作成:2002/4
関東大震災の跡と痕を訪ねて
番号 : 東京 T-28
写真1 花園池跡
写真2
観音像の大震火災殃死者追悼記念碑
写真3
観音像の大震火災殃死者追悼記念碑
撮影:2002/3
池は花園池・弁天池の名で呼ばれたが、大正一二年の関東大震災では多くの人々がこの池に逃れ、四九〇人が溺死したという悲劇が起こった。弁天祠附近の築山に建つ大きな観音像は、溺死した人々の供養のために大正一五年に造立されたものである。昭和三四年吉原電話局(現在の吉原ビル)の建設に伴う埋め立て工事のため、池はわずかにその名を留めるのみとなった。
(台東区教育委員会の案内板より)
観音像の築山の銘板