同じダイアログ画面内の「INI file」の「Section」BOX内からお好きな画像サイズを選択して下さい。
試行レンダリングの段階では小さめの画面にしておくと良いと思います。
そうしたら一番下の「Set but don't
Render」を押してこのダイアログを閉じます。
次に、左上の「File」→「New File」と進んで新規のテキスト編集画面を開きます。
そこに、以下の記述をコピーペーストして下さい。
----------ここから----------
#declare galaxy_seed=1234567;
#declare galaxy_object_name="galaxy2"
#declare galaxy_cluster_name=""
#include "galaxy.obj"
#include "galaxy.inc"
#declare galaxy_object_name="nebula3"
#declare galaxy_color_turb=1;
#include "galaxy.obj"
----------ここまで----------
記述をコピーしたら「File」→「Save As」 と進んでこの記述ファイル(POV形式ファイル)を保存します。
保存先のフォルダ階層に日本語が含まれていない事を再度確認してください。
この記述1行目の中の 1234567 の数字の部分を桁数や数字をランダムに変えて、「Render」→「Start
Render」と進むとレンダリングが開始されます。
この数字を変える事で様々な宇宙空間を描き出せますが、数字の法則についてはよく分かりません。
以下にこの数字を色々変えた場合の作例を載せます。
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