東野圭吾ランキングとおすすめ本

ひがしのけいご、秘密、ガリレオシリーズ、白夜行、加賀刑事

次読む東野圭吾おすすめ本は?

「真夏の方程式。もうひとつのストーリー。」

6/29公開、真夏の方程式。私の個人的ランキングでは10位です。 ただ最近2回目を読みまして、もう少し上でも良かったかなと。 初回は「湯川と少年の交流」が印象に残り、 2回目は「もうひとつのストーリー」がとても印象に残っています。

  • 最新刊夢幻花(むげんばな)
  • ガリレオ8禁断の魔術/2012年
  • ガリレオ7/虚像の道化師/2012年
  • ナミヤ雑貨店の奇蹟/2012年
  • 歪笑小説/2012年
  • マスカレードホテル/2011年
  • 真夏の方程式/2011年

2年前の本が文庫化され、8日で100万部突破。映画公開前に駆け込み売れしてました。 6月以降、アマゾンレビューも増えてきていましたが、 装丁はハードカバー時のほうが作品雰囲気に合っていたようです。

容疑者Xを思わせる箇所も出てきて、思わず「おぉ〜」と唸れます。 ちなみに。ガリレオシリーズだけのランキング下記です。

  • 2位:容疑者Xの献身、2005年
  • 10位:真夏の方程式、2011年
  • 13位:ガリレオ8、2012年
  • 19位:聖女の救済、2008年
  • 20位:ガリレオ7、2012年
  • 21位:ガリレオの苦悩、2008年
  • 34位:予知夢、2000年
  • 42位:探偵ガリレオ、1998年

いま読むなら映画化で旬な「真夏の方程式」…と思いきや。 まだ「容疑者Xの献身」を読んでない方、観てない方はこちらをまず先におすすめです。 ひさびさ「容疑者Xの献身」を読みましたが、やはり尋常じゃなく練りに練られています。

2013年に入ってからもレビューが増え続けています。 アマゾンで「東野圭吾人気度順」に並べてみると、上位に食い込んでいて、 ガリレオシリーズ自体が旬を迎えているようです。

最後に少しおまけ。Youtubeなので音が出ます、注意。

15分ほど時間があるときにおすすめです。原作読んでてもジンワリきます。

一方聖女の救済は…

「むらさきの傘の正体は誰?」

ガリレオドラマも佳境に入り、最終話前後編に持ってきた「聖女の救済」。 いずれは映画化と思っていたので、ドラマで使ってしまうのはモッタイナイです。 バラ、タペストリー、そして紫の傘はどのように描かれるのか…楽しみに見ました。

てっきり傘の中は山口紗弥加かと思ってましたが…少々アンフェア?

原作ほどタイトルにはシビれず。ただ文字ではわかりづらかったトリック部分が映像化により明快です。 もう少し「救済」部分が鳥肌モノだったと思うので、原作を読み直してみました。 「岸谷刑事」が登場していて思わぬ発見です(容疑者Xにも出てました)

ちなみに。改めて「ガリレオ湯川と内海刑事の初接触」を読んでみました。 ガリレオの苦悩に収録されてますが、女性ならではの視点と慧眼さ、ズバズバ指摘が痛快です。 ガリレオTを見て。ガリレオUも見た方は、ひさびさ「第一章 落下る」を読むと懐かし楽しめると思います。

「真夏の方程式」、「聖女の救済」、「ガリレオの苦悩」。 いずれの作品も読んでしまった方は下記参考にしてみてください。 お気に入りの作品を参考に次読むおすすめ東野作品を選んでいます。

万人受け娯楽ミステリー 「ゲームの名は誘拐」、そして…

東野圭吾作品でまっさきにおすすめ/ランキング1位にしているのは「秘密」です。 ただ万人が楽しめる東野圭吾作品はというと 「容疑者Xの献身」、そして「ゲームの名は誘拐」かと思います。 2、3時間でスイスイ読める娯楽ミステリージャンルです。

「容疑者Xの献身」はランキング2位。ガリレオシリーズ&映画化もされてますので、 すでに観た、もしくは読んだ方というも多いでしょか。原作に忠実に描かれた映画でしたので、 映画を観た方は原作を読んでも「なぞり読み」になってしまうかもしれません。

一方「ゲームの名は誘拐」は10年くらい前の作品です。 少し前の作品ですので最近東野圭吾ファンになった方はまだ読んでいないかも?ということで 挙げさせてもらいました。

が、しかしいかんせん古くなった感がありますので、もう1作おすすめしておきます。 発売当初、帯には「完璧に化けろ。決して見破られるな」とありました。 この帯の出来を改めて考えると、思わずうなってしまう秀逸さです。

また少し前に文春が、大々的に「東野圭吾ランキング」を読者アンケートで実施しました。 その中で5位に選ばれた作品です。一応手紙よりも上。 私の中のランキングでは真夏の方程式に続く11位の作品です。

ガリレオや加賀刑事シリーズではないので、埋もれ気味な娯楽ミステリー作品と思います。 以上3作品を挙げたところで…続いては秘密のような不思議系が好きな方へのおすすめ作品を選んでみます。

不思議系 「秘密」、「トキオ」、そして…

私が東野圭吾作品にハマったのは「秘密」からでして、 そこから東野作品を読み漁りました。幅広い作風で知られる東野圭吾ですが、 私自身は不思議なストーリーが展開する東野ワールド作品が好きです。

当時、どんな東野圭吾作品があるのかを知らなかった私ですが、 偶然にも2作目にして手にしたのが「トキオ」でした。正直ツイていたなと。 「幻夜」だったり「さまよう刃」だったりを選んでいたらその場で 東野作品読書終了になっていたと思うので、やはり読む順番って大切です。

というわけで。秘密系から入った方には続いてトキオをおすすめします。 ランキングは3位。冒頭20ページほどで東野ワールドに突入です。

このジャンルが好きな方は「分身」、「片想い」と読み進んでいけば ハズレなく順当にいけるかと思います。 ランキング4位、6位ですので、やはり秘密、不思議系の作品が上位にきます。 ちなみに最近はガリレオや加賀刑事モノに引っ張られてミステリーが多くなってましたが、 ひさびさに新しい不思議系ジャンル作品が出ました。

独特な不思議雰囲気の中でポッと暖かみが出る作品…まだ読んでなければおすすめです。

東野圭吾、代表作は…

東野圭吾さんの代表作。言われて思い浮かぶのは3つです。 そしてアマゾンレビュー数を見てもその3つがダントツでした。

容疑者X、秘密、白夜行。

実は最近白夜行ドラマを7年ぶりぐらいに観まして。 渡部篤郎、八千草薫…終盤に掛けての追い込みがやはりスゴかったです。 原作とは違った最後の綾瀬はるか雪穂がとても頭に焼きついています。

「白夜行」は作風が独特なのでランキングには入れてないのですが…

ドラマを見終わったあと、原作も少しずつ読み直しています。 いまランキングに入れるなら…2位、3位かな。

東野圭吾公式ガイド 読者1万人が選んだ 東野作品人気ランキング発表 (講談社文庫)