東野圭吾のおすすめ本

＜加賀刑事モノの短編集＞
東野作品によく登場する加賀刑事モノの短編集です。


今まで加賀刑事シリーズ　『私が彼を殺した』、『悪意』などを読みましたが、 どれも加賀の鋭い推理/捜査にちょっぴりファンになります。



上2作品では決して加賀は主役じゃないんですが。



・ 加賀刑事シリーズは新参者がおすすめ。



というわけで。今回は加賀シリーズ『嘘をもうひとつだけ』を読んでみました。 この作品では“犯人VS加賀”が色濃く出ています。


収録されているのは5作品です。


■嘘をもうひとつだけ
■冷たい灼熱
■第二の希望
■狂った計算
■友の助言


この中で良かったのは『狂った計算』です。 トリックがどうのこうのというわけではなく、話の内容自体が印象に残ります。


ただどれも短編なだけに今までの作品と比較すると物足りなさを感じました。 というのも犯人役の計画がどれも稚堀な感じです。




東野圭吾　嘘をもうひとつだけ