対決ステージ | 虹色の闇 | |
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シーンタロット 【 オービス 】−正位置− | ||
GM | : | さて、君達の行動はどうする? |
レイン | : | ちょ、ちょっと待ってくれ。 |
GM | : | 一度に読み上げてしまったのは悪かったが、一通り聞いてから行動して欲しかったから。 |
ラック | : | どうするかっ!? |
ヴァルト | : | 剣を止めに入る。 |
レイン | : | お前は、エリックを護れ。 |
ヴァルト | : | 当然、そうするよ。 |
レイン | : | 騎士としてはここで止めるべきだろうか。一思いに本懐を遂げさせてやるべきか・・・・・・。 |
ラック | : | 俺はクリステンに向かうぞ。 |
フェイム | : | エリックを殺して何の得が? |
ラック | : | 多分、ゴッタード・ツァイトラー・・・・・・。 |
フェイム | : | あ? |
ラック | : | じゃない(笑)。ゲオルグが厄介に思っているから・・・・・・。 |
GM | : | ちゃう。エーリッヒ王子は先の王国の王子だから、反乱の旗印になる人物なんだ。噂が本当なら、エリックはエーリッヒ王子だからな。 |
ラック | : | 恐ろしく危険な反乱分子を消そうってか。 |
レイン | : | それはクリステンを止めましょう。それに、私は“エーリッヒ王子”には思うところがありそうです。 |
GM | : | “ハイデルランド”繋がりか? |
レイン | : | まぁ本人否定してましたが(一同笑う)。しかしエリノア様が……「フェイム、頼んだ!」と叫んで間に入りましょう。これで意を汲んでくれ(笑)。 |
フェイム | : | 「任された。」 |
ラック | : | 二人の間に飛び入ろう。 |
クリステン | : | 「ラック、何故こんなところに!?」 |
ラック | : | では、両手を広げて割って入るぞ。 |
クリステン | : | 「そこをどいてくれ!」 |
ラック | : | 「いや、それはできない! 貴様も“ベルカディッツ家”の者だったら、忠誠を誓うべきはエーリッヒ王子にではないのか! そしてお前が倒すべきはゲオルグとマルガレーテのはずだろうが!」 |
クリステン | : | 「確かにそうかも知れん。だが、俺には時間がない!」 |
ラック | : | 「何だ? やり直すのだったら、俺が幾らでも手を貸すぞ。」 |
レイン | : | 「そうです。力を合わせてお家を再興させましょう。」 |
ラック | : | 「そうだろう、ベスト・マイ・フレ〜ンド!!」(一同爆笑)。 |
レイン | : | シリアスが持たなかったようだな(笑)。 |
GM | : | クリステンは辛そうに顔を歪める。 |
クリステン | : | 「ええい、しかし俺には時間が無い! あくまで邪魔だてするならやむをえん! 先に殺す!」 |
GM | : | クリステンの剣に、全身に、闇の紋章たる魔印が浮かんだ。そしてクリステンは据わった目で全員を見渡す。するとエリノアが君達の前に一歩走り出るね。 |
エリノア | : | 「いかに兄上とて、この者らを傷つけさせはせぬ! 正気に戻ってくだされ!」 |
GM | : | 妹の言葉に対し、明らかにひるむクリステン。だがその時、彼の持つ“玉虫色の魔剣”が甲高い哄笑をあげながら眩く輝くね。 |
ラック | : | うおお、やはりアレか(笑)。 |
フェイム | : | 何色? |
レイン | : | 玉虫色っていって、七色の事だよ。 |
GM | : | とともに、 |
クリステン | : | 「ど、どういうことだ“魔剣プリズム”! 約束が違うぞ!」 |
ラック | : | えっ? “魔剣プリズム”? 以前と違うのか? |
GM | : | 2nd前のシナリオとは違っているよ。 |
クリステン | : | 「うっ、やめろ“魔剣プリズム”! 逃げろ、エリノ・・・ア・・・・・・。」 |
GM | : | その瞬間、≪爆散の印≫が発動する。 |
レイン | : | しつもーん、≪爆散の印≫の効果は? |
GM | : | 印を刻まれた者が爆発する。今回はエリノアの≪爆散の印≫が発動した。 |
ラック レイン | : | エリノアの!? |
フェイム | : | 頭? |
GM | : | 全身だ。跡も残らない! これに対しては∵天真∵や∵再生 |
ラック | : | す、するしかないだろうが!(笑)。 |
レイン | : | さっさと∵天真 |
ヴァルト | : | 早くしろ!(笑)。 |
フェイム | : | よし、∵天真 |
GM | : | 正しい判断だよ(笑)。≪爆散の印≫の対象の周囲にいる人は、全員に『4D10』の実ダメージが飛ぶからね(笑)。 |
フェイム | : | 迷わず∵天真 |
GM | : | では、一瞬爆発するかに見えたエリノアの≪爆散の印≫は、急速に力を失った。 |
ヴァルト | : | 良かった……。 |
フェイム | : | ふう。大仕事だった(笑)。 |
レイン | : | 貴方は十分、仕事をしましたよ(笑)。 |
GM | : | まぁ、護るという意味ではこれ以上ないな(笑)。 では、クリステンの持つ不気味な魔剣が声を発するね。 |
魔剣プリズム | : | 「ホーホホホッ、ほとほと滑稽なクリステン。お前も妹もあの時すでに死んでいて、我が主に命を授けられたに過ぎないのにねぇ。お前たちはとうに虜さ。」 |
ラック | : | そう繋がるか。 |
魔剣プリズム | : | 「さて、愛しいお前の体を借りて、この小癪な刻まれし者どもを狩るとしようかね。」 |
ラック | : | 「なめるな!」 |
対決ステージ | 滅びよ魔剣 | |
シーンタロット 【 アングルス 】−逆位置− | ||
魔剣プリズム | : | 「ホーホホホホホホッ。」 |
GM | : | 耳障りな嘲笑とともに、玉虫色に輝く魔剣が震える。持ち主たるクリステンは、魔剣に肉体を支配され、もはや何も見てはいない。血涙を流しながら、屹立するだけだ。 |
魔剣プリズム | : | 「死すべし刻まれし者。死すべし飢餓の剣王を追う者。 捧げよ聖痕! 今宵は殺戮の宴なり!」 |
GM | : | 魔剣が楽しげに叫ぶね。ではここで【宴】判定が起こります。 |
一同 | : | (コロコロ)。 |
フェイム | : | 全部逆位置になったぞ〜(爆笑)。 |
ヴァルト | : | 私は2つとも成功! |
ラック | : | 俺も1枚逆になった。 |
レイン | : | ・・・・・・【希望判定】でファンブルした(一同爆笑)。 |
ラック | : | 待てフェイム、シーンが【アングルス】だから1回振り直せるぞ。 |
フェイム | : | あ、そうなの?(コロコロ)それでも失敗(一同笑う)。 |
GM | : | とともに、闇の波動が辺りを覆うね。【共振】が発生するよ。 |
ヴァルト | : | イタタタタタタ! 頭が痛いぃぃ!(笑)。(←共振:偏頭痛)。 |
レイン | : | 見事“黒騎士”になりました(笑)。(←共振:髪が黒く変色する)。 |
フェイム | : | 血、血だらけじゃぁ〜!(笑)。(←共振:聖痕から出血)。 |
レイン | : | そりゃ3つも逆になれば血も出るわな(笑)。 |
フェイム | : | 背中なんか特にね(笑)。 |
レイン | : | では続きをやろうか。「貴様は一体!?」 |
魔剣プリズム | : | 「ホーホホホッ!」 |
ラック | : | (対抗して)「ほぉわはははー!」 |
フェイム | : | お前ら同類だよ(笑)。 |
魔剣プリズム | : | 「私は“魔剣カーネイジ”の眷属のひとつ、“魔剣プリズム”。このクリステンを見張るモノさ。」 |
ラック | : | 「な〜んだ、眷属かぁ。本物かと思ったらただの下っ端とは、こりゃあ残念だ!」 |
GM | : | 君の方を向き直るよ(笑)。 |
魔剣プリズム | : | 「随分な言い様だねぇ。我が切れ味、その身でしっかりと味わうがいいよぉ。」 |
レイン | : | 「汚らわしい魔剣め、叩き折ってくれる!」 |
魔剣プリズム | : | 「お前が死ぬのが先さ。」 |
レイン | : | ではここで経験値を支払う。取得するのは <斬鉄剣>! 文字通り叩き折ってやる(笑)。 |
ラック | : | まてレイン、その特技は【過去】限定だ。それより俺が【ペナンスの邂逅】の“祝福”で <捕食> を付けてやる。あんな魔剣食っちまえ!(一同爆笑)。 |
GM | : | (それって、魔法の武器は壊せないんだよ)それより、他の人に <魔技> でもあげれば? |
ラック | : | (今にも泣き出しそうな表情)。 |
レイン | : | 代償の『D3』を払うのは奴だからな(笑)。奴の尊厳値の事も考えてやってくれ。 |
フェイム | : | 毎回使われて、確実に殺戮者になれる(笑)。 |
ラック | : | では決まった。 「眷属ごときが図に乗るな! ペナンスよ、その力を現せ!」 |
レイン | : | 「け、剣から口が生えたぁ!! これがペナンスぅ!?」(一同爆笑)。 |
ラック | : | (何か嫌そうに)うわぁぁぁぁ・・・・・・。 |
レイン | : | お前、自分でやっておいて!(笑)。 |
GM | : | ではクリステンが、 |
クリステン | : | 「ラック・・・・・・俺を・・・・・・止めて・・・くれ・・・・・・。」 |
GM | : | と、血涙を流しながら君に懇願してくる。 |
ラック | : | 「止めてやるさ。」 |
レイン | : | 「命ごと絶つしか無いのでしょうか。」 |
ラック | : | 「あの剣を破壊してくれ。それが一番だ。」 |
レイン | : | 「そうですね。」 |
ヴァルト | : | がんばれ〜。 |
エリック | : | 「お嬢ちゃんは俺に任せときな。」 |
GM | : | と言って、エリックがエリノアを抱えると、そのままシーンから退場する。 胸を押さえながら、苦しげな息を吐くエリノアがいった。 |
エリノア | : | 「兄上もわしも、もはや救われぬ。後生じゃ、楽にしてやってくれ。そちらの手で!」 |
ラック | : | もはや∵大破壊 |
GM | : | ちょっとね。では戦闘ラウンドを開始するよ。 |
ヴァルト | : | おうっ! |
戦闘経過 | ||
<挑発> <鏡の瞳> などを使用する魔剣プリズムの変則的な攻撃の前に、PC達は動揺を隠せない。仲間の攻撃によって何度も死に掛けつつも、終わってみればそれなりに余裕のある戦闘だった(注:1人以外ね) ただ、残念ながらクリステンは……。 | ||
終局ステージ | 復讐者の資格 | |
シーンタロット 【 アングルス 】−逆位置− | ||
魔剣プリズム | : | 「キィーーーー!!」 |
GM | : | 砕け散る直前、魔剣プリズムが悲鳴を上げた。その瞬間、魔剣に操られるままだったクリステンの肉体が跳ね、プリズムを己の胸に抱え込む。 |
クリステン | : | 「皆、離れろ! 俺が甘かった。無理を承知で妹を頼む!」 |
GM | : | と、ラックに向かって叫ぶ。 |
ラック | : | 「わ、分かった……。」 |
GM | : | その言葉にクリステンはフッと微笑む。その瞬間、クリステンの身体が爆散した。クリステンの身体に仕掛けられた≪爆散の印≫が発動。 |
レイン | : | ……庇う事はできませんよね? |
GM | : | 無理だ。これはダメージを与える印ではなく、粉々に吹き飛ばす印だからな。助ける方法は二つしかない。∵天真 |
ヴァルト | : | 無理だね……。 |
ラック | : | 見ているだけか。 |
GM | : | 血煙が晴れた後には、魔剣も青年の肉体も残っていない。ただ無数の魔印と7つの聖痕が空に漂うだけだった。 【聖痕開放】だ。残念ながら【ルナ】はないぞ(笑)。 |
ヴァルト | : | え〜〜〜(笑)。 |
ラック | : | いらないぞ(笑)。 |
フェイム | : | 惜しかったな(笑)。 |
ラック | : | 私は【ステラ】だ! 断じて【ルナ】ではない。 |
レイン | : | “今は”な。 |
ラック | : | おおぃっ!(笑)。 |
GM | : | では【聖痕開放】だから、今表になっている鎖の処理をしてくれ。 では魔印だな。数が8個だから(コロコロ)……DPが『38』点回復。 |
ラック | : | それより、フェイムを放っておくと死ぬぞ。 |
レイン | : | 全員で <手当て> すれば、その内クリティカルするでしょう。 |
GM | : | ああ、いいよ。戦闘も終わったし。 |
フェイム | : | マスターの出目が良いから、かなりスリリングだったぜ(笑)。 |
GM | : | 更に、聖痕が7つ開放されたのでDPが『7』点回復。【ウェントス】【コロナ】【グラディウス】【ウェントス】【コロナ】【アングルス】【ディアボルス】が開放される。それとは別に、D20振って回復してくれ。 |
全員 | : | 必要ない(笑)。 |
GM | : | ではエンディングに移ります。 |
エンディング1 | エリノア生還 | |
GM | : | 兄の消えた場所に近寄ったエリノアが手を伸ばすと、その場に漂っていた聖痕が3つ、彼女の肉体に吸い込まれていった。刺青に過ぎなかった額の聖痕が淡く輝く。 |
エリノア | : | 「・・・・・・兄上・・・・・・。」 |
GM | : | エリノアはそう呟いて、自分の額の聖痕をゆっくりとなぞりながら落涙した。 亡き兄の意志を受け継ぎ、今ここに新たな刻まれし者が誕生した。 |
レイン | : | 今はそうっとしておきましょうか。 |
ヴァルト | : | だね。 |
GM | : | 更にエリックが言う。 |
エリック | : | 「復讐を成就させたいなら、情も義理も、全て切り捨てねばならない。こいつは徹底できなかった。だから志半ばに倒れた。だが・・・・・・復讐なんてろくなもんじゃない。」 |
GM | : | そう言って、エリックはその場で放心しているエリノアに視線を移した。 |
レイン | : | 確かにそうだ。だが、やけに意味深い言葉だね。 |
ラック | : | エーリッヒ説が更に上昇したな。 |
GM | : | ではこの辺でシーンを切ります。 |
エンディング2 | “スローハンド” | |
GM | : | 場面はまた“ブルーダーシャフト”のアジトだ。すっかり夜の時間だね。エリックに呼ばれるよ。 |
ヴァルト | : | は〜い。「何でしょうか。」 |
エリック | : | 「ゲオルグの魔剣がおかしな代物だって噂は俺も聞いている。」 |
GM | : | エリックが言った。 |
エリック | : | 「だが俺は、自分を狙わせた奴を生かしたままにするほどお人好しじゃねえ。それが魔剣だろうが、将軍様だろうがな。 エリノアはその日まで、お前が面倒を見てやれ。依頼は確かに受けた、と伝えてやるがいい。他の部下には任せられん。俺が甘くなったと勘違いする軽率な奴が必ず出るからな。」 |
GM | : | そしてエリックは背を向けた。その瞬間、 |
エリック | : | 「邪魔者は早めに消しておくに限るしな。」 |
GM | : | そう聞こえたのは、きっと空耳ではない。 |
ヴァルト | : | とりあえず、それは聞き流すよ(笑)。 |
ラック | : | その辺に俺がいたら嫌だよね。すでに【ルナ】になっていて(一同爆笑)。 「そりゃそうだアニキ。いっひっひ。」(笑)。 |
GM | : | 最低だね(笑)。 |
エンディング3 | 予期せぬ来訪者 | |
GM | : | 宿に戻った君を、実に意外な……招かれざる客が待ち受けていた。あろうことか“傭兵伯”ゲオルグ・シュローダーその人が、君の帰りを待っていたのだ。 |
ラック | : | なんだと!? |
レイン | : | ……さようなら(一同爆笑)。 |
ラック | : | くっ……∵奇跡∵はもうない。 |
GM | : | ん〜、この後少し変になるけど、聞いておいて。 言い抜けは通じそうにないと腹をくくった君は、事実をありのままゲオルグに聞かせてやった。クリステンの思惑、そして壮絶な最後を。裏切りの話を聞いて激昂するかと思いきや、ゲオルグは終始冷静だった。 |
ゲオルグ | : | 「そうか。クリステンめやはり逝ったか。貴様の言うとおりだったな、カーネイジ。」 |
GM | : | 帯剣を叩き、ゲオルグが獰猛に唇を歪めた。君が釈然としない表情を浮かべていると、“傭兵伯”はクックと喉を鳴らした。 ゲオルグはクリステンの末路だけを聞くと、君を捕らえようともせず席を立った。去り際に |
ゲオルグ | : | 「貴様もなかなか骨がありそうだ。いつでも首を狙いに来な。楽しみに待っているぜ。」 |
ラック | : | 「うるせぇ、とっととどこかへ消えろ! 耳が腐る!」 |
ゲオルグ | : | 「威勢だけはいいな。しかし、弱い犬ほど良く吠えるものだ。」 |
ラック | : | 「喋るなと言っているだろ! 死ね!」 |
レイン | : | お前さ、シナリオ集のシナリオだから殺される事無いと思っているだろうけど、GMの気が変わってアドリブ入れられたらどうするんだ(一同爆笑)。 |
ラック | : | そうしたら、<空中歩行> で何とか逃げるよ(笑)。 |
ヴァルト | : | 多分∵奇跡∵で落とされるよ。 |
フェイム | : | ∵大破壊 |
ゲオルグ | : | 「まぁいい、楽しみは後に……。」 |
ラック | : | (遮って)「喋るなと言っただろうが!」 |
GM | : | お望みなら軽く撫でてやろうか(一同爆笑)。 |
レイン | : | お前さ、もう少しロールプレイしろよ(一同爆笑)。 |
ヴァルト | : | そうだよ(笑)。 |
ラック | : | してるだろうが(笑)。仕方ないだろう、俺は【ペナンスの邂逅】なんて厄介な因果律を持っているんだ。 |
レイン | : | “傭兵伯”の恐ろしさを知っているPCなら、一対一でそんな暴言吐けるとは思わんが? |
ラック | : | そうか、それもそうだな(笑)。ちとさっきまでのやり取りは無しにしてくれ(笑)。 |
GM | : | 分かったよ(笑)。 ではゲオルグが、 |
ゲオルグ | : | 「貴様ごときが俺の相手になるとは到底思えんがな。」 |
ラック | : | 「安心しろ、いずれウチのレインがお前を殺りに行く。」(一同大爆笑)。 |
レイン | : | ひ、人を巻き込むなぁ!(爆笑)。 |
GM | : | なんて野郎だ(笑)。 |
フェイム | : | 外道ですな(笑)。 |
ラック | : | 「奴は“ペナンス”の加護を得ているんだ。」 |
レイン | : | やめろ、相手に変な因縁を植え付けるな(笑)。 |
ヴァルト | : | 鬼だよ(笑)。 |
ラック | : | 「それまでその魔剣様を大事にしているんだな。」 |
ゲオルグ | : | 「ペナンスか、久しい名を聞いたな。貴様の役目は勇者を立たせる事か。まぁ良いだろう。せいぜい強い勇者を見つける事だな。」 |
GM | : | と言って、ゲオルグは席を立ち、宿を後にするね。 |
レイン | : | ゲフッ、ごふっ・・・・・・知らないところで寿命が減っている気がする(笑)。 |
フェイム | : | 友達は選ぼう(笑)。 |
GM | : | ちなみに、エリノアをどうするか考えてる? |
ヴァルト | : | 護れって言われてるんだよね。 |
レイン | : | ・・・・・・今まで会ってきた中で、一番安心して預けられるのはレオポルド伯か。 |
ヴァルト | : | そうだよね。あの人は良い人だったよね。私が面倒見ても良いんだけど、私はあくまで放浪者だからね。 |
GM | : | では最後が決まった。 |
エンディング4 | 新たな旅立ち | |
GM | : | ここは街の外。門の前といった所だね。君達2人とヴァルト、レオポルト伯、エリノアがいる。エリノアはレオポルト伯の私有の別荘で暮らす事になった。彼女の身体には≪爆散の印≫が張り付いたままだから、カーネイジの影響の強い“フェルゲン”にいるのはよろしくないだろうという事になり、レオポルト伯の保護の下で暮らす事になった。 |
エリノア | : | 「世話をかけたの。すまぬの、私はこのような身だ。おとなしく見守る事しかできぬ。」 |
レイン | : | では、「お家再興の機会には、またお呼びください。いつでも駆けつけます。」 |
エリノア | : | 「その時には、また存分に働いてもらうぞ。」 |
レイン | : | 最後までその態度は変わらんか(笑)。まあいいや「私の力がお役に立つならば。」 |
GM | : | ヴァルトにはもうひと仕事だ。エリノアを別荘まで護衛すること。 |
ヴァルト | : | かしこまりました。 |
ラック | : | そこに俺も登場するぞ。ついでにヴァルトも連れてくる。 |
GM | : | いや、もういるぞ。 |
レイン | : | 君だけがハブだったんだよ(笑)。 |
ラック | : | そうだったのか!(笑)。今何処にいる? |
フェイム | : | 街の入り口。 |
ラック | : | ならば丁度良い。これをやっていいのか知らんが、シャベルを持って空から降りてこよう。 |
ヴァルト | : | シャベル(笑)。でも、何してたか分かった。 |
ラック | : | 「町外れの見晴らしの良い丘に、クリステンの墓を建てた。どうせ街を出るんだろう、ついでに墓参りぐらいしていったらどうだ?」 |
レイン | : | やるね。 |
エリノア | : | 「それはかたじけない。道中立ち寄らせてもらうことにしよう。」 |
レイン | : | 宿舎からクリステンの遺品などを持ってきていたりはしないのか? |
ラック | : | ・・・・・・実はちゃんと持ってきていた(一同笑う)。 |
レイン | : | 渡してやれよ(笑)。 |
ラック | : | 「まぁ、これくらいの物しか残っていなかったがな。」と言って渡そう。 |
GM | : | エリノアは受け取ると、黙って礼をしてそのまま俯くね。 |
ラック | : | では、そのままスコップを持って空を飛んでいこう(一同笑う)。 |
フェイム | : | スコップに乗って?(笑)。 |
レイン | : | スコップにまたがって?(一同爆笑)。 |
ラック | : | どんな変態だ(笑)。 |
エリノア | : | 「不思議な御仁だのう。」 |
ラック | : | ほら、そういう事になっちまったじゃねぇか!(一同笑う)。 |
エリノア | : | 「では、わしはこれよりレオポルド伯の持つ領地の一つに行くことになる。ゲオルグめを討つ事ができなかったのが心残りだが、“ベルカディッツ”家の再興を信じて待つ事にしよう。ゲオルグはおぬし等にまかせたぞ。」 |
レイン | : | 「必ずや、朗報をお聞かせしましょう。」 |
エリノア | : | 「始終世話をかけた。」 |
ラック | : | 全くその通りだ(笑)。 |
エリノア | : | 「では出発しよう。道中、よろしく頼むぞ。」 |
ヴァルト | : | 「はい。」 |
GM | : | では2人は馬車に乗り込んだ。小さくなっていく馬車から、エリノアが手を振っている。 |
レイン | : | こちらも手を振って、送り出しますか。 |
フェイム | : | うい。 |
GM | : | ではここでシナリオ終了。 |