株の買い方　はじめかた

＜2つの注文方法＞
ここまで準備が整えば、あとは注文するのみです。 口座開設をした証券会社のホームページにログインし、取引画面で注文を出すわけですが、 注文を出す方法は成行と指値の2つがあります。



＜初心者は指値注文？＞
いろんなサイトを見てみると、初心者には指値注文をすすめているところが多いようです。 指値は『○○円なら買いますヨ』と指定するので、思わぬ株価で買うことを防げます。 一方、成行は『いくらでも買いますヨ』という注文になるのですが、 この表現だとさすがにチョト語弊があるのでは？　という感じです。


というのは、はじめのころは出来高の多い有名銘柄を選ぶと思うので、 成行で注文を出したとしても思わぬ価格で決まることはほとんど無いです。 極めて出来高が少なかったり、逆に出来高が沸騰して投げ売買のときなどは危険ですが、 通常の状態であるならば成行で出してもすぐ上の株価で買えることが多いです。


また板を読むことができれば、成行で出してもいくらくらいで買えるかわかります。 私はサボってなかなか板が読めなかったのですが… 指値で様子を見て注文するより、も早く板が読めるようになったほうがプラスです。



・板の見方



というわけで。成行で注文を出せるようになってみてください。 買うと決めて注文を出すなら、株価の動き次第で買えるかどうかわからない指値よりも、 確実に買える成行注文が良いと思います。 また成行で注文を出せるようになると、改めて指値のホントの良さ/使い道もわかってくるかナと。



＜最後に＞
以上、私の経験にもとづいて株をはじめるまでのプロセスを書いてみました。 最後に。はじめる前のチェック本として1冊の本がおすすめです。



・投資戦略の発想法


株はギャンブルではなくて資産運用だということを教えてくれる1冊でした。
投資の基本と言われることから現実的なところまで幅広い内容が書かれていると思います。



・ 投資戦略の発想法レビュー



レビューも60ヶ以上付いてますが、評価は総じて上々です。